Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP6655412B2 - 制御装置、制御装置の制御方法、制御プログラム、および制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに会話装置 - Google Patents

制御装置、制御装置の制御方法、制御プログラム、および制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに会話装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6655412B2
JP6655412B2 JP2016023092A JP2016023092A JP6655412B2 JP 6655412 B2 JP6655412 B2 JP 6655412B2 JP 2016023092 A JP2016023092 A JP 2016023092A JP 2016023092 A JP2016023092 A JP 2016023092A JP 6655412 B2 JP6655412 B2 JP 6655412B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
intensity
message
conversation
output device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016023092A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017140195A (ja
Inventor
達也 西尾
達也 西尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2016023092A priority Critical patent/JP6655412B2/ja
Publication of JP2017140195A publication Critical patent/JP2017140195A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6655412B2 publication Critical patent/JP6655412B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

本発明は、メッセージを音声出力装置に音声出力させる制御装置、該制御装置の制御方法、制御プログラム、および該制御プログラムを記録した記録媒体に関する。
制御装置の制御により音声出力装置に音声出力させるシステムが従来技術として知られている。例えば、特許文献1に開示されたシステムは、無線送信機を介して命令を送信するコンピュータシステムと、無線受信機を介して上記命令を受信し、上記命令に基づく動作を実行するように動作する玩具と、を含んでおり、上記玩具の動作の中には、音響出力が含まれている。すなわち、特許文献1には、コンピュータシステムの制御により玩具に音響出力(音声出力)させるシステムが開示されている。
特表2002−536030号公報(2002年10月29日公表)
しかしながら、上記特許文献1に開示された技術では、コンピュータシステムおよび玩具間の無線通信の接続が途切れてしまうと、玩具から出力される音声が途中で不自然に終了してしまうという問題点がある。
本発明は、前記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、制御装置および音声出力装置間の無線接続が途切れたために会話が継続されなくなった場合に、ユーザが抱く違和感を低減することができる制御装置などを実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御装置は、メッセージを音声出力装置に音声出力させる制御装置であって、上記音声出力装置と無線通信を行う通信部と、上記通信部において受信した、上記音声出力装置からの電波の強度が所定の強度低下閾値以下になった場合に、会話の終了を示唆するメッセージを自動的に上記音声出力装置に音声出力させる、または、ユーザに対して上記会話の終了を示唆するメッセージの送信指示を促すまたはユーザからの上記送信指示を可能とする制御を行うと共に、上記会話の終了を示唆するメッセージをユーザからの指示に基づいて上記音声出力装置に音声出力させる制御部と、を備えていることを特徴としている。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る制御装置の制御方法は、音声出力装置と無線通信を行う通信部を備え、メッセージを上記音声出力装置に音声出力させる制御装置の制御方法であって、上記通信部において受信した、上記音声出力装置からの電波の強度が所定の強度低下閾値以下になったかどうかを判定する判定工程と、上記判定工程において、上記強度が上記強度低下閾値以下になったと判定された場合に、会話の終了を示唆するメッセージを自動的に上記音声出力装置に音声出力させる、または、ユーザに対して上記会話の終了を示唆するメッセージの送信指示を促すまたはユーザからの上記送信指示を可能とする制御を行うと共に、上記会話の終了を示唆するメッセージをユーザからの指示に基づいて上記音声出力装置に音声出力させる制御工程とを含むことを特徴としている。
本発明の一態様によれば、制御装置および音声出力装置間の無線接続が途切れたために会話が継続されなくなった場合に、ユーザが抱く違和感を低減することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る制御装置および音声出力装置(音声出力制御システム)の要部構成の一例を示すブロック図である。 (a)は、音声出力制御システムの概要を示す図であり、(b)は、上記制御装置のタッチパネルに表示される画面の一例を示す図であり、(c)は、上記制御装置のタッチパネルに表示される画面の別の例を示す図であり、(d)は、上記制御装置のタッチパネルに表示される画面のさらに別の例を示す図である。 本発明の実施形態1に係る制御装置の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る制御装置および音声出力装置(音声出力制御システム)の要部構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係る制御装置の動作の流れを示すフローチャートである。 (a)は、上記制御装置のタッチパネルに表示される画面のさらに別の例を示す図であり、(b)は、上記制御装置のタッチパネルに表示される画面のさらに別の例を示す図である。 本発明の実施形態3に係る制御装置および音声出力装置(音声出力制御システム)の要部構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態3に係る制御装置の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態4に係る制御装置の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態5に係る制御装置の動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態6に係る制御装置の動作の流れを示すフローチャートである。 (a)は、上記制御装置のタッチパネルに表示される画面のさらに別の例を示す図であり、(b)は、上記制御装置のタッチパネルに表示される画面のさらに別の例を示す図である。
本発明の実施の形態について図1〜図12に基づいて説明すれば、次の通りである。以下、説明の便宜上、特定の項目にて説明した構成と同一の機能を有する構成については、同一の符号を付記し、その説明を省略する場合がある。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1について図1〜図3に基づいて説明する。まず、本実施形態に係る音声出力制御システム5の概要を図2に基づいて説明する。図2の(a)は、音声出力制御システム5の概要を示す図である。同図に示すように、音声出力制御システム5は、制御装置1と音声出力装置2とを含む。本実施形態では、話者Aが制御装置1を所持しているものとして説明する。
制御装置1は、音声出力装置2の音声出力を制御する装置である。制御装置1は、音声出力装置2の音声出力の制御を主たる機能とするものであってもよいし、他の機能を主たる機能とするものであってもよい。例えば、スマートフォンや携帯電話機、タブレット端末、およびパーソナルコンピュータ等に音声出力装置2の音声出力を制御する機能を持たせて制御装置1としてもよい。
