JP6524414B2 - レンズ鏡筒 - Google Patents
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Description
デジタルカメラ3000の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、デジタルカメラ3000の斜視図である。図2は、レンズ鏡筒2000の斜視図である。なお、図2(a)では、沈胴状態のレンズ鏡筒2000、図2(b)では、撮影時(ワイド状態)のレンズ鏡筒2000、図2(c)では、撮影時(テレ状態)のレンズ鏡筒2000、が図示されている。本実施の形態に係るレンズ鏡筒2000では、テレ状態が最も繰り出した状態である。
次に、レンズ鏡筒2000の構成について、図面を参照しながら説明する。図3は、レンズ鏡筒2000の分解斜視図である。なお、1点鎖線は、光軸AXを示す。本章及び図3では、レンズ鏡筒の概略構成を説明しているため、文章中の符号及び図面中の符号を省略することがある。
[2.レンズ鏡筒の構成]においては、レンズ鏡筒2000を構成する各部材の概要を説明した。以下では、レンズ鏡筒2000を構成する各部品の詳細について説明する。
図4を用いて、3群ユニット2050の構成を、より詳細に説明する。
次に、4群ユニット2060の構成を、図5を用いて詳細に説明する。
次に、図6〜図8を用いて、3群ユニット2050、4群ユニット2060をカム枠2070と組み合わせた状態の構成を説明する。
[4−1.FPCガイド枠]
以下では、図9〜図12を用いて、レンズ鏡筒2000に内蔵されている、ぶれ補正ユニット、シャッターユニット2065を本体基板に接続するためのフレキシブル基板(OISフレキ2056、シャッターフレキ2066)の鏡筒内部での引き回しに関して説明する。
以下は1群ユニット2030、2群ユニット2040の駆動部の構成を説明する。
図13は、1群ユニット2030、2群ユニット2040及びカム枠2070の駆動部の構成を示す分解斜視図である。
以下では、図15及び図16を用いて撮像素子固定部の防塵構成について説明する。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
第1の移動群(例えば、第3レンズ群G3)と、
前記第1の移動群とは異なる、少なくとも1枚のレンズを含む第2の移動群(例えば、第4レンズ群G4)と、
前記第1の移動群を保持する第1の枠体(例えば、3群ユニット2050)と、
前記第1の枠体の内側に配置され、前記第2の移動群内のレンズを保持する第2の枠体(例えば、4群ユニット2060)と、
前記第1の枠体の外側に配置され、前記第1の枠体を光軸方向に移動可能に保持する第3の枠体(例えば、カム枠2070)と、を備え、
前記第1の枠体は、外周面に少なくとも1つの孔部(例えば、調心用穴2055)が形成されており、
前記第3の枠体は、外周面に少なくとも1つの穴部または切り欠き部(例えば、切り欠き部2071)が形成されており、
前記第1の枠体を、前記第3の枠体に対する駆動可能範囲の所定の位置まで駆動させると、前記第1の枠体の孔部と前記第3の枠体の穴部または切り欠き部が対向する、
レンズ鏡筒(例えば、レンズ鏡筒2000)。
少なくとも一つのレンズを保持するレンズ鏡筒(例えば、レンズ鏡筒2000)であって、
固定枠(例えば、固定枠ユニット2010)と、
前記固定枠に対して光軸方向に移動可能な駆動枠(例えば、3群ユニット2050、4群ユニット2060)と、
前記駆動枠の移動に伴って移動し、電気的な構成要素を備える移動部と、
一端が前記移動部に接続されたフレキシブル基板(例えば、OISフレキ2056、シャッターフレキ2066)と、
前記移動部とは独立して光軸方向に移動し、前記フレキシブル基板をガイドするFPCガイド枠(例えば、FPCガイド枠2080)と、
を備えるレンズ鏡筒。
少なくとも1つのレンズを保持するレンズ鏡筒(例えば、レンズ鏡筒2000)であって、
固定枠(例えば、固定枠ユニット2010)と、
前記固定枠に対して光軸方向に移動可能で、電気的な構成要素を備える第1の移動部及び第2の移動部と、
一端が前記第1の移動部に接続され、他端が前記固定枠に固定される第1のフレキシブル基板(例えば、OISフレキ2056)と、
一端が前記第2の移動部に接続され、他端が固定枠の前記第1のフレキシブル基板と同じ位置に固定される第2のフレキシブル基板(例えば、シャッターフレキ2066)とを有し、
前記第2のフレキシブル基板は、前記第2のフレキシブル基板の一部の領域の屈曲を制限する屈曲制限部(例えば、補強板2067)を備える、
レンズ鏡筒(例えば、レンズ鏡筒2000)。
略円筒形状に形成された第1の枠体(例えば、カム枠2070)と、
被写体側から像面側へと順に、光軸方向に移動可能な、少なくとも1枚のレンズを有する第1レンズ群(例えば、第1レンズ群G1)、第2レンズ群(例えば、第2レンズ群G2)と、
前記第1レンズ群、第2レンズ群をそれぞれ保持する第2の枠体(例えば、1群ユニット2030)、第3の枠体(例えば、2群ユニット2040)と、を備え、
前記第2の枠体は、前記第1の枠体に対して係合可能な第1カムフォロア(例えば、主カムフォロア2031)、第2カムフォロア(例えば、補助カムフォロア2032)を有し、前記第3の枠体は、前記第1の枠体に対して係合可能な第3カムフォロア(例えば、カムフォロア2042)を有し、
前記第1の枠体は、外周面に前記第1カムフォロア及び第3カムフォロアと係合可能な第1カム溝(例えば、1群主カム溝31)及び第3カム溝(例えば、2群カム溝42)が互いに干渉しないように形成され、同時に第2カムフォロアと係合可能な第2カム溝(例えば、1群補助カム溝32)が形成されており、前記第2カム溝と前記第3カム溝は部分的にクロスしている、
