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JP6685202B2 - シート照明装置 - Google Patents

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JP6685202B2 JP2016161535A JP2016161535A JP6685202B2 JP 6685202 B2 JP6685202 B2 JP 6685202B2 JP 2016161535 A JP2016161535 A JP 2016161535A JP 2016161535 A JP2016161535 A JP 2016161535A JP 6685202 B2 JP6685202 B2 JP 6685202B2
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Description

蛍光標本を照明するシート照明装置に関する。
蛍光標本(以降、蛍光標本を単に標本とも記載する)の画像を取得する手法として、シート照明を用いた観察手法が挙げられる。この手法では、蛍光を検出する観察光学系の光軸(Z軸方向とする)と直交する方向(X軸方向とする)から、励起光を標本に向けて照射する。このとき、その励起光は、標本において集光する。集光した励起光を用いて標本を走査することで、標本の平面上で擬似的に光シートを形成する。尚、光シートを形成する平面を、観察光学系の焦点面とすることで焦点の合った画像を取得することができる。
このように光シートを形成することでシート照明を行う観察方法では、励起光の照射位置が観察光学系の焦点面に限定されるため、観察光学系の焦点面以外においても照明される一般的な落射型蛍光顕微鏡と比較して光毒性を低減することができる。
また、光シートを形成することで、面単位で発生する蛍光を検出できることから、点状に集光した励起光により発生する蛍光を検出している二光子励起顕微鏡や共焦点顕微鏡と比べて、高速に画像を取得することができる。
シート照明を用いた観察手法は、例えば、特許文献1、特許文献2に記載されている。
特開2016−91006号公報 特開2016−90767号公報
一方で、標本の平面上で光シートを形成するために行うX軸方向の走査の際に、例えば可変焦点レンズを用いた場合、焦点距離の変更に際して光束の角度が変わり、標本上での励起光の集光位置にズレが生じる場合がある。
特に、集光位置がZ軸方向へ移動するようにズレが発生した場合、X軸方向の走査に応じて励起光の集光位置がZ軸方向に広がってしまい、Z軸方向の観察分解能の劣化を引き起こしてしまう。
一般に、可変焦点レンズでは、弾性を有する光学部材をアクチュエータ等の駆動機構により加圧、減圧を行い物理的に変形することで焦点距離を変化させる。この際、光学部材を、高精度で全体にわたり均等に加圧、減圧することは難しい。そのため、焦点距離の変更に際して光学部材の角度、ひいては、光束の角度が変わり、上記のような観察分解能の劣化を引き起こし得る。一方、アクチュエータの速度を遅くすることで高精度な調整が可能だが、標本の観察に時間を要してしまう。
以上の実情を鑑みて、観察時の分解能を劣化させずに光シートを形成するシート照明装置を提供することを本発明の課題とする。
本発明の一態様における、シート照明装置は、標本からの光を結像する観察光学系の光軸と垂直な方向から、前記標本に励起光を入射させるシート照明装置であって、前記励起光を前記標本へ導光する照明光学系と、前記照明光学系内の光路の光学的距離を変更する光学的距離変更手段と、を含み、前記照明光学系は、該照明光学系の光路中で前記励起光を集光させる第1の集光光学系と、前記第1の集光光学系によって集光される収束光または発散光を、前記第1の集光光学系へ再入射させる反射光学素子と、含み、前記光学的距離変更手段は、前記第1の集光光学系と前記反射光学素子との間の光学的距離を変更し、前記照明光学系は、前記第1の集光光学系の集光位置における像を前記標本へ拡大投影することを特徴とする。
本発明のシート照明装置によれば、観察時の分解能を劣化させずに光シートを形成することができる。
