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JP6816838B2 - 空調能力提示システム - Google Patents

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Description

空気調和装置の能力を提示する、空調能力提示システム。
特許文献1(特開2010−038487号公報)に開示されている空調能力計測システムは、空気調和装置の能力を計測する。この空調能力計測システムは、室外ユニットの吸込み空気の状態を計測する第1の温湿度計、室外ユニットの吹出し空気の状態を計測する第2の温湿度計、室外ユニットのファンの回転数を計測する回転センサ、室外ユニットの消費電力を計測する第1の電力計、室内ユニットに供給される電力を測定する第2の電力計を有する。
ユーザによって使用される空気調和装置に、空気調和装置の能力を計測するための数多くのセンサを設置することは、ユーザに不便を強いる。すなわち、能力を計測する作業員が要する労力が大きくなる。さらに、能力を計測するためのシステムが多くのセンサを有するので、能力を計測するシステムのコストが高い。
第1観点に係る空調能力提示システムは、少なくとも1台の室外ユニットと、少なくとも1台の室内ユニットと、室外ユニット及び室内ユニットを連絡する冷媒連絡配管と、を含む空気調和装置の能力を提示する。空調能力提示システムは、第1取得部と、計測部と、第2取得部と、能力算出部と、を備える。第1取得部は、室外ユニットの定格能力である又は定格能力に関連する情報である室外ユニット能力情報を取得する。計測部は、室外ユニットの消費電力を計測する。第2取得部は、室外ユニットの周囲の空気の温度である外気温を取得する。能力算出部は、室外ユニット能力情報、消費電力、及び外気温に基づいて空気調和装置の能力の算出値を得る。
この構成によれば、室外ユニット能力情報、消費電力、及び外気温に基づいて空気調和能力の算出値が得られる。したがって、能力算出のために取得すべきデータの種類が少なくて済む。
第1観点の変形例に係る空調能力出力システムは、少なくとも1台の室外ユニットと、少なくとも1台の室内ユニットと、室外ユニット及び室内ユニットを連絡する冷媒連絡配管と、を含む空気調和装置の能力を出力する。空調能力出力システムは、第1取得部と、計測部と、第2取得部と、能力算出部と、出力部と、を備える。第1取得部は、室外ユニットの定格能力である又は定格能力に関連する情報である室外ユニット能力情報を取得する。計測部は、室外ユニットの消費電力を計測する。第2取得部は、室外ユニットの周囲の空気の温度である外気温を取得する。能力算出部は、室外ユニット能力情報、消費電力、及び外気温に基づいて空気調和装置の能力の算出値を得る。出力部は、算出された能力を出力する。
第2観点に係る空調能力提示システムは、第1観点に係る空調能力提示システムにおいて、能力算出部は、複数の能力算出モデルを含む。能力算出部は、室外ユニット能力情報に基づいて、複数の能力算出モデルのうちから1つの能力算出モデルを選択する。
この構成によれば、能力算出部は、室外ユニット能力情報に基づいて1つの能力算出モデルを選択する。したがって、室外ユニットの能力をシミュレーションするのに適切な能力算出モデルが用いられる。
第2観点の変形例に係る空調能力出力システムは、第1観点の変形例に係る空調能力出力システムにおいて、能力算出部が、複数の能力算出モデルを含む。能力算出部は、室外ユニット能力情報に基づいて、複数の能力算出モデルのうちから1つの能力算出モデルを選択する。選択された能力算出モデルは能力を算出する。
第3観点に係る空調能力提示システムは、第2観点に係る空調能力提示システムにおいて、能力算出モデルの各々が、空気調和装置の性能を表す空調機性能パラメータを有する。能力算出モデルの各々は、空調機性能パラメータと消費電力と外気温に基づいて、冷凍サイクルの蒸発圧力Peまたはそれに相当する相当温度、凝縮圧力Pcまたはそれに相当する相当温度を導出し、導出した冷凍サイクルに基づいて前記算出値を算出するように構成されている。冷凍サイクルにおける冷媒の蒸発圧力またはそれに相当する相当温度、凝縮圧力またはそれに相当する相当温度の少なくとも1つが定数として決定される。
第4観点に係る空調能力提示システムは、第2観点に係る空調能力提示システムにおいて、能力算出モデルの各々は、消費電力及び能力の関係を表現する特性式を有する。
第5観点に係る空調能力提示システムは、第2観点から第4観点のいずれか1つに係る空調能力提示システムにおいて、複数の能力算出モデルは、複数の冷房用能力算出モデル及び複数の暖房用能力算出モデルを含む。
第5観点の変形例に係る空調能力出力システムは、第2観点の変形例に係る空調能力出力システムにおいて、複数の能力算出モデルは、複数の冷房用能力算出モデル及び複数の暖房用能力算出モデルを含む。冷房能力を算出する場合には、複数の冷房用能力算出モデルから1つのモデルが選択される。暖房能力を算出する場合には、複数の暖房用能力算出モデルから1つのモデルが選択される。
