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JP6881907B2 - 放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及びプログラム - Google Patents

放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、放射線撮影装置、放射線撮影システム、放射線撮影方法、及びプログラムに関する。
従来、放射線発生装置から放射線を患者に照射し、患者を透過した放射線の強度分布である放射線データをデジタル化し、デジタル化された放射線画像に画像処理を施し、鮮明な放射線画像を生成する放射線撮像装置を用いた放射線画像撮影システムがあった。
このような放射線画像撮影システムは、放射線発生装置、放射線検出器、及び放射線検出器の状態を制御したり、放射線検出器から転送される撮影画像に画像処理を施したり外部情報システムと各種データを送受信する制御コンピュータから構成される。放射線発生装置が放射線を照射して放射線撮像装置が生成した放射線画像データを、画像処理や保存のために制御コンピュータに転送し、ディスプレイなどの表示装置に画像処理済みの画像が表示される。
ここで、放射線検出器としては、固体撮像素子を2次元マトリクス状に配置したFPD(Flat Panel Detector)が知られている。FPDは、放射線を電気信号に変換する複数の光電変換素子がマトリクス状に配列された光電変換回路と、この変換により得られた電気信号をこの光電変換回路から読み出すための読み出し回路とを有する。
患者を透過した放射線が蛍光体によって放射線の量に応じた光に変換され、変換された光は、光電変換回路の各光電変換素子において、光電変換が実行され、各光電変換素子に透過放射線量に対応した信号電荷が蓄積される。読み出し回路は、光電変換回路の各信号線を駆動して、光電変換素子が接続されたスイッチ素子を適宜制御することにより、各光電変換素子に蓄積されている信号電荷を電気信号として順次読み出し、増幅して出力する。
FPDは、放射線が照射されるとデータ取得が可能な状態(有効状態)と、照射されてもデータ取得ができない状態(無効状態)とをもっており、有効状態で、照射スイッチからの同期信号があると読み出し動作を開始する。
また近年、放射線発生装置と照射タイミングの同期を取らなくとも、放射線を自動検知することで、透過放射線画像の取得ができるFPDも出てきている。このタイプの放射線検出器は、同期のためのケーブルが不要なので、どのような放射線発生装置とも組み合わせられる利点がある。
さらに、FPDに取得画像を保持するメモリを搭載することで、撮影時に制御コンピュータを不要にした構成も考えられている。この構成では、検査後に、撮影画像が保存されたFPDを制御コンピュータに接続して、放射線画像転送を行い、画像処理を施した上で、患者情報や部位の情報と結びつける。
上記で説明した放射線検出器はカセッテ型として、大角(35cm×35cm)、フル(43cm×43cm)、及び大四つ(27cm×35cm)など種々サイズがあり、また、スタンドやベッドに据え付けられて種々の撮影手技による撮影が行われる。例えば、手指の撮影では、大四つサイズが使われ、患者のベッドの下に入れて撮影する腹部撮影では、フルサイズの放射線検出器が使われる。
また、スタンドでは、胸部正面撮影が行われ、ベッドでは腹部撮影や四肢の関節の撮影が行われる。また、足腰が悪く立位での撮影ができない場合は、撮影時に患者の容態をみてスタンド型からベッド型に変更する。このときの放射線検出器の切り替えは、制御コンピュータに接続されたオペレーションユニットを介して行われる。
特開2015−6413号公報 特許第3890163号公報
このように、撮影手技や患者の体格や状態によって、放射線検出器を切り替えて使用するが、一般的に、X線を制御する操作卓や、放射線検出器を操作するオペレーションユニットは撮影を行う撮影室とは別の操作室にある。
操作者である放射線技師は、操作室にあるオペレーションユニットで、撮影手技に適した放射線検出器に切り替えた後、撮影室に戻り、選択されている放射線検出器に対して患者のポジショニングを行う。このとき、例えば放射線検出器のサイズが異なっていた場合や放射線検出器のサイズとともに撮影手技が異なっていた場合は、再度操作室に戻りオペレーションユニットで操作しなければならなかった。
複数の放射線検出器を切り替えるケースに対し、特許文献1には、放射線検出器上に選択ボタンを設けて、選択された放射線検出器と患者情報を結びつける発明がなされている。また、特許文献2には、放射線検出器に対応して設けられたボタンを押下することで、放射線検出器とフォトタイマを通常電流状態(有効状態)にして、非選択の放射線検出器とフォトタイマを低電流状態(無効状態)に制御することが記載されている。
しかし、これらの特許文献は、放射線検出器とともに撮影手技を変えるケースに関して言及されていない。そのため、検査後に撮影手技に関する撮影情報を設定しなければならず、操作性が悪いという課題があった。
