JP6657570B2 - 画像処理装置、表示装置、及び、画像処理装置の制御方法 - Google Patents
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Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、画像の変形に伴う画像の表示画質の低下を抑制することができる画像処理装置、表示装置、及び、画像処理装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、画像の変形に伴う画像の表示画質の低下を抑制することができる。
本発明によれば、画像変形部から変形後画像のデータが入力されないタイミングを正確に判定して、背景画像のデータを出力画像として出力することができる。
本発明によれば、簡単な処理により位置情報を生成することができる。
本発明によれば、画像の変形に伴う画像の表示画質の低下を抑制することができる。
本発明によれば、画像の変形に伴う画像の表示画質の低下を抑制することができる。
図1は、第1の実施形態のプロジェクター1のブロック図である。
表示装置としてのプロジェクター1は、パーソナルコンピューターや各種映像プレーヤー等の外部の画像供給装置3に接続され、この画像供給装置3から入力される入力画像データDに基づく画像を対象物体に投射する装置である。画像供給装置3としては、ビデオ再生装置、DVD(Digital Versatile Disk)再生装置、テレビチューナー装置、CATV(Cable television)のセットトップボックス、ビデオゲーム装置等の映像出力装置、パーソナルコンピューター等が挙げられる。また、対象物体は、建物や物体など、一様に平らではない物体であってもよいし、スクリーンSCや、建物の壁面等の平らな投射面を有するものであってもよい。本実施形態では平面のスクリーンSCに投射する場合を例示する。
光源部11は、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ、LED(Light Emitting Diode)等からなる光源を備えている。また、光源部11は、光源が発した光を光変調装置12に導くリフレクター及び補助リフレクターを備えていてもよい。また、光源部11は、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群、偏光板、或いは光源が発した光の光量を光変調装置12に至る経路上で低減させる調光素子等(いずれも不図示)を備えたものであってもよい。
光変調装置12は、光源部11から射出された光を画像データに基づいて変調する変調部に相当する。光変調装置12は、液晶パネルを用いた構成とする。光変調装置12は、複数の画素をマトリクス状に配置した透過型液晶パネルを備え、光源が発した光を変調する。光変調装置12は、光変調装置駆動部23によって駆動され、マトリクス状に配置された各画素における光の透過率を変化させることにより、画像を形成する。
投射光学系13は、投射する画像の拡大・縮小及び焦点の調整を行うズームレンズ、フォーカスの調整を行うフォーカス調整機構等を備えている。投射光学系13は、光変調装置12で変調された画像光を対象物体に投射して結像させる。
光源駆動部22は、制御部30の制御に従って光源部11が備える光源を駆動する。光変調装置駆動部23は、制御部30の制御に従って、後述する画像処理部25Aから入力される画像信号に従って光変調装置12を駆動し、液晶パネルに画像を描画する。
記憶部54は、フラッシュメモリー、EEPROM等の不揮発性のメモリーである。
制御部30は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成される。制御部30は、CPUによって、ROMに記憶した基本制御プログラム、及び記憶部54に記憶された制御プログラムを実行することにより、プロジェクター1を制御する。また、制御部30は、記憶部54が記憶する制御プログラムを実行することにより、投射制御部31、補正制御部32の機能を実行する。
また、プロジェクター1は、ユーザーが使用するリモコン5を有する。リモコン5は各種のボタンを備えており、これらのボタンの操作に対応して赤外線信号を送信する。プロジェクター1の本体には、リモコン5が発する赤外線信号を受光するリモコン受光部52が配置されている。リモコン受光部52は、リモコン5から受光した赤外線信号をデコードして、リモコン5における操作内容を示す操作信号を生成し、制御部30に出力する。
画像処理部25Aが実行する処理は、例えば、解像度変換処理、デジタルズーム処理、色調補正処理、輝度補正処理、幾何補正処理等である。また、画像処理部25Aは、I/F部24から入力される画像データに基づき画像をフレームメモリー27に描画する描画処理、フレームメモリー27から画像を読み出して画像信号を生成する生成処理等を行う。また、画像処理部25Aは、上記の複数の処理を組み合わせて実行することも勿論可能である。
補正制御部32は、例えば、入力処理部53がリモコン5や操作パネル51による幾何補正処理の指示を検出し、幾何補正処理の指示を示す操作データが入力された場合に、画像処理部25Aを制御して、幾何補正処理を実行させる。