第6観点に係る空調能力提示システムは、第1観点から第5観点のいずれか1つに係る空調能力提示システムにおいて、補正部をさらに備える。補正部は、算出値を補正することによって補正算出値を得る。
この構成によれば、補正部は、算出値を補正することによって補正算出値を得る。したがって、必要とされる能力についての精度が向上する。
第7観点に係る空調能力提示システムは、第6観点に係る空調能力提示システムにおいて、補正部は、冷媒連絡配管における冷媒の圧力損失に関連する情報、に基づいて算出値を補正する。
第8観点に係る空調能力提示システムは、第6観点又は第7観点に係る空調能力提示システムにおいて、室外ユニットは室外ファンを含む。補正部は、室外ファンの定格出力に関連する情報、に基づいて算出値を補正する。
第9観点に係る空調能力提示システムは、第1観点から第8観点のいずれか1つに係る空調能力提示システムにおいて、第2取得部は、室外ユニットの周囲の空気の湿度である外気湿度、をさらに取得する。能力算出部は、室外ユニット能力情報、消費電力、外気温、及び外気湿度に基づいて空気調和装置の能力の算出値を得る。
この構成によれば、能力の算出値を得るのに、他のパラメータに加えて、外気湿度も用いられる。したがって、より精度のよい算出値が求められる。
第10観点に係る空調能力提示システムは、第1観点から第9観点のいずれか1つに係る空調能力提示システムにおいて、第2取得部は、熱交換後に室外ユニットから排出される吹出空気に関する計測を行わない。
第11観点に係る空調能力提示システムは、第6観点に係る空調能力提示システムにおいて、提案作成部、をさらに備える。提案作成部は、所定期間における算出値又は補正算出値の最大値に基づいて、室外ユニット及び室内ユニットの少なくとも一部に取って代わるべき新規導入ユニットの提案を作成する。
第12観点に係る空調能力提示システムは、第11観点に係る空調能力提示システムにおいて、空気調和装置は、複数の系統を含む。複数の系統の各々は、少なくとも1台の室外ユニットを含む。計測部は、複数の系統の各々について消費電力を計測する。
第13観点に係る空調能力提示システムは、第12観点に係る空調能力提示システムにおいて、操作端末、をさらに備える。計測部は、複数の系統の各々について消費電力を計測する複数の電力センサを有する。操作端末は、電力センサの識別情報を表示する。操作端末は、識別情報と系統との関連付けについての入力を受け取る。
第14観点に係る空調能力提示システムは、第12観点又は第13観点に係る空調能力提示システムにおいて、提案作成部が、複数の系統の各々について、室外ユニット及び室内ユニットの少なくとも一部に取って代わるべき新規導入ユニットの提案を作成する。
第15観点に係る方法は、少なくとも1台の室外ユニットと、少なくとも1台の室内ユニットと、を有する空気調和装置の能力を測定する方法であり、室外ユニットの定格能力である又は定格能力に関連する情報である室外ユニット能力情報を、第1取得部が得て、室外ユニットの消費電力を、計測部が計測し、室外ユニットの周囲の空気の温度である外気温を、第2取得部が取得し、室外ユニット能力情報、消費電力、及び外気温に基づいて、能力算出部が、空気調和装置の能力の算出値を出力する。
第1実施形態に係る空調能力提示システム10を示す模式図である。 演算部70を示す模式図である。 第1実施形態の変形例1Bに係る空調能力提示システム10を示す模式図である。 第2実施形態に係る空調能力提示システム10’を示す模式図である。 電力センサ61A〜Cの識別情報と系統の関連付けの作業における操作端末63の画面である。 能力算出モデルの構成例1を説明する模式図である。 能力算出モデルの構成例2を説明する模式図である。 能力算出モデルの構成例3を説明する模式図である。
<第1実施形態>
(1)全体構成
図1は、空調能力提示システム10の全体構成を示す。空調能力提示システム10は、空気調和装置20、電力センサ61、温度センサ62、操作端末63、ネットワークN、サーバ100、を有する。
(2)詳細構成
(2−1)空気調和装置20
空気調和装置20は、複数の室内ユニット21〜24を有する、マルチタイプの空気調和装置である。
空気調和装置20は、室内ユニット21〜24、室外ユニット40、冷媒連絡配管31、32を有する。
(2−1−1)室内ユニット21〜24
室内ユニット21〜24は、建物Bの内部に設置される。室内ユニット21〜24は、冷風又は温風をユーザに提供することによって、ユーザのいる環境の温度を調節する。室内ユニット21〜24には、室内ユニット電源線33が接続されている。室内ユニット電源線33は、商用電源52から電力を室内ユニット21〜24へ伝達する。
(2−1−2)室外ユニット40
