JP6601526B2 - 光通信システム、親局装置、帯域割当装置、帯域割当プログラム及び帯域割当方法 - Google Patents
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Description
以下では、本発明に係る光通信システム、親局装置、帯域割当装置、帯域割当プログラム及び帯域割当方法の第1の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態の光通信システムの全体構成及び局側装置(OLT)の内部構成の一部を示す構成図である。
次に、図1を参照して、第1の実施形態に係るOLT1の主な内部構成を説明する。
次に、第1の実施形態に係るOLT1における帯域割当処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図4は、第1の実施形態に係る各仮想PON処理部12において各仮想PONの帯域割当計算を行ったときの帯域割当量を説明する説明図である。すなわち、各帯域割当部121が帯域割当量を計算し、仮想PON帯域量調整部13に出力する計算結果を説明する説明図である。
図5は、第1の実施形態に係る仮想PON帯域量調整部13による仮想PON帯域量調整処理の動作を示すフローチャートである。
図6は、第1の実施形態に係る送信時間調整部122による各仮想PONのデータ送信時間の調整処理を示すフローチャートである。図7は、第1の実施形態に係る送信時間調整部122による各仮想PONのデータ送信時間の調整処理を説明する説明図である。
以上のように、第1の実施形態によれば、1波長内で、複数のサービス(仮想PON)を接続することができ、サービスの接続効率を上げることができる。例えば、従来では、1波長が1つのサービスを接続しているので、3つのサービスを接続するために3波長が必要であり、各波長を制御する3つのOSUが必要であった。しかし、第1の実施形態によれば、1波長で3つのサービスを接続できるので、残りの2波長のOSUをスリープさせることができるので、省電力効果が期待できる。
次に、本発明に係る光通信システム、親局装置、帯域割当装置、帯域割当プログラム及び帯域割当方法の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
第2の実施形態では、OLTの各OSUの構成要素が、第1の実施形態と異なり、それ以外の構成要素は第1の実施形態と基本的には同じであるため、以下では、第2の実施形態のOSUの特徴的な構成要素を中心に説明する。
次に、第2の実施形態に係るOLT1Aにおける帯域割当処理の動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図12は、第1の実施形態に係る要求量収集部52による周期毎の要求量の算出処理を示すフローチャートである。
図10のステップS4015における、最大帯域量計算部51による最大帯域量の計算・更新処理を説明する。
周期T_(k−1)全体の割当帯域量=MAX_(k−1)×T/T_dba…(1)
a=R_(k−1)−MAX_(k−1)×T/T_dba …(2)
α=R_(k−1)+a=2R_(k−1)−MAX_(k−1)×T/T_dba …(3)
MAX_k=α×T_dba/T …(4)
MAX_k=2R(k−1)×T_dba/T−MAX_(k−1),P_Limit…(5)
図13は、第2の実施形態に係る仮想PON帯域量調整部13による仮想PON帯域量調整処理のフローチャートである。
図14は、第2の実施形態に係る帯域情報マップ分割部53による帯域情報マップ分割処理を示すフローチャートである。
t_k=t_size×B_k/B_total …(6)
各仮想PON処理部12−1〜12−xの送信時間調整部122は、帯域情報マップ分割部53から帯域情報分割領域マップが通知される。
