Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP6671182B2 - 液晶表示パネルの製造方法 - Google Patents

液晶表示パネルの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6671182B2
JP6671182B2 JP2016009653A JP2016009653A JP6671182B2 JP 6671182 B2 JP6671182 B2 JP 6671182B2 JP 2016009653 A JP2016009653 A JP 2016009653A JP 2016009653 A JP2016009653 A JP 2016009653A JP 6671182 B2 JP6671182 B2 JP 6671182B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
region
alignment film
display panel
crystal alignment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016009653A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017129773A (ja
Inventor
学 岩川
学 岩川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2016009653A priority Critical patent/JP6671182B2/ja
Publication of JP2017129773A publication Critical patent/JP2017129773A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6671182B2 publication Critical patent/JP6671182B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Description

本発明は液晶表示パネルに関し、特に表示面が湾曲した液晶表示パネルに関する。
近年、テレビやパソコンのディスプレイなどにおいて液晶表示装置が注目を集めている。液晶表示装置は薄型、低消費電力という特徴を有し、携帯電話などの小型機器からテレビなどの大型機器まで幅広く利用されており、これからも民生用から産業用まで数多くの需要が見込める分野の一つであると言える。
従来、液晶表示パネルは平面形状であったが、最近ではデザイン性に優れた湾曲形状の表示面を備えた液晶表示パネルが大きく注目されている。湾曲形状を達成する方法としては、特許文献1に示されるように一旦平面形状の液晶表示パネルを作製したのち、湾曲形状のカバーガラスや保持材に固定して強制的に湾曲させる手法がとられている。
しかし、このような手法によって作製した液晶表示パネルは、平面形状の液晶表示パネルを強制的に湾曲させるため、液晶表示パネルの特にコーナー部分に応力が印加される。この応力により表示ムラを引き起こしてしまう。このような問題点に対して以下のような解決策が報告されている。例えば特許文献2では、湾曲した液晶表示パネルにおける非湾曲辺の端近傍に支持体を形成することによって、応力集中を抑制する方法がとられていた。
特開2000−293117号公報 特開2011−85740号公報
湾曲形状の液晶表示パネルのコーナー部分において、パネルを湾曲形状に保つために発生するガラスの応力を起因とする表示ムラが発生する。特許文献2においては、湾曲した液晶表示パネルにおける非湾曲辺の端近傍に支持体を形成していたため、支持体の分だけ画像表示領域の周囲のサイズが大きくなり、液晶表示パネルの挟額縁化が難しかった。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、簡易な構成でコーナー部分の表示ムラを抑制した液晶表示パネルの提供を目的とする。
本発明に係る液晶表示パネルの製造方法は、表示面が湾曲した液晶表示パネルの製造方法であって、平面形状のアレイ基板と平面形状の対向基板とを、液晶を介して貼り合わせることで液晶表示パネルを形成する工程と、液晶表示パネルを湾曲させる工程と、を備え、アレイ基板の対向基板側の表面には、第1の液晶配向膜が設けられ、対向基板のアレイ基板側の表面には、第2の液晶配向膜が設けられ、表示面は四角形状であって、表示面は、表示面の前方から見て、表示面の左上、右上、右下、左下の角のそれぞれを含む左上領域、右上領域、右下領域、左下領域と、左上領域、右上領域、右下領域および左下領域よりも表示面の中央に位置する中央領域と、を備え、湾曲させる前の液晶表示パネルにおいて、左上領域、右上領域、右下領域、左下領域のそれぞれと平面視で重なる領域における第1、第2の液晶配向膜の配向方向は、中央領域と平面視で重なる領域における第1、第2の液晶配向膜の配向方向と比較して、第1、第2の液晶配向膜の少なくとも一方の配向方向がずれている。
本発明に係る液晶表示パネルの製造方法においては、湾曲させる前の液晶表示パネルにおいて、中央領域の第1、第2の液晶配向膜の配向方向と比較して、左上領域、右上領域、右下領域、左下領域における第1、第2の液晶配向膜の少なくとも一方の配向方向をずらす。これにより、第1、第2の液晶配向膜の少なくとも一方の配向方向を調整する簡易な構成で、湾曲させた後の液晶表示パネルにおける左上領域、右上領域、右下領域および左下領域における表示ムラを抑制することが可能である。