第1の実施形態におけるシート照明装置の構成を示す図。 制御装置の機能構成及び制御装置の制御系を示す図。 ミラーを移動させたときにミラーに角度ズレが生じた様子を示す図。 第2の実施形態におけるシート照明装置の構成を示す図。 第3の実施形態におけるシート照明装置の構成を示す図。 第4の実施形態におけるシート照明装置の構成を示す図。 第5の実施形態におけるシート照明装置の構成を示す図。 第6の実施形態におけるシート照明装置の構成を示す図。 (A)は、標本での励起光の集光位置の様子をXY平面上から見た図であり、(B)は、標本での励起光の集光位置の様子をXZ平面上から見た図である。 第7の実施形態におけるシート照明装置の構成を示す図。 蛍光画像取得方法の手順を示すフローチャート。 第1の光シート形成方法の手順を示すフローチャート。 第2の光シート形成方法の手順を示すフローチャート。
本発明の第1の実施形態におけるシート照明装置について説明する。図1は、第1の実施形態におけるシート照明装置10の構成を示している。シート照明装置10は、標本Sからの光を結像する観察光学系16の光軸と垂直な方向から、標本Sに励起光を入射させるシート照明装置である。シート照明装置10は、励起光を出力する光源1とコレクタレンズ2とからなる光源ユニット3と、光源ユニット3から出力される励起光を標本Sへ導光する照明光学系4と、駆動モータ14と、から構成される。照明光学系4は、偏光ビームスプリッター(PBS)5と、集光レンズ6と、1/4λ板7と、ミラー8と、リレーレンズ9、11と、ガルバノスキャナ12と、コンデンサレンズ13とを含む。また、シート照明装置10は、制御装置15と接続されている。
PBS5は、光源ユニット3から出力された励起光を、集光レンズ6の光軸方向であって、ミラー8へ向かう方向へ偏向させる偏向光学素子である。
集光レンズ6は、照明光学系4の光路中で励起光を集光させる集光光学系(第1の集光光学系)である。尚、本構成では、第1の集光光学系として一枚の集光レンズ6を用いているが、第1の集光光学系は複数のレンズからなる構成としてもよい。
ミラー8は、集光レンズ6によって集光される励起光を反射させる反射光学素子である。ミラー8は、集光レンズ6によって集光される収束光または発散光を集光レンズ6に向けて反射させることで、集光レンズ6へ再入射させるように配置される。このとき、ミラー8は、集光レンズ6に入射した光が集光される位置(集光位置)の近傍に設置されることが望ましい。
駆動モータ14は、ミラー8を集光レンズ6の光軸方向に移動させる。即ち、駆動モータ14は、ミラー8を移動させることで、ミラー8と集光レンズ6との間の光学的距離を変更し、照明光学系4内の光路の光学的距離を変更する光学的距離変更手段として機能する。また、駆動モータ14によるミラー8の移動によって、標本Sへ照射される励起光のX軸方向の位置が変更される。尚、駆動モータ14の代わりに、ミラー8を高速に移動制御することができるピエゾ素子等を用いたアクチュエータを設けてもよい。
ガルバノスキャナ12は、図1のZ軸方向を回転軸として回転し、標本Sへ照射される励起光のX軸とZ軸とにより作られる平面に垂直な方向(Y軸方向とする)の位置を変更する。
ミラー8によって折り返された励起光の光束は、1/4λ板7を通過することで偏光される。1/4λ板7を通過した励起光は、PBS5を反射せずに透過する。PBS5を透過した光束は、リレーされ、コンデンサレンズ13によって標本S上に集光される。
尚、ミラー8から標本Sまでの間の照明光学系4は、拡大光学系で構成される。即ち、集光レンズ6の集光位置における像(光源像)は、標本Sにおいて拡大投影される。
制御装置15は、シート照明装置10の各種制御を行なう制御装置であり、例えばコンピュータである。図2は、制御装置15の機能構成と、制御装置15が制御を行なう制御系との関係を説明する図である。制御装置15は、シート照明装置10内の構成、及び、モニタ18と、標本Sに対してZ軸方向に配置される観察光学系16と、カメラ17とに接続されており、各種制御を行なう。
具体的には、制御装置15は、駆動モータ14を制御することでミラー8を移動制御する第1制御手段21として機能する。また、制御装置15は、ガルバノスキャナ12の回転を制御する第2制御手段22として機能する。また、制御装置15は、光源1を制御することで光源のON、OFF等を行なう光源調整手段23として機能する。また、制御装置15は、観察光学系16を構成するレンズ位置の変更、カメラ17の露光の制御を行なう観察光学系制御手段24として機能する。尚、観察光学系制御手段24が行なう観察光学系16のレンズ位置の変更制御は、例えば、そのレンズを光軸方向に変更することで、観察光学系16の焦点距離を変更するようなものである。また、制御装置15は、カメラ17からの信号を受信し、画像を生成する画像処理手段25として機能する。そして画像処理手段25は、生成した画像をモニタ18へ出力する。
