JP6742507B2 - Hand dryer - Google Patents
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Description
本発明は、洗浄後の濡れた手に空気流を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置に関する。 The present invention relates to a hand dryer that blows an air stream on a wet hand after cleaning to dry the hand.
手を衛生的な状態に保全するためには、手の洗浄処置とともに洗浄後の乾燥処置も衛生的に行なわれる必要がある。このため、洗浄後の濡れた手をタオルまたはハンカチといった手拭き布で払拭するのではなく、濡れた手に高速空気流を噴射して、手に付着している水分を吹き飛ばして手を乾燥させる手乾燥装置が用いられている。 In order to maintain the hand in a hygienic state, it is necessary to hygienically perform the hand washing treatment and the drying treatment after washing. For this reason, instead of wiping your wet hand after cleaning with a towel or a hand towel such as a handkerchief, you should blow a high-speed air stream onto your wet hand to blow away the water that adheres to your hand and dry it. A dryer is used.
特許文献1には、手挿入部に連通する排水路と、手挿入部に連通する排気路と、排気路の途中に設けられたルーバーと排気路の下端に設けられた排気口と、を備えて水滴飛散を抑制する手乾燥装置が開示されている。特許文献1の手乾燥装置では、排気口に直接水滴が飛散することがないため、排気口からの水滴飛散を低減することができる。
しかしながら、上記特許文献1の手乾燥装置では、手挿入部の底面の一部に設けられた排水路の開口面積は、手挿入部の底面の面積に対して小さく、左右の側面の一部に設けられた排気路の入口と離れている。ノズルから噴出した空気は、手挿入部の前後方向の一方の内壁に沿って下方に流れ、手挿入部の底面に沿って前後方向に向きを変え、更に手挿入部の前後方向の他方の内壁に沿って上方に流れ、旋回流が発生する。そして、手から除去した水滴の一部が、この旋回流によって手挿入部の入口から外へ飛散することがある、という問題があった。
However, in the hand dryer of
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、手挿入部からの水滴の飛散を抑制することができる手乾燥装置を得ることを目的とする。 The present invention has been made in view of the above, and an object of the present invention is to obtain a hand dryer that can suppress the scattering of water droplets from the hand insertion portion.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる手乾燥装置は、空気流を発生する送風部と、送風部を収容して本体の外殻を形成する筐体と、筐体において上端と下端に開口を備え上方から使用者の手を挿抜できる手乾燥部と、手乾燥部に配置されて送風部により発生された空気流を手乾燥部に噴出するノズルと、手乾燥部に連通して下端の開口に設けられた排出口と、を備える。また、手乾燥装置は、排出口の下方に設けられた貯水部と、排出口の横に設けられ、ノズルから手乾燥部に噴出された空気流を排気する排気路と、排気路の下流端に設けられた排気口と、を備える。排出口は、筐体の幅方向における横幅が手乾燥部の上端の横幅の1/2以上であり、筐体の上下方向における筐体の中央より下方に位置する。そして、手乾燥部を囲む筐体の内壁面であって、筐体の前後方向において手乾燥部を挟んで対向する2つの内壁面が、筐体の前後方向において分断されている。 In order to solve the above-mentioned problems and achieve the object, a hand dryer according to the present invention includes a blower unit that generates an air flow, a casing that houses the blower unit and forms an outer shell of a main body, and a casing. A hand dryer that has openings at the top and bottom of the body to allow the user's hand to be inserted and removed from above, a nozzle that is placed in the hand dryer and that blows out the airflow generated by the air blower to the hand dryer, and hand dryer And a discharge port provided at the lower end opening in communication with the section. Further, the hand dryer is provided with a water storage unit provided below the discharge port, an exhaust passage provided beside the discharge port for exhausting the airflow ejected from the nozzle to the hand drying unit, and a downstream end of the exhaust passage. And an exhaust port provided in the. Outlet, the width in the width direction of the housing Ri der least half of the horizontal width of the upper end of the hand drying unit is positioned from the center of the housing in the vertical direction of the casing downwards. Then, two inner wall surfaces of the housing that surround the hand drying section and that face each other across the hand drying section in the front-rear direction of the housing are separated in the front-rear direction of the housing.
本発明にかかる手乾燥装置は、手挿入部からの水滴の飛散を抑制することができる手乾燥装置を得ることができる、という効果を奏する。 The hand dryer according to the present invention has an effect of being able to obtain a hand dryer that can prevent water droplets from scattering from the hand insertion portion.
