JP6525182B1 - Peg - Google Patents
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Abstract
【課題】設置や管理が容易な虫防除用のくいを提供すること。【解決手段】木製の本体10を有するくい1であって、前記本体10は、くい先端11と、当該くい先端11の反対側のくい頭12と、前記本体10に形成された穴20と、を備えており、前記本体10には、虫を防除する薬剤が含浸されているくいである。また、木製の本体10を形成する本体形成工程と、前記本体10を加工する加工工程と、前記本体10に、虫を防除する薬剤を含む水溶液を含浸させる含浸工程と、水溶液が含浸された前記本体10を乾燥させる乾燥工程と、を備える、くい1の製造方法である。【選択図】図1PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an insect control pile easy to install and manage. A pile (1) having a wooden body (10), the body (10) comprising a pile tip (11), a pile head (12) opposite to the pile tip (11), and a hole (20) formed in the body (10). And the body 10 is a dip impregnated with an agent for controlling insects. Further, a main body forming step of forming a wooden main body 10, a processing step of processing the main body 10, an impregnating step of impregnating the main body 10 with an aqueous solution containing a drug for controlling insects; And a drying step of drying the main body 10. [Selected figure] Figure 1
Description
本発明は、シロアリなどの虫の防除に用いられるくいに関するものである。 The present invention relates to a dip used for controlling insects such as termites.
地中に生息するシロアリなどの虫を防除する方法として、いわゆるベイト剤(脱皮成長抑制剤)などの薬剤を用いた捕獲器等の装置を設置する方法がある(特許文献1、2参照)。
As a method of controlling insects such as termites that inhabit in the ground, there is a method of installing an apparatus such as a trap using a drug such as a so-called bait (molar growth inhibitor) (see
ところで、上述のような捕獲器を用いる方法の場合、その設置や管理に多大な手間がかかる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、設置や管理が容易なくいを提供することを課題とする。
By the way, in the case of the method using the above-mentioned trap, the installation and management require much effort.
The present invention has been made in view of such problems, and an object of the present invention is to provide a device which is easy to install and manage.
発明者は、このような課題を解決する手段について鋭意検討を行い、杭を用いる構成について発想を得た。そして、薬剤を含浸させた木製の杭について種々の検討や試験を行い種々の課題を得た。 The inventor diligently studied about means for solving such a problem, and got an idea about a configuration using a pile. And various examinations and tests were carried out on wood piles impregnated with chemicals, and various problems were obtained.
また、発明者は、本件の発明の構成に関する基本的な事項に立ち戻って検討を行った。
杭は、本来的には、例えば、土地・区画の境界を定める目印として用いられたり、紐やロープなどで物を固定する際のアンカーとして用いられたりするものである。そして、このような目的で用いられる杭には、一般には、土地・区画の境界を定める目印として長期間使用できる耐久性や、アンカーとして機能できるだけの堅牢性などが求められる。これに対して、本発明に係るくいは、このような目的で用いられるものではない。その一方で、本発明に係るくいとしては、対象となるシロアリなどの虫を効果的に防除や駆除できる構造のものが好ましい。そして、本発明に係るくいは、対象としている虫の餌になるものであり、設置した後に抜き取ることを必ずしも想定する必要がない。そこで、このような観点を考慮しつつ検討や試験を進め、本願発明を行った。
In addition, the inventor returned to and studied the basic matters regarding the configuration of the present invention.
Essentially, a pile is used, for example, as a mark which defines the boundary of a land and a division, or used as an anchor at the time of fixing an object with a string or a rope. And, generally, a pile used for such purpose is required to have a durability that can be used for a long time as a mark that defines the boundaries of land and sections, and a robustness enough to function as an anchor. On the other hand, the blade according to the present invention is not used for such purpose. On the other hand, as the pile according to the present invention, those having a structure capable of effectively controlling and controlling insects such as target termites are preferable. And, the pi according to the present invention is a food for the target insect, and it is not necessary to assume that it is removed after installation. Then, examination and a test were advanced considering such a viewpoint, and the present invention was performed.
本出願に係る発明は、木製の本体を有するくいであって、前記本体は、くい先端と、当該くい先端の反対側のくい頭と、前記本体に形成された穴と、を備えており、前記本体には、虫を防除する薬剤が含浸されているくいである。 The invention according to the present application is a pile having a wooden body, the body comprising a pile tip, a piling head opposite to the pile tip, and a hole formed in the body. The body is a dip impregnated with an agent for controlling insects.
前記穴のうちの少なくとも1つの穴は、当該くいが地中に設置された状態で、当該穴の開口が地中の土壌に面する状態になる。
そして、前記穴は、前記本体を貫通する貫通穴である。
また、前記本体は、当該本体の長手方向の視線で当該本体を視認したときに視認される視認領域のうち、頭部側の視認面から先端部側の外周面に至る途中に中空部が存在する中空領域と、前記中空部が存在しない中実領域とを有する。
At least one hole of the holes is such that the opening of the hole faces the soil in the ground when the pile is installed in the ground.
