JP6756480B2 - 建具 - Google Patents
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Description
なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物の壁に形成された開口部に納められた窓におけるガラスの面方向を意味し、「見込方向」とは、上記ガラスの厚さ方向(即ち、奥行き方向)を意味する。
金属上枠111は、屋外側の外側金属上枠111aと、屋内側の内側金属上枠111bと、を有する。また、金属上枠111は、これら外側金属上枠111aと内側金属上枠111bとを連結する樹脂製のブリッジ材111cを有する。
また、金属上枠111と樹脂上枠112との間には、複数の突出部112bによって仕切られる複数の空気室113cが形成される。
金属上框211は、屋外側から立設する立設部211aを有し、その先端の屋内側が金属上枠111の屋外側に設けられたパッキン111dに当接する。
樹脂上框212は、複数の断面矩形状の空気室213aを形成する格子状部212aを有する。格子状部212aは、屋内側において上述のパッキン112eに当接する。
図1、図3に示されるように、操作部5は、チェーン式の操作部である。操作部5は、ハウジング50と、滑車51と、図示しないウォームギヤ機構と、を含んで構成される。操作部5は、操作者が滑車51を回転させることで生じた回転方向の駆動力を、ウォームギヤ機構により直線方向の駆動力に変換する。変換された直線方向の駆動力は、後述する連動バー6に伝達される。
縦枠13と縦枠14はほぼ同一の構成を有し、縦框23と縦框24はほぼ同一の構成を有する。このため、対応する構成については同様の規則性を持って符号を付し、その説明を省略する。従って以下では、縦枠13と縦枠14と、縦框23と縦框24との構成のうち、縦枠13及び縦框23と相違する構成についてのみ説明する。
また、金属縦枠131と樹脂縦枠132との間には、複数の突出部132bによって仕切られる複数の空気室133cが形成される。
金属縦框231は、屋外側から内側(障子側)に延出する横設部231aを有する。金属縦框231は、横設部231aの先端に配置され且つ金属縦枠131に当接するパッキン231bを有する。
樹脂縦框232には、断面矩形状の空気室233aが形成される。空気室233aの屋内側部分には、上述のパッキン132f,132gが当接する。
一対のアーム32,33は、それぞれ、一端がステー31に回動可能に支持され、他端が縦框24に回動可能に支持される。一対のアーム32,33は、ステー31の長さに対応して、上下方向に離隔して配置されている。
このリンク機構3により、後述する開閉機構4が駆動すると、一対のアーム32,33が連動して縦枠14及び縦框24のそれぞれに対して回動することで、障子2がスムーズ且つ確実に開閉するようになっている。
図5に示すように、本実施形態の横辷り出し窓1は、障子2を開閉する開閉機構4を備える。
この開閉機構4は、上述の操作部5と、連動バー6と、開閉アーム機構7と、第1ロック機構8と、第2ロック機構9と、を含んで構成される。
さらには、第2ガイド孔712を構成する傾斜孔部712aに第2突部702が案内されることで、開閉アーム70が屋外側に導かれる。これにより、上述の各突部周りに回動するようになっている。
第1係合部82は、上述したように、傾斜部713が形成されるとともに幅狭に形成された支持部71の先端側によって構成される。ここで、第1ロックピン81は、障子2の閉鎖時において、支持部71の先端側(傾斜部713)よりも屋内側に配置される。これにより、連動バー6及び開閉アーム70が左右方向に移動することで第1ロックピン81が第1係合部82と係脱可能となっている。
また、連動バー6及び開閉アーム70が左右方向の他端側(左側)に移動すると、第1ロックピン81が第1係合部82から離脱する。
このように第1ロック機構8は、操作部5に連結された連動バー6の動作により、障子2の開きを規制可能となっている。
第2係合部92は、連動バー6の先端側に設けられ、障子2側に延出して基端側に屈曲する略L字状の形状に形成されている。
また、連動バー6が左右方向の他端側(左側)に移動すると、第2ロックピン91が第2係合部92から離脱する。
このように第2ロック機構9は、操作部5に連結された連動バー6の動作により、障子2の開きを規制可能となっている。
ここで、図5は、本実施形態に係る横辷り出し窓1の全閉状態を示す部分断面平面図である。図6は、本実施形態に係る横辷り出し窓1の半開状態を示す部分断面平面図である。図7は、本実施形態に係る横辷り出し窓1の全開状態を示す部分断面平面図である。
本実施形態では、上枠11、下枠12及び左右の縦枠13、14を有する枠体と、枠体内に開閉可能に設けられ、上框21、下框22及び左右の縦框23、24を有する障子2と、を備える建具(横辷り出し窓1)は、枠体に設けられ、回転動力源からの回転を入力する入力回転軸511を有する操作部5であって、入力回転軸511が回転されることにより、障子2が操作される操作部5を備える。入力回転軸511の軸心は、見込方向へ水平に指向している。
2…障子
5…操作部
6…連動バー
10…枠体
11…上枠
12…下枠
13,14…縦枠
21…上框
22…下框
23,24…縦框
53…駆動板状部材
70…開閉アーム
511…入力回転軸
Claims (2)
- 上枠、下枠及び左右の縦枠を有する枠体と、
前記枠体内に開閉可能に設けられ、上框、下框及び左右の縦框を有する障子と、を備える建具であって、
前記枠体の下枠の上面に固定部材を介して設けられ、回転動力源からの回転を入力する入力回転軸を有し、前記入力回転軸が回転されることにより、前記障子が操作される操作部を備え、
前記入力回転軸の軸心は、見込方向へ水平に指向し、鉛直方向に対して傾いた位置関係を有している箱状部材に収納されたウォームギヤ機構に接続されている建具。 - 前記枠体に設けられ、前記操作部に連結されて前記枠体に沿ってスライド移動する板状の連動バーと、
先端側が前記下框に支持されるとともに、基端側が前記枠体に設けられた支持部及び前記連動バーに回動可能に支持される開閉アームと、
前記操作部の前記入力回転軸の回転に連動してスライド移動して前記連動バーをスライド移動させる駆動板状部材と、を備え、
前記連動バーの上面に対して前記駆動板状部材の下面は、平行ではなく交差する位置関係を有する請求項1に記載の建具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015257330A JP6756480B2 (ja) | 2015-12-28 | 2015-12-28 | 建具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015257330A JP6756480B2 (ja) | 2015-12-28 | 2015-12-28 | 建具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017119996A JP2017119996A (ja) | 2017-07-06 |
JP6756480B2 true JP6756480B2 (ja) | 2020-09-16 |
Family
ID=59272160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015257330A Active JP6756480B2 (ja) | 2015-12-28 | 2015-12-28 | 建具 |
Country Status (1)
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2015
- 2015-12-28 JP JP2015257330A patent/JP6756480B2/ja active Active
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