以下に、本発明の実施の形態にかかる手乾燥装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。 Hereinafter, a hand dryer according to an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. The present invention is not limited to this embodiment.
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置100を示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置100を示す断面図であり、図1におけるII−II線に沿った縦断面図である。図3は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置100を示す断面図であり、図1におけるIII−III線に沿った縦断面図である。図4は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置100を示す要部断面図であり、図2において貯水タンクを外した状態を示す要部断面図である。図5は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置100の貯水タンクを示す斜視図である。図6は、本発明の実施の形態1にかかる手乾燥装置100におけるカバーを示す斜視図である。図2および図3において、白抜きの矢印は気流の向きを示しており、ハッチングを施した矢印は周囲の空気の流れを示している。
1 is a perspective view showing a
本実施の形態1にかかる手乾燥装置100は、図1から図3に示すように、前面外殻をなす前面パネル1aと、背面外殻をなす背面パネル1bと、一対の側面パネル1c,1cから構成されて外殻をなす筐体1を有する。筐体1の上部には、手挿入部2である上面開口部が設けられている。また、筐体1の下部には、排出口4である下面開口部が設けられている。すなわち、筐体1は、背面パネル1b、前面パネル1aおよび一対の側面パネル1c,1cによって囲まれ、上端と下端に設けられた開口部である手挿入部2および排出口4を介して外部に連通する手乾燥部3である中空部を有する。手乾燥部3は、上方向から使用者の手を自由に挿抜可能である。
As shown in FIGS. 1 to 3, the
そして、筐体1内の上部側であり手挿入部2の下方には、背面パネルの内壁1bb、前面パネルの内壁1abおよび一対の側面パネル1c,1cによって囲まれ、手挿入部2から挿入された使用者の手を覆って手を乾燥させる空間である手乾燥部3が設けられている。側面パネル1cは、図1に示すように上下方向にわたって手乾燥装置100の側面を閉塞していることが好ましいが、手の挿入性を考慮し、手から直接飛散する水滴が少ない上側の領域に関しては切り欠きがあってもよい。手乾燥部3には、使用者の手が挿入されたことを検知する図示しない手検知センサーが配置されている。
Then, on the upper side of the
手乾燥部3を囲う背面パネルの内壁1bbは、上下方向における途中位置から下側に向かうにしたがって、背面側から前面側に向けて傾斜している。すなわち、手乾燥部3の背面側の形状は、側面視において、上下方向における途中位置から下側に向かうにしたがって、背面側から前面側に向けて絞られた形状とされている。
The inner wall 1bb of the rear panel that surrounds the
また、手乾燥部3を囲う側面パネル1c,1cの内壁は、上下方向における途中位置から下側に向かうにしたがって、筐体1の幅方向において側面側から中央側に向けて傾斜している。すなわち、手乾燥部3は、前面視において、上下方向における途中位置から下側に向かうにしたがって筐体1の幅方向において側面側から中央側に向けて絞られた形状とされている。したがって、手乾燥部3は、前面視において、高さ方向における中央部分に、左右横端部から中央部に向って下り勾配があり、横幅が絞られた幅縮小領域3bが設けられている。手乾燥部3における幅縮小領域3bよりも上部側の領域は幅縮小領域3bよりも横幅が広い幅広領域3aとされ、手乾燥部3における幅縮小領域3bよりも下部側の領域は幅縮小領域3bよりも横幅が狭い幅狭領域3cとされている。手乾燥部3に連通する排出口4である下面開口部は、幅狭領域3cの下端に設けられている。排出口4の前後方向における縁部は、中空部である手乾燥部3の前後方向における前後の壁面である。図3において、前面パネルの内壁1abと背面パネルの内壁1bbとは、排出口4によって分断されている。排出口4の横幅は、手挿入部2の横幅の少なくとも1/2以上である。手挿入部2の幅方向は、筐体1の幅方向と同じ方向であり、左右方向ともいう。
