JP6793319B2 - Security system - Google Patents
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Description
本発明は、セキュリティシステムに関し、より詳細には、建物の開口部に設けられた建具の状態を検知するセキュリティシステムに関する。 The present invention relates to a security system, and more particularly, relates to a security system for detecting the state of the provided opening in the building joinery.
従来、窓の施錠及び解錠を検知するワイヤレス送信器と、ワイヤレス受信器とを備えたワイヤレス施錠確認システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載のワイヤレス施錠確認システムでは、ワイヤレス送信器が、窓の施錠及び解錠を検知すると、検知信号を無線信号で送信する。ワイヤレス受信器が、ワイヤレス送信器からの電波信号を受信し、窓が解錠状態になっていると判断すると、警報音を出力して報知する。
Conventionally, a wireless lock confirmation system including a wireless transmitter for detecting the locking and unlocking of a window and a wireless receiver has been proposed (see, for example, Patent Document 1). In the wireless lock confirmation system described in
特許文献1に記載されたワイヤレス受信器は、窓の解錠状態を判断すると報知動作を行っているが、建物内の人がワイヤレス受信器の報知内容を確認せずに外出すると、窓が施錠されているか否かについて外出先で不安になるという問題があった。
The wireless receiver described in
本発明は上記課題に鑑みてなされ、外出時における建具の状態の確認忘れが起こりにくいセキュリティシステムを提供することを目的とする。 The present invention is an object of the present invention is to provide been made in consideration of the above problems, the joinery of the state of the confirmation forget is unlikely security system at the time of going out.
本発明のセキュリティシステムは、建物の複数の開口部を開閉する複数の建具の状態を検知する複数の第1検知部と、前記建物の内側にいる人の外出動作を検知する第2検知部と、前記第1検知部の検知情報に基づいた情報を表示部に表示させる制御部と、前記建物の玄関ドアを電動で施錠及び解錠する電気錠とを備え、前記制御部は、前記第2検知部が外出動作を検知した場合に、前記第1検知部が安全な状態ではないと検知している前記建具の場所及び状態を、前記複数の建具の中で先頭に表示させ、前記第2検知部は、前記電気錠を解錠させる操作が前記建物の内側から行われたことを外出動作と検知するように構成されたことを特徴とする。
本発明のセキュリティシステムは、建物の複数の開口部を開閉する複数の建具の状態を検知する複数の第1検知部と、前記建物の内側にいる人の外出動作を検知する第2検知部と、前記第1検知部の検知情報に基づいた情報を表示部に表示させる制御部とを備え、前記制御部は、前記第2検知部が外出動作を検知した場合に、前記第1検知部が安全な状態ではないと検知している前記建具の場所及び状態を、前記複数の建具の中で先頭に表示させ、前記第2検知部と前記表示部とが同じケースに収納されて、前記建物の玄関室に配置されたことを特徴とする。
The security system of the present invention includes a plurality of first detection units that detect the state of a plurality of fittings that open and close a plurality of openings of a building, and a second detection unit that detects the outing motion of a person inside the building. The control unit includes a control unit that displays information based on the detection information of the first detection unit on the display unit, and an electric lock that electrically locks and unlocks the entrance door of the building. The control unit has the second detection unit. When the detection unit detects an outing operation, the location and state of the fitting that the first detection unit detects that it is not in a safe state is displayed at the top of the plurality of fittings, and the second The detection unit is characterized in that it is configured to detect that the operation of unlocking the electric lock is performed from the inside of the building as an outing operation.
The security system of the present invention includes a plurality of first detection units that detect the state of a plurality of fittings that open and close a plurality of openings of a building, and a second detection unit that detects the outing motion of a person inside the building. The control unit is provided with a control unit that displays information based on the detection information of the first detection unit on the display unit, and the control unit is provided with the first detection unit when the second detection unit detects an outing operation. The location and state of the fitting that is detected to be in an unsafe state is displayed at the top of the plurality of fittings, and the second detection unit and the display unit are housed in the same case to display the building. It is characterized by being placed in the entrance room of .
本発明によれば、外出時における建具の状態の確認忘れが起こりにくいセキュリティシステムを提供することができる。 According to the present invention, it is possible to provide a difficult security system that occurs confirmation forget joinery of state at the time of going out.
以下、本実施形態に係るセキュリティシステムについて図面を参照して説明する。ただし、以下に説明する構成は本発明の一例に過ぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。 Hereinafter, the security system according to this embodiment will be described with reference to the drawings. However, the configuration described below is only an example of the present invention. The present invention is not limited to the following embodiments, and various modifications can be made according to the design and the like as long as the technical idea of the present invention is not deviated.