本発明に係る放射線撮影装置は、放射線を検出する第1の放射線検出器及び第2の放射線検出器と、前記第1の放射線検出器と前記第2の放射線検出器を制御する制御手段と、を備える放射線撮影装置であって、前記第1の放射線検出器は、前記第1の放射線検出器を有効化する有効化手段と、前記第1の放射線検出器の撮影情報を設定する設定手段と、を備え、前記制御手段は、前記有効化手段により前記第1の放射線検出器の有効化が指示された場合に、前記設定手段により設定された前記撮影情報に基づいて、前記第1の放射線検出器及び前記第2の放射線検出器を制御し、前記第2の放射線検出器を無効化することを特徴とする
放射線検出器を格納する筐体又は架台に設けられた有効化手段及び設定手段により、放射線検出器を有効化し、撮影情報を設定することで、放射線検出器の設置場所から放射線検出器を制御することができる。
第1の実施形態に記載の放射線画像撮影システムの概略構成を示すブロック図である。 撮影プロトコル選択手段の一例を示す図である。 撮影プロトコルリストの一例を示す図である。 撮影準備画面の一例を示す図である。 撮影画面の一例を示す図である。 検出器切替ウインドウの一例を示す図である。 第1の実施形態に記載の放射線画像撮影システムの詳細構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の有効/無効処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態の撮影プロトコル入力後の処理を示すフローチャートである。 部位、年齢区分、撮影方向、及び回転情報の入力部の一例を示す図である。 部位、年齢区分、及び撮影方向のリストの一例を示す図である。 プロトコルID、部位、年齢区分、及び撮影方向のデータベースの一例を示す図である。 方向指定部の一例を示す図である。 第2の実施形態に記載の放射線画像撮影システムの詳細構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に記載の放射線画像撮影システムの概略構成を示すブロック図である。
以下、本発明に関わる放射線画像撮影システムの実施の形態について、図面を参照して説明する。ただし、本発明は以下の図示例のものに限定されるものではない。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に記載の放射線画像撮影システムの概略構成を図1に示す。図中の符号102は検出器A(第1の放射線検出器)、103は検出器B(第2の放射線検出器)を示し、患者を透過した放射線を検出して、透過放射線の分布を画像データとして出力する。検出器Aは、横27cm及び縦35cmで、検出器Bは、横43cm及び縦43cmである。指や四肢など撮影領域が狭い場合は、検出器Aを用い、胸部や腹部など撮影領域が比較的広い場合は、検出器Bを用いて撮影が行われる。
制御装置100は、検出器A102又は検出器B103と表示・操作装置101の制御を行ったり、病院内ネットワーク104を介して外部情報システムと患者情報、検査情報、実施情報、及び画像データなどの通信を行ったりする。システムの状態に応じて、制御装置100は、検出器A102又は検出器B103を有効状態又は無効状態に遷移させるとともに、転送されてくる画像データに対して、各種補正処理及び画像処理を施して撮影画像を生成し、表示・操作装置101へ表示する。
ここで、有効状態とは、検出器102,103の読み取り回路が駆動していて放射線の照射に対して画像データが取得できる状態を指している。一方、無効状態とは、読み取り回路に電源が供給されていない状態又は低電流状態など、放射線を照射しても画像データが取得できない状態を指している。なお、自動検知タイプでは、検知できない状態が無効状態に相当する。
有効化ボタン107及び無効化ボタン108は、検出器A102又は検出器B103を有効状態及び無効状態に遷移させるためのものである。有効状態になると、Readyランプ106が緑に点灯する。検出器A(第1の放射線検出器)102を有効化する有効化ボタン(有効化部)107が検出器A102に備えられる。例えば、有効化ボタン(有効化部)107は、放射線を検出する検出器A(第1の放射線検出器)102を格納する筐体又は架台に設けられ、検出器A(第1の放射線検出器)102を有効化する。
検出器A(第1の放射線検出器)102の撮影情報を設定する撮影プロトコルID入力部(設定部)110が検出器A102に備えられる。例えば、撮影プロトコルID入力部(設定部)110は、検出器A(第1の放射線検出器)102を格納する筐体又は架台に設けられ、検出器A(第1の放射線検出器)102の撮影情報を設定する。撮影情報は、撮影プロトコルID、撮影部位、撮影方向、被検者の年齢区分、及び放射線画像の回転情報の少なくとも1つを含む。
例えば、撮影プロトコルID入力部(設定部)110は、撮影プロトコルIDを入力する部分であり、図2で示すように、撮影プロトコル表示領域150と変更ボタン151,152を含む。図3は、X線検出器で撮影可能なプロトコルIDリストを示しており、このリストに基づき、選択されているプロトコルの名称が撮影プロトコル表示領域150に表示される。変更ボタン151,152は、それぞれ撮影プロトコルIDを降順又は昇順で撮影プロトコル表示領域150を変更して表示するボタンである。
撮影プロトコルID入力部110としては、プロトコルIDを直接入力する方式でもよく、その場合、テンキ―入力、音声入力、及び磁気カード・バーコードなどの外部情報入力からの入力も考えられる。
