Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP6408944B2 - 打ち込み工具 - Google Patents

打ち込み工具 Download PDF

Info

Publication number
JP6408944B2
JP6408944B2 JP2015060770A JP2015060770A JP6408944B2 JP 6408944 B2 JP6408944 B2 JP 6408944B2 JP 2015060770 A JP2015060770 A JP 2015060770A JP 2015060770 A JP2015060770 A JP 2015060770A JP 6408944 B2 JP6408944 B2 JP 6408944B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
trigger
turned
idler
contact arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015060770A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016179526A (ja
Inventor
直治 石川
直治 石川
勲 宮下
勲 宮下
典之 西土
典之 西土
弘幸 福井
弘幸 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makita Corp
Original Assignee
Makita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Makita Corp filed Critical Makita Corp
Priority to JP2015060770A priority Critical patent/JP6408944B2/ja
Priority to PCT/JP2016/059004 priority patent/WO2016152862A1/ja
Priority to US15/553,149 priority patent/US10518397B2/en
Publication of JP2016179526A publication Critical patent/JP2016179526A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6408944B2 publication Critical patent/JP6408944B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/04Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure
    • B25C1/041Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure with fixed main cylinder
    • B25C1/043Trigger valve and trigger mechanism
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/04Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure
    • B25C1/044Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure with movable main cylinder
    • B25C1/046Trigger valve and trigger mechanism
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/06Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by electric power
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/04Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure
    • B25C1/047Mechanical details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C5/00Manually operated portable stapling tools; Hand-held power-operated stapling tools; Staple feeding devices therefor
    • B25C5/10Driving means
    • B25C5/15Driving means operated by electric power

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

この発明は、釘打ち機等の打ち込み工具に関する。
例えば圧縮エアを動力源とする釘打ち機では、打ち込みノーズ部の先端に設けたコンタクトアームを被打ち込み材に押し付けて射出口に対して相対的に上動させる操作(コンタクトアームのオン操作)と、トリガを指先で引く操作(トリガのオン操作)の双方がなされることを条件に本体部で打ち込み動作がなされるようになっており、一方のオン操作のみでは打ち込み動作がなされず、これにより不用意な打ち込み動作が回避されるようになっている。