(実施形態1)
図1は本実施形態のセキュリティシステム1のシステム構成図である。本実施形態のセキュリティシステム1は戸建ての住宅に用いられ、住宅における異常の有無を監視する。なお、本実施形態のセキュリティシステム1が適用される建物は戸建ての住宅に限定されず、集合住宅の住戸でもよいが、以下の実施形態では戸建ての住宅を例に説明する。
(Embodiment 1)
FIG. 1 is a system configuration diagram of the
このセキュリティシステム1は、複数台の第1検知部2と、受信部3と、第2検知部4と、処理部5(制御部)と、報知部6とを備える。
The
複数台の第1検知部2の各々は、住宅の開口部を開閉する建具(例えば窓や戸など)に設けられ、建具の状態(例えば開閉状態や施解錠状態)を検知する。本実施形態の第1検知部2は、例えば開口部に設けられた引き違い窓のような建具の状態を検知する。なお、第1検知部2の検知対象の建具は引き違い窓に限定されず、上げ下げ窓、スイング窓、ルーバー窓でもよいが、以下の実施形態では検知対象が引き違い窓である場合を例に説明する。
Each of the plurality of
第1検知部2は、引き違い窓のような建具に設けられたクレセント錠のハンドルが施錠位置にあるか解錠位置にあるかを検知することによって、クレセント錠が施錠状態であるか解錠状態であるかを検知する。そして、第1検知部2は、クレセント錠が施錠状態であれば建具が安全な状態であると検知し、クレセント錠が解錠状態であれば建具が安全でない状態にあると検知する。複数台の第1検知部2の各々には個別の識別情報が割り当てられている。第1検知部2は、対応する建具に設けられたクレセント錠の状態を定期的に監視しており、クレセント錠の状態が変化すると、建具の状態の検知結果と識別情報とを無線信号(例えば電波信号)で受信部3に送信する。第1検知部2は検知結果を無線信号で受信部3に送信しているので、第1検知部2と受信部3との間の電気配線が不要になり、第1検知部2の設置作業が簡単になる。なお、第1検知部2は、検知結果を有線通信方式で受信部3に送信してもよい。第1検知部2と受信部3との間で有線通信方式で通信を行う場合は、電波障害が発生しやすい環境下でも通信エラーが起こりにくくなる。
The
受信部3は、第1検知部2から送信された無線信号を受信すると、無線信号で送信された検知結果と識別情報とを処理部5に出力する。
When the
第2検知部4は、住宅の内側にいる人の外出動作を検知する。第2検知部4は、例えば住宅の玄関室を含む検知エリアにおいて人の存否を検知する人感センサを備える。住宅の内側にいる人が外出する場合、この人が検知エリアに入り、人感センサによって検知される。したがって、第2検知部4は、人感センサが検知エリアにおいて人を検知することから外出動作を検知し、外出動作の検知信号を処理部5に出力する。
The second detection unit 4 detects the outing motion of a person inside the house. The second detection unit 4 includes, for example, a motion sensor that detects the presence or absence of a person in a detection area including the entrance room of a house. When a person inside the house goes out, this person enters the detection area and is detected by a motion sensor. Therefore, the second detection unit 4 detects the outing operation because the motion sensor detects a person in the detection area, and outputs the detection signal of the outing operation to the
処理部5は例えばマイクロコンピュータで構成される。マイクロコンピュータがROM(Read Only Memory)などのメモリに記憶されたプログラムを実行することによって、処理部5の機能が実現される。なお、プログラムは予めメモリに記憶されていてもよいし、電気通信回線を介して、あるいは記録媒体に記憶された状態で提供されてもよい。
The
処理部5は、第2検知部4から外出動作の検知信号が入力された場合に、受信部3が受信した第1検知部2の検知結果を確認し、いずれかの第1検知部2で解錠状態(安全でない状態)と判断されていれば、報知部6に報知命令を出力する。処理部5は、第2検知部4から外出動作の検知信号が入力された場合に、全ての第1検知部2で施錠状態(安全な状態)と判断されていれば、報知部6に報知命令を出力しない。
When the detection signal of the outing operation is input from the second detection unit 4, the
報知部6は、例えば住宅の玄関室に設置されたモニタ装置からなり、処理部5から報知命令が入力されると、いずれかの建具が解錠状態となっていることをモニタ装置のモニタ画面に表示させる。住宅から外出しようとしている人は、報知部6のモニタ画面を確認することで、いずれかの建具が解錠状態になっていることを把握でき、解錠状態となっている建具を施錠してから外出することができる。したがって、住宅から外出しようとしている人が、建具の状態を確認し忘れる事態が起こりにくくなる。
The
ここで、本実施形態のセキュリティシステム1の動作を説明する。
Here, the operation of the
複数台の第1検知部2の各々は、対応する建具に設けられたクレセント錠の状態(施錠状態又は解錠状態)を定期的に(例えば数十秒〜数分間隔で)監視する。第1検知部2は、対応するクレセント錠の状態が施錠状態から解錠状態に変化するか、或いは対応するクレセント錠の状態が解錠状態から施錠状態に変化すると、変化後のクレセント錠の状態を識別情報とともに受信部3へ無線送信する。受信部3は、第1検知部2からの無線信号を受信すると、無線信号で送信された検知結果と識別情報とを処理部5に出力する。
Each of the plurality of
第2検知部4は、住宅の玄関室に設置されている人感センサが人を検知すると、外出動作と判断して、外出動作の検知信号を処理部5に出力する。
When the motion sensor installed in the entrance room of the house detects a person, the second detection unit 4 determines that it is an outing operation and outputs a detection signal of the outing operation to the
処理部5は、第2検知部4から外出動作の検知信号が入力されると、受信部3から入力された第1検知部2の検知結果をもとに、複数台の第1検知部2の各々で検知された建具の状態が安全な状態(すなわち施錠状態)か否かを判断する。処理部5は、いずれかの建具で安全な状態ではない(すなわち施錠状態ではない)と判断すると、建具の状態が安全な状態ではないことを報知部6から報知させるので、外出しようとしている人に、建具の状態が安全な状態ではないことを知らしめることができる。したがって、住宅内にいる人は、外出する前に建具の状態を確認でき、建具の状態が安全な状態でなければ、建具の状態を安全な状態とする作業(例えば鍵締めなどの作業)を行ってから外出できる。