放射線源105は、放射線を発生するもので、例えば、X線管球が相当する。放射線源105は、図示していない放射線発生装置及びその操作卓の一部である。放射線技師は、操作卓で撮影条件を入力して、照射スイッチを押下することで、放射線源105から放射線を照射する。放射線発生装置は、ネットワーク104と接続されており、表示・操作装置101から管電圧、管電流、及び照射時間などの撮影条件を放射線発生装置へ送って、撮影条件を設定したり、実施した撮影条件を表示・操作装置101へ送ったりする。
また、表示・操作装置101は、画像表示と本撮影システムの操作を行う部分で、タッチパネルモニタが一般的に使用されるが、マウス、キーボード、磁気カード、及びバーコードなどの入力デバイスと組み合わせてもよい。
図4及び図5は、表示・操作装置101に表示されたGUIの画面の一例を示したものである。図4は、撮影オーダーリストが表示されている撮影準備画面を示しており、図5は、撮影後の撮影画面を示している。
図4は、ネットワーク104を介して、放射線科情報システム(RIS)から送られてきた患者情報と検査情報を、撮影オーダーリスト200として表示している状態である。放射線技師は、撮影オーダーリスト200から該当患者を選択して、患者情報表示領域202及び撮影プロトコル表示領域205で確認して、撮影開始ボタン206を押下する。
撮影プロトコル表示領域205は、撮影順にプロトコルが並んでおり、上から順に実行される。撮影プロトコルは、撮影する部位、撮影方向、及び使用する放射線検出器などの組み合わせで構成されており、撮影プロトコルを指定するとこれらが一意に決まる。また、使用する画像処理パラメータや放射線検出器ごとのキャリブレーションデータも決定される。リスト更新ボタン201は、撮影オーダーリストを更新するためのボタンである。
図5は、患者にX線を照射して得られた撮影画像を表示した状態を示している。画像表示領域212に、撮影した画像が表示され、画像処理ツールボックス213内の各種画像処理を調整することで、画像のコントラスト、濃度、及び鮮鋭度などが調整される。
撮影プロトコル表示領域205は、上段において、胸部P−Aの撮影が終わり、画像表示領域に画像を表示していることを意味しており、下段において、手指A−Pにフォーカスが当たっており、これから撮影を行うことを意味している。
また、撮影プロトコル編集ボタン210は、フォーカスが当たっているプロトコルの放射線検出器102,103を変更することが可能である。撮影プロトコル編集ボタン210を押下すると、図6の撮影プロトコル変更ウインドウが呼び出され、放射線検出器102,103及び撮影プロトコルを切り替えることができる。検出器選択ボタン221,222で選択された放射線検出器102,103に対応した撮影プロトコルが、撮影プロトコル選択領域225に表示される。ここで、撮影プロトコルを選択するが、表示されたページは、ページ切り替えボタン226,227で表示を切り替えることが可能となっている。
図7は、本実施形態に係る放射線撮影システムの一例を示すブロック図である。
まず、放射線技師は、図4の撮影準備画面で患者を選択し、撮影開始ボタン206を押下すると、一番目の胸部P−Aプロトコルが自動的に押下され、撮影画面に遷移する。そして、検出器B103が有効化され、検出器B103のReadyランプ106が点灯する。このとき、患者情報は、患者情報を保持するメモリ534へ保持される。
放射線技師は、撮影室で検出器B103と患者の相対的な位置が適切になるように患者のポジショニングを行った後、操作室へ行き、放射線発生装置の操作卓で撮影条件が正しいかを確認して、照射スイッチを押下して放射線を照射する。
患者を透過した放射線は、検出器B103で検出され画像データとして、制御装置100へ送られる。制御装置100は、検出器B103に対応したキャリブレーションデータを使って補正処理を行った後、コントラスト、濃度、鮮鋭度、及びダイナミック圧縮など各種の画像処理を行って撮影画像を生成する。生成された撮影画像は、表示・操作装置101へ送られ、図5の撮影画面の画像表示領域212に表示される。
そして、次の撮影プロトコルである手指A−Pにフォーカスが移り、次の撮影が可能になる。そこで技師は、撮影室へ戻り、有効状態にある検出器B103を使って、患者の手指の撮影を行うためのポジショニングを行うが、手指は撮影領域が狭いので、43cm×43cmのサイズは必要ないことが分かる。そこで、放射線技師は、同じ撮影室にある大四つサイズの検出器A102に切り替えて撮影するため、検出器A102に取り付けられている有効化ボタン107を押下する。
この有効化ボタン107は、図7の有効化指示部500で示された手段の1つであり、ボタンの代わりに、スイッチや音声入力装置など有効化が指示できるものであればよい。
有効化指示部500からの入力があると、有効要求送信部501によって、制御装置100に対して、有効要求が送信される。送信された有効要求は、要求受信部520によって受信され、有効許可部521で有効化可能か否かが判断される。有効要求命令は、送信元の検出器A102のIDの情報も含まれている。有効許可部521は、検出器情報522により放射線検出器の状態を確認した上で矛盾がなければ、有効化処理を許可する。
