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JP6739023B2 - 包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、レトルトパウチを包装する包装体に関するものである。
加圧加熱殺菌を行い気密性および遮光性を必要とする食品は、プラスチックフィルムをはじめとする素材を袋状の容器に封入して販売されることがある。このような袋状の容器をレトルトパウチという。
レトルトパウチは、立てて陳列するために紙箱に入れられる場合があるが、袋を船底ガゼット状に形成して自立できるようにする場合もある。自立するレトルトパウチをスタンディングパウチということがある。スタンディングパウチを入れることができる紙箱も提案されている(特許文献1)。
紙箱に入れる商品は、レトルトパウチに限られない。商品を入れるための紙箱には、様々な工夫が施される。一例として、開口部がある紙箱の底面または上面に掛止片を設けて、収納物が脱落しないように掛止めることができる包装箱がある(特許文献2)。
意匠登録第1350408号公報 特開2004−196378号公報
一般的に、商品表示のための図柄または文字等は、プラスチックフィルムをはじめとする素材のレトルトパウチよりも、紙箱に印刷する方が容易である。スタンディングパウチに封入した食品を大量に製造および販売する場合は、印刷にかかる初期費用は問題にならない。しかし、製造が少量である商品である場合は、印刷にかかる初期費用は無視できず、紙箱の利用を検討する必要がある。
また、1枚のブランクで紙箱を形成する場合は、側面があると切り落とし部分が増え、無駄が多くなることがある。側面を開口してブランクの切り落としを少なくするためには、収納物の脱落を防止する手段が必要になる。しかし、紙箱の任意の面に掛止片を設けたとしても、収納物が容易に変形および移動する場合は、掛止めの効果を発揮させるのは困難である。また、他の手段として、粘着テープあるいはゴムなどを巻いて開口部を塞ぐことが考えられるが、工数がかかる。
そこで、本発明は、側面を開口しながら、スタンディングパウチの脱落を防止する手段を設けた包装体を提供することを目的とする。
本発明の包装体は、前記した目的を達成せんとするもので、請求項1の手段は、船底ガゼット状に形成したスタンディングパウチを包装する包装体において、底面および前面ならびに後面を構成する胴体面と、前記底面と前記胴体面との間の稜部上あるいは前記底面上にあって、前記稜部から1mm以内かつ前記稜部と平行に折り目を有する切り込み片と、を備え、前記切り込み片および前記胴体面によって前記スタンディングパウチの下部を挟持することを特徴とする。
また、請求項の手段は、前記切り込み片によって前記スタンディングパウチの側方移動を制限することを特徴とする。
請求項1から4の構成によって、本発明の包装体は、側面が開口していてもスタンディングパウチの脱落を防止する効果がある。
実施例における本発明の包装体の展開図である。 実施例における本発明の包装体であり、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は右側面図、(d)は平面図、(e)は底面図である。 実施例における本発明の包装体の斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
本発明の包装体は、底面および前面ならびに後面を構成する胴体面と、底面と胴体面との間の稜部上あるいは稜部の近傍の底面上に、折り目を有する切り込み片と、を備える。
ここで、稜部とは、底面と胴体面との間の折り目のことをいい、切り込み片の折り目と区別する。また、本発明において、包装体によって包装されるスタンディングパウチの下部は、底面を折り畳むことができる船底ガゼット状に形成したものを想定している。
包装体は、1個のブランクから形成する。展開したブランクは、底面の対向する端部に前面および後面を構成する胴体面が延設される。ブランクの材質は、形状が安定し、変形が可能であればよく、厚紙であることが好ましいがこの限りではない。ブランクの材質の他の例として、プラスチックが挙げられる。
なお、ブランクは、印刷が容易であることが好ましいがこの限りではない。ブランクは、透明なスタンディングパウチを包装するために、透明なアクリル樹脂であってもよい。
包装体は、その形状を維持するために、封止手段を設けることが好ましい。封止手段の例として、一方の胴体面にフラップを延設し、フラップの一部に封止片を設け、封止片を他方の胴体面に設けた封止口に差し込むことが挙げられる。
底面と胴体面の稜部上あるいは稜部の近傍には、切り込み片の折り目が設けられる。切り込み片の全体あるいは大部分は、胴体面の一部である。
折り目に沿って折られた切り込み片は、元に戻ろうとする復元力を有する。硬い材質のブランクを用いる場合は、スタンディングパウチを包装するときに、切り込み片がしなりを生じるように底面との角度を調整することで、切り込み片は、元に戻ろうとする復元力を有する。そのため、包装体は、切り込み片および胴体面によってスタンディングパウチの下部を挟持する。
ここで、切り込み片の折り目を稜部の近傍の底面上に設ける場合は、切り込み片の折り目は、底面上にあって、稜部から1mm以内かつ稜部と平行であることが好ましい。稜部からの距離は、スタンディングパウチの下部の厚さによって大きくすることもできる。しかしながら、切り込み片の折り目が稜部から離れすぎると、スタンディングパウチが自由に動く余地が大きくなるため、切り込み片はスタンディングパウチから外れやすくなる。
