JP6828120B2 - 生検装置 - Google Patents
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Description
た後に廃棄され、手持ち型駆動装置は再度使用するため保管される。
部は針開口部を有する。筐体は近位端壁と遠位端部との間に筐体室を画定するよう構成される。中間壁は近位端壁と遠位端部との間に配置される。スタイレットとカニューレは針開口部を通じて受け入れられる。近位方向は遠位端部から近位端壁へ至る方向であり、遠位方向は近位端壁から遠位端部へ至る方向である。チャージハンドルは筐体に摺動自在に組み付けられる。チャージハンドルは定位置と後退位置との間を動くよう構成される。作動機構はピアスボタンとカニューレ後退ボタンと試料取得ボタンとを有し、尚且つキャリッジラッチストライクを有する。キャリッジアセンブリは筐体室内に配置される。キャリッジアセンブリは全体が筐体に対し縦方向に動くよう構成される。キャリッジアセンブリはキャリッジスライドとキャリッジラッチカバー部材とカニューレスライドとサンプリングスライドとを含む。カニューレスライドとサンプリングスライドはキャリッジスライドに対し移動可能となるよう構成される。キャリッジスライドはスタイレットを組み付けるよう構成されたスタイレット組付端壁を有する。カニューレスライドはカニューレを組み付けるよう構成されたカニューレ組付端壁を有し、尚且つカニューレ組付端壁から近位方向に延出する第1のラッチアームを有する。サンプリングスライドはキャリッジスライドのスタイレット組付端壁とカニューレスライドのカニューレ組付端壁との間に移動自在に配置される。サンプリングスライドは遠位方向に延出する第2のラッチアームを有する。キャリッジラッチカバー部材は第1のラッチストライクと第2のラッチストライクとキャリッジラッチアームとを有する。第1のラッチストライクは第1のラッチアームと解放自在に係合するよう構成される。第2のラッチストライクは第2のラッチアームと解放自在に係合するよう構成される。キャリッジラッチアームは作動機構のキャリッジラッチストライクと解放自在に係合するよう構成される。スタイレット組付端壁とサンプリングスライドとの間にはサンプリングバネが配置される。サンプリングバネは圧縮状態のときに力学的エネルギーを蓄積するよう構成され、尚且つサンプリングスライドを遠位方向に付勢するよう構成される。第2のラッチアームが第2のラッチストライクと係合されているときにサンプリングバネは圧縮状態に保たれる。真空システムは筐体内に配置され、キャリッジアセンブリによって運搬される。真空システムはサンプリングバネが圧縮されるときにチャージされて真空を発生させる。サンプリングスライドとカニューレスライドとの間にはカニューレ後退バネが配置され、尚且つカニューレ後退バネはサンプリングスライドとカニューレスライドとに接続される。カニューレ後退バネはカニューレスライドを近位方向に付勢するため伸張状態で力学的エネルギーを蓄積するよう構成される。第1のラッチアームが第1のラッチストライクと係合され尚且つ第2のラッチアームが第2のラッチストライクと係合されているときにカニューレ後退バネは伸張状態に解放自在に保たれる。筐体の中間壁とスタイレット組付端壁との間にはプライムピアスバネが配置される。プライムピアスバネは圧縮状態のときに力学的エネルギーを蓄積するよう構成され、尚且つキャリッジアセンブリ全体を遠位方向に付勢するよう構成される。キャリッジラッチアームが作動機構のキャリッジラッチストライクと係合されているときにプライムピアスバネは圧縮状態に保たれる。
レット組付壁に対し移動可能である、前記キャリッジアセンブリを設けることと、カニューレスライド、サンプリングスライド、およびキャリッジアセンブリ全体のうち少なくとも1つを順次動かすチャージハンドルを設けることであって、チャージハンドルは定位置と後退位置とを有する、前記チャージハンドルを設けることと、スタイレット組付壁とサンプリングスライドとの間に配置されるサンプリングバネを設けることと、サンプリングスライドとカニューレスライドとの間に配置され尚且つサンプリングスライドとカニューレスライドとに接続されるカニューレ後退バネを設けることと、キャリッジアセンブリと筐体の一部分との間に配置されるプライムピアスバネを設けることと、スタイレットの試料口に真空を選択的に供給する真空システムを設けることと、カニューレスライドとサンプリングスライドを近位方向に一斉に動かしてサンプリングバネをチャージし、サンプリングスライドをキャリッジラッチカバー部材に係止してサンプリングバネをチャージ状態に保ち、尚且つ真空システムに真空をチャージするため、チャージハンドルを一度目に後退させることと、チャージハンドルを一度目に定位置まで復帰させることと、チャージハンドルを二度目に後退位置まで後退させることと、カニューレスライドをサンプリングスライドに対し遠位方向に動かしてカニューレ後退バネをチャージし、尚且つカニューレスライドをキャリッジラッチカバー部材に係止してカニューレ後退バネをチャージ状態に保つため、チャージハンドルを二度目に定位置まで復帰させることと、キャリッジアセンブリ全体を近位方向に動かしてプライムピアスバネをチャージし、尚且つキャリッジラッチカバー部材を作動機構に係止してプライムピアスバネをチャージ状態に保つため、チャージハンドルを三度目に後退させることとを含む。
に延出する。生検針14のスタイレット20とカニューレ22は縦軸23沿いに延出するよう配置される。本実施形態では図1〜3に示されているようにカニューレ22はスタイレット20の外側にあり、カニューレ22はスタイレット20とカニューレ22からなる同軸構成の外側管として配置される。スタイレット20とカニューレ22は、カニューレ22の中でスタイレット20がぴったり合わさって摺動自在に受け入れられるサイズを有し、カニューレ22の内径は0.01ミリメートル(mm)〜1.0mmの許容差範囲でスタイレット20の外径より若干大きい。
壁26から遠位端部28に至る方向であり、例えば筐体12から、尚且つ使用者から、生検針14に至る範囲の方向である。近位方向D2(遠位方向D1の反対)は遠位端部28から近位端壁26へ至る、例えば使用者へ至る、方向である。
ンドル16との間に配置された1組の付勢バネ39−1、39−2を含む。本実施形態において、付勢バネ39−1、39−2は収縮・弛緩状態を有するコイルバネである。具体的に述べると、付勢バネ39−1は、その末端が、筐体12の下位ケース部25のバネ取付環25−3(図4および5参照)と、チャージハンドル16のチャージハンドル端壁36のバネ取付環36−2(図6参照)と、に取り付けられる。同様に、付勢バネ39−2は、その末端が、筐体12の下位ケース部25のバネ取付環25−4(図4および5参照
)と、チャージハンドル16のチャージハンドル端壁36のバネ取付環36−3(図6参照)とに、取り付けられる。チャージハンドル16は、使用者の手に握られ、尚且つ図1〜3に示されているように定(遠位)位置と後退(近位)位置との間を動くよう構成される。
試料口を開け、生検針14を操作して組織試料を切る一連の操作を開始するために使用される。
42−2、42−3として機能する機械的延長部を含む。
らに含む。本実施形態において、キャリッジラッチストライク44は逆斜面として構成され、下向きの傾斜面44−1を有し、これが近位方向D2に逸れて近位端面44−2を画
定する。
、これにより生検針14は望ましい場所で患者の組織を刺す。「スライド」という用語はガイドを有する機械的構造であり、別の機械的構造によって画定される所定の経路に沿って動くよう構成される。本実施形態において、プライムピアスキャリッジ52とカニューレスライド58とサンプリングスライド56は概ね直線の経路に沿って動くよう構成される。「概ね直線の経路」という用語は直線から経路の全長に沿ってプラスまたはマイナス3度の偏差範囲がある経路である。
れる。
横方向に離隔された上位組付縁64−5、64−6と、1組の横方向に離隔された陥凹スロット縁64−7、64−8とを画定する。U字形内面64−3からは縦向きのプライムピアスバネ組付棒64−9が上向きに近位方向に延出する。
56およびカニューレスライド58との選択的な縦方向結合および分離を助長するよう構成される。キャリッジラッチカバー部材62はラッチストライク70とラッチストライク72とキャリッジラッチアーム74とデフレクタアーム76とを有する。キャリッジラッチカバー部材62は導管組付部62−3、62−4をさらに含む。
の第2の末端100−2と第1のプランジャ104のヘッド104−2との間には第1の真空バネ106が配置される。第1の真空バネ106は圧縮状態のときに力学的エネルギーを蓄積するよう構成され、尚且つ図示された向きで、第1のピストン102を遠位方向D1に付勢することによって第1の真空口100−4にて真空を成立させるよう構成される。
空付与口94−3とを有する。マニホールド94は、第1の真空引抜口94−1と流体連通で結合される第1の一方向弁94−4と、第2の真空引抜口94−2と流体連通で結合される第2の一方向弁94−5とを有する。第1の一方向弁94−4と第2の一方向弁94−5は、サンプリングバネ182のチャージ時に真空ポンプ90、92からの正圧パージを促進するため正圧を大気に解放し、尚且つ真空ポンプ90、92による真空成立時に閉じるよう構成される。本実施形態において、第1の一方向弁94−4と第2の一方向弁94−5はダックビルバルブである。
され、具体的に述べると、第1のポンプ開口部120−2は、真空ポンプ90の細長いシリンダ100と第1のプランジャ104と第1の真空バネ106とを自由に通すよう構成される。第2のポンプ開口部120−3は真空ポンプ92を緩く摺動自在に受け入れるよう構成され、具体的に述べると、第2のポンプ開口部120−3は、細長いシリンダ110と第1のプランジャ114と第1の真空バネ116とを自由に通すよう構成される。
する。図5を参照し、カニューレ組付端壁132はキャリッジスライド60のスタイレット組付端壁66から縦軸23沿いに縦方向に遠位に離隔される。中間スライド壁120は、縦方向に見てスタイレット組付端壁66とカニューレ組付端壁132との間に配置され、スタイレット組付端壁66とカニューレ組付端壁132から縦軸23沿いに離隔される。
向きのキャッチ146を有する。ラッチアーム134は縦方向に剛性となり、ラッチアーム134の縦方向範囲に対し概ね垂直の上下方向D3、D4で垂直に弾性となるよう構成される。キャッチ146は上向きの傾斜面146−1を有する傾斜として構成され、この傾斜面146−1が近位方向D2に逸れることで近位端面146−2を画定する。本実施形態において、ラッチアーム134の延長部134は近位端面146−2を越えて近位方向D2に延出し、近位端面146−2に対し概ね垂直の床を有する近位向きのL字形切り欠きを画定する。
して画定されてよい。縦方向係合面158−5は、カニューレスライド58のラッチアーム134の下面によって選択的に係合されるよう配置され、指向される(図13および16〜18も併せて参照)。
され、窓閉鎖板170と第2のカムアーム174から離隔される。第1のカムアーム172はカニューレスライドインデクサ152の作動アーム160の係合面160−4によって選択的に係合されるよう配置され、指向される。具体的に述べると、第1のカムアーム172は放射状の係合面172−2を有する自由端172−1を有し、この放射状の係合面172−2はカニューレスライドインデクサ152の作動アーム160の平坦な係合面160−4と係合できる。
74はベース164から垂直に延出するよう構成される。第2のカムアーム174はサンプリングスライド56のラッチアーム126の双方向傾斜126−1によって選択的に係合されるよう配置され、指向される。具体的に述べると、第2のカムアーム174は係合面174−2を有する自由端174−1を有し、この係合面174−2はサンプリングスライド56のラッチアーム126の双方向傾斜126−1と係合できる。
ラッチアーム134の自由端にある延長部134−1は、サンプリングスライド56の中間スライド壁120のリテンションチャネル128−1にて中間スライド壁120と係合するよう配置され、係合すると、近位方向D2でのカニューレスライド58の縦方向運動によって近位方向D2でのサンプリングスライド56の縦方向運動が起こる。