室外ユニット40は、建物Bの外部に設置される。室外ユニット40は、熱源である外気から、冷熱又は温熱を取得する。室外ユニット40は、室外ユニット電源線41を有する。室外ユニット電源線41は、商用電源51から電力を室外ユニット40へ伝達する。室外ユニット40は、室外熱交換器42、及び室外ファン43を有する。
(2−1−3)冷媒連絡配管31、32
冷媒連絡配管31、32は、室内ユニット21〜24と室外ユニット40の間で冷媒を移動させる。冷媒連絡配管31、32は、室内ユニット21〜24及び室外ユニット40と共に冷媒回路を形成する。
(2−2)電力センサ61
電力センサ61は、空気調和装置20の室外ユニット40の消費電力の測定値を取得する。電力センサ61は、室外ユニット電源線41に取り付けられる。電力センサ61は、無線通信によってネットワークNに接続し、消費電力データを送信することができる。
(2−3)温度センサ62
温度センサ62は、外気温の測定値を取得する。温度センサ62は、例えば室外ユニット40の近傍に取り付けられる。この場合、外気温は、室外ユニット40の周囲の空気の温度である。温度センサ62は、無線通信によってネットワークNに接続し、外気温データを送信することができる。
なお、温度センサ62は、室外熱交換器42の熱交換後に室外ユニット40から排出される吹出空気に関する計測を行わない。
(2−4)操作端末63
操作端末63は、空気調和装置20の作業員等によって操作される。作業員は、室外ユニット能力情報を操作端末63に入力する。室外ユニット能力情報は、例えば室外ユニット40の定格能力である。あるいは、室外ユニット能力情報は、室外ユニット40の定格能力以外であって、当該定格能力に関連する情報であってもよい。操作端末63は、無線通信によってネットワークNに接続し、室外ユニット能力情報を送信することができる。
また、作業員は、冷媒連絡配管31、32における冷媒の圧力損失に関連する情報を操作端末63に入力する。圧力損失に関連する情報とは、例えば以下の量である。
− 室外ユニット40から最も遠い室内ユニット24と、室外ユニット40とを接続する冷媒連絡配管31、32の長さ。
− 室外ユニット40と室内ユニット21〜24との高低差。
操作端末63は、ネットワークNを経由して、圧力損失に関連する情報を送信することができる。
また、作業員は、室外ファン43の定格出力に関連する情報を操作端末63に入力する。操作端末63は、ネットワークNを経由して、室外ファン43の定格出力に関連する情報を送信することができる。
(2−5)ネットワークN
ネットワークNは、PSTN(公衆交換電話網)、携帯電話通信網、無線LAN、その他の公知のネットワークの集合体として構成される。
(2−6)サーバ100
サーバ100は、ネットワークNに接続される。サーバ100は、電力センサ61、温度センサ62、操作端末63から送信されたデータを受信することができる。
(3)演算部70
図2は、空調能力提示システム10の演算を担う演算部70の模式図である。演算部70は、物理的にはサーバ100に構成されている。演算部70は、室外ユニット能力情報受信部71、消費電力受信部72、外気温受信部73、能力算出部74、補正部75、提案作成部76、を有する。すなわち、サーバ100が専用のソフトウェアを実行することによって、室外ユニット能力情報受信部71、消費電力受信部72、外気温受信部73、能力算出部74、補正部75、提案作成部76として機能する。
室外ユニット能力情報受信部71は、操作端末63からネットワークN経由で室外ユニット能力情報を受信する。
消費電力受信部72は、電力センサ61からネットワークN経由で消費電力データを受信する。
外気温受信部73は、温度センサ62からネットワークN経由で外気温データを受信する。
能力算出部74は、室外ユニット能力情報、消費電力、及び外気温に基づいて空気調和装置20の能力の算出値を得る。
能力算出部74は、複数の能力算出モデルM1〜M8を含む。能力算出部74は、室外ユニット能力情報に基づいて、複数の能力算出モデルM1〜M8のうちから1つの能力算出モデルを選択する。複数の能力算出モデルM1〜M8は、複数の冷房用能力算出モデルM1〜M4及び複数の暖房用能力算出モデルM5〜M8を含む。
能力算出モデルM1〜M8は、例えば特性式である。これに代えて、能力算出モデルM1〜M8は、テーブル、又は学習済モデル、その他であってもよい。
補正部75は、能力算出部74が算出した算出値を補正することによって、補正算出値を得る。補正部75はネットワークNから、“冷媒連絡配管31、32における冷媒の圧力損失に関連する情報”及び“室外ファン43の定格出力に関連する情報”を受信する。補正部75は、算出値から補正算出値を得る際に、これらの情報を用いる。
提案作成部76は、所定期間における算出値又は補正算出値の最大値に基づいて、室外ユニット40及び前記室内ユニット21〜24の少なくとも一部に取って代わるべき新規導入ユニットの提案を作成する。