実施の形態1に係る液晶表示パネルの模式的な断面図である。 実施の形態1に係る液晶表示パネルの平面図である。 実施の形態1に係る液晶表示パネルの対向基板およびアレイ基板に発生する応力を説明する図である。 実施の形態1に係る液晶表示パネルの第1、第2の液晶配向膜の配向方向を示す平面図である。 実施の形態1に係る液晶表示パネルの詳細な断面図である。 実施の形態1に係る液晶表示パネルの製造工程を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る液晶表示パネルの模式的な断面図である。 実施の形態2に係る液晶表示パネルの第1、第2の液晶配向膜の配向方向を示す平面図である。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態1における液晶表示パネル100の模式的な断面図である。また、図2は、液晶表示パネル100を表示面側から見た平面図である。図2中の線分A−Aに沿った断面が図1である。
液晶表示パネル100は、表示面5aが湾曲した液晶表示パネル100である。液晶表示パネル100は、アレイ基板110と、対向基板120と、液晶140とを備える。アレイ基板110および対向基板120は表示面5aに沿って湾曲している。
透明ガラス基板を基体としたアレイ基板110には、スイッチング素子としてのTFT(Thin Film Transistor)がマトリックス状に配置されている。また、透明ガラス基板を基体とした対向基板120には、カラーフィルタと、遮光膜であるブラックマトリックスが配置される。液晶140は、アレイ基板110と対向基板120との間に保持されている。液晶140は、樹脂からなるシール材130により周囲を封止されている。
また、アレイ基板110の対向基板120側の表面には、第1の液晶配向膜112が設けられる。対向基板120のアレイ基板110側の表面には、第2の液晶配向膜122が設けられる。
また、アレイ基板110の背面側(表示面5aと反対側)には、湾曲形状のバックライト7が配置される。対向基板120の表示面5a側には、液晶表示パネルを保護するための湾曲形状のカバーガラス5が配置される。対向基板120とカバーガラス103は透明粘着材104によって貼り付けられている。
<液晶配向膜の構成>
図2を用いて、湾曲形状の液晶表示パネル100に発生する応力について説明する。液晶表示パネル100においては、平面形状の液晶表示パネルを湾曲させることによって、図2に示すコーナー部分(左上領域8、右上領域9、右下領域11、左下領域10と平面視で重なる領域)において、ガラス基板(アレイ基板110および対向基板120)に応力が発生する。従来の湾曲形状の液晶表示パネルにおいては、この応力により、コーナー部分に複屈折を起因とした表示ムラが発生する傾向があった。
図3(a)は対向基板120のコーナー部分に発生する応力の方向を示す図である。また、図3(b)はアレイ基板110のコーナー部分に発生する応力の方向を示す図である。液晶表示パネル100の表面側に配置される対向基板120には、表示面5aに対して外側に膨張する方向に応力が発生する。一方、液晶表示パネル100の背面側に配置されるアレイ基板110には表示面5aに対して内側に収縮する方向に応力が発生する。
図4は、本実施の形態1における対向基板120およびアレイ基板110における第1、第2の液晶配向膜112,122の配向方向を示す模式図である。図4では、中央領域12において第1、第2の液晶配向膜112,122の配向方向が同じである。図4において、実線で示す矢印が対向基板120の第2の液晶配向膜122の配向方向を示す。また、破線で示す矢印がアレイ基板110の第1の液晶配向膜112の配向方向を示す。図4において、第2の液晶配向膜122の配向方向は、領域によらず表示面5a内で一定であるとする。
この場合、図4に示すように、表示面5aの左上領域8と平面視で重なる領域において、第1の液晶配向膜112の配向方向は、第2の液晶配向膜122の配向方向よりも反時計回りに角度θ1だけずれている。つまり、左上領域8における第1の液晶配向膜112の配向方向は、中央領域12における第1の液晶配向膜112の配向方向よりも反時計回りに角度θ1だけずれている。
また、図4に示すように、表示面5aの右上領域9と平面視で重なる領域において、第1の液晶配向膜112の配向方向は、第2の液晶配向膜122の配向方向よりも時計回りに角度θ2だけずれている。つまり、右上領域9における第1の液晶配向膜112の配向方向は、中央領域12における第1の液晶配向膜112の配向方向よりも時計回りに角度θ2だけずれている。
また、図4に示すように、表示面5aの右下領域11と平面視で重なる領域において、第1の液晶配向膜112の配向方向は、第2の液晶配向膜122の配向方向よりも反時計回りに角度θ3だけずれている。つまり、右下領域11における第1の液晶配向膜112の配向方向は、中央領域12における第1の液晶配向膜112の配向方向よりも反時計回りに角度θ3だけずれている。
また、図4に示すように、表示面5aの左下領域10と平面視で重なる領域において、第1の液晶配向膜112の配向方向は、第2の液晶配向膜122の配向方向よりも時計回りに角度θ4だけずれている。つまり、左下領域10における第1の液晶配向膜112の配向方向は、中央領域12における第1の液晶配向膜112の配向方向よりも時計回りに角度θ4だけずれている。
なお、図4では、第2の液晶配向膜122の配向方向を一定として、第1の液晶配向膜112の配向方向を変化させたが、第1の液晶配向膜112の配向方向を一定として、第2の液晶配向膜122の配向方向を変化させてもよい。この場合であっても、図4に示す各領域における第1、第2の液晶配向膜112,122の間の相対的なねじれ方向は変わらない。例えば、左上領域8において、第2の液晶配向膜122の配向方向を基準とすれば、第1の液晶配向膜112は反時計回りにθ1だけずれている。言い換えれば、左上領域8において、第1の液晶配向膜112の配向方向を基準とすれば、第2の液晶配向膜122は時計回りにθ1だけずれている。
同様に、右上領域9において、第2の液晶配向膜122の配向方向を基準とすれば、第1の液晶配向膜112は時計回りにθ2だけずれている。言い換えれば、左上領域8において、第1の液晶配向膜112の配向方向を基準とすれば、第2の液晶配向膜122は反時計回りにθ2だけずれている。