態から解放されたサンプリングバネ182は拡張力を発揮し、サンプリングスライド56を、ひいてはカニューレスライド58とカニューレ22を、付勢して遠位方向D1に動かす。
窓132−1の中を自由に通り、チャージハンドル16のチャージハンドル端壁36はカニューレスライド58のカニューレ組付端壁132と係合する。カニューレスライド58のラッチアーム134がサンプリングスライド56の中間スライド壁120と係合し、すなわち接合し、カニューレスライド58のラッチアーム134がサンプリングスライド56のラッチアーム偏向部材128によって下向きに偏向されると、チャージハンドル16の近位方向運動によってサンプリングスライド56とカニューレスライド58はまとめて近位方向D2に動かされる。
8は位置決め機構150によりカニューレスライド58のカニューレ組付端壁132に解放自在に結合される。
置決め窓132−1の中を自由に通り、チャージハンドル16のチャージハンドル端壁36はカニューレスライド58のカニューレ組付端壁132と係合し、キャリッジアセンブリ50全体が近位方向D2に動く。換言すると、後退位置に向かうチャージハンドル16の第3の後退(近位方向)行程では、スタイレット20を携えるサンプリングスライド56とカニューレ22を携えるカニューレスライド58を近位方向D2に同時に一斉に後退させてプライムピアスバネ184をチャージ(圧縮)することによって、生検針14の発射準備をする。
すなわち閉じ、スタイレット20の側面試料口20−3内に引き込まれた組織を生検組織として保持し、組織試料回収は完了する。
のシリンダに受け入れられる第2のピストンと、第2のピストンに取り付けられる第2のプランジャであって、第2のプランジャは第2のシリンダの第2の末端から延出するよう構成され、第2のプランジャは第2のヘッドを有する自由端を有する、前記第2のプランジャと、第2のシリンダの第2の末端と第2のプランジャの第2のヘッドとの間に配置される第2の真空バネであって、第2の真空バネは圧縮状態のときに力学的エネルギーを蓄積するよう構成され、尚且つ第2の真空口で真空を成立させるため第2のピストンを遠位方向に付勢するよう構成される、前記第2の真空バネとを含む。
ドから遠位方向にカニューレスライドを動かしてカニューレ後退バネをチャージし、尚且つカニューレスライドの第1のラッチ部材をキャリッジラッチカバー部材に係止してカニューレ後退バネをチャージ状態に保ち、尚且つチャージハンドルの第3の後退によってキャリッジアセンブリ全体を近位方向に動かしてプライムピアスバネをチャージし、尚且つキャリッジラッチカバー部材の第3のラッチ部材を作動機構に係止してプライムピアスバネをチャージ状態に保つよう構成される。
ライクと係合され尚且つ第2のラッチアームが第2のラッチストライクと係合されているときにカニューレ後退バネは伸張状態に解放自在に保たれ、筐体の中間壁とスタイレット組付端壁との間にはプライムピアスバネが配置され、プライムピアスバネは圧縮状態のときに力学的エネルギーを蓄積するよう構成され、尚且つキャリッジアセンブリ全体を遠位方向に付勢するよう構成され、キャリッジラッチアームが作動機構のキャリッジラッチストライクと係合されているときにプライムピアスバネは圧縮状態に保たれる。
置決め窓を有するカニューレ組付端壁と、位置決め窓の中を通るよう構成されたチャージハンドルラッチアームを有するチャージハンドルと、カニューレスライドインデクサとサンプリングスライドインデクサとを有する位置決め機構とを備え、カニューレスライドインデクサはカニューレスライドのカニューレ組付端壁に回転自在に結合され、サンプリングスライドインデクサはカニューレスライドのカニューレ組付端壁に摺動自在に結合され、尚且つ縦軸に向かって第1の方向に動くよう構成され、カニューレスライドインデクサはサンプリングスライドインデクサと操作自在に係合され、サンプリングスライドインデクサは付勢バネによって第1の方向に付勢され、サンプリングスライドインデクサはサンプリングスライドインデクサが第1の方向に動かされるときに位置決め窓の一部分を覆うよう構成された窓閉鎖板を有し、カニューレスライドインデクサを回転させてサンプリングスライドインデクサと接触させ、サンプリングスライドインデクサを第1の方向とは反対の第2の方向に動かし、サンプリングスライドインデクサの窓閉鎖板が位置決め窓の一部分を覆わないようにするため、カニューレスライドインデクサはカニューレスライドの第1のラッチアームによって操作自在に係合されるよう構成され、第1の方向とは反対の第2の方向にサンプリングスライドインデクサを動かし、サンプリングスライドインデクサの窓閉鎖板が位置決め窓の一部分を覆わないようにするため、サンプリングスライドインデクサはサンプリングスライドの第2のラッチアームの第2のラッチアームによって操作自在に係合されるよう構成され、サンプリングスライドインデクサの窓閉鎖板は位置決め窓の一部分を覆うよう配置され、チャージハンドルラッチアームが位置決め窓の中を通ってサンプリングスライドインデクサの窓閉鎖板を通過するようにするため、チャージハンドルは近位方向ストークで動かされるよう構成され、チャージハンドルは、遠位方向に定位置へ向かうチャージハンドルの復帰遠位方向ストークでチャージハンドルラッチアームを窓閉鎖板に係合させ、サンプリングスライドから遠位方向にカニューレスライドを動かしてカニューレ後退バネをチャージするよう構成される。
ネを伸張状態まで伸張させ、第1のラッチアームは第1のラッチストライクと解放自在に係合してカニューレ後退バネを伸張状態に保ち、位置決め機構が進められることでカニューレスライドの位置決め窓を完全に開放してチャージハンドルラッチアームから位置決め機構を解除し、カニューレはスタイレットの側面試料口を閉じるよう配置され、チャージハンドルの第3の後退ではキャリッジアセンブリ全体を近位方向に動かしてプライムピアスバネを圧縮し、キャリッジラッチアームはプライムピアスバネを圧縮状態に保つため作動機構のキャリッジラッチストライクと係合するよう構成される。
ラッチアーム偏向部材はカニューレスライドの第1のラッチアームと係合し尚且つキャリッジベースに向けて第1のラッチアームを偏向させるよう構成さる、前記サンプリングスライドと、スタイレット組付壁とサンプリングスライドとの間に配置されるサンプリングバネであって、サンプリングバネは第2のラッチアームが第2のラッチストライクと係合しているときに圧縮状態に保たれる、前記サンプリングスライドと、サンプリングスライドとカニューレスライドとの間に配置され尚且つサンプリングスライドとカニューレスライドとに接続されるカニューレ後退バネであって、カニューレ後退バネは第1のラッチアームが第1のラッチストライクと係合し尚且つ第2のラッチアームが第2のラッチストライクと係合しているときに解放自在に伸張状態に保たれて力学的エネルギーを蓄積する、前記カニューレ後退バネと、チャージハンドルと付勢バネと位置決め機構とを有するコッキング機構であって、チャージハンドルは筐体に摺動自在に組み付けられ尚且つ付勢バネによって遠位方向に定位置まで付勢され、チャージハンドルは定位置と後退位置との間を動くよう構成され、位置決め機構はカニューレスライドに移動自在に結合される、前記コッキング機構とを備え、チャージハンドルの第1の後退ではサンプリングスライドとカニューレスライドを近位方向に一斉に動かしてサンプリングバネを圧縮し、第2のラッチアームを第2のラッチストライクに係合させてサンプリングバネを圧縮状態に保って真空源をチャージし、チャージハンドルは付勢バネによって発揮される力によって定位置まで復帰し尚且つ位置決め機構を次の選択位置まで進めるよう構成され、チャージハンドルの第2の後退ではチャージハンドルを後退位置まで動かし、付勢バネによって発揮される力によってチャージハンドルが定位置まで復帰するときに、チャージハンドルはカニューレスライドに移動自在に結合された位置決め機構と係合し、カニューレスライドは遠位方向に動かされ、これによりカニューレ後退バネを伸張状態まで伸張し、第1のラッチアームは第1のラッチストライクと解放自在に係合してカニューレ後退バネを伸張状態に保ち、カニューレはスタイレットの側面試料口を閉じるよう配置され、作動機構は、カニューレ後退ボタンの作動により第1のラッチストライクから第1のラッチアームを解放し、カニューレ後退バネを解放してカニューレを近位方向に動かしてスタイレットの側面試料口を開ける力を発揮させ、同時に側面試料口に真空をかけ、試料取得ボタンの作動により第2のラッチストライクから第2のラッチアームを解放し、サンプリングバネを解放してカニューレを遠位方向に動かして側面試料口を閉じる力を発揮させるよう構成される。
ジアセンブリはスタイレットを組み付けるスタイレット組付壁と、切断カニューレを組み付けるカニューレスライドと、スタイレット組付壁とカニューレスライドとの間に移動自在に配置されるサンプリングスライドと、キャリッジラッチカバー部材とを含み、カニューレスライドはスタイレット組付壁から縦方向に離隔され尚且つスタイレット組付壁に対し移動可能である、前記キャリッジアセンブリを設けることと、カニューレスライド、サンプリングスライド、およびキャリッジアセンブリ全体のうち少なくとも1つを順次動かすチャージハンドルを設けることであって、チャージハンドルは定位置と後退位置とを有する、前記チャージハンドルを設けることと、スタイレット組付壁とサンプリングスライドとの間に配置されるサンプリングバネを設けることと、サンプリングスライドとカニューレスライドとの間に配置され尚且つサンプリングスライドとカニューレスライドとに接続されるカニューレ後退バネを設けることと、キャリッジアセンブリと筐体の一部分との間に配置されるプライムピアスバネを設けることと、スタイレットの試料口に真空を選択的に供給する真空システムを設けることと、カニューレスライドとサンプリングスライドを近位方向に一斉に動かしてサンプリングバネをチャージし、サンプリングスライドをキャリッジラッチカバー部材に係止してサンプリングバネをチャージ状態に保ち、尚且つ真空システムに真空をチャージするため、チャージハンドルを一度目に後退させることと、チャージハンドルを一度目に定位置まで復帰させることと、チャージハンドルを二度目に後退位置まで後退させることと、カニューレスライドをサンプリングスライドに対し遠位方向に動かしてカニューレ後退バネをチャージし、尚且つカニューレスライドをキャリッジラッチカバー部材に係止してカニューレ後退バネをチャージ状態に保つため、チャージハンドルを二度目に定位置まで復帰させることと、キャリッジアセンブリ全体を近位方向に動かしてプライムピアスバネをチャージし、尚且つキャリッジラッチカバー部材を作動機構に係止してプライムピアスバネをチャージ状態に保つため、チャージハンドルを三度目に後退させることとを含む。
[形態1]
筐体と、スタイレットおよびカニューレを備える生検針と、スタイレット組付端壁を有するキャリッジスライド、カニューレ組付端壁を有するカニューレスライド、およびサンプリングスライドを備えるキャリッジアセンブリと、前記筐体に摺動自在に組み付けられるチャージハンドルとを有する、生検装置であって、前記チャージハンドルは定位置と後退位置とを有し、前記生検装置は前記筐体内に配置されて前記キャリッジアセンブリによって運搬される真空システムをさらに備え、前記真空システムはサンプリングバネが圧縮されるときにチャージされて真空を発生させ、前記真空システムは第1の真空ポンプと第2の真空ポンプとマニホールドと制御弁とを含み、
前記第1の真空ポンプは第1の真空口を有し、
前記第2の真空ポンプは第2の真空口を有し、
前記マニホールドは第1の真空引抜口と第2の真空引抜口と第1の真空付与口とを有し、
前記制御弁は第3の真空引抜口と第2の真空付与口とを有し、
前記第1の真空ポンプの前記第1の真空口は前記マニホールドの前記第1の真空引抜口と流体連通で結合され、前記第2の真空ポンプの前記第2の真空口は前記マニホールドの前記第2の真空引抜口と流体連通で結合され、前記マニホールドの前記第1の真空付与口は前記弁の前記第3の真空引抜口と流体連通で結合され、前記制御弁の前記第2の真空引抜口は前記スタイレットの第1の内腔と流体連通で結合され、