When the detection signal of the outing operation is input from the second detection unit 4, the
なお、処理部5の内蔵メモリに、複数台の第1検知部2の各々が設置されている場所(すなわち複数台の第1検知部2の各々が設けられた建具の場所)と、第1検知部2に割り当てられた識別情報とを対応付けたデータテーブルを記憶されていてもよい。処理部5は、解錠状態を検知した第1検知部2の識別情報と、上記のデータテーブルとを用いて、解錠状態になっていると判断した建具の場所を特定できるから、解錠状態になっている建具の場所を報知させる報知命令を報知部6に出力することができる。この場合、住宅から外出しようとしている人物は、報知部6のモニタ画面を確認することで、解錠状態となっている建具の場所を把握でき、解錠状態となっている建具を施錠してから外出することができる。
The location where each of the plurality of
以上説明したように、本実施形態のセキュリティシステム1は、第1検知部2と、第2検知部4と、報知部6と、制御部(処理部5)とを備えたことを特徴とする。第1検知部2は、建物の開口部を開閉する建具の状態を検知する。第2検知部は、建物の内側にいる人の外出動作を検知する。制御部は、第2検知部4が外出動作を検知した場合に、第1検知部2が建具の状態を安全な状態ではないと検知していると、建具の状態が安全な状態ではないことを報知部6に報知させる。
As described above, the
この構成によれば、第2検知部4が外出動作を検知した場合に建具の状態が安全な状態になっていなければ、報知部6が報知動作を行うので、外出しようとしている人に、建具の状態が安全な状態ではないことを知らしめることができる。したがって、建物の内側にいる人は、外出する前に建具の状態を確認でき、建具の状態が安全な状態でなければ、建具の状態を安全な状態とする作業を行ってから外出できる。よって、外出後に建具の状態が安全な状態か否かが分からずに不安になる事態を回避できる。
According to this configuration, if the state of the fitting is not in a safe state when the second detection unit 4 detects the outing operation, the
なお、第1検知部2は、建具の状態が安全な状態か安全でない状態かを検知するのが好ましい。本実施形態の第1検知部2は、建具に設けられた錠が施錠されている状態を安全な状態、建具に設けられた錠が解錠されている状態を安全でない状態と検知しているが、建具が閉じた状態を安全な状態、建具が開いた状態を安全でない状態と検知してもよい。
It is preferable that the
(実施形態2)
本実施形態のセキュリティシステム1の概略的なシステム構成図を図2に示す。
(Embodiment 2)
FIG. 2 shows a schematic system configuration diagram of the
実施形態1のセキュリティシステム1では受信部3と処理部5と報知部6とが別々に設けられていた。それに対して、本実施形態のセキュリティシステム1では、受信器10が、複数の第1検知部2から検知結果を収集する収集部の機能(すなわち受信部3)と、処理部5と、報知部6とを備えている。なお、実施形態1で説明したセキュリティシステム1と共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
In the
図3は本実施形態のセキュリティシステム1の概要を模式的に示した図である。住宅内で人がいる時間が最も長いと予想される部屋(例えばリビングなど)R1には受信器10が設置されている。
FIG. 3 is a diagram schematically showing an outline of the
受信器10は、壁に取り付けられる壁掛け型のケース11を備えている。ケース11には受信部3と処理部5と報知部6とが収納されている。
The
報知部6は、報知のための手段として液晶ディスプレイ12及び表示ランプ13a,13bを備える。液晶ディスプレイ12及び表示ランプ13a,13bはケース11の前面にそれぞれ設置されている。液晶ディスプレイ12は、複数台の第1検知部2によって検知される建具の状態(施錠状態又は異常状態)を表示する。表示ランプ13aは例えば発光色が赤色の発光ダイオードであり、点灯によって建具の状態が安全でない状態であることを表示する。表示ランプ13bは例えば発光色が緑色の発光ダイオードであり、点灯によって建具の状態が安全な状態であることを表示する。
The
住宅の部屋R3,R4には採光や通風のために開口部90が設けられ、開口部90には引き違い窓のような建具91が開閉自在に設けられている。建具91には、建具91を施錠及び解錠するためにクレセント錠92が設けられている。クレセント錠92には、建具の状態(本実施形態ではクレセント錠92の施解錠状態)を検知するために第1検知部2が取り付けられている。
The rooms R3 and R4 of the house are provided with an
玄関室R2の天井94には、玄関ドア93の前に立っている人の上方に位置するように人感センサ41が設置されている。人感センサ41は、人体から放射される熱線を検出する焦電型の赤外線検出素子を有し、赤外線検出素子によって熱線が検出されると検知信号を出力する。本実施形態では第2検知部4が人感センサ41で構成されている。人感センサ41が検知信号を発生すると、第2検知部4は住宅内にいる人の外出動作と判断し、外出動作の検知信号を受信器10に無線送信する。なお、第2検知部4と受信器10との間の通信は無線通信に限定されず、有線通信でもよい。
A
また玄関室R2には、玄関ドア93の近くの壁に表示端末20(副親機)が設置されている。
Further, in the entrance room R2, a display terminal 20 (secondary master unit) is installed on the wall near the
表示端末20は、図4に示すように、光表示部21と、音出力部22と、通信部23と、人感センサ24と、信号処理部25とを備える。
As shown in FIG. 4, the
光表示部21は建具の状態を光で表示する表示部である。光表示部21は、表示端末20の前面に設けられた2つの表示ランプ21a,21bを備える。表示ランプ21aは例えば発光色が赤色の発光ダイオードであり、点灯によって建具の状態が安全でない状態であることを表示する。表示ランプ13bは例えば発光色が緑色の発光ダイオードであり、点灯によって建具の状態が安全な状態であることを表示する。
The light display unit 21 is a display unit that displays the state of the fitting with light. The optical display unit 21 includes two
音出力部22は例えば電子ブザーからなり、建具の状態を音で報知する。 The sound output unit 22 is composed of, for example, an electronic buzzer, and notifies the state of fittings by sound.
