JP6652745B2 - 加工工具ホルダと精密仕上げロボットシステム - Google Patents
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Description
仕上げ加工の中でも、複雑形状部品や精密部品の仕上げは、熱処理による部品の形状変化などの理由により自動化が難しく、熟練作業者の経験や技能に依存せざるをえない作業である。
そのため、作業者の熟練度に応じて仕上げ後のワーク品質がばらつく問題が生じる。
この場合、仕上げ工具として、スピンドルに固定され、軸心を中心に回転駆動され、軸方向に延びるブラシ状砥石を保持する工具が用いられる。かかる工具(以下、「砥石ブラシ」と呼ぶ)は、例えば特許文献1に開示されている。
そのため、仕上げ箇所の近傍に非加工部が存在する場合、遠心力によりブラシ状砥石の端面が拡大し非加工部を加工してしまうため、従来の砥石ブラシの適用が困難であった。
加工工具外周面に密着又は近接する変形防止孔を有し、マンドレル外周面に軸方向に移動可能に嵌合するスリーブと、
前記マンドレルの前記軸方向に前記スリーブを複数の停止位置に移動可能に保持する移動保持機構と、を有し、
前記移動保持機構は、前記マンドレル外周面に沿って前記スリーブを前記軸方向の力により前記軸方向に移動可能であり、かつ力の除去により前記軸方向の複数の停止位置に前記スリーブを固定して保持するように構成されている、加工工具ホルダが提供される。
この構成により、軸心を中心に加工工具ホルダを高速(例えば1万rpm以上)で回転駆動しても、加工中に変形する加工工具の遠心力による変形を変形防止孔により防止することができる。
この構成により、スリーブに軸方向の力を付加することで、スリーブをマンドレルの軸方向に移動することができる。また、この力の除去により複数の停止位置にスリーブを保持することができる。
従って、加工中に変形する加工工具の突出し長さを調整して安定した精密仕上げを実現できる。
精密仕上げロボットシステム100(以下、単に、「本システム100」と呼ぶ。)は、産業用ロボットに知能化技術を適用して、人間のように仕上げを行うシステムである。
ロボット12は、3次元空間において、ハンド20の位置及び姿勢を変更する。ロボットコントローラ14は、ロボット12を制御する。力覚センサ16は、ハンド20に作用する外力を検出する。
ハンド20は、ATC18に取り付けられたフランジ20aとスピンドル20bからなる。工具22は、スピンドル20bに取り付けられている。
制御PC24は、目標軌道を演算する。ハンドラック26は、ハンド20を収納する。
工具ラック28は、工具22を収納する。割出台30は、ワークWを載せ回転させる。ドレス台32は、工具22をドレスする。
PLC36は、他のコンピュータと同じようにマイクロプロセッサが使われ、ソフトで動作する。
工具22は、本発明の加工工具ホルダ40(図3参照)とこれに保持された加工工具を意味する。以下、区別が必要な場合を除き、単に「工具」と呼ぶ。
目標軌道は、ロボット軌道データや、力覚センサ16が取得する力データとトルクデータ、ロボットコントローラ14から取得する位置データと姿勢データを元に制御PC24で演算され、ロボットコントローラ14へ位置指令が送られる。
(1)仕上げに応じて様々なハンド20と工具22を使い分けることができる。
本システム100は、ハンド20と工具22を、仕上げ内容や条件に応じて様々に使い分けて仕上げを行っている。本システム100はこのような使い分けを、工具交換、ハンド交換、位置制御、力制御、位置と力のハイブリッド制御を用いて実現している。
CADとは、パソコンの画面上で図面を作成するためのソフトウェアである。またCAMとは、パソコン上でNC工作機械の加工プログラムを作成するソフトウェアである。
本システム100は、CADモデルとCAMから仕上げ軌道をオフラインで作成できる。複雑曲面での磨き軌道作成など、教示作業で行うには手間がかかる軌道を作成する際に有効である。
本システム100は、計測ピンをワークWに接触させてワークWの位置を計測するタッチセンシング機能を用いて、ワークWの位置誤差を補償して高精度に仕上げることができる。
