JP6753424B2 - 粒子センサおよび電子機器 - Google Patents
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Description
本発明は、粒子センサおよび電子機器に関する。
近年、微粒子等の粒子を検出する粒子センサとして、光センサが提案されている。このような粒子センサは、発光素子と受光素子を備えており、測定対象の粒子を含む気体をセンサ内部に取り込む構成となっている。つまり、取り込んだ気体に対して発光素子からの光を照射し、その散乱光を受光素子に受光させ、散乱光によって気体に含まれる粒子の有無やその量を検出するようになっている。検出対象の粒子は、例えば、大気中に浮遊する埃、花粉、煙等である。
粒子センサでは、粒子を検知するために検知領域に対して光を照射しているが、大部分の光は粒子によって散乱されず、検知領域を通過して粒子センサ内部の壁面等に照射されている。この壁面に照射された光は、完全には壁面で吸収されずにその一部が粒子センサ内部で反射を繰り返す迷光となってしまう。内部の壁面で反射された迷光が受光素子にまで到達してしまうと、受光素子で光が誤検知されてしまうという問題があった。
そこで、検知領域を挟んで発光部と反対側に光を逃がすトラップ空間を配置し、トラップ空間に到達した光はトラップ空間内で反射を繰り返して、受光素子側に迷光が到達しないようにした粒子センサも提案されている(例えば特許文献1等を参照)。特許文献1では、発光部と反対側に検知領域が焦点となる楕円ミラーを配置し、楕円ミラーの一部に開口部を形成して、検知領域を通過した光を楕円ミラーの背後のトラップ空間に閉じ込めている。
しかし、特許文献1に記載された従来技術では、検知領域を挟んで発光部と反対側にトラップ空間を確保しなければならず、粒子センサの小型化を図ることが困難であった。また、楕円ミラーの一部に開口部を形成して、開口部からトラップ空間に光を導いているが、トラップ空間から開口部を経由して再び検知領域側に迷光が戻ってしまう可能性もあった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、省スペース化を図りながらも、受光部に到達する迷光を十分に抑制することができる粒子センサおよび電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するため本発明の粒子センサは、 検知領域に向けて照射光を発する発光部と、前記照射光を前記検知領域に集光する投光レンズと、前記検知領域で粒子によって散乱された前記照射光の一部を集光する受光レンズと、前記受光レンズで集光された光を入射光として受光する受光部と、前記検知領域を通過した前記照射光を反射する光トラップ反射部を備え、前記光トラップ反射部は、前記検知領域を焦点とする放物面の第1反射部を備えることを特徴とする。
これにより、検知領域を焦点とする放物面の第1反射部で、検知領域を通過した照射光を平行光として検知領域とは異なる方向に反射し、迷光を抑制することができる。また、照射光をトラップする領域を第1反射部の背後に設ける必要が無いため、粒子センサの省スペース化を図ることができる。
また、本発明の一実施態様では、前記光トラップ反射部は、前記第1反射部で反射された前記照射光をさらに反射する第2反射部を備える。
また、本発明の一実施態様では、前記発光部の側方に、前記検知領域とは異なる方向に延びる光トラップ空間を備える。
また、本発明の一実施態様では、前記投光レンズを保持するレンズ保持部を有し、前記投光レンズは、レンズ曲面部と、前記レンズ曲面部の周囲に設けられた平坦面部を備え、前記レンズ保持部は、前記平坦面部の前記発光部側を少なくとも一部覆う遮蔽部を備える。
また、本発明の一実施態様では、前記遮蔽部は、前記照射光の光軸に対して傾斜する傾斜面を備える。
また、本発明の一実施態様では、前記遮蔽部は、前記平坦面部の略全域を覆う。
また、本発明の一実施態様では、前記発光部と前記投光レンズの間に、開口部を備えた投光側アパーチャが配置されている。
また、本発明の一実施態様では、前記受光部と前記受光レンズの間に、開口部を備えた受光側アパーチャが配置されている。
また、本発明の一実施態様では、前記発光部および前記受光部を収容するケース部と、前記ケース部の下部を覆う下面蓋部を備え、前記下面蓋部の内側には、反射防止部が設けられている。