通信部23は、部屋R1に設置された受信器10(親機)との間で無線通信を行う。
The
人感センサ24は、表示端末20の周囲において人の存否を検知する。
The
信号処理部25は例えばマイクロコンピュータであり、マイクロコンピュータがメモリに記憶されたプログラムを実行することによって表示端末20の機能が実現される。なお、プログラムは予めメモリに記憶されていてもよいし、電気通信回線を介して、あるいは記録媒体に記憶された状態で提供されてもよい。
The
本実施形態のセキュリティシステム1の動作について以下に説明する。
The operation of the
第1検知部2は、対応するクレセント錠92の状態(施錠状態であるか解錠状態であるか)を定期的に検知する。第1検知部2は、クレセント錠92の状態が施錠状態から解錠状態へ変化するか、或いはクレセント錠92の状態が解錠状態から施錠状態へ変化すると、変化後のクレセント錠92の状態を識別情報とともに受信器10へ無線送信する。受信器10では、第1検知部2から無線送信された信号(検知結果及び識別情報)を受信部3が受信すると、受信部3は受信した信号を処理部5に出力する。処理部5は、受信部3から入力された第1検知部2の識別情報と検知結果とをもとに、住宅の各所に設けられた建具の状態(本実施形態ではクレセント錠92の施解錠状態)を把握する。
The
住宅の内側にいる人が外出するために玄関室R2に移動すると、人感センサ41が人の存在を検知し、第2検知部4が外出動作の検知信号を受信器10に無線送信する。第2検知部4から無線送信された検知信号が受信器10によって受信されると、受信器10の処理部5は、第1検知部2の検知結果をもとに、住宅の各所に設けられた建具の状態が安全な状態か安全でない状態かを判断する。本実施形態の処理部5は、建具に設けられたクレセント錠92が施錠されている状態を安全な状態と判断し、クレセント錠92が解錠されている状態を安全でない状態と判断している。
When a person inside the house moves to the entrance room R2 to go out, the
処理部5は、複数の第1検知部2の全てが施錠状態を検知していれば、全ての建具が安全な状態であると判断し、発光色が赤色の表示ランプ13aを消灯、発光色が緑色の表示ランプ13bを点灯させる。処理部5は、複数の第1検知部2のうちの1つでも解錠状態を検知していれば、建具の状態が安全ではない状態だと判断し、発光色が赤色の表示ランプ13aを消灯、発光色が緑色の表示ランプ13bを点灯させる。
If all of the plurality of
また処理部5は、液晶ディスプレイ12に、全ての第1検知部2についてその設置場所と検知結果とを、所定の順番で並べて表示させている。したがって、一部の第1検知部2で建具の状態が安全ではないと判断された場合、液晶ディスプレイ12の表示内容からどの場所にある建具が安全ではないと判断されたかを容易に把握できる。ここで、処理部5は、安全ではないと判断した建具の情報が先頭に表示されるように、表示順序を並べ替えて液晶ディスプレイ12に表示させてもよい。
Further, the
なお受信器10が、受信器10の周囲において人の存否を検知する人感センサを備えてもよく、人感センサが人の存在を検知している場合のみ、処理部5が液晶ディスプレイ12及び表示ランプ13a,13bによる表示動作を行わせてもよい。
The
本実施形態のセキュリティシステム1では、受信器10は部屋R1に設置されているが、玄関室R2に設置されてもよく、外出しようとする人が、受信器10の報知部6による報知動作に気付きやすくなる。この場合、第2検知部4を構成する人感センサ41は、玄関室R2に設置された受信器10に備えられてもよく、第2検知部4と受信器10との間を電気的に接続する電気配線が不要になる。
In the
このように、本実施形態において、第2検知部4と報知部6とが同じケース11に収納されて、建物(住宅)の玄関室R2に配置されてもよい。
As described above, in the present embodiment, the second detection unit 4 and the
第2検知部4と報知部6とを収納したケース11を玄関室R2に設置すればよいので、施工の手間が少なくなる。
Since the
また、受信器10の処理部5は、玄関室R2に設置された表示端末20に、建物の状態が安全な状態か安全でない状態かを表示させる制御命令を送信しても良い。
Further, the
複数の第1検知部2の全てで施錠状態が検知されていれば、処理部5は、表示ランプ21aを消灯、表示ランプ21bを点灯させる制御命令を表示端末20に無線送信する。表示端末20の通信部23が受信器10から無線送信された制御命令を受信すると、信号処理部25は、受信した制御命令にしたがって、発光色が赤色の表示ランプ21aを消灯、発光色が緑色の表示ランプ21bを点灯させる。したがって、玄関室R2にいる人は、表示ランプ21a,21bの表示から、建具の状態が安全な状態であることを確認できる。なお、信号処理部25は、受信した制御命令にしたがって、建具の状態が安全な状態であることを示す報知音を音出力部22から出力させてもよく、玄関室R2にいる人は建具が安全な状態であることを音で確認できる。
If the locked state is detected by all of the plurality of
一方、複数の第1検知部2の一部が解錠状態にあると検知されていれば、処理部5は、表示ランプ21aを点灯、表示ランプ21bを消灯させる制御命令を表示端末20に無線送信する。表示端末20の通信部23が受信器10から無線送信された制御命令を受信すると、信号処理部25は、受信した制御命令にしたがって、発光色が赤色の表示ランプ21aを点灯、発光色が緑色の表示ランプ21bを消灯させる。したがって、玄関室R2にいる人は、表示ランプ21a,21bの表示から、一部の建具の状態が安全ではない状態であることを確認できる。なお、信号処理部25は、受信した制御命令にしたがって、建具の状態が安全ではない状態であることを示す報知音を音出力部22から出力させてもよく、玄関室R2にいる人は建具が安全ではない状態であることを音で確認できる。