レンズ鏡筒。
光軸中心に第1の開口部を有するマスターフランジ(例えば、マスターフランジ2142)と、
前記マスターフランジに保持され、前記第1の開口部(例えば、開口部2142a)より小さな第2の開口部(例えば、開口部2141a)を有する防塵シート(例えば、防塵シート2141)と、
前記第2の開口部に配置される撮像素子(例えば、撮像素子2151)と、を備え、
前記防塵シートは、前記第2の開口部の縁部が前記撮像素子の外周部に当接されている、
撮像装置。
2010 固定枠ユニット
2020 1群直進枠
2030 1群ユニット
2031 主カムフォロア
2032 補助カムフォロア
2033 回転規制溝
2040 2群ユニット
2041 回転規制部
2042 カムフォロア
2050 3群ユニット(第1の枠体)
2051 カムフォロア
2052 薄肉部
2053 カムフォロアベース部
2054 規制突起
2055 調心用穴
2056 OISフレキ(フレキシブル基板)
2057 本体部分
2060 4群ユニット(第3の枠体)
2061 遮光シート
2062 ビス
2063 板バネ(付勢部材)
2064 4群枠
20641 フック保持部
2065 シャッターユニット
20651 フック部
2066 シャッターフレキ(フレキシブル基板)
2067 補強板
2070 カム枠(第2の枠体)
2071 切り欠き部
2072 カム溝
2080 FPCガイド枠
2081 カムフォロアa
2082 カムフォロアb
2083 直進ガイド突起
2090 5群ユニット
2100 6群ユニット
2110 6群移動ユニット
2111 ガイド壁
2120 駆動ギア
2130 ズームモータユニット
2140 マスターフランジユニット
2141 防塵シート
2142 マスターフランジ
2150 撮像素子ユニット
2151 撮像素子
3000 デジタルカメラ
3100 筐体
AX 光軸
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
Claims (8)
- 光軸に平行な方向にレンズを移動可能なレンズ鏡筒であって、
カムフォロア及び前記カムフォロアを保持するカムフォロアベース部を有する第1の枠体と、
前記カムフォロアと係合可能なカム溝を有する第2の枠体と、
を備え、
前記第1の枠体と前記第2の枠体とは、前記光軸に沿って互いに相対移動し、
前記カムフォロアベース部は、一端が少なくとも1つの薄肉部を介して前記第1の枠体の本体部分に接続されている一方、他端が前記本体部分に接続されておらず、
前記薄肉部は、前記カムフォロアベース部に比べて、前記レンズ鏡筒の径方向の厚さが薄く形成されており、
前記第1の枠体の本体部分には、
前記カムフォロアベース部と対向する位置であって、前記カムフォロアベース部を挟んで前記カムフォロアとは反対側に、規制突起が設けられている、レンズ鏡筒。 - 光軸に平行な方向にレンズを移動可能なレンズ鏡筒であって、
カムフォロア及び前記カムフォロアを保持するカムフォロアベース部を有する第1の枠体と、
前記カムフォロアと係合可能なカム溝を有する第2の枠体と、
前記カムフォロアベース部と対向する位置に保持される第3の枠体と、
前記第3の枠体に保持され、前記カムフォロアベース部と対向する位置に設けられた付勢部材と、
を備え、
前記第1の枠体と前記第2の枠体とは、前記光軸に沿って互いに相対移動し、
前記カムフォロアベース部は、一端が少なくとも1つの薄肉部を介して前記第1の枠体の本体部分に接続されている一方、他端が前記本体部分に接続されておらず、
前記薄肉部は、前記カムフォロアベース部に比べて、前記レンズ鏡筒の径方向の厚さが薄く形成されており、
前記付勢部材は、前記カムフォロアを前記カム溝に向かって付勢する、レンズ鏡筒。 - 光軸に平行な方向にレンズを移動可能なレンズ鏡筒であって、
カムフォロア及び前記カムフォロアを保持するカムフォロアベース部を有する第1の枠体と、
前記カムフォロアと係合可能なカム溝を有する第2の枠体と、
を備え、
前記第1の枠体と前記第2の枠体とは、前記光軸に沿って互いに相対移動し、
前記カムフォロアベース部は、一端に隙間を介して互いに離れた位置に配置された2か所の薄肉部を有し、2か所の前記薄肉部を介して前記第1の枠体の本体部分に接続されている一方、他端が前記本体部分に接続されておらず、
2か所の前記薄肉部は、前記カムフォロアベース部に比べて、前記レンズ鏡筒の径方向の厚さが薄く形成されている、レンズ鏡筒。 - 前記カムフォロアベース部を径方向から見たとき、2か所の前記薄肉部を結ぶ線分の中心付近と垂直な線分上に、前記カムフォロアが位置する、請求項3に記載のレンズ鏡筒。
- 前記カムフォロアベース部と対向する位置に付勢部材を更に備え、
前記付勢部材は、前記カムフォロアを前記カム溝に向かって付勢する、
請求項1、3、または4のいずれかに記載のレンズ鏡筒。 - 前記カムフォロアベース部と対向する位置に保持される第3の枠体を更に備え、
前記付勢部材は、前記第3の枠体に保持されている、
請求項5に記載のレンズ鏡筒。 - 前記第1の枠体の本体部分には、
前記カムフォロアベース部と対向する位置であって、前記カムフォロアベース部を挟んで前記カムフォロアとは反対側に、規制突起が設けられている、
請求項2から6のいずれかに記載のレンズ鏡筒。 - 前記薄肉部は、前記カムフォロアベース部よりも光軸に平行な方向の長さが短く形成されている、請求項1から7のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
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