Further, the inner walls of the
また、前面視において、一対の側面パネル1c,1cにおける排出口4の横であって手乾燥部3の下部領域の左右両側には、前面視において排出口4よりも上方に凹んだU字形状の凹形状を有する筐体凹部12bが設けられている。筐体凹部12bは、一対の側面パネル1c,1cにおける前面側に設けられている。前面視において、筐体凹部12bの上部角部は、丸みが付けられた隅アール形状とされている。このような形態とすることで、手乾燥部3の下部側方に排気路12を配置することができ、外殻横幅寸法を抑えつつ、手乾燥部3からの飛沫を低減できる手乾燥装置100が得られる。ただし、排気路12の構成は上述した構成に限定されるものではなく、手乾燥装置100の外殻の横幅寸法に制限がなければ手乾燥部3に幅狭領域3cを設けず、排気路12を側面パネル1cの外側に設けてもよい。
Also, in a front view, a U-shape that is recessed above the
手乾燥装置100は、図3に示すように、高圧化された空気流である高圧空気流を発生する送風部である高圧空気流発生装置8が筐体1内に組み込まれている。高圧空気流発生装置8は、筐体1の内部において、手乾燥部3の幅狭領域3cの背面側に設置されている。高圧空気流発生装置8は、吸気側を下面、排気側を上面として配設されている。高圧空気流発生装置8は、図示しない制御部によって動作が制御される。
As shown in FIG. 3, the
高圧空気流発生装置8の吸気側は、図3に示すように、筐体1の内部において背面側に設けられた内部空気通路である吸気ダクト10の上方に連絡している。吸気ダクト10の下端は、高圧空気流発生装置8に供給される空気を手乾燥装置100の周囲から吸い込む吸気口9として下方に開口している。すなわち、筐体1の内部には、吸気口9から高圧空気流発生装置8まで連通する吸気ダクト10が設けられている。また、吸気口9には、吸気フィルター14が配置されている。これにより、手乾燥装置100は、吸気フィルター14を通して吸気口9から吸気ダクト10に手乾燥装置100外の外気を取り入れることができる。
As shown in FIG. 3, the intake side of the high-
手乾燥装置100は、吸気フィルター14を備えることにより、吸気口9から吸い込んだ周囲の空気に含まれる埃、ゴミ、浮遊菌といった不純物を捕集することができる。これにより、手乾燥装置100は、周囲の空気に含まれる不純物が手乾燥装置100内に吸引されることを抑制し、衛生的な空気流で使用者の手を乾かすことができる。吸気フィルター14には、HEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルター、ULPA(Ultra Low Penetration Air)フィルターといった、空気清浄能力の高い高性能フィルターを用いることが好ましい。
The
一方、高圧空気流発生装置8の排気側は、筐体1の内部において上下方向に連なり前面側と背面側に分岐されて設けられた排気ダクト11である前面排気ダクト11aおよび背面排気ダクト11bの下方に連通している。前面排気ダクト11aと背面排気ダクト11bとは、図示しない接続流路により連通されている。高圧空気流発生装置8で高圧化された高圧空気流は、高圧空気流発生装置8と接続して設けられた前面排気ダクト11aおよび背面排気ダクト11bに排出される。すなわち、筐体1の内部には、高圧空気流発生装置8から高圧空気流を排気するための排気ダクト11が設けられている。
On the other hand, the exhaust side of the high-
前面排気ダクト11a、背面排気ダクト11bの上部には、手乾燥部3に向けて斜め下向きに空気流を噴射するノズル5である前面手乾燥用ノズル5aおよび背面手乾燥用ノズル5bが設けられている。すなわち、手乾燥部3において、前面パネル1aの上端であって前面パネル1aの内壁における手挿入部2の下方には、前面排気ダクト11aと手乾燥部3とを連通し、前面排気ダクト11aから手乾燥部3に向けて空気を噴出する前面手乾燥用ノズル5aが設けられている。また、背面パネル1bの上端であって背面パネル1bの内壁における手挿入部2の下方には、背面排気ダクト11bと手乾燥部3とを連通し、背面排気ダクト11bから手乾燥部3に向けて空気を噴出する背面手乾燥用ノズル5bが設けられている。すなわち、ノズル5は、手乾燥部3における上端部に設けられている。前面手乾燥用ノズル5aおよび背面手乾燥用ノズル5bは、長方形状のスリットからなる複数の小孔である。各小孔は、水平方向、すなわち前面視において手乾燥装置100の幅方向に1列に配設されている。
Above the