有効許可部521は、有効化処理が許可された場合は、他の状態遷移要求が割り込まないように、例えば、プログラム上では、セマフォやミューテックスを使って排他処理を行う。また、検出器情報522により有効状態の検出器B103に対して、無効化命令送信部525より無効化命令が発行される。発行された無効化命令は、検出器B103の有効/無効化命令受信部504で受信され、有効/無効化部505へ送られる。検出器B103は無効状態に遷移し、Readyランプ106は消灯する。
次に、有効/無効化命令送信部523から、有効化命令が、検出器A102に対して発行されるとともに、検出器情報保持部522の検出器情報を更新する。検出器A102では、有効/無効化部505が有効/無効化命令受信部504から有効化命令をうけて、検出器A102を有効化状態に遷移させる。
有効状態になると、Readyランプ106が点灯する。また、制御装置100は、検出器情報保持部522の検出器情報を更新する。有効/無効化部505により有効化されると、プロトコルID選択部507を有効化して、プロトコルIDの選択が可能となる。
このように、検出器A102が有効状態になり、検出器A102で患者の手指撮影を行うことが可能になる。放射線技師が患者の状態を見て、手指撮影ではなく手関節の撮影が必要と分かった場合、有効化されたプロトコルID選択部507である撮影プロトコルの変更ボタン151,152を押下して「手関節AP」を選択し、図示されていない確定ボタンで確定する。
このとき、変更ボタン151,152を押下するごとに、撮影プロトコルリスト502(図3)をそれぞれ昇順又は降順で表示する。なお、撮影プロトコルリストは、放射線検出器ごとに適切な撮影方法がリスト化されている。ここで、制御装置100から有効/無効化命令送信部523から、有効化命令が検出器A102に対して発行されるときに、有効化命令とともに選択されている撮影プロトコルである「手指骨A−P」のプロトコルIDも送信されるようにしてもよい。
この場合、撮影プロトコル表示領域150の表示を、制御装置100で選択されている「手指骨A−P」にすることができる。
なお、制御装置100は、放射線画像撮影システムにおける過去の撮影を分析し、撮影プロトコル表示領域150に撮影頻度順でプロトコルが表示されるようにリスト化してもよい。このように、撮影プロトコルID入力部(設定部)110は、検出器A(第1の放射線検出器)102の過去の撮影情報に基づく優先度に応じて順序付けられた撮影情報から、検出器A102の撮影情報を設定してもよい。また、撮影プロトコルID入力部110は、検出器B103の過去の撮影情報に基づく優先度に応じて順序付けられた撮影情報から、検出器A102の撮影情報を設定してもよい。
また、撮影プロトコルID入力部(設定部)110は、検出器A102及び検出器B103の過去の撮影情報に基づく優先度に応じて順序付けられた撮影情報から、検出器A102の撮影情報を設定してもよい。この場合、後述するように、検出器A102及び検出器B103の過去の撮影情報に基づく優先度に応じて順序付けられた撮影情報を、検出器A102及び検出器B103で共有してもよい。
具体的には、放射線画像撮影システムにおける過去の撮影を分析した結果、手関節A−P、手関節L−L、及び手指骨A−Pの撮影頻度順にプロトコルが実施されたのであれば、手関節A−P、手関節L−L、及び手指骨A−Pの順にプロトコルが撮影プロトコル表示領域150に表示される。初期状態における撮影プロトコル表示領域150には、最も撮影頻度が高い手関節A−Pが表示される。このように、撮影プロトコル表示領域150に撮影頻度順(設定頻度順)でプロトコルが表示されるため、プロトコル選択の負担が軽減される。
このように、撮影情報の優先度は、撮影情報の設定頻度により決定されてもよいし、撮影プロトコル表示領域150に設定時間が新しい順でプロトコルが表示されるなど、設定時間により決定されてもよい。
また、制御装置100は、放射線検出器102,103で共通に使用できるプロトコルが撮影プロトコル表示領域150に表示されるようにリスト化してもよい。具体的には、放射線検出器102,103で共通に使用できるプロトコルが、胸部P−A、胸部A−P、及び足関節A-Pであれば、胸部P−A、胸部A−P、及び足関節A-Pが撮影プロトコル表示領域150に順に表示される。撮影プロトコル表示領域150には、放射線検出器102,103で共通に使用できるプロトコルが順に表示されるため、プロトコル選択の負担が軽減される。
制御装置100は、放射線検出器(第1の放射線検出器及び第2の放射線検出器)102,103で共通の撮影情報を放射線検出器(第1の放射線検出器及び第2の放射線検出器)102,103に送信する
なお、制御装置100は、放射線検出器102,103で共通に使用できるプロトコル群と、放射線検出器102で使用できるプロトコル群と、放射線検出器103で使用できるプロトコル群とを区別してリスト化してもよい。よって、操作者は、放射線検出器の撮影環境(数や特徴など)によって、撮影プロトコル表示領域150に表示されるプロトコル群を選択することができる。
つまり、操作者は、放射線検出器102,103で共通に使用できるプロトコル群と、放射線検出器102で使用できるプロトコル群と、放射線検出器103で使用できるプロトコル群とからプロトコル群を選択し、選択されたプロトコル群からプロトコルを選択することができる。放射線検出器の撮影環境に応じて、撮影プロトコル表示領域150にプロトコル群が表示されるため、プロトコル選択の負担が軽減される。