切り込み片の形状は、一般的なスタンディングパウチの下部の形状を考慮すると、円弧状とすることが好ましいがこの限りではない。切り込み片の形状の他の例として、角丸の方形、なだらかな山形、波形等が挙げられる。また、切り込み片の形状は、丸みを帯びたキャラクターの形としてもよい。丸みを帯びた形状であれば、スタンディングパウチの損傷の心配およびスタンディングパウチに引っ掛かるおそれがない。
一般的なスタンディングパウチは、側方がヒートシールで塞がれている。そのため、包装体は、切り込み片によってスタンディングパウチの側方移動を制限する。
ここまでの説明にしたがって形成される包装体は、側面が開口している。開口した側面から見たときの包装体の形状は、一般的なスタンディングパウチの形状を考慮すると、二等辺三角形となることが好ましいがこの限りではない。包装体の形状の他の例として、台形が挙げられる。開口した側面から見たときの包装体の形状は、スタンディングパウチの自立を妨げなければよく、180度を超える内角があってもよいし、持ち手用の口を形成するために胴体面の両端部に合わせ面を延設して重ね合わせた部分がある形状としてもよい。
なお、ここでいう二等辺三角形は、正確に二等辺三角形でなくてもよい。胴体面の前面および後面を同じ大きさに設計して、一方の胴体面にフラップを延設する場合は、一方の胴体面の端部であるフラップの折り目の位置は、ブランクの厚さによって、他方の胴体面の端部の位置より上になる。しかしながら、スタンディングパウチを包装する際には、スタンディングパウチ自体が容易に変形するため、胴体面の端部の位置のずれは問題にはならない。
以上の構成によって、本発明の包装体は、側面が開口していてもスタンディングパウチの脱落を防止する効果がある。
なお、本発明の包装体の側面を設けるか否かは、任意である。側面が開口していない包装体であっても、本発明の構成を適用することは可能である。
上記実施形態に沿った具体的な実施例を、図面にしたがって説明する。
図1は、実施例における本発明の包装体の展開図である。
包装体1は、1枚のブランクから形成する。本実施例のブランクの材質は厚紙である。包装体1は、底面2と胴体面3との間に、稜部4が設けられる。
また、包装体1は、円弧状の切り込み片5が設けられる。切り込み片5の折り目6の位置は、底面2上であり、稜部4から1mm離れ、稜部4と平行である。
さらに、包装体1は、一方の胴体面3にフラップ7が延設され、フラップ7の一部に封止片8が設けられ、他方の胴体面3に封止片8を差し込むための封止口9が設けられる。
包装体1は、稜部4を折り曲げ、封止片8を外側から封止口9に差し込むことによって形成される。
図2は、実施例における本発明の包装体であり、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は右側面図、(d)は平面図、(e)は底面図である。
形成された包装体1は、側面が開口しており、右側面図から、底面2と胴体面3による略二等辺三角形を象ることがわかる。
図3は、実施例における本発明の包装体の斜視図であり、実際にスタンディングパウチを包装している図である。
包装体1は、底面2および前面ならびに後面を構成する胴体面3によって、スタンディングパウチSを包装している。
実際にスタンディングパウチSを包装すると、図3のように、胴体面3の一部から、スタンディングパウチSの下部S’が見える。折り目6に沿って折られた切り込み片5は、元に戻ろうとする復元力を有する。そのため、包装体1は、切り込み片5および胴体面3によってスタンディングパウチSの下部S’を挟持する。
また、スタンディングパウチSは、側方がヒートシールで塞がれている。そのため、包装体1は、切り込み片5によってスタンディングパウチSの側方移動を制限する。
以上の構成によって、本発明の包装体1は、側面が開口していてもスタンディングパウチSの脱落を防止する効果がある。
本発明は、スタンディングパウチの商品表示に適した包装体である。本発明の包装体を用いることによって、スタンディングパウチ本体に商品表示を印刷する必要がなくなり、製造が少量であるスタンディングパウチであれば、印刷のコストを低減することができる。したがって、本発明の包装体は、地域限定品、数量限定品等のスタンディングパウチの商品表示に好適である。
1…包装体、2…底面、3…胴体面、4…稜部、5…切り込み片、6…折り目、7…フラップ、8…封止片、9…封止口、S…スタンディングパウチ。

Claims (2)

  1. 船底ガゼット状に形成したスタンディングパウチを包装する包装体において、
    底面および前面ならびに後面を構成する胴体面と、
    前記底面と前記胴体面との間の稜部上あるいは前記底面上にあって、前記稜部から1mm以内かつ前記稜部と平行に折り目を有する切り込み片と、を備え
    前記切り込み片および前記胴体面によって前記スタンディングパウチの下部を挟持することを特徴とする包装体。
  2. 前記切り込み片によって前記スタンディングパウチの側方移動を制限することを特徴とする請求項に記載の包装体。
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