JP6949233B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
本発明は、乗客コンベアの運転方向に関する識別情報を表示する表示装置に関する。
一般に、動く歩道、エスカレータ等の乗客コンベアの運転方向は、踏板、手摺、及び踏板上の乗客の動きから、或る程度遠方からでも、目視により判別することができる。乗客がいない場合には、乗客コンベアの運転方向は、乗客の動きをもとに判別することはできないが、踏板及び手摺の動きから、或る程度遠方からでも、目視により判別することができる。
乗客コンベアがエスカレータの場合であり、かつ、乗客が上階から下階へと乗り込む場合を考える。この場合、エスカレータにこれから乗車しようとする利用者は、踏板の動きが視認できないため、手摺の動きを目視することで、エスカレータの運転方向を判別する必要がある。このため、利用者は、踏板の動きだけでは、遠方からエスカレータの運転方向を目視で判別し難くなる。
そこで、エスカレータ利用者向けのサービスとして、乗客コンベアに表示機能を持たせ、発光ダイオード等を用いて運転方向を明示するオプション機能付きの構成を採用する場合がある。例えば、このような表示機能としては、乗口には矢印を表示させ、降口には侵入禁止印を表示させる場合を例示できる。
また、乗客が誰もいないときに乗客コンベアを停止して待機させる自動運転を行う場合には、乗客コンベアにこれから乗車しようとする利用者は、乗客コンベアが待機中に、踏板、或いは手摺の動きから運転方向を目視で判断することができない。このため、乗客コンベアが待機中にも、利用者が運転方向を識別できる表示機能を持たせることが必要となる。但し、運転方向が固定されている場合、看板、シール等の表示により、運転方向を明示する場合もある。
自動運転を行う乗客コンベアにおいて、乗客を検出するためのセンサは、ポストに内蔵される場合と、乗客コンベア本体に内蔵される場合とがある。ポストにセンサが内蔵される構成では、ポストに運転方向を識別するための表示部を設けることにより、表示部の視認性が確保される。ところが、こうした構成は、建築レイアウト上の制約を受ける。このため、自動運転を行う場合であっても、必ずしもポストに表示部を設置できるとは限らない。
そこで、建築レイアウト上の制約を受ける場合には、乗客コンベア本体にセンサを内蔵させ、乗客コンベア本体に表示部を設ける構成が適用される。また、自動運転を行わない場合には、根本的に乗客コンベア本体に表示部を設ける必要がある。
ところが、乗客コンベア本体に表示部を設ける場合には、表示部のサイズ、あるいは設置位置に制約があり、視認性が乏しくなるのが実情である。
そこで、こうした問題を解消するために、プロジェクタを用いて、乗客コンベアが設置されているスペースの天井に情報を表示する従来装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に係る従来装置は、天井にスクリーンを設置し、乗客コンベアの側部に配置したプロジェクタからスクリーン上に映像を投影して、情報を表示するものである。
しかしながら、天井のスクリーンに表示される情報は、遠方から死角になって視認できないことも想定される。こうした場合には、乗客コンベアにこれから乗車しようとする利用者は、利用者向けのサービスとして重要な乗客コンベアの運転方向に関する情報を、視認により判別できなくなるおそれがある。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、乗客コンベアの利用者に対して乗客コンベアの運転方向に関する識別情報を提供する際の視認性を改善することができる表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る表示装置は、乗客コンベアの乗降口に設置された床板部の下部に設置され、光を透過させるために床板部に設けられた透光部を通して、乗客コンベアの手摺に対して、乗客コンベアの運転方向に関する識別情報を投影するプロジェクタと、プロジェクタによる識別情報の投影を制御し、識別情報を表示させる表示制御装置と、を備える。
本発明によれば、上記構成の採用により、乗客コンベアの利用者に対して乗客コンベアの運転方向に関する識別情報を提供する際の視認性を改善することができるようになる。
以下、本発明の表示装置について、実施の形態を挙げ、図面を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る表示装置が適用される乗客コンベアの一例であるエスカレータ100の基本構成を示した側面図である。
図1は、本発明の実施の形態1に係る表示装置が適用される乗客コンベアの一例であるエスカレータ100の基本構成を示した側面図である。
図1を参照すれば、エスカレータ100は、建物の階床間に設置されるもので、下階床LFと上階床UFとの間で、矢印で示すように、上り又は下りの運転方向で駆動されることで、利用者である乗客を運ぶ。以下、利用者を乗客とする。通常、エスカレータ100は、上り又は下りの何れかに運転方向が設定されて、使用される。
