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JP6520050B2 - リフトピン、該リフトピンを用いたエピタキシャル成長装置およびエピタキシャルウェーハの製造方法 - Google Patents

リフトピン、該リフトピンを用いたエピタキシャル成長装置およびエピタキシャルウェーハの製造方法 Download PDF

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本発明は、リフトピン、該リフトピンを用いたエピタキシャル成長装置、およびエピタキシャルウェーハの製造方法に関し、特に、結晶性の良好なエピタキシャルウェーハの製造に好適のエピタキシャル成長装置を実現するためのリフトピンに関するものである。
一般に、シリコンウェーハは、チョクラルスキー法(CZ法)等により単結晶シリコンを育成し、該シリコン単結晶をブロックに切断した後、薄くスライスし、平面研削(ラッピング)工程、エッチング工程および鏡面研磨(ポリッシング)工程を経て最終洗浄することにより得られる。その後、各種品質検査を行って異常が確認されなければ製品として出荷される。
ここで、結晶の完全性がより要求される場合や抵抗率の異なる多層構造を必要とする場合などには、前記シリコンウェーハ上に単結晶シリコン薄膜を気相成長(エピタキシャル成長)させてエピタキシャルウェーハを製造する。
エピタキシャルウェーハを製造には、例えば枚葉式エピタキシャル成長装置を用いる。ここで、一般的な枚葉式エピタキシャル成長装置について、図1を参照して説明する。図1に示すように、エピタキシャル成長装置1は、上部ドーム11、下部ドーム12及びドーム取付体13に囲まれたエピタキシャル膜形成室2を有する。このエピタキシャル膜形成室2は、その側面の対向する位置に反応ガスの供給及び排出を行うガス供給口31及びガス排出口32が設けられる。一方、エピタキシャル膜形成室2内には、シリコンウェーハWが載置されるサセプタ4が配置される。サセプタ4は、サセプタ回転部40に連結されたサセプタサポートシャフト41によってその下面の外周部が嵌合支持され、サセプタサポートシャフト41とともに回転する。また、サセプタ4には、シリコンウェーハWの昇降を行うためのリフトピン5を通過させる貫通孔42が形成されている。また、リフトピン5は、その基端を昇降シャフト6により支持されて昇降される。
すなわち、エピタキシャル膜形成室2内に導入したシリコンウェーハWは、サセプタ4の貫通孔42に挿通したリフトピン5をサセプタ4の上方に向けて移動し、図2にサセプタ4の貫通孔41周りを示すように、リフトピン5の頭部50をシリコンウェーハWの裏面に当接させてシリコンウェーハWをリフトピン5で一旦支持する。ここで、前記リフトピン5の上昇移動は、該リフトピン5の基端を支持する昇降シャフト6の上昇移動を介して行う。
次いで、前記サセプタ4を支持するサポートシャフト41を上昇してサセプタ4をシリコンウェーハWの位置まで移動し、シリコンウェーハWをサセプタ4上に載置する。この状態において、リフトピン5の頭部50は、サセプタ4の貫通孔40内に収められる。かように、シリコンウェーハWをサセプタ4上に載置し、例えばサセプタ4の上方および下方に配置した複数台の加熱ランプ14によりシリコンウェーハWを1000℃以上の温度に加熱する一方、エピタキシャル膜形成室2内に反応ガスを供給して、所定の厚さのエピタキシャル膜を成長させてエピタキシャルウェーハを製造する。
その後、サポートシャフト41の下降によってサセプタ4を下降する。この下降は、リフトピン5が昇降シャフト6に支持されサセプタ4から突出する位置まで行い、シリコンウェーハWをリフトピン5にて支持しておく。そして、エピタキシャル膜形成室2内に図示しない搬送ブレードを導入し、リフトピン5を下降して搬送ブレード上にシリコンウェーハWを載置することにより、シリコンウェーハWをリフトピン5から搬送ブレードに受け渡す。その後、搬送ブレードとともにシリコンウェーハWを成長装置1から退出させる。
以上で説明したエピタキシャルウェーハの製造工程において、成長装置1内に導入したシリコンウェーハWをサセプタ4上に載置するまでの過程および、エピタキシャル成長後のシリコンウェーハWをサセプタ4から搬送ブレードに受け渡す過程では、シリコンウェーハWをリフトピン5にて当接支持することになる。このシリコンウェーハ裏面のリフトピン5が当接する部分は、リフトピン5が上昇しながら当り、引き続き頭部の接触が維持されるために、該部分での疵の発生をまねいていた。