また、本発明の一実施態様では、前記発光部は、緑色を発光する発光ダイオードを備える前記発光部は、緑色を発光する発光ダイオードを備える。
また、上記課題を解決するため本発明の電子機器は、上記の何れか一つに記載の粒子センサを備え、前記受光部での検出結果を粒子濃度として出力する出力部を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、省スペース化を図りながらも、受光部に到達する迷光を十分に抑制することができる粒子センサおよび電子機器を提供することができる。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1について、図面を参照して説明する。図面等の説明において上下や左右の表現を用いる場合、図中での上下や左右を示すものであり、粒子センサ1の使用時における上下や左右を限定するものではない。図1は、本実施形態の粒子センサ1を模式的に示す外観斜視図である。図2は、粒子センサ1の概要を示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態1について、図面を参照して説明する。図面等の説明において上下や左右の表現を用いる場合、図中での上下や左右を示すものであり、粒子センサ1の使用時における上下や左右を限定するものではない。図1は、本実施形態の粒子センサ1を模式的に示す外観斜視図である。図2は、粒子センサ1の概要を示す分解斜視図である。
粒子センサ1は、上面蓋部10と、ケース部20と、下面蓋部30と、送風ファン40を備えている。図1に示すように、ケース部20の上面と下面にはそれぞれ上面蓋部10と下面蓋部30が組み付けられており、送風ファン40がケース部20に収容されている。また、粒子センサ1は外部との電気的接続を行うコネクタ部を備え(図示省略)、コネクタ部にハーネスを接続することで外部から電力の供給や外部との電気信号の授受をすることができる。
上面蓋部10は、粒子センサ1の上部外装を構成する部材であり、ケース部20の上部を覆って取り付けられる。上面蓋部10を構成する材料は特に限定されないが、軽量化と成形性の観点から樹脂を用いることが好ましい。また、上面蓋部10の天面11には、吸気口12と排気口13が形成されており、排気口13から送風ファン40の一部が露出している。また、上面蓋部10のケース部20と対向する面には、各エリアを区切る壁部や空間が形成されている。
天面11は、粒子センサ1の最上面を構成する略平坦な面であり、図1では略矩形状のものを示している。天面11の所定位置には吸気口12と排気口13が形成されている。吸気口12は、粒子センサ1の内部に外気を取り入れるための開口であり、天面11のうち、ケース内流路25の直上に形成されている。排気口13は、粒子センサ1の内部を通過した外気を排出する開口部であり、送風ファン40の直上に形成されている。
ケース部20は、粒子センサ1の各部を収容し保持する筐体部分である。ケース部20を構成する材料は特に限定されないが、軽量化と成形性の観点から樹脂を用いることが好ましい。ケース部20の内部には発光部21と受光部23が収容されるとともに、吸気口12の直下にはケース内流路25が構成されている。また、排気口13の直下領域には送風ファン40を収容するスペースが形成されている。また、ケース部20の内部には隔壁等の構造物が設けられており、他の部材を収容して保持する空間や光トラップ構造、外気の流路などが樹脂で一体成形されている。ケース部20の内部構造についての詳細は、後述する。
下面蓋部30は、粒子センサ1の下部外装を構成する部材であり、ケース部20の下部を覆って取り付けられる。下面蓋部30を構成する材料は限定されないが、ケース部20内に収容された電子部品や電子回路への電磁波を遮蔽するためには、金属製の板状部材を折り曲げたシールドケースを用いることが好ましい。
また、下面蓋部30の内側には、反射防止部を形成しておくことが好ましい。反射防止部としては、発光部21から出射される光を吸収する材料を下面蓋部30の内側に設ければよく、例えば黒色の塗装を施すことや、黒色のテープを貼り付けるなどの手法を用いることができる。下面蓋部30の内側に反射防止部を設けることで、発光部20から照射さえた光が下面蓋部30側に入り込んできても、反射防止部で良好に光を減衰させて迷光を防止することができる。
