JP6500711B2 - 脇見検出装置 - Google Patents
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Description
図2に示す脇見検出装置20の作動を、作動の順に沿って説明する。なお、作動の順は変更されてもよい。
[作動a]目視方向検出部31は、運転者Oの目視方向を検出する。具体的には、カメラ31aが、運転者Oの顔および顔周辺を撮影する。そして、画像演算装置31bが、カメラ31aの撮影画像から目視方向を検出する。
[作動b]操作検出部41は、操作部15の操作を検出する。
[作動c]演算部70は、許容角度Aを決定する(詳細は下記)。
[作動d]演算部70は、目視方向検出部31に検出された目視方向が、上記[作動c]で決定した許容角度Aの内か外かを判定する。
[条件e1]操作部15が操作されていることが操作検出部41により検出され、かつ、目視方向検出部31に検出された目視方向が許容角度Aから外れている。
[作動f]動作速度検出部47は、建設機械1の各種動作の動作速度を検出する。
[作動g]演算部70は、動作速度検出部47に検出された動作速度に応じて、許容時間T(図11参照)を決定する(詳細は下記)。
[作動h]演算部70は、上記[作動e]で測った時間が、上記[作動g]で決定した許容時間T(図11参照)を超えた場合、脇見状態であると判定する。上記[作動e]で測った時間が、上記[作動g]で決定した許容時間T以下の場合、脇見状態ではないと判定する。
[作動i]演算部70は、脇見状態であると判定したときに、警報部50および動作停止部60に指令を出力する(詳細は下記)。
上記[作動c]で決定される許容角度Aには、水平方向の許容角度A1(図1参照)と、上下方向の許容角度A2(図10参照)と、がある。
水平方向の許容角度A1(図1参照)は、次のように決定される。演算部70は、操作検出部41に検出された操作パターンに応じて(基づいて)、許容角度A1を変える。演算部70には、操作パターンごとに異なる許容角度A1が設定される。具体的には、演算部70には、走行用(前進用および後進用)、旋回用(右旋回用および左旋回用)、ならびにアタッチメント動作用、それぞれの許容角度A1が設定される。
図10に示す上下方向の許容角度A2は、次のように設定される。運転者Oがアタッチメント17およびその周辺を目視しているときの目視方向は、許容角度A2内に設定される。さらに詳しくは、運転者Oがアタッチメント17の先端部(バケット17c)およびその周辺を目視しているときの目視方向は、上下方向の許容角度A2内に設定される。また、運転者Oがアタッチメント17の上端部(ブーム17aおよびアーム17bの上端部)およびその周辺を目視しているときの目視方向は、上下方向の許容角度A2内に設定される。
許容時間T(図11参照)は、操作部15(図2参照)が操作されることによって動作する部分が障害物に接触するまでの猶予時間を考慮して設定される。具体的には、図2に示す演算部70は、動作速度検出部47に検出された動作速度が大きいほど、許容時間Tを短くする。図12に、動作速度検出部47に検出された動作速度(図12に示す例では前進速度)と、許容時間Tと、の関係を示すグラフの例を示す。許容時間Tと動作速度との関係は、例えば動作の種類ごとに設定される。例えば、許容時間Tは、動作速度に対して反比例する。許容時間Tと動作速度との関係は、反比例でなくてもよく、一次関数などでもよい。
上記[作動i]では、図2に示す演算部70は、脇見状態であると判定したときに、警報部50に警報を出させる。さらに詳しくは、演算部70は、警報制御装置50aに指令を出力し、警報器50bに警報を出させる。この警報により、運転者Oは、接触のおそれがある箇所を確実に目視しながら、建設機械1を適切に運転するように促される。
図2に示す脇見検出装置20による効果は次の通りである。脇見検出装置20は、建設機械1(図1参照)に設けられる。脇見検出装置20は、目視方向検出部31と、操作検出部41と、演算部70と、を備える。目視方向検出部31は、建設機械1の運転者O(図1参照)の目視方向を検出する。操作検出部41は、建設機械1を操作するための操作部15の操作を検出する。演算部70には、目視方向検出部31および操作検出部41から検出結果が入力される。演算部70には、許容時間T(図11参照)と、目視方向の許容範囲である許容角度A(図1参照)と、が設定される。
[構成1−1]演算部70は、操作部15の操作が操作検出部41に検出されている場合、かつ、目視方向検出部31に検出された目視方向が許容時間T(図11参照)を超えて許容角度A(図1参照)から外れた場合、脇見状態であると判定する。
