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JP6979522B2 - 複数のページングオケージョンに対して組み合わされるウェイクアップ信号 - Google Patents

複数のページングオケージョンに対して組み合わされるウェイクアップ信号 Download PDF

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Description

本発明の種々の例は、概して、ウェイクアップ信号の通信に関する。種々の例は、特に複数の端末に対する複数のページングオケージョンに関連付けられたウェイクアップ信号の通信に関する。
無線通信は、現代生活の中で不可欠な部分である。モノのインターネット(Internet Of Things:IOT)またはマシンタイプコミュニケーション(Machine Type Communication:MTC)などの種々の用途を可能にするために、無線通信の電力消費量を減らすことは重要な課題である。
無線通信の電力消費量を減らすための1つのアプローチは、ウェイクアップ技術を使用することである。ここで、端末/ユーザ端末(User Equipment:UE)は、2つの受信機、すなわち、1つのメイン受信機と低電力受信機とを備える場合がある。低電力受信機は比較的単純なアーキテクチャを実装することができるので、メイン受信機よりも作動中の電力消費が少ない場合がある。メイン受信機が非アクティブ状態に遷移するときに、低電力受信機は起動される場合がある。次いで、低電力受信機はウェイクアップ信号(Wake-Up Signal:WUS)を受信する場合があり、かつWUSの受信に応じてメイン受信機は、再度アクティブ状態に遷移し得る。ペイロードデータは、メイン受信機によって伝送および/または受信(通信)される場合がある。
第3世代パートナーシッププロジェクト(Third Generation Partnership Project:3GPP)のTSG RAN Meeting #74 contribution RP-1 62286 “Motivation for New Wl on Even further enhanced MTC for LTE”、3GPP TSG RAN Meeting #74 contribution RP62 26 “Enhancements for Rel-15 eMTC/NB-loT”、および3GPP TSG RAN WG1#88 R1 -17031 39 “Wake Up Radio for NR”にて、実装形態の例が記載されている。3GPP R2-1 708285を参照されたい。
WUSは、ページングインジケータに先だって送信される。ページングインジケータは、ページング制御チャネルで伝送される。WUSを検出する場合、UEは、ページング制御チャネル上の信号をリッスンする。WUSは、WUSが向けられたエンティティをUEが識別できるようにUEと関連付けられる。
このような技術は、ある種の制約および欠点に直面している。例えば、特にIOTフレームワークにおいて、ネットワークに接続しているUEの数が増えると、WUSシグナリングに起因する制御シグナリングオーバーヘッドが増大することが予想される。
したがって、先進のウェイクアップ技術が必要とされている。特に、先に確認した欠点および制約のうち少なくとも一部を克服または緩和することが必要とされている。
この必要性は、独立請求項の特徴によって満たされる。従属請求項は、実施形態を定義する。
この必要性は、独立請求項の特徴によって満たされる。従属請求項の特徴は、実施形態を定義する。
端末を作動させる方法は、複数のページングオケージョンに関連付けられたWUSを受信することを含む。複数のページングオケージョンは、複数の端末に対するものである場合がある。例えば、複数のページングオケージョンのそれぞれは、複数の端末のうち1つまたは複数に関連付けられてよい。方法はまた、WUSの上記受信に応じて、複数のページングオケージョンのうち少なくとも1つのページングオケージョンでページング信号をリッスンすることを含む。
コンピュータプログラム製品またはコンピュータプログラムは、制御回路によって実行されるプログラムコードを含む。プログラムコードの実行により、制御回路に端末を作動させる方法を実施させる。方法は、複数の端末に対する複数のページングオケージョンに関連付けられる場合があるWUSを受信することを含む。複数のページングオケージョンのそれぞれは、複数の端末のうち1つまたは複数に関連付けられてよい。方法はまた、上記WUS受信に応じて、複数のページングオケージョンのうち少なくとも1つのページングオケージョンでページング信号をリッスンすることを含む。
端末は、複数の端末に対する複数のページングオケージョンに関連付けられたWUSを受信するように構成された制御回路を備える。複数のページングオケージョンのそれぞれは、複数の端末のうち1つまたは複数と関連付けられてよい。制御回路はまた、上記WUS受信に応じて、複数のページングオケージョンのうち少なくとも1つのページングオケージョンで、ページング信号をリッスンするように構成される。
基地局を作動させる方法は、複数の端末に対する複数のページングオケージョンに関連付けられたWUSを伝送することを含む。複数のページングオケージョンのそれぞれは、複数の端末のうち1つまたは複数に関連付けられる。方法はまた、複数の端末のうち少なくとも1つに対する複数のページングオケージョンのうち少なくとも1つで、少なくとも1つのページング信号を伝送することを含む。
コンピュータプログラム製品またはコンピュータプログラムは、制御回路によって実行されるプログラムコードを含む。プログラムコードの実行により、制御回路に基地局を作動させる方法を実施させる。方法は、複数の端末に対する複数のページングオケージョンに関連付けられたWUSを伝送することを含む。複数のページングオケージョンのそれぞれは、複数の端末のうち1つまたは複数に関連付けられる。方法はまた、複数の端末のうち少なくとも1つに対する複数のページングオケージョンのうち少なくとも1つで、少なくとも1つのページング信号を伝送することを含む。
基地局は、複数の端末に対する複数のページングオケージョンに関連付けられたWUSを伝送するように構成された制御回路を備える。複数のページングオケージョンのそれぞれは、複数の端末のうち1つまたは複数に関連付けられる。制御回路はまた、複数の端末のうち少なくとも1つに対する複数のページングオケージョンのうち少なくとも1つで、少なくとも1つのページング信号を伝送するように構成される。
上記または下記の例では、複数のページングオケージョンのうち異なるものが、異なる端末に少なくとも部分的に関連付けられることが考えられる場合がある。したがって、ページングは、ページングオケージョン間で少なくとも部分的に異なる場合がある。別の例では、複数のページングオケージョンの異なるものが、同じ端末に関連付けられることが考えられる。言い換えると、UEの観点から、WUSとページングオケージョンとの間で1対Nのマッピングがあり得る。
上記および下記の例では、異なるまたは別個のページングオケージョンを使用することが可能である場合がある。したがって、異なるページングオケージョンは、それらの位置時間領域、コード領域でのそれらの位置、および周波数領域でのそれらの位置のうち少なくとも1つで互いに異なるものであってもよい。
このような技術によって、シグナリングオーバーヘッドを減少させたウェイクアップ技術を実装することが可能である。特に、複数のページングオケージョンに関連付けられた単一のWUSを提供することによって、複数のページングオケージョンを対象とする全体的な制御シグナリングを減らすことができる。
上記の特徴、および以下でさらに説明する特徴は、発明の範囲から逸脱することなく、示される対応する組み合わせだけでなく、他の組み合わせでも、または単独でも使用されてよいことを理解すべきである。
種々の例に従うコアネットワークおよび無線アクセスネットワークを含むネットワークを示す概略図である。 種々の例に従う複数のチャネル間のリソース割り当てを示す概略図である。 種々の例に従う無線アクセスネットワークのBSを示す概略図である。 種々の例に従うBSを介してネットワークに接続可能なUEを示す概略図である。 種々の例に従うUEの受信機を示す概略図である。 種々の例に従うUEの受信機を示す概略図である。 種々の例に従って、WUSを生成する方法を示す概略図である。 種々の例に従うWUSの受信を示す概略図である。 種々の例に従うUEとBSとの間のシグナリングのシグナリング図である。 種々の例に従って、UEが作動され得るモードを示す概略図である。 間欠受信サイクル、および種々の例に従ったモードに従う、異なる状態でのUEの受信機の作動を示す概略図である。 種々の例に従うUEのページングを示す概略図である。 種々の例に従うWUSを使用したUEのページングを示す概略図である。 参考実装形態に従うWUSとページングオケージョンとの関連付けを示す概略図である。 種々の例に従う単一のWUSと複数のページングオケージョンとの関連付けを示す概略図である。 種々の例に従う複数のページングオケージョンを示すWUSを示す概略図である。 種々の例に従う複数のページングオケージョンを示すWUSを示す概略図である。 種々の例に従う複数のページングオケージョンを示すWUSを示す概略図である。 種々の例に従う複数のページングオケージョンを示すWUSを示す概略図である。 種々の例に従う複数のページングオケージョンを示すWUSを示す概略図である。 種々の例に従う複数のページングオケージョンを示すWUSを示す概略図である。 種々の例に従う複数のページングオケージョンを示すWUSを示す図である。 種々の例に従う複数のページングオケージョンを示すWUSを示す図である。 種々の例示に従う方法のフロー図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に述べる。実施形態の以下の説明が、限定的な意味で解釈されるべきではないことを理解されたい。本発明の範囲は、以下の記載する実施形態または図面によって限定されることを意図するものではなく、それらは、単に例示的なものである。