送風ファン40は、電力の供給を受けて回転し送風する送風装置であり、制御信号に応じて回転制御されて送風量を調整する。図1,2に示した例では、送風ファン40の気体を送り出す側は排気口13に露出しており、気体を吸引する側はケース部20および下面蓋部30方向に向けて配置されている。
図2に示したように、ケース部20の内部には発光部21と受光部23が収容されており、吸気口12の直下にはケース内流路25が形成されている。粒子センサ1では、発光部21からケース内流路25方向に光を照射し、ケース内流路25内を通過する外気に含まれる粒子によって散乱した光の一部を受光部23で検知することで、粒子を検知する。発光部21と受光部23による粒子の検出については詳細を後述する。
発光部21は、電力と制御信号に応じて所定波長の光を検知領域に向けて発光する部材である。投光レンズ22は、発光部21が発光した光を照射光として検知領域に集光するために光学部材である受光部23は、所定波長の光が入射することで電流値または電圧値を出力する部材である。受光レンズ24は、検知領域方向からの光を集光して受光部23に入射させる光学部材である。
図3は、外気流路に沿った位置での粒子センサ1の断面図である。図3に示したように本実施形態の粒子センサ1では、吸気口12から、円筒状部12b、ケース内流路25、底面空間34、ファン下流路27、ファン下凹部26、送風ファン40で構成される外気流路が排気口13にまで形成されている。円筒状部12bは、吸気口12の裏面側に形成された略円筒状の部分であり、天面11と一体に成形されている。底面空間34は、ケース部20の底面20aと、下面蓋部30の主底面31との間に形成された空間である。図中に示した複数の矢印は、外気流路に取り込まれた外気の流れを模式的に示すものである。
図4は、ケース部20の内部における粒子の検出方法を模式的に示す平面図である。ケース部20内には、発光部21に含まれる発光素子21aと、投光レンズ22と、受光部23に含まれる受光素子23aと、受光レンズ24が配置されている。発光素子21aから投光レンズ22を介して照射される照射光L1の光軸と、受光素子23aが受光レンズ24を介して受光する入射光L2の光軸とは、互いに略直交するように配置されている。図4中では、ケース内流路25周辺を部分的に拡大して示している。受光レンズ24を介して受光素子23aまで入射光L2が到達できる領域と、照射光L1が照射される領域との重なっている領域が、粒子を検知できる検知領域DAとなる。
発光素子21aは、電力に応じて所定波長の光を発光する光源であり、例えばLED(Light Emitting Diode)素子や半導体レーザが挙げられる。発光素子21aが発光する波長は受光素子23aで良好に検出できる帯域のものが好ましく、例えば赤外光や緑色光が挙げられる。発光素子21aとして緑色LEDを用いると、赤外光や赤色光よりも照射光L1の波長が短いため、より小さい粒子を検知することが可能となる。受光素子23aは、所定波長の光を受光して光信号を電気信号に変換するものであり、例えばフォトダイオードやフォトトランジスタ等が挙げられる。
図5は、本実施形態の粒子センサ1の電気的構成を示すブロック図である。本実施形態の粒子センサ1は、センサ部100と、信号処理部200を備え、センサ部100の検知領域DAに位置する粒子からの散乱光に基づいて、周辺空気粒子の粒子濃度を測定する。センサ部100は、発光部21の発光素子21aと、受光部23の受光素子23aとを備え、投光レンズ22および受光レンズ24を備えている。信号処理部200は、I/V変換部201、増幅部202、A/D変換部203、演算部204、記憶部205、制御部206を備えている。
I/V変換部201は、受光部23に電気的に接続され、受光素子23aで生じた電流信号を電圧値に変換する回路部である。増幅部202は、I/V変換部201に電気的に接続され、I/V変換部201で変換された電圧値を増幅する回路部である。A/D変換部203は、増幅部202に電気的に接続され、増幅部202から出力されたアナログ信号である電圧値をデジタル信号に変換する回路部である。演算部204は、A/D変換部203で変換されたデジタル信号を所定の演算手法によって演算する情報処理装置である。記憶部205は、演算部204が演算処理を行うためのプログラムや、演算部204の演算結果を記憶しておく装置である。制御部206は、演算部204の演算結果や外部からの制御信号に応じて発光部21や送風ファン40の駆動制御を行う。