前記マニホールドは前記第1の真空引抜口と流体連通で結合される第1の一方向弁と前記第2の真空引抜口と流体連通で結合される第2の一方向弁とを有し、前記第1の一方向弁と前記第2の一方向弁は大気へ正圧を解放し尚且つ真空成立時に閉じるよう構成され、
前記制御弁は作動機構のカニューレ後退ボタンの作動によって操作され、前記スタイレットの側面試料口に前記真空をかけ、同時にカニューレ後退バネによって発生する力による前記カニューレの近位方向運動によって前記スタイレットの前記側面試料口が開く、
生検装置。
[形態2]
前記第1の真空ポンプは、
第1の末端と第2の末端とを有する第1のシリンダであって、前記第1の末端は前記第1の真空口を有し、前記第2の末端は第1の開口部を画定する、前記第1のシリンダと、
前記第1の開口部を通じて前記第1のシリンダに受け入れられる第1のピストンと、
前記第1のピストンに取り付けられる第1のプランジャであって、前記第1のプランジャは前記第1のシリンダの前記第2の末端から延出するよう構成され、前記第1のプランジャは第1のヘッドを有する自由端を有する、前記第1のプランジャと、
前記シリンダの前記第2の末端と前記第1のプランジャの前記第1のヘッドとの間に配置される第1の真空バネであって、前記第1の真空バネは圧縮状態のときに力学的エネルギーを蓄積するよう構成され、尚且つ前記第1の真空口で真空を成立させるため前記第1のピストンを前記遠位方向に付勢するよう構成される、前記第1の真空バネとを含み、
前記第2の真空ポンプは、
第1の末端と第2の末端とを有する第2のシリンダであって、前記第1の末端は前記第2の真空口を有し、前記第2の末端は第2の開口部を画定する、前記第2のシリンダと、
前記第2の開口部を通じて前記第2のシリンダに受け入れられる第2のピストンと、
前記第2のピストンに取り付けられる第2のプランジャであって、前記第2のプランジャは前記第2のシリンダの前記第2の末端から延出するよう構成され、前記第2のプランジャは第2のヘッドを有する自由端を有する、前記第2のプランジャと、
前記第2のシリンダの前記第2の末端と前記第2のプランジャの前記第2のヘッドとの間に配置される第2の真空バネであって、前記第2の真空バネは圧縮状態のときに力学的エネルギーを蓄積するよう構成され、尚且つ前記第2の真空口で真空を成立させるため前記第2のピストンを前記遠位方向に付勢するよう構成される、前記第2の真空バネとを含む、
形態1に記載の生検装置。
[形態3]
前記第1の真空ポンプの前記第1のヘッドと前記第2の真空ポンプの前記第2のヘッドはカニューレスライドのカニューレ組付端壁と係合するよう配置され、前記第1の真空ポンプの前記第1の真空バネと前記第2の真空ポンプの前記第2の真空バネは前記カニューレ後退バネが前記伸張状態までチャージされる前に前記カニューレ組付端壁が前記近位方向に動くときに圧縮される、形態2に記載の生検装置。
[形態4]
前記第1の真空ポンプの前記第1の真空バネの圧縮と前記第2の真空ポンプの前記第2の真空バネの圧縮はサンプリングバネの圧縮と同時に起きる、形態3に記載の生検装置。
[形態5]
前記スタイレット組付端壁は第1のポンプ組付穴と第2のポンプ組付穴とを含み、
前記第1の真空ポンプは前記第1のポンプ組付穴に受け入れられ、前記第1の真空口を有する第1の近位シリンダ部は前記スタイレット組付端壁から前記近位方向に延出するよう構成され、前記第1の開口部を有する第1の遠位シリンダ部は前記スタイレット組付端壁から前記遠位方向に延出するよう構成され、前記チャージハンドルの第1の後退時に前記カニューレ組付端壁が前記近位方向に動かされるときに前記第1の真空バネを圧縮するため、前記第1のプランジャの前記第1のヘッドは前記カニューレ組付端壁と係合するよう配置され、
前記第2の真空ポンプは前記第2のポンプ組付穴に受け入れられ、前記第2の真空口を有する第2の近位シリンダ部は前記スタイレット組付端壁から前記近位方向に延出するよう構成され、前記第2の開口部を有する第2の遠位シリンダ部は前記スタイレット組付端壁から前記遠位方向に延出するよう構成され、前記チャージハンドルの前記第1の後退時に前記カニューレ組付端壁が前記近位方向に動かされるときに前記第1の真空バネを圧縮すると同時に前記第2の真空バネを圧縮するため、前記第2のプランジャの前記第2のヘッドは前記カニューレ組付端壁と係合するよう配置される、形態2から4のいずれかに記載の生検装置。
[形態6]
前記筐体は作動機構を備え、
前記キャリッジアセンブリは筐体に対し移動可能であり、前記キャリッジアセンブリは、試料口を有するスタイレットを組み付ける前記スタイレット組付壁と、切断カニューレを組み付ける前記カニューレスライドと、前記スタイレット組付壁と前記カニューレスライドとの間に移動自在に配置される前記サンプリングスライドと、キャリッジラッチカバー部材とを含み、前記カニューレスライドは前記スタイレット組付壁に対し縦方向に離隔されて移動可能であり、前記カニューレスライドは第1のラッチ部材を有し、前記サンプリングスライドは第2のラッチ部材を有し、前記キャリッジラッチカバー部材は第3のラッチ部材を有し、
前記スタイレット組付壁と前記サンプリングスライドとの間にはサンプリングバネが配置され、
前記サンプリングスライドと前記カニューレスライドとの間にはカニューレ後退バネが配置され、尚且つ前記カニューレ後退バネは前記サンプリングスライドと前記カニューレスライドとに接続され、
前記キャリッジアセンブリと前記筐体の一部分との間にはプライムピアスバネが配置され、
前記生検装置は、
前記チャージハンドルの第1の後退によって前記カニューレスライドと前記サンプリングスライドとを近位方向に一斉に動かして前記サンプリングバネをチャージし、前記サンプリングスライドの前記第2のラッチ部材を前記キャリッジラッチカバー部材に係止して
前記サンプリングバネをチャージ状態に保ち、尚且つ真空システムをチャージして真空を発生させ、
前記チャージハンドルの第1の復帰によって前記チャージハンドルを前記定位置まで復帰させ、
前記チャージハンドルの第2の後退によって前記チャージハンドルを前記後退位置まで動かし、
前記定位置へ至る前記チャージハンドルの第2の復帰によって前記サンプリングスライドから遠位方向に前記カニューレスライドを動かして前記カニューレ後退バネをチャージし、尚且つ前記カニューレスライドの前記第1のラッチ部材を前記キャリッジラッチカバー部材に係止して前記カニューレ後退バネをチャージ状態に保ち、尚且つ
前記チャージハンドルの第3の後退によって前記キャリッジアセンブリ全体を前記近位方向に動かして前記プライムピアスバネをチャージし、尚且つ前記キャリッジラッチカバー部材の前記第3のラッチ部材を前記作動機構に係止して前記プライムピアスバネをチャージ状態に保つよう構成される、
先行するいずれかの形態に記載の生検装置。
[形態7]
前記作動機構はカニューレ後退ボタンと試料取得ボタンとピアスボタンとを有し、前記生検装置は、
前記ピアスボタンが作動されることによって前記作動機構から前記キャリッジラッチカバー部材の前記第3のラッチ部材を解除して前記プライムピアスバネを前記チャージ状態から解放し、前記キャリッジアセンブリを前記遠位方向に推進させて前記スタイレットと前記カニューレとによる組織突刺を助長し、
前記カニューレ後退ボタンが作動されることによって前記キャリッジラッチカバー部材から前記カニューレスライドの前記第1のラッチ部材を解除して前記カニューレ後退バネを前記チャージ状態から解放し、前記カニューレを前記近位方向に動かして前記スタイレットの側面試料口を開け、尚且つ同時に前記側面試料口に前記真空をかけて前記側面試料口に組織を引き込み、尚且つ
前記試料取得ボタンが作動されることによって前記キャリッジラッチカバー部材から前記サンプリングスライドの前記第2のラッチ部材を解除して前記サンプリングバネを前記チャージ状態から解放し、前記カニューレを前記遠位方向に推進させて前記側面試料口を閉じ、真空によって前記側面試料口に引き込まれた前記組織を切るようさらに構成される、形態6に記載の生検装置。
[形態8]
前記スタイレットは縦軸沿いに延出するよう配置され、前記スタイレットは第1の内腔を画定するよう構成された第1の側壁と前記第1の側壁を通じて前記第1の内腔へ至る側面試料口とを有し、
前記カニューレは前記スタイレットと同軸であり、前記カニューレは第2の内腔を画定するよう構成された第2の側壁を有し、前記カニューレは遠位刃先を有し、
前記筐体は前記縦軸沿いに離隔された近位端壁と中間壁と遠位端部とを有し、前記遠位端部は針開口部を有し、前記筐体は前記近位端壁と前記遠位端部との間に筐体室を画定するよう構成され、前記中間壁は前記近位端壁と前記遠位端部との間に配置され、前記スタイレットと前記カニューレは前記針開口部を通じて受け入れられ、近位方向は前記遠位端部から前記近位端壁へ至る方向であり、遠位方向は前記近位端壁から前記遠位端部へ至る方向であり、
作動機構はピアスボタンとカニューレ後退ボタンと試料取得ボタンとを有し、尚且つキャリッジラッチストライクを有し、
前記キャリッジアセンブリは前記筐体室内に配置され、前記キャリッジアセンブリは全体が前記筐体に対し縦方向に動くよう構成され、前記キャリッジアセンブリは前記キャリッジスライドとキャリッジラッチカバー部材と前記カニューレスライドと前記サンプリングスライドとを含み、前記カニューレスライドと前記サンプリングスライドは前記キャリッジスライドに対し移動可能となるよう構成され、前記カニューレスライドは前記カニューレ組付端壁から前記近位方向に延出する第1のラッチアームを有し、前記サンプリングスライドは前記キャリッジスライドの前記スタイレット組付端壁と前記カニューレスライドの前記カニューレ組付端壁との間に移動自在に配置され、前記サンプリングスライドは前記遠位方向に延出する第2のラッチアームを有し、
前記キャリッジラッチカバー部材は第1のラッチストライクと第2のラッチストライクとキャリッジラッチアームとを有し、前記第1のラッチストライクは前記第1のラッチアームと解放自在に係合するよう構成され、前記第2のラッチストライクは前記第2のラッチアームと解放自在に係合するよう構成され、前記キャリッジラッチアームは前記作動機構の前記キャリッジラッチストライクと解放自在に係合するよう構成され、
前記スタイレット組付端壁と前記サンプリングスライドとの間にはサンプリングバネが配置され、前記サンプリングバネは圧縮状態のときに力学的エネルギーを蓄積するよう構成され、尚且つ前記サンプリングスライドを前記遠位方向に付勢するよう構成され、前記第2のラッチアームが前記第2のラッチストライクと係合されているときに前記サンプリングバネは前記圧縮状態に保たれ、
前記サンプリングスライドと前記カニューレスライドとの間にはカニューレ後退バネが配置され、尚且つ前記カニューレ後退バネは前記サンプリングスライドと前記カニューレスライドとに接続され、前記カニューレ後退バネは前記カニューレスライドを前記近位方向に付勢するため伸張状態で力学的エネルギーを蓄積するよう構成され、前記第1のラッチアームが前記第1のラッチストライクと係合され尚且つ前記第2のラッチアームが前記第2のラッチストライクと係合されているときに前記カニューレ後退バネは前記伸張状態に解放自在に保たれ、
前記筐体の前記中間壁と前記スタイレット組付端壁との間にはプライムピアスバネが配置され、前記プライムピアスバネは圧縮状態のときに力学的エネルギーを蓄積するよう構成され、尚且つ前記キャリッジアセンブリ全体を前記遠位方向に付勢するよう構成され、前記キャリッジラッチアームが前記作動機構の前記キャリッジラッチストライクと係合されているときに前記プライムピアスバネは前記圧縮状態に保たれる、
形態1から6のいずれかに記載の生検装置。
[形態9]
前記チャージハンドルは、
前記サンプリングバネをチャージするため、前記キャリッジスライドに対し前記近位方向での前記サンプリングスライドと前記カニューレスライドの一体的な動きと、
前記カニューレ後退バネをチャージするため、前記サンプリングスライドから前記遠位方向での前記カニューレスライドの単独の動きと、
