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JP6428657B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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JP6428657B2
JP6428657B2 JP2016007864A JP2016007864A JP6428657B2 JP 6428657 B2 JP6428657 B2 JP 6428657B2 JP 2016007864 A JP2016007864 A JP 2016007864A JP 2016007864 A JP2016007864 A JP 2016007864A JP 6428657 B2 JP6428657 B2 JP 6428657B2
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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
特許文献1に記載の画像記録装置においては、反射型光学式センサーの出力信号が示す電圧値に基づいて、記録用紙の材質(紙質)が検知される。また、特許文献1に記載の画像記録装置においては、記録用紙の厚み(紙厚)に応じた角度だけ反射型光学式センサーがリンク機構により回動される。反射型光学式センサーが回動された角度だけ出力信号が示す電圧値が変動し、電圧値の変動量により紙厚が検知される。従って、特許文献1には、紙質と紙厚の両方を1つの反射型光学式センサーにより検知することができると記載されている。
特開2006−201560号公報
特許文献1に記載の画像形成装置においては、紙厚は、反射型光学式センサーの出力信号に基づいて直接的に検知されない。紙厚は、リンク機構によりセンサーの角度変化に変換され、角度変化がセンサーにより検知され、検知された角度変化から紙厚が計算される。従って、紙厚を検知するために、複雑な計算が要求される。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、用紙の材質及び厚みを容易に検知することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、シートに画像を形成する。画像形成装置は、センサーと、姿勢変更部と、検知部とを備える。センサーは、搬送路を通過する又は前記搬送路に停止している前記シートの表面に対向可能な位置に配置され、前記シートに光を投光し、前記シートが反射した光を受光する。姿勢変更部は、前記センサーの姿勢を、第1姿勢と第2姿勢との間で変更する。そして、検知部は、前記第1姿勢の前記センサーが出力する第1受光信号と前記第2姿勢の前記センサーが出力する第2受光信号とに基づいて、前記シートの材質と厚みとを検知する。
本発明に係る画像形成装置によれば、用紙の材質及び厚みを容易に検知することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す図である。 図1に示す搬送ユニットの一部を拡大して示す側面図である。 図2に示す変位センサーを示す断面図である。 図3に示す変位センサーの特性を示すグラフである。 図2に示す搬送ユニットの姿勢変更部を示す側面図である。 重送が発生した場合の用紙の前端部を示す搬送路の側面図である。 重送が発生した場合の用紙の後端部を示す搬送路の側面図である。 基準タイミングにおける用紙の前端部を示す搬送路の側面図である。 第1タイミングにおける用紙の後端部を示す搬送路の側面図である。 第2タイミングにおける用紙の後端部を示す搬送路の側面図である。 制御部の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面(図1〜図11)を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成装置100について説明する。図1に示すように、画像形成装置100は、例えば、複合機である。具体的には、画像形成装置100は、画像形成ユニット1、定着ユニット16、画像読取ユニット2、原稿搬送ユニット3、操作パネル4、給送ユニット11、搬送ユニット13、排出ユニット15、及び制御部5(検知部)を備える。
画像形成ユニット1は、用紙R(シート)に画像を形成する。定着ユニット16は、用紙Rに形成された画像を用紙Rに定着させる。具体的には、定着ユニット16は、加熱ローラー161と加圧ローラー162とを含む。加熱ローラー161と加圧ローラー162とは、ニップ部Nを通過する用紙Rを加熱及び加圧することによって、用紙Rに画像を定着させる。ニップ部Nは、加熱ローラー161と加圧ローラー162との間に形成される。原稿搬送ユニット3は、原稿Uを画像読取ユニット2に搬送する。画像読取ユニット2は、原稿Uに形成された画像を読み取る。操作パネル4は、画像形成装置100に対するユーザーからの操作を受け付ける。操作パネル4は表示部41を含む。