粒子センサ1では送風ファン40が動作すると、吸気口12から外気がケース内流路25に流入し、外気に含まれている粒子が検知領域DAを通過する。センサ部100の検知領域DAには発光素子21aから照射光L1が照射されており、粒子によって照射光L1が散乱されて散乱光の一部が入射光L2として受光素子23aに入射する。受光素子23aでは、入射光L2の光量に応じて電気信号が生じる(例えば電流)。このとき、粒子の径が大きいほど、照射光L1が粒子によって散乱される面積が大きく、散乱光と入射光L2の光量も大きくなり、受光素子23aで生じる電流値も大きくなる
I/V変換部201では、受光部23から出力された電流信号を電圧信号に変換し、増幅部202が所定の帯域に増幅する。A/D変換部203は、増幅部202で増幅されたアナログ信号である電圧信号をデジタル信号に変換することで、デジタルデータを生成する。具体的には、A/D変換部203は、受光部23からの出力信号である電圧信号をサンプリングおよび量子化し、時系列のデジタルデータを生成する。
I/V変換部201では、受光部23から出力された電流信号を電圧信号に変換し、増幅部202が所定の帯域に増幅する。A/D変換部203は、増幅部202で増幅されたアナログ信号である電圧信号をデジタル信号に変換することで、デジタルデータを生成する。具体的には、A/D変換部203は、受光部23からの出力信号である電圧信号をサンプリングおよび量子化し、時系列のデジタルデータを生成する。
演算部204は、A/D変換部203が変換したデジタルデータを用いて粒子径と粒子濃度を算出する。具体的には、公知の積算処理法、移動平均法、メディアンフィルタ法等を用いて、デジタルデータを平滑化処理し、線形近似、多項式近似等、公知の近似処理を施して粒子径と粒子濃度のデジタルデータに変換する。演算部204での演算結果は、コネクタ部に接続されたハーネスを介して粒子センサ1の外部に出力される。
図6は、本実施形態の粒子センサ1における光トラップ反射部について説明する模式図である。図6に示すように、ケース部20の内部には、第1反射部61と、第2反射部62と、光退避空間63aと、光トラップ空間63bが設けられている。第1反射部61と第2反射部62との組み合わせは、本発明における光トラップ反射部を構成している。ここで、第1反射部61と第2反射部62は、光の反射率が高い反射面を意味しているのではなく、光が反射しないように着色や反射防止構造が施された反射率の低い面であっても、光の一部が反射されてしまうため完全に光の反射を無くすことができないことを意味している。
第1反射部61は、発光素子21aから照射された照射光L1が検知領域DAを通過して、最初に到達するケース部20の壁面であり、底面20aと一体に成形されて立設されている。第1反射部61の壁面は、検知領域DAを焦点とする放物面に形成されている。図6に示したように本実施形態では、第1反射部61はケース部20の1つの角部近傍に設けられており、送風ファン40の配置された角部とは対角に位置している。また、第1反射部61は、発光素子21aから投光レンズ22を介して検知領域DAを通る投光光学系の光軸の延長上に位置している。
第2反射部62は、光退避空間63aを介して第1反射部61とは反対側の角部近傍に設けられた壁面であり、底面20aと一体に成形されて立設されている。第2反射部62の壁面は略平坦面とされており、その法線はケース部20の外周に対して約45度斜めとなっている。したがって、第2反射部62の壁面は、光退避空間63aを通過してきた光に対して、約45度斜めとなっている。
光退避空間63aは、検知領域DAと受光レンズ24と受光部23を含んだ受光光学系と、ケース部20の側壁との間に形成された空間である。光トラップ空間63bは、受光部23の背後や側方、上方に設けられた空間である。図6では光トラップ空間63bに構造物を配置せず、送風ファン40を収容する壁面まで光が直進する例を示したが、さらに反射部を設けて光を繰り返し反射させるとしてもよい。