前記プライムピアスバネをチャージするため、前記筐体に対し前記近位方向での前記キャリッジアセンブリ全体の動きとを、一連の操作で順次助長するよう構成される、形態8に記載の生検装置。
[形態10]
前記カニューレスライドの前記カニューレ組付端壁に移動自在に結合される位置決め機構をさらに備え、前記カニューレ組付端壁は位置決め窓を有し、前記位置決め機構は前記位置決め窓の一部分を選択的に覆うよう構成され、
前記チャージハンドルは前記チャージハンドルが前記後退位置へ動かされるときに前記位置決め窓の中を通るよう構成されたチャージハンドルラッチアームを有し、前記位置決め機構が前記位置決め窓の一部分を覆うよう配置されているときに、前記遠位方向に前記定位置へ向かう前記チャージハンドルのその後の動きによって前記チャージハンドルラッチアームは前記位置決め機構と係合して前記サンプリングスライドから前記遠位方向に前記カニューレスライドを動かし、前記カニューレ後退バネをチャージする、
先行するいずれかの形態に記載の生検装置。
[形態11]
前記カニューレ後退バネは1組の横方向に離隔されたバネである、先行するいずれかの形態に記載の生検装置。
[形態12]
前記筐体と前記チャージハンドルとに結合される付勢バネをさらに備え、前記付勢バネは前記チャージハンドルを前記遠位方向に前記定位置まで付勢するよう構成される、先行するいずれかの形態に記載の生検装置。
[形態13]
前記付勢バネによって発揮される力は前記カニューレ後退バネによって発揮される力より大きい、形態12に記載の生検装置。
[形態14]
前記付勢バネは1組の横方向に離隔されたバネである、形態12または13に記載の生検装置。
[形態15]
前記カニューレスライドの前記カニューレ組付端壁に移動自在に結合される位置決め機構を備え、
前記チャージハンドルと前記位置決め機構は、前記サンプリングバネをチャージするため、前記キャリッジスライドに対し前記近位方向での前記サンプリングスライドと前記カニューレスライドの一体的な動きを選択的に助長し、前記カニューレ後退バネをチャージするため、キャリッジスライドに対し遠位方向での前記カニューレスライドの単独の動きを助長し、尚且つ前記プライムピアスバネをチャージするため、前記筐体に対し前記近位方向での前記キャリッジアセンブリ全体の動きを助長するよう構成される、
形態1から9のいずれかに記載の生検装置。
[形態16]
位置決め窓を有する前記カニューレ組付端壁と、
前記位置決め窓の中を通るよう構成されたチャージハンドルラッチアームを有する前記チャージハンドルと、
カニューレスライドインデクサとサンプリングスライドインデクサとを有する位置決め機構とを備え、前記カニューレスライドインデクサは前記カニューレスライドの前記カニューレ組付端壁に回転自在に結合され、前記サンプリングスライドインデクサは前記カニューレスライドの前記カニューレ組付端壁に摺動自在に結合され、尚且つ前記縦軸に向かって第1の方向に動くよう構成され、前記カニューレスライドインデクサは前記サンプリングスライドインデクサと操作自在に係合され、前記サンプリングスライドインデクサは付勢バネによって前記第1の方向に付勢され、前記サンプリングスライドインデクサは前記サンプリングスライドインデクサが前記第1の方向に動かされるときに前記位置決め窓の一部分を覆うよう構成された窓閉鎖板を有し、
前記カニューレスライドインデクサを回転させて前記サンプリングスライドインデクサと接触させ、前記サンプリングスライドインデクサを前記第1の方向とは反対の第2の方向に動かし、前記サンプリングスライドインデクサの前記窓閉鎖板が前記位置決め窓の前記一部分を覆わないようにするため、前記カニューレスライドインデクサは前記カニューレスライドの前記第1のラッチアームによって操作自在に係合されるよう構成され、
前記第1の方向とは反対の前記第2の方向に前記サンプリングスライドインデクサを動かし、前記サンプリングスライドインデクサの前記窓閉鎖板が前記位置決め窓の前記一部分を覆わないようにするため、前記サンプリングスライドインデクサは前記サンプリングスライドの前記第2のラッチアームの前記第2のラッチアームによって操作自在に係合されるよう構成され、
前記サンプリングスライドインデクサの前記窓閉鎖板は前記位置決め窓の前記一部分を覆うよう配置され、前記チャージハンドルラッチアームが前記位置決め窓の中を通って前記サンプリングスライドインデクサの前記窓閉鎖板を通過するようにするため、前記チャージハンドルは近位方向ストークで動かされるよう構成され、前記チャージハンドルは、前記遠位方向に前記定位置へ向かう前記チャージハンドルの復帰遠位方向ストークで前記チャージハンドルラッチアームを前記窓閉鎖板に係合させ、前記サンプリングスライドから前記遠位方向に前記カニューレスライドを動かして前記カニューレ後退バネをチャージするよう構成される、
形態1から9のいずれかに記載の生検装置。
[形態17]
前記サンプルスライドが、スライダ壁と、前記第2のラッチアームが前記スライド壁から遠位方向に延びるように構成され、前記第2のラッチアームがキャリッジラチカバー部材の第2のラッチストライクに解放可能に係合するように構成されたラッチアーム偏向部材を更に備え、前記ラッチアーム偏向部材が、カニューレスライドの第1のラッチアームと係合し、第1のラッチアームを偏向させて割り出し機構のカニューレスライドインデクサと係合し、前記カニューレスライドインデクサは、前記サンプルスライドインデクサを第1の方向に移動させるように回転するように構成されている、形態16に記載の生検装置。
[形態18]
割り出しウィンドーを備え、該割り出しウィンドーの一部を選択的に覆うように構成された、前記カニューレスライドのカニューレ装着端壁に異動可能に連結した割り出し機構;
近位方向に延びるチャージハンドルラッチアームを備えたチャージハンドル;及び
順番に作動するように構成された前記チャージハンドルを定位置から遠位方向に付勢するように構成された、前記筐体及び前記チャージハンドルに連結した付勢バネを更に備え、
前記チャージハンドルの第1の後退がサンプルスライド及び前記カニューレを保持するカニューレ装着端壁を、前記サンプルスライドに係合した第1のラッチアームによって一致して近位方向に移動し、第2のラッチアームを第2のラッチストライクと係合させてサンプルバネを圧縮状態に保持し、前記カニューレは、スタイレットの側方サンプルポートを露出させるように引き込められ、付勢機構によって加えられる力によって定位置に戻るように構成されており;
前記チャージハンドルの第2の後退が、前記割り出しウィンドーを通し、付勢機構によって加えられる力によってチャージハンドルを定位置に戻す間にチャージハンドルラッチアームを割り出し、
前記チャージハンドルラッチアームが割り出し機構に係合し、カニューレスライドをサンプルスライドから遠位の方向に移動させ、カニューレ後退バネを伸長状態まで伸長させ;
前記第1のラッチアームが、第1のラッチストライクと解放可能に係合してカニューレ後退バネを伸長状態に保持し;
前記割り出し機構は、カニューレスライドの割り出しウィンドーを完全に開放するように配置され、前記割り出し機構をチャージハンドルラッチアームから解放し;チャージハンドルの第3の後退がキャリッジアセンブリ全体を近位方向に移動させてプライムピアスバネを圧縮し、キャリッジラッチアームがアクチュエータ機構のキャリッジラッチストライクと係合してプライミングピアスバネを圧縮状態に保持するように構成されている、形態1〜9のいずれかに記載の生検装置。
[形態19]
穿孔ボタンが作動すると、キャリッジラッチアームがキャリッジラッチストライクから解放され、第1の穿孔バネが圧縮状態から解放されて、スタイレット及びカニューレを備えるキャリッジアセンブリを遠位方向に動かす力を加え;
カニューレ後退ボタンが作動すると、第1のラッチアームが第1のラッチストライクから解放され、カニューレ後退バネが伸長状態から解放されてカニューレを近位方向に移動させ、スタイレットの側方サンプルポートを開く力を加え、
サンプル捕捉ボタンが作動すると、第2のラッチアームが第2のラッチストライクから解放され、サンプリングバネが圧縮状態から解放され、カニューレを遠位方向に移動させてサイドサンプルポートを閉じるように構成されている、形態18に記載の生検装置。
[形態20]
スタイレットが、開放された第1の端部と閉鎖された第2の端部とを有し、閉鎖された第2の端部が遠位の穿孔先端部を規定している、形態1〜19のいずれかに記載の生検装置。
[形態21]
キャリッジスライドがキャリッジベースを更に有し、スタイレットマウント端壁及びキャリッジベースが一体のキャリッジ構造として形成され、キャリッジベースが、スタイレット取り付け端壁から遠位方向に延在するU字形断面を有するU字形壁を規定して、開放遠位端及び開放上部を規定するように構成され、キャリッジラッチカバー部材が、キャリッジベースに取り付けられて開放頂部を覆うように構成され、開放先端部が、サンプリングスライド及びカニューレスライドを摺動可能に受け入れ、長手方向に動くように構成されている、形態1〜20のいずれかに記載の生検装置。
[形態22]
アクチュエータ機構を有する筐体;
サンプルポートを有するスライドを取り付けたスタイレットマウント壁;
切断カニューレ、スタイレットマウント壁と、前記カニューレスライドは、スタイレット取り付け壁から長手方向に離間し、前記スタイレット取り付け壁に対して移動可能であり、第1のラッチ部材を有するカニューレスライドとの間に移動可能に挿入された、第2のラッチ部材を有するサンプルスライド、及び第3のラッチ部材を有するキャリッジラッチカバー部材を装着するカニューレスライド;
定位置及び後退位置を有する、筐体に対して摺動可能に取り付けられたチャージハンドル;
スタイレット装着壁とサンプルスライドとの間に挿入されたサンプルバネ;
サンプリングスライドとカニューレスライドとの間に挿入され、それらの各々に接続されたカニューレ後退バネ;
キャリッジアセンブリと筐体の一部との間に挟まれた第1の穿孔バネ;
スタイレットのサンプルポートを選択的に真空にする真空システムを備え、
チャージハンドルの第1の後退が、カニューレスライド及びサンプルスライドを一斉に近位方向に移動させてサンプルバネをチャージし、サンプルスライドの第2のラッチ部材をキャリッジラッチカバー部材でラッチしてサンプルバネをチャージ状態に保持し、真空状態をジャージして真空を発生させ;
チャージハンドルの第1の戻りがチャージハンドルを定位置に戻し;
チャージハンドルの第2の後退がャージハンドルを後退に移動させ;
チャージハンドルをホームポジションに2回戻すと、カニューレスライドがサンプルスライドから離れた遠位方向に移動し、カニューレ後退バネがチャージされ、カニューレスライドの第1のラッチ部材がキャリッジラッチカバー部材でラッチされ、 カニューレがチャージ状態でばねが格納され;
充電ハンドルの第3の後退が、キャリッジアセンブリ全体を近位方向に移動させ、第1の穿孔バネがチャージされ、キャリッジラッチカバー部材の第3のラッチ部材がアクチュエータ機構でラッチして、第1の穿孔バネが帯電した状態に保持されるように構成されている生検装置。
[形態23]
前記アクチュエータ機構が、カニューレ後退ボタン、サンプル補足ボタン、及び穿孔ボタンを有し、穿刺ボタンが作動してキャリッジラッチカバー部材の第3のラッチ部材をアクチュエータ機構からラッチ解除してプライムピアスバネを荷電状態から解放してキャリッジアセンブリをスタイレットとカニューレ遠位方向への同時移動を推進させ;
カニューレ後退ボタンが作動して、カニューレスライドの第1のラッチ部材をキャリッジラッチカバー部材からラッチ解除し、カニューレ後退バネをチャージ状態から解放し、カニューレを近位方向に移動させ、スタイレットの側方サンプルポートを開放し、側面サンプルポートを同時に真空にし;
サンプル捕捉ボタンが作動して、サンプリングスライドの第2のラッチ部材をキャリッジラッチカバー部材からはずし、サンプルバネをチャージ状態から解放して、カニューレを遠位方向に推進し、サイドサンプルポートを閉鎖するように構成されている、形態22に記載の生検装置。
[形態24]