音声出力装置2は、制御装置1の制御に従って音声を出力する装置である。本実施形態では、音声出力装置2に年少者(基本的なあいさつ等を覚える2〜5歳位の年齢層)向けのメッセージを音声出力させることを想定している。このため、音声出力装置2の外観を、年少者の嗜好に合わせた外観(クマのぬいぐるみ)の装飾体としてもよい。本実施形態では、音声出力装置2が、年少者向けのメッセージを発話する玩具である例を説明する。
なお、音声出力装置2が出力する音声の内容は特に限定されず、音声出力装置2の外観も特に限定されない。例えば、音声出力装置2は、フィギュアなどの人形や置物の外観の装飾体であってもよく、出力するメッセージも小学生、中学生、高校生、大学生、社会人、男性、女性、高齢者等、様々な層のユーザ向けに作成されたメッセージを適用できる。
音声出力制御システム5では、話者A(例えば母親)が制御装置1にて音声出力装置2にメッセージを音声出力させることにより、話者Aと話者B(例えば話者Aの子供)に音声出力装置2を加えた三者による対話が実現できる。また、話者Aと音声出力装置2との対話(受け答え)の様子を話者Bに示すこともできる。このように、親以外の話者である音声出力装置2がメッセージを発話することにより、子供には親子二人だけの対話時にはない刺激が与えられるので、知育効果が期待できる。
次に、制御装置1は、図2の(b)および(c)に示すように、タッチパネル13を備えており、話者Aはタッチパネル13への入力操作によって、所望のメッセージを音声出力装置2に音声出力させることができる。そして、制御装置1の主な特徴点は、メッセージの選択を受け付けるユーザインターフェースにある。
具体的には、まず、制御装置1は、図2の(b)に示すように、メッセージ(音声出力装置2に発話させるセリフ)の候補30A〜30F(個別の候補を区別する必要がないときには単に候補30と記載する)をタッチパネル13に表示する。各候補30にはその候補30の表示内容に関連したメッセージが対応付けられている。なお、図示の例では、メッセージの基本形を示す候補30を表示する例を示しているが、表示する候補30はユーザが所望のメッセージを選択する指標となるものであればよく、この例に限られない。例えば、「あいさつ」のように、メッセージの種別を示す情報を候補30として表示してもよい。また、表示する候補の数、および候補の提示態様は図示の例に限られず、制御装置1は、少なくとも1つの候補を、ユーザが選択できるような態様で表示すればよい。例えば、会話のシチュエーションや、ユーザの年齢、複数のユーザが同席する場合にはそのユーザの組み合わせ等に応じて、表示する候補を変更してもよい。
次に、図2の(c)は、話者Aがタッチパネル13に表示された候補30のうち、候補30Aを指示した場合を示している。このとき、音声出力装置2は、上記の話者Aの指示に基づいて、候補30Aに対応する「いただきます」とのメッセージを音声出力する。
〔装置構成〕
次に、制御装置1および音声出力装置2のより詳細な構成を図1に基づいて説明する。図1は、制御装置1および音声出力装置2の要部構成の一例を示すブロック図である。
(制御装置1の構成)
図示のように、制御装置1は、制御装置1の各部を統括して制御する制御部10、制御装置1が使用する各種データを記憶する記憶部11、制御装置1が他の装置(この例では音声出力装置2)と通信するための通信部12、およびタッチパネル(報知部)13を備えている。タッチパネル13は、制御部10の制御に従って表示面に画像を表示すると共に、表示面(ユーザの入力操作を受け付ける入力面でもある)に対するユーザの操作を検出して、検出結果を制御部10に出力する。
また、制御部10には、表示制御部100、操作内容特定部101、メッセージ選択部102、メッセージ生成部103、メッセージ送信部104、および判定部105が含まれている。そして、記憶部11には、メッセージ情報110が記憶されている。
表示制御部100は、音声出力装置2に音声出力させるメッセージの候補30をタッチパネル13に表示する。
操作内容特定部101は、タッチパネル13の入力面に対するタッチ操作に応じて、該タッチ操作の対象となった候補30を特定する。具体的には、操作内容特定部101は、表示制御部100が表示した候補30のうち、タッチ操作が検出された位置に表示された候補30を、タッチ操作の対象となった候補30であると特定する。
メッセージ選択部102は、候補30に対応するメッセージを、音声出力させるメッセージと決定する。例えば、図2の(c)に示す例では、候補30Aに対応する「いただきます」とのメッセージを音声出力するメッセージと決定する。
また、メッセージ選択部102は、後述する判定部105から、後述する電波強度判定結果の通知を受け、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度低下閾値以下の場合、自動的に会話の終了を示唆するメッセージ(以下、終了示唆メッセージと称する)を選択する。終了示唆メッセージとは、会話を終了する可能性があることを示すメッセージ、会話の終了を宣言するメッセージ、会話の終了を提案するメッセージ、および会話を継続することが困難な状況(理由)を示すメッセージを総称したものである。メッセージ選択部102は、例えば、「そろそろ眠くなってきたよー、また今度お話しましょうね」、「もうすぐお昼寝の時間だからまたね」などのメッセージを音声出力する終了示唆メッセージとして自動的に決定する。
このとき、メッセージ選択部102は、予め設定されている複数種類の終了示唆メッセージの中から音声出力するメッセージをランダムに選択してもよいし、終了示唆メッセージを音声出力する時点の時刻に対応した終了示唆メッセージを選択するなど、所定のルールに基づいて選択してもよい。
メッセージ生成部103は、音声出力装置2に出力させるメッセージの音声データを生成する。具体的には、メッセージ生成部103は、メッセージ選択部102が選択したメッセージのテキストデータから音声データを生成する。なお、テキストデータから音声データを生成する手法としては、公知の手法を適用することができる。
メッセージ送信部104は、タッチ操作の検出位置に表示されている候補30に対応するメッセージを音声出力装置2に音声出力させる。具体的には、メッセージ送信部104は、メッセージ生成部103が生成したメッセージを、通信部12を介して音声出力装置2に送信することにより音声出力装置2に音声出力させる。
通信部12は、音声出力装置2からの電波の強度を監視しており、当該電波の強度に対応する電波強度情報を判定部105に渡す。通信部12は、スマホの基本機能として内蔵されているビルトイン機能を使用してもいいし、別途専用のアプリを使用しても良い。
判定部105は、通信部12から受け取った電波強度情報に基づいて、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度低下閾値以下か否かを判定し、その結果(電波強度判定結果)をメッセージ選択部102に通知する。
メッセージ情報110は、表示制御部100が表示する候補30と対応付けて記憶されるメッセージのテキストデータである。なお、メッセージ情報110として、予め録音された人の声や予め生成した合成音声を格納してもよい。
(音声出力装置2の構成)
次に、音声出力装置2の構成を図1に基づいて説明する。図1に示すように、音声出力装置2は、音声出力装置2の各部を統括して制御する制御部20、音声出力装置2が使用する各種データを記憶する記憶部21、音声出力装置2が他の装置(この例では制御装置1)と通信するための通信部22、および音声出力部23を備えている。
通信部22は、制御装置1と無線通信可能なものであればよい。通信部22は、例えば、ブルートゥース(登録商標)や、Wi-Fi(登録商標)、または赤外線などによる通信を行うものであってもよい。また、音声出力部23は例えばスピーカであってもよい。
また、制御部20は、音声出力の対象となるメッセージを取得(本例では制御装置1から通信部22を介して取得)するメッセージ取得部201と、メッセージ取得部201が取得した音声を音声出力部23に音声出力させる音声出力制御部200と、を含む。
〔処理の流れ〕
次に、本実施形態の制御装置1が実行する処理(制御装置1が実行する制御方法)の流れを図3に基づいて説明する。図3は、本発明の実施形態1に係る制御装置1の動作の流れを示すフローチャートである。