(4)能力算出部74の詳細構成
能力算出部74の構成としては、さまざまなものが考えられる。以下に、考えられる構成例について説明する。
(4−1)構成例1
(4−1−1)構成の詳細
図6は、構成例1に係る能力算出モデルM1〜M8の構成である。
能力算出モデルM1〜M8の各々は、空気調和装置20の性能を表す空調機性能パラメータ742と、最終算出部749と、を有する。
空調機性能パラメータ742は、空気調和装置20の圧縮機の性能に関する圧縮機性能パラメータ743を含んでもよい。
空調機性能パラメータ742は、空気調和装置20の室外熱交換器42の性能に関する室外熱交換器性能パラメータ744を含んでもよい。
空調機性能パラメータ742は、空気調和装置20の室外ファン43の性能に関する室外ファン性能パラメータ745を含んでもよい。
最終算出部749は、空気調和装置20の冷房又は暖房についての能力Cを算出する。
(4−1−2)動作
(4−1−2−1)モデルの選択
室外ユニット能力情報受信部71が出力する室外ユニット能力情報SELに少なくとも基づいて、能力演算部74は、複数の能力算出モデルM1〜M8から1つの能力算出モデルを選択する。
この選択において、空気調和装置20が運転している時期又は季節などが考慮されてもよい。その結果、冷房用能力算出モデルM1〜M4及び暖房用能力算出モデルM5〜M8のいずれが選択されるべきかが決定される。
(4−1−2−2)測定値の入力
消費電力受信部72が出力する消費電力データP、及び、外気温受信部73が出力する外気温データTOは、選択された能力算出モデルに入力される。
(4−1−2−3)冷凍サイクル746のシミュレーション
能力算出モデルM1〜M6は、消費電力データPと外気温データTOと空調機性能パラメータ742に基づき、冷凍サイクルにおける凝縮圧力Pcまたはそれに相当する相当温度、蒸発圧力Peまたはそれに相当する相当温度を導出する。
冷媒の凝縮圧力Pcまたはそれに相当する相当温度、蒸発圧力Peまたはそれに相当する相当温度の導出においては、冷媒の蒸発圧力Peまたはそれに相当する相当温度および凝縮圧力Pcまたはそれに相当する相当温度が設定される。具体的には、設定は以下の手順で行われる。
[選択されたモデルが冷房用能力算出モデルM1〜M4である場合]
(i)シミュレートされる冷凍サイクル746において、冷媒の蒸発圧力Peまたはそれに相当する相当温度が所定の定数に設定される。蒸発圧力Peの代わりに、蒸発温度が所定の定数に設定されてもよい。
(ii)冷媒の凝縮圧力Pcまたはそれに相当する相当温度の導出において冷媒の凝縮圧力Pcまたはそれに相当する相当温度は演算により取得される。
冷媒の凝縮圧力Pcまたはそれに相当する相当温度を取得するための演算においては、外気熱交換量と冷媒熱交換量が計算されてもよい。ここで、「外気熱交換量」とは、室外熱交換器において外気が受け取った熱量を指す。「冷媒熱交換量」とは、室外熱交換器において冷媒が失った熱量を指す。外気熱交換量は、少なくとも外気温データTOに基づいて計算されるものであり、凝縮圧力Pcまたはそれに相当する相当温度の関数である。冷媒熱交換量は、少なくとも消費電力データPに基づいて計算されるものであり、凝縮圧力Pcまたはそれに相当する相当温度の関数である。凝縮圧力Pcまたはそれに相当する相当温度を変数として、繰り返し計算により外気熱交換量と冷媒熱交換量が一致する凝縮圧力Pcまたはそれに相当する相当温度が取得される。
[選択されたモデルが暖房用能力算出モデルM5〜M8である場合]
(i)冷媒の蒸発圧力Peまたはそれに相当する相当温度の導出において、冷媒の凝縮圧力Pcまたはそれに相当する相当温度が所定の定数に設定される。
(ii)冷媒の蒸発圧力Peまたはそれに相当する相当温度の導出において、冷媒の蒸発圧力Peまたはそれに相当する相当温度は演算により取得される。
演算の手順は、冷房用能力算出モデルM1〜M4の場合と同様に、外気熱交換量と冷媒熱交換量の計算により行われる。ただし、暖房の場合は、外気熱交換量は、室外熱交換器において外気が失った熱量を指し、冷媒熱交換量は、室外熱交換器において冷媒が受け取った熱量を指す。
[すべての能力算出モデルM1〜M8について]
過冷却度及び過熱度は所定の定数であると仮定してもよい。
(4−1−2−4)中間計算値の取得
選択された能力算出モデルが、設定した冷媒の蒸発圧力Peまたはそれに相当する相当温度、または、凝縮圧力Pcまたはそれに相当する相当温度、および、導出した冷媒の凝縮圧力Pcまたはそれに相当する相当温度、蒸発圧力Peまたはそれに相当する相当温度、を用いて空調機性能パラメータ742と消費電力Pに基づいて求められた冷媒循環量Gと冷凍サイクル746を中間計算値として得る。
(4−1−2−5)能力Cの算出
最終算出部749が、中間計算値に基づいて、空気調和装置20の能力Cを算出する。
(4−2)構成例2
(4−2−1)構成の詳細
図7は、構成例2に係る能力算出モデルM1〜M8の構成である。