さらに、前記の過程およびその前後には、リフトピン5を昇降することが必須になるが、このリフトピン5の昇降動作において、リフトピン5がサセプタ4の貫通孔40周りの壁面と摺れ合う結果、発塵をまねいていた。この塵はパーティクルとなってエピタキシャル層表面に付着し、シリコンウェーハ品質を低下させるため、その抑制が望まれていた。
特許文献1には、リフトピンの基板と接触する面を該基板よりも低い表面硬さの材料層とすることが提案されている。この材料層としては、ガラス状の炭素が示されているが、リフトピンの基材が炭化珪素(SiC)であり、ガラス状炭素のSiCに対する密着性が弱いことから、材質の異なる基材と材料層との熱膨張差に起因した材料層の部分的な剥離を避けることができず、ウェーハの疵付きを長期にわたって保証することが難しい。
特許文献2には、SiCで形成されたさや部と該さや部にはめ込まれたガラス状カーボンの頭部とを備えるリフトピンが提案されている。ここでは、頭部をさや部にはめ込むために、エピタキシャル成長処理時の高熱処理によって、頭部およびさや部の材質が異なることによる熱膨張差に起因して、はめ込み部が割れてしまい使用できないおそれがある。さらに、リフトピンの昇降動作に伴ってサセプタの貫通孔周りと摺動した際の発塵の問題は解決されない。
特許文献3には、プラズマCVD装置に用いるリフトピンに関して、ウェーハの支持部によるウェーハのスクラッチ欠陥を抑制するために、該支持部をウェーハより表面硬さの低い物質としたリフトピンが提案されている。該リフトピンは、低温で成長させるプラズマCVD装置に適用することから、その本体部はアノダイジング処理アルミニウム、アルミニウム酸化物、チタンまたはチタン窒化物であるが、これらの材料は、エピタキシャル成長装置のサセプタ(SiC製)より軟質である。そのために、リフトピンの昇降動作に伴ってサセプタの貫通孔周りと摺動した際に発塵を回避することができないため、エピタキシャル成長装置に適用するには支障がある。また、本体部の熱伝導はサセプタ材質(SiC)よりも低いため、リフトピンが位置する部分で温度が低下し、ウェーハ面内の温度分布が大きく崩れてしまい、形成するエピタキシャル層の厚み分布が悪化することが予想される。さらに、支持部を熱圧着法にて本体部に結合させる形態では、支持部の側周面もウェーハより低い硬度であるため、サセプタと摺動した際の発塵はより顕著になる。
特表2011‐505691号公報 特開2003‐142407号公報 特表2011‐519393号公報
そこで、本発明の目的は、リフトピンによるシリコンウェーハ裏面の疵付きを回避するとともに、該リフトピンがサセプタの貫通孔周りの壁面と摺れ合うことによる発塵を抑制するための構造を、エピタキシャル成長装置用のリフトピンに与えることにある。
発明者らは、上記課題を解決するための方途について鋭意検討した結果、リフトピンの基材をSiCとした場合に、該ピン頭部のシリコンウェーハとの接触面をファインセラミックスの被覆層とすること、そしてサセプタと摺動するピン直胴部の表面粗さを規制することが、有効であることを見出し、本発明を完成するに到った。
即ち、本発明の要旨構成は以下の通りである。
(1)エピタキシャル成長装置内に設置するサセプタの貫通孔内を該貫通方向に移動可能に挿通され、前記サセプタに載置するシリコンウェーハを支持しながら該シリコンウェーハを前記サセプタに対して進退させるリフトピンであって、
前記シリコンシリコンウェーハと当接する頭部および前記貫通孔内に挿通される直胴部を有し、前記頭部および直胴部はSiCの基材からなり、少なくとも前記直胴部は算術平均粗さで0.2μm以下の表面粗さを有し、前記頭部の前記シリコンウェーハとの当接面が、前記シリコンウェーハの表面硬さより低い表面硬さを有するファインセラミックスの被覆層であるリフトピン。
(2)前記被覆層は、窒化アルミニウム、フォルステライト、コージェライト、イットリアおよびステアタイトの何れかである、前記(1)に記載のリフトピン。
(3)前記被覆層は、0.1〜200μmの厚みを有する、前記(1)または(2)に記載のリフトピン。
(4)前記(1)から(3)のいずれかに記載のリフトピンを有するエピタキシャル成長装置。
(5)前記(4)に記載のエピタキシャル成長装置を用いてシリコンウェーハ上にエピタキシャル膜を成長させるエピタキシャルウェーハの製造方法。