まず、S101では、判定部105が、通信部12から受け取った電波強度情報に基づいて、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度低下閾値以下か否かを判定し(判定工程)、その結果(電波強度判定結果)をメッセージ選択部102に通知する。このとき、音声出力装置2からの電波の強度が、強度低下閾値以下の場合、S102に進む。一方、音声出力装置2からの電波の強度が、強度低下閾値を上回っている場合、S101に戻る。
次に、S102では、メッセージ選択部102は、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度低下閾値以下の場合、会話の終了を示唆するメッセージ(終了示唆メッセージ)をメッセージ情報110から自動的に選択し、S103に進む。
S103では、メッセージ生成部103が、終了示唆メッセージを生成し、メッセージ送信部104に渡す。具体的には、メッセージ生成部103は、メッセージ選択部102が選択した終了示唆メッセージのテキストデータから音声データを生成し、メッセージ送信部104へ出力する。
次のS104では、メッセージ送信部104が、終了示唆メッセージの音声データを受けとり、通信部12を介して音声出力装置2に送信する(制御工程)。
音声出力装置2は、終了示唆メッセージを示す音声データを受信すると、当該音声データを再生する。例えば、図2の(d)に示すように、音声出力装置2は、「そろそろ眠くなってきたよー、また今度お話しましょうね」との終了示唆メッセージを再生する。
なお、図2の(d)に表示されたメッセージM1「ぬいぐるみとの接続が非常に弱まっています」は、判定部105により、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度低下閾値以下と判定された場合に、表示制御部100により自動的にタッチパネル13に表示される。
次に、通信部12は、終了示唆メッセージを音声出力装置2に送信した旨を、制御部10に通知する。次のS105では、制御部10の表示制御部100が、終了示唆メッセージを送信したことをタッチパネル13に表示して、一連の処理は終了となる。例えば、図2の(d)に示すメッセージM2「終了会話 再生中」は、終了示唆メッセージが送信され、音声出力装置2が終了示唆メッセージを再生していることを示すメッセージである。
本実施形態によれば、制御装置1と音声出力装置2との間の無線接続が断たれる可能性が高まった場合に、会話の終了を示唆するメッセージが自動的に音声出力装置2から音声出力される。そのため、上記無線通信が途切れた場合に、会話が継続されないことに対してユーザ(特に、ぬいぐるみと会話をしている子供)が抱く違和感を抱くことを防止できる。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について図4〜図6に基づいて説明する。本実施形態は、制御装置1の制御部10において、判定部105が、上述した電波強度判定結果を表示制御部100に渡すように構成されている点で、実施形態1と異なっている。
〔装置構成〕
判定部105は、通信部12から受け取った電波強度情報に基づいて、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度低下閾値以下か否かを判定し、その結果(電波強度判定結果)を表示制御部100に通知する。
表示制御部100は、判定部105から電波強度判定結果を受け取り、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度低下閾値以下の場合、ユーザに対して会話の終了を示唆するメッセージの送信指示を促す、またはユーザからの上記送信指示を可能とする制御を行う。具体的には、表示制御部100は、終了示唆メッセージを送信するための入力領域をタッチパネル13に表示する制御を行う。
操作内容特定部101は、上記入力領域に対するユーザのタッチ操作が行われたことを検出すると、その旨を、メッセージ選択部102に通知する。
メッセージ選択部102は、操作内容特定部101から上記通知を受け取ると、音声出力する終了示唆メッセージをメッセージ情報110から選択する。メッセージ生成部103は、メッセージ選択部102が選択した終了示唆メッセージのテキストデータから音声データを生成する。
〔処理の流れ〕
次に、本実施形態の制御装置1が実行する処理(制御装置1が実行する制御方法)の流れを図5に基づいて説明する。図5は、本発明の実施形態2に係る制御装置1の動作の流れを示すフローチャートである。
まず、S201では、判定部105が、通信部12から受け取った電波強度情報に基づいて、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度低下閾値以下か否かを判定し(判定工程)、その結果(電波強度判定結果)を表示制御部100に通知する。このとき、音声出力装置2からの電波の強度が、強度低下閾値以下の場合、S202に進む。一方、音声出力装置2からの電波の強度が、強度低下閾値を上回っている場合、S201に戻る。
S202では、表示制御部100は、終了示唆メッセージの入力領域をタッチパネル13に表示する制御を行い、S203の処理に進む。具体的には、図6に示すように、タッチパネル13にメッセージM4「終了会話」アイコン(入力領域)が表示される。
また、本実施形態では、終了示唆メッセージの送信指示を促す制御として、上記入力面に既に表示されている上記入力領域を強調表示する制御を行っている。具体的には、「終了会話」アイコンの周囲を太い線で囲む表示を行う。なお、強調表示の態様はこのような例に限定されない。これにより、会話の終了を示唆するメッセージの送信指示の入力をユーザ行わせることが可能になるか、または、上記入力をユーザに促すことが可能になる。
次に、S203では、表示制御部100が、終了示唆メッセージの送信を促す警告メッセージをタッチパネル13に表示する。具体的には、図6に示すように、表示制御部100は、タッチパネル13にメッセージM3「ぬいぐるみとの接続が弱まっています」との警告メッセージを表示する。
次に、S204では、操作内容特定部101が、終了示唆メッセージの送信指示を受けたか否かを判定する。具体的には、図6に示すようにメッセージM4「終了会話」アイコンに対してユーザのタッチ操作があったか否かを判定する。このとき、メッセージM4「終了会話」アイコンに対してユーザのタッチ操作があった場合、S205に進む。一方、メッセージM4「終了会話」アイコンに対してユーザのタッチ操作がない場合、S204に戻る。
S205では、メッセージ選択部102が、終了示唆メッセージをメッセージ情報110から選択し、メッセージ生成部103は、メッセージ選択部102が選択した終了示唆メッセージのテキストデータから音声データを生成する。
次のS206では、メッセージ送信部104が、終了示唆メッセージの音声データを受けとり、通信部12を介して音声出力装置2に送信する。音声出力装置2は、終了示唆メッセージの音声データを再生する。例えば、図6に示すように、音声出力装置2は、「そろそろ眠くなってきたよー、また今度お話しましょうね」との終了示唆メッセージを再生する。
本実施形態によれば、制御装置1と音声出力装置2との間の無線接続が断たれる可能性が高まった場合に、会話の終了を示唆するメッセージの送信指示の入力をユーザに促すことができ、ユーザの判断に従って当該メッセージを音声出力装置2から音声出力することができる。
〔実施形態3〕
本発明の実施形態3について図7および図8に基づいて説明する。本実施形態は、制御装置1の制御部10において、判定部105が、上述した電波強度判定結果を、メッセージ選択部102、表示制御部100、および音量制御部106のそれぞれに渡すように構成されている点で、実施形態1および2と異なっている。
また、本実施形態では、電波の強度の閾値が、複数存在している点で、実施形態1および2と異なっている。ここでは便宜上、電波強度によって、複数の閾値のそれぞれを以下のように設定する。
(1)電波強度が中程度の場合の指標として第1強度低下閾値を設定する。
(2)電波強度が弱い場合の指標として第2強度低下閾値を設定する。
(3)電波強度が不明(接続が途切れている)の場合の指標として第3強度低下閾値を設定する。
第1〜第3強度低下閾値の大小関係は、
(第1強度低下閾値)>(第2強度低下閾値)>(第3強度低下閾値)となっている。
〔装置構成〕
判定部105は、音声出力装置2からの電波の強度が第2強度低下閾値よりも大きく、第1強度低下閾値以下の場合、表示制御部100にその旨を通知する。このとき、表示制御部100は、終了示唆メッセージを送信するための入力領域をタッチパネル13に表示する制御を行う。