プロトコルID選択部507で撮影プロトコルが確定すると、確定したプロトコルIDは、プロトコルID送信部506により制御装置100へ送信される。制御装置100は、プロトコルID受信部526によりプロトコルIDを受信し、撮影プロトコル確定部527が、撮影プロトコルDB524から該当するIDを抽出する。そして、画像処理パラメータ、部位、撮影方向、患者方向、患者方向、及びアノテーション付帯情報など各種パラメータが確定する。
このように、有効化ボタン(有効化部)107により検出器A102が有効化された場合に、撮影プロトコルID入力部(設定部)110により設定された撮影情報が、検出器A102及び検出器B103を制御する制御装置100に送信される。制御装置100は、有効化ボタン107により検出器A102が有効化された場合に、撮影プロトコルID入力部110により設定された撮影情報に基づいて、検出器A102及び検出器B103を制御する。
撮影プロトコルDB524の一例として図12を示す。確定したパラメータは、撮影パラメータ情報保持部528に保存される。従来は、プロトコルを変更するために、撮影室から制御装置100が設定されている操作室へ戻り、プロトコルID送信部542でプロトコルを選択し直す必要があった。しかし、本実施形態では、放射線検出器から放射線検出器の有効/無効指示とともに、撮影プロトコルの指定が可能になる。
一方、手関節が撮影できるように検出器A102上に患者の手をポジショニングした後で、X線発生装置の照射スイッチを押下すると、X線が照射され、被験者の手関節の透過画像が検出器A102の画像データ読み取り部によって読み取られる。このときの照射条件は、発生装置から図示していないネットワークを介して制御装置100へ転送され、制御装置100の実施情報を保持するメモリ535へ記録される。なお、実施情報とは、管電流、管電圧、照射時間、及びグリッド情報などである。
読み取られたデータは、画像データ送信部509により制御装置100に転送される。制御装置100は、画像データ受信部530により画像データを受信し、一時画像保持部531へ画像を保持するとともに、制御装置100の制御部に画像データ受信したことを通知する。制御装置100の制御部は、取得した画像データに対して、撮影プロトコルに設定されている各種画像処理パラメータを使って、濃度、コントラスト、強調度、及びノイズ低減などの各種処理を行うように、画像処理部529に指示を出す。
画像処理が施された撮影画像には、画像回転/左右上下反転処理532により所定の回転処理や反転処理が施される。また、付帯情報付与部533は、患者情報保持部534及び実施情報保持部535から、患者情報や実施情報を取得して、ヘッダ情報として画像に付帯することで、患者と画像のリンクを取る。
アノテーション付与部536は、アノテーションフォーマットに従って、患者情報や実施情報を画像の所定の位置に表示する。このように生成されたQA画像は、撮影画像記憶部537に保持され、所定のサイズにトリミングされた上でPACSやプリンタへ出力される。
図8は、放射線検出器を有効化するときのフローチャートであり、図9は、プロトコルを選択するときのフローチャートであり、これらの図を用いて本実施形態の処理の流れを説明する。
図8に示すように、放射線技師は、有効化したい検出器A102の有効化ボタンを押下すると、検出器A102から制御装置100に対して、有効要求が送信される。制御装置100は、ステップS1000で、検出器A102からの有効依頼があった場合、ステップS1001で、排他処理中か否かを確認する。排他処理を行っているときは、ステップS1002で、依頼元である検出器A102へキャンセル通知を行い、有効化依頼は受け入れられなかったことを通知する。
排他処理中でなかった場合は、ステップS1005で排他処理を開始し、以降は排他処理が完了するまで、他の有効依頼及び無効依頼を受け付けないようにする。次に、ステップS1006で、有効状態の検出器B103に無効命令を送信する。検出器B103は、無効化され、無効状態に遷移したら無効化応答を送信する。
ステップS1007で、無効応答を受信したら、ステップS1008で、依頼元である検出器A102に有効命令を送信する。検出器A102は、有効化され、有効化状態に遷移したら有効化応答を送信する。ステップS1009で、有効応答を受信したら、検出器情報522の検出器情報を更新して、ステップS1011で、排他処理を終了する。
ステップS1000で、検出器A102からの有効依頼がなかった場合は、ステップS1003で表示・操作装置101からの検出器選択コマンドがあるか否かを確認する。検出器選択コマンドがなければ、ステップS1000に戻る。検出器選択コマンドがあれば、ステップS1004で排他処理中か否かが確認され、排他処理中の場合は、ステップS1002で表示・操作装置101へキャンセル通知を行い。排他処理中でない場合は、ステップS1005以降に処理が進み、放射線検出器の切り替えが行われる。