On the other hand, if it is detected that a part of the plurality of
ここにおいて、表示端末20の信号処理部25は、人感センサ24が人の存在を検知している場合のみ、光表示部21や音出力部22による表示動作を行わせてもよい。
Here, the
(実施形態3)
本実施形態のセキュリティシステム1の概略的なシステム構成図を図5に示す。
(Embodiment 3)
A schematic system configuration diagram of the
本実施形態のセキュリティシステム1は、複数台の第1検知部2と、受信器10と、電気錠7とを備える。なお、実施形態1又は2で説明したセキュリティシステム1と共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
The
複数台の第1検知部2の各々は、住宅の開口部90を開閉する建具91に設けられ、対応する建具91が安全な状態(例えば施錠状態)か、安全ではない状態(例えば解錠状態)かを検知する(図3参照)。複数台の第1検知部2の各々には個別の識別情報が割り当てられている。第1検知部2は、対応する建具91に設けられたクレセント錠92の状態を定期的に監視しており、クレセント錠92の状態が変化すると、クレセント錠92の状態の検知結果と識別情報とを無線信号(例えば電波信号)で受信器10に送信する。
Each of the plurality of
受信器10は、複数台の第1検知部2から検知結果を収集する機能を備える。本実施形態の受信器10は、受信部3と、第1処理部51と、第1通信部52とを備える。
The
受信部3は、第1検知部2から送信された無線信号を受信すると、無線信号で送信された検知結果及び識別情報を第1処理部51に出力する。
When the receiving
第1通信部52は、電気錠7の第2通信部71との間で有線通信方式で通信を行う。
The
第1処理部51は例えばマイクロコンピュータで構成される。マイクロコンピュータがROMなどのメモリに記憶されたプログラムを実行することによって、受信器10の機能が実現される。なお、プログラムは予めメモリに記憶されていてもよいし、電気通信回線を介して、あるいは記録媒体に記憶された状態で提供されてもよい。第1処理部51は、受信部3が受信した第1検知部2の検知結果及び識別情報を、第1通信部52から電気錠7に送信させる。
The
電気錠7は、住宅の玄関ドアに設けられた錠を電動で施錠及び解錠する。この電気錠7は、第2通信部71と、第2処理部72と、報知部73と、解錠釦74とを備える。
The
第2通信部71は、受信器10の第1通信部52との間で有線通信方式で通信を行う。なお第2通信部71と第1通信部52との間の通信方式は有線通信方式に限定されず無線通信方式でもよい。
The second communication unit 71 communicates with the
報知部73は、電子音を出力する電子ブザーを備える。
The
解錠釦74は、玄関ドアの屋内側に取り付けられたハンドル95に設けられている。解錠釦74は、屋内側にいる人が電気錠7を屋内側から解錠させるために操作される操作釦である。解錠釦74が押されると、解錠釦74から第2処理部72に操作信号が出力される。
The
第2処理部72は例えばマイクロコンピュータで構成される。マイクロコンピュータがROMなどのメモリに記憶されたプログラムを実行することによって、電気錠7の機能が実現される。なお、プログラムは予めメモリに記憶されていてもよいし、電気通信回線を介して、あるいは記録媒体に記憶された状態で提供されてもよい。
The
第2処理部72は、解錠釦74から操作信号が入力されると、電気錠7を解錠させる操作が住宅の内側から行われたと判断し、この操作をもとに外出動作が発生したと検知する。ここにおいて、解錠釦74と第2処理部72とで外出動作を検知する第2検知部が構成される。
When the operation signal is input from the
第2処理部72は、外出動作を検知すると、第2通信部71が受信した第1検知部2の検知結果を確認する。第2処理部72は、外出動作を検知した場合にいずれかの第1検知部2で解錠状態(安全でない状態)と判断されていれば、警告音(例えばピ,ピ,ピと連続的に鳴る電子音)を報知部73から出力させることで、安全ではない状態を報知させる。また、第2処理部72は、外出動作を検知した場合に全ての第1検知部2で施錠状態(安全な状態)と判断されていれば、解錠操作を受け付けたことを示す報知音(例えばピと鳴る電子音)を報知部73から出力させることで、安全な状態であることを報知させる。
When the
以下に本実施形態のセキュリティシステム1の動作を説明する。
The operation of the
複数台の第1検知部2の各々は、対応する建具91に設けられたクレセント錠92の状態(施錠状態又は解錠状態)を定期的に(例えば数十秒〜数分間隔で)監視する。第1検知部2は、対応するクレセント錠92の状態が施錠状態から解錠状態に変化するか、或いは対応するクレセント錠92の状態が解錠状態から施錠状態に変化すると、変化後のクレセント錠92の状態を識別情報とともに受信器10へ無線送信する。
Each of the plurality of
受信器10の受信部3は、第1検知部2からの無線信号を受信すると、無線信号で送信された検知結果と識別情報とを第1処理部51に出力する。第1処理部51は、受信部3が受信した検知結果及び識別情報を、第1通信部52から電気錠7に送信させる。すなわち、受信器10は、複数台の第1検知部2から検知結果を収集し、収集した検知結果を電気錠7に出力する機能を備えている。
When the receiving
電気錠7の第2通信部71は、第1通信部52から送信された検知結果及び識別情報を受信すると、受信した検知結果及び識別情報を第2処理部72に出力する。第2処理部72は、第2通信部71から入力された第1検知部2の検知結果及び識別情報を、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)などの電気的に書き換え可能な不揮発性メモリに記憶させる。
When the second communication unit 71 of the
