JP6974396B2 - スルーアンカ及びシートベルト装置 - Google Patents
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Description
(1) ウェビングが挿通するウェビング挿通孔を備え、該ウェビング挿通孔が、略直線状の長孔部と、該長孔部の両端部から連続する一対の挿通孔立ち上がり部とを有し、該ウェビングが前記ウェビング挿通孔を通過して折り返されることで、該ウェビングを支持するスルーアンカであって、
金属プレートと、
該金属プレートの外面を被覆する被覆樹脂部と、
前記長孔部における下縁部を覆うように前記被覆樹脂部に取り付けられる第1ピースと、
前記一対の挿通孔立ち上がり部の一方において、前記下縁部から連続する側縁部を覆うように前記被覆樹脂部に取り付けられる第2ピースと、
を備え、
前記第1ピースの裏面には、前記被覆樹脂部の被係合部と係合する係合部が形成され、
前記第2ピースは、前記第1ピース側の側面から前記第1ピースに向けて突出し、第1ピースの裏面を支持する突出部を有し、
前記被覆樹脂部は、前記第1ピースの長手方向長さより短く、前記第1ピースの裏面を案内する第1凸条部と、前記第2ピースの凹溝状の裏面を案内する第2凸条部と、を備え、
前記被覆樹脂部が形成する前記挿通孔立ち上がり部の側縁部と前記第2凸条部との間に形成される段差面は、前記ウェビング挿通孔に向かって下縁部に接近するように傾斜しているスルーアンカ。
(2) (1)に記載のスルーアンカを備えたシートベルト装置。
なお、ここで言う「長孔部における下縁部」とは、長孔部において対向する両縁部のうち、スルーアンカが車両に取り付けられた状態において、車両の床方向の縁部を言う。
例えば、第1凸条部38及び第2凸条部42の外径形状は、第1ピース50及び第2ピース60の裏面に合わせて適宜変更してもよい。ただし、第2凸条部42の外径形状が第1凸条部38の外径形状よりも小さいほうが第2ピース60の突出部64の取り付け位置の観点から好ましい。
(1) ウェビングが挿通するウェビング挿通孔を備え、該ウェビングが前記ウェビング挿通孔を通過して折り返されることで、該ウェビングを支持し、前記ウェビング挿通孔が、略直線状の長孔部と、該長孔部の両端部から連続する一対の挿通孔立ち上がり部とを有する、スルーアンカであって、
金属プレートと、
該金属プレートの外面を被覆する被覆樹脂部と、
前記長孔部における下縁部を覆うように前記被覆樹脂部に取り付けられる第1ピースと、
前記一対の挿通孔立ち上がり部の一方において、前記下縁部から連続する側縁部を覆うように前記被覆樹脂部に取り付けられる第2ピースと、
を備え、
前記第1ピースの裏面には、前記被覆樹脂部の被係合部と係合する係合部が形成され、
前記第2ピースは、前記第1ピース側の側面から前記第1ピースに向けて突出し、第1ピースの裏面を支持する突出部を有し、
前記被覆樹脂部は、前記第1ピースの長手方向長さより短く、前記第1ピースの裏面を案内する第1凸条部と、前記第2ピースの凹溝状の裏面を案内する第2凸条部と、を備え、
前記被覆樹脂部が形成する前記挿通孔立ち上がり部の側縁部と前記第2凸条部との間に形成される段差面は、前記ウェビング挿通孔に向かって下縁部に接近するように傾斜している、(1)に記載のスルーアンカ。
この構成によれば、第1及び第2ピースを被覆樹脂部に強固に組み付けることができ、また、第1及び第2ピースを変更して被覆樹脂部に取り付けることで、被覆樹脂部の共用化が可能となり、安価、かつ仕様変更に容易に対応することができるスルーアンカを製作できる。
(2) 前記第2ピースが前記被覆樹脂部に組み付けられた際、前記第2ピースの突出部と、前記被覆樹脂部の前記第1凸条部とは、前記長孔部の長手方向に隙間をもって対向している、(1)に記載のスルーアンカ。