給送ユニット11は、用紙Rを積載する1又は複数のカセット111を含み、用紙Rを搬送ユニット13に給送する。搬送ユニット13は、1又は複数の搬送ローラー対131、及び、レジストローラー対132を含み、用紙Rを画像形成ユニット1に搬送する。搬送ユニット13は、画像の形成された用紙Rを定着ユニット16に搬送する。搬送ユニット13は、画像の定着された用紙Rを排出ユニット15に搬送する。排出ユニット15は、画像の定着された用紙Rを排出する。
制御部5は、画像形成ユニット1、定着ユニット16、画像読取ユニット2、原稿搬送ユニット3、操作パネル4、給送ユニット11、搬送ユニット13、及び排出ユニット15を制御する。制御部5は、例えば、プロセッサー及びメモリーを含む。プロセッサーは、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含む。メモリーは、データ及びコンピュータープログラムを記憶する。メモリーは、例えば、半導体メモリーを含み、HDD(Hard Disk Drive)を更に含んでもよい。
次に、図2を参照して、搬送ユニット13について説明する。図2に示すように、搬送ユニット13は搬送路21を有している。搬送ユニット13は、搬送路21に沿って搬送方向XTに用紙Rを搬送する。搬送路21は基準面211を有している。基準面211は、用紙Rの一対の主面のうちの一方の主面(以下、「裏面」と記載する。)が摺接する面である。
具体的には、搬送ローラー対131は、搬送方向XTに用紙Rを搬送する。また、レジストローラー対132は、用紙Rを一時的に停止させ、用紙Rを所定のタイミングで画像形成ユニット1に送出する。搬送ローラー対131及びレジストローラー対132は、搬送モーターによって駆動される。制御部5が搬送モーターを第1回転方向に回転させると、搬送ローラー対131及びレジストローラー対132は正転する。その結果、搬送ローラー対131及びレジストローラー対132は、用紙Rを搬送方向XTに搬送する。一方、制御部5が搬送モーターを第1回転方向と反対の第2回転方向に回転させると、搬送ローラー対131及びレジストローラー対132は逆転する。その結果、搬送ローラー対131及びレジストローラー対132は、用紙Rを搬送方向XTと反対方向に搬送する。
また、搬送ユニット13は、用紙センサー22と、変位センサー23と、用紙センサー112とを更に含む。用紙センサー22、変位センサー23、及び用紙センサー112の各々の出力信号は、制御部5に入力される。
用紙センサー22は、用紙Rを検出する。具体的には、用紙センサー22は、レジストローラー対132よりも、搬送方向XTの上流に配置される。変位センサー23は、搬送路21の第1規定位置PR1に配置される。用紙センサー22は、変位センサー23よりも、搬送方向XTの下流に配置される。用紙センサー22とレジストローラー対132とは、搬送方向XTに所定距離だけ離れて配置される。用紙センサー22が用紙Rの搬送方向XTにおける前端部を検出した時から所定時間の経過時に、制御部5は、搬送ローラー対131を停止させる。その結果、用紙Rは、レジストローラー対132に突き当たり、斜行補正される。
用紙センサー112は、用紙Rを検出する。用紙センサー112は、搬送路21の第2規定位置PR2に配置される。具体的には、用紙センサー112は、変位センサー23よりも、搬送方向XTの上流に配置される。用紙センサー112は、用紙Rのジャムを検出することもできる。なお、用紙センサー22及び用紙センサー112の各々は、例えば、光学式センサーを含む。また、用紙センサー22及び用紙センサー112の各々は、例えば、光学式センサーとアクチュエーターとを含んでもよい。
次に、図3を参照して、変位センサー23について説明する。図3に示すように、変位センサー23は、PSD(Position Sensitive Detector:位置検出素子)を含むレーザー変位センサーである。
具体的には、変位センサー23は、投光部231及び受光部232を有している。投光部231は、対象物R1に対して、投光軸L1に沿ってスポット光(光)を投光する。投光部231は、例えば、LED(Light Emitting Diode)を含む。受光部232は受光面232aを有する。受光面232aにはPSDが配置されている。スポット光は、対象物R1の表面で反射し、反射光(光)として受光面232aに入射する。反射光は、正反射光及び散乱光を含む。正反射光は、スポット光のうち対象物R1の表面で鏡面反射した光である。散乱光は、スポット光のうち対象物R1の表面で散乱した光である。正反射光の進む方向(反射角)と、散乱光の進む方向(反射角)は異なる。図3では、反射光軸L2により、正反射光及び散乱光を含む反射光が進むおおよその方向を示す。図5から図9においても同様である。本実施形態では、対象物R1は、用紙R又は基準面211である。