また、この種の打ち込み工具では、コンタクトアームを先に被打ち込み材に押し付けてオン操作した後にトリガを引き操作して行う狙い打ち、コンタクトアームをオン操作したまま当該打ち込み工具を移動させつつトリガをオン操作して行う引き摺り打ち、トリガを引き操作したまま当該打ち込み工具を上下に振ってコンタクトアームをオンオフさせる振り打ち等の様々な打ち込み動作を行うことができる。狙い打ちや引き摺り打ちでは、打ち込み動作後に一旦トリガをオフさせないと次の打ち込み動作がなされない(単発打ちモード)。これに対して振り打ちでは、トリガを引き操作したまま連続して打ち込み動作を行うことができる(連発打ちモード)。下記の特許文献1には、コンタクトアームのオン操作とトリガのオン操作の何れを先に操作するか(シーケンシャル制御)によって、単発打ちモードと連発打ちモードを切り換えるようにしたモード切り換えの技術が開示されている。
また、下記の特許文献2には、コンタクトアームのオン操作とトリガのオン操作をそれぞれ個別にマイクロスイッチで検知し、トリガのオン操作後の経過時間をタイマー計測する構成を備えたモード切り換え技術が開示されている。単発打ちモードでは、トリガのオン操作後一定時間経過前にコンタクトアームがオン操作されることにより打ち込み動作がなされ、その後打ち込み動作が禁止された状態がトリガのオフ操作によりリセットされる。連発打ちモードでは、トリガのオン操作後一定時間経過前にコンタクトアームのオン操作がなされることを条件にタイマーのリセットと打ち込み動作を繰り返すことができ、タイマー計測による一定時間内にコンタクトアームのオン操作がなされない時点でその後のオン操作が無効となって打ち込み動作禁止状態となり、若しくはコンタクトアームにロックピンを係合させてオフ位置にロックすることにより同じく打ち込み動作禁止状態となる。係るモード切り換え技術によれば、例えば連発打ちモードでグリップ部を把持してトリガをオン操作したまま持ち運ぶ際等にコンタクトアームを誤って他部位に接触させてしまった場合でも不用意な打ち込み動作が回避される。
特開平9−109058号公報 特許第3287172号公報
しかしながら、上記特許文献2に開示された技術によれば、電池の残容量が低下してマイクロスイッチやこれらの入力信号を受けて作動するコントローラ等に対する電源供給がなくなった場合あるいは遮断された時点で、打ち込み動作が全くなされず、作業を中止する必要があった。
本発明は、上記従来の問題を解消するためになされたもので、電気制御用の電池がなくなった場合等でも、そのまま打ち込み作業を続行できるようにすることを目的とする。
上記の課題は以下の各発明により解決される。第1の発明は、トリガのオン操作とコンタクトアームのオン操作の双方がなされたことを条件に本体部の打ち込み動作がなされる打ち込み工具である。第1の発明では、コンタクトアームのオン操作後にトリガのオン操作がなされた場合にのみ打ち込み動作がなされる第1モード(機械的起動制御モード)と、トリガ若しくはコンタクトアームのオン操作の先後に関係なく打ち込み動作がなされる第2モード(電気的起動制御モード)を切り換え可能な構成を備えている。第1の発明では、第2モードでは、トリガ若しくはコンタクトアームの一方のオン操作後、基準時間以内に他方のオン操作がなされた場合に本体部の打ち込み動作がなされるタイマー制御がなされる。これに対して、第1モードでは、このタイマー制御とは切り離してトリガの引き操作が機械的に有効になることにより打ち込み動作がなされる構成を備えている。
第1の発明によれば、第1モードでは、先にコンタクトアームのオン操作をし、その後にトリガのオン操作をした場合にのみトリガの引き操作が有効になって打ち込み動作がなされる。これに対して、第2モードでは、コンタクトアームとトリガの何れを先にオン操作しても、双方がオン操作された時点で打ち込み動作がなされるが、先のオン操作と後のオン操作との間の経過時間が基準時間以内である場合に本体部の打ち込み動作がなされるタイマー制御がなされる。このため、第2モードでは、タイマー制御を含むコントローラを機能させるための電源(電気制御用の電源)が必要となる。このことから、第2モードでは、電源が遮断され、あるいは電池の残容量が低下した時点でコントローラが機能しなくなる結果、当該打ち込み工具が動作停止状態となる。しかしながら、第1モードに切り換えることにより、コントローラのタイマー制御とは無関係に(電力供給を受けることなく)機械的構成によりトリガの引き操作が有効になって打ち込み工具を動作させることができるので、そのまま打ち込み作業(単発打ち作業)を続行させることができる。なお、第1モード及び第2モードの何れであっても、グリップ部を把持してトリガを引き操作した状態で持ち運ぶ場合に、コンタクトアームが基準時間経過後に他部位に接触してオン操作されても不用意な打ち込み動作はなされない。
第2の発明は、第1の発明において、圧縮エアを打ち込み動作の動力源とし、本体部に対する圧縮エアの給排気状態を切り換える起動バルブを備えた打ち込み工具である。第2の発明では、コンタクトアームに一体に設けられて起動バルブをオンさせるオン位置とオフさせるオフ位置との間を移動する第1作動部と、第1作動部とは独立して起動バルブをオンさせるオン位置とオフさせるオフ位置との間を移動する第2作動部を備えている。第1作動部は第1モードと第2モードの双方において起動バルブをオンオフさせる機能を有し、第2作動部は第2モードでのみ起動バルブをオンオフさせる機能を有する構成とした打ち込み工具である。
第2の発明によれば、第1モードと第2モードの双方において、コンタクトアームをオン操作することにより第1作動部がオン位置に移動し、これにより起動バルブがオンされる。第1モードでは、第1作動部の移動により起動バルブがオンオフされ、第2作動部は起動バルブのオンオフ動作に関与しない。第2作動部は、第2モードでのみ起動バルブのオンオフ動作に関与する。第2作動部は、第1作動部のオン位置への移動によっては起動バルブがオンしない場合にオン位置に移動して起動バルブをオンさせることにより連発打ち動作を可能とする。