また、判定部105は、音声出力装置2からの電波の強度が第3強度低下閾値よりも大きく、第2強度低下閾値以下の場合、メッセージ選択部102にその旨を通知する。このとき、メッセージ選択部102は、ユーザからの指示を待たずに、終了示唆メッセージを選択し、当該終了示唆メッセージを送信するための処理を開始する。
さらに、判定部105は、音声出力装置2からの電波の強度が第3強度低下閾値以下の場合、表示制御部100および音量制御部106にその旨を通知する。このとき、表示制御部100は、制御装置1と音声出力装置2との間の無線接続が途切れていることを示す警告メッセージをタッチパネル13に表示させる制御を行う。また、音量制御部106は、スピーカ14の音量を低下させる(またはミュートにする)制御を行う。
〔処理の流れ〕
次に、本実施形態の制御装置1が実行する処理(制御装置1が実行する制御方法)の流れを図8に基づいて説明する。図8は、本発明の実施形態3に係る制御装置1の動作の流れを示すフローチャートである。
まず、S301では、判定部105が、通信部12から受け取った電波強度情報に基づいて、音声出力装置2からの電波の強度が第3強度低下閾値以下か否かを判定し(判定工程)、その結果(電波強度判定結果)を表示制御部100および音量制御部106に通知する。このとき、音声出力装置2からの電波の強度が、第3強度低下閾値以下の場合、S302に進む。一方、音声出力装置2からの電波の強度が、第3強度低下閾値を上回っている場合、S304に進む。
S302では、表示制御部100は、制御装置1と音声出力装置2との間の無線接続が途切れていることを示す警告メッセージをタッチパネル13に表示させてS303に進む。例えば、上述したメッセージM1「ぬいぐるみとの接続が非常に弱まっています」をタッチパネル13に表示させる。
S303では、音量制御部106が、スピーカ14の音量を低下させて(またはミュートにして)、動作を終了する。なお、音声出力装置2との接続が断たれている状況において、ユーザからメッセージの送信指示を受け付けた場合に、制御部10は、上記送信指示をキャンセルし、上記メッセージを音声出力装置2に対して送信しない制御を行ってもよい。すなわち、制御部10は、通信可能な状態では音声出力装置2へ送信する音声データを、音声出力装置2との接続が断たれた状態では、ユーザの指示に反して送信しない。これらの制御によって、制御装置1と音声出力装置2との間の無線接続が断たれた場合に、音声出力装置2から音声出力されるはずのメッセージが制御装置1から音声出力されることを防止できる。
S304では、判定部105が、通信部12から受け取った電波強度情報に基づいて、音声出力装置2からの電波の強度が第2強度低下閾値以下か否かを判定し(判定工程)、その結果(電波強度判定結果)をメッセージ選択部102に通知する。このとき、音声出力装置2からの電波の強度が、第2強度低下閾値以下の場合、S305に進む。一方、音声出力装置2からの電波の強度が、第2強度低下閾値を上回っている場合、S309に進む。
次に、S305では、メッセージ選択部102は、ユーザからの指示を待つことなく終了示唆メッセージをメッセージ情報110から選択する。
次のS306では、メッセージ生成部103が、終了示唆メッセージを生成し、メッセージ送信部104に渡す。具体的には、メッセージ生成部103は、メッセージ選択部102が選択した終了示唆メッセージのテキストデータから音声データを生成する。
次のS307では、メッセージ送信部104が、終了示唆メッセージの音声データを受けとり、通信部12を介して音声出力装置2に送信する(制御工程)。音声出力装置2は、受信した終了示唆メッセージの音声データを再生する。例えば、音声出力装置2は、「そろそろ眠くなってきたよー、また今度お話しましょうね」との終了示唆メッセージを再生する。
S308では、表示制御部100が、終了示唆メッセージを既に送信したことを示すメッセージをタッチパネル13に表示させて、一連の処理は終了となる。
S309では、判定部105が、通信部12から受け取った電波強度情報に基づいて、音声出力装置2からの電波の強度が第1強度低下閾値以下か否かを判定し(判定工程)、その結果(電波強度判定結果)を表示制御部100に通知する。このとき、音声出力装置2からの電波の強度が、第1強度低下閾値以下の場合、S310に進む。一方、音声出力装置2からの電波の強度が、第1強度低下閾値を上回っている場合は、特別な制御を行うことなく、ユーザの指示に従って音声データを音声出力装置2に送信する。
S310では、表示制御部100は、終了示唆メッセージの入力領域をタッチパネル13に表示する制御を行い、S311に進む。具体的には、タッチパネル13にメッセージM4「終了会話」アイコン(入力領域)が表示される。また、本実施形態では、終了示唆メッセージの送信指示を促す制御として、上記入力面に既に表示されている上記入力領域を強調表示する制御を行う。これにより、会話の終了を示唆するメッセージの送信指示の入力をユーザ行わせることが可能になるか、または、上記入力をユーザに促すことが可能になる。
次に、S311では、表示制御部100が、終了示唆メッセージの送信を促す警告メッセージをタッチパネル13に表示する。具体的には、表示制御部100は、タッチパネル13にメッセージM3「ぬいぐるみとの接続が弱まっています」との警告メッセージを表示する。
次に、S312では、操作内容特定部101が、終了示唆メッセージの送信指示を受けたか否かを判定する。具体的には、操作内容特定部101は、メッセージM4「終了会話」アイコンに対してユーザのタッチ操作があったか否かを判定する。このとき、メッセージM4「終了会話」アイコンに対してユーザのタッチ操作があった場合、S313に進む。一方、メッセージM4「終了会話」アイコンに対してユーザのタッチ操作がない場合、S312に戻る。
S313では、メッセージ選択部102が、終了示唆メッセージをメッセージ情報110から選択し、メッセージ生成部103は、メッセージ選択部102が選択した終了示唆メッセージのテキストデータから音声データを生成する。
次のS314では、メッセージ送信部104が、終了示唆メッセージの音声データを受けとり、通信部12を介して音声出力装置2に送信する(制御工程)。音声出力装置2は、受信した終了示唆メッセージの音声データを再生する。例えば、音声出力装置2は、「そろそろ眠くなってきたよー、また今度お話しましょうね」との終了示唆メッセージを再生する。
本実施形態によれば、電波の強度が第1強度低下閾値以下かつ第2強度低下閾値より大きい場合には、ユーザからの指示に基づいて会話の終了を示唆するメッセージを送信するかどうかをユーザの判断に委ねることができる。さらに、電波の強度が第2強度低下閾値以下に低下した場合には、会話の終了を示唆するメッセージを自動的に音声出力させることにより、会話が途切れた場合にユーザが抱く違和感をより確実に低減できる。
〔実施形態4〕
次に、本発明の実施形態4について図9に基づいて説明する。図9は、本発明の実施形態4に係る制御装置1の動作の流れを示すフローチャートである。また、本実施形態の音声出力制御システム5については、図1または図7に示した機能ブロックを適用することができる。
本実施形態では、会話の終了を示唆するメッセージが音声出力装置2によって音声出力された後、音声出力装置2から送信された電波の強度が所定の強度回復閾値以上になった場合に、制御装置1は会話の再開を示唆するメッセージを自動的に音声出力装置2に音声出力させる。
〔装置構成〕
判定部105は、通信部12から受け取った電波強度情報に基づいて、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度回復閾値以上か否かを判定し、その結果(電波強度判定結果)をメッセージ選択部102に通知する。
メッセージ選択部102は、判定部105から、電波強度判定結果の通知を受け、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度回復閾値以上の場合、自動的に会話の再開を示唆するメッセージ(会話再開メッセージ)を選択する。具体的には、例えば、「またおしゃべりはじめましょ」などのメッセージを、音声出力するメッセージとして自動的に選択する。このとき、メッセージ選択部102は、予め設定されている複数種類の会話再開メッセージの中から音声出力するメッセージをランダムに選択してもよいし、音声出力された終了示唆メッセージに対応する会話再開メッセージを選択するなど、所定のルールに基づいて選択してもよい。
メッセージ生成部103は、音声出力装置2に出力させる会話再開メッセージの音声データを生成する。具体的には、メッセージ生成部103は、メッセージ選択部102が選択した会話再開メッセージのテキストデータから音声データを生成する。