図9では、放射線技師は、放射線検出器上のプロトコルID選択部507により、プロトコルIDを選択することにより、プロトコルIDが制御装置100へ送られて、ステップS1020により放射線検出器からのプロトコルIDの入力があるか否かが確認される。プロトコルIDの入力があった場合、次のステップS1021により、放射線検出器が有効状態か否かが確認される。放射線検出器が有効状態であれば、ステップS1022で撮影プロトコルを確定する。放射線検出器が有効状態でなければ、本来送られてくるべきでないタイミングでプロトコルIDが送られてきたので、その旨のメッセージが表示されて、操作はキャンセルされる。
次に、撮影が行われた後、ステップS1023で、放射線検出器から画像データを取得し、一時画像保持部531へ保持するとともに、ステップS1025で、プロトコルごとに設定されている画像処理パラメータを使って、画像処理が行われる。また、ステップS1025により、プロトコルごとに設定されている回転と反転の指示により、所望の回転処理や反転処理が行われる。ステップS1026で、患者情報保持部534及び実施情報保持部535から患者情報や実施情報を取得して、ヘッダ情報として画像データに追加するとともに、アノテーションフォーマットに従って、画像が画面上に表示される。
このように生成された画像は、ステップS1028で、撮影画像記憶部537に記憶される。
従来は、撮影室でポジショニング中に別の放射線検出器や別のプロトコルIDを選択する場合、操作室に戻って、制御装置の表示・操作部101から操作しなければなかった。しかし、本実施形態では、放射線検出器に取り付けられている有効化指示部500及びプロトコルID選択部507を選択することで、撮影可能となる。なお、ここでは、有効化指示とプロトコル選択を別々に行っているが、プロトコルIDを選択することで、有効化指示と撮影プロトコルIDが同時に転送されるようにしてもよい。
図3で示されるプロトコルIDリストは、放射線検出器ごとに異なり、該当する放射線検出器で撮影可能なプロトコルIDのリストとなっている。リストの順は、使用頻度順で自動に並び変えられてもよいし、ユーザによりカスタマイズされてもよい。放射線検出器と制御装置は、有線で通信しても、無線で通信してもよい。
また、放射線検出器は、撮影画像を記憶するメモリを搭載したタイプを適用可能である。この場合、放射線検出器側に設けられている撮影情報選択部から入力された撮影情報と撮影画像を対応付けて記憶しておく手段を設けることで、制御装置側での撮影プロトコルに基づく各種処理が容易に実行可能になる。
つまり、検査後に放射線検出器内に記憶された撮影画像を制御装置100に送るときに、画像とともに撮影時に確定した撮影情報を送ることが可能となり、制御装置100側で撮影プロトコルを指定しなくても、撮影手技に適した画像処理などが行えるようになる。
以上のように、本実施形態によれば、放射線検出器を格納する筐体又は架台に設けられた有効化手段及び設定手段により、放射線検出器を有効化し、撮影情報を設定することで、放射線検出器の設置場所から放射線検出器を制御することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態を図10〜図14を用いて説明する。なお、上記の実施形態と同様の構成、機能、及び動作についての説明は省略し、主に本実施形態との差異について説明する。
第1の実施形態では、撮影プロトコルID入力部110から撮影プロトコルIDを入力して、制御装置100に送信することで、該当する撮影手技が行えるようになるが、本実施形態では、部位、年齢区分、撮影方向、及び回転情報を入力する例を示す。
図10は、部位、年齢区分、撮影方向、及び回転情報の入力部を示したものである。符号153,156,159は、部位表示領域、年齢区分表示領域、及び撮影方向表示領域をそれぞれ示し、部位、年齢区分、及び撮影方向をそれぞれ表示する。部位表示領域153、年齢区分表示領域156、及び撮影方向表示領域159の表示項目は、それぞれの変更ボタン154,155,157,158,160,161によって変更可能である。図11は、部位(図11(a))、年齢区分(図11(b))、及び撮影方向(図11(c))のリストを示しており、このリストから表示される項目が選択される。
図12は、プロトコルID、部位、年齢区分、及び撮影方向の関係を示したものであり、入力した部位、年齢区分、及び撮影方向が決まると、プロトコルIDが決まり、画像処理パラメータ、患者方向値、及びアノテーションフォーマットが決まる。
また、上部指示ボタン(方向指定部)162が、検出器102,103を格納する筐体又は架台に設けられ、表示される放射線画像の方向と一致する方向を指定する。上部指示ボタン162は、検出器102,103の上下左右に取り付けられており、表示される画像の上方向と一致する方向の上部指示ボタン162を指定することで、画像のデータ読み取り方向からの回転情報を伝えることが可能となる。
つまり、図13に示したように、表示される画像の上方向に対応する上部指示ボタン162を検出器102,103の4方向に設けて、表示される画像の上方向と一致する方向の上部指示ボタン162を押下することで、表示される画像の上方向を指定する。
