JP6674758B2 - 易開封袋包装体用の縦型製袋充填包装機 - Google Patents
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Description
いる易開封袋包装体用の縦型製袋充填包装機であって、前記重合部の重ね合わされた形態を保持するための保形手段が備わっており、前記縦シール手段が形成する前記背貼り部は、前記保形手段によって重ね合わされた形態が保持された前記重合部のうち外側部分に形成される縦シール部分と、前記重合部のうち前記外側部分を除いた内側部分に残される非シール部分とから成り、前記袋包装体を、前記背貼り部の前記非シール部分において前記縦シール部分との境界線に沿って引き裂くことで易開封性袋包装体としたことを特徴としている。
図3(a)(b)に示したように、シールバー17a,17bは充填筒15の筒周面15aから離れて位置していて、シールバー17a,17bの先端と充填筒15の筒周面15aとの間には非シール部分Nsの幅に相当する隙間40,40が存在する。隙間40,40に、重合部Foを挟んで対向する一対のポイントシーラ41,41が配設されている。ポイントシーラ41,41は、縦シーラ17を構成するシールバー17a,17bの長手方向(充填筒15の筒周面15aの母線方向)に沿って位置設定可能に設けられている。ポイントシーラ41,41の作動は、例えば、シールバー17a,17bの動作と連動させてもよく、或いは連動せずに単独で動作するようにしてもよい。ポイントシーラ41,41が非シール部分Nsを挟んで加圧・加熱することによって、挟まれた部分にポイントシールSpが形成される。ポイントシールSpによって、包装材Fの重合部Foの重なり形状が保たれる。
図4(b−1)〜(b−5)に示す例は、封筒貼りの形態に類似しているが、重合部Foの全体がその根元部分から充填筒15の筒周面15aに対していずれかの側に折り倒されている合掌押し当て型式のものである。図4(b−1)は、合掌押し当て型式の包装機の要部を示す斜視図である。縦シーラ17は1本のシールバー17cから成っており、シールバー17cが包装材Fの重合部Foに対して当接・離間する(図4(b−2))。シールバー17cが重合部Foの外側部分Fotを充填筒15の筒周面15aに向って押し当てることで加圧・加熱する(図4(b−3))。袋包装体Pの断面図(図4(b−4))に示すように、重合部Foにおいては、外側部分Fotがシールされて縦シール部分Ssに形成され、重合部Foの内側(根元側)部分Foiがシールされることなく非シール部分Nsとして残される。縦シーラ17による縦シールの際に重合部Foが全体として根元部分から倒れているようにするための予備的な処置として、帯状包装材Fwを略筒状に曲成する製筒器(フォーマ、図1の符号13で示す)には、重合部Foを倒すガイドが設けられている。シールバー17cは、重合部Foの外側部分Fotを充填筒15の筒周面15aに向って押し当てて縦シール部分Ssを形成すると同時に、重合部Foの倒れを強調するので、それによって重合部Foの根元部分には折り癖Lfが付けられる(図4(b−3)、(b−4))。
図4(c)に示す例は、ランダムポイントシールの例を示す斜視図である。縦シーラ17は、対向する一対のシールバー17d,17eから構成されている。シールバー17d,17eは、重合部Foの外側部分Fotを挟み込んで加圧・加熱して縦シール部分Ssを形成するヒートシーラ部分43,43(シールバー17dのみ示す)と、ヒートシーラ部分43から一体的に櫛の歯状に延びていて、その各歯の端部に形成されていて重合部Foの内側部分Foiを挟み込んでシールする複数のポイントシーラ部分44,44…を備えている。縦シーラ17が作動するとき、ヒートシーラ部分43が重合部Foの外側部分Fotに縦シール部分Ssを形成するとともに、複数のポイントシーラ部分44,44…が非シール部分Nsを挟み込み、挟んだ部分にのみ複数のポイントシールSp,Sp…を形成する。複数のポイントシーラ部分44,44…は、図示の態様に限られず、状況に応じて個数や間隔を選択することができる。
図5は、本発明による縦型製袋充填包装機に備わる縦シール手段に関連して、包装材の重合部における側端縁部分の重なりを保つために包装材送りローラを設ける工夫を施した図であり、図5(a)は要部の正面図、図5(b)はその側面図、図5(c)は断面図である。図5に示す例においては、重合部Foの外側部分Fotを挟み込んで縦シール部分Ssを形成する縦シール手段としての縦シーラ50と、重合部Foの重ね合わされた形態を保持する保形手段としての包装材送りローラ52が設けられている。詳細には、縦シーラ50は重合部Foの外側部分Fotを周面に挟み込む一対の縦シールローラ51,51から成っており、包装材送りローラ52は縦シーラ50よりも包装材Fの上流側で且つ重合部Foの内側部分Foiを周面で挟み込む一対の送りローラ53,53から成っている。送りローラ53,53は、重合部Foの内側部分Foiを充填筒15の筒周面15aに近い際まで挟み付けているので、重合部Foを形成する側端縁部分fe,feの重なりを保つ保形作用を奏する。
図6は、本発明による縦型製袋充填包装機に関連して、包装材の重合部における側端縁部分の重なりを保つために包装材に筋付けを行う工夫を施した図であり、図6(a)は
包装材に筋付けを行う構造の一例を示す図、図6(b)は、筋付けが行われた包装材を充填筒の筒周面に沿うように略筒状に曲成した状態を示す断面図である。図6に示す筋付け機構は、帯状包装材Fwが製筒器13に送られる前に、帯状包装材Fwには、両側に側端縁部分fe,feを余す位置に筋(折り癖)Lf,Lfを付けようとするものである。筋付け手段は、帯状包装材Fwを挟む筋付けローラ60の一方を、山状の突起62を周面に形成した凸型ローラ61とし、筋付けローラ60の他方を、帯状包装材Fwを介して凸型ローラ61の山状の突起62を受ける谷状の溝64が周面に形成された凹型ローラ63として構成されている。