第1の内腔を規定するように構成された第1の側壁と、前記第1の側壁を通って前記第1の内腔に延びている側方サンプルポートとを有し、長手軸上に延びるように配置されるスタイレット;
第2の内腔を規定するように構成された第2の側壁と先端切刃とを有する前記スタイレットと同軸のカニューレ;
前記長手軸に沿って間隔を置かれた、近位端壁と、前記近位端壁と遠位端部との間に介在する中間壁と、針開口部を有する前記遠位端部とを有する筐体であって、前記近位端壁と前記遠位端部との間に収容室を画定するように構成され、前記スタイレットおよび前記カニューレが前記針開口部を介して受け入れられ、近位方向は前記遠位端部から前記近位端壁に向かっており、遠位方向は前記近位端壁から前記遠位端部に向かっている、筐体;
前記筐体にスライド可能に取り付けられたチャージハンドルであって、定位置と後退位置との間を移動するように構成されたチャージハンドル;
ピアスボタン、カニューレ後退ボタン、サンプル捕捉ボタン、及びキャリッジラッチストライクを有するアクチュエータ機構;
前記収容室内に配置されたキャリッジアセンブリであって、前記筐体に対して全体として長手方向に移動するように構成され、キャリッジスライドと、キャリッジラッチカバー部材と、それぞれが前記キャリッジスライドに対して移動可能に構成されているカニューレスライドおよびサンプルスライドと、を有し、前記キャリッジスライドは、前記スタイレットを装着するように構成されたスタイレットマウント端壁を有し、前記カニューレスライドは、前記カニューレを取り付けるように構成されたカニューレ装着端壁と、前記カニューレ装着端壁から前記近位方向に延びる第1のラッチアームと、を有し、前記サンプルスライドは、前記キャリッジスライドの前記スタイレットマウント端壁と前記カニューレスライドの前記カニューレ装着端壁との間に移動可能に介在されており、前記サンプルスライドは、前記遠位方向に延びる第2のラッチアームを有し、
前記キャリッジラッチカバー部材は、前記第1のラッチアームに解放可能に係合するように構成されている第1のラッチストライクと、前記第2のラッチアームに解放可能に係合するように構成されている第2のラッチストライクと、前記アクチュエータ機構の前記キャリッジラッチストライクに解放可能に係合するように構成されているキャリッジラッチアームとを有する、キャリッジアセンブリ;
前記スタイレットマウント端壁と前記サンプルスライドの間に介在されるサンプルバネであって、圧縮状態にあるとき機械的エネルギーを蓄積するように構成され、前記サンプルスライドを前記遠位方向に付勢するように構成され、前記第2のラッチアームが前記第2のラッチストライクに係合するときに前記圧縮状態に保持される、サンプルバネ;
前記筐体内に配置され、前記サンプルバネが圧縮されたときに真空を発生するようにチャージされ、前記キャリッジアセンブリによって担持される真空システム:
前記サンプルスライドと前記カニューレスライドとの間に挿入され、それらの各々に接続されるカニューレ後退バネであって、前記カニューレスライドを前記近位方向に付勢するように伸長状態で機械的エネルギーを蓄積するように構成され、前記第1のラッチアームが前記第1のラッチストライクと係合し、前記第2のラッチアームが前記第2のラッチストライクと係合すると、前記伸張状態に解放可能に保持される、カニューレ後退バネ;及び
前記筐体の前記中間壁と前記スタイレットマウント端壁との間に挿入されるプライムピアスバネであって、圧縮状態にあるときに機械的エネルギーを蓄積するように構成され、前記キャリッジアセンブリ全体を前記遠位方向に付勢するように構成され、前記キャリッジラッチアームが前記アクチュエータ機構の前記キャリッジラッチストライクと係合したときに前記圧縮状態に保持されるプライムピアスバネを備える生検装置。
[形態25]
前記チャージハンドルが、連続して作動し、
前記サンプルバネをチャージする、前記キャリッジスライドに対する前記近位方向での1つのユニットとしての前記サンプルスライド及び前記カニューレスライドの集合的な移動と、
前記カニューレ後退バネをチャージする、前記サンプルスライドから離れる前記遠位方向での個別の前記カニューレスライドの移動と、
前記プライムピアスバネをチャージする、前記筐体に対する前記近位方向での全体的な前記キャリッジアセンブリの移動と、
を連続的に促進するように構成される、形態24に記載の生検装置。
[形態26]
割り出しウィンドーを有する前記カニューレスライドの前記カニューレ装着端壁に、移動可能に連結され、前記割り出しウィンドーの一部を選択的に覆うように構成された割り出し機構を更に備え;
前記チャージハンドルが、前記後退位置に移動した時に前記割り出しウィンドーを通過するように構成されたチャージハンドルラッチアームを有し、前記割り出し機構が前記割り出しウィンドーの前記一部を覆うように配置された時に前記チャージハンドルの前記定位置に向かう前記遠位方向でのその後の移動により、前記チャージハンドルラッチアームが前記割り出し機構に係合され、前記サンプルスライドから離れる前記遠位方向において前記カニューレスライドを移動させ前記カニューレ後退バネをチャージする、形態25に記載の生検装置。
[形態27]
前記カニューレ後退バネが、横方向に離間した一対のバネである、形態26に記載の生検装置。
[形態28]
前記筐体及び前記チャージハンドルに結合し、前記チャージハンドルを前記遠位方向に前記定位置まで付勢するように構成された付勢バネを更に備える、形態25、26又は27に記載の生検装置。
[形態29]
前記付勢バネによって及ぼされる力が、前記カニューレ後退バネによって加えられる力よりも大きい、形態28に記載の生検装置。
[形態30]
前記付勢バネが、横方向に離間した一対のバネである、形態28又は29に記載の生検装置。
[形態31]
前記カニューレスライドの前記カニューレ装着端壁に移動可能に連結された割り出し機構を備え、
前記チャージハンドル及び前記割出し機構が、共に、前記サンプルバネをチャージする、前記キャリッジスライドに対する前記近位方向での1つのユニットとしての前記サンプルスライド及び前記カニューレスライドの集合的な移動を選択的に促進し、前記カニューレ後退バネをチャージする、前記キャリッジスライドに対する遠位方向での前記カニューレスライドの個別の移動を促進し、前記プライムピアスバネをチャージする、前記筐体に対する前記近位方向での全体的な前記キャリッジアセンブリの移動を促進するように構成されている、形態24又は25に記載の生検装置。
[形態32]
前記カニューレ装着端壁が、割り出しウィンドーを有し;
前記チャージハンドルが、前記割り出しウィンドーを通過するように構成されたチャージハンドルラッチアームを有し;
前記生検装置がさらに、
前記カニューレスライドの前記カニューレ装着端壁に回転可能に連結されているカニューレスライドインデクサ、及び前記カニューレスライドの前記カニューレ装着端壁に摺動可能に連結され、前記長手軸に向かって第1の方向に移動するように構成されているサンプルスライドインデクサを有する割り出し機構であって、前記カニューレスライドインデクサが、前記サンプルスライドインデクサと動作可能に係合しており、前記サンプルスライドインデクサが、付勢バネによって前記第1の方向に付勢され、前記サンプルスライドインデクサは、前記サンプルスライドインデクサが前記第1の方向に移動するときに前記割り出しウィンドーの一部を覆うように構成されたウィンドー遮蔽板を有する、割り出し機構を備え;
前記カニューレスライドインデクサは、前記カニューレスライドの前記第1のラッチアームによって動作可能に係合されて、前記サンプルスライドインデクサの前記ウィンドー遮蔽板が前記割り出しウィンドーの前記一部を覆わないように、前記カニューレスライドインデクサを回転させて前記サンプルスライドインデクサと接触させ、前記サンプルスライドインデクサを前記第1の方向とは反対の第2の方向に移動するように構成され、
前記サンプルスライドインデクサは、前記サンプルスライドの前記第2のラッチアームによって動作可能に係合されて、前記サンプルスライドインデクサの前記ウィンドー遮蔽板が前記割り出しウィンドーの前記一部を覆わないように、前記サンプルスライドインデクサを前記第1の方向とは反対の前記第2の方向に移動するように構成され、
前記サンプルスライドインデクサの前記ウィンドー遮蔽板が前記割出しウィンドーの前記一部を覆うように配置されるとき、前記チャージハンドルは、前記チャージハンドルラッチアームが前記割出しウィンドーを通過して前記ウィンドー遮蔽板を通過するように近位ストローク内で移動するように構成され、前記チャージハンドルは、前記チャージハンドルの前記定位置に向かう前記遠位方向の戻り遠位ストロークによって、前記チャージハンドルラッチアームが前記ウィンドー遮蔽板に係合して、前記前記カニューレスライドを前記サンプルスライドから離れる前記遠位方向に移動させ、前記カニューレ後退バネをチャージするように構成される、形態24又は25に記載の生検装置。
[形態33]
前記サンプルスライドが、スライダ壁及びラッチアーム偏向部材を備え、前記第2のラッチアームが、前記スライダ壁から前記遠位方向に延びるように構成され且つ前記キャリッジラッチカバー部材の前記第2のラッチストライクに解放可能に係合するように構成され、前記ラッチアーム偏向部材は、前記カニューレスライドの前記第1のラッチアームと係合して前記割出し機構の前記カニューレスライドインデクサと係合するように前記第1のラッチアームを偏向させるように構成され、前記カニューレスライドインデクサは、前記サンプルスライドインデクサを前記第1の方向に移動させるように回転する、形態32に記載の生検装置。
[形態34]
割出しウィンドーを有する前記カニューレスライドの前記カニューレ装着端壁に、移動可能に連結され、前記割り出しウィンドーの一部を選択的に覆うように構成されている割り出し機構を備え;
前記チャージハンドルは、前記近位方向に延びるチャージハンドルラッチを有し;
前記生検装置は、更に、
連続的な作動のために構成された前記チャージハンドルを前記定位置まで前記遠位方向に付勢するように構成され、前記筐体及び前記チャージハンドルに結合された付勢バネを備え、
前記チャージハンドルの第1の後退により、前記サンプルスライドと、前記カニューレを担持する前記カニューレ装着端壁とが、前記サンプルスライドに係合する前記第1のラッチアームを介して一斉に、前記近位方向に移動して、前記サンプルバネを圧縮し、前記第2のラッチアームを前記第2のラッチストライクに係合させて前記サンプルバネを前記圧縮状態に保持し、前記カニューレは、前記スタイレットの前記側方サンプルポートを露出させるように後退させられ、前記チャージハンドルは、前記付勢機構によって加えられる力によって前記定位置に戻るように構成されており;
前記チャージハンドルの第2の後退により、前記割り出しウィンドーを前記チャージハンドルラッチアームが通過し、前記付勢機構によって加えられる力によって前記チャージハンドルが前記定位置に戻る間に、
前記チャージハンドルラッチアームが前記割り出し機構に係合し、前記カニューレスライドを前記サンプルスライドから離れる前記遠位方向に移動させ、次に、前記カニューレ後退バネを前記伸長状態まで延ばし、
前記第1のラッチアームが、前記第1のラッチストライクと解放可能に係合して、前記カニューレ後退バネを前記伸長状態に保持し、
前記割出し機構が、前記カニューレスライドの前記割出しウィンドーを完全に開放して前記割出し機構を前記チャージハンドルラッチアームから外すように配置され、
前記カニューレが、前記スタイレットの前記側方サンプルポートを閉じるように配置され、
前記チャージハンドルの第3の後退により、前記キャリッジアセンブリ全体が前記近位方向に移動して前記プライムピアススプリングを圧縮し、前記キャリッジラッチアームは、前記プライムピアスバネを前記圧縮状態に保持するために前記アクチュエータ機構の前記キャリッジラッチストライクと係合するように構成されている、形態24又は25に記載の生検装置。
[形態35]
前記ピアスボタンを作動させることにより、前記キャリッジラッチアームが前記キャリッジラッチストライクから解放され、前記プライムピアスバネが前記圧縮状態から解放されて、前記スタイレット及び前記カニューレを含む前記キャリッジアセンブリを、一斉に、前記遠位方向に動かす力を加え;
