Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP6432224B2 - 電気駆動車両の制御装置 - Google Patents

電気駆動車両の制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6432224B2
JP6432224B2 JP2014179826A JP2014179826A JP6432224B2 JP 6432224 B2 JP6432224 B2 JP 6432224B2 JP 2014179826 A JP2014179826 A JP 2014179826A JP 2014179826 A JP2014179826 A JP 2014179826A JP 6432224 B2 JP6432224 B2 JP 6432224B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
vehicle
electric
pump
oil pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014179826A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016052844A (ja
Inventor
明子 西峯
明子 西峯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2014179826A priority Critical patent/JP6432224B2/ja
Priority to US14/825,527 priority patent/US9657612B2/en
Priority to DE102015113844.1A priority patent/DE102015113844A1/de
Publication of JP2016052844A publication Critical patent/JP2016052844A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6432224B2 publication Critical patent/JP6432224B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M1/00Pressure lubrication
    • F01M1/02Pressure lubrication using lubricating pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M1/00Pressure lubrication
    • F01M1/12Closed-circuit lubricating systems not provided for in groups F01M1/02 - F01M1/10
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L50/00Electric propulsion with power supplied within the vehicle
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M1/00Pressure lubrication
    • F01M1/12Closed-circuit lubricating systems not provided for in groups F01M1/02 - F01M1/10
    • F01M2001/123Closed-circuit lubricating systems not provided for in groups F01M1/02 - F01M1/10 using two or more pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M5/00Heating, cooling, or controlling temperature of lubricant; Lubrication means facilitating engine starting
    • F01M5/02Conditioning lubricant for aiding engine starting, e.g. heating
    • F01M5/025Conditioning lubricant for aiding engine starting, e.g. heating by prelubricating, e.g. using an accumulator
    • F01M2005/026Conditioning lubricant for aiding engine starting, e.g. heating by prelubricating, e.g. using an accumulator with an auxiliary pump

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

この発明は、例えばハイブリッド車や電気自動車など、少なくともモータを駆動力源とする電気駆動車両の制御装置であって、特に、専用の電気モータによって駆動されて油圧を発生する電動オイルポンプを備えた電気駆動車両の制御装置に関するものである。
特許文献1には、例えば駆動力源としてエンジンおよびモータを有するハイブリッド車両に搭載されるものであって、エンジン停止時に電動オイルポンプにより変速機構等へ作動油を供給する油圧供給装置に関する発明が記載されている。この特許文献1に記載された油圧供給装置は、車両の駆動力源により駆動される機械式オイルポンプと、バッテリから電力が供給されて駆動される電気モータと、その電気モータによって駆動される電動オイルポンプと、機械式オイルポンプおよび電動オイルポンプから作動油が供給される変速機構と、電気モータの作動を制御するポンプドライバとを備えている。そして、ポンプドライバで電気モータを起動する場合に、保持時間だけ所定の回転数となるように電気モータを作動させ、その後、所定のトルクを出力するよう電気モータを作動させるように構成されている。
この特許文献1に記載された油圧供給装置では、上記のように、電動オイルポンプの電気モータを起動する際には、電気モータの回転数が所定回転数で保持される。そのため、起動時に電動オイルポンプが気泡を吸い込んでしまった場合であっても、それに起因する電気モータの負荷変動を抑制することができる、とされている。
特開2006−161850号公報
上記のように、特許文献1に記載された構成では、電動オイルポンプの電気モータを起動する際に電気モータの回転数が所定回転数で保持される。そのため、起動時に電動オイルポンプが気泡を吸い込んでしまう場合であっても、それに起因する電気モータの負荷変動を抑制し、電動オイルポンプをスムーズに起動させることができる。しかしながら、例えば、オイルの粘度が高くなる低温時や寒冷地では、電動オイルポンプを適切に起動させることができない可能性がある。すなわち、上記の特許文献1に記載された構成や、機械式オイルポンプと電動オイルポンプとを備えた従来の構成では、通常、機械式オイルポンプを駆動する駆動力源の出力に対して、電動オイルポンプを駆動する専用の電気モータの出力は相当に小さい。そのため、例えば低温時にオイルの粘度が高くなっている状態で電動オイルポンプを起動させる場合には、電気モータの出力が不足し、電動オイルポンプを適切に起動することができない可能性がある。