メッセージ送信部104は、メッセージ生成部103が生成したメッセージを、通信部12を介して音声出力装置2に送信することにより音声出力装置2に音声出力させる。
表示制御部100は、通信部12により会話再開メッセージが音声出力装置2に送信された場合、その旨をタッチパネル13に表示させる。
〔処理の流れ〕
次に、本実施形態の制御装置1が実行する処理(制御装置1が実行する制御方法)の流れを図9に基づいて説明する。
まず、S401では、メッセージ送信部104が通信部12を介して音声出力装置2に終了示唆メッセージを送信する。
S402では、判定部105が、通信部12から受け取った電波強度情報に基づいて、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度回復閾値以上か否かを判定し、その結果(電波強度判定結果)をメッセージ選択部102に通知する。このとき、音声出力装置2からの電波の強度が、強度回復閾値以上の場合、S403に進む。一方、音声出力装置2からの電波の強度が、強度回復閾値未満の場合、S402に戻る。
次に、S403では、メッセージ選択部102は、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度回復閾値以上の場合、会話の再開を示唆するメッセージ(会話再開メッセージ)をメッセージ情報110から自動的に選択する。
S404では、メッセージ生成部103が、会話再開メッセージを生成し、メッセージ送信部104に渡す。具体的には、メッセージ生成部103は、メッセージ選択部102が選択した会話再開メッセージのテキストデータから音声データを生成する。
S405では、メッセージ送信部104が、会話再開メッセージの音声データを受けとり、通信部12を介して音声出力装置2に送信する。音声出力装置2は、会話再開メッセージの音声データを再生する。例えば、音声出力装置2は、「またおしゃべりはじめましょ」との会話再開メッセージを再生する。
次に、通信部12は、会話再開メッセージを音声出力装置2に送信した旨を、制御部10に通知し、処理はS406に進む。
S406では、制御部10の表示制御部100が、会話再開メッセージを送信したことをタッチパネル13に表示して一連の処理は終了となる。
本実施形態によれば、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度回復閾値以上になった場合に、音声出力装置2から会話の再開を示唆するメッセージが、自動的に音声出力される。これにより、自然な形で会話の再開をユーザ(特に、ぬいぐるみと会話をしている子供)に認知させることが可能になる。
なお、強度回復閾値を第1強度低下閾値と同じ値とし、音声出力装置2からの電波の強度が強度回復閾値よりも大きくなった場合に、会話の再開を示唆するメッセージを音声出力装置2に音声出力させてもよい。
〔実施形態5〕
次に、本発明の実施形態5について図10および図12の(a)に基づいて説明する。図10は、本発明の実施形態5に係る制御装置1の動作の流れを示すフローチャートである。また、本実施形態の音声出力制御システム5については、図4または図7に示した機能ブロックを適用することができる。
本実施形態では、会話の終了を示唆するメッセージが音声出力装置2によって音声出力された後、音声出力装置2から送信された電波の強度が所定の強度回復閾値以上になった場合に、制御装置1は会話の再開を示唆するメッセージ(会話再開メッセージ)の送信をユーザに促し、ユーザからの指示に基づいて会話再開メッセージを音声出力装置2に音声出力させる。
〔装置構成〕
判定部105は、通信部12から受け取った電波強度情報に基づいて、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度回復閾値以上か否かを判定し、その結果(電波強度判定結果)を表示制御部100に通知する。
表示制御部100は、判定部105から電波強度判定結果を受け取り、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度回復閾値以上の場合、ユーザに対して会話再開メッセージの送信指示を促す、またはユーザからの上記送信指示を可能とする制御を行う。具体的には、表示制御部100は、会話再開メッセージを送信するための入力領域をタッチパネル13に表示する制御を行う。操作内容特定部101は、上記入力領域に対するタッチ操作があったと特定すると、その旨を、メッセージ選択部102に通知する。
メッセージ選択部102は、音声出力する会話再開メッセージをメッセージ情報110から選択し、メッセージ生成部103は、メッセージ選択部102が選択した会話再開メッセージのテキストデータから音声データを生成する。
〔処理の流れ〕
次に、本実施形態の制御装置1が実行する処理(制御装置1が実行する制御方法)の流れを図10に基づいて説明する。
まず、S501では、メッセージ送信部104が通信部12を介して音声出力装置2に終了示唆メッセージを送信して、S502に進む。
S502では、判定部105が、通信部12から受け取った電波強度情報に基づいて、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度回復閾値以上か否かを判定し、その結果(電波強度判定結果)を表示制御部100に通知する。このとき、音声出力装置2からの電波の強度が、強度回復閾値以上の場合、S503に進む。一方、音声出力装置2からの電波の強度が、強度回復閾値未満の場合、S502に戻る。
S503では、表示制御部100は、会話再開メッセージの入力領域をタッチパネル13に表示する制御を行う。具体的には、図12の(a)に示すように、タッチパネル13にメッセージM6「会話再開」アイコン(入力領域)が表示される。また、本実施形態では、会話再開メッセージの送信指示を促す制御として、上記入力面に既に表示されている上記入力領域を強調表示する制御を行う。具体的には、「会話再開」アイコンの周囲を太い線で囲む表示を行う。なお、強調表示の態様はこのような例に限定されない。これにより、会話の再開を示唆するメッセージの送信指示の入力をユーザ行わせることが可能になるか、または、上記入力をユーザに促すことが可能になる。
次に、S504では、表示制御部100が、会話再開メッセージの送信を促すメッセージをタッチパネル13に表示する。具体的には、図12の(a)に示すように、表示制御部100は、タッチパネル13にメッセージM5「ぬいぐるみとの接続が回復しました」とのメッセージを表示する。
次に、S505では、操作内容特定部101が、会話再開メッセージの送信指示を受けたか否かを判定する。具体的には、図12の(a)に示すようにメッセージM6「会話再開」アイコンに対してユーザのタッチ操作があったか否かを判定する。このとき、メッセージM6「会話再開」アイコンに対してユーザのタッチ操作があった場合、S506に進む。一方、メッセージM6「会話再開」アイコンに対してユーザのタッチ操作がない場合、S505に戻る。
S506では、メッセージ選択部102が、音声出力する会話再開メッセージをメッセージ情報110から選択し、メッセージ生成部103は、メッセージ選択部102が選択した会話再開メッセージのテキストデータから音声データを生成する。
S507では、S405と同様に、メッセージ送信部104が、会話再開メッセージの音声データを受けとり、通信部12を介して音声出力装置2に送信する。音声出力装置2は、会話再開メッセージの音声データを再生する。
本実施形態によれば、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度回復閾値以上になった場合に、音声出力装置2から会話再開メッセージが、ユーザからの指示に基づいて音声出力される。これにより、会話再開メッセージを送信することの適否を制御装置1の操作者に判断させることができ、自然な形で会話の再開を、音声出力装置2から音声出力されるメッセージの受け取り手(ぬいぐるみと会話する子供)に認知させることが可能になる。
〔実施形態6〕
次に、本発明の実施形態6について図11および図12の(b)に基づいて説明する。図11は、本発明の実施形態6に係る制御装置1の動作の流れを示すフローチャートである。また、本実施形態の音声出力制御システム5については、図4または図7に示した機能ブロックを適用することができる。
本実施形態では、会話終了メッセージを音声出力装置2に音声出力させた後の所定の時間内に、ユーザ(制御装置1の操作者)からメッセージの送信に関わる入力を受け付けた場合に、制御装置1は、会話終了メッセージが既に音声出力されていることを上記ユーザ報知するとともに、上記送信に関わる入力を無効にする。