変位センサー23の受光部232は、反射光を受光し、電圧値WVの受光信号を出力する。以下、受光された反射光を、受光反射光と記載する場合がある。具体的には、電圧値WVは、受光面232a上の受光反射光の強度分布に応じて変化する。PSDは直線状であるため、受光面232aでは、受光反射光の強度分布は、一定方向に沿って形成される。
受光反射光の強度分布は、投光部231と対象物R1との間隔D1に依存する。従って、電圧値WVに基づいて、用紙Rの厚みを検知できる。電圧値WVは、間隔D1が大きくなるほど大きくなる。なお、間隔D1が大きくなるほど電圧値WVが小さくなる変位センサー23を採用してもよい。また、受光反射光の強度分布は、対象物R1の材質にも依存する。従って、電圧値WVに基づいて、用紙Rの材質を検知できる。
また、本実施形態においては、変位センサー23として、投光軸L1と対象物R1の表面とが形成する角度θが90度より小さい変位センサー23を示している。これに限られず、投光軸L1と対象物R1の表面とがほぼ直角を形成する変位センサーを変位センサー23として使用してもよい。
次に、図3及び図4を参照して、変位センサー23の特性について説明する。図4は、変位センサー23の特性を示すグラフである。図4の横軸X1は、受光面232a上の一定方向に沿った位置Pを示し、縦軸Y1は、位置Pにおける受光反射光の強度を示す。受光部232は、受光反射光の一定方向に沿った強度分布を検出し、強度分布に応じた電圧値WVの受光信号を出力する。
具体的には、電圧値WVは、受光反射光の強度分布の重心位置P1に応じて変化する。重心位置P1は、図形F1における重心PGに対応する位置である。図形F1は、位置P0を通る直線L3と、位置P2を通る直線L4と、グラフG1と、横軸X1とで囲まれた図形である。位置P0は、受光部232の一対の端点のうちの一方の端点の位置を示す。位置P2は、受光部232の一対の端点のうちの他方の端点の位置を示す。なお、変位センサー23は、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサー又はCMOS(Complementary Metal−Oxide Semiconductor)イメージセンサーを含むレーザー変位センサーであってもよい。
次に、図5を参照して、用紙Rの材質を検知するための変位センサー23の姿勢変更について説明する。図5に示すように、搬送ユニット13は姿勢変更部31を更に含む。制御部5は姿勢変更部31を制御する。その結果、姿勢変更部31は、回動方向XRに変位センサー23を回動させて、変位センサー23の姿勢を、第1姿勢と第2姿勢との間で変更する。図5では、第1姿勢の変位センサー23を実線により示し、第2姿勢の変位センサー23を二点鎖線により示す。第1姿勢の変位センサー23の投光軸L11と用紙Rとが形成する角度θ2は、第2姿勢の変位センサー23の投光軸L12と用紙Rとが形成する角度θ3と異なる。
具体的には、姿勢変更部31は、回動軸311と、アクチュエーター312と、磁性部材313とを含む。回動軸311は、変位センサー23を回動可能に支持する。アクチュエーター312は、変位センサー23を回動方向XRに回動させて、変位センサー23の姿勢を、第1姿勢及び第2姿勢のいずれかに定める。磁性部材313は、薄い板状の部材(例えば金属板)であり、変位センサー23の対象物R1に向かう面と反対側の面に設けられる。
アクチュエーター312は、第1電磁石312a及び第2電磁石312bを含む。第1電磁石312a及び第2電磁石312bは、磁性部材313を吸着可能な位置に配置される。制御部5は、第1電磁石312aをオンにし、第2電磁石312bをオフにする。その結果、第1電磁石312aが磁性部材313を吸着し、変位センサー23の姿勢が第1姿勢に定められる。一方、制御部5は、第1電磁石312aをオフにし、第2電磁石312bをオンにする。その結果、第2電磁石312bが磁性部材313を吸着し、変位センサー23の姿勢が第2姿勢に定められる。第2姿勢の変位センサー23は、第1姿勢の変位センサー23に対して、角度θ1だけ回動している。その結果、投光軸L12も投光軸L11から角度θ1だけ回動している。角度θ1は、0度より大きく、5度以下であることが好ましく、1度以上2度以下であることが更に好ましい。
次に、図5〜図11を参照して、材質検知処理、紙厚検知処理、重送検知処理及びサイズ異常検知処理について順番に説明する。材質検知処理においては、用紙Rの材質が検知される。紙厚検知処理においては、用紙Rの厚みが検知される。重送検知処理においては、2枚以上の用紙Rが重なり合った状態で搬送されていること、つまり重送が発生していることが検知される。サイズ異常検知処理においては、用紙Rのサイズが、入力されたサイズと相違していることが検知される。