同様に、右下領域11において、第2の液晶配向膜122の配向方向を基準とすれば、第1の液晶配向膜112は反時計回りにθ3だけずれている。言い換えれば、左上領域8において、第1の液晶配向膜112の配向方向を基準とすれば、第2の液晶配向膜122は時計回りにθ3だけずれている。
同様に、左下領域10において、第2の液晶配向膜122の配向方向を基準とすれば、第1の液晶配向膜112は時計回りにθ4だけずれている。言い換えれば、左上領域8において、第1の液晶配向膜112の配向方向を基準とすれば、第2の液晶配向膜122は反時計回りにθ4だけずれている。
なお、図4における角度θ1、θ2、θ3およびθ4は、アレイ基板110および対向基板120の厚み、湾曲の程度などにより変化するが、例えば1°である。
対向基板120における第2の液晶配向膜122、アレイ基板110における第1の液晶配向膜112に対して配向方向を調整するための方法を説明する。例えば、対向基板120に形成された配向膜材料に対して所定の配向処理を行って配向膜を形成する際に、中央領域12、或いはコーナー部分に対して、それぞれ開口部を有した複数のマスクを介して配向処理を行い、これらの領域間で互いに異なる配向方向の配向処理を行うことで調整が可能である。
特に、配向処理としては、比較的容易に異なる配向方向が得られる光配向処理が好ましい。光配向処理を用いた場合には、複数のマスクの代わりに、領域によって異なる透過特性を有した光学フィルタ(領域によって、照射される光の偏光方向を異なる偏光方向に変える特性を有する)を適宜用いることができる。これにより、配向方向の異なる複数の領域において、1回の配向処理によって一括して配向処理を行うことが可能である。
<液晶表示パネルの詳細な構成>
図5は、本実施の形態1における液晶表示パネル100のより詳細な断面図である。図5は、図2中の線分A−Aにおける断面図である。なお、図5の断面図は模式的なものであり、示された構成要素の正確な大きさなどを反映するものではない。図5において、表示画素の繰り返し部分の省略及び膜構成の一部簡略化を行っている。ここでは、一例としてTFTをスイッチング素子に用いて動作する液晶表示パネル100について説明を行う。また、液晶表示パネル100の動作モードとしては、実施の形態1、2に好適な横電界方式の場合を一例として説明を行う。
図5に示すように、液晶表示パネル100の表示面5a側には、カバーガラス103が配置される。カバーガラス103は所定の曲率で湾曲している。カバーガラス103は対向基板120が配置される側と反対側に凸状に湾曲している。液晶表示パネル100は、透明粘着材104を介してカバーガラス103に貼り付けられている。ここで、液晶表示パネル100は、カバーガラス103の曲率に合わせて湾曲した状態で貼り付けられる。つまり、液晶表示パネル100は、対向基板120側が凸となる反り方向で湾曲している。
前述したように、液晶表示パネル100は、アレイ基板110と、対向基板120と、液晶140とを備える。液晶表示パネル100は、カバーガラス103に貼り付けられた状態において、対向基板120側が凸となる方向に、所定の曲率で湾曲している。また、本実施の形態1において、液晶表示パネル100は、基板(アレイ基板110および対向基板120)の長手方向に沿って湾曲している。なお、液晶表示パネル100の湾曲の方向はこれに限らず、基板(アレイ基板110および対向基板120)の短手方向に沿って湾曲していてもよい。
上述のアレイ基板110は、透明基板であるガラス基板111の一方の面において、表示面5aに対応する領域に、液晶140を配向させる第1の液晶配向膜112、第1の液晶配向膜112の下部に設けられ、アレイ基板110あるいは対向基板120の基板面と平行な方向の電界を発生し液晶140を駆動する電圧を印加する一対の電極である画素電極113および対向電極(対向電極については図示省略)、これら一対の電極の一方である画素電極113に電圧を供給するTFTなどのTFT114、TFT114を覆う絶縁膜115、TFT114に信号を供給する配線であるゲート配線及びソース配線(ともに図示省略)などを備える。さらに、アレイ基板110において、表示面5aに対応する領域外にはTFT114に供給される信号を外部から受け入れる端子118などが設けられる。また、ガラス基板111の他方の面には偏光板151が設けられる。
上述の対向基板120は、透明基板であるガラス基板121の一方の面に液晶140を配向させる第2の配向膜122、第2の配向膜122の下部に設けられるカラーフィルタ124及び遮光層125(ブラックマトリックス)などを備える。なお、図示されるとおり、第2の配向膜122の下層にカラーフィルタ124及び遮光層125を覆い対向基板120の表面を平坦化するように透明樹脂膜よりなるオーバーコート層123を設けても良い。また、ガラス基板121の他方の面には偏光板152が設けられる。
なお、第1、第2の配向膜112,122の配向方向については、先に図4を用いて詳細に説明したとおり、コーナー部分において互いに角度のずれた配向方向となっている。
また、対向基板120の基体となるガラス基板121およびアレイ基板110の基体となるガラス基板111は、可撓性を有するように、0.2mm前後の厚みを有する。また、可撓性を有する基板の範囲であれば、液晶表示パネル100が透過型の場合には、ガラス基板111,112に代えて、透明素材となる透明プラスチック、石英など、他の材質の透明基板を用いても良い。また、液晶表示パネル100が反射型の場合には、一方の基板については、シリコン基板など、必ずしも透明基板でなくとも良い。
また、アレイ基板110と対向基板120はシール材4及び基板間の距離を一定の距離に保持するスペーサ(図示せず)を介して貼り合わされている。スペーサとしては、基板上に散布された粒状のスペーサを用いても良いし、何れか一方の基板上に樹脂をパターニングして形成された柱状のスペーサを用いても良い。