本システム100は、仕上げに必要な一連の動作と変数をコマンド化及びパラメータ化し、仕上げ用のロボット言語体系を構築している。コマンド化された動作の一例として、力制御で仕上げを行う、タッチセンシング計測結果を記録して仕上げ動作に使用する、スピンドル20bなどの周辺機器を動かす、といった動作が挙げられる。
図2(A)(B)に示す加工工具は、ブラシ状砥石1であり、(A)はブラシ状砥石1の断面図、(B)はその側面図である。また、図2(C)に示す加工工具は、軸付砥石4である。この例において軸付砥石4は、砥石部4aと軸部4bとからなる。
なお、加工工具は、加工中に変形(例えば、磨耗)する限りでその他の加工工具であってもよい。
また、円筒形保持部3の外径Dは、例えば約8mm(6〜10mm)、円筒形保持部3の長さL2は、例えば約10mmである。
このうち、図3は、加工工具ホルダ40とブラシ状砥石1の斜視図であり、図4は、突出し長さL3が長い状態の加工工具ホルダ40とブラシ状砥石1の側面図(A)と断面図(B)である。
以下、特に区別しない限り、「軸心」とはスピンドル20b及びマンドレル42の軸心Z−Zを意味し、「軸方向」とは、スピンドル20b及びマンドレル42の軸方向を意味する。
すなわちマンドレル42は、マンドレル末端部42aがスピンドル20bに固定され、スピンドル20bの軸方向に延び、マンドレル先端部42bがブラシ状砥石1をスピンドル20bの軸心Z−Zと同軸に保持する。
なお、加工工具が軸付砥石4(図2(C)参照)の場合には、軸付砥石4の軸部4bをマンドレル先端部42bに固定する。
加工工具ホルダ40とマンドレル42の軸心Z−Zは、スピンドル20bの軸心Z−Zと一致する。
嵌合孔42cには、ブラシ状砥石1の円筒形保持部3(又は軸付砥石4の軸部4b)が嵌合し、雌ねじ穴3aと螺合するねじ(図示せず)により、マンドレル42にブラシ状砥石1(又は軸付砥石4の軸部4b)を軸心Z−Zと同軸に保持する。
マンドレル外周面42dは、マンドレル先端部42bから末端側に延びる軸心Z−Zと同軸の円筒形部分である。
凹部42eは、マンドレル外周面42dの中間部に設けられ、マンドレル外周面42dより内側に位置する平行面を有する。
雌ねじ穴42fは、凹部42eに設けられ、軸心Z−Zに直交する。
すなわち、スリーブ44は、マンドレル42のマンドレル外周面42dに軸方向に移動可能に嵌合する。また、スリーブ44の軸心Z−Zは、スピンドル20bの軸心Z−Zと一致する。
また、スリーブ44は、ブラシ状砥石1の線状砥材2を通しその加工工具外周面2aに密着又は近接する変形防止孔44bをスリーブ先端部44aに有する。
スリーブ先端部44aは、この例では切頭円錐形である。
スリーブ内周面44cは、軸心Z−Zと同心の円筒内面であり、マンドレル外周面42dに微小隙間を介して嵌合し、スリーブ44を軸方向に移動可能に案内する。
スリーブ外周面44dは、スリーブ先端部44aから末端側に延びる軸心Z−Zと同心の円筒外面である。
縮径部44eは、スリーブ外周面44dの中間部に設けられ、マンドレル外周面42dより小径の円筒外面である。
移動保持機構50は、マンドレル42の軸方向にスリーブ44を複数の停止位置に移動可能に保持する。すなわち、移動保持機構50は、マンドレル外周面42dに沿ってスリーブ44を軸方向の力により軸方向に移動可能であり、かつ力の除去により軸方向の複数の停止位置にスリーブ44を固定して保持する。
この例で円周溝45aは、軸方向に対し一定の勾配(例えば45°)を有する1対のテーパ面を有するV形溝である。
また、円周溝45aの内面は、スリーブ内周面44cと同一の円筒内面であり、軸心Z−Zと同心にスリーブ44を保持するようになっている。
なお、円周溝45aの形状と寸法は、この例に限定されず、任意に設定することができる。
この例で、第1付勢機構52は、第1係合ヘッド51を半径方向外方に付勢する第1圧縮コイルバネ52aと、第1圧縮コイルバネ52aを内側に収容するバネケース52bとを有する。
バネケース52bは、一端が閉じられた中空円筒形の部材であり、その外面に雌ねじ穴42fと螺合する雄ねじ部を有する。