第3の発明は、第2の発明において、第2作動部は、電磁弁の切り換えにより供給される圧縮エアを動力源としてオン位置に移動する構成とした打ち込み工具である。
第3の発明によれば、第2作動部は圧縮エアのエア力でオン位置へ移動する構成であることから、例えばソレノイドアクチュエータを動力源として用いる構成に比して第2作動部をより大きな力でより大きな距離を移動させることができる。
第4の発明は、第3の発明において、電磁弁の切り換えにより第2作動部に供給される圧縮エアを、本体部に供給する圧縮エアを蓄圧するための蓄圧室から分流させる構成とした打ち込み工具である。
第4の発明によれば、当該打ち込み工具に対して供給された圧縮エアを動力源として第2作動部がオン位置とオフ位置との間を移動する。このことから、第4の発明によれば、供給された圧縮エアを効率よく使用して第2作動部を移動させることができる。
第5の発明は、第2〜第4の何れか一つの発明において、トリガに第1及び第2アイドラを相対移動可能に設けた打ち込み工具である。第5の発明では、第1アイドラは第1作動部のオン位置への移動により押されてオン位置に移動し、第2アイドラは第2作動部のオン位置への移動により押されてオン位置に移動する。また、第1アイドラがオン位置に移動すると第2アイドラが一体でオン位置に移動する一方、第2アイドラは第1アイドラとは独立して単独でオン位置に移動可能となっている。第5の発明では、第2アイドラに起動バルブのバルブステムが係合されている。このため、第2アイドラのオン位置への移動によりバルブステムがオン位置に移動して起動バルブがオンし、これにより本体部に圧縮エアが給気されて打ち込み動作がなされる。
第5の発明によれば、トリガのオンオフ操作により第1及び第2アイドラが一体で移動するとともに、第1及び第2作動部の移動により押されて第1及び第2アイドラの一方又は双方がトリガに対して相対移動する。第1作動部のオン位置への移動により押されて第1アイドラがオン位置に移動すると、第2アイドラも一体でオン位置に移動する。第1アイドラが第1作動部によってオン位置に押されていない状態であっても、第2作動部がオン位置に移動すると第2アイドラが押されてオン位置に移動する。起動バルブのバルブステムは第2アイドラに係合されている。このため、第1アイドラが第1作動部に押されてオン位置に移動した場合、第2アイドラが第2作動部に押されて単独でオン位置に移動した場合の双方についてバルブステムがオン位置に押されて起動バルブがオンし、従って打ち込み動作がなされる。
第6の発明は、第3〜第5の何れか一つの発明において、コンタクトアームのオン位置を検知する第1オン位置検知部材と、トリガのオン位置を検知する第2オン位置検知部材を備えた打ち込み工具である。
第6の発明によれば、コンタクトアームとトリガのオン位置がそれぞれ検知部材で検知される。第1オン位置検知部材と第2オン位置検知部材には、例えばマイクロスイッチを用いることができる。これらの検知部材を用いることによりコンタクトアームとトリガの位置情報に基づいて当該打ち込み工具の動作モード制御を行うことができる。
第7の発明は、第6の発明において、第1及び第2オン位置検知部材により得られるコンタクトアームとトリガの位置情報及び両者のオン操作の時間差に基づいて電磁弁のオンオフ制御するコントローラを備えた打ち込み工具である。
第7の発明によれば、コンタクトアームとトリガの位置情報及び両者のオン操作の時間差に基づいて第2作動部材がオン位置とオフ位置との間を移動するようにコントローラで制御される。
第8の発明は、第7の発明において、第1モードと第2モードを切り換えるモード切り換えレバーを備えた打ち込み工具である。第8の発明では、モード切り換えレバーを第2モードに切り換えた状態においてのみ、コントローラは電力供給を受けて、コンタクトアームとトリガの位置情報該両者のオン操作の時間差(経過時間)に基づいて電磁弁のオンオフ制御(タイマー制御)を行う構成となっている。
第8の発明によれば、モード切り換えレバーを第2モード側に切り換えた第2モードでは、タイマー制御がなされる。このタイマー制御によれば、例えばトリガのオン操作後、一定時間内にコンタクトアームがオン操作されたことを条件に打ち込み動作がなされる。コンタクトアームのオン操作がトリガのオン操作後一定時間の経過後になされた場合には、打ち込み動作はなされない。このため、例えば打ち込み工具のグリップ部を把持してトリガを指先で引いた状態で当該打ち込み工具を持ち運ぶ際に、コンタクトアームが誤って他部位に当接してオン操作されてしまった場合でも打ち込み動作はなされない。モード切り換えレバーを第1モード側に切り換えることにより当該打ち込み工具を第1モードで動作させることができる。この第1モードでは、上記のタイマー制御はなされない。