なお、小孔は、スリット形状のノズル孔に限定されるものではなく、開口形状が円形とされた円孔であってもよい。また、小孔の配列は、1列に限定されず、複数列に配置されてもよい。また、ここでは前面パネル1aに前面手乾燥用ノズル5aが設けられ、背面パネル1bに背面手乾燥用ノズル5bが設けられている場合について示しているが、前面パネル1aまたは背面パネル1bのいずれか一方にノズル5が設けられていてもよい。
The small hole is not limited to the slit-shaped nozzle hole, and may be a circular hole whose opening shape is circular. Further, the arrangement of the small holes is not limited to one row, and may be arranged in a plurality of rows. Further, here, the case where the
また、手乾燥装置100は、手乾燥部3に配置された手から高圧空気流によって吹き飛ばされた水滴を収容する貯水部として水容器である貯水タンク6が排出口4の下方に配置されている。貯水タンク6は、筐体1に対して着脱可能とされている。貯水タンク6は、貯水タンク6に設けられた図示しない爪部が、筐体1に設けられた図示しない爪受け部に引っかかることにより、筐体1に固定される。
Further, in the
貯水タンク6の上側は、手乾燥部3に配置された手から空気流によって吹き飛ばされた水滴を受け止める水受けの機能を有するカバー7に覆われている。カバー7は、貯水タンク6に対して着脱可能とされている。カバー7は、カバー7に設けられた図示しない爪部が、貯水タンク6に設けられた図示しない爪受け部に引っかかることにより、貯水タンク6に固定される。
The upper side of the
カバー7は、図2および図6に示すように、前面視における手乾燥装置100の幅方向の中央に、上方に山形に突出した凸部7aが設けられている。すなわち、カバー7は、カバー7の幅方向において中央部が上方に山形形状に突出した凹凸形状を有する。カバー7は、後述するように、排出口4から下方へ排出された空気流と水滴とを、カバー7の上面の凸部7aの勾配によって左右方向に分けて排気路12へと導くことができる。また、カバー7は、図6に示すように、カバー7の上面で受け止めた水滴を貯水タンク6に排出するためのドレン穴7bが、左右方向の両端縁部に設けられている。
As shown in FIGS. 2 and 6, the
貯水タンク6は、図5に示すように、前面板15aと、背面板15bと、一対の側面板15c,15cと、底板15dとに囲まれて上面が開口された箱形状を有する水収容部15が設けられている。また、水収容部15の左右の2つの壁面の上部に、すなわち水収容部15の幅方向に位置する一対の側面板15c,15cの上部には、側面板15c,15cから上方に延びた第1リブである止水リブ12aが設けられている。止水リブ12aは、水収容部15の背面板15bの上端よりも上方に突出している。
As shown in FIG. 5, the
また、貯水タンク6における左右の両端部、すなわち貯水タンク6の幅方向における一対の側面板15c,15cの外側には、一対の側面板15c,15cと既定の間隔を開けて第2リブである一対の意匠用リブ16が設けられている。意匠用リブ16は、前面板15aから背面側に直角方向に屈曲した平板状に設けられている。側面板15cと意匠用リブ16との間は、上部側、下部側および背面側が開放されており、後述する排気路12を構成するための空間とされている。また、前面板15aと止水リブ12aと意匠用リブ16との上面は、同じ高さとされている。
Further, the left and right ends of the
筐体1に貯水タンク6が装着されることにより、貯水タンク6に設けられた止水リブ12aおよび意匠用リブ16と、筐体1の筐体凹部12bと、により排気路12が構成される。排気路12は、手乾燥部3に吹き出された高圧空気流を手乾燥装置100の外部に排気するための排気路である。そして、排気路12の下流端は、排気空気を手乾燥装置100の外部に逃がす排気口17とされ、下方に開口している。また、排気口17には、排気フィルター13が配置されている。
By mounting the
ここで、手乾燥装置100においては、筐体1に貯水タンク6が装着されると、筐体凹部12bと止水リブ12aとにより排気路12が構成される。すなわち、前面視において、筐体凹部12bの内壁と非接触状態で且つ上端位置が排出口4よりも上方にある状態で、排出口4よりも上方に凹んだU字形状の筐体凹部12bの内部にI字形状の止水リブ12aが嵌め込まれることにより、排気路12が、いわゆるラビリンス形状の排気路として形成される。すなわち、排気路12は、流路が筐体凹部12bの底部側において180度屈曲したラビリンス形状の排気路とされている。
Here, in the