本発明のリフトピンをエピタキシャル成長装置に適用することによって、リフトピンによるシリコンウェーハ裏面の疵付き並びに、リフトピンの昇降に伴う発塵を抑制することができる。従って、本発明のリフトピンを用いたエピタキシャル成長装置にてエピタキシャル成長を行うことによって、ウェーハ裏面疵が少なく、かつパーティクル付着の少ない高品位なエピタキシャルウェーハを製造することが可能になる。
エピタキシャル成長装置の断面図である。 エピタキシャル成長装置におけるサセプタの貫通孔周りを示す断面図である。 本発明に従うリフトピンを示す部分断面図である。
以下、図面を参照して、本発明のリフトピンについて詳しく説明する。
図3は、本発明に従うリフトピン5を示す図であり、図1に示したサセプタ4の貫通孔42に挿通される棒状の直胴部50と、該直胴部50および貫通孔40より太径の頭部51とを有する。なお、リフトピン5は、棒状の直胴部の先端にシリコンウェーハを直接支持する頭部を有するものであれば、形状は限定する必要はなく、従って、図示の形状に限定されるわけではない。
ここで、前記直胴部50および頭部51はSiCの基材からなり、少なくとも直胴部50は算術平均粗さで0.2μm以下の表面粗さを有し、頭部51のシリコンウェーハWとの当接面が、シリコンウェーハWの表面硬さより低い表面硬さを有するファインセラミックスの被覆層52であることが必要になる。
すなわち、リフトピン5の基材をSiCとするのは、まず、サセプタ4と同等の表面硬さを有すること、かつ後述のファインセラミックスの被覆層との密着性が良好であること、を満足するためである。
特に、リフトピン5の基材をSiCとする場合、サセプタ4の貫通孔40周りと摺動する直胴部50は、その表面粗さを算術平均粗さで0.2μm以下とすることが肝要である。なぜなら、表面粗さを0.2μmRa以下とすることによって、上述したリフトピン5の昇降に伴って直胴部50が貫通孔40周りと摺動した際の、発塵が抑制されるため、パーティクルの付着影響のないエピタキシャルウェーハの製造が可能になる。
なお、直胴部50において表面粗さを規制するとは、直胴部50の少なくとも貫通孔40周りと摺動する領域の表面粗さを0.2μmRa以下とすればよいことであり、直胴部50全体の表面粗さを0.2μmRa以下としてもよい。なお、本発明において、「表面粗さ」とは、JIS B 0601(2001年)に規定の算術平均粗さRaを意味している。
また、被覆層52をファインセラミックスとするのは、SiC基材に施す被覆層として、例えばガラス状炭素に比べて高い密着性を有するからである。
このファインセラミックスとしては、窒化アルミニウム、フォルステライト、コージェライト、イットリアおよびステアタイトの何れかが適している。これらのセラミックスは、いずれもシリコンウェーハWの表面硬さより低い表面硬さを有する上に、エピタキシャル気相成長雰囲気に適合している。すなわち、エピタキシャル気相成長雰囲気は最高温度1200℃でエッチングガスとしてHClを使用するが、この雰囲気に対して前記セラミックスは耐性を有するものである。
ちなみに、上記したセラミックスの表面硬さは、次のとおりである。いずれも、シリコンウェーハの表面硬さ:1081HV未満である。
・窒化アルミニウム:1060HV
・フォルステライト:744HV
・コージェライト:734HV
・イットリア:612HV
・ステアタイト:591HV
中でも、イットリアは、高い密着性が得られるプラズマCVD処理に適した素材であり、かつシリコンウェーハの疵付きを防止するために適当な表面硬さを有するため、被覆層52に良く適合する。
なお、被覆層52は、図3に示すように、頭部51のシリコンウェーハWとの当接面に限定して設ける必要がある。すなわち、サセプタ4の貫通孔40周りと接触する可能性のある、頭部51の側周面や下面にまで被覆層52を設けると、被覆層52より硬質のサセプタ4と接触し発塵をまねくことになるため、これを防ぐ必要がある。
また、被覆層52は、化学蒸着法(CVD法)によって形成することが好ましい。なぜなら、所期する表面粗さが得やすく、密着性かつ均一性に優れる被覆層を形成できるからである。
また、被覆層52は、0.1〜200μmの厚さで形成することが好ましい。すなわち、厚みが0.1μm未満では素材硬さを被覆層において十分に発揮することが難しくなり、一方200μmを超えると、被覆層の密着性が低下し基材からの剥離をまねく、おそれがある。
以下、本発明の実施例について説明する。