≪材質検知処理≫
図5を参照して、用紙Rの材質検知処理について説明する。図5において、用紙Rはレジストローラー対132により搬送が停止されている。図5に実線で示す第1姿勢の変位センサー23において、投光部231が投光軸L11に沿って用紙Rにスポット光を投光する。すなわち、変位センサー23は、搬送路21に停止している用紙Rの表面に対向可能な位置に配置されている。スポット光は用紙Rの表面で反射し、スポット光の反射光は反射光軸L21に沿って進む。反射光を受光部232が受光し、受光部232が第1受光信号を出力する。図5に二点鎖線で示す第2姿勢の変位センサー23において、投光部231が投光軸L12に沿って用紙Rにスポット光を投光する。スポット光は用紙Rの表面で反射し、スポット光の反射光は反射光軸L22に沿って進む。反射光を受光部232が受光し、受光部232が第2受光信号を出力する。制御部5は、第1受光信号及び第2受光信号に基づいて、用紙Rの材質を検知する。
具体的には、制御部5は、第1受光信号の電圧値WV1と、第2受光信号の電圧値WV2との電圧差WL1(WL1=|WV2−WV1|)を算出する。制御部5は、表1に示すように、電圧差WL1の範囲と、用紙Rの材質とを対応付けた第1テーブルを有する。表1において、数値範囲Q1、数値範囲Q2及び数値範囲Q3は互いに重ならない数値範囲である。制御部5は、電圧差WL1を第1テーブルと対照することで、用紙Rの材質を検知する。
用紙Rの材質が変わると、反射光に含まれる散乱光の割合が変化する。散乱光の割合が変化すると、投光軸L1の一定の角度θ1の変化に対して、重心位置P1の移動量が変化し、電圧差WL1が変化する。例えば散乱光の割合が大きくなると、重心位置P1の移動量が大きくなり、電圧差WL1が大きくなる。従って、電圧差WL1に基づいて、用紙Rの材質を検知することができる。
≪紙厚検知処理≫
次に、図5を参照して、紙厚検知処理の原理を説明する。図5において、用紙Rはレジストローラー対132により搬送が停止されている。基準面211上に用紙Rが存在しない状態において、第1姿勢の変位センサー23の投光部231は、図5に一点鎖線で示す投光軸L13に沿ってスポット光を基準面211に投光する。スポット光は基準面211で反射し、スポット光の反射光は反射光軸L23に沿って進む。反射光を受光部232が受光し、受光部232が第3受光信号を出力する。制御部5は、用紙Rの材質と、第1受光信号と、第3受光信号とに基づいて、用紙Rの厚み(以下、紙厚THと記載する)を検知する。
具体的には、制御部5は、第1受光信号の電圧値WV1と、第3受光信号の電圧値WV3との電圧差WL2(WL2=|WV3−WV1|)を算出する。制御部5は、表2から表4に示すように、電圧差WL2の範囲と、紙厚THとを対応付けた第2テーブル〜第4テーブルを有する。表2の第2テーブルは普通紙と対応し、表3の第3テーブルは厚紙と対応し、表4の第4テーブルは光沢紙と対応する。制御部5は、電圧差WL2を、用紙Rの材質に応じたテーブルと対照し、紙厚THを検知する。
表2において、数値範囲Q11、数値範囲Q12、・・・は、互いに重ならない数値範囲である。数値H11、数値H12、・・・は、互いに異なる数値である。表3において、数値範囲Q21、数値範囲Q22、・・・は互いに重ならない数値範囲である。数値H21、数値H22、・・・は、互いに異なる数値である。表4において、数値範囲Q31、数値範囲Q32、・・・は、互いに重ならない数値範囲である。数値H31、数値H32、・・・は、互いに異なる数値である。
上述した通り、用紙Rの材質が変わると、反射光に含まれる散乱光の割合が変化する。散乱光の割合が変化すると、同じ紙厚THに対して、電圧差WL2が変化する。従って、制御部5は、用紙Rの材質ごとの第2テーブル〜第4テーブルを有することにより、紙厚THをより精密に検知することができる。
≪温度・ニップ圧設定≫
制御部5(定着制御部)は、材質検知処理により検知された用紙Rの材質、及び、紙厚検知処理により検知された紙厚THに基づいて、ニップ部Nの温度及び圧力(ニップ圧)を制御する。制御部5は、用紙Rの材質及び紙厚THの一方に基づいて、ニップ部Nの温度及び圧力の両方を制御してもよいし、ニップ部Nの温度及び圧力の一方を制御してもよい。
≪重送検知処理≫
次に、図6及び図7を参照して、重送検知処理を説明する。図6は、重送が発生した場合の用紙Rの前端部RP1を示す搬送路の側面図である。図7は、重送が発生した場合の用紙Rの後端部RP2を示す搬送路の側面図である。図6に示すように、変位センサー23は、搬送路21の第1規定位置PR1において、基準面211上の用紙Rに対して投光部231により光を投光可能である。図6において、投光部231が用紙Rに光を投光するとき、用紙Rは搬送路21を移動している。すなわち、変位センサー23は、搬送路21を通過する用紙Rの表面に対向可能な位置に配置されている。図7においても同様である。