次に、光トラップ反射部による迷光の抑制について説明する。図6中に実線矢印で示したように、照射光L1は、投光レンズ22で検知領域DAに対して集光された後に拡大して進行する。また、照射光L1は、検知領域DAを通過した後に第1反射部61に到達し、第1反射部61の壁面によって反射されて光退避空間63a方向に進行する。このとき検知領域DAは、第1反射部61の放物面における焦点に位置しているため、検知領域DAに集光されて拡大してきた照射光L1は、光退避空間63a中を略平行な光として進行する。
第2反射部62では、光退避空間63aを進行してきた略平行な光が略平坦な壁面に入射し、略平行な光として光トラップ空間63b方向に反射される。光トラップ空間63bに到達した光は、ケース部20内に設けられた壁面に繰り返し反射され、その過程で光強度が減衰していき最終的に消光される。
第1反射部61で反射された光は、放物面によって略平行な光となるため、第1反射部61による反射光の進行方向が第2反射部62方向に限定される。これにより、投光レンズ22や受光レンズ24等の構造物方向に反射される迷光を抑制できる。また光退避空間63aは、第1反射部61から第2反射部62まで、受光レンズ24の入射面から遠ざかる方向に設けられている。これにより、光退避空間63aを第2反射部62方向に進行した光が、最終的に迷光として受光部23の受光素子23aに入射する確率を低減することができる。
また、第2反射部62で反射された光も略平行なものであるから、反射光の進行方向は光トラップ空間63b方向に限定される。また光トラップ空間63bは、受光レンズ24の入射面から遠ざかる方向に設けられている。これにより、光トラップ空間63bを進行した光が、最終的に迷光として受光部23の受光素子23aに入射する確率をさらに低減することができる。
本実施形態の粒子センサ1では、第1反射部61、第2反射部62、光退避空間63a、光トラップ空間63bを検知領域DAから遠ざかるように配置し、受光部23の背後や側方、上方で光トラップ反射部に設けている。図6に示した例では、発光部21、投光レンズ22、受光部23、受光レンズ24、検知領域DAおよび送風ファン40は粒子センサ1に必須の要素であり、これらの要素を配置するための矩形状領域に光退避空間63aを付加するだけで、受光部23に到達する迷光を十分に抑制することができている。したがって、光を捕らえて閉じ込めるために必要な面積を最小化して、粒子センサ1の省スペース化を図ることができる。
上述したように、本実施形態の粒子センサ1では、検知領域DAを焦点とする放物面の第1反射部61で光を受光部23から遠ざけることで、省スペース化を図りながらも、受光部23に到達する迷光を十分に抑制することができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2について、図7を用いて説明する。実施形態1と重複する内容は説明を省略する。図7は、本実施形態における発光部21近傍を模式的に示す部分拡大平面図である。本実施形態では、発光部21の側方に光トラップ空間64が設けられている。
次に、本発明の実施形態2について、図7を用いて説明する。実施形態1と重複する内容は説明を省略する。図7は、本実施形態における発光部21近傍を模式的に示す部分拡大平面図である。本実施形態では、発光部21の側方に光トラップ空間64が設けられている。
光トラップ空間64は、発光部21の側方において投光レンズ22および検知領域DAとは異なる方向に向かって伸びる空間である。図7に示した例では、光トラップ空間64は、ケース部20の側壁と発光部21との間に設けられており、ケース部20の側壁に沿って発光部21の光出射方向とは反対側に向かって延びている。
発光素子21aから出射された光のうち、投光レンズ22のレンズ曲面に到達しなかった光は、図中に実線矢印で示したように投光レンズ22以外に到達して反射される。しかし本実施形態の粒子センサ1では、反射した光は発光部21の側方に設けられた光トラップ空間64に導かれる。光トラップ空間64内に入射した光は、繰り返し反射されながら検知領域DAから遠ざかり、その過程で光強度が減衰していき最終的に消光される。
以上に述べたように、本実施形態の粒子センサ1では、投光レンズ22に到達しなかった光を光トラップ空間64に導入して消光するため、省スペース化を図りながらも、受光部23に到達する迷光を十分に抑制することができる。
<実施形態3>