端子118には、FFC(Flexible Flat Cable)154を介して、駆動信号を発生する駆動用IC(Integrated Circuit)などを装備した制御基板153が電気的に接続される。
また、先に説明したとおり、液晶表示パネル100の表示面5a側には、所望の曲率の曲面を有する湾曲形状を有したカバーガラス103が配置される。カバーガラス103と液晶表示パネル100とは、透明粘着材104を介して貼りあわされている。また、液晶表示パネル100の背面側には、光源となる湾曲形状のバックライト7(図1を参照)が、バックライト7からの光を調整する機能を有する光学シート(図示省略)を介して配置される。液晶表示パネル100は、カバーガラス103およびバックライト7と共に、表示面5a側が開放された、又は、光透過可能な部材で構成された筐体(図示せず)の中に収納される。
液晶表示パネル100は次の様に動作する。例えば制御基板153から電気信号が入力されると、画素電極113および共通電極間にアレイ基板110あるいは対向基板120の基板面と平行な方向の電界を発生する所定の駆動電圧が加わり、駆動電圧に合わせて液晶140の分子の方向が変わる。そして、バックライトの発する光がアレイ基板110、液晶140および対向基板120を介して観察者側に透過、又は遮断されることにより、液晶表示パネル100の表示面5aに画像が表示される。
なお、図5は液晶表示パネル100の構成一例であり他の構成でも良い。以上では液晶表示パネル100の動作モードは、画素電極113との間に横方向に液晶140に対して電界をかける横電界方式として説明を行ったが、アレイ基板110に設けた共通電極を対向基板120側に設置して、アレイ基板110と対向基板120間で液晶140に対して電界をかけるTN(Twisted Nematic)モードなどでもよい。駆動方法は、単純マトリックスやアクティブマトリックスなどでも良い。また、以上では液晶表示パネル100を透過型として説明を行ったが、反射型や、両者を併せ持つ半透過型でも良い。
また、ここでは、駆動用ICを端子118に対し制御基板135に載せた状態で接続したが、直接端子118上に配置して駆動用ICの端子を端子118に直接接続する構成としても良い。また、シール材130において、液晶を注入する注入口の図示を省略しているが、液晶の注入方法として、真空中で注入口より注入する真空注入方式を用いる場合には注入口及び注入口を封止する封止剤が形成される。また、液晶を液滴状で配置して真空中で基板を貼り合わせて注入する滴下注入方式を用いる場合には、注入口及び封止剤は省略可能である。
また、カバーガラス103については、湾曲形状を有し、ある程度の強度を有したガラス基板、樹脂基板(プラスチック基板)、湾曲形状を有したタッチパネル基板であってもよい。
<製造方法>
図6は、本実施の形態1における液晶表示パネル100の製造工程を示すフローチャートである。アレイ基板110および対向基板120の製造方法については一般的な方法を用いるため、簡単に説明する。アレイ基板110は、ガラス基板111の一方の面に、成膜、フォトリソグラフィー法によるパターンニング、エッチングなどのパターン形成工程を繰り返し用いてTFT114や画素電極113、端子118などを形成することにより製造される。
また、対向基板120は、同様に、ガラス基板121の一方の面にカラーフィルタ124や遮光層125を形成することにより製造される。いずれの基板も少なくとも貼り合わされる前までは、湾曲していない平面基板として製造される。
続いて、基板洗浄工程において、TFT114および画素電極113などが形成されているアレイ基板110を洗浄する(ステップS1)。次に、液晶配向膜材料塗布工程において、アレイ基板110の一方の面に、例えば印刷法により第1の配向膜112の材料となるポリイミドからなる有機膜を塗布し、ホットプレートなどにより焼成処理し乾燥させる(ステップS2)。その後、配向膜材料の塗布されたアレイ基板110に対して配向処理を行い、第1の配向膜112を形成する(ステップS3)。また、カラーフィルタ124などが形成されている対向基板120についても、ステップS1〜S3と同様に、洗浄、有機膜の塗布、及び配向処理を行うことにより第2の配向膜122を形成する。
また、ステップS3における配向処理については、先に説明を行ったとおり、中央領域12、コーナー部分の各領域(左上領域8、右上領域9、右下領域11、左下領域10)により異なる透過特性を有したマスク、光学フィルタを介して光配向処理を行い、各領域において所望の配向方向の配向膜を得る。
続いて、シール材130を形成するシール材塗布工程において、TFT基板110或いは対向基板120の一方の面にシール材4となる樹脂の塗布処理を行う(ステップS4)。また、シール材4には、例えばエポキシ系接着剤などの熱硬化型樹脂や紫外線硬化型樹脂を用いることができ、後に行う液晶注入工程として、滴下注入方式を用いる場合には、紫外線硬化型樹脂を用いることが望ましい。このシール材塗布工程について、本実施の形態1においては、滴下注入方式との組み合わせに好適なディスペンサ方式を用いた。具体的にはシールディスペンサ装置を用いて、アレイ基板110又は対向基板120の一方の面にシール材4となる樹脂をペーストとしてノズルより吐出して塗布する。この樹脂は液晶表示パネル100の表示領域1を囲うように塗布され、シール材4を形成する。
次に、トランスファ材塗布工程(ステップS5)、スペーサ散布工程(ステップS6)などを行う。トランスファ材塗布工程においては、基板間の導電させるために、アレイ基板110又は対向基板120の一方の面に、導電性粒子を混在させた樹脂、銀ペーストなどを配置する。スペーサ散布工程においては、アレイ基板110又は対向基板120の一方の面に基板間の距離を一定に保持するスペーサを、湿式法又は乾式法により散布する。なお、トランスファ材塗布工程については、例えば、基板を貼り合わせる為のシール材130中に導電性の粒子を混在させることにより、シール材130の形成工程と兼ねることが可能である。また、スペーサ散布工程は、アレイ基板110又は対向基板120の一方の面に予め基板間の距離を決定する突起状の柱スペーサを形成しておくことにより、省略することが可能である。