図16は、第2の実施形態に係る帯域情報マップ統合部54による帯域情報マップの統合処理を示すフローチャートである。
以上のようにして、第2の実施形態によれば、以下の効果を奏する。
第2の実施形態では、各OSU10Aは、第1の実施形態で説明した構成要素に加えて、要求量収集部52、最大帯域量計算部51、帯域情報マップ分割部53、帯域情報マップ統合部54を有する場合を例示した。
10及び10A…OSU、11…光信号送受信部、12(12−1〜12−x)…仮想PON処理部、13…仮想PON帯域量調整部、14…仮想PON振分部、15…信号処理部、16…OSU制御信号処理部、17…OLT処理部、51…最大帯域量計算部、52…要求量収集部、53…帯域情報マップ分割部、54…帯域情報マップ統合部。
Claims (8)
- 1台の親局装置と複数の子局装置とを備え、上記親局装置と上記複数の子局装置との間で複数の仮想光通信ネットワークシステムを構成する光通信システムにおいて、
上記親局装置が、
上記各子局装置から受信した上記仮想光通信ネットワークシステム毎のデータ要求量を含む情報を、上記仮想光通信ネットワークシステム毎に振り分ける振分手段と、
1波長で接続する上記複数の仮想光通信ネットワークシステムのそれぞれに対して光伝送路の通信帯域を設定する複数の仮想光通信ネットワークシステム処理手段と、
所定周期毎に、上記光伝送路で送信可能な帯域割当量を求め、当該帯域割当量以内で、上記各仮想光通信ネットワークシステムの帯域割当量を調整する帯域量調整手段と、
を備え、
上記各仮想光通信ネットワークシステム処理手段が、
上記仮想光通信ネットワークシステム毎の上記データ要求量を含む情報に基づいて、上記各仮想光通信ネットワークシステムの通信帯域を割り当てる帯域割当部と、
上記帯域量調整手段で調整された上記帯域割当量により、上記所定周期内で、上記各仮想光通信ネットワークシステムの送信時間が重ならないように調整する送信時間調整部と
を有し、
上記帯域割当部によって割り当てられた上記各仮想光通信ネットワークシステムの通信帯域に基づいて、上記所定周期よりも長期間の動的要求量観測周期毎に、上記各仮想光通信ネットワークシステムの合計要求量を求める要求量収集手段と、
上記動的要求量観測周期毎の上記各仮想光通信ネットワークシステムの上記合計要求量から、上記動的要求量観測周期内で送信可能な最大帯域量を求める最大帯域量計算手段と、
を更に備え、
上記帯域量調整手段が、上記最大帯域量を上記光伝送路で送信可能な帯域割当量とし、上記各仮想光通信ネットワークシステムの帯域割当量を調整する
ことを特徴とする光通信システム。 - 複数の子局装置が接続され、上記複数の子局装置との間で複数の仮想光通信ネットワークシステムを構成する親局装置において、
上記各子局装置から受信した上記仮想光通信ネットワークシステム毎のデータ要求量を含む情報を、上記仮想光通信ネットワークシステム毎に振り分ける振分手段と、
1波長で接続する上記複数の仮想光通信ネットワークシステムのそれぞれに対して光伝送路の通信帯域を設定する複数の仮想光通信ネットワークシステム処理手段と、
所定周期毎に、上記光伝送路で送信可能な帯域割当量を求め、当該帯域割当量以内で、上記各仮想光通信ネットワークシステムの帯域割当量を調整する帯域量調整手段と、
を備え、
上記各仮想光通信ネットワークシステム処理手段が、
上記仮想光通信ネットワークシステム毎の上記データ要求量を含む情報に基づいて、上記各仮想光通信ネットワークシステムの通信帯域を割り当てる帯域割当部と、
上記帯域量調整手段で調整された上記帯域割当量により、上記所定周期内で、上記各仮想光通信ネットワークシステムの送信時間が重ならないように調整する送信時間調整部と
を有し、
上記帯域割当部によって割り当てられた上記各仮想光通信ネットワークシステムの通信帯域に基づいて、上記所定周期よりも長期間の動的要求量観測周期毎に、上記各仮想光通信ネットワークシステムの合計要求量を求める要求量収集手段と、