ここで、住宅内の人が外出するために電気錠7の解錠釦74を操作すると、解錠釦74から第2処理部72に操作信号が出力される。第2処理部72は、解錠釦74から操作信号が入力されると、この操作信号をもとに外出動作を検知する。第2処理部72は、外出動作を検知すると、不揮発性メモリに記憶させた第1検知部2の検知結果及び識別情報を確認し、複数台の第1検知部2の各々で検知された建具91の状態が安全な状態か否か(施錠状態であるか解錠状態であるか)を判断する。
Here, when a person in the house operates the
第2処理部72は、いずれかの建具91が安全な状態ではない(すなわち施錠状態ではない)と判断すると、警告音を報知部73から出力させて、錠を解錠させない。錠が解錠されないため、外出しようとする人は玄関ドアを開けることができない。
When the
第2処理部72は、全ての建具が安全な状態である(すなわち施錠状態である)と判断すると、解錠操作を受け付けたことを示す報知音を報知部73から出力させて、錠を解錠させる。錠が解錠されるため、外出しようとする人は玄関ドアを開けて外出することができる。
When the
なお本実施形態では、受信器10が複数台の第1検知部2から検知結果を収集しているが、電気錠7が複数台の第1検知部2から検知結果を収集してもよく、この場合は受信器10が不要になる。
In the present embodiment, the
以上のように本実施形態のセキュリティシステム1は、建物の玄関ドアを電動で施錠及び解錠する電気錠7をさらに備える。第2検知部(本実施形態では解錠釦74及び第2処理部72からなる)は、電気錠7を解錠させる操作が建物の内側から行われたことを外出動作と検知するように構成される。
As described above, the
第2検知部は、電気錠7を解錠させる操作をもとに外出動作を検知しているので、外出動作を検知するための専用のセンサが不要になるという利点がある。
Since the second detection unit detects the outing operation based on the operation of unlocking the
また、制御部(第2処理部72)は、第2検知部が外出動作を検知した場合に、第1検知部2が建具91の状態を安全な状態ではないと検知すると、電気錠7を解錠させる操作が建物の内側から行われても電気錠7を解錠させないように構成されてもよい。
Further, when the control unit (second processing unit 72) detects that the second detection unit detects the outing operation and the
この構成によれば、建具91の状態が安全ではない状態のままでは、電気錠7が解錠しないので、建具91の状態を安全な状態としてから外出することができる。
According to this configuration, if the fitting 91 is in an unsafe state, the
(実施形態4)
本実施形態のセキュリティシステム1の概略的なシステム構成図を図6に示す。またセキュリティシステム1の概要を模式的に示した図を図7に示す。
(Embodiment 4)
A schematic system configuration diagram of the
本実施形態のセキュリティシステム1は、複数台の第1検知部2と、受信器10と、携帯端末8とを備える。実施形態3のセキュリティシステム1では電気錠7が建具91の状態を報知するのに対して、本実施形態のセキュリティシステム1では携帯端末8が建具91の状態を報知する。なお、実施形態2又は3で説明したセキュリティシステム1と共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
The
受信器10は、複数台の第1検知部2から検知結果を収集する機能を備える。本実施形態の受信器10は、受信部3と、第1処理部51と、第1通信部52とを備える。
The
受信部3は、第1検知部2から送信された無線信号を受信すると、無線信号で送信された検知結果及び識別情報を第1処理部51に出力する。
When the receiving
第1通信部52は、携帯端末8の第3通信部81との間で無線通信方式で通信を行う。
The
第1処理部51は例えばマイクロコンピュータで構成される。マイクロコンピュータがROMなどのメモリに記憶されたプログラムを実行することによって、受信器10の機能が実現される。第1処理部51は、受信部3が受信した第1検知部2の検知結果及び識別情報を、第1通信部52から携帯端末8に無線送信させる。
The
携帯端末8は第3通信部81と第3処理部82と報知部83とを備える。
The
第3通信部81は、免許が不要な近距離の無線通信方式で無線通信を行う通信モジュールを備え、受信器10の第1通信部52との間で定期的に無線通信を行っている。第3通信部81は、受信器10から送信された第1検知部2の検知結果及び識別情報を受信すると、受信した検知結果及び識別情報を第3処理部82に出力する。ここにおいて、第3通信部81の通信方式は、例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11に準拠した通信方式である。なお、第3通信部81の通信方式はIEEE802.15.1に準拠した通信方式でもよいし、特定小電力無線の通信方式でもよい。受信器10の第1通信部52は、住宅内の全体を通信エリアとしており、住宅内にある携帯端末8との間で無線通信を行うことができる。
The
報知部83は、建具91の状態が安全な状態であるか、安全では無い状態であるかを、例えば文字、図形、音、光などで表示する機能を備えている。
The
第3処理部82は例えばマイクロコンピュータで構成される。マイクロコンピュータがROMなどのメモリに記憶されたプログラムを実行することによって、携帯端末8の機能が実現される。
The
第3処理部82は、第3通信部81から第1検知部2の検知結果と識別情報とが入力されると、入力された第1検知部2の検知結果及び識別情報をEEPROMなどの電気的に書き換え可能な不揮発性メモリに記憶させる。