〔装置構成〕
判定部105は、通信部12から受け取った電波強度情報に基づいて、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度回復閾値以上か否かを判定し、その結果(電波強度判定結果)を表示制御部100に通知する。
制御部10は、メッセージ送信部104が終了示唆メッセージを送信してから一定時間が経過していない場合、ユーザによる操作命令(ユーザが指定した候補30(図2の(b)参照)の中の特定の候補に対応するメッセージを再生する操作)をキャンセルする。また、制御部10は、上記一定時間が経過した場合、ユーザによる操作命令の受付を開始(再開)する。
表示制御部100は、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度回復閾値以上の場合、電波強度が回復した旨を示すメッセージをタッチパネル13に表示する制御を行う。
〔処理の流れ〕
次に、本実施形態の制御装置1が実行する処理(制御装置1が実行する制御方法)の流れを図11に基づいて説明する。
まず、S601では、メッセージ送信部104が通信部12を介して音声出力装置2に終了示唆メッセージを送信する。また、このとき、制御部10は、表示制御部100を介して、終了示唆メッセージを送信したこと(または、終了示唆メッセージが既に音声出力されたこと)を示すメッセージをタッチパネル(報知部)13に表示させる制御を行う。
例えば、図12の(b)に示すメッセージM8の一部「終了示唆メッセージを送信」をタッチパネル13に表示する。これにより、音声出力装置2から会話の終了を示唆するメッセージが既に音声出力されたことを制御装置1のユーザに認知させることができる。そのため、終了示唆メッセージが送信された直後に、会話の続きを示すメッセージを送信すること、および間違って2度目の終了示唆メッセージを音声出力させる指示を行ってしまうことを防止することができる。
S602では、制御部10は、メッセージ送信部104が終了示唆メッセージを送信した後の所定の時間内は、ユーザによる操作命令をキャンセルしてS603に進む。
S603では、判定部105が、通信部12から受け取った電波強度情報に基づいて、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度回復閾値以上か否かを判定し、その結果(電波強度判定結果)を表示制御部100に通知する。このとき、音声出力装置2からの電波の強度が、強度回復閾値以上の場合、S604に進む。一方、音声出力装置2からの電波の強度が、強度回復閾値未満の場合、S603に戻る。
S604では、表示制御部100は、判定部105から電波強度判定結果を受け取り、音声出力装置2からの電波の強度が所定の強度回復閾値以上の場合、電波強度が回復した旨を示すメッセージをタッチパネル13に表示する。例えば、図12の(b)に示すように、メッセージM7「ぬいぐるみとの接続が回復しました」を、タッチパネル13に表示する。
また、このとき、制御部10は、表示制御部100を介して、会話が再開可能になるまでの時間を示すメッセージをタッチパネル13に表示させる制御を行う。例えば、図12の(b)に示すように、メッセージM8「操作可能まで後12秒」をタッチパネル13に表示する。会話が再開可能になるまでの時間は、終了示唆メッセージが音声出力されてからの所定の時間である。S605では、制御部10が、メッセージ送信部104が終了示唆メッセージを送信してから一定時間が経過したか否かを判定する。このとき、一定時間が経過したと判定された場合は、S606に進む。一方、一定時間が経過したと判定されていない場合は、S605に戻る。
S606では、制御部10が、ユーザによるメッセージの送信命令の受付を開始(再開)する。
〔ソフトウェアによる実現例〕
制御装置1および音声出力装置2の制御ブロック(特に制御部10および20)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、制御装置1および音声出力装置2は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。例えば、制御部10の各機能を実現するプログラムを含むアプリケーションソフトウェアを、スマートフォンなどの情報処理装置(コンピュータ)にダウンロードしてインストールすることによって、上記情報処理装置を制御装置1として機能させることもできる。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る制御装置は、メッセージを音声出力装置に音声出力させる制御装置であって、上記音声出力装置と無線通信を行う通信部と、上記通信部において受信した、上記音声出力装置からの電波の強度が所定の強度低下閾値以下になった場合に、会話の終了を示唆するメッセージを自動的に上記音声出力装置に音声出力させる、または、ユーザに対して上記会話の終了を示唆するメッセージの送信指示を促すまたはユーザからの上記送信指示を可能とする制御を行うと共に、上記会話の終了を示唆するメッセージをユーザからの指示に基づいて上記音声出力装置に音声出力させる制御部と、を備えている構成である。
上記構成によれば、音声出力装置からの電波の強度が所定の強度低下閾値以下になった場合に音声出力装置から会話の終了を示唆するメッセージが、自動的にまたはユーザからの指示に基づいて音声出力される。これにより、ユーザは、自然な形で会話の終了を予感することができ、上記無線通信が途切れたために会話が継続されなくなった場合に、ユーザが抱く違和感を低減することができる。
本発明の態様2に係る制御装置は、上記態様1において、上記制御部は、上記送信指示を可能とする制御として、上記送信指示を入力するための入力領域を、ユーザの入力操作を受け付ける入力面に新たに表示する制御を行う、または上記送信指示を促す制御として、上記入力面に既に表示されている上記入力領域を強調表示する制御を行っても良い。
上記構成によれば、会話の終了を示唆するメッセージの送信指示の入力をユーザ行わせることが可能になるか、または、上記入力をユーザに促すことが可能になる。
本発明の態様3に係る制御装置は、上記態様1または2において、上記強度低下閾値として、第1強度低下閾値および当該第1強度低下閾値よりも小さい値を有する第2強度低下閾値が設定されており、上記制御部は、上記強度が上記第1強度低下閾値以下かつ上記第2強度低下閾値より大きい場合に、上記送信指示を促すまたは上記送信指示を可能とする制御を行うと共に、上記会話の終了を示唆するメッセージをユーザからの指示に基づいて上記音声出力装置に音声出力させ、上記強度が上記第2強度低下閾値以下の場合に、上記会話の終了を示唆するメッセージを自動的に上記音声出力装置に音声出力させることが好ましい。
上記構成によれば、電波の強度が第1強度低下閾値以下かつ第2強度低下閾値より大きい場合には、ユーザからの指示に基づいて会話の終了を示唆するメッセージを送信するかどうかをユーザの判断に委ねることができる。さらに、電波の強度が第2強度低下閾値以下に低下した場合には、会話の終了を示唆するメッセージを自動的に音声出力させることにより、会話が途切れた場合にユーザが抱く違和感をより確実に低減できる。
本発明の態様4に係る制御装置は、上記態様1〜3のいずれかにおいて、上記会話の終了を示唆するメッセージが音声出力されたことをユーザに報知する報知部をさらに備えていることが好ましい。
上記構成によれば、音声出力装置から会話の終了を示唆するメッセージが既に音声出力されたことを制御装置のユーザに認知させることができるので、間違って2度目の終了示唆メッセージを音声出力させる指示を行ってしまうことを防止することができる。
本発明の態様5に係る制御装置は、上記態様1〜4のいずれかにおいて、上記制御部は、上記会話の終了を示唆するメッセージを上記音声出力装置に音声出力させた後、上記強度が上記強度低下閾値以上の値を有する強度回復閾値よりも大きくなった場合に、会話の再開を示唆するメッセージを自動的に上記音声出力装置に音声出力させる、またはユーザに対して上記会話の再開を示唆するメッセージの送信指示を促すまたはユーザからの上記会話の再開を示唆するメッセージの送信指示を可能とする制御を行うと共に、上記会話の再開を示唆するメッセージをユーザからの指示に基づいて上記音声出力装置に音声出力さることが好ましい。
上記構成によれば、音声出力装置からの電波の強度が所定の強度回復閾値よりも大きくなった場合に、音声出力装置から会話の再開を示唆するメッセージが、自動的にまたはユーザからの指示に基づいて音声出力される。これにより、自然な形で会話の再開をユーザに認知させることが可能になる。