前記カニューレ後退ボタンが作動することにより、前記第1のラッチアームが前記第1のラッチストライクから解放され、前記カニューレ後退バネが前記伸長状態から解放されて前記カニューレを前記近位方向に移動させる力を加えて、前記スタイレットの前記側方サンプルポートを開き;
前記サンプル捕捉ボタンが作動することにより、前記第2のラッチアームが前記第2のラッチストライクから解放され、前記サンプルバネが前記圧縮状態から解放されて、前記カニューレを前記遠位方向に移動させる力を加えて前記側方サンプルポートを閉鎖するように構成されている、形態34に記載の生検装置。
[形態36]
前記真空システムが、第1の真空ポンプ、第2の真空ポンプ、マニホールド及び制御バルブを備え、
前記第1の真空ポンプが第1の真空ポートを有し、
前記第2の真空ポンプが第2の真空ポートを有し、
前記マニホールドは、第1の真空引き込みポート、第2の真空引き込みポート、及び第1の真空適用ポートを有し、
前記制御バルブは、第3の真空引き込みポート及び第2の真空適用ポートを有し、
前記第1の真空ポンプの前記第1の真空ポートは、前記マニホールドの前記第1の真空引き込みポートと流体連通して結合されており、前記第2の真空ポンプの前記第2の真空ポートは、前記マニホールドの前記第2の真空引き込みポートと流体連通して結合されており、前記マニホールドの前記第1の真空適用ポートは、前記制御バルブの前記第3の真空引き込みポートと流体連通して結合されており、前記制御バルブの前記第2の真空引き込みポートは、前記スタイレットの前記第1の内腔と流体連通して結合されており;
前記マニホールドは、前記第1の真空引き込みポートと流体連通するように結合された第1の一方向弁と、前記第2の真空引き込みポートと流体連通して結合された第2の一方向弁とを有し、前記第1の一方向弁および前記第2の一方向弁の各々は大気に正圧を解放し、真空の確立に際して閉じるように構成されており;
前記制御バルブが、前記アクチュエータ機構の前記カニューレ後退ボタンの作動によって操作され、前記カニューレ後退バネによって発生した力による前記カニューレの前記近位方向への移動と同時に前記スタイレットの前記側方サンプルポートに真空を適用し、これにより前記スタイレットの前記側方サンプルポートが開放される、形態24〜35のいずれかに記載の生検装置。
[形態37]
前記第1の真空ポンプが、
前記第1の真空ポートを有する第1の端部と、第1の開口部を規定する第2の端部とを有する第1のシリンダ;
前記第1の開口部を通して前記第1のシリンダ内に受け入れられる第1のピストン;
前記第1のピストンと接続し、前記第1のシリンダの前記第2の端部から延在するように構成され、第1のヘッドを有する自由端を有する第1のプランジャ;及び
前記第1のシリンダの前記第2の端部と前記第1のプランジャの前記第1のヘッドとの間に介装された第1の真空バネであって、圧縮状態にあるときに機械的エネルギーを蓄積するように構成され、前記第1のピストンを前記遠位方向に付勢して、前記第1の真空ポートに真空を確立するように構成される、第1の真空バネを備え、
前記第2の真空ポンプが、
前記第2の真空ポートを有する第1の端部と、第2の開口部を規定する第2の端部とを有する第2のシリンダ;
前記第2の開口部を通して前記第2のシリンダ内に受け入れられる第2のピストン;
前記第2のピストンと接続し、前記第2のシリンダの前記第2の端部から延在するように構成され、第2のヘッドを有する自由端を有する第2のプランジャ;及び
前記第2のシリンダの前記第2の端部と前記第2のプランジャの前記第2のヘッドとの間に介装された第2の真空バネであって、圧縮状態にあるときに機械的エネルギーを蓄積するように構成され、前記第2のピストンを前記遠位方向に付勢して、前記第2の真空ポートに真空を確立するように構成される、第2の真空バネを備える、形態36に記載の生検装置。
[形態38]
前記第1の真空ポンプの前記第1のヘッド及び前記第2の真空ポンプの前記第2のヘッドが、前記カニューレスライドの前記カニューレ装着端壁と係合するように配置され、前記カニューレ後退バネが前記伸長状態にチャージされる前に起こる前記カニューレ装着端壁の前記近位方向での移動中に、前記第1の真空ポンプの前記第1の真空バネ及び前記第2の真空ポンプの前記第2の真空バネのそれぞれが圧縮される、形態37に記載の生検装置。
[形態39]
前記第1の真空ポンプの前記第1の真空バネと前記第2の真空ポンプの前記第2の真空バネの圧縮が、前記サンプルバネの圧縮と同時に起こる、形態38に記載の生検装置。
[形態40]
前記スタイレットマウント端壁が、第1のポンプ取り付けホール及び第2のポンプ取り付けホールを含み、
前記第1の真空ポンプは、前記スタイレットマウント端壁から前記近位方向に延びるように構成された前記第1の真空ポートを有する第1の近位シリンダ部と、前記スタイレットマウント端壁から前記遠位方向に延びるように構成された前記第1の開口部を有する第1の遠位シリンダ部と共に、前記第1のポンプ取り付けホールに受け入れられ、
前記第1のプランジャの前記第1のヘッドは、前記チャージハンドルの第1の後退の間に前記カニューレ装着端壁が前記近位方向に移動するときに前記第1の真空バネを圧縮するために、前記カニューレ装着端壁に係合するように位置決めされ、
前記第2の真空ポンプは、前記スタイレットマウント端壁から前記近位方向に延びるように構成された前記第2の真空ポートを有する第2の近位シリンダ部と、前記スタイレットマウント端壁から前記遠位方向に延びるように構成された前記第2の開口部を有する第2の遠位シリンダ部と共に、前記第2のポンプ取り付けホールに受け入れられ、
前記第2のプランジャの前記第2のヘッドは、前記チャージハンドルの前記第1の後退の間に前記カニューレ装着端壁が前記近位方向に移動するときに、前記第1の真空バネの圧縮と同時に、前記第2の真空バネを圧縮するように、前記カニューレ装着端壁に係合するように位置決めされる、形態37〜39のいずれかに記載の生検装置。
[形態41]
前記スタイレットが、開口した第1の端部と、遠位ピアスチップを画定する閉鎖した第2の端部を有する、形態1〜40のいずれかに記載の生検装置。
[形態42]
前記キャリッジスライドはキャリッジベースを更に含み、前記スタイレットマウント端壁と前記キャリッジベースとは単一キャリッジ構造として形成され、前記キャリッジベースは、前記スタイレットマウント端壁から前記遠位方向に延びて開放遠位端と開放上部とを画定するU字断面を有するU字壁を画定するように構成され、前記キャリッジラッチカバー部材は、前記キャリッジベースに取り付けられて前記開放上部を覆うように構成され、前記開放遠位端は、前記サンプルスライドと前記カニューレスライドとを摺動可能に受け入れ且つ長手方向に案内するように構成されている、形態1から41のいずれかに記載の生検装置。
[形態43]
縦軸を有し、ハウジング室を定義するように構成された、ハウジングと;
カニューレ引込ボタンとサンプル獲得ボタンとキャリッジ・ラッチ受座とを有するアクチュエータ機構と;
前記ハウジング室内に位置し、キャリッジ・ベースとスタイレット・マウント壁とを有するキャリッジ・スライドを含み、サンプル・スライドとカニューレ・スライドとキャリッジ・ラッチ・カバー・メンバーとを更に含み、前記カニューレ・スライドは前記スタイレット・マウント壁から縦方向に間隔がとられ且つ同スタイレット・マウント壁に対して可動であり、前記カニューレ・スライドは第一ラッチ・アームを有し、前記キャリッジ・ラッチ・カバー・メンバーは前記キャリッジ・ベースに固定的に取り付けられ、前記キャリッジ・ラッチ・カバー・メンバーは第一ラッチ受座と第二ラッチ受座とを有し、前記カニューレ・スライドの前記第一ラッチ・アームは、前記キャリッジ・ラッチ・カバー・メンバーの第一ラッチ受座と解放可能に係合するように構成された、キャリッジ・アセンブリーと;
スタイレット・マウント壁に連結され、前記縦軸に沿って伸長するように構成され、側部サンプル・ポートを有する、スタイレットと;
前記キャリッジ・アセンブリーに担持され、前記スタイレットの前記側部サンプル・ポートに選択的に真空状態を印加するように構成された、真空供給源と;
前記カニューレ・スライドに固定的に連結され、前記スタイレットと同軸で、遠位刃先を有する、カニューレと;
前記スタイレット・マウント壁と前記カニューレ・スライドとの間に可動的に配置され、第二ラッチ・アームとラッチ・アーム偏向メンバーとを有し、前記ラッチ・アームは前記キャリッジ・ラッチ・カバー・メンバーの前記第二ラッチ受座と解放可能に係合するように構成され、前記ラッチ・アーム偏向メンバーは、前記カニューレ・スライドの前記第一ラッチ・アームと係合するように且つ同第一ラッチ・アームを前記キャリッジ・ベースに向けて偏向させるように構成された、サンプリング・スライドと;
前記スタイレット・マウント壁と前記サンプリング・スライドとの間に配置され、前記第二ラッチ・アームが前記第二ラッチ受座に係合すると圧縮状態に維持される、サンプリング・スプリングと;
前記サンプリング・スライドと前記カニューレ・スライドとの間に配置され且つ同サンプリング・スライドと同カニューレ・スライドのそれぞれに連結され、前記第一ラッチ・アームが前記第一ラッチ受座に係合し且つ前記第二ラッチ・アームが前記第二ラッチ受座に係合すると伸長状態に解放可能に維持されて力学的エネルギーを蓄える、カニューレ引込スプリングと;
チャージ・ハンドルとバイアス・スプリングとインデックス機構とを有し、前記チャージ・ハンドルは前記ハウジングに摺動可能にマウントされ且つ前記バイアス・スプリングによって前記遠位方向にホーム位置に向けてバイアスされ、前記チャージ・ハンドルは前記ホーム位置と引込位置との間を動くように構成され、前記インデックス機構は前記カニューレ・スライドに可動的に従動する、引金機構と;を具備し、
前記チャージ・ハンドルの第一回目の引込によって前記サンプリング・スライドと前記カニューレ・スライドとが近位方向に一斉に動くことにより、前記サンプリング・スプリングが圧縮され且つ前記第二ラッチ・アームが前記第二ラッチ受座に係合されて前記サンプリング・スプリングが前記圧縮状態に保持され且つ前記真空供給源がチャージされ、前記チャージ・ハンドルは、前記バイアス・スプリングが発揮する力によって前記ホーム位置に復帰するように且つ前記インデックス機構を次の選択位置へ逐次配列するように構成され;
前記チャージ・ハンドルの第二回目の引込により前記チャージ・ハンドルが前記引込位置へと動き、前記バイアス・スプリングが発揮する力によって前記チャージ・ハンドルが前記ホーム位置へ復帰する間に、前記チャージ・ハンドルは前記カニューレ・スライドに可動的に従動する前記インデックス機構と係合し、前記カニューレ・スライドは前記遠位方向に動かされその結果前記カニューレ引込スプリングを前記伸長状態に伸長し、前記第一ラッチ・アームは前記第一ラッチ受座に係合して前記カニューレ引込スプリングを前記伸長状態に保持し、前記カニューレは前記スタイレットの前記側部サンプル・ポートを閉止するように配置され;
当該アクチュエータ機構は、
前記カニューレ引込ボタンの作動により前記第一ラッチ・アームが前記第一ラッチ受座から解放され、その結果前記カニューレ引込スプリングが解放され、引込力が発揮され、前記カニューレが前記近位方向に動かされ、前記スタイレットの前記側部サンプル・ポートが開放されると同時に前記側部サンプル・ポートへ前記真空状態が印加されるように;
前記サンプル獲得ボタンの作動により前記第二ラッチ・アームが前記第二ラッチ受座から解放され、前記サンプリング・スプリングが解放され、力が発揮され、前記カニューレが前記遠位方向に動かされ、前記側部サンプル・ポートが閉止されるように;構成された、生検装置。
[形態44]
前記キャリッジ・アセンブリーは前記ハウジングに対し全体として縦方向に動くように構成され、
ピアス・ボタンとキャリッジ・ラッチ受座とを有する前記アクチュエータ機構と;
前記キャリッジ・ラッチ受座と解放可能に係合するように構成されたキャリッジ・ラッチ・アームを有する前記キャリッジ・ラッチ・カバー・メンバーと;