本発明の実施形態に係る打ち込み工具の全体側面図である。 打ち込み工具の本体部及び起動装置の縦断面図である。 打ち込み工具の起動装置の斜視図である。 起動装置の制御ブロック図である。 起動装置の操作状態を示す図である。本図は、初期状態を示している。この初期状態では、トリガとコンタクトアームの何れもオフ位置に位置している。起動バルブのバルブステムもオフ位置に位置している。 第1モードにおける起動装置の操作状態を示す図である。本図は、トリガをオン操作した状態を示している。 第1モードにおける起動装置の操作状態を示す図である。本図は、トリガのオン操作後にコンタクトアームをオン操作した状態を示している。この状態では起動バルブがオンしないため打ち込み動作はなされない。 第1モードにおける起動装置の操作状態を示す図である。本図は、コンタクトアームをオン操作した状態を示している。 第1モードにおける起動装置の操作状態を示す図である。本図は、コンタクトアームのオン操作後にトリガをオン操作した状態を示している。この状態では起動バルブがオンして打ち込み動作がなされる。 第2モードにおける起動装置の操作状態を示す図である。本図は、トリガをオン操作した状態を示している。 第2モードにおける起動装置の操作状態を示す図である。本図は、トリガのオン操作後にコンタクトアームをオン操作した状態を示している。この状態では、第2アイドラが第2作動部でオン位置に押された結果、起動バルブがオンして打ち込み動作がなされた状態となっている。 第2モードにおける起動装置の操作状態を示す図である。本図は、コンタクトアームをオン操作した状態を示している。 第2モードにおける起動装置の操作状態を示す図である。本図は、コンタクトアームのオン操作後にトリガをオン操作した状態を示している。この状態では、第1及び第2アイドラの双方がオン位置に押された結果、起動バルブがオンして打ち込み動作がなされた状態を示している。
次に、本発明の実施形態を図1〜図13に基づいて説明する。図1及び図2に示すように本実施形態では、打ち込み工具1の一例として圧縮エア駆動式の釘打ち機を例示する。この打ち込み工具1は、圧縮エアを動力源として往復動するピストン2aを内装した本体部2と、本体部2の側部から側方へ突き出す状態に設けられたグリップ部3と、本体部2の下部から下方(打ち込み具の打ち込み方向)に延びる打ち込みノーズ部4と、打ち込みノーズ部4とグリップ部3との間に跨って装備されて多数本の打ち込み具を装填可能なマガジン5を備えている。
打ち込みノーズ部4の先端にコンタクトアーム6が上下に相対変位可能に支持されている。コンタクトアーム6を被打ち込み材に押し付けて相対的に上動させることが打ち込み動作を行うための一つの条件となっている。コンタクトアーム6は、打ち込みノーズ部4の先端であって射出口周辺に位置する円環形状の当接部6aと、当接部6aから上方に延びてトリガ12付近に至る延長部6bを有している。当接部6aと延長部6bが一体で打ち込みノーズ部4に沿って上下に一定の範囲で変位可能に支持されている。
グリップ部3の基部付近であって本体部2の側部に、本実施形態に係る起動装置10が配置されている。起動装置10の起動操作により起動バルブ11がオンする。起動バルブ11がオンすると、本体部2のピストン上室2bに圧縮エアが供給される。ピストン上室2bに圧縮エアが供給されると、ピストン2aがシリンダ2c内を下動して打ち込み動作がなされる。ピストン2aの下面には長尺棒状のドライバ2dが取り付けられている。このドライバ2dがピストン2aの下動に伴って打ち込みノーズ部4内を下動することにより、1本の打ち込み具が打ち込みノーズ部4の先端(射出口)から打ち出される。打ち込みノーズ部4内には、マガジン5から打ち込み具が1本ずつ供給される。
図1に示すように本体部2の側部には、当該打ち込み工具1の打ち込み形態について第1モードと第2モードを切り換えるためのモード切り換えレバー7を備えている。モード切り換えレバー7を第1モード側に切り換えると、先にコンタクトアーム6をオン操作した後にトリガ12をオンすると当該トリガ12のオン操作が後述するように機械的に有効になって打ち込み動作がなされる。逆に、トリガ12をオン操作した後に、コンタクトアーム6をオン操作した場合には当該コンタクトアーム6のオン操作は無効になって打ち込み動作はなされない。このように第1モードは、コンタクトアーム6をトリガ12の操作順序について、コンタクトアーム6のオン操作が先になされた場合に打ち込み動作がなされるシーケンシャル制御(機械的起動制御)がなされる。このため第1モードは、打ち込み動作後に一旦トリガ12をオフさせないと次の打ち込み動作を行うことができない単発打ちモードに相当する。
モード切り換えレバー7を第2モード側に切り換えると、トリガ12を引き操作した状態のまま当該打ち込み工具1を上下に振ってコンタクトアーム6のオンオフ操作を繰り返すことにより、打ち込み動作を繰り返す振り打ち(連発打ち)を行うことができる。図4に示すようにモード切り換えレバー7の切り換え状態は、モード切り換えスイッチ31で検知される。モード切り換えレバーを第2モード側に切り換えるとモード切り換えスイッチ31がオンする。モード切り換えスイッチ31の出力信号は、モード切り換えレバー7の位置情報として後述するコントローラ30に入力される。モード切り換えスイッチ31にはマイクロスイッチが用いられている。
本実施形態は、起動装置10について従来にない特徴を備えている。打ち込み工具1の基本的構成については本実施形態において特に変更を要しないので詳細な説明は省略する。本実施形態の起動装置10の詳細が図2〜図4に示されている。本実施形態の起動装置10は、上記した起動バルブ11と、トリガ12と、第1及び第2作動部13,14を備えている。起動バルブ11はグリップ部3の基部側下面に収容されている。バルブステム11aの下部がトリガ12に向けて突き出されている。起動バルブ11のバルブステム11aは上下(オン位置とオフ位置)に移動可能に支持されている。図2はバルブステム11aがオフ位置に位置する状態を示している。バルブステム11aがこのオフ位置からばね付勢力に抗して上動することにより起動バルブ11がオンする。起動バルブ11がオンすると、ヘッドバルブ2eが下向きに作用するエア圧により下方へ変位して開かれる。ヘッドバルブ2eが開かれるとグリップ部3内の蓄圧室3aに蓄圧された圧縮エアがピストン上室2bに供給される。バルブステム11aがばね付勢力で下方へ戻されると、起動バルブ11がオフする。起動バルブ11がオフすると、ヘッドバルブ2eが上向きに作用するエア圧により上方へ変位し、これによりピストン上室2bが蓄圧室3aに対して閉じられる。ピストン上室2bは閉じられると同時に大気開放され、これより下動したピストン2aが上死点(初期位置)に戻される。
