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JP6551378B2 - 車両下部構造 - Google Patents

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JP6551378B2
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Description

この発明は、車両下部構造に関する。
特許文献1に記載の車両下部構造は、図4及び図5に示すように、車両のドア開口部の下部に取り付けられたロッカーモール50を備えている。ロッカーモール50は、車両前側のホイールハウスから車両後側のホイールハウス49までの範囲で車両前後方向(図4及び図5の「Fr」と「Rr」とで示す矢印方向)に延びている側壁部51と、側壁部51の後端から車幅方向内側(図4及び図5の「In」で示す矢印方向側)に延びている板状の延設部52とを備えている。そして、図5に示すように、ロッカーモール50の延設部52の車両前後方向における外側面52a(後面)には、同延設部52に沿って延びているリアライナー60が固定されている。このリアライナー60によって、延設部52の外側面52aのうちの車幅方向内側の部分が覆われている。
延設部52の外側面52aには、車両後側に向かって突出するとともに延設部52の外側面52aにおける車幅方向外側(図4及び図5の「Out」で示す矢印方向側)の縁に沿って延びる突条部54を備えている。また、特許文献1に記載の車両下部構造では、延設部52における突条部54が、リアライナー60の車幅方向の外側縁60tと平行に延びている。
特開2013−159192号公報
ところで、同じ車種であっても、車両の外観のバリエーションを増やす目的で、形状の異なるロッカーモール50を取り付けることがある。ロッカーモール50の形状によっては、延設部52の外側面52aにおける車幅方向外側の縁に沿って延びている突条部54が、リアライナー60の車幅方向の外側縁60tと平行にならないことがある。突条部54がリアライナー60の車幅方向の外側縁60tと平行に延びていない場合、外側縁60tと突条部54との間隔が上下で異なるため、リアライナー60が視認された場合に、ロッカーモール50がリアライナー60に対して正しい位置で組み付けられていないのではないかといった違和感をユーザに生じさせる可能性がある。
上記課題を解決するための車両下部構造は、車両の下部において車両前後方向に延びるように取り付けられたロッカーモールと、前記ロッカーモールの車両前後方向の端部に取り付けられたライナーとを備える車両下部構造であって、前記ロッカーモールは、車両前側のホイールハウスから車両後側のホイールハウスまでの範囲で車両前後方向に延びている側壁部と、前記側壁部の車両前後方向の端部から車幅方向内側に延びる板状の延設部とを備え、前記ライナーは、前記延設部における車両前後方向の外側面のうちの車幅方向内側の部分を覆うように前記延設部に取り付けられており、前記延設部における車両前後方向の外側面には、車両前後方向の外側に向かって突出するとともに前記延設部の車幅方向外側の縁に沿って延びる第1突条部と、車両前後方向の外側に向かって突出するとともに前記ライナーの車幅方向の外側縁及び前記第1突条部の間に位置する第2突条部とが設けられ、前記ライナーの車幅方向の外側縁と、前記延設部における前記第2突条部の車幅方向の内側縁とが平行に延びていることを要旨とする。
上記構成では、延設部の車幅方向外側の縁に沿って延びる第1突条部に加え、第2突条部が設けられている。そして、第1突条部よりも第2突条部の方がライナーの外側縁の近くに位置しており、この第2突条部の内側縁がライナーの外側縁と平行に延びている。したがって、延設部の車幅方向外側の縁に沿って延びている第1突条部がライナーの外側縁と平行になっていなくても、よりライナーの近くに位置する第2突条部の内側縁とライナーの外側縁との間隔が上下方向に亘って均一になり、違和感を生じさせることを抑制できる。
車両下部構造において、前記第2突条部は、その突出先端よりも車幅方向外側の部分が、車幅方向外側に向かうほど徐々に突出高さが低くなるように傾斜した傾斜部になっている構成が採用可能である。