画像処理部25Aは、幾何補正部(画像変形部)26、背景マップ生成部(位置情報生成部)251、背景マップ記憶部252、背景データ生成部(出力画像生成部)28、処理部29を備える。
プロジェクター1が、スクリーンSCに対して傾きを有して配置された場合、フレームメモリー27に書き込まれる画像が矩形であっても、スクリーンSCに投写される画像は歪んだ画像となる。幾何補正部26は、台形歪みが生じた画像を本来表示されるべき形状の画像に見せるために、入力画像データDに基づく画像(以下、入力画像という)を、スクリーンSCにおける台形歪みを補償するように変形させる。
幾何補正部26が入力画像P0を幾何補正して出力する画像データ(補正後画像のデータ)は、図3(B)に示す入力画像P0を幾何補正した画像が描画された領域(以下、画像領域という)の画像データである。画像領域以外の領域(以下、背景領域という)のデータは、幾何補正部26からは出力されない。プロジェクター1や透過型の液晶表示装置では、黒色画像等の背景データ(背景画像のデータ)を背景領域に配置しておかないと、スクリーンSCに投写される投写画像に関係のない周囲の領域が不自然に明るくなり、投写画像の表示画質を低下させる要因となる。
このため、本実施形態は、幾何補正部26から画像データが出力されないタイミングを背景データ生成部28が判定して、画像データが出力されないタイミングで、背景データ生成部28が背景データをフレームメモリー27に書き込む。
背景データ生成部28は、制御部30から入力される出力水平同期信号(以下、Lsynと表記する:不図示)及びVsyncとの同期を取りながら、画像データ又は背景データを、出力画像P1を形成するデータとしてフレームメモリー27に書き込む。
背景データ生成部28は、背景マップ記憶部252の記憶する背景マップと、Lsyn及びVsyncとに基づいて、幾何補正部26から画像データが入力されないタイミングを判定する。背景データ生成部28は、幾何補正部26から画像データが入力されないタイミングでは、背景データを、出力画像P1を形成するデータとしてフレームメモリー27に書き込む。図4に示す例では、図4(B)に示す画像データの信号レベルがローレベルに低下したタイミングで、図4(C)に示す背景データの信号レベルがハイレベルになり、背景データ生成部28から背景データがフレームメモリー27に書き込まれる。背景データには、例えば、背景色が黒の画像データを用いることができる。また、背景色は、黒色に限定されるものではなく、画素値が低いものであればよい。
制御部30は、転送先座標テーブルを更新すると、転送先座標テーブルを更新した旨を示す信号(以下、更新通知信号という)を幾何補正部26に送る。転送先座標テーブルとは、出力画像P1における画素の位置(座標)と、この位置に対応する入力画像P0上の位置(座標)とを対応付けたテーブルである。なお、転送先座標テーブルは、出力画像P1におけるすべての画素について対応関係を含んでいる必要はない。
背景データ生成部28は、制御部30から入力されるLsyn及びVsyncに同期して、幾何補正部26から入力される画像データ、又は背景データをフレームメモリー27に書き込む。
背景データ生成部28は、背景マップ記憶部252に記憶された背景マップを参照して、フレームメモリー27に次に書き込むデータが、背景データであるか否かを判定する(ステップS11)。背景データ生成部28は、次に書き込むデータが背景データであると判定すると(ステップS11/YES)、背景データを、出力画像P1を形成するデータとしてフレームメモリー27に書き込む(ステップS13)。また、背景データ生成部28は、次に書き込むデータが背景データではないと判定すると(ステップS11/NO)、幾何補正部26から入力される画像データを、出力画像P1を形成するデータとしてフレームメモリー27に書き込む(ステップS12)。ステップS12又はS13の処理が終了すると、背景データ生成部28は、背景マップを参照して、フレームメモリー27への書き込みが終了したか否かを判定する(ステップS14)。書き込みが終了ではないと判定すると(ステップS14/NO)、背景データ生成部28は、ステップS11に戻る。また、書き込みが終了であると判定すると(ステップS14/YES)、背景データ生成部28は、この処理フローを終了させる。
図7(A)に示すようにフレームメモリー27の全面を背景データで塗りつぶした後に、図7(B)に示すように画像領域を画像データで上書きした場合、画像領域には、画像データと背景データとの2回、データが書き込まれる。すなわち、フレームメモリー27に書き込まれるデータに不要なデータが発生している。
これに対して、本実施形態は、幾何補正部26から画像データが出力されないタイミングを背景マップに基づいて背景データ生成部28が判定して、画像データが出力されないタイミングでは、背景データ生成部28が背景データをフレームメモリー27に出力して書き込んでいる。このため、画像領域に画像データが2度書き込まれることはなく、1フレーム分のデータ書き込み時間で出力画像P1をフレームメモリー27に書き込むことができる。