前記ハウジング内で前記近位端壁と前記遠位端部分との間に配置された中間壁と;
前記中間壁と前記スタイレット・マウント壁との間に配置され、収縮状態にある時に力学的エネルギーを蓄えるように構成され且つ前記キャリッジ・アセンブリーを全体として遠位方向にバイアスさせるように構成され、前記キャリッジ・ラッチ・アームが前記アクチュエータ機構の前記キャリッジ・ラッチ受座と係合すると前記収縮状態に維持される主ピアス・スプリングと;を更に具備し、
前記アクチュエータ機構の操作前の前記チャージ・ハンドルの第三回目の引込によって前記キャリッジ・アセンブリーが全体として近位方向に動かされて前記主ピアス・スプリングを圧縮し、前記キャリッジ・ラッチ・アームは、前記アクチュエータ機構の前記キャリッジ・ラッチ受座と係合して前記主ピアス・スプリングを前記収縮状態に保持するように構成され;
前記カニューレ引込ボタンと前記サンプル獲得ボタンの作動前の前記ピアス・ボタンの作動によって前記キャリッジ・ラッチ・アームが前記キャリッジ・ラッチ受座から解放され、前記主ピアス・スプリングが前記収縮状態から解放され、前記キャリッジ・アセンブリーと前記スタイレットと前記カニューレとを一斉に遠位方向に動かす力が発揮される、形態43に記載の生検装置。
[形態45]
アクチュエータ機構を有するハウジングを準備する工程と;
前記ハウジングに対して可動であり、スタイレットをマウントしたスタイレット・マウント壁と、カッティング・カニューレをマウントしたカニューレ・スライドと、前記スタイレット・マウント壁と前記カニューレ・スライドとの間に可動的に配置されたサンプリング・スライドと、キャリッジ・ラッチ・カバー・メンバーとを含み、前記カニューレ・スライドは前記スタイレット・マウント壁から縦方向に間隔がとられ且つ同スタイレット・マウント壁に対して可動である、キャリッジ・アセンブリーを準備する工程と;
前記カニューレ・スライド、前記サンプリング・スライド、前記キャリッジ・アセンブリーの中の少なくとも一つを全体として逐次的に動かし、ホーム位置と引込位置とを有する、チャージ・ハンドルを準備する工程と;
前記スタイレット・マウント壁と前記サンプリング・スライドとの間に配置されたサンプリング・スプリングを準備する工程と;
前記サンプリング・スライドと前記カニューレ・スライドとの間に配置され且つ同サンプリング・スライドと同カニューレ・スライドのそれぞれに連結されたカニューレ引込スプリングを準備する工程と;
前記キャリッジ・アセンブリーと前記ハウジングの一部分との間に配置された主ピアス・スプリングを準備する工程と;
前記スタイレットのサンプル・ポートへ真空状態を選択的に供給する真空システムを準備する工程と;
第一回目の引込として前記チャージ・ハンドルを引き込み、前記カニューレ・スライドと前記サンプリング・スライトとを近位方向に一斉に動かし、サンプリング・スプリングをチャージし、前記サンプリング・スライドを前記キャリッジ・ラッチ・カバー・メンバーでラッチして前記サンプリング・スプリングをチャージ状態に保持し、前記真空システムを真空状態にチャージする工程と;
第一回目の復帰として前記チャージ・ハンドルを前記ホーム位置へ復帰させる工程と;
第二回目の引込として前記チャージ・ハンドルを前記引込位置へ引き込む工程と;
第二回目の復帰として前記チャージ・ハンドルを前記ホーム位置へ復帰させ、前記カニューレ・スライドを前記サンプリング・スライドに対して遠位方向に動かし、前記カニューレ引込スプリングをチャージし、前記カニューレ・スライドを前記キャリッジ・ラッチ・カバー・メンバーでラッチして前記カニューレ引込スプリングをチャージ状態に保持する工程と;
第三回目の引込として前記チャージ・ハンドルを引き込み、前記キャリッジ・アセンブリーを全体として前記近位方向に動かし、前記主ピアス・スプリングをチャージし、前記キャリッジ・ラッチ・カバー・メンバーを前記アクチュエータ機構でラッチして前記主ピアス・スプリングをチャージ状態に保持する工程と;を具備する、生検装置操作方法。
[形態46]
前記アクチュエータ機構はカニューレ引込ボタンとサンプル獲得ボタンとピアス・ボタンとを有し、
前記ピアス・ボタンを作動させて、前記キャリッジ・ラッチ・カバー・メンバーを前記アクチュエータ機構からアンラッチし、前記主ピアス・スプリングを前記チャージ状態から解放し、前記キャリッジ・アセンブリーを前記遠位方向へ押しやり、前記スタイレットと前記カニューレの同時遠位運動を容易にする工程と;
前記カニューレ引込ボタンを作動させて、前記カニューレ・スライドを前記キャリッジ・ラッチ・カバー・メンバーからアンラッチし、前記カニューレ引込スプリングを前記チャージ状態から解放し且つ前記カニューレを前記近位方向に動かし、前記スタイレットの側部サンプル・ポートを開放すると同時に前記側部サンプル・ポートへ前記真空状態を印加する工程と;
前記サンプル獲得ボタンを作動させて、前記サンプル・スライドを前記キャリッジ・ラッチ・カバー・メンバーからアンラッチし、前記サンプリング・スプリングを前記チャージ状態から解放し、前記カニューレを前記遠位方向へ押しやり、前記側部サンプル・ポートを閉止する工程と;を更に具備する、形態45に記載の生検装置操作方法。
Claims (19)
- 第1の内腔を規定するように構成された第1の側壁と、前記第1の側壁を通って前記第1の内腔に延びている側方サンプルポートとを有し、長手軸上に延びるように配置されるスタイレット;
第2の内腔を規定するように構成された第2の側壁と先端切刃とを有する前記スタイレットと同軸のカニューレ;
前記長手軸に沿って間隔を置かれた、近位端壁と、前記近位端壁と遠位端部との間に介在する中間壁と、針開口部を有する前記遠位端部とを有する筐体であって、前記近位端壁と前記遠位端部との間に収容室を画定するように構成され、前記スタイレットおよび前記カニューレが前記針開口部を介して受け入れられ、近位方向は前記遠位端部から前記近位端壁に向かっており、遠位方向は前記近位端壁から前記遠位端部に向かっている、筐体;
前記筐体にスライド可能に取り付けられたチャージハンドルであって、定位置と後退位置との間を移動するように構成されたチャージハンドル;
ピアスボタン、カニューレ後退ボタン、サンプル捕捉ボタン、及びキャリッジラッチストライクを有するアクチュエータ機構;
前記収容室内に配置されたキャリッジアセンブリであって、前記筐体に対して全体として長手方向に移動するように構成され、キャリッジスライドと、キャリッジラッチカバー部材と、それぞれが前記キャリッジスライドに対して移動可能に構成されているカニューレスライドおよびサンプルスライドと、を有し、前記キャリッジスライドは、前記スタイレットを装着するように構成されたスタイレットマウント端壁を有し、前記カニューレスライドは、前記カニューレを取り付けるように構成されたカニューレ装着端壁と、前記カニューレ装着端壁から前記近位方向に延びる第1のラッチアームと、を有し、前記サンプルスライドは、前記キャリッジスライドの前記スタイレットマウント端壁と前記カニューレスライドの前記カニューレ装着端壁との間に移動可能に介在されており、前記サンプルスライドは、前記遠位方向に延びる第2のラッチアームを有し、
前記キャリッジラッチカバー部材は、前記第1のラッチアームに解放可能に係合するように構成されている第1のラッチストライクと、前記第2のラッチアームに解放可能に係合するように構成されている第2のラッチストライクと、前記アクチュエータ機構の前記キャリッジラッチストライクに解放可能に係合するように構成されているキャリッジラッチアームとを有する、キャリッジアセンブリ;
前記スタイレットマウント端壁と前記サンプルスライドの間に介在されるサンプルバネであって、圧縮状態にあるとき機械的エネルギーを蓄積するように構成され、前記サンプルスライドを前記遠位方向に付勢するように構成され、前記第2のラッチアームが前記第2のラッチストライクに係合するときに前記圧縮状態に保持される、サンプルバネ;
前記筐体内に配置され、前記サンプルバネが圧縮されたときに真空を発生するようにチャージされ、前記キャリッジアセンブリによって担持される真空システム:
前記サンプルスライドと前記カニューレスライドとの間に挿入され、それらの各々に接続されるカニューレ後退バネであって、前記カニューレスライドを前記近位方向に付勢するように伸長状態で機械的エネルギーを蓄積するように構成され、前記第1のラッチアームが前記第1のラッチストライクと係合し、前記第2のラッチアームが前記第2のラッチストライクと係合すると、前記伸張状態に解放可能に保持される、カニューレ後退バネ;及び
前記筐体の前記中間壁と前記スタイレットマウント端壁との間に挿入されるプライムピアスバネであって、圧縮状態にあるときに機械的エネルギーを蓄積するように構成され、前記キャリッジアセンブリ全体を前記遠位方向に付勢するように構成され、前記キャリッジラッチアームが前記アクチュエータ機構の前記キャリッジラッチストライクと係合したときに前記圧縮状態に保持されるプライムピアスバネを備える生検装置。 - 前記チャージハンドルが、連続して作動し、
前記サンプルバネをチャージする、前記キャリッジスライドに対する前記近位方向での1つのユニットとしての前記サンプルスライド及び前記カニューレスライドの集合的な移動と、
前記カニューレ後退バネをチャージする、前記サンプルスライドから離れる前記遠位方向での個別の前記カニューレスライドの移動と、
前記プライムピアスバネをチャージする、前記筐体に対する前記近位方向での全体的な前記キャリッジアセンブリの移動と、
を連続的に促進するように構成される、請求項1に記載の生検装置。 - 割り出しウィンドーを有する前記カニューレスライドの前記カニューレ装着端壁に、移動可能に連結され、前記割り出しウィンドーの一部を選択的に覆うように構成された割り出し機構を更に備え;
前記チャージハンドルが、前記後退位置に移動した時に前記割り出しウィンドーを通過するように構成されたチャージハンドルラッチアームを有し、前記割り出し機構が前記割り出しウィンドーの前記一部を覆うように配置された時に前記チャージハンドルの前記定位置に向かう前記遠位方向でのその後の移動により、前記チャージハンドルラッチアームが前記割り出し機構に係合され、前記サンプルスライドから離れる前記遠位方向において前記カニューレスライドを移動させ前記カニューレ後退バネをチャージする、請求項2に記載の生検装置。 - 前記カニューレ後退バネが、横方向に離間した一対のバネである、請求項3に記載の生検装置。
- 前記筐体及び前記チャージハンドルに結合し、前記チャージハンドルを前記遠位方向に前記定位置まで付勢するように構成された付勢バネを更に備える、請求項2、3又は4に記載の生検装置。
- 前記付勢バネによって及ぼされる力が、前記カニューレ後退バネによって加えられる力よりも大きい、請求項5に記載の生検装置。
- 前記付勢バネが、横方向に離間した一対のバネである、請求項5又は6に記載の生検装置。
- 前記カニューレスライドの前記カニューレ装着端壁に移動可能に連結された割り出し機構を備え、
前記チャージハンドル及び前記割出し機構が、共に、前記サンプルバネをチャージする、前記キャリッジスライドに対する前記近位方向での1つのユニットとしての前記サンプルスライド及び前記カニューレスライドの集合的な移動を選択的に促進し、前記カニューレ後退バネをチャージする、前記キャリッジスライドに対する遠位方向での前記カニューレスライドの個別の移動を促進し、前記プライムピアスバネをチャージする、前記筐体に対する前記近位方向での全体的な前記キャリッジアセンブリの移動を促進するように構成されている、請求項1又は2に記載の生検装置。 - 前記カニューレ装着端壁が、割り出しウィンドーを有し;
前記チャージハンドルが、前記割り出しウィンドーを通過するように構成されたチャージハンドルラッチアームを有し;
前記生検装置がさらに、
