JP6715595B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
前記収量評価部は、前記放出回転体の回転周期における前記検出信号に基づいて前記回転周期あたりの前記穀粒搬送量を評価し、前記回転周期毎に得られる前記検出信号の最大値を、単位走行距離を走行する時間において積算することで、前記単位走行距離における前記穀粒搬送量を評価する。
さらに、押圧作用部に生じる押圧の変動は、放出回転体の回転に依存する。つまり、放出回転体の回転角に応じて、検出荷重が変動する。したがって、この放出回転体の回転周期を考慮して検出信号を処理し、穀粒搬送量を評価することが測定工学的に好ましい。その際、検出信号が周期性を持つので、穀粒搬送量の評価は、所定周期における検出信号の最大値に基づくことが好適である。この検出信号の周期性は、放出回転体の回転周期に対応している。
図1は、コンバインの一例である普通型コンバインの側面図であり、図2は平面図である。このコンバインは、溝形材や角パイプ材などの複数の鋼材を連結した機体フレーム10を備えている。機体フレーム10の下部には左右一対のクローラ式の走行装置11を装備している。機体フレーム10における右半部の前側には、エンジン15が搭載され、その上部にキャビン構成の運転部13が形成されている。
脱穀装置14から穀粒タンク2に穀粒を搬送する穀粒搬送機構16が脱穀装置14と穀粒タンク2との間に配置されている。
そのため、仮に、パルス信号が発生するタイミングと荷重検出器41の検出信号が最大値(max)となるタイミングとが近接するように構成されている場合、ピークタイミングのずれによって、最大値(max)として検出されるべきであるピークが1つのパルス区間に1つも含まれない、あるいは、1つのパルス区間に2つ以上含まれてしまう、といった事象が起こり得る。そこで、この実施形態においては、図7に示すように、パルス区間のうち、中央付近の時点で、羽根板322が押圧作用部40を通過し、ピークタイミングとなるように構成されている。この構成によれば、ピークタイミングが多少前後にずれても、最大値(max)として検出されるべきであるピークが1つのパルス区間に1つも含まれない、あるいは、1つのパルス区間に2つ以上含まれてしまう、といった事象が起こりにくい。
(1)上述した実施形態では、穀粒収量状態情報として収量が取り扱われたが、これに代えて、単に収量の変動、つまり最大値(max)の変動データを穀粒収量状態情報としてもよい。この場合、穀粒収量分布は、微小区画単位での収量の多少を示す相対データとなる。圃場における収量の絶対的な値は、穀粒タンク2から穀粒を搬出する際に行われる穀粒量の計測結果によって、得ることが可能である。
10 :機体フレーム
12 :刈取部
14 :脱穀装置
16 :穀粒搬送機構
16A :揚送コンベヤ
16B :横送りコンベヤ
161 :駆動スプロケット
162 :従動スプロケット
166 :スクリュー軸
167 :スクリュー体
190 :スクリューコンベア
191 :軸体
192 :羽根板
193 :羽根カバー
3 :穀粒放出装置
30 :穀粒放出口
31 :放出ケース
311 :放出案内片
32 :放出回転体
321 :回転軸
322 :羽根板
40 :押圧作用部
41 :荷重検出器
5 :制御ユニット
51 :走行制御部
6 :収量評価部
61 :最大値算定部
62 :収量演算部
63 :収量導出マップ
64 :収量分布算定部
9 :作業状態検出センサ群
90 :GPSユニット
91 :回転角センサ
Claims (6)
- 脱穀装置と、
前記脱穀装置による脱穀後の穀粒を貯留する穀粒タンクと、
前記脱穀装置から前記穀粒タンクに穀粒を搬送する穀粒搬送機構と、
前記穀粒搬送機構の終端領域に設けられ、穀粒放出口を設けた放出ケース及び前記放出ケース内に回転可能に配置された放出回転体を有する穀粒放出装置と、
前記放出回転体による穀粒放出直前の穀粒による押圧力を受ける押圧作用部と、
前記押圧作用部に作用する前記押圧力を検出する荷重検出器と、
前記荷重検出器の検出信号から穀粒搬送量を評価する収量評価部と、が備えられ、
前記収量評価部は、前記放出回転体の回転周期における前記検出信号に基づいて前記回転周期あたりの前記穀粒搬送量を評価し、前記回転周期毎に得られる前記検出信号の最大値を、単位走行距離を走行する時間において積算することで、前記単位走行距離における前記穀粒搬送量を評価するコンバイン。 - 前記押圧作用部として、前記放出ケースにおける、穀粒搬送方向で前記穀粒放出口の直前の位置に、板状部材が取り付けられており、
前記放出回転体と前記押圧作用部との間を通過する穀粒による前記押圧力が前記押圧作用部に作用する請求項1に記載のコンバイン。 - 前記板状部材が前記放出回転体の回転方向に沿って延びる感圧板として形成され、前記荷重検出器が前記感圧板に設けられたロードセルである請求項2に記載のコンバイン。
- 前記放出ケースは、前記放出回転体の回転軸心を中心とする円筒部分を有し、かつ前記回転軸心に沿って延びている筒状体であり、
前記筒状体の内周面の一部に穀粒放出口が設けられ、
前記内周面における、前記放出回転体の回転方向で前記穀粒放出口の手前に位置する周面部分に、前記押圧作用部が設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載のコンバイン。 - 前記放出回転体が回転軸と当該回転軸に設けられた羽根板からなる回転羽根であり、前記回転羽根は回転方向に穀粒を押し出す穀粒押し出し面を有する請求項1から4のいずれか一項に記載のコンバイン。
- 前記回転羽根の回転角を検出する回転角センサが備えられ、
前記回転角センサは前記回転羽根の周方向特定点を検出するセンサであり、
前記収量評価部は、前記周方向特定点から前記放出回転体の回転周期を算定し、かつ前記放出回転体の回転周期における検出信号の最大値発生領域を前記収量評価部による評価領域とする請求項5に記載のコンバイン。
Priority Applications (7)
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