この発明は上記の技術的課題に着目して考え出されたものであり、車両の駆動力源とは別の電気モータによって駆動される電動オイルポンプを備えた電気駆動車両を対象にして、電動オイルポンプを適切に起動させて運転することができる電気駆動車両の制御装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、この発明は、車両の駆動力源となるモータと、前記駆動力源とは別のポンプ用モータによって駆動されて油圧を発生する電動オイルポンプとを備え、前記電動オイルポンプを、前記車両の被潤滑部への潤滑油の供給に用いる電気駆動車両の制御装置において、前記車両全体の電源が入り前記車両が走行可能となるREADY状態になった場合に、前記ポンプ用モータを所定の負荷で制御して前記電動オイルポンプを駆動させ、前記電動オイルポンプの駆動を開始した後に、前記電動オイルポンプによる前記被潤滑部への前記潤滑油の供給の必要性を判断し、前記潤滑油の供給が必要であると判断した場合は、前記ポンプ用モータを第1負荷で制御して前記電動オイルポンプを駆動し、前記潤滑油の供給が必要でないと判断した場合は、前記ポンプ用モータを前記第1負荷よりも小さい第2負荷で制御して前記電動オイルポンプを駆動することを特徴とするものである。
また、この発明は、車両の駆動力源となるモータと、前記駆動力源とは別のポンプ用モータによって駆動されて油圧を発生する電動オイルポンプとを備え、前記電動オイルポンプを、前記車両の被潤滑部への潤滑油の供給に用いる電気駆動車両の制御装置において、前記車両全体の電源が入り前記車両が走行可能となるREADY状態になって前記モータの出力による走行を開始した場合に、前記ポンプ用モータを所定の負荷で制御して前記電動オイルポンプの駆動を開始させ、前記電動オイルポンプの駆動を開始した後に、前記電動オイルポンプによる前記被潤滑部への前記潤滑油の供給の必要性を判断し、前記潤滑油の供給が必要であると判断した場合は、前記ポンプ用モータを第1負荷で制御して前記電動オイルポンプを駆動し、前記潤滑油の供給が必要でないと判断した場合は、前記ポンプ用モータを前記第1負荷よりも小さい第2負荷で制御して前記電動オイルポンプを駆動する
ことを特徴とするものである
また、この発明は、前記電動オイルポンプの駆動を開始した後の所定時間の間は、前記ポンプ用モータを前記第1負荷よりも大きな第3負で制御することもできる。
また、この発明は、前記ポンプ用モータは、回転子の位置センサを有さないセンサレスモータで構成することもできる。
また、この発明は、前記車両が、前記駆動力源となるエンジン、および、前記エンジンによって駆動されて油圧を発生する機械式オイルポンプを更に備え、前記電動オイルポンプを駆動している際に前記エンジンが始動される場合に、前記電動オイルポンプの駆動を継続するように構成することができる。
そして、この発明は、前記車両が、前記駆動力源となるエンジン、前記エンジンによって駆動されて油圧を発生する機械式オイルポンプ、および、前記電動オイルポンプが吐出する圧油と前記機械式オイルポンプが吐出する圧油とが合流する油路を更に備え、前記電動オイルポンプを駆動している際に前記エンジンが始動される場合は、前記電動オイルポンプの駆動を停止するように構成することもできる。
この発明によれば、電気駆動車両のメインの電源が入ることにより、電動オイルポンプの駆動が開始される。例えば低温時にオイルの粘度が高くなっている状態では、電動オイルポンプによって油圧を立ち上げることが困難になる場合がある。それに対して、この発明では、上記のように電気駆動車両の電源が入った直後に、もしくは電源が入って間もなく、電動オイルポンプの駆動が開始される。そのため、電動オイルポンプを適切に起動させる確率を高めることができる
さらに、この発明では、電動オイルポンプによる潤滑油の供給が必要でない状態では、電動オイルポンプを駆動する電気モータの負荷が通常のEV走行状態よりも低くなるように、電気モータの回転が制御される。そのため、電気モータを駆動するための電気エネルギの消費を抑制することができる。
また、この発明では、電気駆動車両の電源が入った場合、電気駆動車両が駆動力源のモータの出力によるEV走行を開始した後に、電動オイルポンプの駆動を開始させることができる。EV走行中に電動オイルポンプの駆動を開始することにより、電動オイルポンプが駆動される際に発生する音は、EV走行中に生じる駆動力源のモータの運転音や車両の走行音などにかき消される。そのため、電動オイルポンプの運転音が騒音や雑音となってしまうことを抑制することができる。
また、この発明では、電動オイルポンプの駆動を開始する際には、電動オイルポンプを駆動する電気モータの負荷が通常のEV走行状態よりも高くなるように、電気モータの回転が制御される。したがって、特に大きな出力が要求される電動オイルポンプの起動時に、電気モータが通常時よりも大きなトルクを出力するように制御される。そのため、電動オイルポンプを適切に起動させる確率を一層高めることができる。
また、この発明では、電動オイルポンプを駆動する電気モータに、センサレスモータを適用することができる。センサレスモータは、回転子の位置を検出するためのセンサを備えていないことから、センサ付きのモータと比較して構造が簡素化されていて、信頼性に優れている。また安価である。一方、センサレスモータは、起動時や極低速回転時の回転制御が複雑になり、その際のモータの負荷が大きくなる。それに対して、この発明では、電動オイルポンプの駆動を開始する場合、すなわち電動オイルポンプの電気モータを起動する場合に、上記のように電気モータが通常時よりも大きなトルクを出力するように制御される。そのため、電気モータにセンサレスモータを用いた場合であっても、そのセンサレスモータの起動時の運転制御を適切に行うことができる。したがって、電動オイルポンプを駆動するための電気モータをセンサレスモータにすることにより、電気モータひいては電動オイルポンプの信頼性を高めることができる。また、コストダウンを図ることができる。
また、この発明では、電動オイルポンプが駆動されている際にエンジンが始動された場合に、電動オイルポンプの駆動を継続することもできる。その結果、電動オイルポンプの駆動が停止し、その後再起動する際に起動が困難になる状況が生じる頻度を低減することができる。
そして、この発明では、駆動力源としてエンジンおよびモータを備えたハイブリッド車両を制御対象にした場合に、電動オイルポンプが駆動している際にエンジンが始動されると、電動オイルポンプの駆動が停止させられる。エンジンが始動することにより、エンジンによって駆動される機械式オイルポンプが油圧を発生する。その場合に、この発明では、上記のように電動オイルポンプの運転が停止させられることにより、機械式オイルポンプが発生する油圧と電動オイルポンプが発生する油圧とが干渉してしまうことを回避することができる。そのため、電気駆動車両の被潤滑部へオイルを適切に供給することができる。
この発明で対象とすることのできる電気駆動車両の構成の一例を示す図である。 図1に示す電気駆動車両の潤滑系統を構成する油圧回路の一例を示す図である。 この発明に係る制御装置で実行される制御の一例を説明するためのフローチャートである。 図3のフローチャートで示す制御を実行した場合に、電気駆動車両の走行状態とそれに対応して制御される電動オイルポンプの運転状態との一例を説明するためのタイムチャートである。 図3のフローチャートで示す制御を実行した場合に、電気駆動車両の走行状態とそれに対応して制御される電動オイルポンプの運転状態との他の例を説明するためのタイムチャートである。 この発明に係る制御装置で実行される制御の他の例を説明するためのフローチャートである。
次に、この発明を、図を参照して具体的に説明する。図1に、この発明で対象とすることのできる電気駆動車両の構成の一例を示してある。この図1に示す車両Veは、エンジン(ENG)1、ならびに、第1モータ・ジェネレータ(MG1)2および第2モータ・ジェネレータ(MG2)3を駆動力源とするハイブリッド車両である。車両Veは、エンジン1が出力する動力を、動力分割機構4によって第1モータ・ジェネレータ2側と駆動軸5側とに分割して伝達するように構成されている。また、第1モータ・ジェネレータ2で発生した電力を第2モータ・ジェネレータ3に供給し、その第2モータ・ジェネレータ3が出力する動力を駆動軸5に付加することができるように構成されている。