能力算出モデルM1〜M8の各々は、特性式751を有する。特性式は、ある空気調和装置の挙動を再現するために用いられる計算式である。
特性式は、消費電力データP及び能力Cの関係を表現するものであってよい。例えば、特性式は、能力Cを消費電力データPの一次関数の形式で表したものであってよい。特性式には、定格消費電力PN、定格能力CN、定格能力の半値(1/2)CNなどが含まれていてもよい。
(4−2−2)動作
(4−2−2−1)測定値の入力
消費電力受信部72が出力する消費電力データP、及び、外気温受信部73が出力する外気温データTOは、能力算出部74に入力される。
(4−2−2−2)モデルの選択
室外ユニット能力情報SEL、及び、外気温データTOに少なくとも基づいて、能力演算部74は、複数の能力算出モデルM1〜M8から1つの能力算出モデルを選択する。
この選択において、空気調和装置20が運転している時期又は季節などが考慮されてもよい。その結果、冷房用能力算出モデルM1〜M4及び暖房用能力算出モデルM5〜M8のいずれが選択されるべきかが決定される。
(4−2−2−3)能力Cの算出
最終算出部749が、消費電力データPに基づいて、空気調和装置20の能力Cを算出する。
(4−3)構成例3
(4−3−1)構成の詳細
図8は、構成例3に係る能力算出モデルM1〜M8の構成である。
能力算出モデルM1〜M8の各々は、特性式761を有する。特性式は、ある空気調和装置の挙動を再現するために用いられる計算式である。
特性式は、消費電力データP及び能力Cの関係を表現するものであってよい。例えば、特性式は、能力Cの定格能力CNに対する比率C/CNを、消費電力データPの定格消費電力PNに対する比率P/PNの関数の形式で表したものであってよい。
(4−3−2)動作
(4−3−2−1)測定値の入力
消費電力受信部72が出力する消費電力データP、及び、外気温受信部73が出力する外気温データTOは、能力算出部74に入力される。
(4−3−2−2)モデルの選択
室外ユニット能力情報SEL、及び、外気温データTOに少なくとも基づいて、能力演算部74は、複数の能力算出モデルM1〜M8から1つの能力算出モデルを選択する。
この選択において、空気調和装置20が運転している時期又は季節などが考慮されてもよい。その結果、冷房用能力算出モデルM1〜M4及び暖房用能力算出モデルM5〜M8のいずれが選択されるべきかが決定される。
(4−3−2−3)能力Cの算出
最終算出部749が、消費電力データPに基づいて、空気調和装置20の能力Cを算出する。
(4−4)構成例4
前述したとおり、構成例1〜3の構成において、能力算出モデルM1〜M8は演算を行うのではなく、複数次元のテーブルの形式で入力及び出力の関係式を有していてもよい。
(4−5)具体例
(4−5−1)
能力算出モデルM1〜M8の各々は、
空気調和装置の性能を表す空調機性能パラメータ742を有し、
能力算出モデルM1〜M8の各々は、消費電力データPおよび外気温データTOと空調機性能パラメータ742に基づいて凝縮圧力またはそれに相当する相当温度、または蒸発圧力またはそれに相当する相当温度を導出するとともに、導出した前記凝縮圧力またはそれに相当する相当温度、前記蒸発圧力またはそれに相当する相当温度に基づいて前記算出値を算出するように構成されており、
凝縮圧力またはそれに相当する相当温度、または、蒸発圧力またはそれに相当する相当温度、の導出における冷媒の蒸発圧力Peまたはそれに相当する相当温度、凝縮圧力Pcまたはそれに相当する相当温度、の少なくとも1つが定数として決定される。
この構成の効果としては、消費電力データP及び外気温データTOの2種類という少ない種類のデータだけを、センサを用いて測定すればよい点が挙げられる。
(4−5−2)
空気調和装置20は、圧縮機及び室外熱交換器42を有し、
空調機性能パラメータ741は、
圧縮機の性能に関する圧縮機性能パラメータ753、及び、
室外熱交換器42の性能に関する室外熱交換器性能パラメータ754、
の少なくとも一方を有する。
この構成の効果としては、室外ユニット40に搭載される圧縮機又は室外熱交換器42の挙動を能力Cの算出に反映させることができるので、能力Cの計算精度が向上する点が挙げられる。
(4−5−3)
能力算出モデルM1〜M8の各々は、
消費電力P及び前記能力Cの関係を表現する特性式751又は特性式761、
を有する。
この構成の効果としては、能力算出モデルM1〜M8の構成が比較的簡単である点が挙げられる。
(5)能力提示の手順
まず、作業員が既存の設備である空気調和装置20を確認する。作業員は建物Bに到着し、室内ユニット21〜24、室外ユニット40、冷媒連絡配管31〜32等を確認する。
次に、作業員は電力センサ61を室外ユニット電源線41に取り付ける。
次に、作業員は温度センサ62を室外ユニット40の近傍に取り付ける。
次に、作業員は操作端末63を用いて、以下の値を入力する。