なお、第1付勢機構52は複数に限定されず、単一であってもよい。
本発明の効果として、突き出し長の自動化が挙げられる。手でスリーブ44を移動することも可能だが、本発明の加工工具ホルダ40を使って加工工具をロボット12のハンド20(図1参照)に把持させることで、ロボット12によりスリーブ44を押し込むことができる。従って、加工工具の突き出し長を一定に保ちながら安定した加工ができ、その突き出し長を一定に保つ動作を自動化できる。
図6(C)(D)に示すように、工具長が変わっても同様に突き出し長を一定にすることができる。
また治具5の形や配置を変えれば、スリーブ44を押し込むだけでなく、引き出すことも可能である。
図7(A)(B)に示すように、第1付勢機構52(プランジャ)の長さ調整のために、スリーブ側に長穴47を設けておくことが好ましい。この長穴47を通してレンチ6で第1付勢機構52を調整することができる。
なおこの場合、回転時の動バランスを考慮して、奇数(この例では3つ)の長穴47を周方向に等間隔に配置することが好ましい。
また、この状態で加工工具を使用した場合、スリーブ44が自由に回転してしまう。そこで、図7(B)に示すように、長穴47の1つに嵌るように突起物48を設け、スリーブ44が回転しないようにすることが好ましい。
この例で円周突部43aは、軸方向に対し一定の勾配(例えば45°)を有する1対のテーパ面を有するV形突部である。
なお、円周突部43aの形状と寸法は、この例に限定されず、任意に設定することができる。
なお本発明はこの構成に限定されず、第2付勢機構54又は第2係合ヘッド53を、スリーブ44とは別に構成してスリーブ44に連結してもよい。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
第2圧縮コイルバネ58は、スリーブカバー56とスリーブ44のスリーブ末端部44fとの間に挟持され、スリーブ44を先端側に付勢する。
また、スリーブカバー56は、そのカバー外周面56cに突起部46と嵌合する螺旋溝57を有する。
螺旋溝57は、螺旋状の第1溝端面57aと階段状の第2溝端面57bとを有する。螺旋状の第1溝端面57aは、滑らかな螺旋面であり突起部46と係合して突起部46の軸方向内方への移動を案内する。また階段状の第2溝端面57bは、この例では先端側に突起部46を収容する凹みを有し、突起部46の軸方向外方への移動を防止する。
その他の構成は、第1実施形態と同様である。
またこの移動の際、突起部46が螺旋状の第1溝端面57aに接触するので、スリーブカバー56(又はスリーブ44)が螺旋状の第1溝端面57aに沿って軸心Z−Zを中心に回転する。
次いで、軸方向の力を除去すると、第2圧縮コイルバネ58の付勢力によりスリーブ44が軸方向外方に移動し、その際、突起部46が階段状の第2溝端面57bに接触し、この例では先端側の凹み内に停止する。すなわち、軸方向の力の除去により複数の停止位置にスリーブ44を固定して保持することができる。
従って、加工中に変形する加工工具(ブラシ状砥石1)の突出し長さを調整して安定した精密仕上げを実現できる。
2 線状砥材(カッティングファイバ)、2a 加工工具外周面、
3 円筒形保持部(ホルダ)、3a 雌ねじ穴、4 軸付砥石、
4a 砥石部、4b 軸部、5 治具、6 レンチ、12 ロボット、
14 ロボットコントローラ、16 力覚センサ、18 ATC、
20 ハンド、20a フランジ、20b スピンドル、22 工具、
24 制御PC、26 ハンドラック、28 工具ラック、30 割出台、
32 ドレス台、34 操作タッチパネル、36 PLC、
40 加工工具ホルダ、42 マンドレル、42a マンドレル末端部、
42b マンドレル先端部、42c 嵌合孔、42d マンドレル外周面、
42e 凹部、42f 雌ねじ穴、43a 円周突部、44 スリーブ、
44a スリーブ先端部、44b 変形防止孔、44c スリーブ内周面、
44d スリーブ外周面、44e 縮径部、44f スリーブ末端部、
45a 円周溝、46 突起部、47 長穴、48 突起物、
50 移動保持機構、51 第1係合ヘッド、
52 第1付勢機構(プランジャ)、52a 第1圧縮コイルバネ、