エンジン1は、その出力の調整や起動および停止の動作を電気的に制御するように構成されている。例えばガソリンエンジンであれば、スロットル開度、燃料の供給量、点火の実行および停止、ならびに、点火時期などが電気的に制御される。
第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3は、いずれも、発電機能のあるモータであり、例えば永久磁石式の同期電動機などによって構成されている。そして、第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3は、いずれも、インバータ(図示せず)を介してバッテリ(図示せず)に接続されており、回転数やトルク、あるいはモータとしての機能および発電機としての機能の切り替えなどが電気的に制御されるように構成されている。
動力分割機構4は、3つの回転要素を有する差動機構によって構成されている。具体的には、サンギヤ6、リングギヤ7、およびキャリア8を有する遊星歯車機構によって構成されている。図1に示す例では、シングルピニオン型の遊星歯車機構が用いられている。
上記の動力分割機構4を構成する遊星歯車機構は、エンジン1の出力軸1aと同一の回転軸線上に配置されている。遊星歯車機構のサンギヤ6に第1モータ・ジェネレータ2が連結されている。なお、第1モータ・ジェネレータ2は、動力分割機構4に隣接してエンジン1とは反対側に配置されていて、その第1モータ・ジェネレータ2のロータ2aと一体になって回転するロータ軸2bがサンギヤ6に連結されている。このサンギヤ6に対して同心円上に、内歯歯車のリングギヤ7が配置されている。これらサンギヤ6とリングギヤ7とに噛み合っているピニオンギヤがキャリア8によって自転および公転できるように保持されている。そして、キャリア8には、この動力分割機構4の入力軸4aが連結されていて、その入力軸4aに、ワンウェイブレーキ9を介して、エンジン1の出力軸1aが連結されている。
ワンウェイブレーキ9は、出力軸1aもしくはキャリア8と、ハウジングなどの固定部材10との間に設けられている。そして、出力軸1aもしくはキャリア8に、エンジン1の回転方向と逆方向のトルクが作用した場合に係合してその回転を止めるように構成されている。このようなワンウェイブレーキ9を使用することにより、トルクの作用方向に応じて出力軸1aもしくはキャリア8の回転を止めることができる。
遊星歯車機構のリングギヤ7の外周部分に、外歯歯車のドライブギヤ11が一体に形成されている。また、動力分割機構4や第1モータ・ジェネレータ2などの回転軸線と平行に、カウンタシャフト12が配置されている。このカウンタシャフト12の一方(図1での右側)の端部に、上記のドライブギヤ11と噛み合うカウンタドリブンギヤ13が一体となって回転するように取り付けられている。カウンタシャフト12の他方(図1での左側)の端部には、終減速機であるデファレンシャルギヤ14のリングギヤ15と噛み合うカウンタドライブギヤ16が、カウンタシャフト12に一体となって回転するように取り付けられている。したがって、動力分割機構4のリングギヤ7が、上記のドライブギヤ11、カウンタシャフト12、カウンタドリブンギヤ13、およびカウンタドライブギヤ16からなるギヤ列、ならびに、デファレンシャルギヤ14を介して、駆動軸5に連結されている。
上記の動力分割機構4から駆動軸5に伝達されるトルクに、第2モータ・ジェネレータ3が出力するトルクを付加できるように構成されている。すなわち、上記のカウンタシャフト12と平行に第2モータ・ジェネレータ3が配置されていて、そのロータ3aと一体になって回転するロータ軸3bに連結されたリダクションギヤ17が、上記のカウンタドリブンギヤ13に噛み合っている。したがって、動力分割機構4のリングギヤ7には、上記のようなギヤ列あるいはリダクションギヤ17を介して、駆動軸5および第2モータ・ジェネレータ3が連結されている。
この車両Veには、第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3の冷却や動力分割機構4における遊星歯車機構の潤滑のために、第1オイルポンプ18および第2オイルポンプ19の2つのオイルポンプが設けられている。
第1オイルポンプ18は、潤滑油供給用および油圧制御用のポンプとして、従来、車両のエンジンや変速機に用いられている一般的な構成の機械式オイルポンプである。したがって、この第1オイルポンプ(以下、MOP)18は、エンジン1が出力するトルクによって駆動されて油圧を発生するように構成されている。
上記のように、MOP18は、エンジン1が出力するトルクによって駆動される構成であるので、エンジン1の運転が停止している場合には、MOP18で油圧を発生することができない。そのため、この車両Veには、エンジン1が停止している場合であっても、第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3や動力分割機構4などの被潤滑部へのオイルの供給を維持するために、第2オイルポンプ19が設けられている。
第2オイルポンプ19は、電気モータが出力するトルクによって駆動されて油圧を発生する電動オイルポンプである。したがって、この第2オイルポンプ(以下、EOP)19には、EOP19を駆動するためのポンプ用モータ20が備えられている。ポンプ用モータ20は、エンジン1ならびに第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3などの車両Veの駆動力源とは別の電気モータであって、EOP19専用に設けられている。ポンプ用モータ20は、例えばホールセンサやエンコーダなどの回転子の位置センサを有さないセンサレスモータで構成することができる。ポンプ用モータ20としてセンサレスモータを用いることにより、センサ付きのモータを用いた場合と比較して、ポンプ用モータ20の構造を簡素化することができる。また、構造が簡素化される分装置の信頼性を向上させることができる。また、コストダウンを図ることができる。
なお、EOP19およびEOP19から各被潤滑部へオイルを供給するための油路は、例えば第1モータ・ジェネレータ2および動力分割機構4を収容するケース(図示せず)の外側に設置することができる。EOP19をケースの外側に配置することにより、ケース内に設置する場合と比較して、設置位置や設置スペースの自由度が高くなり、EOP19を容易に設置することができる。EOP19から各被潤滑部へ至る油路も、パイプやチューブなどの配管を用いてケースの外部に容易に設置することができる。
そして、上記のようなエンジン1の運転制御、第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3の回転制御、ならびに、ポンプ用モータ20の回転制御などを実行するための電子制御装置(ECU)21が設けられている。ECU21は、マイクロコンピュータを主体にして構成され、入力されたデータおよび予め記憶させられているデータを使用して演算を行い、その演算結果を制御指令信号として出力するように構成されている。
図2に、MOP18およびEOP19から、第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3、ならびに、動力分割機構4の遊星歯車機構のそれぞれの被潤滑部へ至る油圧回路30を示してある。MOP18は、ストレーナ31を介してオイルを吸引し、油圧を発生させて吐出口18aからオイルを吐出する。MOP18の吐出口18aは、チェック弁32を介して油路33に連結されている。また、チェック弁32およびオリフィス34を介して油路35に連通されている。チェック弁32は、吐出口18aから油路33および油路35へ向かう方向だけオイルの流動を許容するように構成されている。