図6に示す変位センサー23は第1姿勢であり、変位センサー23の投光部231は、用紙Rの前端部RP1に投光軸L1に沿ってスポット光を投光する。スポット光は前端部RP1で反射し、スポット光の反射光は反射光軸L2に沿って進む。反射光を受光部232が受光し、受光部232が第4受光信号を出力する。第4受光信号は、電圧値WV4を有する。
図7に示す変位センサー23は第1姿勢であり、変位センサー23の投光部231は、用紙Rの後端部RP2に投光軸L1に沿ってスポット光を投光する。スポット光は後端部RP2で反射し、スポット光の反射光は反射光軸L2に沿って進む。反射光を受光部232が受光し、受光部232が第5受光信号を出力する。第5受光信号は、電圧値WV5を有する。
制御部5は、第4受光信号と第5受光信号とに基づいて、2枚以上の用紙Rが重なり合って搬送されていることを検知する。
具体的には、制御部5は、用紙Rの搬送方向XTに沿ったサイズを示すサイズ情報、用紙Rの搬送速度VTを示す速度情報、及び、トリガタイミングを示すトリガタイミング情報を取得する。トリガタイミングは、搬送中の用紙Rの前端部RP1が、図2に示す第2規定位置PR2を通過したタイミングである。前端部RP1の第2規定位置PR2の通過は、用紙センサー112により検知される。なお、トリガタイミングは、搬送中の用紙Rの後端部RP2が、第2規定位置PR2を通過したタイミングであってもよい。
制御部5は、用紙Rの用紙サイズ(例えば、A4サイズ、B5サイズ)を示す情報を取得する。用紙サイズを示す情報は、例えば操作パネル4における用紙サイズの設定操作により制御部5のメモリーに入力される。制御部5は、用紙サイズを示す情報をメモリーから読み出す。また、用紙Rの縦及び横の寸法は、制御部5のメモリーに、用紙サイズに対応して記憶される。例えば「A4サイズ」の用紙に対しては、縦の寸法として「297mm」が記憶され、横の寸法として「210mm」が記憶される。制御部5は、用紙サイズを示す情報に基づいて、用紙Rの縦及び横の寸法のうち、用紙Rの搬送方向XTに沿った寸法をサイズ情報として読み出す。また、用紙Rの搬送速度VTは、速度情報として制御部5のメモリーに記憶される。制御部5は、メモリーから用紙Rの搬送速度VTを読み出す。
制御部5は、サイズ情報、速度情報、及び、トリガタイミング情報に基づいて、前端部RP1が第1規定位置PR1を通過する前端通過タイミング、及び、後端部RP2が第1規定位置PR1を通過する後端通過タイミングを算出する。投光部231が前端通過タイミングにおいて前端部RP1にスポット光を投光し、受光部232が第4受光信号を出力する。投光部231が後端通過タイミングにおいて後端部RP2にスポット光を投光し、受光部232が第5受光信号を出力する。そして、制御部5は、第4受光信号の電圧値WV4、及び、第5受光信号の電圧値WV5に基づいて、2枚以上の用紙Rが重なり合った状態で搬送されていること、つまり重送が発生していることを検知する。
図6に示すように、2枚の用紙Rが重送される場合には、上側の用紙R2の前端部RP1は、下側の用紙R3の前端部より搬送方向XTにおける下流側に位置する。従って、前端通過タイミングにおいて、第1規定位置PR1には、上側の用紙R2の前端部RP1だけが存在している。その結果、変位センサー23の受光部232は、1枚分の用紙Rの厚み(紙厚TH1と記載する)に相当する電圧値WV4の第4受光信号を出力する。
一方、図7に示すように、後端通過タイミングにおいては、第1規定位置PR1には、上側の用紙R2の後端部RP2と、下側の用紙R3とが重なり合った状態になっている。その結果、変位センサー23の受光部232は、2枚分の用紙Rの厚み(紙厚TH2と記載する)に相当する電圧値WV5の第5受光信号を出力する。
紙厚TH2が紙厚TH1より大きい場合に、制御部5は、重送が発生していると判断する。例えば、紙厚TH2が紙厚TH1の1.5倍以上であれば(TH2≧1.5×TH1)、制御部5は重送が発生していると判断する。紙厚TH2が紙厚TH1と等しい場合には、制御部5は、重送が発生していないと判断する。例えば、紙厚TH2が紙厚TH1の1.5倍より小さければ(TH2−TH1<1.5×TH1)、制御部5は重送が発生していないと判断する。
≪用紙逆送≫
制御部5(搬送制御部)は、2枚以上の用紙Rが重なり合って搬送されていることが検知された場合に、用紙Rが搬送方向XTと反対方向に搬送されるように、搬送ユニット13を制御する。例えば、搬送モーターを逆回転させ、レジストローラー対132及び搬送ローラー対131を反対方向に回転させ、用紙Rを搬送方向XTと反対方向に搬送する。用紙Rを搬送方向XTと反対方向に搬送することで、例えば重送された用紙Rを取り除く作業を容易にすることができる。