52b バネケース、53 第2係合ヘッド、54 第2付勢機構、
56 スリーブカバー、56a カバー末端部、56b カバー内周面、
56c カバー外周面、57 螺旋溝、57a 第1溝端面、
57b 第2溝端面、58 第2圧縮コイルバネ、
100 精密仕上げロボットシステム(本システム)
Claims (9)
- 加工中に変形する加工工具を保持できるマンドレルと、
加工工具外周面に密着又は近接する変形防止孔を有し、マンドレル外周面に軸方向に移動可能に嵌合するスリーブと、
前記マンドレルの前記軸方向に前記スリーブを複数の停止位置に移動可能に保持する移動保持機構と、を有し、
前記移動保持機構は、前記マンドレル外周面に沿って前記スリーブを前記軸方向の力により前記軸方向に移動可能であり、かつ力の除去により前記軸方向の複数の停止位置に前記スリーブを固定して保持するように構成されている、加工工具ホルダ。 - 前記移動保持機構は、前記スリーブのスリーブ内周面に前記軸方向に間隔を隔てて設けられた複数の円周溝と、前記マンドレルに設けられ前記円周溝と嵌合する第1係合ヘッドと、前記第1係合ヘッドを半径方向外方に付勢する第1付勢機構と、を有する、請求項1に記載の加工工具ホルダ。
- 前記円周溝は、前記軸方向に対し一定の勾配を有する1対のテーパ面を有するV形溝であり、前記第1係合ヘッドは、前記V形溝と嵌合する円弧面又は球面を有する、請求項2に記載の加工工具ホルダ。
- 前記加工工具は、前記軸方向に延びるブラシ状砥石であり、
前記マンドレルは、マンドレル末端部がスピンドルに固定され、前記軸方向に延び、マンドレル先端部に前記ブラシ状砥石を前記スピンドルの軸心と同軸に保持し、
前記スリーブは、前記変形防止孔をスリーブ先端部に有し、
前記移動保持機構は、前記マンドレル外周面に沿って前記スリーブを前記軸方向の力により前記軸方向に移動可能であり、かつ前記力の除去により前記軸方向の複数の停止位置に前記スリーブを固定して保持する、請求項1に記載の加工工具ホルダ。 - 前記ブラシ状砥石は、前記加工工具外周面が円筒形に束ねられた複数の線状砥材と、該線状砥材の砥石末端部を保持し前記線状砥材の中心軸と同軸に位置する円筒形保持部と、を有する、請求項4に記載の加工工具ホルダ。
- 前記移動保持機構は、前記マンドレルの外面に前記軸方向に間隔を隔てて設けられた複数の円周突部と、前記円周突部と嵌合する第2係合ヘッドと、前記第2係合ヘッドを半径方向内方に付勢する第2付勢機構と、を有する、請求項1に記載の加工工具ホルダ。
- 前記円周突部は、前記軸方向に対し一定の勾配を有する1対のテーパ面を有するV形突部であり、
前記第2付勢機構は、前記スリーブのスリーブ末端部に設けられ周方向に分割された円弧部分であり、
前記第2係合ヘッドは、前記円弧部分の末端部内面に設けられ、前記V形突部と嵌合するV形溝を有する、請求項6に記載の加工工具ホルダ。 - 前記移動保持機構は、カバー末端部が前記マンドレルに固定され、カバー内周面が前記スリーブのスリーブ外周面に嵌合するスリーブカバーと、
前記スリーブカバーと前記スリーブのスリーブ末端部との間に挟持され、前記スリーブを先端側に付勢する第2圧縮コイルバネと、を有し、
前記スリーブは、その外面に半径方向に突出して設けられた突起部を有し、
前記スリーブカバーは、そのカバー外周面に前記突起部と嵌合する螺旋溝を有し、
前記螺旋溝は、前記突起部の軸方向内方への移動を案内する螺旋状の第1溝端面と、前記突起部の軸方向外方への移動を防止する階段状の第2溝端面とを有する、請求項1に記載の加工工具ホルダ。 - 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の加工工具ホルダと、
前記マンドレルのマンドレル末端部が固定されたスピンドルと、
前記スピンドルを有するハンドと、
前記ハンドに作用する外力を検出する力覚センサと、
前記ハンドを移動するロボットと、
前記ロボットを制御するロボットコントローラと、を備える精密仕上げロボットシステム。
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