油路33の一端は、リリーフ弁36およびリリーフ弁37ならびにオイルクーラ38を介して、第1モータ・ジェネレータ2の被潤滑部および第2モータ・ジェネレータ3の被潤滑部に連通されている。第1モータ・ジェネレータ2の被潤滑部および第2モータ・ジェネレータ3の被潤滑部とは、例えば第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3のそれぞれのコイルエンドや回転摺動部分などのオイルによる潤滑および冷却を必要とする部位である。なお、油路33の他端は、オリフィス39を介して油路35に連通されている。
リリーフ弁36およびリリーフ弁37は、油路33の途中に直列に設けられている。リリーフ弁36は、油路33の油圧が所定の圧力を超えた場合に開いて油路33の油圧を排圧するように構成されている。リリーフ弁37は、例えばリリーフ弁36が故障した場合に、リリーフ弁36の代わりに機能する補助的なリリーフ弁である。オイルクーラ38は、油路33の途中で、上記のリリーフ弁37と被潤滑部との間に設けられている。このオイルクーラ38は、油路33を流動するオイルを強制的に冷却するものであり、例えば水冷式のオイルクーラである。
油路35は、一端が上記のチェック弁32の吐出側に連結されていて、他端がオリフィス40を介して第1モータ・ジェネレータ2の被潤滑部および動力分割機構4の被潤滑部に連通されている。動力分割機構4の被潤滑部とは、例えば動力分割機構4を構成している遊星歯車機構におけるギヤの噛み合い部分や回転摺動部分などのオイルによる潤滑および冷却を必要とする部位である。
なお、この図2に示す例では、例えばデファレンシャルギヤ14のリングギヤ15が回転する際に掻き揚げるオイルを、第1モータ・ジェネレータ2の被潤滑部に供給するように構成されている。
上述のMOP18と並列するように、EOP19が設けられている。このEOP19は、MOP18と同様に、ストレーナ31を介してオイルを吸引し、油圧を発生させて吐出口19aからオイルを吐出する。EOP19の吐出口19aは、チェック弁41を介して上述の油路33に連結されている。チェック弁41は、吐出口19aから油路33へ向かう方向だけオイルの流動を許容するように構成されている。
上記のように、この図2に示す油圧回路30は、MOP18に並列して、電動オイルポンプであるEOP19が設けられている。したがって、エンジン1が停止してMOP18で油圧を発生できない場合に、EOP19をポンプ用モータ20の出力によって駆動し、EOP19で油圧を発生させることができる。そして、第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3ならびに動力分割機構4などの各被潤滑部にオイルを供給することができる。
車両Veは、駆動力源を構成しているエンジン1、ならびに、第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3を有効に利用して、エネルギ効率あるいは燃費が良好になるように制御される。具体的には、少なくともエンジン1の出力によって車両Veを走行させる「HVモード」と、エンジン1の運転を停止して第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3の少なくともいずれかのモータ・ジェネレータの出力によって車両Veを走行させる「EVモード」とが、車両Veの走行状態に応じて適宜に選択される。
上記の各走行モードのうち、特に「EVモード」は、第2モータ・ジェネレータ3の出力によって車両Veを走行させる「第1EVモード」と、第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3の両方のモータ・ジェネレータの出力によって車両Veを走行させる「第2EVモード」とに分けられている。これら「第1EVモード」と「第2EVモード」とが、車両Veの走行状態に応じて適宜に選択される。
「第1EVモード」では、第2モータ・ジェネレータ3がモータとして正方向(エンジン1の出力軸1aの回転方向)に回転してトルクを出力するように制御される。そして、その第2モータ・ジェネレータ3の出力トルクによって駆動力を発生させて、車両Veが走行させられる。
「第2EVモード」では、第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3の両方の出力によって車両Veが走行させられる。この「第2EVモード」では、第1モータ・ジェネレータ2がモータとして負方向(エンジン1の出力軸1aの回転方向と逆方向)に回転してトルクを出力するように制御される。また、第2モータ・ジェネレータ3がモータとして正方向に回転してトルクを出力するように制御される。そして、それら第1モータ・ジェネレータ2の出力トルクおよび第2モータ・ジェネレータ3の出力トルクによって駆動力を発生させて、車両Veが走行させられる。この場合、エンジン1の出力軸1aには負方向のトルクが作用するため、ワンウェイブレーキ9が係合する。したがって、エンジン1の回転が止められて固定された状態で、第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3の両方の出力トルクによって、効率良く車両Veを走行させることができる。
上記のように、この車両Veでは、「HVモード」および「EVモード」を走行状態や要求駆動力などに応じて適宜切り替えられる。前述したように、「EVモード」では、エンジン1の運転が停止させられるため、MOP18で油圧を発生することができなくなる。「EVモード」のうち、「第1EVモード」が設定された場合は、特に、第2モータ・ジェネレータ3の潤滑および冷却のためにオイルが必要になる。また、「第2EVモード」が設定された場合には、第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3の冷却に加えて、特に、動力分割機構4の遊星歯車機構の潤滑および冷却のためにオイルが必要になる。したがって、この車両Veでは、「EVモード」が設定された場合や、エンジン1が停止している場合に、EOP19が駆動される。すなわち、ポンプ用モータ20を起動して、EOP19で油圧を発生するように制御される。また、車両Veが、外部の電源から供給される電力によって走行用のバッテリを充電することのできるPHV(Plug in Hybrid Vehicle)であった場合は、通常のHV(Hybrid Vehicle)と比較して上記のような「EVモード」の頻度が高くなる。したがって、車両VeがPHVであった場合には、EOP19で油圧を発生する必要性がより高くなる。なお、「第1EVモード」が設定された場合であっても、例えばPHVのように比較的容量の大きいバッテリが搭載されている車両の場合は、「第1EVモード」での連続運転時間が長くなり、「第2EVモード」が設定された場合のようにEOP19による動力分割機構4の遊星歯車機構の潤滑および冷却が必要になることがある。
ところで、EOP19を駆動するポンプ用モータ20の出力は、MOP18を駆動するエンジン1の出力と比較して相当に小さい。そのため、ポンプ用モータ20に掛かる負荷が大きくなる起動時には、ポンプ用モータ20の出力の余裕が少なくなる。前述したように、例えば低温時にオイルの粘度が高くなった状態でEOP19を起動させる際には、ポンプ用モータ20の出力が不足してしまう状況も想定される。特に、前述したように、EOP19およびEOP19から各被潤滑部に至る配管等をケースの外側に設置した場合は、より外気の影響を受け易くなる。そのため、低温時にはオイルの温度も低下し易く、オイルの粘度が高くなり易くなる。そこで、この発明の制御装置は、上記のようなEOP19、すなわち駆動力源の動力を用いない電動オイルポンプを適切に起動させて運転するために、以下の例に示す制御を実行するように構成されている。