When the detection result and the identification information of the
第3処理部82は、第3通信部81と第1通信部52との間の無線通信が行えなくなると、携帯端末8が受信器10の通信エリアから外に出たと判断し、外出動作を検知する。第3処理部82は、外出動作を検知すると、不揮発性メモリに記憶させた第1検知部2の検知結果を確認する。第3処理部82は、外出動作を検知した場合にいずれかの第1検知部2で解錠状態(安全でない状態)と判断されていれば、一部又は全部の建具91が安全ではない状態にあることを報知部83に報知させる。また、第3処理部82は、外出動作を検知した場合に全ての第1検知部2で施錠状態(安全な状態)と判断されていれば、全ての建具91が安全な状態にあることを報知部83に報知させる。
When the wireless communication between the
ここで、携帯端末8は、例えば住宅に居住する人が個々に携帯する携帯デバイス84や表示専用の携帯型タグ85からなる(図7参照)。
Here, the
携帯デバイス84は例えばスマートフォンやタブレット端末などの汎用の携帯端末であり、受信器10との間で近距離の無線通信を行う無線通信機能を備えている。携帯デバイス84には、外出動作を検知すると建具の状態を表示するアプリが組み込まれている。
The
携帯型タグ85は表示専用の端末であり、受信器10との間で近距離の無線通信を行う無線通信機能を備えている。携帯型タグ85は、外出動作を検知した場合に、表示ランプを点灯又は点滅させることで、建具の状態が安全な状態か安全でない状態かを報知する。なお携帯型タグ85は、外出動作を検知した場合に、電子ブザーに報知音を出力させることで、建具の状態が安全な状態か安全でない状態かを報知してもよい。
The portable tag 85 is a display-only terminal, and has a wireless communication function for performing short-distance wireless communication with the
以下に本実施形態のセキュリティシステム1の動作を説明する。
The operation of the
複数台の第1検知部2の各々は、対応する建具91に設けられたクレセント錠92の状態(施錠状態又は解錠状態)を定期的に(例えば数十秒〜数分間隔で)監視する。第1検知部2は、対応するクレセント錠92の状態が施錠状態から解錠状態に変化するか、或いは対応するクレセント錠92の状態が解錠状態から施錠状態に変化すると、変化後のクレセント錠92の状態を識別情報とともに受信器10へ無線送信する。
Each of the plurality of
受信器10の受信部3は、第1検知部2からの無線信号を受信すると、無線信号で送信された検知結果と識別情報とを第1処理部51に出力する。第1処理部51は、受信部3が受信した検知結果及び識別情報を、第1通信部52から携帯端末8に無線送信させる。すなわち、受信器10は、複数台の第1検知部2から検知結果を収集し、収集した検知結果を携帯端末8に送信する機能を備えている。
When the receiving
携帯端末8の第3通信部81は、第1通信部52から送信された検知結果及び識別情報を受信すると、受信した検知結果及び識別情報を第3処理部82に出力する。第3処理部82は、第3通信部81から入力された第1検知部2の検知結果及び識別情報をメモリに記憶させる。
When the
携帯端末8を携帯した人が玄関ドア93から住宅の外に出て、第3通信部81と受信器10の第1通信部52との定期通信が行えなくなると、第3処理部82は、携帯端末8が受信器10の通信エリア外に移動したと判断し、外出動作と検知する。
When a person carrying the
第3処理部82は、外出動作を検知すると、メモリに記憶させた第1検知部2の検知結果及び識別情報を確認し、複数台の第1検知部2の各々で検知された建具91の状態が安全な状態(すなわち施錠状態)か否かを判断する。第3処理部82は、いずれかの建具91が安全な状態ではない(すなわち施錠状態ではない)と判断すると、一部又は全部の建具91が安全な状態ではないことを報知部83に報知させる。第3処理部82は、全ての建具91が安全な状態である(すなわち施錠状態である)と判断すると、全ての建具91が安全な状態であることを報知部83に報知させる。
When the
ここで、受信器10では、第1通信部52が通信エリアにある携帯端末8と定期的に通信を行っているので、第1処理部51は通信エリアにある携帯端末8の台数を把握することができる。そこで、第1処理部51は、第1通信部52と携帯端末8との定期通信において、受信器10の通信エリアにある携帯端末8の台数の情報を、第1通信部52から携帯端末8に無線送信させてもよい。この場合、携帯端末8の第3処理部82は、受信器10から定期通信で受信した情報をもとに、受信器10の通信エリア、すなわち住宅内にある携帯端末8の台数を把握でき、携帯端末8は、外出動作を検知した時に住宅内にある携帯端末8の台数が2台以上であれば、建具の状態が安全か否かの報知を行わないようにしている。携帯端末8の台数が2台以上であれば、住宅内にはまだ人が残っていると予想されるので、住宅内に残っている人が建具を開けている状態を、安全では無い状態と判断して、報知動作が行われてしまう事態を回避することができる。
Here, in the
本実施形態のセキュリティシステム1において、携帯端末8と、収集部(受信部3)と、通信部(第1通信部52)とを、さらに備えてもよい。携帯端末8は建物にいる人によって携帯される。収集部は第1検知部2から検知結果を収集する。通信部は、建物の内側を含む通信エリアにおいて携帯端末8と無線通信を行う。収集部は、第1検知部2の検知結果に変化があると、変化があった検知結果を携帯端末8に送信するように構成される。携帯端末8は第2検知部(本実施形態では第3処理部からなる)、報知部83、及び制御部(本実施形態では第3処理部からなる)を備える。第2検知部は、携帯端末8が通信エリアの外側に出ることを外出動作と検知する。制御部は、第2検知部が外出動作を検知した場合に、通信部から受信した第1検知部2の検知結果をもとに、第1検知部2によって建具91の状態が安全な状態ではないと検知されていれば、建具91の状態が安全な状態ではないことを報知部83に報知させる。