上記構成によれば、第2突条部は、突出先端よりも車幅方向外側の傾斜部において、車幅方向外側ほど低くなっている。そのため、第2突条部において突出先端よりも車幅方向外側には、車両上下方向に延びる線が視認されない。よって、第2突条部が視認されたときに、ライナーの外側縁と平行に延びている第2突条部の内側縁が視認されやすくなる。
車両下部構造において、前記第2突条部の突出先端は、前記ライナーの車幅方向の外側縁と、平行に延びている構成が採用可能である。
上記構成によれば、第2突条部の車幅方向の内側縁に加え、視認されやすい突出先端もライナーの外側縁と平行になっているため、統一感を醸し出すことができる。
車両下部構造では、車幅方向において、前記第2突条部の突出先端から前記第2突条部の車幅方向の内側縁までの長さが、前記第2突条部の突出先端から前記第2突条部の車幅方向の外側縁までの長さよりも短い構成が採用可能である。
ライナーの車幅方向の外側縁と平行に延びている、第2突条部の突出先端及び第2突条部の内側縁が近いほど、第2突条部の車幅方向の内側縁と第2突条部の突出先端とをあたかも一体的な線として視認させ、一体感を醸し出すことができる。
上記構成では、第2突条部の突出先端から第2突条部の車幅方向の内側縁までの長さを、第2突条部の突出先端から第2突条部の車幅方向の外側縁までの長さよりも短くしている。そのため、これらの長さが等しい場合や、第2突条部の突出先端から第2突条部の車幅方向の内側縁までの長さを、第2突条部の突出先端から第2突条部の車幅方向の外側縁までの長さよりも長くしている場合よりも、第2突条部の突出先端と第2突条部の内側縁とを近づけ、一体感を醸し出すことができる。
車両下部構造の一実施形態が適用された車両の側面図。 ロッカーモールとリアライナーとの固定部分を示す斜視図。 図2の3−3線における断面図。 従来の車両下部構造を示す斜視図。 図4の5−5線における断面図。
以下、車両下部構造の一実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。なお、図1〜図3において、矢印Frは車両前方を、矢印Rrは車両後方を、それぞれ示している。図1及び図2において、矢印Upは車両上方を、矢印Dwは車両下方を、それぞれ示している。そして、図2及び図3において、矢印Inは車幅方向における車内方向を、矢印Outは車幅方向における車外方向を、それぞれ示している。
図1に示すように、車両10のドア開口部11の下部には、車両前後方向に延びるようにロッカーモール20が取り付けられている。ロッカーモール20は、樹脂や、炭素繊維と樹脂との複合材料から構成されている。
図1及び図2に示すように、ロッカーモール20は、車両前側のホイールハウス12から車両後側のホイールハウス13までの範囲で車両前後方向に延びている板状の側壁部21を備えている。なお、側壁部21の車幅方向外側の面は、車両の外表面を構成しており、車両10の外観を左右する意匠面となっている。
図2に示すように、側壁部21の後端からは、車幅方向内側に板状の延設部22が延びている。延設部22は、車幅方向の外側部分22tと、その外側部分22tの車幅方向内側の縁から車幅方向内側へと突出する固定片22nとを備えている。固定片22nには、厚み方向(車両前後方向)に貫通するボルト孔22bが設けられている。固定片22nは、車両上下方向に並んで2つ設けられている。
ロッカーモール20の延設部22の車両前後方向における外側面22a(後面)には、同延設部22に沿ってリアライナー30が延びている。このリアライナー30によって、延設部22の外側面22aのうちの車幅方向内側の部分、具体的には固定片22nが覆われている。
リアライナー30は車両上下方向に並んで2つのボルト孔30bを備えている。リアライナー30が延設部22に車両後方から重なった状態で、リアライナー30のボルト孔30bと延設部22のボルト孔22bとにボルトが挿通されることにより、リアライナー30が延設部22に固定されている。なお、図2では、ボルト孔30bに挿通されるボルトの図示を省略している。
リアライナー30は、車幅方向の途中で延設部22側へ僅かに山形に折り曲げられており、リアライナー30の車幅方向の外側縁30tが延設部22に弾性的に押圧された状態となっている。これにより、リアライナー30が延設部22から浮き上がることが抑制されている。