図3は、この発明における制御装置により実行される制御の一例を示すフローチャートである。この図3のフローチャートで示す制御は、車両Veのメイン電源が入り、車両VeがEV走行することの可能なREADY状態(READY ON)になることにより開始する。そして、所定の短時間毎に繰り返し実行される。ここで、EV走行とは、第2モータ・ジェネレータ3の出力もしくは第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3の両方の出力による走行のことである。
このルーチンを開始すると、すなわち車両VeがREADY状態になると、EOP19のリレーがONにされる(ステップS1)。EOP19のリレーがONになることにより、EOP19にポンプ用モータ20を駆動するための電力を供給することが可能な状態になる。
EOP19のリレーがONにされると、今回のルーチンが、上述したように車両VeがREADY状態になってこの制御が開始されて最初のルーチンであるか否かが判断される(ステップS2)。今回のルーチンが初回であることにより、このステップS2で肯定的に判断された場合は、ステップS3へ進む。そして、EOP19のDUTYがONにされる。具体的には、EOP19に対して、例えばDUTY・90%の制御信号が出力される。EOP19のDUTYは、EOP19を駆動するポンプ用モータ20に対する負荷に相当するものである。したがって、EOP19に対してDUTY・90%の制御信号が出力されることにより、ポンプ用モータ20が、例えば最大負荷に対する90%の負荷で回転するように制御される。あるいは、ポンプ用モータ20が、定格の90%の出力で回転するように制御される。後述するように、EOP19は、通常のEV走行時には、例えばDUTY・64%で駆動するように制御される。したがって、このステップS3においてEOP19をDUTY・90%で駆動する制御は、EOP19を起動して油圧を立ち上げる際に、ポンプ用モータ20を通常よりも大きく、かつ最大に近い出力で運転することにより、EOP19をスムーズに起動させるための制御である。
また、このステップS3においてEOP19をDUTY・90%で駆動する制御は、例えばタイマを用いて所定時間Tの間継続して実行される。この所定時間Tは、例えば低温時にオイルの粘度が高くなっている状態であってもEOP19をスムーズに起動させることができるように、予め設定されている。あるいは、起動時のオイルの油温に応じて、この所定時間Tの長さを適宜変更して設定してもよい。例えば、起動時のオイルの油温が低いほど時間が長くなるように所定時間Tを設定することもできる。あるいは、起動時のオイルの粘度に応じて、この所定時間Tの長さを適宜変更して設定してもよい。例えば、起動時のオイルの粘度が高いほど時間が長くなるように所定時間Tを設定することもできる。
上記のようにして、ステップS3でEOP19をDUTY・90%で駆動する制御が実行され、所定時間Tが経過すると、その後、ステップS4へ進む。
一方、今回のルーチンが2回目以降であることにより、ステップS2で否定的に判断された場合には、ステップS3を飛ばして、すなわちステップS3の制御を行うことなく、ステップS4へ進む。
ステップS4では、EOP19の流量要求があるか否かが判断される。EOP19の流量要求とは、EOP19が発生する油圧によって被潤滑部へ供給するオイルの需要のことである。EOP19の流量要求があることにより、このステップS4で肯定的に判断された場合は、ステップS5へ進む。
ステップS5では、EOP19に対してDUTY・64%の制御信号が出力される。それにより、ポンプ用モータ20が、例えば最大負荷に対する64%の負荷で回転するように制御される。あるいは、ポンプ用モータ20が、定格の64%程度の出力で回転するように制御される。このステップS5においてEOP19をDUTY・64%で駆動する制御は、「EVモード」で定常走行する状態、すなわち通常のEV走行状態で、第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3ならびに動力分割機構4の各被潤滑部に、オイルを供給するための制御である。
一方、EOP19の流量要求がないことにより、ステップS4で否定的に判断された場合には、ステップS6へ進む。この場合は、EOP19に対して、例えばDUTY・50%の制御信号が出力される。それにより、ポンプ用モータ20が、例えば最大負荷に対する50%の負荷で回転するように制御される。あるいは、ポンプ用モータ20が、定格の50%程度の出力で回転するように制御される。被潤滑部にオイルを供給する必要がない場合に、このステップS6においてEOP19をDUTY・50%で駆動する制御を実行することにより、ポンプ用モータ20を駆動するための電力の消費量を低減することができる。
上記のようにして、ステップS5においてEOP19をDUTY・64%で駆動する制御、もしくは、ステップS6においてEOP19をDUTY・50%で駆動する制御が実行されると、ステップS7へ進む。
ステップS7では、エンジン走行が行われるか否かが判断される。すなわち、車両Veが、「EVモード」でエンジン1の運転を停止してEV走行している状態から、「HVモード」でエンジン1を運転して走行する状態になったか否かが判断される。未だエンジン1は運転されていないことにより、このステップS7で否定的に判断された場合は、上述のステップS4へ戻り、従前の制御が繰り返される。
これに対して、エンジン1が運転されていることにより、ステップS7で肯定的に判断された場合には、ステップS8へ進む。そして、EOP19のDUTYがOFFにされる。具体的には、EOP19に対して、例えばDUTY・15%の制御信号が出力される。このEOP19は、例えば0%から15%の間のDUTYを指示された場合に、ポンプ用モータ20の回転を停止するもしくは回転させないように構成されている。したがって、このステップS8では、EOP19に対してDUTY・15%が指示されることにより、ポンプ用モータ20が停止し、EOP19がオイルを吐出しない状態になる。
なお、上述したDUTY・90%、DUTY・64%、DUTY・50%、およびDUTY・15%などのDUTY値は、この制御を説明するための一例であり、ここで説明した各DUTY値は、いずれも、これらの数値に限定されるものではない。
前述の図2に示す油圧回路30は、MOP18が吐出するオイルとEOP19が吐出するオイルとが、油路33で合流する構成になっている。このような構成の場合、MOP18およびEOP19が同時に油圧を発生してそれぞれオイルを吐出すると、それぞれのオイルポンプから吐出されたオイルが干渉し、例えばチェック弁32やチェック弁41の動作が不安定になってしまう可能性がある。そのため、このステップS8では、エンジン1が運転されMOP18が油圧を発生する状態になる場合に、EOP19の駆動を停止するようにしている。そうすることにより、上記のようなオイルの干渉を回避し、被潤滑部へ適切にオイルを供給することができる。
また、EOP19のDUTY制御によってEOP19が停止した後に、EOP19のリレーがOFFにされる(ステップS9)。EOP19のDUTYがOFFにされた場合に、同時にもしくは速やかにEOP19のリレーをOFFにすることにより、ポンプ用モータ20を駆動するための電力の消費量を抑制することができる。
続いて、エンジン1が運転を停止したか否かが判断される(ステップS10)。未だエンジン1が運転されていることにより、このステップS10で否定的に判断された場合は、再度、このステップS10の制御が実行される。すなわち、エンジン1の運転が停止されるまで、このステップS10の制御が繰り返される。