And the said hole is a through hole which penetrates the said main body.
Moreover, the said main body has a hollow part in the middle from the visual recognition surface by the side of a head to the outer peripheral surface by the side of a tip part among the visual recognition area visually recognized when the said main body is visually recognized with the gaze of the longitudinal direction of the said main body. And a solid region in which the hollow portion does not exist.
本出願に係る別の発明は、木製の本体を形成する本体形成工程と、前記本体を加工する加工工程と、前記本体に、虫を防除する薬剤を含む水溶液を含浸させる含浸工程と、水溶液が含浸された前記本体を乾燥させる乾燥工程と、を備えており、前記加工工程は、前記含浸工程の前に行われる第1加工工程と、前記乾燥工程の後に行われる第2加工工程のうちの少なくともいずれか一方を含むものであり、前記加工工程に含まれる前記第1加工工程及び/又は前記第2加工工程のうちの少なくともいずれか一方は、前記本体に穴を形成する穴形成工程を含む、くいの製造方法である。 Another invention according to the present application is a main body forming step of forming a wooden main body, a processing step of processing the main body, an impregnating step of impregnating the main body with an aqueous solution containing an insect control agent, and an aqueous solution And d) drying the impregnated main body, wherein the processing step includes a first processing step performed before the impregnation step and a second processing step performed after the drying step. At least one of the first processing step and / or the second processing step included in the processing step includes a hole forming step of forming a hole in the main body. , It is a manufacturing method of pile.
本発明に係るくいであれば、設置や管理が容易であり、防除対象の虫の防除や駆除の効果がより向上する。 The pile according to the present invention is easy to install and manage, and the effect of controlling and controlling insects to be controlled is further improved.
1…くい、10…本体、10c…中心軸、11…くい先端部、11s…外周面、
12…くい頭、12s…くい頭面、13…中間部、13s…外周面、
20…貫通穴(穴)、20a…内部空間、20s…内表面、21…開口、
30…貫通穴(穴)、30a…内部空間、30s…内表面、31…開口、32s…くい頭面、
A1…中空領域、A2…中実領域、D1,D2,D3…形成間隔、F…エサ(餌料)、
G…地中、Gs…地表、X…横幅方向、Y…縦幅方向、Z…長手方向。
DESCRIPTION OF
12 ... head of pile, 12s ... head of pile, 13 ... middle part, 13s ... outer peripheral face,
20 ... through hole (hole), 20a ... internal space, 20s ... internal surface, 21 ... opening,
30 through hole (hole) 30a internal space 30s
A1 ... hollow area, A2 ... solid area, D1, D2, D3 ... formation interval, F ... food (feed),
G: underground, Gs: ground surface, X: lateral direction, Y: longitudinal direction, Z: longitudinal direction.
次に、本発明に係るくい1の実施形態について図を用いて説明する。
Next, an embodiment of the
図1に示されるように、くい1は本体10を有する。
本体10は、木製であり、本実施形態では木材として杉が用いられている。
なお、本体10の材質は杉に限られず、例えば、松、桐、ブナなど種々の木材を挙げることができる。
なお、本発明に係るくい1は、シロアリなどの防除対象の虫を防除/駆除するためのものである。
As shown in FIG. 1, the
The
In addition, the material of the
In addition,
本体1は、くい先端部11、くい先端部11の反対側のくい頭12を有し、本体10に形成された貫通穴(穴)20を有する。そして、本体10には、後述の薬剤が含浸されている。
The
本体1は、くい先端部11とくい頭12との間の中間部13に形成された貫通穴20を有する。
つまり、貫通穴20の開口21は、本体10の中間部13に位置している。
そして、本体10には複数の貫通穴20が形成されている。本実施形態のくい1は、9個の貫通穴20を備えている。
本実施形態では、9個の貫通穴のうち、5つの貫通穴20(以下、一方の貫通穴20と称することがある)は、横幅方向X(図2参照)に延在するものであり、残る4つの貫通穴20(以下、他方の貫通穴20と称することがある)は縦幅方向Yに延在するものである。
横幅方向Xと縦幅方向Yは直交する方向であり、一方の貫通穴20の延在方向と、他方の貫通穴20の延在方向は直交する方向である。
そして、本体10を長手方向Zから平面視したときに、一方の貫通穴20の全ての位置が重なるように配置されている。同様に、本体10を長手方向Zから平面視したときに、他方の貫通穴20の全ての位置が重なるように配置されている。
また、本体10は、長手方向に直交する断面における断面形状が正方形の部材であり、全ての貫通穴20の延在方向は、貫通穴20の両端の開口21が形成されている外周面13sに対して直交する方向である。
また、全ての貫通穴20の延在方向は、くい頭12の端面であるくい頭面12sに対して平行であり、くい1を地中Gに設置したときに、全ての貫通穴20が水平(又は地表Gsに対して平行)になるように形成されている。
また、複数形成されている貫通穴20は、本体10の長手方向Zの配置の間隔が等間隔に配置されている。つまり、図2に示されるように、他方の貫通穴20の形成間隔D1は等間隔であり、一方の貫通穴20の形成間隔D2は等間隔であり、全ての貫通穴20の形成間隔D3は等間隔である。
The
That is, the opening 21 of the
A plurality of through
In the present embodiment, among the nine through holes, five through holes 20 (hereinafter sometimes referred to as one through hole 20) extend in the lateral width direction X (see FIG. 2), The remaining four through holes 20 (hereinafter sometimes referred to as the other through holes 20) extend in the longitudinal width direction Y.