トリガ12は支持軸12aを介して上下に傾動可能に支持されている。トリガ12の背面側(上面側)には、第1アイドラ15と第2アイドラ16が支持されている。第1アイドラ15と第2アイドラ16は共通の支持軸17を介して相互に独立して上下に傾動可能に支持されている。第1アイドラ15と第2アイドラ16は、何れも捩りばね18により上方へ傾動する方向(オン位置側)に付勢されている。
図3に示すように第2アイドラ16の背面には、係合縁部16aが一体に設けられている。係合縁部16aは第1アイドラ15の背面側に張り出している。初期状態では、係合縁部16aが第1アイドラ15の背面に当接されて、当該第1アイドラ15と第2アイドラ16がそれぞれの正面側を面一に揃えた横並び状態に保持される。このため、後述するように第1アイドラ15が上方(オン位置側)に押されると、第1アイドラ15と第2アイドラ16が一体となって上方へ傾動される。一方、第2アイドラ16が上方へ押されると、当該第2アイドラ16が単独で上方へ傾動される。このことから、第1アイドラ15は第2アイドラ16と一体でオン位置に移動し、第2アイドラ16は単独でオン位置に移動可能となっている。第2アイドラ16が単独でオン位置に移動する際には、係合縁部16aが第1アイドラ15の背面から離間する。このため、第1アイドラ15のみがオフ位置に位置する状態が許容される。第1アイドラ15がオフ位置に位置し、第2アイドラ16がオン位置に移動する状態は、第2モードにおいて先にトリガ12をオン操作した場合に発生する(図11)。従って、この動作状態については後述する。
図3に示すように本実施形態の起動装置10は、第1作動部13と第2作動部14を備えている。第1作動部13は、コンタクトアーム6に一体に設けられている。第1作動部13は、コンタクトアーム6の延長部6bの上部に一体に設けられて、トリガ12側(上方)に向けてさらに延びている。図3及び図4に示すように第1作動部13の先端は第1アイドラ15の上部に向けられている。被打ち込み材に対する押し付けによりコンタクトアーム6がオン位置まで上動すると、これと一体で第1作動部13が第1アイドラ15に向けて上動する。
後述するようにトリガ12を引き操作したオン位置状態では、コンタクトアーム6のオン操作に伴って第1作動部13は第1アイドラ15の上方を通過する(空振り)。トリガ12を引き操作しないオフ位置状態では、コンタクトアーム6のオン操作に伴って第1作動部13は第1アイドラ15の上部に突き当てられ、この突き当て状態のままさらにトリガ12をオン位置に引き操作することにより当該第1アイドラ15が捩りばね18に抗してオン位置まで押される。第1アイドラ15が第1作動部13で押されてオン位置に移動すると、係合縁部16aを介して第2アイドラ16が一体でオン位置に移動する。第2アイドラ16がオン位置に移動することにより、起動バルブ11のバルブステム11aがオン位置まで押されて当該起動バルブ11がオンする。前記したように起動バルブ11がオンすると、ピストン2aが下動して打ち込み動作がなされる。
図4に示すように、第1作動部13及び第2作動部14は、本体部2に設けた支持ブロック部20に支持されている。第1作動部13は、支持ブロック部20に上下に変位可能に支持されている。支持ブロック部20には、第2作動部14に設けたピストン部14aを収容するシリンダ部20aが設けられている。このシリンダ部20aとピストン部14aにより単動形のシリンダが構成されている。このシリンダのロッドに相当する部分が第2作動部14とされている。シリンダ部20aの上室20aa側(ピストン部14aに対して図示右側の室)は大気に開放されている。シリンダ部20aの上室20aaとピストン部14aとの間には圧縮ばね21が介装されている。第2作動部14はこの圧縮ばね21の付勢力によって図4に示すオフ位置に戻される。
シリンダ部20aの下室20ab側(ピストン部14aに対して図示左側の室)は気密にシールされている。シリンダ部20aの下室20abにエアパイプ22を介して電磁弁23が接続されている。この電磁弁23の切り替えによりシリンダ部20aの下室20abに対して圧縮エアが給排気される。下室20abに圧縮エアが供給されるとピストン部14aが上動し、これにより第2作動部14が第2アイドラ16に向けて上方(オン位置)へ突き出される。第2作動部14がエア圧の力で上方へ突き出されると、その先端部が第2アイドラ16に突き当てられ、この突き当て状態のままさらに突き出されることにより第2アイドラ16が捩りばね18に抗して上方へ押される。第2アイドラ16が第2作動部14で押されてオン位置に移動することにより、起動バルブ11のバルブステム11aがオン位置側に押され、これにより起動バルブ11がオンする。
電磁弁23が閉じ側に切り換わると、シリンダ部20aの下室20abが蓄圧室3aから遮断されるとともに排気(大気開放)される。下室20abが大気開放されると、ピストン部14aが圧縮ばね21の付勢力により下動して第2作動部14がオフ位置側に戻される。電磁弁23にはグリップ部3の蓄圧室3aから分岐されたエアパイプ24が接続されている。このため、シリンダ部20aの下室20abには電磁弁23を経て蓄圧室3aから圧縮エアが供給される。電磁弁23は、後述するコントローラ30を経て供給される電源によって開き側と閉じ側に切り換えられる。