本発明の態様6に係る制御装置は、上記態様5において、上記強度回復閾値は、上記強度低下閾値として設定された値のうち1つと同じ値であっても良い。上記構成によれば、予め設定する閾値の数を少なくすることができる。
本発明の態様7に係る制御装置は、上記態様1〜6のいずれかにおいて、上記会話の終了を示唆するメッセージは、会話を終了する可能性があることを示すメッセージ、会話の終了を宣言するメッセージ、会話の終了を提案するメッセージ、および会話を継続することが困難な状況を示すメッセージのいずれかを含んでいても良い。
本発明の態様8に係る制御装置は、上記態様1〜7のいずれかにおいて、音声出力部をさらに備え、上記音声出力装置との接続が断たれている状況において、ユーザからメッセージの送信指示を受け付けた場合に、上記制御部は、上記音声出力部の音量を低下させる、または上記メッセージを上記音声出力装置に対して送信しない制御を行うことが好ましい。
上記構成によれば、制御装置と音声出力装置との間の無線接続が途切れた場合に、制御装置の側からメッセージが音声出力されてしまうことを防止できる。
本発明の態様9に係る制御装置の制御方法は、音声出力装置と無線通信を行う通信部を備え、メッセージを上記音声出力装置に音声出力させる制御装置の制御方法であって、上記通信部において受信した、上記音声出力装置からの電波の強度が所定の強度低下閾値以下になったかどうかを判定する判定工程と、上記判定工程において、上記強度が上記強度低下閾値以下になったと判定された場合に、会話の終了を示唆するメッセージを自動的に上記音声出力装置に音声出力させる、または、ユーザに対して上記会話の終了を示唆するメッセージの送信指示を促すまたはユーザからの上記送信指示を可能とする制御を行うと共に、上記会話の終了を示唆するメッセージをユーザからの指示に基づいて上記音声出力装置に音声出力させる制御工程とを含む方法である。上記方法によれば、上記態様1と同様の効果を得ることができる。
本発明の上記各態様に係る制御装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記制御装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記制御装置をコンピュータにて実現させる制御装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 制御装置
2 音声出力装置
10 制御部
12 通信部
13 タッチパネル(報知部)
105 判定部

Claims (15)

  1. メッセージを音声出力装置に音声出力させる制御装置であって、
    上記音声出力装置と無線通信を行う通信部と、
    上記通信部において受信した、上記音声出力装置からの電波の強度が所定の強度低下閾値以下になった場合に、会話の終了を示唆するメッセージを自動的に上記音声出力装置に音声出力させる第1制御、または上記会話の終了を示唆するメッセージをユーザからの指示に基づいて上記音声出力装置に音声出力させる第2制御を行う制御部と、を備え、
    上記会話の終了を示唆するメッセージは、当該会話に関するメッセージであり、
    上記強度低下閾値として、第1強度低下閾値および当該第1強度低下閾値よりも小さい値を有する第2強度低下閾値が設定されており、
    上記制御部は、
    上記強度が上記第1強度低下閾値以下かつ上記第2強度低下閾値より大きい場合に、上記第2制御を行い、
    上記強度が上記第2強度低下閾値以下の場合に、上記第1制御を行うことを特徴とする制御装置。
  2. 上記会話の終了を示唆するメッセージは、会話を終了する可能性があることを示すメッセージ、会話の終了を宣言するメッセージ、会話の終了を提案するメッセージ、および会話を継続することが困難な状況を示すメッセージのいずれかを含むことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 上記制御部は、
    上記第2制御を行う場合、上記第2制御を行うと共に、ユーザに対して上記会話の終了を示唆するメッセージの送信指示を促す第3制御、またはユーザからの上記送信指示を可能とする第4制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 上記制御部は、上記送信指示を可能とする上記第4制御として、上記送信指示を入力するための入力領域を、ユーザの入力操作を受け付ける入力面に新たに表示する制御を行う、または上記送信指示を促す上記第3制御として、上記入力面に既に表示されている上記入力領域を強調表示する制御を行うことを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  5. 上記会話の終了を示唆するメッセージが音声出力されたことをユーザに報知する報知部をさらに備えることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 上記制御部は、
    上記会話の終了を示唆するメッセージを上記音声出力装置に音声出力させた後、上記強度が上記強度低下閾値以上の値を有する強度回復閾値よりも大きくなった場合に、会話の再開を示唆するメッセージを自動的に上記音声出力装置に音声出力させる第5制御、または上記会話の再開を示唆するメッセージをユーザからの指示に基づいて上記音声出力装置に音声出力させる第6制御を行うことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 上記制御部は、
    上記第6制御を行う場合、上記第6制御を行うと共に、ユーザに対して上記会話の再開を示唆するメッセージの送信指示を促す第7制御、またはユーザからの上記会話の再開を示唆するメッセージの送信指示を可能とする第8制御を行うことを特徴とする請求項に記載の制御装置。
  8. 上記強度回復閾値は、上記強度低下閾値として設定された値のうち1つと同じ値であることを特徴とする請求項またはに記載の制御装置。
  9. 音声出力部をさらに備え、
    上記音声出力装置との接続が断たれている状況において、ユーザからメッセージの送信指示を受け付けた場合に、上記制御部は、上記音声出力部の音量を低下させる、または上記メッセージを上記音声出力装置に対して送信しない制御を行うことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の制御装置。
  10. メッセージを音声出力装置に音声出力させる制御装置であって、
    上記音声出力装置と無線通信を行う通信部と、
    上記通信部において受信した、上記音声出力装置からの電波の強度が所定の強度低下閾値以下になった場合に、会話の終了を示唆するメッセージを自動的に上記音声出力装置に音声出力させる第1制御、または上記会話の終了を示唆するメッセージをユーザからの指示に基づいて上記音声出力装置に音声出力させる第2制御を行う制御部と、
    を備え、
    上記強度低下閾値として、第1強度低下閾値および当該第1強度低下閾値よりも小さい値を有する第2強度低下閾値が設定されており、
    上記制御部は、
    上記強度が上記第1強度低下閾値以下かつ上記第2強度低下閾値より大きい場合に、上記第2制御を行い、
    上記強度が上記第2強度低下閾値以下の場合に、上記第1制御を行い、
    さらに上記制御部は、
    上記第2制御を行う場合、上記第2制御を行うと共に、ユーザに対して上記会話の終了を示唆するメッセージの送信指示を促す第3制御、またはユーザからの上記送信指示を可能とする第4制御を行い、
    さらに上記制御部は、
    上記送信指示を可能とする上記第4制御として、上記送信指示を入力するための入力領域を、ユーザの入力操作を受け付ける入力面に新たに表示する制御を行う、または上記送信指示を促す上記第3制御として、上記入力面に既に表示されている上記入力領域を強調表示する制御を行うことを特徴とする制御装置。
  11. メッセージを音声出力装置に音声出力させる制御装置であって、
    上記音声出力装置と無線通信を行う通信部と、
    上記通信部において受信した、上記音声出力装置からの電波の強度が所定の強度低下閾値以下になった場合に、会話の終了を示唆するメッセージを自動的に上記音声出力装置に音声出力させる第1制御、または上記会話の終了を示唆するメッセージをユーザからの指示に基づいて上記音声出力装置に音声出力させる第2制御を行う制御部と、
    を備え、
    上記強度低下閾値として、第1強度低下閾値および当該第1強度低下閾値よりも小さい値を有する第2強度低下閾値が設定されており、
    上記制御部は、