上記動的要求量観測周期毎の上記各仮想光通信ネットワークシステムの上記合計要求量から、上記動的要求量観測周期内で送信可能な最大帯域量を求める最大帯域量計算手段と、
を更に備え、
上記帯域量調整手段が、上記最大帯域量を上記光伝送路で送信可能な帯域割当量とし、上記各仮想光通信ネットワークシステムの帯域割当量を調整する
ことを特徴とする親局装置。 - 上記送信時間調整部が、上記所定周期内の時間的に連続しないスロットを含む帯域情報マップにおいて、上記各仮想光通信ネットワークシステムの帯域割当量による上記通信帯域を上記スロットに配置させて、上記各仮想光通信ネットワークシステムの送信時間を調整し、
上記複数の仮想光通信ネットワークシステムに低遅延用の仮想光通信ネットワークシステムが含まれている場合、
上記帯域量調整手段が、上記光伝送路が送信可能な帯域割当量と上記低遅延用の仮想光ネットワークシステムの通信帯域との差分をとり、その差分帯域量以内で、上記低遅延用ではない仮想光通信ネットワークシステムの上記帯域割当量を調整し、
上記送信時間調整部が、上記所定周期内で、上記低遅延用の仮想光通信ネットワークシステムの帯域割当量から通信帯域の送信時間を、時間的に連続しない上記スロットに設定後、上記低遅延用ではない仮想光通信ネットワークシステムの送信時間を調整する
ことを特徴とする請求項2に記載の親局装置。 - 上記帯域量調整手段により調整された上記各仮想光通信ネットワークシステムの帯域割当量に基づいて、上記帯域情報マップにおいて、上記低遅延用の仮想光通信ネットワークシステムの送信時間を設定後、上記帯域情報マップを複数に分割する帯域情報マップ分割手段と、
上記帯域情報マップ分割手段により分割された複数の帯域情報分割領域マップを統合する帯域情報マップ統合手段と、
を更に備え、
上記送信時間調整部が、上記帯域情報マップ分割手段により分割された上記各帯域情報分割領域マップにおいて、上記低遅延用ではない仮想光通信ネットワークシステムの送信時間を設定し、設定後の上記各帯域情報分割領域マップを上記帯域情報マップ統合手段に与える
ことを特徴とする請求項3に記載の親局装置。 - 上記各帯域情報分割領域マップにおいて未割当ての通信帯域が生じた場合、
上記帯域情報マップ統合手段が、統合後の帯域情報マップの空スロットに、上記未割当ての通信帯域を設定する
ことを特徴とする請求項4に記載の親局装置。 - 複数の子局装置が接続され、上記複数の子局装置との間で複数の仮想光通信ネットワークシステムを構成する親局装置の帯域割当装置において、
上記各子局装置から受信した上記仮想光通信ネットワークシステム毎のデータ要求量を含む情報を、上記仮想光通信ネットワークシステム毎に振り分ける振分手段と、
1波長で接続する上記複数の仮想光通信ネットワークシステムのそれぞれに対して光伝送路の通信帯域を設定する複数の仮想光通信ネットワークシステム処理手段と、
所定周期毎に、上記光伝送路で送信可能な帯域割当量を求め、当該帯域割当量以内で、上記各仮想光通信ネットワークシステムの帯域割当量を調整する帯域量調整手段と、
を備え、
上記仮想光通信ネットワークシステム処理手段が、
上記仮想光通信ネットワークシステム毎の上記データ要求量を含む情報に基づいて、上記各仮想光通信ネットワークシステムの通信帯域を割り当てる帯域割当部と、
上記帯域量調整手段で調整された上記帯域割当量により、上記所定周期内で、上記各仮想光通信ネットワークシステムの送信時間が重ならないように調整する送信時間調整部と
を有し、
上記帯域割当部によって割り当てられた上記各仮想光通信ネットワークシステムの通信帯域に基づいて、上記所定周期よりも長期間の動的要求量観測周期毎に、上記各仮想光通信ネットワークシステムの合計要求量を求める要求量収集手段と、
上記動的要求量観測周期毎の上記各仮想光通信ネットワークシステムの上記合計要求量から、上記動的要求量観測周期内で送信可能な最大帯域量を求める最大帯域量計算手段と、
を更に備え、
