JP6531491B2 - 二次電池 - Google Patents
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Description
する恐れがある。
正極、負極、およびセパレータを含む電池要素と、
前記電池要素を収容するフィルム外装体と、
前記フィルム外装体に当接して該フィルム外装体を穿孔することができる切断部が形成され、前記電池要素に直接的または間接的に固定された補強部材と、
を備える二次電池。
・「間接的に固定された」とは、一方の部材が他方の部材に、何らかの中間部材を介在させた状態で、固定されることを意味する。
・「フィルム外装電池」とは、電池要素を電解質とともにフィルム外装体に収容した電池のことをいい、一般的には、全体として偏平な形状をしている。例えば電動車両用の電池では、容量が大きいこと、内部抵抗が低いこと、放熱性が高いこと等が要求されるところ、フィルム外装電池はこれらの点で有利である。
・「フィルム外装体」とは、可撓性を有するフィルムで構成され電池要素を収容する外装体のことをいい、2枚のフィルムを対向配置して互いに融着することにより電池要素を密閉するものであってもよいし、1枚のフィルムを折り返して対向した面どうしを融着することにより電池要素を密閉するものであってもよい。
フィルム外装電池の基本的な構成について、図1〜図3を参照して説明する。後述するように、本発明の一形態に係る電池は、フィルム外装体内に切断部を有する補強部材が配置されていることを特徴の1つとする。ただし、説明の都合上、図1〜図3ではそれらの図示は省略している。以下では電池要素が積層型のフィルム外装電池を例に挙げて説明するが、本発明自体は、必ずしも積層型の電池に限らず捲回型などの電池にも適用しうる。
電池要素の各要素に関しては、具体的には以下のようなものを採用してもよい。
セパレータとしては、例えば、アラミド、ポリイミド、ポリエステル、セルロース、ポリエチレンやポリプロプレンなどのポリオレフィン系樹脂を用いることができる。ポリオレフィン系樹脂を電子線照射または架橋剤の添加によって架橋して融点を高めたものを用いてもよい。また、織布、不織布、または微多孔膜等のいずれの構造であっても構わない。
負極は、金属箔で形成される負極集電体と、負極集電体の両面に塗工された負極活物質層とを有する。負極活物質層は負極用結着材によって負極集電体を覆うように結着される。負極集電体は、負極端子と接続する延長部を有して形成され、この延長部には負極活物質は塗工されない。
正極は、金属箔で形成される正極集電体32と、正極集電体の両面に塗工された正極活物質とを有する。正極活物質は正極用結着剤によって正極集電体を覆うように結着される。正極集電体は、正極端子と接続する延長部を有して形成され、この延長部には正極活物質は塗工されない。
(但し、0≦x<1、0<y≦1.2、MはCo、Al、Mn、Fe、Ti及びBからなる群より選ばれる少なくとも1種の元素である。)
電解質は、リチウム塩(支持塩)と、この支持塩を溶解する非水溶媒を含む非水電解液を用いることができる。
外装体のフィルムとしては、表面層、金属層、および内面層を有するラミネートフィルムを用いることができる。金属層としてアルミニウムを、表面層としてはナイロン(登録商標)やポリエチレンテレフタレートを、内面層にポリエチレンやポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂を用いたものであってもよい。内面層は、融点95〜140℃のポリエチレンや、融点160〜165℃のポリプロピレンであってもよい。
本実施形態のフィルム外装電池1は、図4A、図4Bに示すように、フィルム外装体10の内部に配置された補強部材65を有している。補強部材は、種々の態様とすることができ、別の例については他の図面を参照して後述するものとするが、先ずは、図4A、図4Bの態様について説明する。なお、以下では各部の符号を省略して説明を行うこともある。