The lateral width direction X and the longitudinal width direction Y are orthogonal directions, and the extending direction of one through
And when the
Further, the
Further, the extending direction of all the through
Moreover, the space | interval of arrangement | positioning of the longitudinal direction Z of the
図2に示されるように、くい1は、少なくとも1つの貫通穴1が地中Gに位置する状態になるように設置される。本実施形態では、全ての貫通穴20が地中Gに位置するように設置している。
このように、貫通穴20及び内部空間20aは、くい設置時、地中Gに位置されるものである。貫通穴20は、地表Gsに設置されたくい1の地中Gの部分に、空間(内部空間20a)を確保する構造ということができる。
As shown in FIG. 2, the
Thus, the through
図2に示されるように、本実施形態のくい1においては、くい1を地表Gsに設置したとき、地中Gの土壌に直接接触する外周面(土壌接触面)11s,13sと、土壌とは直接接触しない貫通穴20の内周面(土壌非接触面)20sとが確保される。
くい1を地表Gsに設置したとき、貫通穴20の開口21は土壌に面する状態になる。つまり、貫通穴20の内部空間20aは、土壌に向けて開放された空間であると共に、両端の開口21を土壌によって閉塞された空間である。
開口21が土壌に面する状態の内部空間20aは、湿潤な状態に維持される。湿潤な内部空間20a内の空気等の気体は、例えば、木材の成分や臭いなどを取り込みやすいということできる。湿潤な気体に取り込まれた木材の成分や臭いは、貫通穴20の開口21から地中Gの土壌中に放散されると考えられる。
なお、貫通穴20の内周面20sの表面積は貫通穴20の開口21の面積よりも広い。また、貫通穴20の場合は両端に2つの開口21を有するが、この2つの開口21の合計開口面積よりも広い。つまり、貫通穴20の開口面積よりも広い木材表面(内周面全表面)から放散された木材の成分や臭いが開口20に集中され、この開口20から土壌中に放散されることになる。
そして、放散された木材の成分や臭いによって、シロアリなどの防除対象の虫は、くい1に引き寄せられていると考えられる。特に、これらの虫は、くい1の開口21から貫通穴20内に引き寄せられているということができる。
As shown in FIG. 2, in the
When the
The
The surface area of the inner
Then, it is considered that insects to be controlled such as termites are attracted to the
貫通穴20の内部空間20aが湿潤な状態に維持されると、貫通穴20の内周面20sも湿潤な状態に維持される。湿潤な木材表面は、防除対象の虫にとっては摂取しやすいという点で好ましいということができる。また、貫通穴20の内周面は土壌に接触しておらず、この点でも防除対象の虫にとっては摂取しやすく、好ましいということができる。
When the
また、貫通穴20は、くい1の本体10とは異なる別途のエサ(餌料)Fを設置するための餌設置部として用いることができる(図2参照)。
餌設置部には、例えば、薬剤が含浸していない別途のエサFを設置することができる。薬剤を含浸しているエサを設置してもよいが、薬剤を含浸していないエサは、木材成分や臭いなどを地中に発散させやすい点や、摂取容易性の点で好ましい。
エサFとしては、例えば、竹、桐、ブナなど、防除対象の虫が好むものを設置することができる。エサの形態としては、防除対象の虫が摂取しやすい形態や木材成分や臭いの発散性に優れている形態を採用することができる。このような形態としては、例えば、おがくずや木っ端などを挙げることができ、さらには、水分を含むエサ(含水させたエサ)を挙げることができる。湿潤なエサは、エサの木材成分や臭いなどを地中に発散させやすい点や、摂取容易性の点で好ましいと考えられる。
Moreover, the through
For example, a separate food F not impregnated with a drug can be placed in the bait placement portion. Although food impregnated with a drug may be placed, food not impregnated with a drug is preferable in terms of easy release of wood components and odors into the ground and ease of intake.