図8は、第2の実施形態の画像処理部(画像処理装置)25Bの構成図である。画像処理部25Bは、幾何補正部26と、処理部29とを備える。
幾何補正部26は、入力画像データDに対して幾何補正処理を行って、補正後の画像データをフレームメモリー27に記憶させる。処理部29は、幾何補正部26により処理された画像をフレームメモリー27から読み出し、この画像に対して、解像度変換、デジタルズーム、色調補正、輝度補正のうちのいずれか1つ以上を実行する。
ラインバッファー261の記憶する画像データD1には、画像データD1を構成する各画素の画素データが含まれる。画素データは、1フレームの画像データでの画素位置を示す画素位置情報と、各画素の画素値とを含む。
図8には、4つのラインバッファー261A、261B、261C及び261Dを備えたラインバッファー261を示したが、ラインバッファーの数は4つに限定されるものではなく、補間部264の補間処理に必要とする画素数に応じて増減できる。
なお、以下では、幾何補正処理の一例として台形歪み補正を行う場合について説明する。座標変換情報は、プロジェクター1の制御部30によって算出され、転送先座標テーブル262に登録される。
本実施形態では、図9(A)に示すように、補正前画像P2をL画素×L画素(Lは任意の自然数)の矩形のブロックに分割し、分割した各ブロックの格子点を前述の代表点としている。分割した各ブロックの格子点について補正後画像P3上の座標を計算し、補正前画像P2上の座標と、補正後画像P3上の座標とを対応付けて転送先座標テーブル262に登録している。なお、補正前画像P2に設定された直交座標系をX−Y座標系とし、補正後画像P3に設定された直交座標系をx−y座標系とする。
例えば、図9(A)に示す補正前画像P2上のブロックの各格子点(X0,Y0),(X1,Y1),(X2,Y2),(X3,Y3)の座標と、図9(B)に示す補正後画像P3上のブロックの各格子点(x0,y0),(x1,y1),(x2,y2),(x3,y3)の座標とがそれぞれに対応付けられる。
以下、第1変換部2631、選択部2632、第2変換部2633の処理について詳細に説明する。
まず、第1変換部2631は、転送先座標テーブル262を参照して、補正前画像P2上の座標(X,Y)を、補正後画像P3上の座標(x,y)に変換する線形変換の変換式を求める(ステップS21)。
図11は幾何補正の説明図であり、図11(A)は補正前画像P2を構成する1ブロックであるブロックAを拡大した拡大図を示し、図11(B)は補正後画像P3におけるブロックAの拡大図を示す。補正を行うことで、補正前画像P2上のブロックAが、補正後画像P3上のブロックAに補正される。また、L(Lは任意の自然数)画素×L画素のかたまりをブロックと表記する。図11(A)に示すブロックA内の座標(X,Y)を、補正後の座標(x,y)に変換する変換式が下記式(1)、(2)となる。
また、座標(X,Y)は、ブロックAの左上を原点とする座標である。すなわち、補正前画像P2の原点(0、0)から座標(X,Y)までの座標は、座標(X,Y)に、原点からブロックAの左上の格子点までの距離を加算して求めることができる。補正後画像P3上の座標(x,y)は、補正後画像P3の原点(0,0)を原点とする座標である。
次に、選択部2632は、補正前画像P2において、ブロック内の小さい領域の4画素(例えば、2×2画素)を選択し、選択した4画素の補正後画像P3上の座標を上述した式(1)、(2)により算出する(ステップS22)。以下では、選択された4画素を画素a,b,c,dと呼ぶ。補正前画像P2上の選択された4画素a,b,c,dを図12(A)に示す。選択された4画素a,b,c,dの補正後画像P3上の位置を図12(B)に示す。また、図12(B)には、4画素a,b,c,dと、その周囲に位置する、座標値が整数で表される画素(以下、整数画素という)とを拡大して表示する。
次に、第2変換部2633は、出力画素Fの補正前画像P2上の座標を算出する(ステップS24)。ステップS22で選択した4画素a,b,c,dの補正後画像P3上の座標を図13(A)に示すようにa(xf0,yf0),b(xf1,yf1),c(xf2,yf2),d(xf3,yf3)と表記する。また、ステップS23で特定した出力画素Fの座標を図13(A)に示すように(xi,yi)と表記する。
第2変換部2633は、まず、出力画素Fが、4画素a,b,c,dのうち、a(xf0,yf0),c(xf2,yf2),d(xf3,yf3)で囲まれた三角形の範囲内に含まれるのか、a(xf0,yf0),b(xf1,yf1),d(xf3,yf3)で囲まれた三角形の範囲内に含まれるのかを判定する。
第2変換部2633は、出力画素Fが、a(xf0,yf0),c(xf2,yf2),d(xf3,yf3)で囲まれた三角形の範囲内に含まれると判定する場合、下記式(3)、(4)により出力画素F(xi,yi)の補正前画像P2上の座標(XF,YF)を算出する。図13(B)に、出力画素F(xi,yi)の補正前画像P2上の座標(XF,YF)を示す。式(3)及び(4)は、4画素a,b,c,dの補正後画像P3上の座標を、補正前画像P2上の座標に戻すアフィン変換の変換式を求めて、求めた変換式により出力画素F(xi,yi)を補正前画像P2の座標(XF,YF)に変換することで求められる式である。また、式(3)及び(4)に示すMの値は、画素間の距離に対応した値であり、上下左右に隣接する2×2画素の座標とした場合、Mの値は1になる。