このように構成された本実施形態のフィルム外装電池1では、異常時にフィルム外装体10内でガスが大量に発生すると、まず、図4Cに示すようにフィルム外装体10が膨張する。この際のフィルム外装体10の内部空間の幅方向の長さ(図の横方向の長さ)は、初期長よりも短くなる。膨張によるこのような変形により、外装フィルムの内面が補強部材65の切断部66a、66bに押し付けられることととなり、これにより外装フィルムが穿孔されてガス排出孔が形成される。そして、内部のガスがこのガス排出孔を通じて外部に排出され、フィルム外装体10の内圧が開放される。
図6に示すように、補強部材65の端部がフィルム外装体10の一部に挟まれるような配置としてもよい。この例では、補強部材65の両端の切断部66a、66bが、熱融着部15の内側の偏平部14において、2枚の外装フィルム10−1、10−2に挟まれた状態となっている。偏平部14では外装フィルムどうしは熱融着されておらず、したがって、ガス発生時には、フィルム外装体10は上記実施形態同様に膨張することとなる(図4C参照)。
電池要素に固定される補強部材65の本数や向き、または、形状等は種々変更可能である。例えば、図7に示すように、フィルム外装電池は、電池要素20に固定された2本の補強部材65−1、65−2を有するものであってもよい。この例では、2本の補強部材65−1、65−2が、所定の間隔をあけて、略平行に配置されている。各補強部材65−1、65−2の長さ、厚み、端部形状、材質等は、同一であってもよいし異なっていてもよい。当然ながら3本以上の補強部材が配置されていてもよい。
(1)補強部材は、必ずしも電池要素の一辺全体にわたって固定されるものでなくてもよい。例えば、図9(a)の補強部材68のように、電池要素の幅の一部のみ(例えば幅寸法の50%以上、75%以上、または90%以上)に固定され、一端が切断部68aとして突出するような構成としてもよい。当然ながら、補強部材は縦方向に配置されていてもよい。
本出願は、以下の発明を開示する:
1.正極、負極、およびセパレータを含む電池要素(20)と、
上記電池要素を収容するフィルム外装体(10)と、
上記フィルム外装体に当接して該フィルム外装体を穿孔することができる切断部(66)が形成され、上記電池要素に直接的または間接的に固定された補強部材(65)と、
を備える二次電池。
上記補強部材(65)は、上記電池要素の縦方向または横方向の一辺の全体にわたって固定されている、上記記載の二次電池。
上記補強部材の切断部(66)を少なくとも部分的に挟み込む偏平部(14)を有している、上記記載の二次電池。
ガスの発生により上記フィルム外装体が膨張して変形した場合に、該フィルム外装体を穿孔する、上記記載の二次電池。
10 フィルム外装体
14 偏平部
15 熱融着部
20 電池要素
25 セパレータ
30 正極
40 負極
65、67、68、69 補強部材
66、66a、66b 切断部
Claims (8)
- 正極、負極、およびセパレータを含む電池要素と、
前記電池要素を収容するフィルム外装体と、
前記フィルム外装体に当接して該フィルム外装体を穿孔することができる切断部が形成され、前記電池要素に直接的または間接的に固定された補強部材と、
を備える二次電池。 - 前記補強部材は、フィルム外装体に当接する複数の切断部を有している、請求項1に記載の二次電池。
- 前記補強部材を複数備える、請求項1または2に記載の二次電池。
- 前記電池要素の輪郭形状が四角形であり、
前記補強部材は、前記電池要素の縦方向または横方向の一辺の全体にわたって固定されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の二次電池。 - 前記補強部材は、両端部に前記切断部が形成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の二次電池。
- 前記フィルム外装体は、
前記補強部材の切断部を少なくとも部分的に挟み込む偏平部を有している、請求項1〜5のいずれか一項に記載の二次電池。 - 前記切断部は、
ガスの発生により前記フィルム外装体が膨張して変形した場合に、該フィルム外装体を穿孔する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の二次電池。 - 前記補強部材は、前記フィルム外装体の内面には固定されていない、請求項1〜7のいずれか一項に記載の二次電池。
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