As the feed F, for example, those favored by insects to be controlled such as bamboo, rattan and beech can be installed. As the form of the feed, a form easy to be taken by the insects to be controlled, a form excellent in dispersiveness of wood components and odor can be adopted. As such a form, for example, sawdust, woody ends and the like can be mentioned, and furthermore, water-containing food (water-containing food) can be mentioned. Wet food is considered to be preferable in terms of easily releasing the wood component and odor of food to the ground and in terms of ease of intake.
上述したように、貫通穴20は複数形成されており、本体10の外周面13sには複数の開口21が設けられている。そして、本実施形態のくい1は、くい1を任意の方向から側面視したとき、いずれの方向から視認した場合でも1つ以上の開口21を視認可能な構造になっている。このような構成は、貫通穴20の開口21が全方位的に配置された構成ということができる。このような構成であれば、木材の成分や臭いを開口21からくい1の周囲の全方向に向けて発散させやすく、防除対象の虫を全方向からくいに引き寄せることができる。本実施形態のくい1では、一方の貫通穴20及び他方の貫通穴20がそれぞれ1つ以上形成されていれば、任意の方向からみたとき1つ以上の開口を視認することができる。
As described above, a plurality of through
また、上述したように、複数の貫通穴20は、くい先端側からくい頭側に、間隔を空けて配置されている。つまり、複数の貫通穴20は、くい1を設置したとき、地中の深さ方向(鉛直方向、長手方向Z)に間隔を空けて配置された状態になる。
したがって、本実施形態のくい1を地表Gsに設置すると、複数の貫通穴20(開口21)が異なる深さ位置(複数の深さ位置、高さ位置)に配置される。複数の開口21が異なる深さ位置に配置されれば、防除対象の虫を引き寄せる効果がより向上する。本実施形態のくい1では、一方の貫通穴20及び他方の貫通穴20がいずれも1つ以上形成されており、しかも、両者のうちの少なくともいずれか一方が2つ以上形成されていれば、上述したような引き寄せ効果がより向上するということができる。
Further, as described above, the plurality of through
Therefore, when the
図1に示されるように、くい1の本体10のくい頭側の端面であるくい頭面12sは平面である。このようなくい頭面12sを有するくい1の本体10を、本体10の長手方向Zの視線で、くい頭側から視認すると、くい頭面12s(視認面)を視認することができる(図2(A)参照)。
このようにして視認される視認領域(視認面)は、くい頭面12sから先端部側の外周面11sに至る途中に中空部(貫通穴20)が存在する中空領域A1(図2(A)参照)と、中空部が存在しない中実領域A2(図2(A)参照)とを有する。
なお、以下の説明では、くい1の本体10のうち、くい頭面12sの中実領域A2と、中実領域A2の長手方向Zの先端部側に位置するくい先端部11の外周面11sとの間の部分(途中に中空部が存在しない木材のみの部分)を中実部と称する。
この中実部は、くい1を地中に打ち込む際、くい頭面12に付与される打ち込み力をくい1の先端部側に向けて長手方向Zに伝達する。
As shown in FIG. 1, a
A visual recognition area (visual recognition surface) to be visually recognized in this manner is a hollow area A1 (FIG. 2A) in which a hollow portion (through hole 20) exists halfway from the
In the following description, the solid area A2 of the
When the
このように、くい1は、貫通穴20を有しているのでシロアリなどの防除対象の虫を引き寄せる性能に優れており、また、打ち込み力をくい1の先端部側に向けて長手方向に伝達する中実部を有しており、一般的な杭と同様、打ち込みによって設置可能である。
なお、貫通穴20は、中実部に隣接して形成されており、隣接している中実部における打ち込み力の伝達を考慮すると、本実施形態のように、円筒形など、内周面が曲面(特には、曲面のみ)で構成されている穴が好ましいということができる。
Thus, the
The through
なお、本実施形態では、中空領域A1は、中実領域A2より広い。
中空領域A1の構成としては、中空領域A1の面積が中実領域A2の面積よりも広い構成、同面積の構成、狭い構成が考えられる。
中実領域A2が広いほど、打ち込み力をくいの先端側に直接的に伝達する中実部の占める割合が大きくなり、打ち込み耐久性が向上すると考えられる。
他方、中空領域A1が広いほど、防除対象の虫を引き寄せる性能が向上する傾向にあると考えられる。
In the present embodiment, the hollow area A1 is wider than the solid area A2.
As a structure of hollow area A1, the structure of the area of hollow area A1 is wider than the area of solid area A2, the structure of the same area, and the narrow structure are considered.