− 室外ユニット能力情報(室外ユニットの定格能力など)。
− 冷媒連絡配管31、32における冷媒の圧力損失に関連する情報。
− 室外ファン43の定格出力に関連する情報。
次に、作業員は計測を開始する。計測期間(例えば1年)にわたり、電力センサ61及び温度センサ62は測定値データをサーバ100へ送信し続ける。
次に、データの分析が行われる。まず、演算部70の能力算出部74は、室外ユニット能力情報に基づいて、複数の能力算出モデルM1〜M8のうち1つ(例えば能力算出モデルM3)を選択する。次いで、選択された能力算出モデルM3に、計測期間にわたり取得された消費電力及び外気温のデータが入力される。能力算出モデルM3は、計測期間にわたり必要とされた空気調和装置20の能力のデータを出力する。こうして、能力算出部74は、必要とされた能力の算出値を出力する。
次に、能力の算出値が補正される。補正部75は、能力の算出値を、以下の情報に基づいて補正し、補正算出値を出力する。
− 冷媒連絡配管31、32における冷媒の圧力損失に関連する情報。
− 室外ファン43の定格出力に関連する情報。
こうして、補正部75は能力の補正算出値を提示する。
次に、空気調和装置20の更新についての提案がなされる。提案作成部76は、能力の算出値又は補正算出値の最大値に基づいて、室内ユニット21〜24及び室外ユニット40の少なくとも一部に取って代わるべき新規導入ユニットの提案を作成する。
(6)特徴
(6−1)
室外ユニット能力情報、消費電力、及び外気温に基づいて空気調和能力の算出値が得られる。したがって、能力算出のために取得すべきデータの種類が少なくて済む。すなわち、能力を計測する作業員が要する労力が小さくなる。とくに、温度センサ62は、熱交換後に室外ユニット40から排出される吹出空気に関する計測を行わない。さらに、能力を計測するためのシステムが多くのセンサを有するので、能力を計測するシステムのコストが安い。
(6−2)
能力算出部74は、室外ユニット能力情報に基づいて1つの能力算出モデルを選択する。したがって、室外ユニットの能力をシミュレーションするのに適切な能力算出モデルが用いられる。
(6−3)
補正部75は、冷媒連絡配管における冷媒の圧力損失に関連する情報、及び、室外ファンの定格出力に関連する情報に基づいて、算出値を補正することによって補正算出値を得る。したがって、必要とされる能力についての精度が向上する。
(7)変形例
(7−1)変形例1A
上述の実施形態では、温度センサ62及び外気温受信部73は、外気温を取得する。これに代えて、温湿度センサ62’及び外気温湿度受信部73’を設け、外気温及び外気湿度を取得するようにしてもよい。この場合、能力算出部74は、室外ユニット能力情報、消費電力、外気温、及び外気湿度に基づいて空気調和装置20の能力の算出値を得る。
この構成によれば、能力の算出値を得るのに、他のパラメータに加えて、外気湿度も用いられる。したがって、より精度のよい算出値が求められる。
(7−2)変形例1B
上述の実施形態では、外気温のデータは温度センサ62によって取得された。これに代えて、図3に示すように、外気温のデータを、ネットワークNに接続された気象データバンク200から取得するようにしてもよい。
<第2実施形態>
(1)全体構成
図4は、空調能力提示システム10’の全体構成を示す。空調能力提示システム10’は、複数系統の空気調和装置を有する点において、第1実施形態と異なる。空調能力提示システム10’は、空気調和装置の第1系統20A、第2系統20B、第3系統20Cを有する。さらに、空調能力提示システム10’は、電力センサ61A〜C、温度センサ62、操作端末63、ネットワークN、サーバ100、を有する。
(2)詳細構成
(2−1)空気調和装置
空気調和装置は、第1系統20A、第2系統20B、第3系統20Cを有する。第1系統20Aは、室内ユニット21A〜24A、室外ユニット40A、冷媒連絡配管31A、32Aを有する。第2系統20Bは、室内ユニット21B〜24B、室外ユニット40B、冷媒連絡配管31B、32Bを有する。第3系統20Cは、室内ユニット21C〜24C、室外ユニット40C、冷媒連絡配管31C、32Cを有する。
(2−2)電力センサ61A〜C
電力センサ61Aは、第1系統20Aに属する室外ユニット40Aの消費電力を計測する。電力センサ61Bは、第2系統20Bに属する室外ユニット40Bの消費電力を計測する。電力センサ61Cは、第3系統20Cに属する室外ユニット40Cの消費電力を計測する。
電力センサ61A〜Cのそれぞれには、識別情報が割り振られている。
(2−3)温度センサ62
温度センサ62は、外気温を取得する。温度センサ62は、例えば室外ユニット40Aの近傍に取り付けられる。
(2−4)操作端末63
操作端末63は、第1実施形態で説明した処理を行う。