意匠用リブの上面16aは、貯水タンク6が筐体1に装着された際に、図1に示すように、筐体1の側面パネルの下面1caと、隙間無く当接する。これにより、手乾燥部3から排出口4を通って排気路12に流れ込んだ高圧空気流が意匠用リブ16と筐体1の側面パネルの下面1caとの間から漏れることはない。
When the
また、貯水タンク6の前面板の上面15aaは、貯水タンク6が筐体1に装着された際に、図1に示すように、筐体1の前面パネルの下面1aaと、隙間無く当接する。これにより、手乾燥部3から排出口4を通って排気路12に流れ込んだ高圧空気流が貯水タンク6の前面板の上面15aaと筐体1の前面パネルの下面1aaとの間から漏れることはない。
Further, the upper surface 15aa of the front plate of the
また、貯水タンク6の背面板15bは、貯水タンク6が筐体1に装着された際に、図3に示すように、筐体1の背面パネル1bの内壁の下側の領域である背面パネル内壁下部領域1baと、隙間無く当接する。これにより、排出口4から下方に排出された空気流が、貯水タンク6の背面板15bと筐体1の背面パネル1bとの間から漏れることはない。
Further, the
つぎに、手乾燥装置100の動作について説明する。手乾燥部3に手が挿入されると、手が挿入されたことを手検知センサーが検知する。手検知センサーが手を検知すると、制御部の制御によって高圧空気流発生装置8が作動し、周囲の空気が吸気口9より吸引される。
Next, the operation of the
吸気口9から吸引された周囲の空気は吸気ダクト10を通り、高圧空気流発生装置8へと吸引される。高圧空気流発生装置8に吸引された空気は、高圧空気流発生装置8により圧縮されて高圧空気流となり、排気ダクト11を通って前面手乾燥用ノズル5aおよび背面手乾燥用ノズル5bへと流れ、ノズル噴流として手乾燥部3内に吹き出される。
The ambient air sucked from the intake port 9 passes through the
手乾燥部3内に吹き出されたノズル噴流が使用者の手にぶつかることで、使用者の手に付着した水滴がノズル噴流と共に吹き飛ばされ、使用者は手を乾かすことができる。一般的に、使用者の手に付着する水滴量は、手のひらの方が手の甲よりも多い。このため、前面手乾燥用ノズル5aから吹き出されるノズル噴流の流速は、背面手乾燥用ノズル5bから吹き出されるノズル噴流の流速よりも速いことが好ましい。
When the nozzle jet flow blown into the
また、前面手乾燥用ノズル5aおよび背面手乾燥用ノズル5bからノズル噴流が吹き出されると、前面手乾燥用ノズル5aおよび背面手乾燥用ノズル5bの周囲の気圧が低下し、手挿入部2の上方の周囲の空気が手乾燥部3に引き込まれる。本実施の形態1にかかる手乾燥装置100では、前面手乾燥用ノズル5aおよび背面手乾燥用ノズル5bが手乾燥部3の上端に配置されている。このため、手挿入部2の上方における、より広い範囲の領域から空気の引き込みが発生し、手乾燥部3に引き込まれる風量が増加する。使用者が手乾燥部3に手を入れると、ノズル噴流は使用者の手のひらおよび手の甲に衝突する。使用者の手にぶつかった後のノズル噴流の大半は下方へと流れるが、一部は、上方へと流れる。そして、手に衝突して跳ね返って上方へと流れたノズル噴流と、手乾燥部3に引き込まれた周囲の空気とがぶつかることで、手に衝突した後のノズル噴流が手挿入部2から上方に流れて手乾燥装置100の外部へと排出されることを抑制することができる。したがって、水滴が手乾燥装置100の上方から外部へと飛散することを抑制できる。
Further, when the nozzle jets are blown from the front
使用者が徐々に手を引き上げていき、噴流が使用者の指に衝突するようになると、指と指との間といった領域において、使用者の手に直接衝突しないノズル噴流が増加する。使用者の手に直接衝突しないノズル噴流は、手乾燥部3内における前後のノズル噴流同士で衝突した後、すなわち前面手乾燥用ノズル5aから吹き出されるノズル噴流と背面手乾燥用ノズル5bから吹き出されるノズル噴流とが衝突した後、背面パネルの内壁1bbに衝突する。手乾燥部3内における前後方向は、筐体1の前後方向と同じ方向である。背面パネルの内壁1bbに衝突するノズル噴流は、ノズル噴流同士の衝突によってある程度減衰されているが、手乾燥部3の外部に流出するためには十分な速度成分を有している。
When the user gradually raises his/her hand and the jet flow collides with the user's finger, the nozzle jet flow that does not directly collide with the user's hand increases in the area between the fingers. The nozzle jets that do not directly collide with the user's hand collide between the front and rear nozzle jets in the