図面は、概略表現と見なされるべきであり、また図面内に示された要素は必ずしも縮尺通りに示されているわけではない。むしろ、各種要素は、それらの機能および一般的な目的が当業者に明らかになるように表現されている。図中に示される、または本明細書に記載される、機能ブロック、装置、構成要素、もしくは他の物理的または機能的ユニット間の任意の接続または連結は、間接的な接続または連結によって実装されてよい。構成要素間の連結は、無線接続を介して確立されてよい。機能的ブロックは、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせで実装されてよい。
以下、ウェイクアップ技術について記載する。ウェイクアップ技術は、例えば、電力節約の目的で、UEがメイン受信機を低電力状態に遷移させることを可能にする。一部の例では、メイン受信機の低電力状態は、非アクティブ状態である場合がある。
非アクティブ状態は、メイン受信機のアクティブ状態と比べて、大幅に低減された消費電力が特徴である場合がある。例えば、メイン受信機は、一部またはすべての構成要素がシャットダウンされる場合があるような非アクティブ状態では、いずれのデータも受信する能力がない場合がある。さらにまた、メイン受信機の非アクティブ状態からのウェイクアップは、WUSによってトリガされる。
WUSは、UEの専用低電力受信機によって受信される場合がある。WUSは、低電力受信機による単純な時間領域オペレーションを促進することができる、例えば、オンオフ変調などの比較的単純な変調を行う場合がある。例えば、非コヒーレント復号が考えられる場合がある。非コヒーレント復号では、基準位相についての認識は信号検出に必要ではない。その他の例では、WUSは、低電力状態のメイン受信機によって受信される場合がある。この場合、WUSは専用の低電力受信機に提供されない場合がある。
低電力受信機およびメイン受信機は、同じハードウェアコンポーネント内部に実装されるか、少なくとも1つの異なるハードウェアコンポーネントによって実装される場合がある。
WUSは、ページング信号および/またはページングメッセージが通信される制御チャネルのブラインド復号をしないように助力する場合がある。典型的にはこのようなブラインド復号は、電力効率が比較的良くないので、WUSを使用することによって電力消費を低減することができる。このことは、以下でさらに詳しく説明する。例えば、3GPPシナリオでは、UEは、UE識別情報としてのP−RNTIに関して、(マシンタイプコミュニケーションの)制御チャネルMPDCCH、(LTEの)PDCCH、または(NB−IOTの)NPDCCHを、ページングオケージョン(Paging Occasion:PO)の間にブラインド復号することが想定される。P−RNTIを含むページングインジケータの存在が検出される場合、UEはページングメッセージ用の後続のPDSCHを引き続き復号する。しかし、PDSCHのページングメッセージは特定のUE向けではなく、他のUEのページングを示している場合がある。この場合、その特定のUEは、次のPOまでスリープに戻る必要がある。さらに、ページング頻度が非常に低い用途では、UEアイドルリスニングのコストは相対的に非常に高くなる場合がある。この条件下では、UEはいずれのページングインジケーションも受信することなしに、制御チャネルを監視する必要がある。マシンタイプコミュニケーション(MTC)では、対応するMPDCCH制御チャネルがそのセル内で使用される最大拡張カバレッジを表す最大繰り返し回数で伝送されるので、より悪化する可能性さえある。UE関連様式でWUSを準備することによって、UEは、ページング信号をむやみに復号する必要性なしに、その後のページングの可能性を認識することができる。これにより、電力消費を低減する。
しかし、このような参考実装形態は、複数のPOに対して、複数のWUSが複数のPOに関連付けられた複数のUEを対象とする必要があるという問題に直面している。これは、著しい制御シグナリングオーバーヘッドをもたらす可能性がある。
以下、WUS技術を通して、複数のUEを対象とすることを容易にする技術について説明する。本明細書に記載される技術は、低減された制御シグナリングオーバーヘッドを伴う複数のUEのウェイクアップを容易にする。
このことは、一定の例に従ってWUSごとに複数のPOを準備することによって達成される。したがって、WUSは、複数のPOに関連付けられることが可能である。言い換えると、WUSは、複数のPOでページング信号をリッスンするように、1つまたは複数のUEを制御することができる。したがって、WUSは、複数のPO、およびそれに関する複数のUEのページングを対象とする。これにより、POごとに1つのWUSを通信する必要性を回避でき、それにより、制御シグナリングオーバーヘッドを減らす。
したがって、各例によれば、UEのセットは、WUSを一緒に共有するグループである場合がある。複数のUEが同じPOを共有していない場合であっても、それら複数のUEは、同じWUSによってウェイクアップするか、またはスリープに入るかを指示される場合がある。
個々のUEは、複数のPOで重複してページングされる場合がある。
図1は、ネットワーク100に関する態様を示す。このようなネットワーク100は、本明細書で開示される種々の例、例えば、WUSの通信で用いられる場合がある。図1は、ネットワーク100のアーキテクチャに関する態様を示す。図1の例に従ったネットワーク100は、3GPP LTEアーキテクチャを実装する。
3GPP LTEフレームワークにおける、図1のネットワーク100の図は、例示的目的のみのためにある。類似の技術が、様々な種類の3GPP規定アーキテクチャに容易に適用可能である。例えば、本明細書に記載される技術は、3GPP eNB−loT、MTCシステム、または場合によっては5Gと呼ばれる3GPP新無線(New Radio:NR)システムに適用することができる。例えば、3GPP RP-1 61321、およびRP16 1324を参照されたい。さらに、それぞれの技術は、例えば、ブルートゥース(登録商標)、衛星ネットワーク、IEEE 802.11xWiFi技術などの様々な種類の非3GPP規定ネットワークに容易に適用することができる。
ネットワーク100は、BS101によって構成される無線アクセスネットワーク(Radio Access Network :RAN)を含む。UE102が、BS101を介してネットワークに接続される。無線リンク111が、UE102とBS101との間で画定される。
ネットワーク100は、コアネットワーク(Core Network:CN)112を含む。CN112(3GPP LTEの進化型パケットコア(Evolved Packet Core:EPC))は、RANと通信している。CN112は、制御層およびデータ層を含む。制御層は、ホーム加入者サーバ(Home Subscriber Server:HSS)115、モバイル管理エンティティ(Mobile Management Entity :MME)116、およびポリシー・課金規則機能(Policy and Charging Rules Function:PCRF)119などの制御ノードを含む。データ層は、サービングゲートウェイ(Serving Gateway:SGW)117、およびパケットデータネットワークゲートウェイ(Packet Data Network Gateway:PGW)118などのゲートウェイノードを含む。
例えば、対応するUE102がRRCアイドルモードで作動している場合、MME116は、UE102のCN始動ページングを制御する。MME116は、UE102の間欠受信(Discontinuous Reception:DRX)サイクルのタイミングを常時監視している場合がある。例えば、MME116は、データ接続160を確立する部分である場合がある。MME116は、BS101によるWUSおよび/またはページング信号の伝送をトリガする場合がある。
データ接続160は、対応するUE102が、RRC接続モードで作動している場合に確立される。UE102の現在の状態を常時監視するために、MME116は、UE102をECM接続またはECMアイドルに設定する。ECM接続の間、非アクセス層(Non-Access Stratum:NAS)接続が、UE102とMME116との間で継続される。NAS接続は、モビリティ制御接続の一例を実装する。
CN112のネットワークノード115から119、121の基本的機能および目的は、この文脈では詳細な説明は必要がないような当該技術分野において周知のものである。
データ接続160は、RANを介してUE102とCN112のデータ層との間で、かつアクセスポイント121に向けて確立される。例えば、インターネットまたは別のパケットデータネットワークとの接続は、アクセスポイント121を介して確立される場合がある。データ接続160を確立するために、対応するUE102は、例えば、ネットワークページング、および任意選択で先行するWUSの受信に応じて、ランダムアクセス(Random Access:RACH)プロシージャを実施する可能性がある。パケットデータネットワークまたはインターネットのサーバは、ペイロードデータがデータ接続160を介して通信されるサービスをホストする場合がある。データ接続160は、専用ベアラまたはデフォルトベアラなどの1つまたは複数のベアラを含む場合がある。データ接続160は、例えば、概して、レイヤ2のOSIモデルのレイヤ3であるRRC層で画定される場合がある。したがって、データ接続160の確立は、OSIネットワーク層制御信号を含む場合がある。データ接続160を用いて、時間−周波数リソースを物理UL共有チャネル(Physical UL Shared Channel:PUSCH)および/または物理DL共有チャネル(Physical DL Shared Channel:PDSCH)などのペイロードチャネルに割り当てて、ペイロードデータの伝送を促進する場合がある。物理DL制御チャネル(Physical DL Control Channel:PDCCH)などの制御チャネルは、制御データの伝送を促進する場合がある。物理UL制御チャネル(Physical UL Control Channel:PUCCH)もまた実装される場合がある。図2は、時間−周波数グリッドで、異なる通信チャネル261から263に割り当てられた時間−周波数リソースを示す。