図1に示したエピタキシャル成長装置1に、表1に示す仕様になる種々のリフトピンを適用し、上記した手順に従って、エピタキシャルウェーハを製造した。
ここで、サセプタ1は、カーボン基材の表面にSiCコートしたものを用いた。また、エピタキシャルウェーハの基板としては、ボロンドープされた直径300mmのシリコンウェーハWを用いた。
エピタキシャルウェーハの製造は、まず、原料ソースガスであるトリクロロシランガスを温度1150℃にて供給し、サセプタ1の表面に対してシリコンコートを施した。次いで、シリコンウェーハWを成長装置2内に導入し、リフトピンを用いてサセプタ4上に載置した。続いて、1150℃にて、水素ガスを供給し、水素ベークを行った後、1150℃にて、シリコンのエピタキシャル膜を4μm成長させてエピタキシャルシリコンウェーハを得た。ここで、原料ソースガスとしてはトリクロロシランガスを用い、また、ドーパントガスとしてジボランガス、キャリアガスとして水素ガスを用いた。
種々のリフトピンを適用して上記のエピタキシャルウェーハの製造を行った。かくして得られたエピタキシャルウェーハについて、表面および裏面の品質とピン頭部の被覆層の密着性とを評価した。なお、各評価手法は次のとおりである、
[表面品質]
得られたエピタキシャルウェーハについて、0.25μmLPD発生密度を測定した。すなわち、作製したエピタキシャルウェーハについて、ウェーハ表面検査装置(ケーエルエーテンコール社製、SP−2)を用いて、エピタキシャル層表面で観察されるサイズ0.25μm以上の表面欠陥(LPD:Light Point Defect)を評価した。この測定結果によって、発塵によるパーティクルの発生状況を評価することができる。
[裏面品質]
得られたエピタキシャルウェーハについて、リフトピン当接部のピンマーク強度として、ウェーハ表面検査装置(ケーエルエーテンコール社製、SP−2)を用いて、リフトピン接触領域における、レーザー反射の設定値以上の散乱強度を有する領域の面積を測定し、ウェーハ裏面のリフトピン起因の疵付きを評価した。
[被覆層密着性]
サセプタに取付ける前のリフトピン頭部への被覆層形成量と、実際にサセプタに取り付けてウェーハ裏面への接触支持操作を100回繰り返し実施した後のリフトピン頭部の被覆層残量との比率を密着性の指標とした。被覆層厚みの測定は、Gaイオンビームを用いたFIB加工により、ウェーハ裏面と接触するリフトピン頭部の被覆層厚み方向に切開処理した後、切開断面を走査型電子顕微鏡(SEM:Scanning Electron Microscope)を用いて観察評価して被覆層厚みを測定した。
Figure 0006520050
なお、被覆層の材質をフォルステライト、コージェライト、ステアタイトに変更して同様の試験を行ったところ、表1におけるNo.4および5のAlN被覆層の場合とほぼ同様の結果が得られた。
1 エピタキシャル成長装置
2 エピタキシャル膜形成室
4 サセプタ
5 リフトピン
6 昇降シャフト
W シリコンウェーハ
11 上部ドーム
12 下部ドーム
13 ドーム取付体
40 サセプタ回転部
41 サセプタサポートシャフト
42 貫通孔
50 頭部
51 直胴部
52 被覆層

Claims (3)

  1. エピタキシャル成長装置内に設置するサセプタの貫通孔内を該貫通方向に移動可能に挿通され、前記サセプタに載置するシリコンウェーハを支持しながら該シリコンウェーハを前記サセプタに対して進退させるリフトピンであって、
    前記シリコンシリコンウェーハと当接する頭部および前記貫通孔内に挿通される直胴部を有し、前記頭部および直胴部はSiCの基材からなり、少なくとも前記直胴部は算術平均粗さで0.2μm以下の表面粗さを有し、前記頭部の前記シリコンウェーハとの当接面が、前記シリコンウェーハの表面硬さより低い表面硬さを有するファインセラミックスの被覆層であり、
    前記被覆層は、窒化アルミニウム、フォルステライト、コージェライト、イットリアおよびステアタイトの何れかであり、
    前記被覆層は、0.1〜200μmの厚みを有するリフトピン。
  2. 請求項1に記載のリフトピンを有するエピタキシャル成長装置。
  3. 請求項に記載のエピタキシャル成長装置を用いてシリコンウェーハ上にエピタキシャル膜を成長させるエピタキシャルウェーハの製造方法。

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