次に、本発明の実施形態3について、図8〜図11を用いて説明する。実施形態1と重複する内容は説明を省略する。図8は、本実施形態における発光部21近傍を模式的に示す部分拡大断面図である。本実施形態では。投光レンズ22はレンズ曲面部22aと平坦面部22bを備えており、レンズ保持部65によって保持されている。
次に、本発明の実施形態3について、図8〜図11を用いて説明する。実施形態1と重複する内容は説明を省略する。図8は、本実施形態における発光部21近傍を模式的に示す部分拡大断面図である。本実施形態では。投光レンズ22はレンズ曲面部22aと平坦面部22bを備えており、レンズ保持部65によって保持されている。
レンズ曲面部22aは、投光レンズ22のレンズ機能を実現するための曲面形状を有する領域である。平坦面部22bは、レンズ曲面部22aの周囲に設けられた略平坦な面を有する領域であり、レンズ曲面部22aと一体に形成されている。レンズ保持部65は、天面11から下方に突出して形成された部分と、底面20aから上方に突出して形成された部分とからなり、平坦面部22bを表裏から挟んで保持する。
図9は、レンズ前凸部66aによる迷光防止を説明するための模式図であり、図9(a)は傾斜面のレンズ前凸部66aの場合を示し、図9(b)は垂直面のレンズ前凸部66bの場合を示し、図9(c)はレンズ前凸部が無い場合を示している。図9(a)(b)に示すようにレンズ前凸部66a,66bは、平坦面部22bの発光部21側を少なくとも一部覆う部材であり、本発明における遮蔽部に相当しており、レンズ保持部65と別体であってもよい。
図9(a)に実線で示したように、発光素子21aから出射された光のうちレンズ前凸部66aの傾斜面に到達した光は、傾斜面が投光レンズ22とは反対側に傾斜しているため、レンズ曲面部22aとは異なる方向に反射される。図9(b)に実線で示したように、発光素子21aから出射された光のうちレンズ前凸部66bの垂直面に到達した光は、レンズ曲面部22aとは異なる方向に反射される。また、図9(b)に点線で示したように、発光素子21aから出射された光のうちレンズ前凸部66b近傍の他の部分で反射された光は、レンズ前凸部66bの垂直面で遮られてレンズ曲面部22aとは異なる方向に反射される。
一方、図9(c)に示したように平坦面部22bのレンズ前凸部66aや66bが設けられていないため、投光レンズ22の近傍で反射された光は、レンズ曲面部22aに到達して検知領域DA方向に向かってしまう。投光レンズ22の近傍で反射された光は、発光素子21aからレンズ曲面部22aに直接入射していないので、検知領域DAに集光されず意図しない部分で反射されて受光部23に入射する迷光になってしまう可能性がある。したがって、投光レンズ22の平坦面部22bを少なくとも一部覆うようにレンズ前凸部66aまたはレンズ前凸部66bを設けることで、受光部23に到達する迷光を抑制することができる。
図10は、レンズ保持部65による迷光防止を説明するための模式図であり、図10(a)は先端がレンズ曲面部22a方向に傾斜した傾斜面65aの場合を示し、図10(b)は先端が発光部21方向に傾斜した傾斜面65bの場合を示し、図10(c)は先端が光軸に平行な場合を示している。レンズ保持部65のうち平坦面部22bの発光部21側に位置するものは、平坦面部22bを少なくとも一部覆っているため、本発明における遮蔽部に相当している。
図10(a)に実線で示したように、発光素子21aから出射された光のうちレンズ曲面部22aの外周方向に向かう光は、レンズ保持部65で遮られて傾斜面65aには到達せず、レンズ曲面部22aとは異なる方向に反射される。図10(b)に実線で示したように、発光素子21aから出射された光のうちレンズ保持部65の傾斜面65bに到達した光は、傾斜面65bが投光レンズ22とは反対側に傾斜しているため、レンズ曲面部22aとは異なる方向に反射される。
一方、図10(c)に示したようにレンズ保持部65の先端が光軸に平行な場合には、先端で反射された光は、レンズ曲面部22aに到達して検知領域DA方向に向かってしまう。投光レンズ22の近傍で反射された光は、発光素子21aからレンズ曲面部22aに直接入射していないので、検知領域DAに集光されず意図しない部分で反射されて受光部23に入射する迷光になってしまう可能性がある。したがって、レンズ保持部65の先端の少なくとも一部に傾斜面65aまたは65bを設けることで、受光部23に到達する迷光を抑制することができる。