前記カニューレスライドの前記カニューレ装着端壁に回転可能に連結されているカニューレスライドインデクサ、及び前記カニューレスライドの前記カニューレ装着端壁に摺動可能に連結され、前記長手軸に向かって第1の方向に移動するように構成されているサンプルスライドインデクサを有する割り出し機構であって、前記カニューレスライドインデクサが、前記サンプルスライドインデクサと動作可能に係合しており、前記サンプルスライドインデクサが、付勢バネによって前記第1の方向に付勢され、前記サンプルスライドインデクサは、前記サンプルスライドインデクサが前記第1の方向に移動するときに前記割り出しウィンドーの一部を覆うように構成されたウィンドー遮蔽板を有する、割り出し機構を備え;
前記カニューレスライドインデクサは、前記カニューレスライドの前記第1のラッチアームによって動作可能に係合されて、前記サンプルスライドインデクサの前記ウィンドー遮蔽板が前記割り出しウィンドーの前記一部を覆わないように、前記カニューレスライドインデクサを回転させて前記サンプルスライドインデクサと接触させ、前記サンプルスライドインデクサを前記第1の方向とは反対の第2の方向に移動するように構成され、
前記サンプルスライドインデクサは、前記サンプルスライドの前記第2のラッチアームによって動作可能に係合されて、前記サンプルスライドインデクサの前記ウィンドー遮蔽板が前記割り出しウィンドーの前記一部を覆わないように、前記サンプルスライドインデクサを前記第1の方向とは反対の前記第2の方向に移動するように構成され、
前記サンプルスライドインデクサの前記ウィンドー遮蔽板が前記割出しウィンドーの前記一部を覆うように配置されるとき、前記チャージハンドルは、前記チャージハンドルラッチアームが前記割出しウィンドーを通過して前記ウィンドー遮蔽板を通過するように近位ストローク内で移動するように構成され、前記チャージハンドルは、前記チャージハンドルの前記定位置に向かう前記遠位方向の戻り遠位ストロークによって、前記チャージハンドルラッチアームが前記ウィンドー遮蔽板に係合して、前記前記カニューレスライドを前記サンプルスライドから離れる前記遠位方向に移動させ、前記カニューレ後退バネをチャージするように構成される、請求項1又は2に記載の生検装置。 - 前記サンプルスライドが、スライダ壁及びラッチアーム偏向部材を備え、前記第2のラッチアームが、前記スライダ壁から前記遠位方向に延びるように構成され且つ前記キャリッジラッチカバー部材の前記第2のラッチストライクに解放可能に係合するように構成され、前記ラッチアーム偏向部材は、前記カニューレスライドの前記第1のラッチアームと係合して前記割出し機構の前記カニューレスライドインデクサと係合するように前記第1のラッチアームを偏向させるように構成され、前記カニューレスライドインデクサは、前記サンプルスライドインデクサを前記第1の方向に移動させるように回転する、請求項9に記載の生検装置。
- 割出しウィンドーを有する前記カニューレスライドの前記カニューレ装着端壁に、移動可能に連結され、前記割り出しウィンドーの一部を選択的に覆うように構成されている割り出し機構を備え;
前記チャージハンドルは、前記近位方向に延びるチャージハンドルラッチアームを有し;
前記生検装置は、更に、
連続的な作動のために構成された前記チャージハンドルを前記定位置まで前記遠位方向に付勢するように構成され、前記筐体及び前記チャージハンドルに結合された付勢バネを備え、
前記チャージハンドルの第1の後退により、前記サンプルスライドと、前記カニューレを担持する前記カニューレ装着端壁とが、前記サンプルスライドに係合する前記第1のラッチアームを介して一斉に、前記近位方向に移動して、前記サンプルバネを圧縮し、前記第2のラッチアームを前記第2のラッチストライクに係合させて前記サンプルバネを前記圧縮状態に保持し、前記カニューレは、前記スタイレットの前記側方サンプルポートを露出させるように後退させられ、前記チャージハンドルは、前記付勢バネによって加えられる力によって前記定位置に戻るように構成されており;
前記チャージハンドルの第2の後退により、前記割り出しウィンドーを前記チャージハンドルラッチアームが通過し、前記付勢バネによって加えられる力によって前記チャージハンドルが前記定位置に戻る間に、
前記チャージハンドルラッチアームが前記割り出し機構に係合し、前記カニューレスライドを前記サンプルスライドから離れる前記遠位方向に移動させ、次に、前記カニューレ後退バネを前記伸長状態まで延ばし、
前記第1のラッチアームが、前記第1のラッチストライクと解放可能に係合して、前記カニューレ後退バネを前記伸長状態に保持し、
前記割出し機構が、前記カニューレスライドの前記割出しウィンドーを完全に開放して前記割出し機構を前記チャージハンドルラッチアームから外すように配置され、
前記カニューレが、前記スタイレットの前記側方サンプルポートを閉じるように配置され、
前記チャージハンドルの第3の後退により、前記キャリッジアセンブリ全体が前記近位方向に移動して前記プライムピアスバネを圧縮し、前記キャリッジラッチアームは、前記プライムピアスバネを前記圧縮状態に保持するために前記アクチュエータ機構の前記キャリッジラッチストライクと係合するように構成されている、請求項1又は2に記載の生検装置。 - 前記ピアスボタンを作動させることにより、前記キャリッジラッチアームが前記キャリッジラッチストライクから解放され、前記プライムピアスバネが前記圧縮状態から解放されて、前記スタイレット及び前記カニューレを含む前記キャリッジアセンブリを、一斉に、前記遠位方向に動かす力を加え;
前記カニューレ後退ボタンが作動することにより、前記第1のラッチアームが前記第1のラッチストライクから解放され、前記カニューレ後退バネが前記伸長状態から解放されて前記カニューレを前記近位方向に移動させる力を加えて、前記スタイレットの前記側方サンプルポートを開き;
前記サンプル捕捉ボタンが作動することにより、前記第2のラッチアームが前記第2のラッチストライクから解放され、前記サンプルバネが前記圧縮状態から解放されて、前記カニューレを前記遠位方向に移動させる力を加えて前記側方サンプルポートを閉鎖するように構成されている、請求項11に記載の生検装置。 - 前記真空システムが、第1の真空ポンプ、第2の真空ポンプ、マニホールド及び制御バルブを備え、
前記第1の真空ポンプが第1の真空ポートを有し、
前記第2の真空ポンプが第2の真空ポートを有し、
前記マニホールドは、第1の真空引き込みポート、第2の真空引き込みポート、及び第1の真空適用ポートを有し、
前記制御バルブは、第3の真空引き込みポート及び第2の真空適用ポートを有し、
前記第1の真空ポンプの前記第1の真空ポートは、前記マニホールドの前記第1の真空引き込みポートと流体連通して結合されており、前記第2の真空ポンプの前記第2の真空ポートは、前記マニホールドの前記第2の真空引き込みポートと流体連通して結合されており、前記マニホールドの前記第1の真空適用ポートは、前記制御バルブの前記第3の真空引き込みポートと流体連通して結合されており、前記制御バルブの前記第2の真空引き込みポートは、前記スタイレットの前記第1の内腔と流体連通して結合されており;
前記マニホールドは、前記第1の真空引き込みポートと流体連通するように結合された第1の一方向弁と、前記第2の真空引き込みポートと流体連通して結合された第2の一方向弁とを有し、前記第1の一方向弁および前記第2の一方向弁の各々は大気に正圧を解放し、真空の確立に際して閉じるように構成されており;
前記制御バルブが、前記アクチュエータ機構の前記カニューレ後退ボタンの作動によって操作され、前記カニューレ後退バネによって発生した力による前記カニューレの前記近位方向への移動と同時に前記スタイレットの前記側方サンプルポートに真空を適用し、これにより前記スタイレットの前記側方サンプルポートが開放される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の生検装置。 - 前記第1の真空ポンプが、
前記第1の真空ポートを有する第1の端部と、第1の開口部を規定する第2の端部とを有する第1のシリンダ;
前記第1の開口部を通して前記第1のシリンダ内に受け入れられる第1のピストン;
前記第1のピストンと接続し、前記第1のシリンダの前記第2の端部から延在するように構成され、第1のヘッドを有する自由端を有する第1のプランジャ;及び
前記第1のシリンダの前記第2の端部と前記第1のプランジャの前記第1のヘッドとの間に介装された第1の真空バネであって、圧縮状態にあるときに機械的エネルギーを蓄積するように構成され、前記第1のピストンを前記遠位方向に付勢して、前記第1の真空ポートに真空を確立するように構成される、第1の真空バネを備え、
前記第2の真空ポンプが、
前記第2の真空ポートを有する第1の端部と、第2の開口部を規定する第2の端部とを有する第2のシリンダ;
前記第2の開口部を通して前記第2のシリンダ内に受け入れられる第2のピストン;
前記第2のピストンと接続し、前記第2のシリンダの前記第2の端部から延在するように構成され、第2のヘッドを有する自由端を有する第2のプランジャ;及び
前記第2のシリンダの前記第2の端部と前記第2のプランジャの前記第2のヘッドとの間に介装された第2の真空バネであって、圧縮状態にあるときに機械的エネルギーを蓄積するように構成され、前記第2のピストンを前記遠位方向に付勢して、前記第2の真空ポートに真空を確立するように構成される、第2の真空バネを備える、請求項13に記載の生検装置。 - 前記第1の真空ポンプの前記第1のヘッド及び前記第2の真空ポンプの前記第2のヘッドが、前記カニューレスライドの前記カニューレ装着端壁と係合するように配置され、前記カニューレ後退バネが前記伸長状態にチャージされる前に起こる前記カニューレ装着端壁の前記近位方向での移動中に、前記第1の真空ポンプの前記第1の真空バネ及び前記第2の真空ポンプの前記第2の真空バネのそれぞれが圧縮される、請求項14に記載の生検装置。
- 前記第1の真空ポンプの前記第1の真空バネと前記第2の真空ポンプの前記第2の真空バネの圧縮が、前記サンプルバネの圧縮と同時に起こる、請求項15に記載の生検装置。
- 前記スタイレットマウント端壁が、第1のポンプ取り付けホール及び第2のポンプ取り付けホールを含み、
前記第1の真空ポンプは、前記スタイレットマウント端壁から前記近位方向に延びるように構成された前記第1の真空ポートを有する第1の近位シリンダ部と、前記スタイレットマウント端壁から前記遠位方向に延びるように構成された前記第1の開口部を有する第1の遠位シリンダ部と共に、前記第1のポンプ取り付けホールに受け入れられ、
前記第1のプランジャの前記第1のヘッドは、前記チャージハンドルの第1の後退の間に前記カニューレ装着端壁が前記近位方向に移動するときに前記第1の真空バネを圧縮するために、前記カニューレ装着端壁に係合するように位置決めされ、
前記第2の真空ポンプは、前記スタイレットマウント端壁から前記近位方向に延びるように構成された前記第2の真空ポートを有する第2の近位シリンダ部と、前記スタイレットマウント端壁から前記遠位方向に延びるように構成された前記第2の開口部を有する第2の遠位シリンダ部と共に、前記第2のポンプ取り付けホールに受け入れられ、
前記第2のプランジャの前記第2のヘッドは、前記チャージハンドルの前記第1の後退の間に前記カニューレ装着端壁が前記近位方向に移動するときに、前記第1の真空バネの圧縮と同時に、前記第2の真空バネを圧縮するように、前記カニューレ装着端壁に係合するように位置決めされる、請求項14〜16のいずれか1項に記載の生検装置。 - 前記スタイレットが、開口した第1の端部と、遠位ピアスチップを画定する閉鎖した第2の端部を有する、請求項1〜17のいずれか1項に記載の生検装置。
- 前記キャリッジスライドはキャリッジベースを更に含み、前記スタイレットマウント端壁と前記キャリッジベースとは単一キャリッジ構造として形成され、前記キャリッジベースは、前記スタイレットマウント端壁から前記遠位方向に延びて開放遠位端と開放上部とを画定するU字断面を有するU字壁を画定するように構成され、前記キャリッジラッチカバー部材は、前記キャリッジベースに取り付けられて前記開放上部を覆うように構成され、前記開放遠位端は、前記サンプルスライドと前記カニューレスライドとを摺動可能に受け入れ且つ長手方向に案内するように構成されている、請求項1から18のいずれかに記載の生検装置。
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