エンジン1の運転が停止したことにより、ステップS10で肯定的に判断された場合には、ステップS11へ進む。そして、車両VeのREADY状態が解除されたか否か(READY OFFになったか否か)が判断される。すなわち、車両Veのメイン電源が切られたか否かが判断される。未だ車両VeがREADY OFFにはなっていないことにより、このステップS11で否定的に判断された場合は、上述のステップS1へ戻り、従前の制御が繰り返される。
そして、車両VeがREADY OFFになったことにより、ステップS11で肯定的に判断された場合には、このルーチンを一旦終了する。すなわち、車両VeがREADY OFFにされることにより、次に車両VeがREADY状態になるまで、このルーチンの実行が停止させられる。
図3のフローチャートに示す制御を実行した場合の車両Veの走行状態およびEOP19の駆動状態の変化を、図4のタイムチャートに示してある。時刻t0で車両VeのイグニッションスイッチあるいはパワースイッチがONになり、時刻t1で車両VeがREADY状態なると、この制御が開始される。車両VeがREADY状態になった後に、時刻t2でEOP19のリレーがONにされると、時刻t2とほぼ同時に、もしくは直後の時刻t3で、EOP19のDUTYがONにされる。この場合は、EOP19がDUTY・90%で駆動される。このEOP19をDUTY・90%で駆動する制御は、時刻t3から時刻t4までの所定時間Tの間継続して実行される。
EOP19をDUTY・90%で駆動する制御が所定時間Tの間実行された後に、すなわち時刻t4で、EOP19のDUTYが低下させられる。この場合は未だ車両Veが走行していない状態であり、第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3ならびに動力分割機構4の各被潤滑部におけるオイルの要求は少ない状態である。したがって、EOP19は、消費電力の抑制のため、通常時のDUTY・64%よりも低いDUTY・50%で駆動される。
時刻t5で車両VeがEV走行を開始する。このEV走行の開始当初は、「第1EVモード」で第2モータ・ジェネレータ3の出力によって車両VeがEV走行している。この時点では、第2モータ・ジェネレータ3の温度は、未だ冷却が必要になるほどには上昇していない(MG2駆動,MG低温)。したがって、未だEOP19によるオイルの供給の必要性が低い状態である。そのため、EOP19は、依然としてDUTY・50%で駆動されている。
時刻t6で第2モータ・ジェネレータ3の温度が所定値以上の高温になると、第2モータ・ジェネレータ3の被潤滑部を冷却および潤滑する必要が生じる(MG2駆動,MG高温)。そのため、EOP19のDUTYが増大され、EOP19がDUTY・64%で駆動される。時刻t7で「第1EVモード」から「第2EVモード」に切り替わり、第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3の両方の出力によって車両VeがEV走行する状態になった場合は、第2モータ・ジェネレータ3の被潤滑部に加えて、第1モータ・ジェネレータ2および動力分割機構4の被潤滑部を冷却および潤滑する必要が生じる(MG1+MG2駆動)。そのため、時刻t7以降も、EOP19はDUTY・64%で駆動されている。
時刻t8でエンジン走行が開始されると、すなわち、「EVモード」から「HVモード」に切り替わり、エンジン1が始動されると、EOP19のDUTYがOFFにされる。具体的には、EOP19に対してDUTY・15%が指示される。したがって、EOP19のポンプ用モータ20が停止し、EOP19が油圧を発生しない状態になる。前述したように、エンジン1が運転されると、MOP18が駆動されて油圧を発生する。それに対して、この制御例では、エンジン1が始動された場合は、EOP19のDUTYがOFFにされ、EOP19が油圧を発生しない状態になる。そのため、MOP18が吐出するオイルとEOP19が吐出するオイルとの干渉を回避することができる。
時刻t9でエンジン走行が終了し、エンジン1の運転が停止すると、再び、EOP19のDUTYがONにされる。この場合は、「HVモード」から「第2EVモード」に切り替わり、第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3の両方の出力によって車両VeがEV走行する状態になっている(MG1+MG2駆動)。そのため、EOP19はDUTY・64%で駆動されている。
その後、時刻t10で「第2EVモード」から「第1EVモード」に切り替わり、第2モータ・ジェネレータ3の出力によって車両VeがEV走行する状態になる。そして、その場合の第2モータ・ジェネレータ3の温度が所定値よりも低温であることにより、EOP19は、DUTYが低下させられ、DUTY・50%で駆動されている(MG2駆動,MG低温)。
上記の図4のタイムチャートで示した制御例では、車両VeがREADY状態になり、EOP19のリレーがONになると、車両VeがEV走行を開始する前にEOP19が起動されている。これに対して、この発明では、車両VeがREADY状態になり、EOP19のリレーがONになった場合、車両VeがEV走行を開始した後に、EOP19の起動を開始するように制御することもできる。具体的には、図5のタイムチャートに示すように、時刻t2でEOP19のリレーがONにされた後、直ちにはEOP19のDUTYはONにされない。時刻t5で車両VeがEV走行を開始した後に、それとほぼ同時に、もしくは直後の時刻t21で、EOP19のDUTYがONにされる。この場合は、EOP19がDUTY・90%で駆動される。このEOP19をDUTY・90%で駆動する制御は、時刻t21から時刻t22までの所定時間Tの間継続して実行される。
EV走行中にEOP19の駆動を開始することにより、EOP19が駆動される際に発生する運転音は、EV走行中に生じる第2モータ・ジェネレータ3もしくは第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3の運転音や車両Veの走行音などにかき消される。そのため、EOP19の運転音が騒音や雑音となってしまうことを抑制することができる。
また、上記の図4のタイムチャートに示した制御例では、EOP19が駆動されている状態でエンジン1が始動される場合、MOP18が吐出するオイルとEOP19が吐出するオイルとの干渉を回避するために、EOP19の駆動が停止される。これに対して、この発明では、エンジン1が運転される場合であっても、EOP19の駆動を継続させるように制御することもできる。具体的には、図5のタイムチャートに示すように、車両VeがEV走行している際に、時刻t23でエンジン走行が開始される場合、すなわち、「EVモード」から「HVモード」に切り替わり、エンジン1が始動される場合に、EOP19のDUTYが64%から50%に低下させられる。EOP19のDUTYは、低下させられるだけで、OFFにはされない。したがって、EOP19は駆動が継続される。
このように制御する場合のフローチャートを図6に示してある。この図6のフローチャートにおけるステップS1からステップS7までの制御内容は、前述の図3のフローチャートにおけるステップS1からステップS7と同じである。この図6のフローチャートで示す制御例では、エンジン1が運転されていることにより、ステップS7で肯定的に判断された場合に、ステップS21へ進む。そして、EOP19のDUTYが低下させられる。既にDUTYが低下させられている場合には、その低下状態が継続される。具体的には、EOP19のDUTYが64%であった場合は、EOP19は、DUTYが低下させられ、DUTY・50%で駆動される。既にEOP19のDUTYが50%に低下させられている場合には、EOP19は、引き続きDUTY・50%で駆動される。