加えて、操作端末63は、電力センサ61A〜Cと、第1系統20A〜第3系統20Cの関連付けの入力を受け付ける。操作端末63は、図5に示すように、電力センサ61A〜Cの識別情報を表示するとともに、識別情報と系統の関連付けについて作業員からの入力を受け付ける。
(2−5)その他
その他の要素は、第1実施形態と同様である。
(3)能力提示
能力算出部74は、必要とされた能力の算出値を出力する。必要に応じて、能力の算出値が補正される。こうして、補正部75は系統ごとに必要であった能力の補正算出値を提示する。
次に、空気調和装置20の更新についての提案がなされる。提案作成部76は、能力の算出値又は補正算出値の最大値に基づいて、複数の系統について、室外ユニット及び室内ユニットの少なくとも一部に取って代わるべき新規導入ユニットの提案を作成する。
(4)特徴
(4−1)
系統ごとに消費電力が計算される。しかしながら、複数の系統において、温度センサ62は共用される。したがって、設置すべき温度センサ62の数が少ない。
(4−2)
操作端末63が、電力センサ61A〜Cの識別情報と系統との関連付けについての入力を受け取る。したがって、電力センサ61A〜Cによる測定を行うための初期設定が容易である。
(4−3)
演算部70の提案作成部76が、複数の系統の各々について、室外ユニット及び前記室内ユニットの少なくとも一部に取って代わるべき前記新規導入ユニットの提案を作成する。
(5)変形例
第1実施形態の各変形例を第2実施形態に適用してもよい。
<むすび>
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
10、10' :空調能力提示システム
20 :空気調和装置
20A :第1系統
20B :第2系統
20C :第3系統
21〜24、21A〜24A、21B〜24B、21C〜24C:室内ユニット
31〜32、31A〜32A、31B〜32B、32C〜32C:冷媒連絡配管
40、40A〜C :室外ユニット
43 :室外ファン
61、61A〜61C :電力センサ
62 :温度センサ
62' :温湿度センサ
63 :操作端末
70 :演算部
71 :室外ユニット能力情報受信部
72 :消費電力受信部
73 :外気温受信部
73' :外気温湿度受信部
74 :能力算出部
75 :補正部
76 :提案作成部
100 :サーバ
M1〜M8 :能力算出モデル
N :ネットワーク
特開2010−038487号公報

Claims (12)

  1. 少なくとも1台の室外ユニット(40)と、少なくとも1台の室内ユニット(21〜24)と、前記室外ユニット及び前記室内ユニットを連絡する冷媒連絡配管(31、32)と、を含む空気調和装置の能力を提示する、空調能力提示システムであって、
    前記室外ユニットの定格能力である又は前記定格能力に関連する情報である室外ユニット能力情報を取得する第1取得部(63、71)と、
    前記室外ユニットの消費電力を計測する計測部(61、72)と、
    前記室外ユニットの周囲の空気の温度である外気温を取得する第2取得部(62、73)と、
    前記室外ユニット能力情報、前記消費電力、及び前記外気温に基づいて前記空気調和装置の前記能力の算出値を得る能力算出部(74)と、
    を備え
    前記能力算出部は、複数の能力算出モデル(M1〜M8)を含み、
    前記能力算出部は、前記室外ユニット能力情報に基づいて、前記複数の能力算出モデルのうちから1つの能力算出モデルを選択し、
    前記能力算出モデルの各々は、前記空気調和装置の性能を表す空調機性能パラメータ(742)を有し、
    前記能力算出モデルの各々は、前記消費電力、前記外気温、及び前記空調機性能パラメータに基づいて、冷凍サイクル(746)の凝縮圧力(Pc)またはそれに相当する相当温度、または、蒸発圧力(Pe)またはそれに相当する相当温度、を導出するとともに、導出した前記凝縮圧力(Pc)またはそれに相当する相当温度、または、前記蒸発圧力(Pe)またはそれに相当する相当温度、に基づいて前記算出値を算出するように構成されており、
    前記冷凍サイクルにおける前記冷媒の蒸発圧力(Pe)またはそれに相当する相当温度、凝縮圧力(Pc)またはそれに相当する相当温度の少なくとも1つが定数として決定される、
    空調能力提示システム。
  2. 少なくとも1台の室外ユニット(40)と、少なくとも1台の室内ユニット(21〜24)と、前記室外ユニット及び前記室内ユニットを連絡する冷媒連絡配管(31、32)と、を含む空気調和装置の能力を提示する、空調能力提示システムであって、
    前記室外ユニットの定格能力である又は前記定格能力に関連する情報である室外ユニット能力情報を取得する第1取得部(63、71)と、
    前記室外ユニットの消費電力を計測する計測部(61、72)と、
    前記室外ユニットの周囲の空気の温度である外気温を取得する第2取得部(62、73)と、
    前記室外ユニット能力情報、前記消費電力、及び前記外気温に基づいて前記空気調和装置の前記能力の算出値を得る能力算出部(74)と、