As the solid area A2 is wider, it is considered that the proportion of the solid part that directly transmits the driving force to the tip end side of the pile increases, and the driving durability is improved.
On the other hand, it is considered that the wider the hollow area A1, the better the performance for attracting insects to be controlled is improved.
ところで、本実施形態のくい1は、後述しているように、打ち込み後の抜き取りを考慮する必要性が低く、ほとんどない。つまり、この点を考慮すれば、設置時に打ち込み耐久性が確保されている構成であればよいということができる。つまり、打ち込み完了後に、くい1の強度が低下してもよい。
なお、打ち込み耐久性については、くい1を打ち込む地表の硬さや、くい1の本体10として用いている木材の材質なども関係するものであるということも可能である。
このように、本実施形態のくい1では、打ち込み耐久性ひとつをとっても、一般的な杭とは異なり、本実施形態のくい1に特有の考慮事項を考慮して検討すべきものであるということができる。
By the way, in the
In addition, regarding the driving durability, it is also possible that the hardness of the surface on which the
As described above, in the
また、打ち込み完了後のくい1は、防除対象の虫のエサであるので、この点を考慮すれば、打ち込み後のくい1としては摂取容易性に優れているものが好ましいということができる。別言すれば、打ち込み後、くい1が湿気を帯びるなどして軟らかくなるなど、強度が低下することはむしろ好ましいと考えることができる。つまり、この点においては、打ち込みが可能な範囲で、中空領域A1は広い方が好ましいと共に中実領域A2は狭い方が好ましいということができる。
In addition, the pi after the completion of the implantation is the food of the insect to be controlled, and in view of this point, it is preferable that the pi after the implantation is excellent in the ease of intake. In other words, it can be considered rather desirable that the strength is lowered, for example, the
また、本実施形態では、中実領域A2は、中空領域A1によって仕切られた複数の中実領域A2で構成されている。
本実施形態のくい1は、上述したように、長手方向Zに直交する直交断面(設置状態における水平断面)の形状が正方形である。つまり、くい頭面12sの形状は正方形である。
別言すれば、くい1の直交断面(くい頭面12s)は、くい1の中心軸10c(図2(A)参照)を基準として軸対称形状である。また、くい1の直交断面(くい頭面)の形状は、面対称形状である。ここで、面対称の基準となる面としては、例えば、中心軸10cを通る長手方向Zに平行であって視認領域(くい頭面12s)の対角線10sに一致する基準面や、中心軸10cを通る長手方向Zに平行であってくい頭12の外周面や中間部13の外周面13sに直交する基準面などを挙げることができる。
また、中実領域A2及び中空領域A1は、くい1の中心軸10cを基準として軸対称形状に配置されており、中実領域A2及び中空領域A1は、上述の基準面を基準として面対称形状である。
なお、くい1の取扱性等の観点からも、くい1の本体10のくい頭12及び中間部13は、軸対称形状や面対称形状が好ましい。また、くい1の先端部11は、本実施形態のように、先細形状など、くい頭12や中間部13よりも細い形状が好ましい。このように、くい1の外周部に突出している突起や引っ掛る形状がなければ、取扱性に優れる。
Further, in the present embodiment, the solid area A2 is configured of a plurality of solid areas A2 partitioned by the hollow area A1.
In the
In other words, the orthogonal cross section of the pile 1 (the
The solid area A2 and the hollow area A1 are arranged in axial symmetry with respect to the
Also from the viewpoint of the handleability of the
本体10に含浸させる薬剤は、いわゆる防蟻剤などの防虫、除虫用の薬剤である。
このような薬剤としては、いわゆるベイト剤(脱皮成長抑制剤)などの種々の薬剤を用いることが可能であるが、本実施形態で用いる薬剤としては、例えば、水溶性のものが好ましい。
水溶性の薬剤であれば、これを溶かした水溶液中にくい1の本体を浸漬させることで、本体10に薬剤を含浸させることができる。
なお、水溶液にした状態で、中性あるいはそれに近い性質(例えばph6.8〜7.1)であるとより好ましい。また、有機系の溶剤が含まれていないものがより好ましい。
そして、本実施形態で用いる薬剤としては、薬剤の有効成分として、人体等に害がないか害が少ないものが用いられている薬剤がより好ましい。
本実施形態では、防蟻剤のSOUFA(登録商標)を用いた。この防蟻剤は、有効成分としてホウ酸塩(より具体的にはポリホウ酸ナトリウム)を含有するものであり、難燃剤としても用いられるものである。
The drug to be impregnated into the
As such an agent, various agents such as a so-called bait agent (desorption growth inhibitor) can be used, but as the agent used in the present embodiment, for example, a water-soluble agent is preferable.