コンタクトアーム6のオン位置は第1オン位置検知部材25により検知される。図4に示すようにコンタクトアーム6の延長部6bには、検知部6cが設けられている。検知部6cは突き出し方向にばね付勢されて、第1オン位置検知部材25に対する衝撃の吸収がなされるようになっている。延長部6bと支持ブロック部20との間には圧縮ばね8が介装されている。この圧縮ばね8の付勢力により、コンタクトアーム6が下方のオフ位置(初期位置)側に付勢されている。コンタクトアーム6は初期位置に位置する状態では、その当接部6aが打ち込みノーズ部4の先端(射出口)に対して僅かに打ち込み方向にはみ出した状態となる。このはみ出し分だけ相対的に上動した位置がコンタクトアーム6のオン位置となる。
検知部6cに対向して第1オン位置検知部材25が配置されている。第1オン位置検知部材25は、支持ブロック部20に支持されている。コンタクトアーム6がオン位置に変位すると、検知部6cが第1オン位置検知部材25に当接して、当該第1オン位置検知部材25がオンする。第1オン位置検知部材25のオン信号は後述するコントローラ30のタイマー回路33に入力される。
トリガ12のオン位置は第2オン位置検知部材26により検知される。第2オン位置検知部材26も支持ブロック部20に支持されている。トリガ12をオン位置に引き操作すると、その傾動基端部側が第2オン位置検知部材26に当接して、当該第2オン位置検知部材26がオンする。第2オン位置検知部材26のオン信号もコントローラ30のタイマー回路33に入力される。第1オン位置検知部材25及び第2オン位置検知部材26には押しボタン形式のマイクロスイッチが用いられている。
コントローラ30のタイマー回路33に第1オン位置検知部材25のオン信号と第2オン位置検知部材26のオン信号の双方が入力される。タイマー回路33では、第1オン位置検知部材25のオン信号と第2オン位置検知部材26のオン信号との入力時間差(経過時間T1)が計測される。両オン位置検知部材25,26の入力の経過時間T1が、予め定めた一定の基準時間T0以内(T1≦T0)と判断されれば、コントローラ30の電源供給指令によりバッテリ32から電磁弁23に対して電源供給がなされる。バッテリ32から電源が供給されると、電磁弁23は開き側に動作してエアパイプ22とエアパイプ24が連通され、これにより蓄圧室3aからシリンダ部20aの下室20ab側に圧縮エアが供給される。下室20abに圧縮エアが供給されると第2作動部14がオン位置側に突き出される。第2作動部14がオン位置側に突き出されると、第2アイドラ16がオン位置側に押される。第2アイドラ16がオン位置側におされることによりバルブステム11aがオン位置に移動し、これにより起動バルブ11がオンする。起動バルブ11がオンすることにより本体部2で打ち込み動作がなされる。
第2作動部14のオン位置とオフ位置との間のストロークは、第1作動部13のオン位置とオフ位置との間のストロークとほぼ同じストロークに設定されている。このため、図4に示すように双方オフ位置に位置する第1作動部13と第2作動部14の先端部は、支持軸17を介して横並びに支持された第1アイドラ15と第2アイドラ16に対してほぼ同じ間隔をおいて離間した状態となる。
起動装置10は、コントローラ30、電磁弁23、第1オン位置検知部材25及び第2オン位置検知部材26に対して電源を供給するためのバッテリ32を備えている。モード切り換えレバー7を第2モード側に切り換えると、モード切り換えスイッチ31がオンしてコントローラ30、第1オン位置検知部材25及び第2オン位置検知部材26に対してバッテリ32から電源が供給される。また、一定条件下で電磁弁23に対してバッテリ32から電源供給可能な状態となる。これに対して、モード切り換えレバー7を第1モード側に切り換えると、モード切り換えスイッチ31がオフしてコントローラ30、電磁弁23、第1オン位置検知部材25及び第2オン位置検知部材26に対するバッテリ32からの電源供給が遮断される。
このため、第1モードではコンタクトアーム6側の第1作動部13のオンオフ動作のみによって起動バルブ11のオンオフが機械的に制御される。また、第1モードの場合、第1オン位置検知部材25による第1作動部13のオン位置は検知されず、かつ第2オン位置検知部材26によってトリガ12のオン位置は検知されない。従って、第1モードの場合、電磁弁23は電源遮断により停止状態とされるため、第2作動部14は動作せず、図4に示すオフ位置に保持された状態となる。
図5以下には、第1モードと第2モードにおける起動装置10の作動状態が示されている。以下、第1モードと第2モードのそれぞれについて起動装置10の作動状態を説明する。図5は起動装置10の初期状態であって、コンタクトアーム6をオン操作せず、かつトリガ12を引き操作していない非操作状態を示している。モード切り換えレバー7を除いて第1モードと第2モードの初期状態は共通している。図5は両モードでの初期状態を示すものとする。
先ず、モード切り換えレバー7を第1モード側に切り換えた場合について説明する。第1モードを示す図5〜図9では、第2モードでのみ機能する第2作動部14、第1及び第2オン位置検知部25,26、検知部6cの図示が省略されている。第1モードにおいて、図5に示す初期状態から、先にトリガ12を引き操作した状態が図6に示されている。図示するようにこの状態では、第1アイドラ15及び第2アイドラ16がバルブステム11aのばね力に押されてその傾動先端側を下側(図では左側)に変位させる方向に傾動した状態となる。このため、図7に示すようにその後にコンタクトアーム6のオン操作により第1作動部13が図において右側へ上動しても、当該第1作動部13は第1アイドラ15の側方を通過(空振り)してしまう。その結果、第1アイドラ15は第1作動部13によってオン位置側に押されないため、第2アイドラ16もオン位置側に移動しない。第2アイドラ16がオン位置に移動しないため、バルブステム11aはオン位置側に押されず、従って起動バルブ11はオンしない。起動バルブ11がオンしないため、この場合は打ち込み動作がなされない。