    上記強度が上記第1強度低下閾値以下かつ上記第2強度低下閾値より大きい場合に、上記第2制御を行ない、
    上記強度が上記第2強度低下閾値以下の場合に、上記第1制御を行うことを特徴とする制御装置。
  12. 音声出力装置と、
    請求項1から11のいずれか1項に記載の制御装置と、を備え、
    ユーザとの間で会話を行うことを特徴とする会話装置。
  13. 音声出力装置と無線通信を行う通信部を備え、メッセージを上記音声出力装置に音声出力させる制御装置の制御方法であって、
    上記通信部において受信した、上記音声出力装置からの電波の強度が所定の強度低下閾値以下になったかどうかを判定する判定工程と、
    上記判定工程において、上記強度が上記強度低下閾値以下になったと判定された場合に、会話の終了を示唆するメッセージを自動的に上記音声出力装置に音声出力させる第1制御、または上記会話の終了を示唆するメッセージをユーザからの指示に基づいて上記音声出力装置に音声出力させる第2制御を行う制御工程とを含み、
    上記会話の終了を示唆するメッセージは、当該会話に関するメッセージであり、
    上記強度低下閾値として、第1強度低下閾値および当該第1強度低下閾値よりも小さい値を有する第2強度低下閾値が設定されており、
    上記制御工程にて、
    上記強度が上記第1強度低下閾値以下かつ上記第2強度低下閾値より大きい場合に、上記第2制御を行い、
    上記強度が上記第2強度低下閾値以下の場合に、上記第1制御を行うことを特徴とする制御装置の制御方法。
  14. 請求項13に記載の各工程をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
  15. 請求項14に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2016023092A 2016-02-09 2016-02-09 制御装置、制御装置の制御方法、制御プログラム、および制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに会話装置 Active JP6655412B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016023092A JP6655412B2 (ja) 2016-02-09 2016-02-09 制御装置、制御装置の制御方法、制御プログラム、および制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに会話装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016023092A JP6655412B2 (ja) 2016-02-09 2016-02-09 制御装置、制御装置の制御方法、制御プログラム、および制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに会話装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017140195A JP2017140195A (ja) 2017-08-17
JP6655412B2 true JP6655412B2 (ja) 2020-02-26

Family

ID=59628130

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016023092A Active JP6655412B2 (ja) 2016-02-09 2016-02-09 制御装置、制御装置の制御方法、制御プログラム、および制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに会話装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6655412B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001188782A (ja) * 1999-12-28 2001-07-10 Sony Corp 情報処理装置および方法、並びに記録媒体
JP2004159276A (ja) * 2002-09-13 2004-06-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信装置
JP2004299033A (ja) * 2003-04-01 2004-10-28 Sony Corp ロボット装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2005102241A (ja) * 2004-10-12 2005-04-14 Denso Corp 携帯端末
JP4608472B2 (ja) * 2006-10-02 2011-01-12 本田技研工業株式会社 移動ロボット及び移動ロボットの制御装置
JP4658891B2 (ja) * 2006-10-02 2011-03-23 本田技研工業株式会社 ロボットの制御装置
JP2014219617A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 トヨタ自動車株式会社 音声案内システム及び音声案内方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017140195A (ja) 2017-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107509153B (zh) 声音播放器件的检测方法、装置、存储介质及终端
CN106468998B (zh) 一种信息的显示方法以及终端
KR100939891B1 (ko) 체감 효과 메시지를 휴대용 통신 장치에 제공하는 방법 및시스템
KR20080041293A (ko) 체감 효과 메시지를 휴대용 통신 장치에 제공하는 방법 및시스템
CN109429132A (zh) 耳机系统
CN101442699A (zh) 声音播放装置参数调整方法
US20210373848A1 (en) Methods and systems for generating customized audio experiences
JP6072748B2 (ja) 報知装置
JP2012060235A (ja) 動作条件設定システム、ユーザ装置、設定サーバ、及び動作条件設定方法
CN107948854B (zh) 一种操作音频生成方法、装置、终端及计算机可读介质
JP6655412B2 (ja) 制御装置、制御装置の制御方法、制御プログラム、および制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、ならびに会話装置
CN104980583A (zh) 一种事件提醒方法及终端
KR20170001423A (ko) 전자 장치 및 전자 장치에서 메시지를 제공하는 방법
CN106648540A (zh) 一种音乐切换方法及装置
JP6405964B2 (ja) 音声制御システム、車載装置、音声制御方法
US20110216915A1 (en) Providing audible information to a speaker system via a mobile communication device
KR101344288B1 (ko) 채팅 프로그램의 이뮤지콘 제공 시스템 및 방법
KR101294214B1 (ko) 상대 통화자의 감정을 진동으로 전달하는 이동통신 단말기 및 방법
JP6732683B2 (ja) オーディオ装置
CN204623638U (zh) 音频系统及自行车
JP6517680B2 (ja) 心理形成プログラム
KR100798956B1 (ko) 통화모드에서의 사용자 감정 조절을 위한 음파 제어 방법및 장치
JP2017080374A (ja) 制御装置
JP4457986B2 (ja) 語学学習システム及び端末装置
KR100762634B1 (ko) 휴대단말기에서 미디어데이터 생성 및 디스플레이 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191217

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6655412

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150