以上の構成を有するシート照明装置10では、標本Sに集光される励起光は、ミラー8が移動制御されることで、標本Sでの集光位置がX軸方向に変更される。具体的には、ミラー8が移動制御されて、集光レンズ6とミラー8の間の実際の距離(ユークリッド距離のことであり、以降物理的距離とも表記する)が変更されることで、集光レンズ6とミラー8の間の光学的距離(光路長)が変更され、照明光学系4の焦点位置が変わり、励起光が標本Sで集光する位置がX軸方向に変更される。従って、ミラー8の制御を行ない、標本SをX軸方向に走査することで、擬似的に光シートを形成することができる。
このように光シートを形成し、標本Sから蛍光を発生させる。標本Sから発生した蛍光を、図2の観察光学系16を通してカメラ17によって検出することで、標本Sの蛍光観察を行なうことができる。また、ガルバノスキャナ12が回転制御されることで、標本Sでの集光位置がY軸方向においても変更される。そのため、X軸方向とY軸方向での標本Sの走査を行なうことができ、標本S上の所定のXY平面上において蛍光画像を取得することができる。
尚、標本Sは、図示しないステージに固定され、そのステージをZ軸方向に駆動させることで複数の平面において蛍光画像を取得し、制御装置15(画像処理手段25)は、その蛍光画像のスタックを作成することで、3次元画像を生成することもできる。尚、生成された画像は、制御装置15(画像処理手段25)の制御によってモニタ18に表示される。
以下、図3を用いて、本発明におけるシート照明装置10の特徴を説明する。図3は、光シートを形成する際に標本Sでの励起光の集光位置を変更するため、ミラー8を位置Iから位置IIへ移動させたときの様子を示している。一般的にミラーやレンズ等の光学部材をモータによって駆動させて移動させた場合、その移動に伴って、本来の規定された状態に対する微小な角度ズレが生じ得る。ここで、図3では、ミラー8の移動後に角度αだけ集光レンズ6の光軸に対して垂直な平面からの角度ズレが生じたものとする。このようなミラー8の角度ズレによって、ミラー8で反射された光束においても、反射前の光束に対して角度2αだけ角度ズレが生じる。尚、図3では、便宜上1/4λ板を省略している。
一般に、上記のような光学部材の角度ズレ(図3におけるミラー8の移動に伴い生じる角度ズレ)によって光束の角度ズレが生じると、集光レンズ6への光束の入射角度が変わり、結果的に標本Sでの集光位置のZ軸方向へのズレに影響する。
一方で、本実施形態におけるシート照明装置10では、集光レンズ6は、ある程度の開口数(NA)を有している。即ち、ミラー8は、集光レンズ6によって集光されるある程度の角度を有する光束(収束光または発散光)を反射し、集光レンズ6に再入射するように構成されている。
このような構成により、例えば、集光レンズ6のNAを0.4、つまり光束が本来は光軸に対して23.58度の角度をもっており、ミラー8の角度ズレの角度αを1分とすると、本来の光束に対する光束の角度ズレの比率は、2α/60(度)を23.58度で除算することで算出され、0.14%程でしかない。即ち、集光レンズ6のNAが大きいほどミラー8の角度ズレによって生じる本来の光束に対する光束の角度ズレの比率は微小なものとなる。従って、ミラー8の移動に伴って生じるミラー8の角度ズレによる標本Sでの集光位置のズレへの影響は小さくなる。即ち、上述の通り0.4程のNAであれば、ミラー8の角度ズレによる影響を微小なものとすることができる。
以上を踏まえると、集光レンズ6によって集光されるある程度の角度を有する光束(収束光または発散光)を反射するミラー8を有し、ミラー8と集光レンズ6の間の光学的距離を変更する本構成では、ミラー8の移動に伴って生じ得る角度ズレに起因して発生する標本S上での集光位置のズレ量を、Z軸方向の分解能に影響を及ぼさない程度に微小なものとすることができる。
また、反射面であるミラー8が集光レンズ6の光軸と垂直な方向へ動いたとしても、反射面の位置が変わらないことから、光束の角度ズレへの影響はない。つまり、シート照明装置10によれば、光軸方向へのミラー8の移動に際して起こり得る、ミラー8自身の角度ズレ及び、光軸と垂直な方向への移動等による標本Sの集光位置のズレへの影響を微小なものとすることができる。従って、本構成によれば、Z軸方向の分解能を損なうことなく、光シートを形成することができる。