If it is a water-soluble drug, the
In addition, it is more preferable that it is neutral or property (for example, ph 6.8-7.1) in the state made into aqueous solution. Moreover, the thing which does not contain the organic type solvent is more preferable.
And as a medicine used by this embodiment, a medicine in which a thing which harms a body or the like is not harmful or less is used as an active ingredient of the medicine is more preferable.
In this embodiment, SOUFA (registered trademark) of ant-proofing agent was used. The termiticide contains a borate (more specifically, sodium polyborate) as an active ingredient, and is also used as a flame retardant.
なお、本実施形態のくい1における防除対象の虫とは、例えばシロアリなど、生息領域や活動領域の一部として地中が含まれている虫である。そして、建物において用いられている木材に害を及ぼすことがある虫である。害を及ぼす行為とは、例えば、その木材を餌として食べたり、木材中に卵を産みこんだり、木材の一部を噛みちぎることなどによって持ち去って営巣や幼虫のエサとして用いたりする行為を挙げることができる。
In addition, the insect to be controlled in the
次に、本実施形態のくい1の使用方法の一例について説明する。
Next, an example of how to use the
くい1は、打ち込みによって、図2に示されるように、地中Gに設置される(打ち込み工程)。
打ち込み工程では、適宜の数のくい1を用意し、所望の表土エリアの地中Gに適宜の間隔で、くい1を打ち込む。
また、打ち込み工程では、少なくとも1つの貫通穴20が地中Gに位置する状態になるように、くい1を打ち込む。つまり、少なくとも1つの貫通穴20の開口(両端の開口)21が地中Gに位置する状態になり、貫通穴20の内部空間20aが土壌によって閉じられた空間になるように設置する。
図2に示される打ち込み状態は、くい1の本体10に形成された全ての貫通穴20が地中Gに位置する状態になるまで打ち込まれた状態である。
The
In the driving step, an appropriate number of
In the driving step, the
The drive state shown in FIG. 2 is a state in which all the through
なお、打ち込み工程の前に、貫通穴20の内部空間20aにエサFを設置する工程を行ってもよい(エサ設置工程)。
エサFを設置する貫通穴20としては、全ての貫通穴20にエサFを設置してもよいし、選択した一部の貫通穴20内に、選択的にエサFを設置してもよい。
In addition, you may perform the process of installing food F in the
As the through
本実施形態のくい1を用いる虫防除の方法であれば、用いる器具はくい1のみであり管理が容易である。また、くい1は打ち込みにより簡単に設置できるので設置性にも優れる。なお、打ち込まれたくい1の頭部を視認したり、触れたり、軽くたたいたりすることで、くい1の状態を用意に認識でき、くい1がエサとして摂取されている状態を認識することができる。
If it is the method of insect control using the
次に、本実施形態のくい1の製造方法の一例について説明する。
Next, an example of the manufacturing method of
くい1の製造方法としては、木製のくい1の本体10を成形する本体成形工程と、くい1の本体10を成形及び加工する加工工程と、くい1の本体10に薬剤を含浸させる含浸工程と、含浸した薬剤を乾燥させる乾燥工程とを有する。
The method of manufacturing the
本体成形工程としては、木材から所定の長さの本体10を切り出す工程や、本体10の中間部13の形状を成形する工程が含まれる。本実施例では、ここで、長さが300mm、縦横がそれぞれ30mmの断面正方形の本体10を得た。また、後述の貫通穴20の直径は10mmあった。
本体10の中間部13の成形とは、くい1の本体10(の中間部13)の外周面13sを成形する工程である。本実施形態では、棒状の本体10を成形する工程であり、中間部13の断面形状が正方形になるように成形する。
The main body forming step includes the step of cutting out the
The molding of the
加工工程としては、くい頭成形工程、くい先端成形工程、穴形成工程(貫通穴形成工程)が含まれる。
くい頭成形工程は、くい頭12の端面12sの形状を成形する工程である。本実施形態では、くい頭面12sを平面に成形する。
くい先端成形工程は、くい1の本体10の先端部11を成形する工程である。本実施形態では、くい1の本体10の先端部11を先細形状に成形する。
穴形成工程は、くい1の本体10(の中間部13)に、穴を形成する工程である。本実施形態では、貫通穴20を形成する。
The processing steps include a piling head forming step, a piling tip forming step, and a hole forming step (through hole forming step).