次に、図5に示す初期状態から、先にコンタクトアーム6をオン操作した状態が図8に示されている。この状態では、第1作動部13によって第1アイドラ15が起動バルブ11側に押された状態となる。このため、図9に示すようにその後にトリガ12を引き操作すると、第1アイドラ15がその傾動先端側を第1作動部13で押された状態のまま傾動基端部側が起動バルブ11側(オン側)に変位する。第1アイドラ15がオン側に変位する結果、係合縁部16aを介して第2アイドラ16が一体でオン側に変位する。オン側に変位する第2アイドラ16によってバルブステム11aがオン位置に押されて起動バルブ11がオンする。起動バルブ11がオンすることにより本体部2で打ち込み動作がなされる。
打ち込み動作完了後、打ち込み部位から当該打ち込み工具1を持ち上げることによりコンタクトアーム6をオフさせると、図6に示す状態に戻る。図示するようにコンタクトアーム6をオフさせることにより第1アイドラ15はバルブステム11aのばね力に押されてオフ位置に戻され、従って起動バルブ11がオフする。しかしながら、トリガ12を引き操作したまま、コンタクトアーム6をオフ位置に戻して起動バルブ11をオフさせても、その後再度コンタクトアーム6をオンさせても、図7に示すよう第1作動部13によって第1アイドラ15がオン位置に押さないため、打ち込み動作(連発打ち)はなされない。この場合、コンタクトアーム6をオフさせ、さらにトリガ12の引き操作を解除して図5に示す初期状態に戻すことにより次の打ち込み動作を行うことができるようになる。
以上説明したように第1モードでは、先にトリガ12を引き操作(図6)し、その後にコンタクトアーム6をオン操作(図7)した場合には打ち込み動作はなされない。これにより、例えばグリップ部3を把持してトリガ12に指先を引き掛けて(オン位置に引き操作したまま)当該打ち込み工具1を持ち運ぶ場合に、誤ってコンタクトアーム6の当接部6aが他部位に当接したとしても打ち込み動作はなされない。第1モードでは、先にコンタクトアーム6をオン操作(図8)し、その後にトリガ12を引き操作(図9)した場合にのみ打ち込み動作がなされる。この第1モードでは、トリガ12を一旦オフさせない限り、次の打ち込みはなされない(単発打ち)。
次に、モード切り換えレバー7を第2モード側に切り換えた場合の起動装置10の動作状態について説明する。図5に示す初期状態では、第1作動部13と第2作動部14(図5では省略)の双方がオフ位置側に位置している。この初期状態から、図10に示すようにトリガ12をオン位置に引き操作すると、第2オン位置検知部材26がオンしてその出力信号がコントローラ30のタイマー回路33に入力される。しかしながら、この段階では第1オン位置検知部材25がオンしていないため、コントローラ30から電磁弁23に電源供給がなされず、従って電磁弁23は閉じ側に保持されて第2作動部14はオフ位置に位置した状態となっている。タイマー回路33では、第2オン位置検知部材26からの信号が入力された時点でタイマーが起動して、その後の経過時間T1が計測される。
図11に示すようにその後にコンタクトアーム6をオン操作すると、第1オン位置検知部材25がオンしてその出力信号がコントローラ30のタイマー回路33に入力される。タイマー回路33では、第2オン位置検知部材26の信号が入力された時点から第1オン位置検知部材25の信号が入力されるまでの経過時間T1が予め設定した基準時間T0と比較される。経過時間T1が基準時間T0以内(T1≦T0)と判断されると、この段階でコントローラ30の電源回路が閉じられてバッテリ32から電磁弁23に電源が供給される。電源供給されると電磁弁23は開き側に切り換わる。電磁弁23が開き側に切り換わるとエアパイプ22,24が連通されて、蓄圧室3aからシリンダ部20aの下室20abに圧縮エアが供給され、これにより第2作動部14が圧縮ばね21に抗してオン位置側に変位して起動バルブ11がオンし、従って本体部2において打ち込み動作がなされる。
これに対して、第1オン位置検知部材25と第2オン位置検知部材26の一方のオン信号がコントローラ30のタイマー回路33に入力された時点から他方のオン信号が入力されるまでの経過時間T1が基準時間T0よりも大きい場合(T1>T0)には、電磁弁23に対するバッテリ32からの電源供給がなされない。このため、この場合には打ち込み動作はなされない。
このように第2モードにおいて、先にトリガ12をオン操作し、その後基準時間T0内にコンタクトアーム6をオン操作すると第1作動部13がオン位置に変位するとともに、電磁弁23に電源供給されることにより第2作動部14がほぼ同時にオン位置に変位する。前記第1モードと同じくトリガ12を先にオン操作したため、図示するように第1作動部13は第1アイドラ15の側方を通過(空振り)する。しかしながら、第2モードの場合は、第2作動部14がオン位置に変位することにより第2アイドラ16が単独でオン位置に傾動する。
なお、図11に示すように第2アイドラ16がオン位置に傾動する段階で、第1作動部13は第1アイドラ15の側方を通過した状態となっている。このため、第1アイドラ15は捩りばね18の付勢力によりオン位置側へ傾動する方向に付勢されているものの、第1作動部13によりオン位置側への変位が規制されているためオフ位置に残された状態となっている。本実施形態において、通常は単一であるアイドラを第1アイドラ15と第2アイドラ16に2分割したことにより、第2アイドラ16が単独でオン位置へ移動し、第1アイドラ15がオフ位置に残された状態が許容される。
第2アイドラ16はシリンダ部20aのエア力によりオン位置に傾動され、これによりバルブステム11aがエア力によって必要な距離だけ押されて確実にオン位置に移動する。第2アイドラ16を介して第2作動部14の変位によりバルブステム11aが押されることにより、起動バルブ11がオンし、従って本体部2の打ち込み動作がなされる。