上記帯域量調整手段が、上記最大帯域量を上記光伝送路で送信可能な帯域割当量とし、上記各仮想光通信ネットワークシステムの帯域割当量を調整する
ことを特徴とする帯域割当装置。 - 複数の子局装置が接続され、上記複数の子局装置との間で複数の仮想光通信ネットワークシステムを構成する親局装置における帯域割当プログラムにおいて、
コンピュータを、
上記各子局装置から受信した上記仮想光通信ネットワークシステム毎のデータ要求量を含む情報を、上記仮想光通信ネットワークシステム毎に振り分ける振分手段と、
1波長で接続する上記複数の仮想光通信ネットワークシステムのそれぞれに対して光伝送路の通信帯域を設定する複数の仮想光通信ネットワークシステム処理手段と、
所定周期毎に、上記光伝送路で送信可能な帯域割当量を求め、当該帯域割当量以内で、上記各仮想光通信ネットワークシステムの帯域割当量を調整する帯域量調整手段、
として機能させ、
上記仮想光通信ネットワークシステム処理手段が、
上記仮想光通信ネットワークシステム毎の上記データ要求量を含む情報に基づいて、上記各仮想光通信ネットワークシステムの通信帯域を割り当てる帯域割当部と、
上記帯域量調整手段で調整された上記帯域割当量により、上記所定周期内で、上記各仮想光通信ネットワークシステムの送信時間が重ならないように調整する送信時間調整部
として機能し、
上記帯域割当部によって割り当てられた上記各仮想光通信ネットワークシステムの通信帯域に基づいて、上記所定周期よりも長期間の動的要求量観測周期毎に、上記各仮想光通信ネットワークシステムの合計要求量を求める要求量収集手段と、
上記動的要求量観測周期毎の上記各仮想光通信ネットワークシステムの上記合計要求量から、上記動的要求量観測周期内で送信可能な最大帯域量を求める最大帯域量計算手段、
として機能させ、
上記帯域量調整手段が、上記最大帯域量を上記光伝送路で送信可能な帯域割当量とし、上記各仮想光通信ネットワークシステムの帯域割当量を調整する
ことを特徴とする帯域割当プログラム。 - 複数の子局装置が接続され、上記複数の子局装置との間で複数の仮想光通信ネットワークシステムを構成する親局装置における帯域割当方法において、
上記各子局装置から受信した上記仮想光通信ネットワークシステム毎のデータ要求量を含む情報を、上記仮想光通信ネットワークシステム毎に振り分ける振分工程と、
1波長で接続する上記複数の仮想光通信ネットワークシステムのそれぞれに対して光伝送路の通信帯域を設定する仮想光通信ネットワークシステム処理工程と、
上記各仮想光通信ネットワークシステム処理工程が設定した上記通信帯域から、所定周期毎に、上記光伝送路で送信可能な帯域割当量を求め、当該帯域割当量以内で、上記各仮想光通信ネットワークシステムの帯域割当量を調整する帯域量調整工程と、
を備え、
上記仮想光通信ネットワークシステム処理工程が、
上記仮想光通信ネットワークシステム毎の上記データ要求量を含む情報に基づいて、上記各仮想光通信ネットワークシステムの通信帯域を割り当てる帯域割当工程と、
上記帯域量調整工程で調整された上記帯域割当量により、上記所定周期内で、上記各仮想光通信ネットワークシステムの送信時間が重ならないように調整する送信時間調整工程と
を有し、
上記帯域割当工程によって割り当てられた上記各仮想光通信ネットワークシステムの通信帯域に基づいて、上記所定周期よりも長期間の動的要求量観測周期毎に、上記各仮想光通信ネットワークシステムの合計要求量を求める要求量収集工程と、
上記動的要求量観測周期毎の上記各仮想光通信ネットワークシステムの上記合計要求量から、上記動的要求量観測周期内で送信可能な最大帯域量を求める最大帯域量計算工程と、
を更に有し、
上記帯域量調整工程で、上記最大帯域量を上記光伝送路で送信可能な帯域割当量とし、上記各仮想光通信ネットワークシステムの帯域割当量を調整する
ことを特徴とする帯域割当方法。
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