この構成によれば、対向面間の距離が狭いウェビング挿通孔であっても、第2ピースを被覆樹脂部に容易に組み付けることができる。
(3) 前記被覆樹脂部は、前記第1凸条部上で、前記突出部と略等しい高さを有し、前記第1ピースの裏面を支持する他の突出部を有する、(1)に記載のスルーアンカ。
この構成によれば、第1ピースの係合部が被覆樹脂部の被係合部と係合する際、第1ピースの裏面が第2ピースの突出部と被覆樹脂部の他の突出部とで支持されるので、第1ピース及び第2ピースを被覆樹脂部に安定して固定することができる。
(4) 前記第1及び第2ピースは、前記被覆樹脂部より前記ウェビングに対する摺動抵抗が低い樹脂材料で形成される、(1)乃至(3)の何れかに記載のスルーアンカ。
この構成によれば、ウェビングが第1及び第2ピースと摺接する際、ウェビングとの摩擦力が低減し、ウェビングの引出力を低減することができる。
(5) (1)乃至(4)の何れかに記載のスルーアンカを備えたシートベルト装置。
この構成によれば、安価、かつ容易に仕様変更に対応することができるスルーアンカを備えたシートベルト装置を提供できる。
21 金属プレート
30 被覆樹脂部
31 ウェビング挿通孔
33 長孔部
34,34A,34B 挿通孔立ち上がり部
35 第1ピース装着部
36 第2ピース装着部
37a,37b 側縁部
38 第1凸条部
39 凹溝(被係合部)
40 端部突出部(他の突出部)
42 第2凸条部
43 段差面
50 第1ピース
53a,53b 係合部
56a 前端面
60 第2ピース
61 裏面
64 突出部
Claims (5)
- ウェビングが挿通するウェビング挿通孔を備え、該ウェビング挿通孔が、略直線状の長孔部と、該長孔部の両端部から連続する一対の挿通孔立ち上がり部とを有し、該ウェビングが前記ウェビング挿通孔を通過して折り返されることで、該ウェビングを支持するスルーアンカであって、
金属プレートと、
該金属プレートの外面を被覆する被覆樹脂部と、
前記長孔部における下縁部を覆うように前記被覆樹脂部に取り付けられる第1ピースと、
前記一対の挿通孔立ち上がり部の一方において、前記下縁部から連続する側縁部を覆うように前記被覆樹脂部に取り付けられる第2ピースと、
を備え、
前記第1ピースの裏面には、前記被覆樹脂部の被係合部と係合する係合部が形成され、
前記第2ピースは、前記第1ピース側の側面から前記第1ピースに向けて突出し、第1ピースの裏面を支持する突出部を有し、
前記被覆樹脂部は、前記第1ピースの長手方向長さより短く、前記第1ピースの裏面を案内する第1凸条部と、前記第2ピースの凹溝状の裏面を案内する第2凸条部と、を備え、
前記被覆樹脂部が形成する前記挿通孔立ち上がり部の側縁部と前記第2凸条部との間に形成される段差面は、前記ウェビング挿通孔に向かって下縁部に接近するように傾斜しているスルーアンカ。 - 前記第2ピースが前記被覆樹脂部に組み付けられた際、前記第2ピースの突出部と、前記被覆樹脂部の前記第1凸条部とは、前記長孔部の長手方向に隙間をもって対向している、請求項1に記載のスルーアンカ。
- 前記被覆樹脂部は、前記第1凸条部上で、前記突出部と略等しい高さを有し、前記第1ピースの裏面を支持する他の突出部を有する、請求項1に記載のスルーアンカ。
- 前記第1及び第2ピースは、前記被覆樹脂部より前記ウェビングに対する摺動抵抗が低い樹脂材料で形成される、請求項1乃至3の何れか1項に記載のスルーアンカ。
- 請求項1乃至4の何れか1項に記載のスルーアンカを備えたシートベルト装置。
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JP2021008232A JP2021008232A (ja) | 2021-01-28 |
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