図2は無線リンク111に実装されるチャネル261から263に関する態様を示す。無線リンク111は、複数の通信チャネル261から263を実装する。チャネル261から263の1つまたは複数のサブフレームを含む各伝送フレーム(例えば、無線フレームによって実装される)は、一定の時間長を占める。各チャネル261から263は、時間領域と周波数領域とで画定された複数のリソースを含む。例えば、リソースは、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:OFDM)に従って、符号化および変調されたシンボルに対して画定される場合がある。リソースは、時間−周波数リソースグリッドで画定される場合がある。
例えば、第1チャネル261は、WUSを搬送してもよい。WUSは、UE102が対応するアイドルモードのときに、ネットワーク100(例えば、MME116)がUE102にページングを行うことを可能にする。したがって、WUSは、チャネル261の専用リソースで通信されてよい。
第2チャネル262は、UE102が対応するアイドルモードのときに、ネットワーク100(例えば、MME116)がUE102にページングを行うことを可能にするページング信号またはページングインジケータを搬送してもよい。したがって、ページング信号またはページングインジケータは、チャネル262の専用リソースで通信されてよい。通常、ページングインジケータはPDCCHで通信される。
上記のことから理解されるように、WUSとページング信号とは異なるチャネル261、262で伝送されるので、互いに異なるものであってよい。異なるリソースが、異なるチャネル261から263に割り当てられてよい。
さらに、第3チャネル263は、UE102およびBS101によって実装される所定のサービスに関連付けられた上位層ユーザプレーンデータパケットを搬送するペイロードメッセージ(ペイロードチャネル263)に関連付けられる。ユーザデータメッセージは、ペイロードチャネル263を介して伝送されてよい。E−UTRAN RATによれば、ペイロードチャネル263は、PDSCHまたはPUSCHである場合がある。あるいは、制御メッセージは、チャネル263、例えば、ページングメッセージを介して伝送されてもよい。
図3は、BS101を概略的に示す。BS101は、インターフェース1011を含む。例えば、インターフェース1011は、アナログフロントエンドおよびデジタルフロントエンドを含んでもよい。BS101は、例えば、1つまたは複数のプロセッサおよびソフトウェアによって実装される制御回路1012をさらに含む。例えば、制御回路1012によって実行されるプログラムコードが、不揮発性メモリ1013に記憶されていてもよい。本明細書で開示される種々の例では、種々の機能、例えば、WUSの伝送、複数のUEに対する複数のPOと関連付けられたWUSの生成などが、制御回路1012によって実装される場合がある。
図4は、UE102を概略的に示す。UE102は、インターフェース1021を含む。例えば、インターフェース1021は、アナログフロントエンドおよびデジタルフロントエンドを含んでもよい。一部の例では、インターフェース1021は、メイン受信機および低電力受信機を含む場合がある。メイン受信機および低電力受信機のそれぞれが、アナログフロントエンドおよびデジタルフロントエンドをそれぞれ含んでもよい。UE102は、例えば、1つまたは複数のプロセッサおよびソフトウェアによって実装される制御回路1022をさらに含む。制御回路1022は、ハードウェアに少なくとも部分的に実装されていてもよい。例えば、制御回路1022によって実行されるプログラムコードが、不揮発性メモリ1023に記憶されていてもよい。本明細書で開示される種々の例では、種々の機能、例えば、WUSの受信、メイン受信機の非アクティブ状態とアクティブ状態との間の遷移、メイン受信機および/または低電力受信機のDRXサイクルの実装、WUSに基づくPOの識別などが、制御回路1022によって実装される場合がある。
図5は、UE102のインターフェース1031に関して詳細を示す。特に、図5は、メイン受信機1351および低電力受信機1352に関する態様を示す。図5では、メイン受信機1351と低電力受信機1352とは、別々のエンティティとして実装されている。例えば、それらは異なるチップに実装されてもよい。例えば、それらは異なるハウジングに実装されてもよい。例えば、それらは共通の電源装置を共有していなくてもよい。
シナリオ図5は、メイン受信機を非アクティブ状態で作動させるときに、メイン受信機1351の一部またはすべてのコンポーネントの電源を切ることができるようにする場合がある。本明細書に記載される種々の例では、続いて、低電力受信機1352を使用してWUSを受信することが可能である場合がある。また、低電力受信機1352は、例えば、DRXサイクルに従って、非アクティブ状態とアクティブ状態との間で切り換えられてよい。
例えば、メイン受信機1351が電源を入れられる場合、低電力受信機1352は電源を切られてもよく、逆も同様である。したがって、メイン受信機1351と低電力受信機1352とは、作動時に(図5の矢印で示されている)相互関係があってもよい。
図6は、UE102のインターフェース1031に関して詳細を示す。特に、図6は、メイン受信機1351および低電力受信機1352に関する態様を示す。図6では、メイン受信機1351と低電力受信機1352とは、共通エンティティとして実装されている。例えば、それらは共通チップに実装されて(すなわち、共通ダイに集積されて)いてもよい。例えば、それらは共通のハウジングに実装されてもよい。例えば、それらは共通の電源装置を共有していてもよい。
シナリオ図6は、例えば、WUSのウェイクアップ受信機1352による受信と、メイン受信機1351による受信との間の遷移で、特段の低遅延を可能にする場合がある。
図5および6では、シナリオにはメイン受信機1351と低電力受信機1352とが、共通アンテナを共有している場合が示されているが、他の例では、インターフェース1031が、メイン受信機1351および低電力受信機1352用に専用の各アンテナを含むことも可能である。
図5および6の例では、シナリオには専用の低電力受信機1352がある場合が示されているが、他の例では、低電力受信機がない場合もある。その代わりに、WUSは、低電力状態のメイン受信機1351によって受信される場合がある。例えば、メイン受信機1351は、低電力状態で、WUS以外の普通のデータを受信しないように適合されてもよい。その場合、WUSの受信に応じて、メイン受信機1351は、例えば、PDSCHまたはPDCCHなど上の普通のデータを受信するように適合されている高電力状態に遷移してもよい。
図7は、種々の例に従った方法のフロー図である。図7は、WUSを構築または生成することに関する態様を示す。
例えば、図7に従った方法は、BS101の制御回路1012によって実行される可能性がある。図7は、WUSの系列設計に関する態様を示す。本明細書に記載される種々の例では、図7の方法に従ってWUSを構築することが可能である場合がある。
まず、一定のベース系列が選択される(2001)。例えば、ベース系列は、ランダムに生成されたビットのセットであってもよい。例えば、ベース系列は、UEまたはUEのグループに対して一意なものであってもよい。例えば、ベース系列は、複数の候補POから選択された複数のPOに対して一意なものであってもよい。例えば、ベース系列は、ネットワーク100のセルに対して一意なものであってもよい。例えば、ベース系列は、Zadoff−Chu系列、直交または準直交系列のセットから選択される系列、およびウォルシュ・アダマール系列を含むグループから選択されてよい。例えば、特定のベース系列またはベース系列のタイプの選択は、WUSの系列設計によって決まる場合がある。例えば、WUSのベース系列の系列長の設定は、WUSの系列設計によって決まる場合がある。ベース系列の選択は、WUSの系列設計によって決まる場合がある。
一部の例では、異なるベース系列が、異なるWUS向けに選択されてもよい。特に、ベース系列は、WUSの目的の配信先に基づいて、すなわち、WUSが伝送されることになる特定のUE102に応じて選択されてもよい。言い換えると、ベース系列は、WUSの目的の配信先として対応するUE102に、一意的に関連付けられることが可能である場合がある。異なるUEが、異なるベース系列によって対象とされてもよい。したがって、ベース系列は、識別情報コードとも呼ばれる場合がある。このことにより、UE関連となるWUSを実装することが可能である場合がある。別の可能性としては、1つのベース系列を2つ以上のUEと関連付けることがある。また、このようなシナリオでは、WUSは、UE関連であり、特に、複数のUEに関する。したがって、WUSは、2つ以上のUEのグループと関連してもよい。
次に、拡散がベース系列に適用されてよい(2002)。ビット系列を拡散するときに、入力ビット系列は、拡散系列で拡散/乗算される。これは、拡散係数Kによって、入力ビット配列の長さを増大させる。結果として生じるビット系列は、入力ビット系列に拡散係数を掛けたものと同じ長さである場合がある。拡散の詳細は、拡散パラメータによって設定することができる。例えば、拡散パラメータは、拡散系列、例えば、拡散系列の長さまたは拡散系列の個々のビットを指定してもよい。拡散パラメータの設定は、WUSの系列設計によって決まる場合がある。
次に、スクランブリングが、拡散されたベース系列に適用されてよい(2003)。スクランブリングは、1つまたは複数の規則に従って、入力ビット系列のビットの系列を交換する、または入れ替えることに関連する場合がある。スクランブリングは、入力ビット系列のランダム化を施す。スクランブリングコードに基づいて、元のビット系列は、配信先で再現可能である。スクランブリングの詳細は、スクランブリングパラメータによって設定され得る。例えば、スクランブリングパラメータにより、1つまたは複数の規則を識別できる。例えば、スクランブリングパラメータは、スクランブリングコードに関する場合がある。スクランブリングパラメータの設定は、WUSの系列設計によって決まる場合がある。
