JP6959607B2 - フットカバー - Google Patents
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Description
そこで、爪先と踵を含む足底とを被覆するとともに足甲および足首を露出するフットカバーであって、着用時にパンプスから露出することのないよう履き口が大きくカットされた薄手のフットカバーが提案されている。このフットカバーを着用してパンプスを履けば、外観上、素足にパンプスを履いているように見え、足裏とパンプスとの間にはフットカバーが介しているため、汗によって靴の中が蒸れてしまうことを防止することができる。
このようなフットカバーはパンプスから露出しないよう履き口が大きくカットされているため、歩行中の摩擦等によって履き位置がずれたり、脱げたりすすることがある。一方、履き口を小さくしてしまうとパンプスから露出してしまう。このような問題点に鑑みて開発されたフットカバーが、以下の先行技術文献に開示されている。
実用新案登録第3165733号公報(特許文献2)は、特許文献1に開示されたフットカバーの開口部の周縁に沿ってゴム紐を設けたのでは、ゴム紐が足に食い込むため、足にゴム紐の型が付いてしまったり、痛みを感じたり、履き心地が良くないという問題があったことに鑑み、開口部の周縁に沿って平ゴムを設けて一面が足に接するようにした帯状伸縮部を形成したフットカバーを開示する。
特開2011−015927号公報(特許文献3)は、踵および足底の皮膚の過剰な角化やひび割れを防止し、歩行やスポーツの踵への衝撃を緩和し、さらに足部の冷えの軽減や防臭等を目的とした、足の皮膚に直接密着させて使用するインソールを開示する。このインソールは、靴下やストッキングの中で、踵および足底の皮膚に直接装着して使用する。すなわち、踵および足底に直接密着した状態でインソールを装着し、その上から靴下やストッキングを履いて過ごすことにより、保湿や保温、さらには衝撃緩和、防臭効果等を発現させることを期待できる。
しかしながら、フットカバーに特許文献3に開示された技術を組み合わせたところで、特許文献3に開示されたインソールは踵および足底の皮膚に直接装着して使用するものに過ぎず、足肌、インソール、フットカバー、靴内面の順に構成されるために、インソール自体が足肌からずれたり、インソールがフットカバーを介して靴内面からずれたりするので、ホールド性が好ましくない。この点では、フットカバーに特許文献4に開示された技術を組み合わせることにより、このようなずれが緩和される可能性があるとはいえ、足甲部に固定するゴム製のバンドを取り付けなければならない。いずれにしても、このようにインソールや中敷きを足肌に当接させる場合には、フットカバーの足底部が薄手の伸縮性生地で構成することによる肌ざわりがよい点を実現できなくなるばかりか、足(踵部分)に発生した汗により靴の中が蒸れてしまうことによる不快感を解消できなくなる。その結果、履き心地の良いフットカバーを実現することが難しくなる。
すなわち、本発明に係るフットカバーは、爪先と踵を含む足底とを被覆するとともに足甲および足首を露出するフットカバーであって、薄手の伸縮性生地で構成された、足底部、側辺部、踵部および前記爪先を覆う筒状の爪先部で形成され、前記足底部に対して上下反対側に足を出し入れするための開口部を設け、前記開口部を形成する側辺部の上縁に伸縮性細幅生地を設け、前記足底部の踵の位置に、踵形状に対応した平面形状を備え、粘着面を備えた弾性部材が設けられ、前記弾性部材は、前記足底部における足肌側の面に前記粘着面が当接するように設けられ、前記弾性部材を被覆するとともに足肌に当接する被覆生地が設けられ、前記足底部と前記被覆生地とが前記弾性部材の周縁において接合されている。
さらに好ましくは、前記弾性部材は、前記被覆生地と当接する面の表面に凹凸形状の滑り止め部を備えるように構成することができる。
)<高さH(2))。さらに、このクッション材120は、被覆生地122と当接する面(後述する図2における面S(2))の表面に凹凸形状の滑り止め部130を備える。このような特徴を備えたフットカバー100について、以下に詳しく説明する。
これらの図を参照すると理解できるように、このフットカバー100は、着用者の足Fの爪先と踵を含む足底とを被覆するとともに足甲および足首を露出するフットカバーである。
ー100を履くときにこれらの伸縮性細幅生地112および伸縮性細幅生地116を伸張させると開口部が大きく開くために履きやすく、かつ、このフットカバー100を履いた後は伸縮性細幅生地112および伸縮性細幅生地116が収縮して開口部が小さくなるために歩行時にフットカバー100が脱げることがない。なお、この開口部の上縁の全周に亘ってフットカバー100の外側(足Fが接する側とは逆側:靴内面に当接する側)に伸縮性細幅生地112および伸縮性細幅生地116を設けるようにしても構わない。