また、シート照明装置10では、ミラー8から標本Sまでの間の照明光学系4は、拡大光学系で構成され、尚且つ、ミラー8が集光レンズ6からの光束を反射して集光レンズ6に再入射させる構成を有している。縦倍率は横倍率の2乗となるため、上記構成では、光軸方向のミラー8の移動量に対してミラー8から標本Sまでの間の照明光学系4の拡大倍率の2乗を乗算した分だけ、標本Sの集光位置がX軸方向へ移動することとなる。即ち、上記構成によれば、少ないミラー8の移動量で標本Sを大きく走査することが可能であり、迅速な光シートの形成を可能とする。また、ミラー8を大きく移動させる必要が無いことから、ミラー8の移動に起因する角度ズレを実質減少し得るため、より標本Sの集光位置のズレの発生を低下させるという効果を生む。
以上により、シート照明装置10によれば、観察時の分解能を劣化させずに光シートを形成することができる。
尚、シート照明装置10では、照明光学系4として無限遠補正系の光学系を採用したが、照明光学系4の構成はこれに限られない。例えば、変形例として、照明光学系は、集光レンズ6によってのみ構成され、集光レンズ6によって標本Sに励起光を集光する有限遠補正光学系を採用してもよい。
また、集光レンズ6のNAは、0.5未満であることが望ましい。NAを0.5未満とすることで、ミラー8での励起光の反射時の球面収差を小さく抑えることができる。また、標本Sに照射される励起光の光束のZ軸方向の広がりを小さく抑えることができ、即ち、Z軸方向の分解能の劣化を防ぐことができる。
以下、第2の実施形態におけるシート照明装置30について説明する。図4は、シート照明装置30の構成を示す図である。シート照明装置30では、PBS5の代わりにPBS31を備える点及び、集光レンズ6と、1/4λ板7と、ミラー8の配置がシート照明装置10と異なっている。
PBS31は、光源1からの励起光を透過し、1/4λ板7を通過し偏光した励起光を反射するように設計される。
以上のシート照明装置30によっても観察時の分解能を劣化させずに光シートを形成することができる。
以下、第3の実施形態におけるシート照明装置40について説明する。図5は、シート照明装置40の構成を示す図である。シート照明装置40は、駆動モータ14の代わりに駆動モータ41を備える点で、シート照明装置10と異なっている。
駆動モータ41は、集光レンズ6を集光レンズ6の光軸方向に移動させることで集光レンズ6とミラー8との間の光学的距離を変更する光学的距離変更手段として機能する。また、駆動モータ41は、第1の実施形態の駆動モータ14と同様に、制御装置15により制御を受ける。
シート照明装置40では、駆動モータ41を動作させることで、集光レンズ6を移動させているため、第1の実施形態では、ミラー8に角度ズレや偏芯が生じ得たが、本構成では、集光レンズ6の移動に伴って集光レンズ6において角度ズレや偏芯が生じ得る。具体的には、集光レンズ6の光軸と垂直な平面に対しての集光レンズ6の角度ズレと、集光レンズ6の光軸と垂直な方向への集光レンズ6の偏芯が生じ得る。そしてここでは、集光レンズ6の光軸と垂直な方向への集光レンズ6の偏芯が生じた場合に、ミラー8へ入射する光束の入射角度にズレが生じ、ひいては標本Sでの集光位置のZ軸方向のズレが生じ得る。
一方で、本構成では、集光レンズ6がある程度の開口数(NA)を有している。即ち、ミラー8は、集光レンズ6によって集光されるある程度の角度を有する光束(収束光または発散光)を反射し、集光レンズ6に再入射するように構成される。本構成においても、第1の実施形態と同様、集光レンズ6がある程度大きなNAを有していることで、標本Sでの集光位置のズレへの影響を低減することができる。以下、具体的に説明する。
集光レンズ6の瞳径は、集光レンズ6のNAによって決定され、瞳径とNAは比例関係にある。また、瞳の径方向の位置ズレである集光レンズ6の偏芯が、光束の入射角度のズレを生じさせている。以上の関係から、本来の光束(集光レンズ6のNAにより定められた角度を有する)に対するミラー8への入射角度のズレの割合は、集光レンズ6の瞳径に対する集光レンズ6の偏芯量の割合と対応している。
本構成として、例えば、集光レンズ6の瞳径が14.4mm(集光レンズ6のNAを0.4、倍率を10Xとし、その場合に設計される瞳径である)である場合、集光レンズ6の偏芯量が0.1mm発生したとするならば、集光レンズ6の瞳径に対する集光レンズ6の偏芯量の割合は、0.1/7.2で算出され、1.4%程でしかない。即ち、本来の光束の角度(NAによって定まる角度)に対するミラー8への光束の入射角度のズレの割合は微小なものとなる。そのため、集光レンズ6の移動に伴って生じるミラー8への光束の入射角度のズレによる、標本Sでの集光位置のズレへの影響は小さくなる。従って、第1の実施形態と同様に、大きなNAを有する程(集光レンズ6の瞳径が大きい程)、標本Sでの集光位置のズレへの影響が小さくなると言い換えることができる。