本実施の形態1にかかる手乾燥装置100では、前面手乾燥用ノズル5aから吹き出されるノズル噴流の流速が、背面手乾燥用ノズル5bから吹き出されるノズル噴流の流速よりも速いため、前後のノズル噴流同士で衝突した後のノズル噴流は、背面パネルの内壁1bbに衝突し、手乾燥部3の内壁を伝って旋回する旋回空気流となる。
In the
ここで、排出口4を設けていない場合、前後のノズル噴流同士で衝突した後のノズル噴流は、背面パネルの内壁1bb、手乾燥部3の底部、前面パネルの内壁1abを伝わり、ノズル孔間およびノズル外側から手挿入部2の上方の、手乾燥装置100の外部へと放出される。使用者の手から吹き飛ばされた水滴は、この旋回空気流によって、外部に飛散される。
Here, in the case where the
本実施の形態1にかかる手乾燥装置100では、前後のノズル噴流同士で衝突した後のノズル噴流が手挿入部2の上方へ流れることを抑制して手乾燥部3から下方へと排出するために有効且つ十分な開口幅を有する排出口4が手乾燥部3の底部に設けられており、排出口4によって前面パネルの内壁1abと背面パネルの内壁1bbとが分断されている。すなわち、手乾燥部3を囲む筐体1の内壁面であって、筐体1の前後方向において手乾燥部3を挟んで対向する2つの内壁面である前面パネルの内壁1abと背面パネルの内壁1bbは、筐体1の前後方向において分断されている。そして、中空部である手乾燥部3の下端全体が排出口4とされている。このため、背面パネルの内壁1bbに衝突した噴流は、前面パネルの内壁1abまで旋回することができず、排出口4から下方へと排出される。
In the
一方、手乾燥部3の底部において排出口4が設けられていない領域、すなわち前面パネルの内壁1abと背面パネルの内壁1bbが手乾燥部3の底部でつながっている領域がある場合では、上述した旋回空気流は手乾燥部3内で旋回し、上方へと排出される。手乾燥部3からの飛沫を抑制するためには、手乾燥部3内の旋回空気流の主方向を下方へと向ける必要がある。手乾燥部3内の旋回空気流の主方向を下方に向け、飛沫の抑制を有効に機能させるためには、排出口4の横幅を手挿入部2の横幅の1/2以上とする必要がある。すなわち、排出口4の横幅は、手乾燥部3の上端の横幅の1/2以上とする必要がある。更に、排出口4の横幅を手挿入部2の横幅と同等もしくは同等以上とすると、手乾燥部3内の旋回空気流は、ほぼ全て排出口4から下方へと排出される。
On the other hand, in the case where there is a region where the
そして、使用者の手から吹き飛ばされた水滴も、この旋回空気流によって排出口4から下方へと旋回空気流とともに排出される。
Then, the water droplets blown off from the user's hand are also discharged downward together with the swirling airflow from the
更なる水滴の飛散低減方法として、排出口4の高さ方向の位置を下げることが好ましい。排出口4の高さを下げることで、手乾燥部3内での旋回距離が長くなり、旋回空気流が手挿入部2へと到達する時間を長くすることができる。旋回空気流による水滴の飛散は、主に空気中に浮いている水滴であり、手乾燥部3内の壁面に付着した水滴は飛散しにくい。したがって、排出口4の高さを低くすることで、使用者の手から吹き飛ばされた水滴が手乾燥部3内の壁面に付着する時間を長く稼ぐことができ、手乾燥装置100の外部への手乾燥部3内の水滴の飛散を低減することができる。したがって、排出口4の高さ方向の位置は、上下方向において筐体1の中央より下方に位置することが好ましい。
As a further method for reducing the scattering of water drops, it is preferable to lower the position of the
排出口4から下方へ排出された空気流と水滴とは、すなわち、排出口4から下方へ排出されて水滴を含んだ旋回空気流は、カバー7の上面の凸部7aの勾配によって左右方向に分けられて排気路12へと導かれる。ここで、排出口4の位置から止水リブ12aの上面までの高さは、この空気流が水滴を押し上げられない高さとされている。このため、水滴は、排気路12内において止水リブ12aを乗り越えることができない。すなわち、排出口4の位置から止水リブ12aの上面までの高さは、排気路12へと流れ込んだ空気流により排気路12を登る上向きの運動エネルギーを与えられるが、空気流により与えられる上向きの運動エネルギーは、水滴に与えられる重力よりも小さくされている。排出口4の位置から止水リブ12aの上面までの高さは、使用者の手にぶつかった後のノズル噴流の流速に基づいて、空気流が水滴を押し上げられない高さに設定されている。このため、水滴は、重力により下方へと流れ、カバー7の上面に垂れ落ちた後、カバー7のドレン穴7bから水収容部15へ回収される。これにより、排出口4から下方へ排出された水滴の大半が水収容部15に回収される。