その後は、EOP19のDUTYがOFFになり、かつ、EOP19のリレーがOFFになったか否かが判断される(ステップS22)。未だEOP19のDUTYはOFFになっていないことにより、このステップS22で否定的に判断された場合は、ステップS4へ戻り、従前の制御が繰り返される。EOP19のDUTYがOFFになり、かつ、EOP19のリレーがOFFになったことにより、ステップS22で肯定的に判断された場合には、ステップS23へ進む。
ステップS23では、車両VeのREADY状態が解除された(READY OFFになった)か否かが判断される。未だ車両VeがREADY OFFにはなっていないことにより、このステップS23で否定的に判断された場合は、ステップS1へ戻り、従前の制御が繰り返される。そして、車両VeがREADY OFFになったことにより、ステップS23で肯定的に判断された場合には、このルーチンを一旦終了する。すなわち、車両VeがREADY OFFにされることにより、次に車両VeがREADY状態になるまで、このルーチンの実行が停止させられる。
上記のようなMOP18とEOP19との間のオイルの干渉は、油圧回路30の構成を変更することにより、回避することができる、例えば、MOP18が吐出するオイルを被潤滑部に供給する油路と、EOP19が吐出するオイルを被潤滑部に供給する油路とを、独立して構成すればよい。したがって、そのような構成の下では、上記のようにエンジン1が運転される場合であっても、EOP19の駆動を継続させることにより、EOP19の駆動が停止してその後再起動する際に起動が困難になる状況が生じる頻度を低減することができる。
なお、この発明は、図1に示したような、エンジン1と、第1モータ・ジェネレータ2および第2モータ・ジェネレータ3の2基のモータ・ジェネレータとを駆動力源として搭載した車両Ve以外にも適用することができる。すなわち、この発明で制御の対象とすることのできる電気駆動車両は、例えば、エンジンおよび1基のモータ・ジェネレータを駆動力源とするハイブリッド車両であってもよい。あるいは、エンジンを搭載せず、モータを駆動力源とする電気自動車であってもよい。いずれの場合であっても、駆動力源の出力によって駆動されて油圧を発生する機械式オイルポンプと、駆動力源以外の電気モータによって駆動されて油圧を発生する電動オイルポンプとを備えた構成の車両を、この発明の制御対象にすることができる。
1…エンジン(ENG)、 2…第1モータ・ジェネレータ(モータ;MG1)、 3…第2モータ・ジェネレータ(モータ;MG2)、 4…動力分割機構、 5…駆動軸、 18…第1オイルポンプ(機械式オイルポンプ;MOP)、 19…第2オイルポンプ(電動オイルポンプ;EOP)、 20…ポンプ用モータ、 21…電子制御装置(ECU)、 Ve…車両(電気駆動車両)。

Claims (6)

  1. 車両の駆動力源となるモータと、前記駆動力源とは別のポンプ用モータによって駆動されて油圧を発生する電動オイルポンプとを備え、前記電動オイルポンプを、前記車両の被潤滑部への潤滑油の供給に用いる電気駆動車両の制御装置において、
    前記車両全体の電源が入り前記車両が走行可能となるREADY状態になった場合に、前記ポンプ用モータを所定の負荷で制御して前記電動オイルポンプを駆動させ、
    前記電動オイルポンプの駆動を開始した後に、前記電動オイルポンプによる前記被潤滑部への前記潤滑油の供給の必要性を判断し、
    前記潤滑油の供給が必要であると判断した場合は、前記ポンプ用モータを第1負荷で制御して前記電動オイルポンプを駆動し、
    前記潤滑油の供給が必要でないと判断した場合は、前記ポンプ用モータを前記第1負荷よりも小さい第2負荷で制御して前記電動オイルポンプを駆動する
    ことを特徴とする電気駆動車両の制御装置。
  2. 車両の駆動力源となるモータと、前記駆動力源とは別のポンプ用モータによって駆動されて油圧を発生する電動オイルポンプとを備え、前記電動オイルポンプを、前記車両の被潤滑部への潤滑油の供給に用いる電気駆動車両の制御装置において、
    前記車両全体の電源が入り前記車両が走行可能となるREADY状態になって前記モータの出力による走行を開始した場合に、前記ポンプ用モータを所定の負荷で制御して前記電動オイルポンプの駆動を開始させ、
    前記電動オイルポンプの駆動を開始した後に、前記電動オイルポンプによる前記被潤滑部への前記潤滑油の供給の必要性を判断し、
    前記潤滑油の供給が必要であると判断した場合は、前記ポンプ用モータを第1負荷で制御して前記電動オイルポンプを駆動し、
    前記潤滑油の供給が必要でないと判断した場合は、前記ポンプ用モータを前記第1負荷よりも小さい第2負荷で制御して前記電動オイルポンプを駆動する
    ことを特徴とする電気駆動車両の制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の電気駆動車両の制御装置において、
    前記電動オイルポンプの駆動を開始した後の所定時間の間は、前記ポンプ用モータを前記第1負荷よりも大きな第3負荷で制御することを特徴とする電気駆動車両の制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の電気駆動車両の制御装置において、
    前記ポンプ用モータは、回転子の位置センサを有さないセンサレスモータであることを特徴とする電気駆動車両の制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の電気駆動車両の制御装置において、
    前記車両は、前記駆動力源となるエンジン、および、前記エンジンによって駆動されて油圧を発生する機械式オイルポンプを更に備え、
    前記電動オイルポンプを駆動している際に前記エンジンが始動される場合は、前記電動オイルポンプの駆動を継続する
    ことを特徴とする電気駆動車両の制御装置。
  6. 請求項1から4のいずれか一項に記載の電気駆動車両の制御装置において、
    前記車両は、前記駆動力源となるエンジン、前記エンジンによって駆動されて油圧を発生する機械式オイルポンプ、および、前記電動オイルポンプが吐出する圧油と前記機械式オイルポンプが吐出する圧油とが合流する油路を更に備え、
    前記電動オイルポンプを駆動している際に前記エンジンが始動される場合は、前記電動オイルポンプの駆動を停止する
    ことを特徴とする電気駆動車両の制御装置。
JP2014179826A 2014-09-04 2014-09-04 電気駆動車両の制御装置 Active JP6432224B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014179826A JP6432224B2 (ja) 2014-09-04 2014-09-04 電気駆動車両の制御装置
US14/825,527 US9657612B2 (en) 2014-09-04 2015-08-13 Control system for electric vehicle
DE102015113844.1A DE102015113844A1 (de) 2014-09-04 2015-08-20 Steuersystem für elektrisches Fahrzeug

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014179826A JP6432224B2 (ja) 2014-09-04 2014-09-04 電気駆動車両の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016052844A JP2016052844A (ja) 2016-04-14
JP6432224B2 true JP6432224B2 (ja) 2018-12-05

Family