以上を踏まえると、集光レンズ6によって集光されるある程度の角度を有する光束(収束光または発散光)を反射するミラー8を有し、ミラー8と集光レンズ6の間の光学的距離が変更される本構成では、集光レンズ6の偏芯による標本Sでの集光位置のZ軸方向のズレへの影響を抑制し、Z軸方向の分解能を損なうことなく、光シートを形成することができる。特に、上記のようにNAが0.4程であれば、集光レンズ6の偏芯による、標本Sでの集光位置のズレを効果的に抑制できる。
また、本構成によれば、集光レンズ6に角度ズレが生じたとしても光束が集光レンズ6の瞳位置に入射していれば、ミラー8への入射位置は変更されない。従って、集光レンズ6に角度ズレが生じても、標本Sでの集光位置のZ軸方向へのズレは発生せず、Z軸方向の分解能を損なうことなく、光シートを形成することができる。
また、シート照明装置40においても、シート照明装置10と同様、ミラー8から標本Sまでの間の照明光学系42が拡大光学系で構成され、尚且つ、ミラー8が集光レンズ6からの光束を反射して集光レンズ6に再入射させる構成を有している。即ち、上記構成によれば、少ないミラー8の移動量で標本Sを大きく走査することが可能であり、迅速な光シートの形成を可能とする。また、ミラー8を大きく移動させる必要が無いことから、ミラー8の移動に起因する角度ズレ等を実質減少し得るため、より標本Sの集光位置のズレの発生を低下させ得る。
以上から、シート照明装置40においても、観察時の分解能を劣化させずに光シートを形成することができる。
以下、第4の実施形態におけるシート照明装置50について説明する。図6は、シート照明装置50の構成を示す図である。シート照明装置50では、駆動モータ14の代わりに駆動モータ51を備え、さらに、集光レンズ6とミラー8との間に配置されるディスク52を備えている点で、シート照明装置10と異なる。
ディスク52は、集光レンズ6の光軸と垂直な方向の平面上の領域毎に厚みの異なる平行平面板を有するディスクである。ディスク52は、駆動モータ51によって軸53を中心に回転移動し、集光レンズ6とミラー8との間に配置される、上記領域を変更する。また、駆動モータ51は、制御装置15によって制御される。
以上の構成によれば、ディスク52を回転させることで、集光レンズ6とミラー8との間に配置されるディスク52の領域の厚みが変わり、光学的距離が変更されるため、集光レンズ6からの光束の集光位置、ひいては照明光学系54の集光位置が変更される。従って、標本S上での励起光の集光位置を変更することができる。尚、シート照明装置50は、集光レンズ6とミラー8との間の物理的距離を変更することなく、光学的距離を変更することで、標本Sでの集光位置を変更する。
また、本構成では、ディスクを回転させるという動作により光学的距離を変更しているため、ミラー8や集光レンズ6を、モータを駆動させることで移動させるよりもより高速に標本S上での集光位置を変更することができる。
また、シート照明装置50においても、シート照明装置10と同様、ミラー8から標本Sまでの間の照明光学系54が拡大光学系で構成され、尚且つ、ミラー8が集光レンズ6からの光束を反射して集光レンズ6に再入射させる構成を有している。即ち、上記構成によれば、少ないミラー8の移動量で標本Sを大きく走査することが可能であり、迅速な光シートの形成を可能とする。また、ミラー8を大きく移動させる必要が無いことから、ミラー8の移動に起因する角度ズレ等を実質減少し得るため、より標本Sの集光位置のズレの発生を低下させ得る。
従って、シート照明装置50においても、観察時の分解能を劣化させずに光シートを形成することができる。
また、標本Sでの集光位置のZ軸方向の変更は、図示しないステージをZ軸方向に移動させることで行なってもよいが、PBS5を図6のY軸方向を軸として回転させることで行なってもよい。PBS5を回転させることで、光束が照明光学系54の光軸に対して垂直な方向に偏芯し、標本Sの集光位置をZ軸方向に変更することができる。
また、シート照明装置50は、照明光学系54中のレンズ等を動かさない構成であるため、光学設計上のシミュレーションを容易に行なうことができる。
以下、第5の実施形態におけるシート照明装置60について説明する。図7は、シート照明装置60の構成を示す図である。シート照明装置60では、駆動モータ14の代わりに駆動モータ61を備え、さらに、集光レンズ6とミラー8との間に配置される平行平面板62を備えている点で、シート照明装置10と異なる。