13 製筒器(フォーマ) 14 印字装置 15 充填筒
16 ホッパ
17 縦シーラ 17a,17b,17c,17d シールバー
18,18 紙送り機構 18a,18b ローラ 18c 送りベルト
19 横シーラ 19a,19b 横シールブロック
20 カッタ 21 溝
30 第1ガイド板 31,31 第2ガイド板
35 第1ガイドローラ 36,36 第2ガイドローラ
40,40 隙間 41,41,42 ポイントシーラ
43 ヒートシーラ部分 44 ポイントシーラ部分
50 縦シーラ 51,51 縦シールローラ
52 包装材送りローラ 53,53 送りローラ
60 筋付けローラ 61 凸型ローラ 62 突起
63 凹型ローラ 64 溝
F 包装材 Sl 弛み
Fb 筒状胴部 fe,fe 側端縁部分
Fo 重合部 Fot 外側(先端側)部分 Foi 内側(根元側)部分
Li 距離 Sc 背貼り部 Ss 縦シール部分 Ns 非シール部分 Se 横シール部 Scn つなぎシール部分
Sp,Sp’ ポイントシール Lf 筋(折り癖) Gs 隙間
P,P1〜P5 袋包装体 Bb 袋胴部
Lc,Lc’ 破断線 V 開封開始構造
Claims (10)
- 帯状包装材が略筒状に曲成された状態で筒周面を走行する充填筒、
前記充填筒の側方に配設されており、前記帯状包装材の両側端縁部分が重ね合わされて形成される重合部にシールをして背貼り部を形成することで筒状包装材を形成する縦シール手段、及び
前記充填筒の下方に配設されており、前記充填筒を通して包装物が投入された前記筒状包装材に前記背貼り部と交差する横シール部を形成して袋包装体を製造する横シール手段 を備えている易開封袋包装体用の縦型製袋充填包装機において、
前記重合部の重ね合わされた形態を保持するための保形手段が備わっており、
前記縦シール手段が形成する前記背貼り部は、前記保形手段によって重ね合わされた形態が保持された前記重合部のうち外側部分に形成される縦シール部分と、前記重合部のうち前記外側部分を除いた内側部分に残される非シール部分とから成り、前記袋包装体を、前記背貼り部の前記非シール部分において前記縦シール部分との境界線に沿って引き裂くことで易開封性袋包装体としたこと
を特徴とする易開封性袋包装体用の縦型製袋充填包装機。 - 前記充填筒の周囲には、前記帯状包装材又は前記筒状包装材が前記充填筒の筒周面から浮き上がるのを防止する規制手段が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の易開封性袋包装体用の縦型製袋充填包装機。
- 前記規制手段は、前記充填筒の前記筒周面に沿って配置されており前記帯状包装材又は前記筒状包装材が前記筒周面との間に通されるガイド板、又は前記充填筒の前記筒周面に対向して回転可能に配置されており前記帯状包装材又は前記筒状包装材が前記筒周面との間に挟まれる周面を有するガイドローラであることを特徴とする請求項2に記載の易開封性袋包装体用の縦型製袋充填包装機。
- 前記保形手段は、前記縦シール手段に沿う位置に配設されており、前記重合部の前記内側部分にポイントシールを形成するポイントシーラであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の易開封性袋包装体用の縦型製袋充填包装機。
- 前記縦シール手段は前記重合部の前記外側部分を合掌状に挟み込む一対のシールバーであり、前記ポイントシーラは当該一対のシールバーと前記充填筒の前記筒周面との間で作動して前記重合部の前記内側部分を挟み込むことを特徴とする請求項4に記載の易開封性袋包装体用の縦型製袋充填包装機。
- 前記縦シール手段は前記充填筒の前記筒周面に倒された前記重合部の前記外側部分を前記筒周面に向って押さえ付ける1本のシールバーであり、前記ポイントシーラは当該シールバーの側方で作動して前記重合部の前記内側部分を前記筒周面に向って押さえ付けることを特徴とする請求項4に記載の易開封性袋包装体用の縦型製袋充填包装機。
- 前記ポイントシーラは前記シールバーに沿って配置位置が変更可能であることを特徴とする請求項5又は6に記載の易開封性袋包装体用の縦型製袋充填包装機。
- 前記縦シール手段は前記重合部の前記外側部分を合掌状に挟み込む一対のシールバー、又は前記充填筒の前記筒周面に倒された前記重合部の前記外側部分を前記筒周面に向って押さえ付けるシールバーであり、前記ポイントシーラは前記一対のシールバー又は前記1本のシールバーから櫛の歯状に一体的に突出していて前記重合部の前記内側部分を複数箇所で挟み込む又は前記筒周面に向って押さえ付けるランダムポイントシーラであることを特徴とする請求項4に記載の易開封性袋包装体用の縦型製袋充填包装機。
- 前記縦シール手段は前記重合部の前記外側部分を周面間に挟み込む一対の縦シールローラであり、前記保形手段は、前記重合部の前記内側部分を周面間に挟み込む一対の送りローラであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の易開封性袋包装体用の縦型製袋充填包装機。
- 前記保形手段は、前記帯状包装材に対して、前記各側端縁部分の境界となる位置に折り癖となる筋を付ける筋付け手段であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の易開封性袋包装体用の縦型製袋充填包装機。
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