エスカレータ100のフレームFは、その長手方向の両端側が下階床LFと上階床UFとの間に延在するように設けられる。フレームFは、トラスと呼ばれても良い。フレームFの一端及び下階床LFを繋ぐように、床板部10が設置されている。また、フレームFの他端及び上階床UFを繋ぐように、床板部10が設置されている。下階床LFと上階床UFとに係る床板部10は、なだらかに傾斜して階床に接する傾斜部を有するように形成されている。
また、エスカレータ100のフレームF内における下階床LFと上階床UFとに係る床板部10の間には、無端状に連結された踏板2が設けられている。踏板2は、モータ等の駆動装置により、下階床LFと上階床UFとの間を循環移動する。更に、エスカレータ100は、踏板2の進行方向に沿って、フレームF上に欄干3が垂直に設けられている。欄干3には、踏板2の進行方向と同一の方向に同一速度で移動する手摺4が設けられている。欄干3の下部内側は、内側デッキで覆われており、欄干3の下部外側は、外側デッキで覆われている。
図2は、エスカレータ100の乗口側又は降口側の概略構成を、一部破断して示した外観斜視図である。但し、図2中では、エスカレータ100の運転方向が下階床LFから上階床UFへと向かう上りの場合の乗口側と、上階床UFから下階床LFへと向かう下りの場合の降口側と、を兼用して示している。
図2を参照すれば、このエスカレータ100において、乗口側又は降口側の床面に設置された床板部10には、光を透過させる透光部1が設けられている。また、床板部10の下部には、透光部1を通して両側の手摺4に対して、運転方向に関する識別情報を投影し、識別情報を表示させるプロジェクタ5が設置されている。
尚、図2では、2台のプロジェクタ5を用いて、両側の手摺4のそれぞれに識別情報を表示させる場合を例示しているが、1台のプロジェクタ5を用いて、左右のいずれか一方の手摺4に識別情報を表示させる構成とすることも可能である。その他、2台のプロジェクタ5を用いる場合、透光部1を床板部10における両側の手摺4の正面方向にそれぞれ別個に設ける構成とすれば、より実用的である。
手摺4がフレームFから出る出口箇所、又は手摺4がフレームFに入る入口箇所には、乗客センサ6が設置されている。乗客センサ6は、踏板2に接近する乗客の有無を検知する検知センサである。
図3は、エスカレータ100に備えられる表示装置101の基本構成を示す機能ブロック図である。
図3を参照すれば、本実施の形態3に係る表示装置101は、プロジェクタ5、乗客センサ6、及び表示制御装置7を備えて構成されている。なお、乗客センサ6は、必須の構成ではない。また、表示装置101内の表示制御装置7は、エスカレータ100の運転を統括制御するコントローラ200と接続され、エスカレータ100が運転状態であるか停止状態であるかを識別する状態情報を取得できる構成となっている。
プロジェクタ5は、エスカレータ100の乗降口側の床板部10の下部に、上階床と下階床とに2台ずつ、総計4台が設置されている。これらのプロジェクタ5は、いずれも、図2に示したように、透光部1を通して手摺4の曲部を表示箇所として、必要な情報を投影することができる。
各プロジェクタ5は、それぞれの表示箇所に対して、運転方向に関する識別情報を投影する。各プロジェクタ5は、識別情報を表示させるための光源を備えて構成されている。これらの光源は、手摺4に対する正面方向から外れて設置されても良い。こうした場合、各プロジェクタ5から投影された識別情報は、手摺4の正面方向以外からも視認可能となる。
これに合わせて、透光部1の位置、構成を変更しても良い。例えば、図4に示すように、床板部10における両側の手摺4の正面方向に透光部1をそれぞれ別個に設ければ、乗客に踏まれて傷、汚れが付き難く、乗客センサ6の検知範囲と干渉し難い。プロジェクタ5の設定配置に係る説明については、後文で詳述する。尚、表示制御装置7は、手摺4の移動方向に合わせて、各プロジェクタ5による識別情報の投影を制御し、識別情報をスライドさせるように、表示させることも可能である。
乗客センサ6は、両側の手摺4に係るフレームFへの出入口箇所に、2個ずつ、総計4個が設置される。但し、設置個数は、これに限定されず、例えば、上階床と下階床とで1個ずつ設置する構成を採用することも可能である。乗客センサ6は、踏板2に接近する乗客の有無を光学的に検知する。その検知領域は、問わないものする。乗客センサ6は、発光部及び受光部の組み合わせとして構成することができる。
乗客センサ6における発光部は、プロジェクタ5による表示を妨げない波長を使用すれば良い。乗客センサ6は、これに限定されるものでなく、その他に赤外線を含む電磁波、音波等を利用するものであっても良い。発光部が電磁波、音波等を発する場合、起動部と呼ばれる方が適切である。その場合、受光部は、受波部と呼ばれる方が適切である。要するに、乗客センサ6は、乗客を検知する検知センサとしての機能を持てば良い。
表示制御装置7は、エスカレータ100の上階床及び下階床において、床板部10の下部に1台ずつ、総計2台設置される。これらの表示制御装置7は、プロジェクタ5による識別情報の投影を制御し、識別情報を表示させる。また、表示制御装置7は、プロジェクタ5による識別情報の表示を制御する際に、乗客センサ6からの乗客の有無の検知結果を用いることもできる。