駆動モータ61は、平行平面板62を集光レンズ6の光軸と垂直な軸上で回転させる。尚、駆動モータ61は、制御装置15によって制御される。
本構成では、平行平面板62を回転させて、平行平面板に入射する光の屈折角を変えることにより、光束が通過する光学的距離を変更する。即ち、集光光学系6の焦点面を変更することなく、光学的距離を変更することで、標本Sでの集光位置を変更する。
また、平行平面板62を回転させるとき、平行平面板62が集光レンズ6の光軸と垂直な状態を0度として、回転角度が40度以下であり0度以上であるときには、0度のときと比べて、集光位置が集光レンズ6の光軸方向に遠くへシフトする。即ち、標本Sの集光位置をX軸方向に変更することができる。従って、シート照明装置10と同様にX軸方向の励起光の集光位置の変更を行ない、光シートを形成することができる。
平行平面板62を回転させたとしても、集光光束はミラー8に対して垂直に入射するため、集光レンズ6へ折り返し入射する光束の角度変化は微小である。
また、平行平面板62が角度をもつことで、非点収差が発生するが、ミラー8によって光路が折り返されることにより、非点収差は打ち消される。
従って、シート照明装置60においても、観察時の分解能を劣化させずに光シートを形成することができる。
以下、第6の実施形態におけるシート照明装置70について説明する。図8は、シート照明装置70の構成を示す図である。シート照明装置70は、照明光学系71中に、シリンドリカルレンズ72を備えている点で、シート照明装置10と異なっているがそれ以外の点は同様である。
シリンドリカルレンズ72は、図8のXY平面上で屈折力をもつレンズである。即ち、シート照明装置70では、励起光の光束は、XY平面上においてシリンドリカルレンズ72によって標本Sの手前で集光される。
図9(A)は、シート照明装置70によって標本Sに励起光が照射される様子をXY平面上から見た図であり、図9(B)は、シート照明装置70によって標本Sに励起光が照射される様子をXZ平面上から見た図である。ここで両図は、標本S内に励起光(照明光)を吸収するような異物Aが存在する場合を示している。図9(A)、(B)では、異物Aは、XZ平面上から見たときの集光位置の手前に存在している。
仮に、シリンドリカルレンズ72が構成として存在しない場合に、図9(B)のようにコンデンサレンズ13の集光位置の手前に異物Aがあるような場合、異物Aの後方に光が届かず影が生じることがある。
一方で本構成のシート照明装置70によれば、図9(A)のようにシリンドリカルレンズ72によって、標本Sの手前で励起光が集光し、標本SにXY平面上で発散光束が照射される。この状態で、ガルバノスキャナ12によりY軸方向に標本Sを走査することで、シリンドリカルレンズ72によって形成される発散光束が異物Aの後方においても照射される。従って、異物Aが存在することで、XY平面上で光シートを形成する際に異物Aの後方に励起光が照射されない領域(影が生じる領域)が生じる場合であっても、Y軸方向に標本Sを走査することにより励起光を異物Aの後方においても照射することができ、影の発生を抑制できる。
また、シート照明装置70は、シリンドリカルレンズ72を有する点以外は、シート照明装置10と同様であるため、第1の実施形態と同様に、観察時の分解能を劣化させずに光シートを形成することができる。
以下、第7の実施形態におけるシート照明装置80について説明する。図10は、シート照明装置80の構成を示す図である。シート照明装置80は、アキシコンレンズ81を備えている点でシート照明装置10と異なっているがそれ以外の点は同様である。
アキシコンレンズ81により、アキシコンレンズ81と、コレクタレンズ2との間に直線状に集光するベッセルビームが形成される。即ち、シート照明装置80によれば、励起光は、点ではなく、直線状に標本S上に集光される。従って、本構成によれば、励起光が点で集光される構成と比べて、より少ないX軸方向への集光位置の変更、即ち、光学的距離変更手段が行なうミラー8と集光レンズ6の間の光学的距離の少ない変更によってXY平面上で光シートを形成することができ、光シートの形成をより高速に行なうことができる。
また、シート照明装置80は、アキシコンレンズ81を有する点以外は、シート照明装置10と同様であるため、第1の実施形態と同様に、観察時の分解能を劣化させずに光シートを形成することができる。