一部の例では、さらにWUSにチェックサムを追加することが考えられる場合がある。チェックサムの追加は、WUSの系列設計によって決まる場合がある。例えば、チェックサム保護パラメータは、チェックサムを含むか、または含まないかを設定してもよい。例えば、チェックサム保護パラメータは、チェックサムの長さを設定してもよい。例えば、チェックサム保護パラメータは、例えば、異なる誤り訂正アルゴリズムなどに従って、チェックサムのタイプを設定してもよい。
一部の例では、WUSにプリアンブルを追加することが考えられる場合がある。プリアンブルは、プリアンブルビットの系列を含んでもよい。例えば、プリアンブルビットの系列は、特定の長さを有してもよい。プリアンブルビットの系列は、例えば、バースト誤りなどが存在する場合であっても、WUSの堅牢な識別を可能にする場合がある。プリアンブルの存在、プリアンブルの長さ、および/またはプリアンブル系列のタイプなどは、WUSの系列設計のプリアンブルパラメータに従って設定することができる性質のものであり得る。
図8は低電力受信機1352によって、受信されるWUS4003の処理に関する態様を示す。アナログフロントエンド1361は、ベースバンド内のWUS4003に対応するビット系列を、デジタルフロントエンド1369に出力する。
本明細書に記載される種々の例では、WUS4003を識別するために、時間領域および/または周波数領域処理が用いられる。時々、それぞれの処理は、シンボル系列に関する場合がある。代替または追加として、それぞれの処理は、ビット系列に関する場合がある。例えば、処理(例えば、相関)が受信機の高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform:FFT)出力である場合、その処理は、シンボル系列に関する場合がある。例えば、処理(例えば、相関)が復調出力の後、例えば、M−QAMまたはPSK出力の後である場合、その処理は、ビット系列に関する場合がある。
デジタルフロントエンド1369によるWUSの処理は、例えば、ページングインジケータの処理と比べて比較的単純にすることができる。従来のLTEでは、一旦、UEがPOをスケジュールされると、すなわち、ページングインジケータをリッスンするために割り当てられると、UEは、PDCCHを復号する準備ができていると予想される。したがって、ページング信号は、P−RNTIおよびP−RNTIでスクランブルされるPDCCHチェックサムなどの一時的な識別情報を含む場合がある。ページングインジケータは、PDCCHで伝送される場合がある。PDCCH計算は、特にMTCでは電力を消費する可能性がある。
それとは異なり、WUSは、PDCCHから独立して伝送することができる。専用リソースを、WUSに割り当てることができる。WUSは、UEがPDCCHにアクセスする前に伝送することができる。一旦、UEが、そのUEに割り当てられたWUSを検出すると、UEはPDCCHの復号を開始することができる。
WUSおよびページング信号は、異なる物理チャネル261、262を用いてもよい。WUSは、UE固有識別のためにページング信号に含まれているP−RNTIの参照を含んでいなくてもよい。WUSは、ページング信号の受信および復号よりも、UEの計算/算出の必要が少なくなるように設計することができる。
例えば、WUSに関しては、ターボコード、畳込み符号などの、チャネルコーディングを行うことが好ましくない場合がある。WUSは、より高次な変調では作動しないような堅牢な信号であり得る。それは、オンオフ変調(On-Of-Keying:OOK)、BPSKなどの低次変調であり得る。WUSは、低ピーク対平均電力比特性を有する変調スキームを用いてもよい。WUSは、ランダムなビットおよび/または系列信号であり、UEまたはUEのグループに割り当てられる一意なものであり得る。
次に、逆スクランブル機能1362が、逆スクランブルを実施する。
続いて、逆拡散機能1363が、適用される。
閾値ユニット1364が、その隣に設けられている。
系列復号器1365は、ビット系列への復号化アルゴリズムを用いる。最後に、送信部で用いられたベース系列が、続いて再構成される。
その場合、ベース系列と参照系列との間で相互相関を実施することが可能である。相互相関が有意な結果をもたらす場合、WUS4003は、特定のUE102、および場合によっては別のUEに対して対象とされたと判断することができる。
次いで、上記相互相関に基づいて、メイン受信機1351を非アクティブ状態からアクティブ状態に選択的に遷移させることが可能である。
ベース系列の拡散および/またはスクランブリングによって、より確実な相互相関が実施可能である。例えば、ベース系列の拡散により、電波を通じて伝送されるWUS4003向けにより長い系列が得られる。より長い系列は、概して、相互相関を実施するときに、誤検知に対してより堅牢である。図9は、シグナリング図である。図9は、UE102とBS101との間の通信に関する態様を示す。図9は、WUS4003を伝送および/または受信(通信)することに関する態様を示す。本明細書に記載される種々の例に従って、図9に関して記載されるこのような技術は、WUS4003を通信するために用いることができる。特に、図9はまた、本明細書に記載される種々の例で用いられる場合があるWUSの通信と、ページング信号4004およびページングメッセージ4005の通信との相互関係に関する態様を示す。
3001で、制御メッセージ4001が通信される。例えば、制御メッセージは、制御チャネル262、例えば、PDCCHで、通信される場合がある。例えば、制御メッセージは、レイヤ2またはレイヤ3制御メッセージであることがある。制御メッセージは、RRC/上位層シグナリングに関するものである場合がある。例えば、制御メッセージ4001は、例えば、セルに関連付けられたシステム情報ブロックでブロードキャストされる場合がある。
本明細書に記載される種々の例で使用される場合がある制御メッセージ4001は、UE102によって実装されるウェイクアップ技術と関連する一定の特性を示してもよい。例えば、制御メッセージは、WUSの少なくとも1つのパートの堅牢性のレベルを構成してもよい。例えば、制御メッセージ4001は、WUS向けに用いられる変調および/またはコーディングスキーム(Modulation and/or Coding Scheme:MCS)を示してもよい。例えば、制御メッセージ4001は、WUのベース系列の長さを示してもよい。例えば、制御メッセージ4001は、WUS4003の系列設計構成を示してもよい。例えば、制御メッセージ4001はPOとUEとの間の固定マッピングを示してもよい(例えば、任意のWUS伝送に対して相対的に画定されてよい)。例えば、制御メッセージ4001は、固定時間−周波数位置を示してもよい(例えば、任意のWUS伝送に対して別々に画定されてよい)。制御メッセージ4001を実装して、WUS4003の系列設計構成を示すことによって、WUS4003の系列設計構成を動的に調整することが可能である。
3001で、制御メッセージ4001を通信することは、任意選択である。概して、WUSの系列設計構成の種々の特徴および/または従属性は、予め構成されてもよい。その場合、明示的な制御信号を必要としなくてもよい。
3002で、ユーザデータメッセージ4002が通信される。例えば、ユーザデータメッセージ4002は、ペイロードチャネル263で通信されてもよい。例えば、ユーザデータメッセージ4002は、例えば、ベアラの一部としてなど、データ接続160に沿って通信されてよい。
その場合、UE102とBS101との間でそれ以上のデータは通信されない。伝送バッファは空である。これは、タイマをトリガしてもよい。例えば、タイマは、UE102に実装されていてもよい。非アクティブスケジュール201に従う一定のタイムアウト期間セットの後に、UE102のメイン受信機1351は、アクティブ状態から、非アクティブ状態384に遷移される(3003)。このことは、UE102の電力消費を低減するために行われる。例えば、メイン受信機1351が非アクティブ状態384に遷移する前に、制御チャネル262での適切な制御シグナリングによって、データ接続160を解除することが可能である(図9には示さず)。4001および4002は、メイン受信機1351で通信される。タイムアウト持続時間201は、非アクティブ状態384に遷移するためのトリガ基準の実装形態の一例であり、他のトリガ基準も可能である。
WUS4003を通信する複数のウェイクアップオケージョンは、次に、リソース202を再発生させることによって実装される。例えば、リソース202は、メイン受信機1951を用いる通信に使用される時間−周波数グリッドで定義された無線リソースであってもよい。これにより、BS101と通信する別のUEとの干渉をさける。ウェイクアップオケージョンは、ページングフレーム内に配置されてよい。
ある時点で、BS101は、WUS4003を伝送する(3004)。これは、伝送バッファ内に、UE102への伝送向けにスケジュールされたDLデータ(例えば、ペイロードデータまたは制御データ)があることが理由である場合がある。WUS4003の伝送に対する別のトリガ基準が考えられる。WUS4003は、UE102によって受信される。
WUS4003の受信に応じて、UE102のメイン受信機1351は、アクティブ状態に遷移する(3005)。
続いて、3006で、ページングインジケータ4004が、BS101によってUE102に伝送される。それぞれのPOは、WUS4003が通信された、ウェイクアップオケージョンに関連付けられる。ページングインジケータ4004は、メイン受信機1351によって受信される。例えば、ページングインジケータは、チャネル262、例えばPDCCHで伝送されてよい。例えば、ページングインジケータは、UE102の一時的なまたは静的な識別を含んでもよい。ページングインジケータは、多義的な国際移動体加入者識別番号(International Mobile Subscriber Identity :IMSI)など各UEの一意な識別情報から導き出される場合があるので、そのインジケータは複数のUEを示すこともある。ページングインジケータ4004に含まれる場合がある1つまたは複数のUEの識別情報の例としては、3GPP LTEフレームワークのページング無線ネットワーク一時識別子(Paging Radio Network Temporary Identifier:P−RNTI)が挙げられる。P−RNTIは、特定のUEではなく、UEのグループを指し示す場合がある。P−RNTIは、ページングされる加入者のIMSIから導き出され、BSによって作成される場合がある。