図2及び図3に示すように、延設部22は、車幅方向内側から外側に向かって徐々に厚みが小さくなっている。また、延設部22における外側部分22tの外側面22aには、車両後側に向かって突出するとともに延設部22の外側面22aにおける車幅方向外側の縁に沿って延びる第1突条部24が設けられている。第1突条部24の突出先端(車両後側の先端)は、角のない面取り形状になっている。そして、延設部22における外側部分22tの外側面22aのうち、第1突条部24よりも車幅方向内側の部分には、車両後側に向かって突出する第2突条部25が設けられている。第2突条部25は、車幅方向において、リアライナー30の車幅方向の外側縁30t及び第1突条部24の間に位置している。第2突条部25の突出高さは第1突条部24の突出高さよりも低くなっている。
車幅方向において、第2突条部25の突出先端25aから第2突条部25の車幅方向の内側縁25nまでの長さL1は、第2突条部25の突出先端25aから第2突条部25の車幅方向の外側縁25tまでの長さL2よりも短くなっている。なお、第2突条部25の突出先端25aは、面取り形状となっておらず、エッジ(縁)がついた形状になっている。
第2突条部25のうち、その突出先端25aよりも車幅方向外側の部分は、車幅方向外側に向かうほど徐々に突出高さが低くなるように傾斜した傾斜部26になっている。本実施形態の傾斜部26は、車幅方向の途中で傾斜角度が変化しており、傾斜部26における車幅方向内側の部分26aの傾斜角度よりも車幅方向外側の部分26bの傾斜角度の方が大きくなっている。そして、傾斜部26においては、車幅方向内側の部分26aと車幅方向外側の部分26bとがなだらかに曲面で繋がっている。傾斜部26の車幅方向外側の部分26bは、第2突条部25の車幅方向の外側縁25tにて、延設部22のうちで第1突条部24及び第2突条部25が形成されない部分の外側面22aと同じ高さになり、同外側面22aと繋がっている。
本実施形態では、延設部22における第2突条部25が、リアライナー30の車幅方向の外側縁30tと平行に延びている。そして、リアライナー30の車幅方向の外側縁30tと、延設部22における第2突条部25の車幅方向の内側縁25nとが平行に延びている。さらに、第2突条部25の突出先端25aは、リアライナー30の車幅方向の外側縁30tと、平行に延びている。また、第2突条部25の車幅方向の内側縁25nとリアライナー30の車幅方向の外側縁30tとの車幅方向の間隔は、所定の大きさとなっている。なお、上記所定の大きさは、第2突条部25の車幅方向の内側縁25nとリアライナー30の車幅方向の外側縁30tとを一体的な線としてユーザに視認させやすくなる大きさに設定されており、例えば1〜3センチの範囲内の大きさに設定されている。
次に、上記車両下部構造の作用を効果と合わせて説明する。
ロッカーモール20においては、例えば斜め後ろ側から車両10を視た際に、第1突条部24によってリアライナー30の車幅方向外側の外側縁30tが視認されにくくなっている。
ところで、同じ車種であっても、車両10の外観のバリエーションを増やす目的で、形状の異なるロッカーモール20を取り付けることがある。採用するロッカーモール20の形状によっては、図3に二点鎖線で示すように、延設部22の外側面22aにおける車幅方向外側の縁に沿って延びている第1突条部24の車幅方向の内側縁24nとリアライナー30の車幅方向の外側縁30tとの車幅方向の間隔が、上記所定の大きさとなる。こうした場合では、第1突条部24の車幅方向の内側縁24nとリアライナー30の車幅方向の外側縁30tとが一体的な線としてユーザに視認されやすくなる。
さらに、第1突条部24の車幅方向の内側縁24nとリアライナー30の車幅方向の外側縁30tとが平行に延びていれば、第1突条部24の内側縁24nとリアライナー30の外側縁30tとの間隔が上下方向に亘って均一になる。このため、リアライナー30がユーザに視認された場合に、ロッカーモール20に対して正しい位置に組み付けられているといった印象をユーザに持たせることができる。