図11は、平坦面部22bをレンズ保持部65で覆った状態を示す模式図であり、図11(a)は模式断面図であり、図11(b)は模式正面図である。図11(b)に示したように、レンズ保持部65は上下に二分割されており、それぞれにレンズ曲面部22aに対応した形状の略半円形状の切欠きが形成されている。また、レンズ保持部65の切欠き部分にレンズ曲面部22aが嵌め込まれて、平坦面部22bの略全面をレンズ保持部65が覆っている。
レンズ保持部65が平坦面部22bの略全面を覆っているため、平坦面部22b方向に向かう光はほぼすべてがレンズ保持部65によって遮られて、レンズ曲面部22aとは異なる方向に反射される。したがって、平坦面部22bを透過して検知領域DA方向に向かう光を減少させて、受光部23に到達する迷光を抑制することができる。
<実施形態4>
次に、本発明の実施形態4について、図12,図13を用いて説明する。実施形態1と重複する内容は説明を省略する。図12は、実施形態4における発光部21と受光部23の近傍を模式的に示す部分拡大平面図である。本実施形態の粒子センサ1では、発光素子21aと投光レンズ22との間に投光側アパーチャ67が配置されており、受光素子23aと受光レンズ24との間に受光側アパーチャ68が配置されている。
次に、本発明の実施形態4について、図12,図13を用いて説明する。実施形態1と重複する内容は説明を省略する。図12は、実施形態4における発光部21と受光部23の近傍を模式的に示す部分拡大平面図である。本実施形態の粒子センサ1では、発光素子21aと投光レンズ22との間に投光側アパーチャ67が配置されており、受光素子23aと受光レンズ24との間に受光側アパーチャ68が配置されている。
投光側アパーチャ67と受光側アパーチャ68は、ケース部20とは別体で設けられており、中央に開口部が形成された略平板状の部材である。投光側アパーチャ67と受光側アパーチャ68は、それぞれが上面蓋部10またはケース部20に形成された保持部によって保持されている。
図13は、投光側アパーチャ67と受光側アパーチャ68の様々な構造例を示す模式図である。図13(a)に示すように、投光側アパーチャ67および受光側アパーチャ68は、中央に円形状の開口部OPを形成したものであってもよい。また、図13(b)に示すように矩形状の開口部OPを形成したものであってもよい。開口部OPの形状としては、図13(a)(b)に示したものに限定されない。
投光側アパーチャ67および受光側アパーチャ68では、開口部OP内だけ光が通過し、平板状の部分では光を遮る。したがって、発光素子21aから投光側アパーチャ67を介して投光レンズ22に到達する光や、受光レンズ24から受光側アパーチャ68を介して受光素子23aに到達する光を限定し、その他の部分で意図せず反射して受光部23に入射する迷光を低減できる。
図13(c)は、投光側アパーチャ67で開口部OPの断面を光軸に平行にした場合を示しており、開口部OPの断面で光が反射して投光レンズ22方向に進行してしまっている。図13(d)は、投光側アパーチャ67で開口部OPの断面を投光レンズ22側の方向に拡大させた傾斜面67aを設けた場合を示しており、開口部OPの断面には光が入射せず、投光レンズ22とは異なる方向に反射されている。したがって、開口部OPの断面を投光レンズ22側の方向に拡大させることで、断面で反射されて検知領域DA方向に向かう光を減少させて、受光部23に到達する迷光を抑制することができる。
図13(e)は、受光側アパーチャ68で開口部OPの断面を光軸に平行にした場合を示しており、開口部OPの断面で光が反射して受光素子23a方向に進行してしまっている。図13(f)は、受光側アパーチャ68で開口部OPの断面を受光レンズ24側の方向に拡大させた傾斜面68aを設けた場合を示しており、開口部OPの断面には光が入射せず、受光素子23aとは異なる方向に反射されている。したがって、開口部OPの断面を受光レンズ24側の方向に拡大させることで、断面で反射されて受光部23に到達する迷光を抑制することができる。
なお、今回開示した実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
L1…照射光
L2…入射光
1…粒子センサ
10…上面蓋部