例えば、WUSが既にUE固有である場合、このページングインジケータは、単に制御メッセージであることがあり、例えば、P−RNTIの代わりに、セル無線ネットワーク一時識別子(Cell Radio Network Temporary Identifier:C−RNTI)を含む場合がある。例えば、ページングインジケータは、UE関連インジケータを含まないが、単に、例えば、セル関連インジケータを含むことが考えられる。
ページングインジケータ4004はまた、3007で、ページングメッセージ4005を通信するために使用されるMCSに関する情報を含んでもよい。ページングメッセージ4005は、共有チャネル263、例えば、PDSCHで通信されてよい。概して、ページングインジケータ4004およびページングメッセージ4005は、異なるチャネルで通信されてよい。ページングメッセージ4005は、ページングインジケータ4004によって示されたMCSに従って、変調および符号化されてよい。したがって、UE102が最初にページングインジケータ4004を、次にページングメッセージ4005を受信することが必要である場合がある。
次に、3008で、データ接続160が、UE102とBS101との間でセットアップされる。これは、ランダムアクセスプロシージャおよび無線リソース制御(Radio Resource Control:RRC)セットアップを含んでもよい。
最後に、3009で、新たにセットアップされたデータ接続160を使用して、ULまたはDLユーザデータメッセージ4002は通信される。
図9によって明らかなように、3005で、メイン受信機1351をアクティブ状態に遷移させると、データ接続160を再確立させる必要がある。このために、データ接続160がセットアップまたは継続されていない場合、メイン受信機1351の非アクティブ状態384の間、UE102は、アイドルモードで作動する。しかし、本明細書に記載される種々の例では、UE102が非アクティブ状態384の間に作動する特定のモードの別の実装形態が考えられる。
図10は、UE102が作動する場合がある異なるモード301から305に関する態様を示す。図10はまた、種々のモード301から305でのWUSおよびページング信号の通信の関連付けに関する態様を示す。本明細書に記載される種々の例では、WUSは、UE102の一定の作動モード304、305で通信されることが可能である。
接続モード301の間、データ接続160はセットアップされている。例えば、デフォルトベアラおよび任意選択で1つまたは複数の専用ベアラが、UE102とネットワーク100との間でセットアップされてよい。次に、電力消費を低減するために、接続モード301から、メイン受信機1351のDRXサイクルを伴う接続モード302に遷移することが可能である。DRXサイクルは、オン期間およびオフ期間を含む。オフ期間の間、メイン受信機1351はデータを受信する能力がない。DRXサイクルのタイミングは、BS101が接続モードDRXサイクルのオン期間で任意のDL伝送を整合できるようにUE102とBS101との間で同期される。ベアラ/データ接続160は、モード302の際にセットアップが維持される。
さらなる電力低減を達成するために、アイドルモード303で実装することが可能である。アイドルモード303もまた、UE102のメイン受信機1351のDRXサイクルと関連付けられる。しかし、アイドルモード303のDRXサイクルのオン期間の間、メイン受信機1351は、ページングインジケータおよび任意選択でページングメッセージを受信するためのみに適合される。例えば、これは、アイドルモード303でのDRXサイクルのオン期間の間、メイン受信機1351によって監視される必要がある特定の帯域幅を制約することを助力する可能性がある。これにより、例えば、接続モード302と比べて、電力消費のさらなる低減を助力することができる。
モード301から303では、メイン受信機1351は、アクティブ状態で作動される。低電力受信機1352は、必要とされない。
図10の例では、さらに2つのモード304、305が示されている。モード304、305の両方は、メイン受信機1351が非アクティブ状態384で作動される場合のシナリオに関する。それゆえ、モード304、305の間、メイン受信機1351は、持続的にスイッチが切られ、特に、いかなるオン期間の間もスイッチは入れられない。それとは異なり、モード304、305の間に、例えば、低電力受信機1352の対応するDRXサイクルに従って、低電力受信機1352がアクティブ状態で少なくとも時々作動する。
モード304では、UE102とネットワーク100との間でデータ接続160が継続される。例えば、それぞれのレジストリエントリが、例えば、MME116などのコアネットワークモビリティノードで、UE102およびネットワーク100によって継続されてよい。モード304への遷移は、非アクティブスケジュール201によって決定されてよい。モード304では、WUSの通信に応じて通信される別の信号が、データ接続160に関連付けられたユーザデータメッセージを直接符号化することが可能である。ランダムアクセスプロシージャは必要とされない。したがって、このような例では、ネットワーク100とUE102との間のデータ接続160が確立されてよく、次に、接続160が確立されている間、WUSは通信されてよい。このようなシナリオでは、BS101は、メイン受信機1251の非アクティブスケジュール201に応じて、DL共有チャネルのDLユーザデータメッセージに割り当てられたリソースを示すDLスケジューリンググラントを伝送するか、WUSを伝送するかを選択しなければならない場合がある。UE102は、モード304で、DL制御情報(DL Control Information:DCI)を繰り返しリッスンする必要はない。モード304は、場合によっては、例えば、BS101によるより複雑な管理作業という犠牲を払って、ペイロードデータの低遅延伝送を提供する。
それとは異なり、モード305では、UE102とネットワーク100との間のデータ接続160は継続されない。ページングによってトリガされるランダムアクセスプロシージャが、必要とされる場合がある(図10参照)。
図10の例では、低電力受信機モード304、305の両方が低電力受信機1532のDRXサイクルを実装するシナリオが示されている。したがって、WUS4003は、DRXサイクルのタイミングに応じて通信される。しかし、概して、低電力受信機1352が、持続的にWUSを受信するように適合されるように、すなわち、オン期間およびオフ期間を実装せずに、モード304、305を実装することも可能である。
図11は、それぞれのモード301から305の間の切換に関する態様を示す。さらに、図11は、DRXサイクル370を用いる態様も示す。WUSの通信に関して本明細書に記載される種々の例の前述の技術を用いることが可能である。
まず、UE102は、接続モード301で作動する。これにより、メイン受信機1351がアクティブ状態381で持続的に作動するので、高レベルで持続的な電力消費が生じる。その場合、電力消費を低減するために、DRXを伴う接続モード302が起動される。ここでは、アクティブ状態381および非アクティブ状態384で選択的に作動している、メイン受信機1351のオン期間371およびオフ期間372が示されている。
さらに電力消費を低減するために、次に、アイドルモード303が起動される。これは、データ接続160を解除することを伴う。やはり、この場合も、アイドルモード303は、オン期間371およびオフ期間372を含むDRXサイクルを用いる。アイドルモード303では、接続モード302と比べると、アクティブ状態382で作動しているメイン受信機1351の可能出力を減らすことができるので、モード303でのオン期間371は、接続モード302でのオン期間371と比べると、より低い電力消費と結び付けて考えられる。アイドルモード303の間のアクティブ状態382のときに、メイン受信機1351は、ページング信号の受信のみを予測する。
最後に、さらに電力消費をいっそう低減するために、アイドルモード305が起動される。アイドルモード305に遷移するとすぐに、メイン受信機1351は、アクティブ状態381、382から非アクティブ状態384に持続的に遷移する。DRXサイクル370は、再び、DRXサイクル周期/長375に従ってオン期間371およびオフ期間372を含んで実装される。ここで、オン期間371は、ウェイクアップオケージョンを画定する。
DRXサイクル370は、低電力受信機1352をアクティブ状態383と、非アクティブ状態384との間で切り換えることによって実装される(図11の破線)。
種々の状態381から384は、例証のみである。図では、メイン受信機が、DRX接続モード302のときに完全な非アクティブ状態384に遷移せず、むしろ、オフ期間372では、381と384との間の中間状態であると見なすことができると考えられる。
図12は、アイドルモード303でUEを作動させることに関する態様を示す。特に、図12は、ページング信号4004およびページングメッセージ4005をリッスンすることに関する態様を示す。図12はまた、参考実装形態に従うUE102とBS101との同期、およびチャネルセンシングを実施することに関する態様も示す。
6001では、オフ期間372が満了して、オン期間371が開始する。この時点では、UE102の受信機1351は、ページング信号4004を受信するために適合されるアクティブ状態382に遷移される(図11参照)。しかし、ページング信号4004を受信する前に、UE102は、6002で受信機1351を介して同期信号を受信する。同期信号に基づいて、時間領域および周波数領域の両方で、BS101とUE102との同期が可能である。