一方、本実施形態にて採用するロッカーモール20の形状では、第1突条部24が図3に二点鎖線で示す位置よりもリアライナー30に対して車幅方向外側に位置している。そして、ロッカーモール20の第1突条部24の車幅方向の内側縁24nとリアライナー30の車幅方向の外側縁30tとの車幅方向の間隔が、上記所定の大きさよりも大きくなっている。このため、第1突条部24の車幅方向の内側縁24nとリアライナー30の車幅方向の外側縁30tとが、一体的な線としてユーザに視認されにくくなっている。
また、ロッカーモール20の形状によっては、第1突条部24が、リアライナー30の車幅方向の外側縁30tと平行にならないことがある。第1突条部24がリアライナー30の車幅方向の外側縁30tと平行に延びていない場合、外側縁30tと第1突条部24の内側縁24nとの間隔が上下で異なるようになる。このため、リアライナー30が視認された場合に、ロッカーモール20がリアライナー30に対して正しい位置で組み付けられていないのではないかといった違和感をユーザに生じさせる可能性がある。
なお、そうして形状の異なるロッカーモール20を採用する場合においては、第1突条部24の車幅方向の内側縁24nとリアライナー30の車幅方向の外側縁30tとを上記の違和感をユーザに生じさせない位置関係とするべく、例えば次の手段を講じることが考えられる。
すなわち、例えばロッカーモール20の形状変更と合わせて、リアライナー30の形状変更を行って同リアライナー30の車幅方向の外側縁30tの位置を変更させて、第1突条部24とリアライナー30の車幅方向の外側縁30tとが平行に延びるようにすれば、上記の位置関係を保持することができる。しかしながら、こうした手段によっては、ロッカーモール20の形状変更と合わせてリアライナー30の形状変更が必要となるため、その分だけ製造に用いるリアライナー30の成形型を多く用意しなくてはならず、製造に係るコストの増大の一因となる。
一方、そうしたリアライナー30の形状変更を行わなくとも、例えばロッカーモール20の形状変更と合わせて、第1突条部24の車幅方向の内側縁24nの位置を変更させて、第1突条部24とリアライナー30の車幅方向の外側縁30tとが平行に延びるようにすれば、上記の位置関係を保持することはできる。具体的には、例えばロッカーモール20の形状変更に伴って、第1突条部24がリアライナー30に対して上記の位置関係となる位置から車幅方向外側に位置するような場合では、ロッカーモール20における第1突条部24の車幅方向における幅を増大させる。これにより、第1突条部24の車幅方向の内側縁24nを車幅方向内側に変更することができ、第1突条部24の車幅方向の内側縁24nとリアライナー30の車幅方向の外側縁30tとの間で上記の位置関係を保持することができる。しかしながら、こうした手段によっては、第1突条部24の車幅方向における厚みが増大する分だけ、ロッカーモール20の製造時において第1突条部24の表面にひけが生じやすくなる。なお、こうしたひけの発生は、ロッカーモール20の製造時での冷却工程にて圧力を加えることにより抑えることはできる。しかしながら、冷却工程に要する時間が長くなることにより製造に係る時間が長くなるため、ロッカーモール20の生産性が低下する。
上記車両下部構造では、延設部22の車幅方向外側の縁に沿って延びる第1突条部24に加え、第2突条部25がロッカーモール20に設けられている。そして、第1突条部24よりも第2突条部25の方がリアライナー30の車幅方向の外側縁30tの近くに位置しており、この第2突条部25の内側縁25nがリアライナー30の車幅方向の外側縁30tと平行に延びている。したがって、延設部22の車幅方向外側の縁に沿って延びている第1突条部24がリアライナー30の外側縁30tと平行になっていなくても、よりリアライナー30の近くに位置する第2突条部25の内側縁25nとリアライナー30の外側縁30tとの間隔が上下方向に亘って均一になり、ユーザに違和感を生じさせることを抑制できる。さらに、第2突条部25の車幅方向の内側縁25nとリアライナー30の車幅方向の外側縁30tとの車幅方向の間隔が、上記所定の大きさに設定されている。こうした構成によっても、ユーザに違和感を生じさせることを抑制できる。