以上の様に準備が行われた、アレイ基板110と対向基板120に対して、滴下注入方式によって、液晶140の滴下(ステップS7)が行われる。そして、アレイ基板110と対向基板120の貼り合わせ(ステップS8)を行うことによって液晶140の封止を行う。
以上の様にして貼り合わされたアレイ基板110と対向基板に対して、シール材130の硬化処理が行われる。この工程は、例えばシール材130の材質に合わせて熱を加えることや、紫外線を照射することにより行われる。本実施の形態1においては、滴下注入方式との組み合わせに好適な紫外線照射によりシール材130の硬化処理を行う。
次に、薄型化研磨工程を行う(ステップS9)。薄型化研磨工程においては、ガラス基板111,112を厚み0.2mm前後まで削る。これは、液晶表示パネル100に可撓性を持たせ、湾曲加工を容易にするためである。研磨は、例えば薬液を用いた化学研磨、研磨材により擦る物理研磨によりガラス基板111,121表面を削ることにより行われる。次に、セル分断工程において、貼り合わせた基板を個々の液晶表示パネル100に対応する個別セルに分断する(ステップS10)。
続いて、偏光板貼り付け工程において、ガラス基板111,121のそれぞれに偏光板151,152を貼り付ける(ステップS11)。続いて、制御基板実装工程において、制御基板153を実装することによって(ステップS12)、液晶表示パネル100が完成する。
さらに、最後に筺体組み込み工程(カバーガラス貼り合わせ)において、以上のように作成された可撓性を有した液晶表示パネル100を、透明粘着材104を介してカバーガラス103に貼り付ける。このとき、カバーガラス103の湾曲に合わせて、液晶表示パネル100を湾曲させた状態で貼り付けを行う。そして、カバーガラス103に貼り付けられた液晶表示パネル100を、筐体内に組み込むことによって、液晶表示装置が完成する(ステップS13)。
<効果>
本実施の形態1における液晶表示パネル100は、表示面5aが湾曲した液晶表示パネル100であって、表示面5aに沿って湾曲したアレイ基板110と、表示面5aに沿って湾曲し、アレイ基板110と対向して配置された対向基板120と、アレイ基板110と対向基板120との間に保持された液晶140と、を備え、アレイ基板110の対向基板120側の表面には、第1の液晶配向膜112が設けられ、対向基板120のアレイ基板110側の表面には、第2の液晶配向膜122が設けられ、表示面5aは四角形状であって、表示面5aは、表示面5aの前方から見て、表示面5aの左上、右上、右下、左下の角のそれぞれを含む左上領域8、右上領域9、右下領域11、左下領域10と、左上領域8、右上領域9、右下領域11および左下領域10よりも表示面5aの中央に位置する中央領域12と、を備え、左上領域8、右上領域9、右下領域11、左下領域10のそれぞれと平面視で重なる領域における第1、第2の液晶配向膜112,122の配向方向は、中央領域12と平面視で重なる領域における第1、第2の液晶配向膜112,122の配向方向と比較して、第1、第2の液晶配向膜112,122の少なくとも一方の配向方向がずれている。
アレイ基板110および対向基板120が湾曲した液晶表示パネルにおいては、コーナー部分(左上領域8、右上領域9、右下領域11、左下領域10)において、ガラス基板に応力がかかることにより複屈折が生じて表示ムラが発生する。そこで、本実施の形態1では、中央領域12の第1、第2の液晶配向膜112,122配向方向と比較して、コーナー部分における第1、第2の液晶配向膜112,122の少なくとも一方の配向方向をずらす。これにより、上述した複屈折を補正してコーナー部分における表示ムラを抑制することが可能である。このように、本実施の形態1の液晶表示パネル100は、液晶配向膜の配向方向を調整する簡易な構成で、コーナー部分における表示ムラを抑制することが可能である。つまり、本実施の形態1では、新たな部材の追加、部材の寸法の増大が不要であり、液晶表示パネル100の挟額縁化を妨げることがない。
また、本実施の形態1における液晶表示パネル100において、表示面5aは凸状に湾曲しており、第2の液晶配向膜122において配向方向は表示面5a内で一定方向であり、左上領域8および右下領域11のそれぞれと平面視で重なる領域における第1の液晶配向膜112の配向方向は、表示面5aの前方から見て、中央領域12と平面視で重なる領域における第1の液晶配向膜112の配向方向よりも反時計回りにずれており、右上領域9および左下領域10のそれぞれと平面視で重なる領域における第1の液晶配向膜112の配向方向は、表示面5aの前方から見て、中央領域12と平面視で重なる領域における第1の液晶配向膜112の配向方向よりも時計回りにずれているか、又は、第1の液晶配向膜112において配向方向は表示面5a内で一定方向であり、左上8領域および右下領域11のそれぞれと平面視で重なる領域における第2の液晶配向膜122の配向方向は、表示面5aの前方から見て、中央領域12と平面視で重なる領域における第2の液晶配向膜122の配向方向よりも時計回りにずれており、右上領域9および左下領域10のそれぞれと平面視で重なる領域における第2の液晶配向膜122の配向方向は、表示面5aの前方から見て、中央領域12と平面視で重なる領域における第2の液晶配向膜122の配向方向よりも反時計回りにずれている。
従って、表示面5aが凸状に湾曲した液晶表示パネル100において、コーナー部分(左上領域8、右上領域9、右下領域11、左下領域10)において上記のように第1、第2の液晶配向膜112,122の一方の配向方向をずらすことにより、コーナー部分における表示ムラを抑制することが可能である。