次に、6003で、場合によりパイロット信号またはチャネル参照信号(Channel Reference Signal:CRS)とも呼ばれる参照信号4102が受信される。参照信号4102に基づいて、チャネルセンシングが実施可能である。チャネルセンシングは、BS101とUE102との間のチャネルの通信信頼性測定を容易にする。UE102とBS101との間のチャネルの通信信頼性が充分である場合、次に、6004でページング信号4004を受信することができる。ページング信号4004は、UE102に関連付けられたインジケータを含む場合があり、その場合、6005で、ページングメッセージ4005を受信することができる。図12のシナリオでは、6004で、特定のUE102はページングされず、その場合、ページングメッセージ4005は受信されない。したがって、受信機1351は、後続のオフ期間372の間、非アクティブ状態384に再び遷移する。ページングメッセージ4005を受信する場合のPDSCHでのブラインド復号は必要とされない。
図13は、アイドルモード305でUEを作動させることに関する態様を示す。具体的には、図13は、WUS4003、ページング信号4004およびページングメッセージ4005をリッスンすることに関する態様を示す。図13はまた、UE102とBS101との同期、およびチャネルセンシングに関する態様を示す。
図13のシナリオは、概して、図12のシナリオに対応している。しかし、図13のシナリオでは、6004で、ページング信号4004を受信する前に、6006で、WUS4003が受信される。WUS4003は、DRX370と時間整合されて通信される。6006でWUSの受信を可能にするために、6002で、BS101によってブロードキャストされる同期信号4101が受信され、かつ6003で、BS101によってブロードキャストされる参照信号4102が受信される。
WUS4003は、ページング信号4004に関連付けられたPOを示している。したがって、WUS4003を受信すると、UE102は、対応するPOでページング信号4004を受信するその後の試みが通知されてよい。WUS4003とPOとの関連付けの詳細は、図14と共に示される。
図14は、参考実装形態に従って、複数のWUS4003−1、4003−2、4003−3を通信することに関する態様を示す。種々のWUS4003−1、4003−2、4003−3は、ウェイクアップオケージョンに従って通信される。ウェイクアップオケージョンは、DRXサイクル370と時間整合される場合がある。
図14のシナリオでは、それぞれのWUS4003−1から4003−3が、異なるPO4901、4902、4903に関連付けられている。例えば、WUS4003−1はPO4901に関連付けられ、WUS4003−2はPO4902に関連付けられ、WUS4003−3はPO4903に関連付けられる。
PO4901から4903は、ページングフレーム4900に含まれる。ページングフレーム4900は、対応する制御チャネルのリソース202のセットを割り当てる場合がある。典型的には、伝送プロトコルは、無線フレームを用いる。例えば、無線フレームは、複数のサブフレームを含むことがある。無線フレームは、5msから50msの間、典型的には10msの時間長である場合がある。無線フレームの系列では、PO4901から4903は、例えば、一部の無線フレームのみに準備される場合がある。これらの無線フレームは、典型的にはページングフレームと呼ばれる。図14に示すように、ページングフレーム4900ごとに、複数のPO4901から4903が存在する場合がある。
図14では、各PO4901、4902、4903に対して、対応するウェイクアップオケージョンおよび対応するWUS4003−1、4003−2、4003−3が必要とされる。したがって、図14の参考実装形態は、リソース効率が悪い。WUSの数は、POの数で拡大縮小する。したがって、概して、WUSの数は、UEの数が増える場合に、大幅に増える傾向がある。各例に従って、このような欠点は緩和される。各例に従って、単一のWUSは、複数のPOに関連付けられてよい。このようなシナリオは図15に示される。
図15はWUS700を通信することに関する態様を示す。WUS700は、複数のPO4901、4902、4903に関連付けられる。WUS700は、BS101によって伝送され、かつUE102によって受信されてよい。それぞれのPO4901、4902、4903は、異なるUEに関連付けられてよい。概して、各POは、1つのUEまたはUEのグループのページングに関連付けられてよい。
図15では、PO4901、4902、4903は、時間領域でオフセットされる。本明細書に記載される種々のシナリオでは、例えば、多重PO時間領域、コード領域、および/または周波数領域をオフセットする様々な多重化技術が、POに関して実装されてよい。したがって、それぞれのPOに関連付けられた異なるUEは、個別に対象とされる場合がある。
図15の例では、次に、BS101は、PO4901、4902、4903のすべてでページング信号4004を伝送する。概して、ページング信号4004は、WUS700が関連付けられている各PO4901、4902、4903で伝送される必要はない。例えば、下りリンクデータが伝送するのに待ち行列に入れられているかどうかに応じて、ページング信号4004が伝送されてよいか、あるいは伝送されなくてよいかが決まる。
それぞれのPO4901から4903は、異なるUEのPOに対して提供されてよい。したがって、単一のWUS700によって、複数のUEのページングを実装することが可能である。したがって、WUSは、複数のUEの間で共有され得る。複数のUEが、グループに分けられて、各グループをそれぞれのPOに関連付けることができる。これにより、制御シグナリングオーバーヘッドを低減する。
WUS700を実装するために可能な種々の選択肢がある。このような選択肢は、図16から21に関して記載される。
図16は、WUS701の例示的実装形態に関する態様を示す。WUS701は、複数のPOに関連付けられる。WUS701は関連付けられる複数のPOのそれぞれを明確に示してはいない。WUS701はまた、複数のPOを通してページングされてよい種々のUEも明確に示していない。むしろ、WUSは、次のページングのみを示している。その場合、関連するすべてのUEは、関連するPO4901から4903でページング信号をリッスンすることがある。
1つのシナリオでは、WUS701は、その中で関連するPO4901から4903が提供される1つまたは複数のページングフレームを示すことが考えられる(図16には示さず)。
例えば、本明細書に記載される種々の例では、UEが関連付けられた特定のPO4901から4903は、数式に基づくものであってよく、その数式は、入力パラメータ、UEの識別情報、またはUEに関連付けられた加入者の識別情報(例えば、国際移動体加入者識別番号(IMSI))として受信されてよい。別の入力パラメータは、ページングフレームのフレーム番号であってもよい。したがって、フレーム番号を決定し、かつIMSIを使用することにより、UEは、WUS700を受信した後に、それ自体のPO4901から4903のタイミングを導き出すことができる。
図16のシナリオでは、WUS701が短いので、制御シグナリングオーバーヘッドは低い。WUS701は、UE不特定ベース系列から生成されてよい(図7のブロック2001を参照)。ベース系列は、それぞれのPO間で見分けられない場合がある。他方では、例えば、DLデータが充分でないためにページング信号が実際にはない場合であっても、すべてのUEは、その後のページング信号の可能性をリッスンする必要がある場合がある。
異なるPOに関連付けられた複数のUE間の不明確さは、WUS701では解決されない。したがって、一部のシナリオでは、(i)制御シグナリングオーバーヘッドと、(ii)UEにおける電力消費量との間で、(ii)を優先して、トレードオフ状態を調整することが望ましい場合がある。このようなシナリオは、図17から21に示される。
図17は、WUS702の例示的実装形態に関する態様を示す。WUS702は、複数のPOに関連付けられる。WUS702は、複数のPOを示している。具体的には、WUS702は、複数のPOのそれぞれについて、ページング信号がそれぞれのPOで伝送されるかどうかを示す。対応するインジケータが、WUS702に含まれてよい。WUS702は、1つまたは複数のUEを対象としてよい。図17に示されるように、WUS702の配信先とPOとの間で、1対Nのマッピングがある。
このような実装形態は、例えば、非ページングPOに関連付けられたUEがその後のページング信号をリッスンする必要がないので、電力消費量を低減する。むしろ、対応する1つまたは複数の非ページングUE(例えば、図17の例では、PO「PO2」および「PO3」に関連付けられているUE)は、それら自体の受信機1351、1352を非アクティブ状態384に遷移させることができる。所定のPOでページングされるかどうかの不明確さは、WUS702によって事前に解決することができる。
図18もまた、WUS703の例示的実装形態に関する態様を示す。WUS703は、複数のPOに関連付けられる。POを示す代わりに、WUS703は、複数のUEを示している。WUS703は、例えば、種々のUEの一意な識別子を示す対応するインジケータを含んでよい。
図18の例によるシナリオは、UEとPOとの間で固定および所定のマッピングが存在する場合に有用である場合がある。例えば、POは、所定の規則に従ってそれぞれのUEの識別情報から導き出されてよい。例えば、WUS703の時間−周波数位置に対して、異なるUE向けに異なるように、POの時間−周波数位置は予め定められてよい。
図19は、WUS704の別の例示的実装形態に関する態様を示す。WUS704は、複数のPOと、複数のUEとの両方を示している。具体的には、WUS704は、複数のPOと、複数のUEとの間のマッピングを示している。例えば、ビットマップインジケータとして構成されたマルチビットインジケータを使用することができる。ここで、ビットマップインジケータの異なるエントリは、異なるPOに対応してもよく、別々に関連付けられたUEを示してもよい。