The
このように、携帯端末8が通信エリアの外側に出たことから外出動作を検知しているので、外出動作を検知するための専用のセンサが不要になるという利点がある。そして、携帯端末8が外出動作を検知した場合に、第1検知部2によって建具91の状態が安全な状態ではないと検知されていれば、携帯端末8は建具91の状態が安全な状態ではないことを報知部83に報知させている。外出する人が携帯している携帯端末8が報知動作を行っているので、外出時に建具91の状態の確認忘れが起こりにくくなるという利点もある。
As described above, since the
1 セキュリティシステム
2 第1検知部
3 受信部(収集部)
4 第2検知部
5 処理部(制御部)
6,73,83 報知部
7 電気錠
8 携帯端末
10 受信器
11 ケース
81 第3通信部(通信部)
82 第3処理部(制御部)
90 開口部
91 建具
93 玄関ドア
R2 玄関室
1
4
6,73,83
82 Third processing unit (control unit)
90
Claims (3)
前記建物の内側にいる人の外出動作を検知する第2検知部と、 A second detector that detects the outing motion of a person inside the building,
前記第1検知部の検知情報に基づいた情報を表示部に表示させる制御部と、 A control unit that displays information based on the detection information of the first detection unit on the display unit,
前記建物の玄関ドアを電動で施錠及び解錠する電気錠とを備え、 It is equipped with an electric lock that electrically locks and unlocks the entrance door of the building.
前記制御部は、前記第2検知部が外出動作を検知した場合に、前記第1検知部が安全な状態ではないと検知している前記建具の場所及び状態を、前記複数の建具の中で先頭に表示されるように前記表示部に表示させ、 When the second detection unit detects an outing operation, the control unit determines the location and state of the fitting that the first detection unit has detected as not being in a safe state among the plurality of fittings. Display it on the display so that it is displayed at the beginning.
前記第2検知部は、前記電気錠を解錠させる操作が前記建物の内側から行われたことを外出動作と検知するように構成されたことを特徴とするセキュリティシステム。 The second detection unit is a security system configured to detect that the operation of unlocking the electric lock is performed from the inside of the building as an outing operation.
内側から行われても前記電気錠を解錠させないように構成されたことを特徴とする請求項1に記載のセキュリティシステム。The security system according to claim 1, wherein the electric lock is configured so as not to be unlocked even if it is performed from the inside.
前記建物の内側にいる人の外出動作を検知する第2検知部と、 A second detector that detects the outing motion of a person inside the building,
前記第1検知部の検知情報に基づいた情報を表示部に表示させる制御部とを備え、 It is provided with a control unit that displays information based on the detection information of the first detection unit on the display unit.
前記制御部は、前記第2検知部が外出動作を検知した場合に、前記第1検知部が安全な状態ではないと検知している前記建具の場所及び状態を、前記複数の建具の中で先頭に表示されるように前記表示部に表示させ、 When the second detection unit detects an outing operation, the control unit determines the location and state of the fitting that the first detection unit has detected as not being in a safe state among the plurality of fittings. Display it on the display so that it is displayed at the beginning.
前記第2検知部と前記表示部とが同じケースに収納されて、前記建物の玄関室に配置されたことを特徴とするセキュリティシステム。 A security system characterized in that the second detection unit and the display unit are housed in the same case and arranged in the entrance room of the building.
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