以下に、上述した実施形態のシート照明装置を用いて標本S上に光シートを形成し、蛍光画像を得る手順を、図面を用いて説明する。図11は、光シートを形成して蛍光画像を取得する一連の手順を示すフローチャートである。図12は、光シートを形成する方法の一つである第1の光シート形成方法の手順を示すフローチャートである。図13は、図12とは異なる光シートを形成する方法である、第2の光シート形成方法の手順を示すフローチャートである。尚、蛍光画像を取得するフローチャート、及び、第1、2の光シート形成方法は、制御装置15が上述したシート照明装置を制御することで実行される。以下、図11の蛍光画像を取得する手順を示したフローチャートを説明する。
図11のステップS1では、標本Sに対して励起光を照射する空間領域を決定する。ここでいう励起光を照射する空間領域とは、標本S内のX軸Y軸Z軸で決定される3次元空間上における任意の領域である。
ステップS2では、ステップS1で決定された空間領域内のZ軸方向における照射領域を設定する。尚、ここでいうZ軸方向における照射領域とは、空間領域内のあるZ位置でのXY平面上の領域を示す。また、ステップS2は、後述するループ処理に際してステップS1で設定されている空間領域内で、Z軸方向に照射領域を変更する。
ステップS3では、ステップS2で設定された照射領域内のY軸方向における照射範囲を設定する。尚、ここでいう照射範囲とは、照射領域内のY軸方向のある位置におけるX軸方向の範囲を示す。また、ステップS3では、後述するループ処理に際してステップS2で設定されている照射領域内で、Y軸方向に照射範囲を変更する。
ステップS4では、光シートを形成し、蛍光の情報を含む信号を取得する。ステップS4の具体的な処理は、後述する図12の第1の光シート形成方法のフローチャートと、図13の第2の光シート形成方法のフローチャートで説明する。ステップS4を終了すると、処理をステップS5へ移行する。
ステップS5では、XY平面の所定の領域、即ち、ステップS2で設定された照射領域を走査済みかどうか判定する。ステップS5の判定がNoである場合、ステップS3へ移行し、Y軸方向における照射範囲をステップS2で設定されている照射領域内で変更する。この後、ステップS5でYesと判定されるまで、ステップS3からS5をループする。ステップS5の判定がYesである場合、処理をステップS6へ移行する。
ステップS6では、Z軸方向の所定の領域、即ち、ステップS1で設定された空間領域を、全て走査済みかどうかを判定する。ステップS6の判定がNoである場合、ステップS2へ以降し、Z軸方向における照射領域をステップS1で設定されている空間領域内で変更する。この後、ステップS6でYesと判定されるまで、ステップS2からS6をループする。ステップS6の判定がYesである場合、ステップS7へ移行する。
ステップS7では、画像処理手段25によって、蛍光画像を生成する。このとき、標本Sにおいて励起光で走査して得た空間領域の蛍光の信号を積算して蛍光画像を生成する。ステップS7を終えると、本フローチャートを終了する。
以下、図11のステップS4の処理として行なう第1の光シート形成方法の手順を、図12を用いて説明する。
図12のステップS11では、励起光を標本S上に照射する。このとき励起光は、照明光学系によって標本S上に集光される。
ステップS12では、観察光学系制御手段24がカメラ17を露光させた状態で、光学的距離変更手段(各実施形態における光学的距離変更手段)を制御し、図11のステップS3で決定された照射範囲内で、X軸上に励起光の集光位置を変更させていく。カメラ17の露光中に励起光で標本Sを走査することで、励起光が照射された照射範囲からの蛍光の信号を取得することができ、擬似的に光シートを形成した領域からの蛍光の信号を取得したこととなる。
次に、図11のステップS4の処理として行なう第2の蛍光画像取得方法の手順を、図13を用いて説明する。
ステップS21では、励起光を標本S上に照射する。このとき励起光は、照明光学系によって標本S上に集光される。
ステップS22では、励起光が標本Sに照射されている状態で観察光学系制御手段24がカメラ17を露光させる。即ち、ステップS22では、標本S上に集光された励起光により生じる蛍光の信号を取得する。
次に、ステップS23では、光学的距離変更手段(各実施形態における光学的距離変更手段)を制御し、図11のステップS3で決定された照射範囲内で、X軸上に励起光の集光位置を変更させる。またこのとき、カメラ17は露光させていない状態である。
ステップS24では、観察光学系制御手段24が再びカメラ17を露光させ、ステップS23で変更された集光位置からの蛍光画像を取得する。