さらに、このフットカバー100の踵部108の上縁には、フットカバー100の内側(足Fが接する側:肌側)には、シリコン樹脂等の薄い透明のシートで形成された踵部滑り止め118を設けることも好ましい。これにより、足Fの踵との密着性を高めてフットカバー100が足Fの踵の部分からずれることをさらに防止することができる。なお、この踵部滑り止め118は、本発明に係るフットカバーにおいて必須の構成ではない。
立つと着用者の体重が掛かり、図2(D)に示す断面図の状態から図2(E)に示す断面図の状態へ弾性変形する。
図1(A)、(B)および図2(A)、(B)に示すように、このクッション材120は、足底部104における足肌側の面に粘着面(S(1)))が当接するように設けられ、このクッション材120を中間として足底部104の上下反対側にこのクッション材120を被覆するとともに足肌に当接する被覆生地122が設けられている。すなわち、このように足底部104と被覆生地122とによりクッション材120を挟んでいる。そして、足底部104と被覆生地122とがクッション材120の周縁において接合部126により接合されている。ここで、この接合部126の一例として、薄い帯状部材の両面に接着材が塗布された両面接着テープを用いて加熱することにより接着材が溶融して生地を熱接着して生地どうしを接合するものであっても構わない。ここで、この接合には、縫合、熱圧着によるもの、熱溶着によるもの、熱融着によるもの等を含む。このような両面接着テープが採用された場合、足底部104と被覆生地122とは、クッション材120の爪先側が両面接着テープ126Aにより、クッション材120の左右側が両面接着テープ126Bにより、接合される。接合部126として、両面接着テープが採用されると(縫合に比べて縫い目が当たらないので)足裏の感覚として違和感が少なく、さらに、薄い両面接着テープが採用されると足裏の感覚として違和感がさらに少ない。
(1)足底部104の踵側の略半分〜略1/3程度の大きさで踵位置に設けられたクッション材120の弾性により、歩くときに好ましいクッション性を発現することができる。
(2)上記(1)に加えて、クッション材120は、踵側から爪先側へ向けて次第に薄くなっていくので(クッション材120の高さが次第に低くなっていくので)、踵がある靴を履いたときと同じく歩いても疲れにくい。
(3)上記(2)のようにクッション材120は踵側から爪先側へ向けて次第に薄くなっていくが(クッション材120の高さが次第に低くなっていくが)、このクッション材120の足裏側には滑り止め部130を備えるので足裏がフットカバー100から滑ることを抑制することができる。
(5)足底部104に当接するクッション材120の面S(1)が足底部104を形成する伸縮性生地に対して摩擦係数が高い粘着性を備え、かつ、クッション材120が足底部104と被覆生地122とで挟まれ、かつ、クッション材120の周縁の3方向(爪先側、左右側)において足底部104と被覆生地122とが接合されているので、このクッション材120をフットカバー100の足底部104からずれないように当接させるとともにその位置を固定することができる。さらに、このクッション材120の面S(2)は凹凸形状の滑り止め部130を備える。その結果、フットカバー100から足がずれることを抑制することができる。
(7)このクッション材120の面S(2)は被覆生地122と当接しているものの、面S(2)は粘着性を備えないので、面S(2)から被覆生地122とを浮かせて空気層を構成することができる。その結果、夏季等に長時間歩行する等により足裏から汗が多く発生した場合であってもこの空気層により通気したり蒸発を促進させたりすることができる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
102 爪先部
104 足底部
106 側辺部
108 踵部
120 クッション材
F 足
Claims (1)
- 爪先と踵を含む足底とを被覆するとともに足甲および足首を露出するフットカバーであって、薄手の伸縮性生地で構成された、足底部、側辺部、踵部および前記爪先を覆う筒状の爪先部で形成され、
前記足底部に対して上下反対側に足を出し入れするための開口部を設け、
前記開口部を形成する側辺部の上縁に伸縮性細幅生地を設け、
前記足底部の踵の位置に、踵形状に対応した平面形状を備え、粘着面を備えた弾性部材が設けられ、
前記弾性部材は、前記足底部における足肌側の面に前記粘着面が当接するように設けられ、
前記弾性部材を被覆するとともに足肌に当接する被覆生地が設けられ、
前記足底部と前記被覆生地とが前記弾性部材の周縁において接合され、
前記弾性部材の前記被覆生地と当接する面の表面に凹凸形状の滑り止め部を備えることにより前記粘着面の反対面は粘着性を備えず、前記被覆生地と前記弾性部材との間に空気層を形成することを特徴とするフットカバー。
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