20…ケース部
30…下面蓋部
40…送風ファン
11…天面
12…吸気口
12b…円筒状部
13…排気口
20a…底面
21…発光部
21a…発光素子
22…投光レンズ
22a…レンズ曲面部
22b…平坦面部
23…受光部
23a…受光素子
24…受光レンズ
25…ケース内流路
26…ファン下凹部
27…ファン下流路
31…主底面
34…底面空間
61…第1反射部
62…第2反射部
63a…光退避空間
63b,64…光トラップ空間
65…レンズ保持部
65a,65b,67a,68a…傾斜面
66a…レンズ前凸部
66b…レンズ前凸部
67…投光側アパーチャ
68…受光側アパーチャ
100…センサ部
200…信号処理部
201…I/V変換部
202…増幅部
203…A/D変換部
204…演算部
205…記憶部
206…制御部
L2…入射光
1…粒子センサ
10…上面蓋部
20…ケース部
30…下面蓋部
40…送風ファン
11…天面
12…吸気口
12b…円筒状部
13…排気口
20a…底面
21…発光部
21a…発光素子
22…投光レンズ
22a…レンズ曲面部
22b…平坦面部
23…受光部
23a…受光素子
24…受光レンズ
25…ケース内流路
26…ファン下凹部
27…ファン下流路
31…主底面
34…底面空間
61…第1反射部
62…第2反射部
63a…光退避空間
63b,64…光トラップ空間
65…レンズ保持部
65a,65b,67a,68a…傾斜面
66a…レンズ前凸部
66b…レンズ前凸部
67…投光側アパーチャ
68…受光側アパーチャ
100…センサ部
200…信号処理部
201…I/V変換部
202…増幅部
203…A/D変換部
204…演算部
205…記憶部
206…制御部
Claims (11)
- 検知領域に向けて照射光を発する発光部と、
前記照射光を前記検知領域に集光する投光レンズと、
前記検知領域で粒子によって散乱された前記照射光の一部を集光する受光レンズと、
前記受光レンズで集光された光を入射光として受光する受光部と、
前記検知領域を通過した前記照射光を反射する光トラップ反射部を備え、
前記光トラップ反射部は、前記検知領域を焦点とする放物面の第1反射部を備えることを特徴とする粒子センサ。 - 請求項1に記載の粒子センサであって、
前記光トラップ反射部は、前記第1反射部で反射された前記照射光をさらに反射する第2反射部を備えることを特徴とする粒子センサ。 - 請求項1または2に記載の粒子センサであって、
前記発光部の側方に、前記検知領域とは異なる方向に延びる光トラップ空間を備えることを特徴とする粒子センサ。 - 請求項1から3の何れか一つに記載の粒子センサであって、
前記投光レンズを保持するレンズ保持部を有し、
前記投光レンズは、レンズ曲面部と、前記レンズ曲面部の周囲に設けられた平坦面部を備え、
前記レンズ保持部は、前記平坦面部の前記発光部側を少なくとも一部覆う遮蔽部を備えることを特徴とする粒子センサ。 - 請求項4に記載の粒子センサであって、
前記遮蔽部は、前記照射光の光軸に対して傾斜する傾斜面を備えることを特徴とする粒子センサ。 - 請求項4または5に記載の粒子センサであって、
前記遮蔽部は、前記平坦面部の略全域を覆うことを特徴とする粒子センサ。 - 請求項1から6の何れか一つに記載の粒子センサであって、
前記発光部と前記投光レンズの間に、開口部を備えた投光側アパーチャが配置されていることを特徴とする粒子センサ。 - 請求項1から7の何れか一つに記載の粒子センサであって、
前記受光部と前記受光レンズの間に、開口部を備えた受光側アパーチャが配置されていることを特徴とする粒子センサ。 - 請求項1から8の何れか一つに記載の粒子センサであって、
前記発光部および前記受光部を収容するケース部と、
前記ケース部の下部を覆う下面蓋部を備え、
前記下面蓋部の内側には、反射防止部が設けられていることを特徴とする粒子センサ。 - 請求項1から9の何れか一つに記載の粒子センサであって、
前記発光部は、緑色を発光する発光ダイオードを備えることを特徴とする粒子センサ。 - 請求項1から10の何れか一つに記載の粒子センサを備え、
前記受光部での検出結果を粒子濃度として出力する出力部を備えたことを特徴とする電子機器。
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