The lip head forming step is a step of forming the shape of the
The pile tip forming step is a step of molding the
The hole forming step is a step of forming a hole in (the
また、加工工程としては、含浸工程前に行われる第1加工工程と、乾燥工程後に行われる第2加工工程とを挙げることができる。
第1加工工程だけを行う場合と、第2加工工程だけを行う場合と、両方を行う場合とがある。つまり、第1加工工程と第2加工工程のうちの少なくともいずれか一方を行う。
第1加工工程を行う場合、第1加工工程では、例えば、くい頭成形工程、くい先端成形工程、穴形成工程の少なくともいずれか一つの工程が行われる。
第2加工工程を行う場合、第2加工工程では、例えば、くい頭成形工程、くい先端成形工程、穴形成工程、本体再成形工程の少なくともいずれか一つの工程が行われる。
なお、本体再成形工程とは、例えば、本体成形工程で成形された中間部13の外周面13sを切削等の加工によって削って、本体10の形状を再度成形するような工程のことである。
Moreover, as a process process, the 1st process process performed before an impregnation process and the 2nd process process performed after a drying process can be mentioned.
There are cases in which only the first processing step is performed, in which only the second processing step is performed, and in which both are performed. That is, at least one of the first processing step and the second processing step is performed.
When the first processing step is performed, for example, at least one step of a pith head forming step, a pi tip forming step, and a hole forming step is performed in the first processing step.
When the second processing step is performed, in the second processing step, for example, at least one of a pith head forming step, a piling tip forming step, a hole forming step, and a main body reforming step is performed.
The main body remolding process is, for example, a process in which the outer
含浸工程前の第1加工工程を行うと、加工後の面に薬剤を浸漬させることができる。他方、乾燥工程後の第2加工工程を行うと、薬剤を含浸した本体10の表面部分(例えば中間部の外周面13s)を除去する加工が行われることになる。
したがって、薬剤を含浸した外周面を構成要素とする場合、くい頭成形工程やくい先端部成形工程を第1加工工程において行う。なお、第2加工工程において本体再成形工程を行うと、薬剤が含浸していない外周面13sや薬剤の含浸量が少ない外周面13sが得られる。本体再成形工程は外周面13sの一部又は全部について行うことができる。
また、薬剤を含浸した内周面20sを有する貫通穴20を用いる場合は、穴形成工程を第1加工工程において行う。他方、薬剤が含浸していない内周面20sを有する貫通穴20を用いる場合は、第2加工工程において穴形成工程を行う。
なお、第1加工工程において穴成形工程を行った後、第2加工工程においても穴形成工程を行うようにしてもよい。この場合、第2加工工程において行う穴成形工程は、第1加工工程の穴成形工程で形成された後、薬剤が含浸された穴の内周面の少なくとも一部を切削等の加工方法で除去する除去工程になる。これにより、薬剤が含浸していない内周面20sや薬剤の含浸量が少ない内周面20sの一部又は全部に形成される。
When the first processing step before the impregnation step is performed, the agent can be immersed in the surface after processing. On the other hand, when the second processing step after the drying step is performed, processing is performed to remove the surface portion (for example, the outer
Therefore, when the outer peripheral surface impregnated with the drug is used as the component, the lip head forming step and the lip tip portion forming step are performed in the first processing step. When the main body remolding step is performed in the second processing step, the outer
Moreover, when using the through-
In addition, after the hole forming step is performed in the first processing step, the hole forming step may be performed in the second processing step. In this case, after the hole forming step performed in the second processing step is formed in the hole forming step of the first processing step, at least a part of the inner peripheral surface of the hole impregnated with the drug is removed by a processing method such as cutting Removal process. As a result, it is formed on a part or all of the inner
本実施形態では、第1加工工程において、くい先端成形工程及び貫通穴形成工程を行った。そして、本実施形態では、本体成形工程において得られた平面状のくい頭の端面12sをそのまま用いたので、くい頭成形工程を行わなかった。また、第2加工工程を行わなかった。
In the present embodiment, in the first processing step, the tip forming step and the through hole forming step are performed. In the present embodiment, since the
含浸工程は、防除対象の虫を防除や駆除するための薬剤をくい1の本体10に含浸させる工程である。
まず、防蟻剤が溶解された常温の水溶液(SOUFA:登録商標)を用意した。本実施形態では、薬剤の含有率が16重量%であった。なお、薬剤の含有率は、例えば15重量%から25重量%の間などで適宜選択可能である。
The impregnation step is a step of impregnating the
First, a normal temperature aqueous solution (SOUFA (registered trademark)) in which ant-proofing agent was dissolved was prepared. In the present embodiment, the drug content was 16% by weight. In addition, the content rate of the drug can be appropriately selected, for example, between 15% by weight and 25% by weight.
そして、この水溶液中に本体10を浸漬させて薬剤を含浸させた(含浸工程)。
浸漬時間は36時間であった。浸漬時間は適宜選択可能であり、例えば24時間から60日の間で適宜選択可能である。
なお、含浸工程としては、浸漬工程を用いる方法に限られず、そのほかの方法でもよい。その他の含浸工程としては、たとえば、刷毛などを用いて塗る方法(塗布工程)や、噴霧による方法(噴霧工程)などを挙げることができる。
And the
The immersion time was 36 hours. The immersion time can be appropriately selected, and can be appropriately selected, for example, between 24 hours and 60 days.