ステップS25では、X軸方向に所定の領域を走査したかどうかを判断する。ここでいう所定の領域とは、図11のステップS3で決定された照射範囲を示す。これは、例えば、光学的距離変更手段である駆動モータ等を制御する制御装置15の第1制御手段21が行なう。ステップS25の判定がNoならば、ステップS23に戻り、ステップS25の判定がYesとなるまでステップS23からS25を繰り返す。
上述した実施形態は、発明の理解を容易にするために具体例を示したものであり、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。上述したシート照明装置は、特許請求の範囲に記載した本発明を逸脱しない範囲において、さまざまな変形、変更が可能である。
10、30、40、50、60、70、80 シート照明装置
1 光源
2 コレクタレンズ
3、82 光源ユニット
4、32、42、54、71 照明光学系
5、31 PBS
6 集光レンズ
7 1/4λ板
8 ミラー
9、11 リレーレンズ
12 ガルバノスキャナ
13 コンデンサレンズ
14、41、51、61 駆動モータ
15 制御装置
16 観察光学系
17 カメラ
18 モニタ
21 第1制御手段
22 第2制御手段
23 光源調整手段
24 観察光学系制御手段
25 画像処理手段
52 ディスク
53 軸
62 平行平面板
72 シリンドリカルレンズ
81 アキシコンレンズ
S 標本
A 異物

Claims (9)

  1. 標本からの光を結像する観察光学系の光軸と垂直な方向から、前記標本に励起光を入射させるシート照明装置であって、
    前記励起光を前記標本へ導光する照明光学系と、
    前記照明光学系内の光路の光学的距離を変更する光学的距離変更手段と、を含み、
    前記照明光学系は、
    該照明光学系の光路中で前記励起光を集光させる第1の集光光学系と、
    前記第1の集光光学系によって集光される収束光または発散光を、前記第1の集光光学系へ再入射させる反射光学素子と、含み、
    前記光学的距離変更手段は、前記第1の集光光学系と前記反射光学素子との間の光学的距離を変更し、
    前記照明光学系は、前記第1の集光光学系の集光位置における像を前記標本へ拡大投影する
    ことを特徴とするシート照明装置。
  2. 請求項1に記載のシート照明装置であって、
    前記光学的距離変更手段は、前記第1の集光光学系と前記反射光学素子との間の物理的距離を変更する
    ことを特徴とするシート照明装置。
  3. 請求項2に記載のシート照明装置であって、
    前記光学的距離変更手段は、前記反射光学素子を前記第1の集光光学系の光軸方向に移動させる
    ことを特徴とするシート照明装置。
  4. 請求項2に記載のシート照明装置であって、
    前記光学的距離変更手段は、前記第1の集光光学系を前記第1の集光光学系の光軸方向に移動させる
    ことを特徴とするシート照明装置。
  5. 請求項1に記載のシート照明装置であって、さらに、
    前記第1の集光光学系と前記反射光学素子との間に平行平面板を含み、
    前記光学的距離変更手段は、前記第1の集光光学系の光軸と垂直な軸上で前記平行平面板を回転させる
    ことを特徴とするシート照明装置。
  6. 請求項1に記載のシート照明装置であって、さらに、
    前記第1の集光光学系と前記反射光学素子との間に配置される、領域毎に厚みの異なる平行平面板を含み、
    前記光学的距離変更手段は、前記第1の集光光学系と前記反射光学素子との間の光路中に配置する前記平行平面板の前記領域を変更する
    ことを特徴とするシート照明装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載のシート照明装置であって、さらに、
    前記励起光を出力する光源ユニットと、
    前記光源ユニットからの前記励起光を前記第1の集光光学系の光軸方向であって、前記反射光学素子へ向かう方向へ偏向させる偏向光学素子と、を含む
    ことを特徴とするシート照明装置。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のシート照明装置であって、
    前記反射光学素子は、前記第1の集光光学系の集光位置近傍に配置される
    ことを特徴とするシート照明装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のシート照明装置であって、
    前記照明光学系の開口数は、0.5未満である
    ことを特徴とするシート照明装置。
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