また、本実施の形態1における液晶表示パネル100において、中央領域12と平面視で重なる領域における第1、第2の液晶配向膜112,122の配向方向は同じ方向である。
従って、第1、第2の液晶配向膜112,122の配向方向が同じであることが要求される横電界方式の動作モードの液晶表示パネル100において、コーナー部分における表示ムラを抑制することが可能である。
なお、液晶表示パネル100について、第1、第2の液晶配向膜112,122の配向方向が90°異なることが要求される動作モード(例えばTNモード)とする場合においては、中央領域12と平面視で重なる領域における第1、第2の液晶配向膜112,122の配向方向を互いに90°異ならせれば良い。
<実施の形態2>
図7は、本実施の形態2における液晶表示パネル200の模式的な断面図である。実施の形態1の液晶表示パネル100は、表示面5aに対して凸状に湾曲していた。一方、本実施の形態2の液晶表示パネル200は、表示面5aに対して凹状に湾曲している。本実施の形態2では、実施の形態1とは第1、第2の液晶配向膜112,122の配向方向が異なる。その他の構成は実施の形態1と同様のため、説明を省略する。本実施の形態2において、液晶表示パネル200は、基板(アレイ基板110および対向基板120)の長手方向に沿って湾曲している。なお、液晶表示パネル200の湾曲の方向はこれに限らず、基板(アレイ基板110および対向基板120)の短手方向に沿って湾曲していてもよい。
図8は、本実施の形態2における対向基板120およびアレイ基板110における第1、第2の液晶配向膜112,122の配向方向を示す模式図である。図8では、中央領域12において第1、第2の液晶配向膜112,122の配向方向が同じである。図8において、実線で示す矢印が対向基板120の第2の液晶配向膜122の配向方向を示す。また、破線で示す矢印がアレイ基板110の第1の液晶配向膜112の配向方向を示す。図8において、第2の液晶配向膜122の配向方向は、領域によらず表示面5a内で一定であるとする。
この場合、図8に示すように、表示面5aの左上領域8と平面視で重なる領域において、第1の液晶配向膜112の配向方向は、第2の液晶配向膜122の配向方向よりも時計回りに角度θ1だけずれている 9。つまり、左上領域8における第1の液晶配向膜112の配向方向は、中央領域12における第1の液晶配向膜112の配向方向よりも時計回りに角度θ1だけずれている。
また、図8に示すように、表示面5aの右上領域9と平面視で重なる領域において、第1の液晶配向膜112の配向方向は、第2の液晶配向膜122の配向方向よりも反時計回りに角度θ2だけずれている。つまり、右上領域9における第1の液晶配向膜112の配向方向は、中央領域12における第1の液晶配向膜112の配向方向よりも反時計回りに角度θ2だけずれている。
また、図8に示すように、表示面5aの右下領域11と平面視で重なる領域において、第1の液晶配向膜112の配向方向は、第2の液晶配向膜122の配向方向よりも時計回りに角度θ3だけずれている。つまり、右下領域11における第1の液晶配向膜112の配向方向は、中央領域12における第1の液晶配向膜112の配向方向よりも時計回りに角度θ3だけずれている。
また、図8に示すように、表示面5aの左下領域10と平面視で重なる領域において、第1の液晶配向膜112の配向方向は、第2の液晶配向膜122の配向方向よりも反時計回りに角度θ4だけずれている。つまり、左下領域10における第1の液晶配向膜112の配向方向は、中央領域12における第1の液晶配向膜112の配向方向よりも反時計回りに角度θ4だけずれている。
なお、図8では、第2の液晶配向膜122の配向方向を一定として、第1の液晶配向膜112の配向方向を変化させたが、第1の液晶配向膜112の配向方向を一定として、第2の液晶配向膜122の配向方向を変化させてもよい。この場合であっても、図8に示す各領域における第1、第2の液晶配向膜112,122の間の相対的なねじれ方向は変わらない。例えば、左上領域8において、第2の液晶配向膜122の配向方向を基準とすれば、第1の液晶配向膜112は時計回りにθ1だけずれている。言い換えれば、左上領域8において、第1の液晶配向膜112の配向方向を基準とすれば、第2の液晶配向膜122は反時計回りにθ1だけずれている。
同様に、右上領域9において、第2の液晶配向膜122の配向方向を基準とすれば、第1の液晶配向膜112は反時計回りにθ2だけずれている。言い換えれば、左上領域8において、第1の液晶配向膜112の配向方向を基準とすれば、第2の液晶配向膜122は時計回りにθ2だけずれている。
同様に、右下領域11において、第2の液晶配向膜122の配向方向を基準とすれば、第1の液晶配向膜112は時計回りにθ3だけずれている。言い換えれば、左上領域8において、第1の液晶配向膜112の配向方向を基準とすれば、第2の液晶配向膜122は反時計回りにθ3だけずれている。
同様に、左下領域10において、第2の液晶配向膜122の配向方向を基準とすれば、第1の液晶配向膜112は反時計回りにθ4だけずれている。言い換えれば、左上領域8において、第1の液晶配向膜112の配向方向を基準とすれば、第2の液晶配向膜122は時計回りにθ4だけずれている。
なお、図8における角度θ1、θ2、θ3およびθ4は、アレイ基板110および対向基板120の厚み、湾曲の程度などにより変化するが、例えば1°である。
<効果>