具体的に云えば、表示制御装置7は、乗客センサ6による検知結果に基づいて、乗客がいることで、識別情報を手摺4に表示させることができないと判断した場合には、プロジェクタ5による表示を停止させる制御を行う。この結果、乗客は、手摺4に表示される識別情報を視認することはできない。しかしながら、この乗客は、乗降口の近傍にいるため、エスカレータ100の踏板2、或いは、手摺4の動きを視認することができ、エスカレータ100の運転方向を容易に判別することができる。
一方、乗降口から遠方の位置にいる利用者は、プロジェクタ5による識別情報の表示が停止されることで、識別情報を視認できなくなる。但し、遠方にいる利用者は、乗降口の近傍にいる乗客の動きを視認することができるため、識別情報を視認できない場合であっても、エスカレータ100の運転方向を、乗客の動きを参考にして判別することが可能となる。
尚、エスカレータ100を運転制御するコントローラ200が、自動運転機能を有している場合には、乗客センサ6と同等な機能のセンサがエスカレータ100に標準装備されている。ここで、自動運転機能とは、乗客がいないときにエスカレータ100を低速運転状態又は停止状態として待機させ、待機状態において、エスカレータ100にこれから乗車する利用者を検出したときには、通常運転を再開させるものである。
このような自動運転機能を有しているエスカレータ100において、表示制御装置7は、コントローラ200からエスカレータ100の状態情報を取得することで、状態情報に応じて、プロジェクタ5による識別情報の表示を制御することができる。この結果、表示が不要な状態には、プロジェクタ5による投影を停止させることができ、消費電力を抑制して省エネを図ることができる。一方、状態情報が待機状態である場合には、プロジェクタ5による識別情報の表示を行わせることで、乗客コンベアの利用者に対して乗客コンベアの運転方向に関する識別情報を提供することができる。
図5は、プロジェクタ5により下部の手摺4の曲部へ投影される上り運転時の運転方向を示す上り印の一例を示した模式図である。また、図6は、プロジェクタ5により下部の手摺4の曲部へ投影される上り運転時の運転方向を示す上り印の他例を示した模式図である。これらの例は、上り運転時の運転方向を示す上り印を識別情報として採用する場合を示している。
図5を参照すれば、床板部10の下方に光源を設けたプロジェクタ5から透光部1を通して、図2中に示したような下部の手摺4の曲部に対して、1本の上向き矢印が投影される。即ち、表示制御装置7は、プロジェクタ5を制御することで、エスカレータ100の運転方向及び乗口を判別するための識別情報として、1本の上向き矢印を両側の手摺4の曲部上に表示させることができる。
図6に示す上り印は、4つの上向きハットマークを例示している。これにより、比較的高い位置の正面方向に対して、或る程度のサイズで図6に示す識別表示を表示させることが可能となる。このため、遠方の利用者がエスカレータ100の運転方向を目視する際の視認性を改善することができる。
図7は、プロジェクタ5により下部の手摺4の曲部へ投影される下り運転時の運転方向を示す下り印の一例を示した模式図である。また、図8は、プロジェクタ5により下部の手摺4の曲部へ投影される下り運転時の運転方向を示す下り印の他例を示した模式図である。これらの例は、下り運転時の運転方向を示す下り印を識別情報として採用する場合を示している。
図7を参照すれば、床板部10の下方に光源を設けたプロジェクタ5から透光部1を通して、図2中に示したような下部の手摺4の曲部に対して、1つのストップマークが投影される。即ち、表示制御装置7は、プロジェクタ5を制御することで、エスカレータ100の運転方向及び降口を判別するための識別情報として、1つのストップマークを両側の手摺4の曲部上に表示させることができる。
図8に示す下り印は、4つの下向きハットマークを例示している。この場合には、図6で説明した場合と同様に、遠方の利用者がエスカレータ100の運転方向を目視する際の視認性を改善することができる。尚、図5〜図8を参照して説明したエスカレータ100の運転方向の表示サービスは、実際にエスカレータ100を利用している乗客でなく、これからエスカレータ100に乗車しようとしている遠方の利用者向けとみなして良い。
図9は、プロジェクタ5により図6の上り印をスライド投影させて左側の手摺4の曲部の端部へ部分的に表示する様子を説明するために示す手摺4の断面図である。図10は、プロジェクタ5により図6の上り印をスライド投影させて右側の手摺4の曲部の端部へ部分的に表示する様子を説明するために示す手摺4の断面図である。図11は、プロジェクタ5により図6の上り印を左側の手摺4に部分的に表示させる領域を説明するための正面図である。図12は、プロジェクタ5により図6の上り印を左側の手摺4に部分的に表示させた状態を説明するための側面図である。
図9を参照すれば、ここでは、床板部10の下部箇所に設置されるプロジェクタ5の光源を、左側の手摺4の正面方向から外れた位置に設置した状態を例示している。図10を参照すれば、ここでは、床板部10の下部箇所に設置されるプロジェクタ5の光源を、右の手摺4の正面方向から外れた位置に設置した状態を例示している。例えば、プロジェクタ5の光源の設置位置が手摺4の正面方向よりも、外側である場合を想定する。こうした場合、プロジェクタ5の光源によって、運転方向を示す上り印は、図11に示すように左側の手摺4における左側の領域Eに投影させる。右側の手摺4についても、左右対称となるように、上り印を右側の手摺4における右側の領域Eに投影させる。