例えば、上部指示ボタン162−1の方向が、データ読み取り方向で取得された画像を表示する際の上方向であると予め設定されている。この場合、上部指示ボタン162−1,162−2,162−3,162−4がそれぞれ指定されると、表示される画像の上方向は、予め設定されている上方向に対して時計回りに0°、90°、180°、及び270°回転していることになる。そのため、データ読み取り方向で読み取った画像を、押下された上部指示ボタン162の方向に応じて、反時計回りに0°、90°、180°、及び270°回転させることで、正しい向きに画像を表示することができる。
図14は、本実施形態に係る放射線撮影システムの一例を示すブロック図であり、図7と同様の構成には、同様の符号が付されている。
検出器102,103に含まれる撮影情報選択部550は、図10の変更ボタンからの入力に応じて、部位、年齢区分、撮影方向、及び上部指示を選択する。撮影情報選択部550により選択された部位、年齢区分、及び撮影方向に基づいて、図12の表からプロトコルIDが決まる。
また、上部指示ボタン162が押下されることにより、予め設定された上方向に対する回転角度が回転情報として認識される。撮影情報として、プロトコルIDと回転情報が、撮影情報送信部551により、制御装置100の撮影情報受信部552へ送られる。撮影プロトコル確定部527は、送られてきたプロトコルIDに基づいて、撮影プロトコルを確定し、プリセットされている撮影パラメータをメモリ528へ保存する。また、送られてきた回転情報に基づいて、メモリ528に保存されている回転のパラメータを更新する。以降は、第1の実施形態と同様である。
(第3の実施形態)
第3の実施形態のシステム概略図を図15に示す。なお、上記の実施形態と同様の構成、機能、及び動作についての説明は省略し、主に本実施形態との差異について説明する。
第1の実施形態及び第2の実施形態では、カセッテ型の放射線検出器を用いているため、検出器102,103上に有効化/無効化ボタン107,108や撮影情報入力部(撮影プロトコルID入力部110など)の操作部を設けていた。本実施形態では、架台にカセッテ型の放射線検出器を取り付ける方式において、検出器102,103の取り付け位置にかかわらず、これらの操作部を操作しやすくする。
例えば、放射線検出器を取り付けた架台に有効化/無効化ボタン107,108や撮影情報入力部(撮影プロトコルID入力部110など)が設けられてもよい。
立位型の架台であるスタンド130及び臥位型の架台であるベッドに、図15の有効化/無効化ボタン132及び撮影情報入力部の一例である撮影プロトコル入力部150〜152が設けられてもよい。
(その他の実施形態)
上記の実施形態では、他の放射線検出器(検出器B103)を無効化した後に放射線検出器(検出器A102)を有効化する。その他の実施形態では、放射線検出器(検出器A102)の有効依頼により、当該放射線検出器に関連付けられた他の放射線検出器(検出器B103)を無効状態から有効化する処理が行われてもよい。つまり、有効化ボタン(有効化部)107は、検出器A102を有効化した場合に、検出器B103を有効化する。
この場合、撮影プロトコルID入力部(設定部)110により設定された撮影情報は、第2の放射線検出器に送信され、検出器A102と同じ撮影情報が検出器B103に設定されてもよい。
また、FPD(放射線検出器)に取得画像を保持するメモリを搭載する場合、放射線検出器は、検出された放射線に基づいて生成される放射線画像を、撮影情報と関連付けて保持するメモリ(保持部)を備えてもよい。
100 制御装置
101 表示・操作装置
102 検出器A
103 検出器B
104 病院内ネットワーク
105 放射線源
106 Readyランプ
107 有効化ボタン
108 無効化ボタン
110 撮影プロトコルID入力部
130 スタンド
132 有効化/無効化ボタン
150 撮影プロトコル表示領域
151 変更ボタン
153 部位表示領域
154 変更ボタン
156 年齢区分表示領域
159 撮影方向表示領域
162 上部指示ボタン
200 撮影オーダーリスト
201 リスト更新ボタン
202 患者情報表示領域
205 撮影プロトコル表示領域
206 撮影開始ボタン
210 撮影プロトコル編集ボタン
212 画像表示領域
213 画像処理ツールボックス
221 検出器選択ボタン
225 撮影プロトコル選択領域
500 有効化指示部
501 有効要求送信部
502 撮影プロトコルリスト
504 無効化命令受信部
505 有効/無効化部
506 プロトコルID送信部
507 プロトコルID選択部
509 画像データ送信部
520 要求受信部
521 有効許可部
522 検出器情報保持部
523 無効化命令送信部
524 撮影プロトコルDB
525 無効化命令送信部
526 プロトコルID受信部
527 撮影プロトコル確定部
528 撮影パラメータ情報保持部
529 画像処理部
530 画像データ受信部
531 一時画像保持部
532 左右上下反転処理
533 付帯情報付与部
534 患者情報保持部
535 実施情報保持部
536 アノテーション付与部
537 撮影画像記憶部
542 プロトコルID送信部
550 撮影情報選択部
551 撮影情報送信部
552 撮影情報受信部


Claims (12)

  1. 放射線を検出する第1の放射線検出器及び第2の放射線検出器と、前記第1の放射線検出器と前記第2の放射線検出器を制御する制御手段と、を備える放射線撮影装置であって、
    前記第1の放射線検出器は、
    前記第1の放射線検出器を有効化する有効化手段と、