本実施の形態2における液晶表示パネル200において、表示面5aは凹状に湾曲しており、第2の液晶配向膜122において配向方向は表示面5a内で一定方向であり、左上領域8および右下領域11のそれぞれと平面視で重なる領域における第1の液晶配向膜112の配向方向は、表示面5aの前方から見て、中央領域12と平面視で重なる領域における第1の液晶配向膜112の配向方向よりも時計回りにずれており、右上領域9および左下領域10のそれぞれと平面視で重なる領域における第1の液晶配向膜112の配向方向は、表示面5aの前方から見て、中央領域12と平面視で重なる領域における第1の液晶配向膜112の配向方向よりも反時計回りにずれているか、又は、第1の液晶配向膜112において配向方向は表示面5a内で一定方向であり、左上領域8および右下領域11のそれぞれと平面視で重なる領域における第2の液晶配向膜122の配向方向は、表示面5aの前方から見て、中央領域12と平面視で重なる領域における第2の液晶配向膜122の配向方向よりも反時計回りにずれており、右上領域9および左下領域10のそれぞれと平面視で重なる領域における第2の液晶配向膜122の配向方向は、表示面5aの前方から見て、中央領域12と平面視で重なる領域における第2の液晶配向膜122の配向方向よりも時計回りにずれている。
従って、表示面5aが凹状に湾曲した液晶表示パネル200において、コーナー部分(左上領域8、右上領域9、右下領域11、左下領域10)において上記のように第1、第2の液晶配向膜112,122の一方の配向方向をずらすことにより、コーナー部分における表示ムラを抑制することが可能である。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
103 カバーガラス、104 透明粘着材、110 アレイ基板、111,121 ガラス基板、112 第1の液晶配向膜、113 画素電極、114 TFT、115 絶縁膜、118 端子、120 対向基板、122 第2の液晶配向膜、123 オーバーコート層、124 カラーフィルタ、125 遮光層、130 シール材、140 液晶、5a 表示面、7 バックライト、8 左上領域、9 右上領域、10 左下領域、11 右下領域、12 中央領域、100,200 液晶表示パネル。

Claims (4)

  1. 表示面が湾曲した液晶表示パネルの製造方法であって、
    平面形状のアレイ基板と平面形状の対向基板とを、液晶を介して貼り合わせることで液晶表示パネルを形成する工程と、
    前記液晶表示パネルを湾曲させる工程と
    を備え、
    前記アレイ基板の対向基板側の表面には、第1の液晶配向膜が設けられ、
    前記対向基板の前記アレイ基板側の表面には、第2の液晶配向膜が設けられ、
    前記表示面は四角形状であって、
    前記表示面は、
    前記表示面の前方から見て、当該表示面の左上、右上、右下、左下の角のそれぞれを含む左上領域、右上領域、右下領域、左下領域と、
    前記左上領域、前記右上領域、前記右下領域および前記左下領域よりも前記表示面の中央に位置する中央領域と、
    を備え、
    湾曲させる前の前記液晶表示パネルにおいて、前記左上領域、前記右上領域、前記右下領域、前記左下領域のそれぞれと平面視で重なる領域における前記第1、第2の液晶配向膜の配向方向は、前記中央領域と平面視で重なる領域における前記第1、第2の液晶配向膜の配向方向と比較して、前記第1、第2の液晶配向膜の少なくとも一方の配向方向がずれている、
    液晶表示パネルの製造方法
  2. 湾曲させた後の前記液晶表示パネルにおいて、前記表示面は凸状に湾曲しており、
    湾曲させる前の前記液晶表示パネルにおいて、前記第2の液晶配向膜において配向方向は前記表示面内で一定方向であり、前記左上領域および前記右下領域のそれぞれと平面視で重なる領域における前記第1の液晶配向膜の配向方向は、前記表示面の前方から見て、前記中央領域と平面視で重なる領域における前記第1の液晶配向膜の配向方向よりも反時計回りにずれており、前記右上領域および前記左下領域のそれぞれと平面視で重なる領域における前記第1の液晶配向膜の配向方向は、前記表示面の前方から見て、前記中央領域と平面視で重なる領域における前記第1の液晶配向膜の配向方向よりも時計回りにずれているか、
    又は、湾曲させる前の前記液晶表示パネルにおいて、前記第1の液晶配向膜において配向方向は前記表示面内で一定方向であり、前記左上領域および前記右下領域のそれぞれと平面視で重なる領域における前記第2の液晶配向膜の配向方向は、前記表示面の前方から見て、前記中央領域と平面視で重なる領域における前記第2の液晶配向膜の配向方向よりも時計回りにずれており、前記右上領域および前記左下領域のそれぞれと平面視で重なる領域における前記第2の液晶配向膜の配向方向は、前記表示面の前方から見て、前記中央領域と平面視で重なる領域における前記第2の液晶配向膜の配向方向よりも反時計回りにずれている、
    請求項1に記載の液晶表示パネルの製造方法
  3. 湾曲させた後の前記液晶表示パネルにおいて、前記表示面は凹状に湾曲しており、
    湾曲させる前の前記液晶表示パネルにおいて、前記第2の液晶配向膜において配向方向は前記表示面内で一定方向であり、前記左上領域および前記右下領域のそれぞれと平面視で重なる領域における前記第1の液晶配向膜の配向方向は、前記表示面の前方から見て、前記中央領域と平面視で重なる領域における前記第1の液晶配向膜の配向方向よりも時計回りにずれており、前記右上領域および前記左下領域のそれぞれと平面視で重なる領域における前記第1の液晶配向膜の配向方向は、前記表示面の前方から見て、前記中央領域と平面視で重なる領域における前記第1の液晶配向膜の配向方向よりも反時計回りにずれているか、
    又は、湾曲させる前の前記液晶表示パネルにおいて、前記第1の液晶配向膜において配向方向は前記表示面内で一定方向であり、前記左上領域および前記右下領域のそれぞれと平面視で重なる領域における前記第2の液晶配向膜の配向方向は、前記表示面の前方から見て、前記中央領域と平面視で重なる領域における前記第2の液晶配向膜の配向方向よりも反時計回りにずれており、前記右上領域および前記左下領域のそれぞれと平面視で重なる領域における前記第2の液晶配向膜の配向方向は、前記表示面の前方から見て、前記中央領域と平面視で重なる領域における前記第2の液晶配向膜の配向方向よりも時計回りにずれている、
    請求項1に記載の液晶表示パネルの製造方法