なお、本実施形態では、出力画素Fの補正前画像P2上の座標を算出する際に線形変換ではなく、アフィン変換を用いている。これは、線形変換の変換式の逆関数を求める演算が複雑となるため、アフィン変換を用いて出力画素Fの補正前画像P2上の座標を算出している。
また、座標演算部263は、上記ステップS22〜S24の処理を、補正前画像P2に含まれる4画素の全ての組み合わせで実施して、背景座標情報を生成する。また、座標演算部263は、背景座標情報の生成の際に、背景画素と、画像領域の画素との境界に位置する画素を特定することで、背景座標情報の作成を簡略化してもよい。例えば、座標演算部263は、水平方向の同一ラインにおいて、背景画素に分類された画素の下側の画素が、画像領域の画素である場合、背景画素よりも上側の画素をすべて背景画素に分類する。
また、座標演算部263は、算出した背景座標情報を背景データ生成部28に通知する(ステップS27)。
また、図1、図2及び図8に示した各機能部は機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、プロジェクター1の他の各部の具体的な細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
Claims (3)
- 入力画像を変形して変形後画像を生成する画像変形部と、
前記画像変形部が生成した前記変形後画像に背景画像を合成して出力画像を生成する出力画像生成部と、
前記画像変形部から前記変形後画像のデータが出力されない前記出力画像の画素位置を示す背景座標情報を生成する位置情報生成部と、を備え、
前記位置情報生成部は、
前記入力画像上の代表点の座標を、前記変形後画像上の座標に対応づけた情報に基づき、前記入力画像上の座標を前記変形後画像上の座標に変換する変換式を求め、求めた前記変換式に基づき、前記入力画像を構成する互いに隣接した4つの画素の座標を前記変形後画像上の座標に変換し、変換した4つの前記画素の座標により囲まれた座標値が整数で表される画素を前記変形後画像となる画素として特定し、4つの前記画素の座標によりで囲まれていない座標値が整数で表される画素を前記背景画像となる画素として特定して前記背景座標情報を生成し、
前記出力画像生成部は、前記背景座標情報に基づいて、前記画像変形部から前記変形後画像のデータが出力されないタイミングで前記背景画像のデータを出力する、ことを特徴とする画像処理装置。 - 入力画像を変形して変形後画像を生成する画像変形部と、
前記画像変形部が生成した前記変形後画像に背景画像を合成して出力画像を生成する出力画像生成部と、
前記出力画像生成部が生成した前記出力画像を表示する表示部と、
前記画像変形部から前記変形後画像のデータが出力されない前記出力画像の画素位置を示す背景座標情報を生成する位置情報生成部と、を備え、
前記位置情報生成部は、
前記入力画像上の代表点の座標を、前記変形後画像上の座標に対応づけた情報に基づき、前記入力画像上の座標を前記変形後画像上の座標に変換する変換式を求め、求めた前記変換式に基づき、前記入力画像を構成する互いに隣接した4つの画素の座標を前記変形後画像上の座標に変換し、変換した4つの前記画素の座標により囲まれた座標値が整数で表される画素を前記変形後画像となる画素として特定し、4つの前記画素の座標によりで囲まれていない座標値が整数で表される画素を前記背景画像となる画素として特定し前記背景座標情報を生成し、
前記出力画像生成部は、前記背景座標情報に基づいて、前記画像変形部から前記変形後画像のデータが出力されないタイミングで前記背景画像のデータを出力する、ことを特徴とする表示装置。 - 入力画像を変形して変形後画像を生成するステップと、
生成された前記変形後画像に背景画像を合成して出力画像を生成するステップと、
前記変形後画像のデータが出力されない前記出力画像の画素位置を示す背景座標情報を生成するステップと、を有し、
前記背景座標情報を生成するステップは、
前記入力画像上の代表点の座標を、前記変形後画像上の座標に対応づけた情報に基づき、前記入力画像上の座標を前記変形後画像上の座標に変換する変換式を求め、
求めた前記変換式に基づき、前記入力画像を構成する互いに隣接した4つの画素の座標を前記変形後画像上の座標に変換し、
変換した4つの前記画素の座標により囲まれた座標値が整数で表される画素を前記変形後画像となる画素として特定し、4つの前記画素の座標によりで囲まれていない座標値が整数で表される画素を前記背景画像となる画素として特定し前記背景座標情報を生成し、
前記出力画像を生成するステップは、前記背景座標情報に基づいて、前記変形後画像を生成するステップにより前記変形後画像のデータが出力されないタイミングで前記背景画像のデータを出力する、ことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
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