    前記第1の放射線検出器の撮影情報を設定する設定手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記有効化手段により前記第1の放射線検出器有効化が指示された場合に、前記設定手段により設定された前記撮影情報に基づいて、前記第1の放射線検出器及び前記第2の放射線検出器を制御し、前記第2の放射線検出器を無効化することを特徴とする放射線撮影装置。
  2. 放射線を検出する第1の放射線検出器及び第2の放射線検出器と、前記第1の放射線検出器と前記第2の放射線検出器を制御する制御手段と、を備える放射線撮影装置であって、
    前記第1の放射線検出器は、筐体に格納され、
    前記筐体は、
    前記第1の放射線検出器を有効化する有効化手段と、
    前記第1の放射線検出器の撮影情報を設定する設定手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記有効化手段により前記第1の放射線検出器有効化が指示された場合に、前記設定手段により設定された前記撮影情報に基づいて、前記第1の放射線検出器及び前記第2の放射線検出器を制御し、前記第2の放射線検出器を無効化することを特徴とする放射線撮影装置。
  3. 放射線を検出する第1の放射線検出器及び第2の放射線検出器と、前記第1の放射線検出器と前記第2の放射線検出器を制御する制御手段と、を備える放射線撮影装置であって、
    前記第1の放射線検出器は、架台に格納され、
    前記架台は、
    前記第1の放射線検出器を有効化する有効化手段と、
    前記第1の放射線検出器の撮影情報を設定する設定手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記有効化手段により前記第1の放射線検出器有効化が指示された場合に、前記設定手段により設定された前記撮影情報に基づいて、前記第1の放射線検出器及び前記第2の放射線検出器を制御し、前記第2の放射線検出器を無効化することを特徴とする放射線撮影装置。
  4. 前記第1の放射線検出器は、検出された前記放射線に基づいて生成される放射線画像を、前記撮影情報と関連付けて保持する保持手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  5. 前記撮影情報は、撮影プロトコルID、撮影部位、撮影方向、被検者の年齢区分、及び放射線画像の回転情報の少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  6. 前記設定手段は、前記第1の放射線検出器及び前記第2の放射線検出器の少なくとも1つの過去の前記撮影情報に基づく優先度に応じて順序付けられた前記撮影情報から、前記第1の放射線検出器の撮影情報を設定することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  7. 前記優先度は、前記撮影情報の設定頻度又は設定時間により決定されることを特徴とする請求項6に記載の放射線撮影装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1の放射線検出器及び前記第2の放射線検出器で共通の前記撮影情報を前記第1の放射線検出器に送信することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  9. 前記第1の放射線検出器に備えられ、表示される放射線画像の方向と一致する方向を指定する方向指定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の放射線撮影装置。
  10. 放射線を発生させる放射線発生手段と、
    前記放射線を検出する第1の放射線検出器及び第2の放射線検出器と、
    前記放射線発生手段、前記第1の放射線検出器、及び前記第2の放射線検出器を制御する制御手段と、を備える放射線撮影システムであって、
    前記第1の放射線検出器は、前記第1の放射線検出器を有効化する有効化手段と、
    前記第1の放射線検出器の撮影情報を設定する設定手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記有効化手段により前記第1の放射線検出器有効化が指示された場合に、前記設定手段により設定された前記撮影情報に基づいて、前記第1の放射線検出器及び前記第2の放射線検出器を制御し、前記第2の放射線検出器を無効化することを特徴とする放射線撮影システム。
  11. 第1の放射線検出器に備えられて前記第1の放射線検出器を有効化する有効化手段により前記第1の放射線検出器有効化が指示された場合に、第1の放射線検出器に備えられて前記第1の放射線検出器の撮影情報を設定する設定手段により設定された前記撮影情報に基づいて、前記第1の放射線検出器及び第2の放射線検出器を制御し、前記第2の放射線検出器を無効化する工程を備えることを特徴とする放射線撮影方法。
  12. コンピュータを請求項1乃至の何れか1項に記載の放射線撮影装置の各手段として
    機能させるためのプログラム。
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