また、第2突条部25は、その突出先端25aよりも車幅方向外側の部分が、車幅方向外側に向かうほど徐々に突出高さが低くなるように傾斜した傾斜部26になっている。そして、第2突条部25の車幅方向の外側縁25tで延設部22の外側面22aと同じ高さになり、同外側面22aに繋がっている。これにより、第2突条部25においては突出先端25aよりも車幅方向外側には車両上下方向に延びる線が視認されない。そのため、第2突条部25が視認されたときに、リアライナー30の車幅方向の外側縁30tと平行に延びている第2突条部25の車幅方向の内側縁25nが視認されやすくなる。
また、上記車両下部構造では、第2突条部25の車幅方向の内側縁25nに加え、視認されやすい突出先端25aもリアライナー30の車幅方向の外側縁30tと平行になっているため、統一感を醸し出すことができる。
なお、リアライナー30の車幅方向の外側縁30tと平行に延びている、第2突条部25の突出先端25a及び第2突条部25の車幅方向の内側縁25nが近いほど、第2突条部25の車幅方向の内側縁25nと第2突条部25の突出先端25aとをあたかも一体的な線として視認させ、一体感を醸し出すことができる。
上記車両下部構造では、第2突条部25の突出先端25aから第2突条部25の車幅方向の内側縁25nまでの長さL1を、第2突条部25の突出先端25aから第2突条部25の車幅方向の外側縁25tまでの長さL2よりも短くしている。そのため、これらの長さが等しい場合や、上記長さL1を上記長さL2よりも長くしている場合よりも、第2突条部25の突出先端25aと第2突条部25の内側縁25nとを近づけ、一体感を醸し出すことができる。
上述した各効果は、ロッカーモール20における上記第2突条部25の構成を採用すれば、リアライナー30の形状を変更しなくても得られるものである。そのため、ロッカーモール20の形状を変更することに伴ってリアライナー30の形状を変更する必要がなく、リアライナー30を製造するための成形型の数が増えるといったことは起きにくい。
また、ロッカーモール20の延設部22において、第2突条部25の突出高さは、第1突条部24の突出高さよりも小さい。その上、第1突条部24と第2突条部25との間には、突条が設けられてなく、車両前後方向において延設部22の厚みのみによって構成されている部分が存在する。そのため、ロッカーモール20において第1突条部24の近傍にひけが発生することが抑制できるとともに、仮にひけが生じたとしても、ロッカーモール20の側壁部21の外面側には生じにくい。
上記実施形態は以下のような別の実施形態に変更してもよい。
・延設部22の厚みは、車幅方向内側から外側に向かって徐々に厚みが小さくなる形態に限らず、例えば、車幅方向において第1突条部24及び第2突条部25を除く延設部22の部分の厚みが一定であってもよい。
・ロッカーモール20の延設部22における車幅方向内側の固定片22nは、車両上下方向に並んで2つ設けられた形状に限らず、例えば車両上部から下部にかけて一体となった形状であってもよい。こうした形態においても、リアライナー30によって、延設部22の外側面22aのうちの固定片22nが覆われる。
・第2突条部25の突出先端25aから第2突条部25の内側縁25nまでの長さL1を、第2突条部25の突出先端25aから第2突条部25の外側縁25tまでの長さL2よりも長くしてもよい。また、第2突条部25の突出先端25aから第2突条部25の内側縁25nまでの長さL1と、第2突条部25の突出先端25aから第2突条部25の外側縁25tまでの長さL2とを等しくしてもよい。こうした形態においても、例えば車幅方向における第2突条部25の幅が上記実施形態の第2突条部25の幅よりも小さく、第2突条部25の突出先端25aと第2突条部25の内側縁25nとが十分に近い場合であれば、一体感を醸し出すことができる。
・第2突条部25の突出先端25aとリアライナー30の車幅方向の外側縁30tとが、平行でなくてもよい。こうした形態においても、第2突条部25の車幅方向の内側縁25nとリアライナー30の車幅方向の外側縁30tとが平行に延びていれば、ユーザに違和感を生じさせることを抑制できる。