In addition, as an impregnation process, it is not restricted to the method of using an immersion process, Other methods may be used. As another impregnation process, the method (application process) of coating using a brush etc., the method (spray process) by spraying, etc. can be mentioned, for example.
次に、水溶液中から取り出した本体10を乾燥させた(乾燥工程)。
本実施形態では、含浸工程後のくい1の本体10を天日干しして乾燥させた。
なお、乾燥工程は、本体10に含浸した水溶液の内の水分を蒸発させて乾燥させる工程である。
乾燥時間は、6時間であった。なお、乾燥時間は、適宜決定可能である。天候等によっても左右させることもあるが、概ね数時間(4時間〜24時間)である。
本実施形態における乾燥工程は、くいの取扱い上、不具合が生じない状態になるように、くいの本体の表面を乾燥させる工程であるということができる。
Next, the
In the present embodiment, the
In addition, a drying process is a process of evaporating and drying the water | moisture content in the aqueous solution which the
The drying time was 6 hours. In addition, drying time can be determined suitably. It may depend on the weather etc., but it is generally several hours (4 hours to 24 hours).
It can be said that the drying step in the present embodiment is a step of drying the surface of the main body of the pile so as not to cause a problem in handling the pile.
なお、本発明に係るくいおよびその製造方法は、実施形態で説明したくいやその製造方法に限られるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で改変されたくいおよびその製造方法は、本発明の範囲に含まれる。 In addition, the pi which concerns on this invention, and its manufacturing method are not restricted to the piling which demonstrated in embodiment, and its manufacturing method. Modifications and manufacturing methods thereof are included in the scope of the present invention without departing from the spirit of the present invention.
例えば、くい1の本体10の穴としては、上述したような両端に開口21を有する貫通穴20のほかにも、例えば、一端のみに開口31を有する穴30(1つの開口31を有する穴30)などを挙げることができる。
貫通穴の方が、穴内の湿潤性などの順応性といった点では有利であると考えられるが、一端のみに開口を有する穴の方が打ち込み耐久性などの強度の点では有利であると考えられる。
図3に示されるように、開口31が1つの穴30の場合、その開口31が土壌に面する状態になると、その穴30の内部空間30sは土壌に向けた開放された空間になると共に、1つの開口31が土壌によって閉塞された空間になる。
For example, as the holes of the
A through hole is considered to be advantageous in terms of adaptability such as wettability in the hole, but a hole having an opening at only one end is considered to be advantageous in terms of strength such as a driving durability. .
As shown in FIG. 3, in the case where the
また、穴の内周面20sの表面積とは、例えば、開口が1つの開口の場合、開口の反対側に位置する底部の表面積などを含むものであり、全ての内周面の総表面積のことである。
Further, the surface area of the inner
また、くい頭側の端部の形状としては、図2に示されるように、くい頭面12sの面積が中間部13の断面積面12sと同じ構造(寸胴構造)のほかにも、図4に示されるように、くい頭部側が先細の形状などが考えられる。なお、打ち込み容易性の観点から、くい頭側の端部には、少なくとも一部が平面のくい頭面32sを有することが好ましいということができる。なお、このように、くい頭側が先細になっている場合であっても、中実領域A2や中空領域A1の範囲は、図2のくい1の場合と同じである。
Further, as the shape of the end portion on the rake head side, as shown in FIG. 2, in addition to the same structure (size body structure) as that of the
また、貫通穴20の配置の間隔としては種々の間隔を採用し得るが、例えば、形成間隔D3は、貫通穴20の直径距離の2倍以上がより好ましいということができる。
In addition, although various intervals can be adopted as the intervals of the arrangement of the through
Claims (3)
前記本体は、くい先端と、当該くい先端の反対側のくい頭と、前記本体に形成された穴と、を備えており、
前記本体は、当該本体の長手方向の視線で当該本体を視認したときに視認される視認領域のうち、頭部側の視認面から先端部側の外周面に至る途中に中空部が存在する中空領域と、前記中空部が存在しない中実領域とを有し、
前記本体には、虫を防除する薬剤が含浸されているくい。 A pile with a wooden body,
The body comprises a pimple tip, a pimple head opposite the pimple tip, and a hole formed in the body;
The main body is a hollow portion in which a hollow portion exists in the middle from the visual surface on the head side to the outer peripheral surface on the tip end side in the visual recognition region which is visible when the main body is viewed visually A region and a solid region in which the hollow portion does not exist,
The body is impregnated with an agent for controlling insects.
The eye according to claim 2, wherein the hole is a through hole penetrating the main body.
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