  4. 湾曲させる前の前記液晶表示パネルにおいて、前記中央領域と平面視で重なる領域における前記第1、第2の液晶配向膜の配向方向は同じ方向である、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液晶表示パネルの製造方法
JP2016009653A 2016-01-21 2016-01-21 液晶表示パネルの製造方法 Active JP6671182B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016009653A JP6671182B2 (ja) 2016-01-21 2016-01-21 液晶表示パネルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016009653A JP6671182B2 (ja) 2016-01-21 2016-01-21 液晶表示パネルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017129773A JP2017129773A (ja) 2017-07-27
JP6671182B2 true JP6671182B2 (ja) 2020-03-25

Family

ID=59395637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016009653A Active JP6671182B2 (ja) 2016-01-21 2016-01-21 液晶表示パネルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6671182B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108663840B (zh) * 2018-04-27 2021-09-07 厦门天马微电子有限公司 显示装置及其制作方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010072505A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Hitachi Displays Ltd 液晶表示装置
JP5591479B2 (ja) * 2009-03-13 2014-09-17 株式会社ジャパンディスプレイ 液晶表示装置
JP5586541B2 (ja) * 2011-08-30 2014-09-10 三菱電機株式会社 液晶表示装置
JP6022831B2 (ja) * 2012-07-05 2016-11-09 スタンレー電気株式会社 液晶装置の製造方法、液晶装置
KR102212245B1 (ko) * 2014-06-17 2021-02-04 엘지디스플레이 주식회사 곡면 액정표시장치
KR102172900B1 (ko) * 2014-07-09 2020-11-03 엘지디스플레이 주식회사 곡면 액정표시장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017129773A (ja) 2017-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5586541B2 (ja) 液晶表示装置
JP5123078B2 (ja) 液晶表示装置及び製造方法
JP2009109562A (ja) 液晶表示装置
US7417705B2 (en) Liquid crystal display device and method for fabricating the same
US7724325B2 (en) Liquid crystal display device and method for manufacturing the same
US20070109466A1 (en) Liquid crystal display device and fabrication method thereof
JP2015007699A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
JP5138298B2 (ja) 液晶表示パネル
JP2017102276A (ja) 湾曲型表示装置
JP2008112001A (ja) 液晶表示装置
US20140168581A1 (en) Lcd panel, electronic device, and method for producing lcd panel
JP2009025355A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
KR100736661B1 (ko) 액정 표시 장치 및 그 제조방법
JP2013164466A (ja) 液晶表示装置
JP2010066706A (ja) 液晶表示装置
JP2017083595A (ja) 湾曲型液晶表示装置、および液晶パネルの製造方法
JP6671182B2 (ja) 液晶表示パネルの製造方法
JP2004191841A (ja) 液晶パネル及びその製造方法
JP5591479B2 (ja) 液晶表示装置
KR20160083556A (ko) 곡면 액정패널, 이를 포함한 곡면 액정표시장치 및 그 제조방법
JP2008089685A (ja) 液晶表示装置及び電子機器
JP2004145084A (ja) 液晶パネル及びその製造方法
JP2012093530A (ja) 表示装置
JP5184055B2 (ja) 液晶表示装置用セル
JP2010175727A (ja) 液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6671182

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250