・第2突条部25の傾斜部26において、車幅方向内側の部分26aと車幅方向外側の部分26bとを繋ぐ部分は、なだらかな曲面となっておらず、エッジ(縁)がついた形状であってもよい。こうした形態では、第2突条部25において、車幅方向の内側縁25nに加えて、突出先端25aよりも車幅方向外側にて車幅方向内側の部分26aと車幅方向外側の部分26bとを繋ぐ部分が車両上下方向に延びる境界線として視認されやすくなる。しかしながら、少なくともリアライナー30の車幅方向の外側縁30tと第2突条部25の車幅方向の内側縁25nとが平行に延びていれば、ユーザに違和感を生じさせることを抑制できる。また、部分26aと部分26bとの境界線は、比較的に第1突条部24に近いため、第1突条部24によって隠されて視認しにくい。そのため、部分26aと部分26bとの境界線の存在により、違和感を生じさせる可能性は高くない。
・第2突条部25の傾斜部26は、車幅方向の途中で傾斜角度が変わらず、第2突条部25の突出先端25aから第2突条部25の車幅方向の外側縁25tまでの間で同じ傾斜角度で傾斜していてもよい。
・第2突条部25の突出先端25aはエッジ(縁)がついた形状でなくともよく、例えば第2突条部25の車幅方向の内側縁25nから突出先端25aまでの部分と同突出先端25aから車幅方向外側の部分とがなだらかな曲面で繋がっていてもよい。
・ロッカーモール20は、側壁部21の前端から車幅方向内側に延びている板状の延設部を備えていてもよい。そして、この形態の延設部において、車両前後方向の外側面(前面)のうちの車幅方向内側の部分を覆うように、フロントライナーを延設部に取り付けてもよい。この形態におけるロッカーモールとフロントライナーにおいても、上記実施形態のロッカーモール20とリアライナー30と同様の構成を採用すれば、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また、リアライナー30が取り付けられたロッカーモール20の後端には上記第2突条部25等の構成を適用せず、フロントライナーが取り付けられたロッカーモール20の前端に上記第2突条部25等の構成を適用してもよい。すなわち、ロッカーモール20の車両前後方向の少なくともいずれかの端部に、上記実施形態の第2突条部25等に関する構成を適用すればよい。
10…車両、12,13…ホイールハウス、20…ロッカーモール、21…側壁部、22…延設部、22a…外側面、24…第1突条部、24n…内側縁、25…第2突条部、25n…内側縁、25t…外側縁、26…傾斜部、30…リアライナー、30t…外側縁。

Claims (4)

  1. 車両の下部において車両前後方向に延びるように取り付けられたロッカーモールと、前記ロッカーモールの車両前後方向の端部に取り付けられたライナーとを備える車両下部構造であって、
    前記ロッカーモールは、車両前側のホイールハウスから車両後側のホイールハウスまでの範囲で車両前後方向に延びている側壁部と、前記側壁部の車両前後方向の端部から車幅方向内側に延びる板状の延設部とを備え、
    前記ライナーは、前記延設部における車両前後方向の外側面のうちの車幅方向内側の部分を覆うように前記延設部に取り付けられており、
    前記延設部における車両前後方向の外側面には、車両前後方向の外側に向かって突出するとともに前記延設部の車幅方向外側の縁に沿って延びる第1突条部と、車両前後方向の外側に向かって突出するとともに前記ライナーの車幅方向の外側縁及び前記第1突条部の間に位置する第2突条部とが設けられ、
    前記ライナーの車幅方向の外側縁と、前記延設部における前記第2突条部の車幅方向の内側縁とが平行に延びている
    ことを特徴とする車両下部構造。
  2. 前記第2突条部は、その突出先端よりも車幅方向外側の部分が、車幅方向外側に向かうほど徐々に突出高さが低くなるように傾斜した傾斜部になっている
    請求項1に記載の車両下部構造。
  3. 前記第2突条部の突出先端は、前記ライナーの車幅方向の外側縁と、平行に延びている
    請求項2に記載の車両下部構造。
  4. 車幅方向において、前記第2突条部の突出先端から前記第2突条部の車幅方向の内側縁までの長さが、前記第2突条部の突出先端から前記第2突条部の車幅方向の外側縁までの長さよりも短い
    請求項3に記載の車両下部構造。
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