The air flow and the water droplets discharged downward from the
排気路12へと流れ込んだ空気流は、排気路12のラビリンス構造を通過して、排気口17から外部へと排出される。したがって、手乾燥装置100は、排気路12のラビリンス構造により、排気流の空気と排気流に含まれた水滴とを分離することができるため、水滴が排気口17から飛散することを抑制でき、水滴の飛散による周囲の人への感染懸念を軽減することができる。
The airflow flowing into the
また、排気口17には排気フィルター13が設けられている。排気フィルター13では、ラビリンス構造を有する排気路12における上流側において空気とに分離しきれなかった水滴と、手から水とともに吹き飛んだ常在菌といった不純物を回収することができる。したがって、排気路12のラビリンス構造および排気フィルター13により、水滴および常在菌といった不純物が排気口17から飛散することを抑制でき、水滴の飛散による周囲の人への菌への感染懸念を更に軽減することができる。
Further, the
なお、上記においては止水リブ12aが貯水タンク6に設けられた場合について示したが、止水リブ12aは筐体1またはカバー7に設けられてもよい。すなわち、止水リブ12aは、貯水タンク6、筐体1またはカバー7の少なくともいずれか1つに設けられればよい。また、上記においては意匠用リブ16が貯水タンク6に設けられた場合について示したが、意匠用リブ16は、筐体1に設けられてもよい。
Although the case where the
上述したように、手乾燥装置100では、手乾燥部3の下側の幅狭領域3cの底部の全体が開口しているため、排出口4から下方へ空気が流れ易く、手挿入部2から上方へ向かう排気を低減させて、手乾燥装置100の上部から使用者への跳ね返る空気流を低減することができる。そして、ノズル5を手乾燥部3の上端に配置することで、ノズル噴流による周囲の空気の引き込みが生させて、手挿入部2からの水滴飛散を引き込んだ周囲の空気によって更に抑制できる。これにより、本実施の形態1にかかる手乾燥装置100では、手乾燥部3で使用者の手にぶつかった後のノズル噴流の排気流の大半を排気口17から排出するため、手挿入部2から上方へ向かう排気を抑制し、手挿入部2から上方へ向かう水滴の飛散を抑制できる。
As described above, in the
また、使用者の手にぶつかった後のノズル噴流の大半は、ラビリンス構造を有する排気路12における上流側において水と空気とに分離され、空気流のみが排気路12を通り抜けて排気口17から排気される。すなわち、本実施の形態1にかかる手乾燥装置100では、排出口4から下方へ排出された空気流と水滴とのうち、水滴を排出口4から排気口17までの排気路の途中において先に除去してから空気流を排気口17から排気する。これにより、手乾燥装置100では、排気口17から外部への水滴の飛散を抑制できる。
Further, most of the nozzle jet flow after hitting the user's hand is separated into water and air on the upstream side in the
したがって、本実施の形態1にかかる手乾燥装置100によれば、手を挿入する手挿入部2から上方への水滴の飛散、および排気口17からの水滴の飛散を抑制することができる手乾燥装置を得ることができる、という効果を奏する。これにより、
Therefore, according to the
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。 The configurations described in the above embodiments are examples of the content of the present invention, and can be combined with another known technique, and the configurations of the configurations are not deviated from the scope not departing from the gist of the present invention. It is also possible to omit or change parts.