例えば、このようなマルチビットインジケータは、ビット系列として符号化されてよい。ここで、対応するビットマップの異なるエントリは、異なるPO、あるいは異なるUEに関連してもよい。ビットマップの各エントリの長さは変動してもよく、エントリの限界設定が使用されてよい。これには、マッピングの応用自在性が高くなるといった効果がある。したがって、マルチビットインジケータを、ペイロードセクションに含むことができる。
代替例では、マルチビットインジケータを画定する、所定のベース系列、または、概して、WUSに含まれる任意の別のビット系列を使用することが可能である(図7および図8を参照)。したがって、選択可能な複数の候補ビット系列がある場合があり、各候補ビット系列は予め定められ、かつ一定のマッピングに予め関連付けられてよい。これは、以下の表によって示される。
POとUEとの間のマッピングに応じるビット系列の値
Figure 0006979522
表1から、以下のことを参照することができる。例えば、WUSが、UE固有でない場合、WUSはインデックス0を含む。WUSが、UE1またはUEグループ1のPO1でのその後のページングを示す場合、WUSはインデックス1を含む。WUSが、UE1またはUEグループ1のPO4でのその後のページングを示す場合、WUSはインデックス4を含む。WUSが、UE1またはUEグループ1のPO1でのその後のページングを示し、かつUE4またはUEグループ4のPO4でのその後のページングをさらに示す場合、WUSはインデックス16を含む(すなわち、1+16)。
ここで、概して、ベース系列は、一部の所定の規則に従って、POとUEとの間のマッピングを符号化してよい。ベース系列へのこのようなマルチビットインジケータのマッピングの代わりに、概して、マルチビットインジケータは、WUS704に含まれる任意のビット系列にマップされる場合がある。
ビット系列へのマッピングを符号化するこのような技術を使用して、短いWUS704が実現される可能性があるが、選択可能な所定のマッピングの制限カウントのみがある場合がある。
その他の例では、ビットマップは、2次元配列を実装する場合があり、配列の各エントリは、対応するUEおよび関連するPOに関連付けられてよい。例えば、このような2次元配列アプローチを使用して、WUS704は、以下のように実装することができる。
[0;0;1;0];[0;0;0;0];[0;0;0;0];[1;1;0;0]。ここで、最初の項は「PO1」に対応し、「PO1」では、「UE3」のみがページング信号を介してページングされる。したがって、3つめのエントリのみが「1」とマークされ、「UE1」、「UE2」および「UE3」に対応するエントリは「0」とマークされる。2番目の項は「PO2」に対応し、3番目の項は「PO3」に対応する。それらは、いずれのUEに対してもページング信号を伝送するために使用されないので、すべてのエントリは「0」である。3番目の項は「PO4」に対応し、この場合は、「UE1」および「UE2」はページングされるので、最初と、2番目のエントリは「1」である。
WUS704がPOとUEとの間のマッピングを示すこのようなシナリオは、POとUEとの間の関連付けの柔軟な再割り当てを容易にする。これは、トラフィックシェーピングに関して望ましい場合がある。
図16から19の例では、WUS701から704は、対応するPOの特定の時間−周波数位置を示さない。むしろ、時間−周波数位置は、少なくとも部分的に予め定められてよい(例えば、UE識別情報に基づいて、パラメータ化されてよい)。しかし、図16から19のこのような例は、WUS705が種々のPOの時間位置および/または周波数位置を示すシナリオとも容易に組み合わせることができる。このような例は、図20および21と共に示される。
図20は、WUS705のさらなる例示的実装形態に関する態様を示す。WUS705は複数のPOを示しているが、概して、複数のUEも示す場合もある(図19を参照)。図20の例では、WUS705は、対応するPOを含む無線フレームを示している。したがって、WUS705は、比較的低いレゾリューションで時間位置を示している。このようなシナリオは、複数のページングフレームにわたって分散されるUEのページングに対処するために有用である場合がある。これは、大量のUE向けにPOを提供するのに役立つ。
例えば、異なる無線フレーム/ページングフレームは、系列番号によって対象とされる場合がある(例えば、相対的に、または絶対的に定義する場合がある)。
図21は、WUS706のさらに別の例示的実装形態に関する態様を示す。WUS706は複数のPOを示しているが、概して、複数のUEも示すこともできる(図19を参照)。図20の例では、WUS706は、WUS706の時間位置に対して、または時間における別の参照位置で別々に画定された、それぞれのPOの時間位置を示している。代替または追加として、WUS706は、WUS706の周波数位置に対して、または異なる参照周波数に対して別々に画定された、それぞれのPOの周波数位置を示すこともできる。概して、WUS706は、それぞれのPOの時間−周波数位置を示すこともできる。
したがって、時間−周波数リソースグリッドで、PO向けのリソースエレメントの柔軟な割り当てが可能になる。これは、特に、場合により大量のUEがページングされる必要があるシナリオで、高周波数帯利用を容易にする。
図22Aは、WUS707の別の例示的実装形態に関する態様を示す。WUS707は、UE102−1から102−8およびPO4901から4904の間のマッピングを示すマルチビットビットマップインジケータを含む。特に、各PO4901から4904に対して、1つのUEまたはUE102−1から102−8のグループが関連される場合がある。
図22Aに示すように、ビットマップインジケータは、UE102−1および102−5に関連付けられているPO4901を示している。概して、PO4901から4904の少なくとも一部は、典型的には複数のUEを含む、対応するUEグループのページング向けのものであることが考えられる。例えば、UEグループの異なるUE間の不明確さは、ページング信号4004あるいはページングメッセージ4005によっても、解決され得る。
続いて、ビットマップインジケータは、UE102−4に関連付けられているPO4902、UE102−7に関連付けられているPO4903、UE102−4に関連付けられているPO4904を示す。それにより、それぞれのUE102−1、102−4、102−5および102−7は、異なるPOを使用して柔軟にページングされることが可能である。
PO4902および4904の両方に関連付けられているUE102−4に関しては、このような重複するページングは、ページングの成功の信頼性を上げるのに有用である場合がある。概して、異なるPOのうち少なくとも一部が異なるUEに関連付けられてよいが、これは必須ではない。このUE102−4とPO4902、4904との1対Nのマッピングは、概して、WUS707が図22Aのようなマルチビットビットマップインジケータを含まない場合であっても本明細書に記載される種々の例(例えば、図17に記載されるようなWUS702に)に適用可能である。例えば、対応するシナリオが図22Bに示される。図22Bは、概して、図22Aのシナリオに対応する。しかし、図22Bのシナリオでは、UE102−1、102−5それぞれに対して、すなわちPO4901、4903で1対Nのマッピングがある。UE102−1、102−5は、グループの形態であってよい。
図23は、種々の例に従った方法のフロー図である。図23の方法は、UEによって実行されてよい。例えば、図23に従った方法は、UE102の制御回路1022によって実行されてよい。
ブロック8001で、WUSは受信される。WUSは、複数のPOに関連付けられる。複数のPOのそれぞれは、1つまたは複数のUEに関連付けられてよい。すなわち、例証として、複数のPOは、単一の所定のUEまたは、複数のUE(例えば、UEグループ)に関連付けられてよい。例えば、WUSは、単一の所与のUEまたは複数のUEに対して向けられてよい。
次に、ブロック8002で、WUSに基づいて、複数のPOのうち少なくとも1つに関するページング信号のリッスンが実行される。例えば、UEは、複数のPOでWUSをリッスンして、ページングに冗長性をもたせてもよい。例えば、対応する少なくとも1つのPOは、WUSに含まれている情報に基づいて複数のPOから選択されてよい。代替または追加として、少なくとも1つのPOは、予め定められた情報、例えば、予め定められたUE識別情報とPOとの間のマッピングに基づいて複数のPOから選択されてよい。
図24は、種々の例に従った方法のフロー図である。例えば、図24に従った方法は、BS101の制御回路1012によって実行されてよい。
ブロック8011で、WUSは伝送される。WUSは、複数のPOに関連付けられる。複数のPOのそれぞれは、複数のUEに関連付けられてよい。ブロック8011は、ブロック8001と互いに関連する。
次に、ブロック8012で、1つまたは複数のページング信号が複数のPOのうち少なくとも1つで伝送される。例えば、ページング信号は、WUSによって示されるような1つまたは複数のPOで伝送されてよい。WUSが関連付けられ、かつページング信号がブロック8012で伝送される複数のPOのうち特定のPOが、WUSによって示されないことも考えられる。
以上、複数のUEの間でWUSの共有を可能にする、説明されてきた技術について要約する。特に、WUSが複数のUEに関連付けられた複数のPOを示すことが可能である。
WUSは、UEの1つまたは複数の対象グループを示す情報を含むことができる。したがって、このWUSを検出し、かつグループ情報に示されるグループのうち1つに属するUEは、「ウェイクアップ」して、その関連するページングオケージョンを復号することを試みる。
1つの典型例として、グループインジケータは、次に予定されているPOのうち1つまたは複数を示す場合がある。この方法により、複数のPOを伴う場合(例えば、ページングフレーム当たり、1つまたは複数のUEの場合)であっても、単一のWUSのみの伝送が必要とされることになる。次に予定されているポインタが向けられているのが各グループまたは各POのうちのどれかを指し示すことが必要とされるインジケータビットの数は、グループの総数によって決定されてよい。