≪サイズ異常検知処理≫
次に、図8から図10を参照して、サイズ異常検知処理を説明する。図8は、基準タイミングにおける用紙Rの前端部RP1を示す搬送路21の側面図である。基準タイミングは、前端部RP1が第1規定位置PR1を通過するタイミングである。図9は、第1タイミングにおける用紙Rの後端部RP2を示す搬送路21の側面図である。第1タイミングは、基準タイミングから第1所定時間が経過したときのタイミングを示す。第1所定時間は、入力されたサイズと搬送速度VTとに基づいて定められる。図9においては、第1規定位置PR1に用紙Rの後端部RP2が位置しない場合を実線により示し、第1規定位置PR1に用紙Rの後端部RP2が位置する場合を二点鎖線により示す。
図10は、第2タイミングにおける用紙Rの後端部RP2を示す搬送路21の側面図である。第2タイミングは、第1タイミングから第2所定時間が経過したときのタイミングである。第2所定時間は、用紙Rを2cm〜3cmだけ送るのに要する時間に相当する。図10においては、第1規定位置PR1に用紙Rが位置する場合を実線により示し、第1規定位置PR1に用紙Rが位置しない場合を二点鎖線により示す。
図8から図10に示す変位センサー23は第1姿勢である。第1姿勢の変位センサー23は、搬送路21の第1規定位置PR1において、基準面211に正対している。変位センサー23の投光部231は、基準面211及び基準面211上の用紙Rに対して光を投光可能である。図8から図10において、投光部231が用紙Rに光を投光するとき、用紙Rは搬送路21を移動している。すなわち、変位センサー23は、搬送路21を通過する用紙Rの表面に対向可能な位置に配置されている。
サイズ異常検知処理においては、制御部5は、用紙Rのサイズが入力された場合に、サイズを示す情報を取得する。そして、制御部5は、用紙Rのサイズが、入力されたサイズと相違しているか否かを判断する。例えば、光沢紙を用紙Rとして使用する場合に、用紙Rのサイズが操作パネル4により入力される場合がある。制御部5は、搬送ユニット13により搬送される用紙Rのサイズが、入力された用紙Rのサイズと一致しているかを判断する。
図8に示すように、基準タイミングにおいて、変位センサー23の投光部231は、用紙Rの前端部RP1に投光軸L1に沿ってスポット光を投光する。スポット光は前端部RP1で反射し、スポット光の反射光は反射光軸L2に沿って進む。反射光を受光部232が受光し、受光部232が第4受光信号を出力する。
図9に示すように、第1タイミングにおいて、変位センサー23の投光部231は、基準面211に向かってスポット光を投光軸L1に沿って投光する。第1規定位置PR1に用紙Rが位置しない場合には、スポット光は基準面211で反射する。第1規定位置PR1に用紙Rが位置する場合には、スポット光は用紙Rで反射する。基準面211が反射したスポット光の反射光は反射光軸L24に沿って進む。用紙Rが反射したスポット光の反射光は反射光軸L25に沿って進む。基準面211又は用紙Rが反射した光を受光部232が受光し、第6受光信号を出力する。
図10に示すように、第2タイミングにおいて、変位センサー23の投光部231は、基準面211に向かってスポット光を投光軸L1に沿って投光する。第1規定位置PR1に用紙Rが位置しない場合には、スポット光は基準面211で反射する。第1規定位置PR1に用紙Rが位置する場合には、スポット光は用紙Rで反射する。基準面211が反射したスポット光の反射光は反射光軸L26に沿って進む。用紙Rが反射したスポット光の反射光は反射光軸L27に沿って進む。基準面211又は用紙Rが反射した光を受光部232が受光し、第7受光信号を出力する。
制御部5(検知部)は、第3受光信号と第4受光信号と第6受光信号と第7受光信号とに基づいて、用紙のサイズが入力されたサイズと相違していること(サイズ異常)を検知する。
より具体的には、制御部5は、第4受光信号の電圧値WV4と第6受光信号の電圧値WV5とが略等しく、且つ第3受光信号の電圧値WV3と電圧値WV7とが略等しい場合に、サイズ異常が発生していないと判断する。例えば、実際の用紙Rのサイズが、入力されたサイズより小さいサイズ異常が発生している場合には、電圧値WV6は図9の反射光軸L24に対応する。一方、電圧値WV4は図8の反射光軸L2に対応する。その結果、電圧値WV6と電圧値WV4とが、大きく異なる。
また、実際の用紙Rのサイズが、入力されたサイズより大きいサイズ異常が発生している場合には、電圧値WV7は図10の反射光軸L27に対応する。一方、電圧値WV3は図5の反射光軸L23に対応する。その結果、電圧値WV7と電圧値WV3とが、大きく異なる。