[構成1−2]演算部70は、操作検出部41に検出された操作パターンに応じて許容角度Aを変える。
[構成2]脇見検出装置20は、運転者Oに警報を出す警報部50を備える。演算部70は、脇見状態であると判定したときに警報部50に警報を出させる。
脇見検出装置20は、建設機械1の動作を停止させる動作停止部60を備える。
[構成3]演算部70は、脇見状態であると判定したときに動作停止部60に建設機械1の動作を停止させる。
脇見検出装置20は、旋回位置検出部43を備える。旋回位置検出部43は、図1に示す下部走行体11に対する、上部旋回体13の旋回位置を検出する。
[構成4]図2に示す演算部70は、旋回位置検出部43に検出された旋回位置に応じて、水平方向の許容角度A1(図1参照)を変える。
脇見検出装置20は、建設機械1の動作速度を検出する動作速度検出部47を備える。
[構成5]演算部70は、動作速度検出部47に検出された動作速度が大きいほど、許容時間Tを短くする(図12参照)。
脇見検出装置20は、アタッチメント17(図10参照)の姿勢を検出するアタッチメント姿勢検出部45を備える。
[構成6]演算部70は、アタッチメント姿勢検出部45に検出されたアタッチメント17の高さに応じて、上下方向の許容角度A2(図10参照)を変える。
上記実施形態は様々に変形されてもよい。
上記実施形態の構成要素(物や設定)の数は変更されてもよく、構成要素の一部が設けられなくてもよい。
図2に示す脇見検出装置20の各構成要素どうしの接続は、変更されてもよい。例えば、動作速度検出部47は、操作部15に接続されてもよく、操作部15の操作量に基づいて動作速度を検出してもよい。
11 下部走行体
13 上部旋回体
15 操作部
17 アタッチメント
20 脇見検出装置
31 目視方向検出部
41 操作検出部
43 旋回位置検出部
45 アタッチメント姿勢検出部
47 動作速度検出部
50 警報部
60 動作停止部
70 演算部
A、A1、A2 許容角度
O 運転者
T 許容時間
Claims (6)
- 建設機械に設けられる脇見検出装置であって、
前記建設機械の運転者の目視方向を検出する目視方向検出部と、
前記建設機械を操作するための操作部の操作を検出する操作検出部と、
前記目視方向検出部および前記操作検出部から検出結果が入力される演算部と、
を備え、
前記演算部には、許容時間と、前記目視方向の許容範囲である許容角度と、が設定され、
前記演算部は、前記操作部の操作が前記操作検出部に検出されている場合、かつ、前記目視方向検出部に検出された前記目視方向が前記許容時間を超えて前記許容角度から外れた場合、脇見状態であると判定し、
前記演算部は、前記操作検出部に検出された操作パターンに応じて前記許容角度を変える、
脇見検出装置。 - 請求項1に記載の脇見検出装置であって、
前記運転者に警報を出す警報部を備え、
前記演算部は、前記脇見状態であると判定したときに前記警報部に警報を出させる、
脇見検出装置。 - 請求項1または2に記載の脇見検出装置であって、
前記建設機械の動作を停止させる動作停止部を備え、
前記演算部は、前記脇見状態であると判定したときに前記動作停止部に前記建設機械の動作を停止させる、
脇見検出装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の脇見検出装置であって、
前記建設機械が有する下部走行体に対する、前記建設機械が有する上部旋回体の旋回位置を検出する旋回位置検出部を備え、
前記演算部は、前記旋回位置検出部に検出された旋回位置に応じて、水平方向の前記許容角度を変える、
脇見検出装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の脇見検出装置であって、
前記建設機械の動作速度を検出する動作速度検出部を備え、
前記演算部は、前記動作速度検出部に検出された動作速度が大きいほど、前記許容時間を短くする、
脇見検出装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の脇見検出装置であって、
前記建設機械が有するアタッチメントの姿勢を検出するアタッチメント姿勢検出部を備え、
前記演算部は、前記アタッチメント姿勢検出部に検出された前記アタッチメントの高さに応じて、上下方向の前記許容角度を変える、
脇見検出装置。
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