他のインジケーションの可能性が、対象グループのコンセプトを用いて考慮される可能性もある。一般的なWUSグルーピングの一方法は、例えば、いずれかのページングが少しでもいずれかのUEに対して、例えば、所定の特定の次に予定されているPOおよび/または所定の複数の次に予定されているページングフレームで実施される場合、インジケータが設定されると定義される場合がある。このような場合、インジケータは、次に予定されているページングがその中にあるフレームを示す場合がある。
同じWUSを使用するUEをグルーピングするために、複数の無線フレームに対して有効な1つのWUSを割り当てることが考えられ、その結果、複数のページングフレームをカバーする。このような例では、一緒にグルーピングされる多数のUEが存在し、かつそれらのPOが複数の無線フレームの間で生じる場合がある。WUSは、それ自体のページングオケージョンに対して構成されたUEのいずれか向けに実際にページングがある、関連無線フレームのうちどれかに対するマッピングポインタを含んでもよい。代替または追加として、ページングは、WUSをリッスンするように構成されていないUE(例えば、頻度の高いページングを伴うスマートフォンまたはその他のUE)に対して標準的な方法で、ページングオケージョン内で行われる場合がある。
本発明をある種の好ましい実施形態に関して示し、記載したが、明細書を読み、理解した上で、等価物および変更が当業者により行われよう。本発明は、かかる等価物および変更をすべて含み、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
例示として、WUSによって対象とされる複数のPOが複数のUEに関連付けられる種々の例について説明したが、WUSは所定のUEに対して固有のものであるが、その所定のUEの複数のPOを依然として対象とすることがさらに考えられる。言い換えると、所定のUEとPOとの間に1対Nのマッピングが可能である。これにより、ページングに冗長性をもたすことを助け、その結果、信頼性が向上する。

Claims (17)

  1. 端末(102、102−1から102−8)を作動させる方法であって、
    前記複数の端末(102、102−1から102−8)に対する複数のページングオケージョン(4901から4904)に関連付けられたウェイクアップ信号(700から706)を受信し、前記複数のページングオケージョン(4901から4904)のそれぞれは、前記複数の端末(102、102−1から102−8)のうち1つまたは複数と関連付けられることと、
    前記ウェイクアップ信号(700から706)の前記受信に応じて、前記複数のページングオケージョン(4901から4904)のうち少なくとも1つのページングオケージョン(4901から4904)で、ページング信号(4004)をリッスンすることと
    を含み、
    前記ウェイクアップ信号(700から706)の時間−周波数位置に対して、前記ページングオケージョン(4901から4904)の時間−周波数位置が、異なる端末(102、102−1から102−8)向けに異なるように予め定められる方法。
  2. 前記ウェイクアップ信号(700、702、704から706)は、前記複数のページングオケージョン(4901から4904)を示す、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ウェイクアップ信号(700、705、706)は、前記複数のページングオケージョン(4901から4904)のそれぞれに対して前記ウェイクアップ信号(700)に関連付けられた時間−周波数位置を示す、請求項2に記載の方法。
  4. 前記ウェイクアップ信号(700、705)は、前記複数のページングオケージョン(4901から4904)を含む少なくとも1つの無線フレームを示す、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記複数のページングオケージョン(4901から4904)の時間−周波数位置は、少なくとも部分的に予め定められる、請求項1または2に記載の方法。
  6. 前記ウェイクアップ信号(700、704)は、ビットマップインジケータを含み、前記ビットマップインジケータのそれぞれのエントリは、前記複数のページングオケージョン(4901から4904)のうち1つ、および前記複数の端末(102、102−1から102−8)のうち少なくとも1つに関連付けられる、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記ウェイクアップ信号(700、704)は、前記複数のページングオケージョン(4901から4904)と、前記複数の端末(102、102−1から102−8)との間のマッピングを示す、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記ウェイクアップ信号(700、704)は、前記マッピングを示すビットマップインジケータを含むか、または前記ウェイクアップ信号(700、704)は、複数の所定の候補ビット系列から選択されるビット系列を含み、各候補ビット系列は、前記複数のページングオケージョンと、前記複数の端末との間の対応するマッピングに関連付けられる、請求項7に記載の方法。
  9. 前記ウェイクアップ信号(700、701)は、端末不特定ベース系列から生成される、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記複数のページングオケージョン(4901から4904)は、時間領域、周波数領域、およびコード領域のうち少なくとも1つでオフセットされる、請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記ウェイクアップ信号(700、703、704)は、前記複数の端末(102、102−1から102−8)を示す、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記複数のページングオケージョン(4901から4904)のうち少なくとも一部は、前記複数の端末(102、102−1から102−8)のうち1つまたは複数の端末(102、102−1から102−8)を含む、対応する端末グループのページングに対するものである、請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 基地局を作動させる方法であって、
    複数の端末(102、102−1から102−8)の複数のページングオケージョン(4901から4904)に関連付けられたウェイクアップ信号(700から706)を伝送し、前記複数のページングオケージョン(4901から4904)のそれぞれは、前記複数の端末(102、102−1から102−8)のうち1つまたは複数と関連付けられることと、
    前記複数の端末(102、102−1から102−8)のうち少なくとも1つに対する前記複数のページングオケージョン(4901から4904)のうち少なくとも1つで、少なくとも1つのページング信号(4004)を伝送することと
    を含み、
    前記ウェイクアップ信号(700から706)の時間−周波数位置に対して、前記ページングオケージョン(4901から4904)の時間−周波数位置が、異なる端末(102、102−1から102−8)向けに異なるように予め定められる方法。
  14. 制御回路(1022)を備える端末(102、102−1から102−8)であって、 前記制御回路は、
    複数の端末(102、102−1から102−8)に対する複数のページングオケージョン(4901から4904)に関連付けられたウェイクアップ信号(700から706)を受信し、前記複数のページングオケージョン(4901から4904)のそれぞれは、前記複数の端末(102、102−1から102−8)のうち1つまたは複数と関連付けられることと、
    前記ウェイクアップ信号(700から706)の前記受信に応じて、前記複数のページングオケージョン(4901から4904)のうち少なくとも1つのページングオケージョン(4901から4904)で、ページング信号(4004)をリッスンすることと
    を実施するように構成され
    前記ウェイクアップ信号(700から706)の時間−周波数位置に対して、前記ページングオケージョン(4901から4904)の時間−周波数位置が、異なる端末(102、102−1から102−8)向けに異なるように予め定められる、端末。
  15. 前記端末(102、102−1から102−8)は、請求項1〜12のうちいずれか1項に記載の方法を実施するように構成される、請求項14に記載の端末(102、102−1から102−8)。
  16. 制御回路(1012)を備える基地局であって、
    前記制御回路は、
    複数の端末(102、102−1から102−8)の複数のページングオケージョン(4901から4904)に関連付けられたウェイクアップ信号(700から706)を伝送し、前記複数のページングオケージョン(4901から4904)のそれぞれは、前記複数の端末(102、102−1から102−8)のうち1つまたは複数と関連付けられることと、
    前記複数の端末(102、102−1から102−8)のうち少なくとも1つに対する前記複数のページングオケージョン(4901から4904)のうち少なくとも1つで、少なくとも1つのページング信号(4004)を伝送することと
    を実施するように構成され
    前記ウェイクアップ信号(700から706)の時間−周波数位置に対して、前記ページングオケージョン(4901から4904)の時間−周波数位置が、異なる端末(102、102−1から102−8)向けに異なるように予め定められる、基地局。
  17. 前記基地局は、請求項13の方法を実施するように構成される、請求項16に記載の基地局。
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