次に、図8から図11を参照して、サイズ異常処理を詳細に説明する。図11は、制御部5の動作を示すフローチャートである。制御部5は、例えば操作パネル4により、用紙Rのサイズが入力された場合に、サイズを示す情報を取得する(S101)。サイズを示す情報には、用紙Rの搬送方向XTに沿ったサイズが含まれる。
次に、制御部5は、サイズを示す情報、速度情報、及び、トリガタイミング情報に基づいて、基準タイミング、第1タイミング、及び、第2タイミングを算出する(S102)。そして、制御部5は、第3受光信号、第4受光信号、第6受光信号、及び第7受光信号の各電圧値を取得する(S103)。
次に、制御部5は、電圧値WV4と電圧値WV6との差の絶対値である電圧差WL3(WL3=|WV6−WV4|)を算出する(S104)。そして、電圧差WL3と閾値WRとを比較する(S105)。電圧差WL3が閾値WR以上であれば(S105でYes)、制御部5は、用紙Rのサイズが入力されたサイズより小さいサイズ異常が発生していると判断する(S106)。そして、処理はステップS107に進む。
次に、制御部5は、表示部41にサイズ異常が発生している旨のメッセージを表示し(S107)、用紙Rの搬送を停止して、処理が終了する。一方、電圧差WL3が閾値WRより小さければ(S105でNo)、処理は、ステップS108に進む。
次に、制御部5は、電圧値WV7と電圧値WV3との差の絶対値である電圧差WL4(WL4=|WV7−WV3|)を算出する(S108)。そして、電圧差WL4と閾値WRとを比較する(S109)。電圧差WL4が閾値WR以上であれば(S109でYes)、制御部5は、用紙Rのサイズが入力されたサイズより大きいサイズ異常が発生していると判断する(S110)。そして、処理はステップS107に進む。一方、電圧差WL4が閾値WRより小さければ(S109でNo)、制御部5は、サイズ異常が発生していないものと判断し、処理が終了する。
以上、図1〜図11を参照して説明したように、本実施形態によれば、姿勢変更部31により変位センサー23の姿勢を第1姿勢と第2姿勢との間で変更することにより、用紙Rの材質と、紙厚THとを検知する。姿勢変化の際の角度変化が一定であることで、紙厚THを検知するために、角度変化を示すパラメーターを使用する必要がなく、紙厚THを容易に検知することができる。
また、制御部5が、用紙Rの材質と、第1受光信号と、第3受光信号とに基づいて紙厚THを検知することで、精密に紙厚THを検知することができる。
また、制御部5は、検知された用紙Rの材質、及び、紙厚THの少なくとも一方に基づいて、ニップ部Nの温度及び圧力の少なくとも一方を制御する。従って、用紙Rに画像を良好に形成することができる。
更に、制御部5は、第4受光信号及び第5受光信号に基づいて、2枚以上の用紙Rが重なり合って搬送されていることを検知する。従って、1つの変位センサー23の出力信号により、用紙Rの材質、及び、紙厚THだけではなく、用紙Rの重送が検知できる。その結果、用紙Rの重送を検知するために他のセンサーを備える必要がなく、画像形成装置100の製造コストの増大を抑えることができる。
そして、制御部5は、2枚以上の用紙Rが重なり合って搬送されていることが検知された場合に、用紙Rが搬送方向XTと反対方向に搬送されるように、搬送ユニット13を制御する。従って、用紙Rを、例えば外部からのアクセスが容易な位置まで逆送することで、重なり合って搬送された用紙Rを搬送ユニット13から取り出すことが容易になる。また、重なり合って搬送された用紙Rを給送ユニット11まで逆送すれば、重送が発生した場合の後処理が更に容易になる。
更に、制御部5は、第3受光信号と第4受光信号と第6受光信号と第7受光信号とに基づいて、用紙Rのサイズが入力されたサイズと相違していることを検知する。従って、用紙Rの材質、紙厚TH、及び用紙Rの重送に加えて、用紙Rのサイズ異常を検知することができる。その結果、用紙Rのサイズ異常を検知するために他のセンサーを備える必要がなく、画像形成装置100の製造コストの増大を抑えることができる。
更に、制御部5は、用紙Rのサイズが入力されたサイズと相違していることが検知された場合に、例えば用紙Rの搬送を停止し、サイズの相違を通知するメッセージを表示部41により表示する。従って、全ての原稿画像が用紙Rに形成されない画像形成不良、及び、用紙Rのサイズが原稿画像より不釣り合いに大きい不具合を回避することができる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、画像形成装置の分野に利用可能である。
1 :画像形成ユニット
5 :制御部
13 :搬送ユニット
21 :搬送路
22 :用紙センサー
23 :変位センサー
112 :用紙センサー
31 :姿勢変更部
100 :画像形成装置
131 :搬送ローラー対
132 :レジストローラー対
161 :加熱ローラー
162 :加圧ローラー
211 :基準面