即ち、表示制御装置7は、図11に示すように、左側の手摺4に対して、4つの上向きハットマークを、左側の領域Eを含む領域にスライド投影させることにより、正面方向以外からも、運転方向を視認可能とすることができる。右側の手摺4に対しては、4つの上向きハットマークを、右側の領域Eを含む領域にスライド投影させれば良い。
図12がそのときの左側の手摺4の曲部の端部の様子を示したものである。右側の手摺4の曲部の端部については、投影が左右対称となる。これにより、正面方向以外の遠方からでも、利用者は、領域Eに部分的に表示された識別情報を視認することができ、エスカレータ100の運転方向が上りであることを判断できる。
このように、実施の形態1に係る表示装置によれば、エスカレータの乗客に対して、運転方向に関する識別情報を提供する際の視認性を改善することができる。しかも、特別な構成を必要とせずに、低コストで広範囲に遠方からでも運転方向を判別できる表示装置を実現できる。
尚、実施の形態1では、乗客コンベアをエスカレータ100とした場合を説明した。これに対して、実施の形態1に係る表示装置101は、乗客コンベアを動く歩道とした場合にも同様に適用できる。
また、上述した実施の形態1に係る表示装置における表示制御装置7の各機能は、処理回路によって実現される。各機能を実現する処理回路は、専用のハードウェアであっても良く、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサであっても良い。図13は、本発明の実施の形態1に係る表示制御装置7の各機能を専用のハードウェアである処理回路1000で実現する場合を示した構成図である。また、図14は、本発明の実施の形態1に係る表示制御装置7の各機能をプロセッサ2001及びメモリ2002を備えた処理回路2000により実現する場合を示した構成図である。
処理回路が専用のハードウェアである場合、処理回路1000は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。表示制御装置7における各機能を個別の処理回路1000で実現しても良いし、それらの機能をまとめて処理回路1000で実現しても良い。
一方、処理回路がプロセッサ2001の場合、表示制御装置の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ2002に格納される。プロセッサ2001は、メモリ2002に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。即ち、表示制御装置7は、処理回路2000により実行されるときに、上述した表示制御装置7の機能が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ2002を備える。
これらのプログラムは、上述した各部の手順あるいは方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ2002とは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリが該当する。また、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等も、メモリ2002に該当する。
他方、上述した表示制御装置7の機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしても良い。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述した各部の機能を実現することができる。
1 透光部、2 踏板、3 欄干、4 手摺、5 プロジェクタ、6 乗客センサ、7 表示制御装置、8 制御盤、10 床板部、100 エスカレータ、101 表示装置、F フレーム、LF 下階床、UF 上階床。
Claims (4)
- 乗客コンベアの乗降口に設置された床板部の下部に設置され、光を透過させるために前記床板部に設けられた透光部を通して、前記乗客コンベアの手摺に対して、前記乗客コンベアの運転方向に関する識別情報を投影するプロジェクタと、
前記プロジェクタによる前記識別情報の投影を制御し、前記識別情報を表示させる表示制御装置と、
を備える表示装置。 - 前記表示制御装置は、前記プロジェクタの光源を制御することによって、前記手摺の正面方向と共に、正面方向以外にも前記識別情報を表示させる
請求項1に記載の表示装置。 - 前記乗客コンベアの踏板に接近する利用者の有無を検知する検知センサを更に備え、
前記表示制御装置は、前記検知センサにより前記利用者が検知された場合、前記プロジェクタによる前記識別情報の表示を停止させ、前記利用者が検知されない場合、前記プロジェクタによる前記識別情報の表示を行わせる
請求項1又は2に記載の表示装置。 - 前記表示制御装置は、
前記乗客コンベアが運転状態であるか停止状態であるかを識別する状態情報を、前記乗客コンベアを運転制御するコントローラから取得し、
前記コントローラから取得した前記状態情報が待機状態である場合、前記プロジェクタによる前記識別情報の表示を行わせる
請求項1から3の何れか1項に記載の表示装置。
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