ID=55358596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014179826A Active JP6432224B2 (ja) 2014-09-04 2014-09-04 電気駆動車両の制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9657612B2 (ja)
JP (1) JP6432224B2 (ja)
DE (1) DE102015113844A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6277918B2 (ja) * 2014-09-16 2018-02-14 トヨタ自動車株式会社 車両の油圧制御装置
JP6194911B2 (ja) 2015-03-13 2017-09-13 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両の潤滑構造
JP6288059B2 (ja) * 2015-12-09 2018-03-07 トヨタ自動車株式会社 車両用動力伝達装置
JP6301991B2 (ja) * 2016-03-29 2018-03-28 株式会社Subaru ハイブリッド車両システム
JP6376177B2 (ja) * 2016-07-06 2018-08-22 トヨタ自動車株式会社 車両の潤滑油供給装置
JP6680263B2 (ja) 2017-05-19 2020-04-15 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両の駆動装置
CN108252763A (zh) * 2017-12-29 2018-07-06 潍柴动力股份有限公司 一种混合动力汽车的发动机润滑系统及混合动力汽车
JP7027910B2 (ja) 2018-01-25 2022-03-02 トヨタ自動車株式会社 電動車両
JP7052690B2 (ja) * 2018-11-22 2022-04-12 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両の制御装置
JP6860028B2 (ja) * 2019-03-15 2021-04-14 トヨタ自動車株式会社 車両の潤滑構造及び車両の潤滑制御方法
DE102021005099A1 (de) 2021-10-12 2023-04-13 Mercedes-Benz Group AG Verfahren zum Schmieren und Kühlen einer Antriebseinrichtung für ein Kraftfahrzeug

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3493887B2 (ja) * 1996-04-23 2004-02-03 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両の油圧制御装置
US6805647B2 (en) * 2002-09-27 2004-10-19 Ford Motor Company Hybrid electric vehicle auxiliary oil pump
JP3783715B2 (ja) * 2004-01-22 2006-06-07 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車の制御装置
JP4124765B2 (ja) * 2004-12-02 2008-07-23 本田技研工業株式会社 油圧供給装置
JP3995018B2 (ja) * 2006-01-31 2007-10-24 トヨタ自動車株式会社 ハイブリッド車両の制御装置
DE102008058080A1 (de) * 2007-12-13 2009-06-25 Luk Lamellen Und Kupplungsbau Beteiligungs Kg Hydraulikversorgungssystem für ein Kraftfahrzeug
JP2010247587A (ja) * 2009-04-13 2010-11-04 Toyota Motor Corp 車両の制御装置およびその制御装置を搭載したハイブリッド車両
JP5193259B2 (ja) * 2010-09-14 2013-05-08 株式会社日立カーエンジニアリング 電動オイルポンプ用モータ制御装置及び制御方法
JP5837458B2 (ja) * 2012-06-15 2015-12-24 トヨタ自動車株式会社 回転電機冷却システム
JP2014179826A (ja) 2013-03-15 2014-09-25 Ricoh Co Ltd 原稿読取装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20160069231A1 (en) 2016-03-10
DE102015113844A1 (de) 2016-03-10
US9657612B2 (en) 2017-05-23
JP2016052844A (ja) 2016-04-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6432224B2 (ja) 電気駆動車両の制御装置
EP3067588B1 (en) Lubricating structure for hybrid vehicle
JP3783714B2 (ja) ハイブリッド車の制御装置
JP6301991B2 (ja) ハイブリッド車両システム
JP4007387B2 (ja) 車両の制御装置
JP6128082B2 (ja) 車両の油圧制御装置
JP4380636B2 (ja) 電動車両のオイルポンプ制御装置およびそれを搭載する電動車両
JP2005207305A (ja) ハイブリッド車の制御装置
CN105599589B (zh) 混合动力车辆
JP6376177B2 (ja) 車両の潤滑油供給装置
CN104203691A (zh) 混合动力车辆的驱动控制装置
JP2006183547A (ja) ハイブリッド車両のエンジン始動装置
JP4136956B2 (ja) センサレスブラシレスモータ式オイルポンプの制御装置
CN105460007A (zh) 车辆用控制装置
JP2006152877A (ja) エンジンの始動装置
JP2018052320A (ja) ハイブリッド車両システムの制御装置及び制御方法
JP2012232611A (ja) 車両制御装置
JP2008290576A (ja) ハイブリッド車両、ハイブリッド車両の制御方法およびその制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2005233002A (ja) 補機駆動型エンジン始動装置
JP4548388B2 (ja) ハイブリッド自動車、その制御装置および制御方法
JP6243689B2 (ja) ハイブリッド自動車のオイルポンプシステムおよびその制御方法
JP2008238838A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
KR101206690B1 (ko) Isg 차량의 오일 펌프 구동 제어 장치 및 방법
JP2018052148A (ja) ハイブリッド車両の制御装置
JP6350249B2 (ja) ハイブリッド車両の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181009

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181022

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6432224

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151