231 :投光部
232 :受光部
232a :受光面
311 :支持部

Claims (7)

  1. シートに画像を形成する画像形成装置であって、
    搬送路を通過する又は前記搬送路に停止している前記シートの表面に対向可能な位置に配置され、前記シートに光を投光し、前記シートが反射した光を受光するセンサーと、
    前記センサーの姿勢を、第1姿勢と第2姿勢との間で変更する姿勢変更部と、
    前記第1姿勢の前記センサーが出力する第1受光信号と前記第2姿勢の前記センサーが出力する第2受光信号とに基づいて、前記シートの材質を検知する検知部と
    を備える、画像形成装置。
  2. 前記第1姿勢の前記センサーは、前記搬送路に光を投光し、前記搬送路が反射した光を受光し、第3受光信号を出力し、
    前記検知部は、
    前記第1受光信号と前記第2受光信号とに基づいて、前記シートの材質を検知し、
    前記シートの材質と前記第1受光信号と前記第3受光信号とに基づいて、前記シートの厚みを検知する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記シートに形成された画像を前記シートに定着させる定着ユニットと、
    前記定着ユニットを制御する定着制御部と
    を更に備え、
    前記定着ユニットは、前記シートを通過させるニップ部を有し、
    前記定着制御部は、前記シートの材質及び厚みの少なくとも一方に基づいて、前記ニップ部の温度及び圧力の少なくとも一方を制御する、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1姿勢の前記センサーは、
    前記シートの搬送方向における前端部に光を投光し、前記前端部が反射した光を受光し、第4受光信号を出力し、
    前記シートの前記搬送方向における後端部に光を投光し、前記後端部が反射した光を受光し、第5受光信号を出力し、
    前記検知部は、前記第4受光信号と前記第5受光信号とに基づいて、2枚以上のシートが重なり合って搬送されていることを検知する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記シートを前記搬送方向に搬送する搬送ユニットと、
    前記搬送ユニットを制御する搬送制御部と
    を更に備え、
    2枚以上のシートが重なり合って搬送されていることが検知された場合に、前記搬送制御部は、前記シートが前記搬送方向と反対方向に搬送されるように、前記搬送ユニットを制御する、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記シートは、所定の搬送速度で搬送され、
    前記検知部は、前記シートのサイズが入力された場合に、前記サイズを示す情報を取得するとともに、基準タイミング、第1タイミング、及び第2タイミングを算出し、
    前記基準タイミングは、前記シートの搬送方向における前端部が、前記シートの搬送路における規定位置に到達したときのタイミングを示し、
    前記第1タイミングは、前記基準タイミングから第1所定時間が経過したときのタイミングを示し、
    前記第1所定時間は、前記入力されたサイズと前記搬送速度とに基づいて定められ、
    前記第2タイミングは、前記第1タイミングから第2所定時間が経過したときのタイミングを示し、
    前記第1姿勢の前記センサーは、
    前記規定位置において前記搬送路に対向しており、
    前記搬送路に光を投光し、前記搬送路が反射した光を受光し、第3受光信号を出力し、
    前記基準タイミングにおいて、前記シートの前記前端部に光を投光し、前記前端部が反射した光を受光し、第4受光信号を出力し、
    前記第1タイミングにおいて、前記搬送路に向かって光を投光し、前記シート又は前記搬送路が反射した光を受光し、第6受光信号を出力し、
    前記第2タイミングにおいて、前記搬送路に向かって光を投光し、前記搬送路又は前記シートが反射した光を受光し、第7受光信号を出力し、
    前記検知部は、前記第3受光信号と前記第4受光信号と前記第6受光信号と前記第7受光信号とに基づいて、前記シートのサイズが前記入力されたサイズと相違していることを検知する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 表示部と、
    前記表示部を制御する表示制御部と
    を備え、
    前記シートのサイズが前記入力されたサイズと相違していることが検知された場合に、前記表示制御部は、サイズの相違を通知するメッセージを表示するように、前記表示部を制御する、請求項6に記載の画像形成装置。
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