1 筐体、1a 前面パネル、1aa 前面パネルの下面、1ab 前面パネルの内壁、1b 背面パネル、1ba 背面パネル内壁下部領域、1bb 背面パネルの内壁、1c 側面パネル、1ca 側面パネルの下面、2 手挿入部、3 手乾燥部、3a 幅広領域、3b 幅縮小領域、3c 幅狭領域、4 排出口、5 ノズル、5a 前面手乾燥用ノズル、5b 背面手乾燥用ノズル、6 貯水タンク、7 カバー、7a 凸部、7b ドレン穴、8 高圧空気流発生装置、10 吸気ダクト、11 排気ダクト、11a 前面排気ダクト、11b 背面排気ダクト、12 排気路、12a 止水リブ、12b 筐体凹部、13 排気フィルター、14 吸気フィルター、15 水収容部、15a 前面板、15aa 前面板の上面、15b 背面板、15c 側面板、15d 底板、16 意匠用リブ、16a 意匠用リブの上面、17 排気口、100 手乾燥装置。
1
Claims (3)
前記送風部を収容して本体の外殻を形成する筐体と、
前記筐体において上端と下端に開口を備え上方から使用者の手を挿抜できる手乾燥部と、
前記手乾燥部に配置されて前記送風部により発生された空気流を前記手乾燥部に噴出するノズルと、
前記手乾燥部に連通して前記下端の開口に設けられた排出口と、
前記排出口の下方に設けられた貯水部と、
前記排出口の横に設けられ、前記ノズルから前記手乾燥部に噴出された空気流を排気する排気路と、
前記排気路の下流端に設けられた排気口と、
を備え、
前記排出口は、前記筐体の幅方向における横幅が前記手乾燥部の上端の横幅の1/2以上であり、前記筐体の上下方向における前記筐体の中央より下方に位置し、
前記手乾燥部を囲む前記筐体の内壁面であって、前記筐体の前後方向において前記手乾燥部を挟んで対向する2つの内壁面が、前記筐体の前後方向において分断されていること、
を特徴とする手乾燥装置。 An air blower that generates an air flow,
A housing that houses the blower and forms an outer shell of the main body;
A hand drying unit that has openings at the upper and lower ends of the housing and allows the user's hand to be inserted and removed from above,
A nozzle disposed in the hand drying unit for ejecting an air flow generated by the blower unit to the hand drying unit;
An outlet provided in the opening at the lower end in communication with the hand dryer,
A water storage portion provided below the discharge port,
An exhaust path provided beside the discharge port for exhausting the air flow ejected from the nozzle to the hand drying section,
An exhaust port provided at the downstream end of the exhaust passage,
Equipped with
The discharge port has a lateral width in the width direction of the housing that is ½ or more of the lateral width of the upper end of the hand drying unit, and is located below the center of the housing in the vertical direction of the housing.
Two inner wall surfaces of the housing that surround the hand drying section and that face each other across the hand drying section in the front-rear direction of the housing are separated in the front-rear direction of the housing. ,
Hand dryer characterized by.
を特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。 The entire lower end of the hand dryer is the discharge port,
The hand dryer according to claim 1, characterized in that.
前記送風部を収容して本体の外殻を形成する筐体と、
前記筐体において上端と下端に開口を備え上方から使用者の手を挿抜できる手乾燥部と、
前記手乾燥部に配置されて前記送風部により発生された空気流を前記手乾燥部に噴出するノズルと、
前記手乾燥部に連通して前記下端の開口に設けられた排出口と、
前記排出口の下方に設けられた貯水部と、
前記排出口の横に設けられ、前記ノズルから前記手乾燥部に噴出された空気流を排気する排気路と、
前記排気路の下流端に設けられた排気口と、
を備え、
前記手乾燥部を囲む前記筐体の内壁面であって、前記筐体の前後方向において前記手乾燥部を挟んで対向する2つの内壁面が、前記筐体の前後方向において分断され、
前記排気路は、ラビリンス構造を有し、
前記排気路のラビリンス構造は、前記筐体の幅方向における前記排出口の左右において前記排出口よりも上方に凹んだ凹部の内部に、前記貯水部または前記筐体の少なくともいずれか1つに設けられた止水リブが前記凹部と非接触状態で嵌め込まれることにより構成されていること、
を特徴とする手乾燥装置。 An air blower that generates an air flow,
A housing that houses the blower and forms an outer shell of the main body;
A hand drying unit that has openings at the upper and lower ends of the housing and allows the user's hand to be inserted and removed from above,
A nozzle disposed in the hand drying unit for ejecting an air flow generated by the blower unit to the hand drying unit;
An outlet provided in the opening at the lower end in communication with the hand dryer,
A water storage portion provided below the discharge port,
An exhaust path provided beside the discharge port for exhausting the air flow ejected from the nozzle to the hand drying section,
An exhaust port provided at the downstream end of the exhaust passage,
Equipped with
An inner wall surface of the housing surrounding the hand drying section, two inner wall surfaces facing each other across the hand drying section in the front-rear direction of the housing are divided in the front-rear direction of the housing,
The exhaust passage has a labyrinth structure,
The labyrinth structure of the exhaust passage is provided in at least one of the water storage portion and the housing inside a concave portion that is recessed above the discharge opening on the left and right of the discharge opening in the width direction of the housing. The water blocking rib is fitted into the recess in a non-contact state,
Hand dryer characterized by.
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