    を備え、
    前記能力算出部は、複数の能力算出モデル(M1〜M8)を含み、
    前記能力算出部は、前記室外ユニット能力情報に基づいて、前記複数の能力算出モデルのうちから1つの能力算出モデルを選択し、
    前記複数の能力算出モデルは、複数の冷房用能力算出モデル(M1〜M4)及び複数の暖房用能力算出モデル(M5〜M8)を含む、
    調能力提示システム。
  3. 前記能力算出モデルの各々は、
    前記消費電力(P)及び前記能力(C)の関係を表現する特性式(751、761)
    を有する、
    請求項1又は請求項2に記載の空調能力提示システム。
  4. 少なくとも1台の室外ユニット(40)と、少なくとも1台の室内ユニット(21〜24)と、前記室外ユニット及び前記室内ユニットを連絡する冷媒連絡配管(31、32)と、を含む空気調和装置の能力を提示する、空調能力提示システムであって、
    前記室外ユニットの定格能力である又は前記定格能力に関連する情報である室外ユニット能力情報を取得する第1取得部(63、71)と、
    前記室外ユニットの消費電力を計測する計測部(61、72)と、
    前記室外ユニットの周囲の空気の温度である外気温を取得する第2取得部(62、73)と、
    前記室外ユニット能力情報、前記消費電力、及び前記外気温に基づいて前記空気調和装置の前記能力の算出値を得る能力算出部(74)と、
    を備え、
    前記算出値を補正することによって補正算出値を得る補正部(75)、
    をさらに備える、
    調能力提示システム。
  5. 前記補正部は、前記冷媒連絡配管における冷媒の圧力損失に関連する情報、に基づいて前記算出値を補正する、
    請求項に記載の空調能力提示システム。
  6. 前記室外ユニットは室外ファン(43)を含み、
    前記補正部は、前記室外ファンの定格出力に関連する情報、に基づいて前記算出値を補正する、
    請求項又は請求項に記載の空調能力提示システム。
  7. 所定期間における前記算出値又は前記補正算出値の最大値に基づいて、前記室外ユニット及び前記室内ユニットの少なくとも一部に取って代わるべき新規導入ユニットの提案を作成する、提案作成部(76)、
    をさらに備える、
    請求項4から6のいずれか1項に記載の空調能力提示システム。
  8. 前記空気調和装置は、複数の系統(20A、20B、20C)を含み、
    前記複数の系統の各々は、少なくとも1台の室外ユニット(40A、40B、40C)を含み、
    前記計測部は、前記複数の系統の各々について前記消費電力を計測する、
    請求項に記載の空調能力提示システム。
  9. 操作端末(63)、
    をさらに備え、
    前記計測部は、前記複数の系統の各々について前記消費電力を計測する複数の電力センサ(61A、61B、61C)を有し、
    前記操作端末は、前記電力センサの識別情報を表示し、
    前記操作端末は、前記識別情報と前記系統との関連付けについての入力を受け取る、
    請求項に記載の空調能力提示システム。
  10. 前記提案作成部は、前記複数の系統の各々について、前記室外ユニット及び前記室内ユニットの少なくとも一部に取って代わるべき前記新規導入ユニットの提案を作成する、
    請求項又は請求項に記載の空調能力提示システム。
  11. 少なくとも1台の室外ユニット(40)と、少なくとも1台の室内ユニット(21〜24)と、前記室外ユニット及び前記室内ユニットを連絡する冷媒連絡配管(31、32)と、を含む空気調和装置の能力を提示する、空調能力提示システムであって、
    前記室外ユニットの定格能力である又は前記定格能力に関連する情報である室外ユニット能力情報を取得する第1取得部(63、71)と、
    前記室外ユニットの消費電力を計測する計測部(61、72)と、
    前記室外ユニットの周囲の空気の温度である外気温を取得する第2取得部(62、73)と、
    前記室外ユニット能力情報、前記消費電力、及び前記外気温に基づいて前記空気調和装置の前記能力の算出値を得る能力算出部(74)と、
    を備え、
    前記第2取得部は、前記室外ユニットの周囲の前記空気の湿度である外気湿度、をさらに取得し、
    前記能力算出部は、前記室外ユニット能力情報、前記消費電力、前記外気温、及び前記外気湿度に基づいて前記空気調和装置の前記能力の前記算出値を得る、
    調能力提示システム。
  12. 前記第2取得部は、熱交換後に前記室外ユニットから排出される吹出空気に関する計測を行わない、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の空調能力提示システム。
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