1回の打ち込み動作がなされた後、トリガ12を引き操作したままコンタクトアーム6をオフさせると図10の状態に戻る。前記したようにこの状態では、コンタクトアーム6をオフさせることにより第1オン位置検知部材25がオフするため、電磁弁23に対するコントローラ30からの電源供給が遮断される。このため、電磁弁23が閉じ側に切り換わってシリンダ部20aの下室20abが大気開放されることにより第2作動部14がオフ位置側に戻される。第2作動部14によるオン位置側への押し付け力がなくなることにより第2アイドラ16がバルブステム11aのばね力によりオフ位置に戻されて、起動バルブ11がオフする。第1アイドラ15は第1作動部13による規制がなくなるものの、係合縁部16aにより第2アイドラ16と横並び状態(オフ位置)に保持される。また、コンタクトアーム6をオフさせることにより第1オン位置検知部材25がオフし、これによりタイマー回路33がリセットされる。
図10に戻された後、トリガ12を引き操作したまま再度基準時間T0内にコンタクトアーム6をオン操作すれば、再び第2作動部14がオン位置に移動して第2アイドラ16を押すため起動バルブ11がオンし、従って打ち込み動作が再度なされる(連発打ち)。トリガ12を引き操作したまま、コンタクトアーム6の当接部6aを被打ち込み材に当接させてオンさせる操作を基準時間T0内に繰り返すことにより、図10に示す状態と図11に示す状態を繰り返すことができ、これにより連発打ちを行うことができる。
次に、第2モードでは、上記とは逆にコンタクトアーム6を先にオン操作し、その後にトリガ12を引き操作した場合にも打ち込みを行うことができる。図5に示す初期状態から図12に示すように先ずコンタクトアーム6をオン操作する。この段階では、第1オン位置検知部材25がオンする。しかしながら、トリガ12を引き操作していないため第2オン位置検知部材26がオフ状態であり、従ってコントローラ30から電磁弁23に対して電源供給はなされていない。電源供給がされない状態では電磁弁23が閉じ側に切り換わったままであるので、シリンダ部20aの下室20abに圧縮エアは供給されず、従って第2作動部14はオフ位置に保持されている。
コンタクトアーム6をオン操作した後、基準時間T0内に図13に示すようにトリガ12を引き操作すると、第1アイドラ15の傾動先端側の変位が第1作動部13により規制されて当該第1のアイドラ15のオフ位置側への変位が規制されるため、バルブステム11aがトリガ12の引き操作に伴ってオン位置側に押され、その結果起動バルブ11がオンする。起動バルブ11がオンすることにより本体部2の打ち込み動作がなされる。
なお、トリガ12の引き操作により第2オン位置検知部材26がオンする。このため、コントローラ30からの電源供給により電磁弁23が開き側に切り換わってシリンダ部20aの下室20abに圧縮エアが供給され、これにより第2作動部14がオン位置側に変位する。このように、第2モードでコンタクトアーム6を先にオン操作した場合には、第1及び第2作動部13,14の双方がオン位置側に変位するが、実質的には先にオン位置側に変位した第1作動部13によって第1アイドラ15が押され、その結果第2アイドラ16がオン位置側に押されて起動バルブ11がオンする。
起動バルブ11がオンすることにより本体部2で打ち込み動作がなされる。打ち込み動作後に、トリガ12の引き操作を解除すると、当該起動装置10は図12に示す状態に戻る。このため、図12に示す状態から基準時間T0内に再度トリガ12を引き操作することにより、起動バルブ11がオンして再度打ち込み動作がなされる。コンタクトアーム6をオン操作したまま、トリガ12のオンオフ操作を基準時間T0内に繰り返すことにより、図12に示す状態と図13に示す状態を繰り返すことができる。係る形態の第2モードは、例えばコンタクトアーム6をオンさせたまま打ち込み工具1を横方向へずらせつつトリガ12をオン操作して行ういわゆる引き摺り打ちを効率よく行うことができる。係る引き摺り打ちは、トリガ12のオン操作ごとに一回の打ち込み動作がなされることから、第1モードと同じく、単発打ちと捉えることができる。
以上説明した本実施形態に係る起動装置10によれば、第2モードでは、トリガ12のオン操作とコンタクトアーム6のオン操作の時間差(経過時間T1)が基準時間T0以内である場合に本体部2の打ち込み動作がなされるタイマー制御がなされる。このため、第2モードでは、タイマー制御を含むコントローラ30を機能させるための電源(電気制御用の電源)がバッテリ32から供給される。このことから、第2モードでは、バッテリ32からの電源が遮断され、あるいはバッテリ32の残容量が低下した時点でコントローラ30が機能しなくなる結果、当該打ち込み工具1が動作停止状態となる。しかしながら、例示した打ち込み工具1では第1モードに切り換えることにより、コントローラ30のタイマー制御とは切り離されて(電源供給がなされなくとも)打ち込み工具1を動作させることができるので、そのまま打ち込み作業(機械的起動制御による単発打ち作業)を続行させることができ、これにより当該打ち込み工具1の作業性を高めることができる。
また、第1モードでは、先にトリガ12を引き操作した場合にはコンタクトアーム6のオン操作が無効(空振り)になる結果打ち込み動作がなされない(機械的起動制御)。このため、例えばグリップ部3を把持してトリガ12に指先を引き掛けてオンさせた状態で当該打ち込み工具1を持ち運ぶ場合に、誤ってコンタクトアーム6の当接部6aを他部位に当接させた場合(オンさせた場合)であっても不用意な打ち込み動作がなされることがない。
さらに、第2モードでは、トリガ12のオン操作とコンタクトアーム6のオン操作との間に基準時間T0を越す時間差が発生した場合には、コントローラ30や電磁弁23に電源供給がなされず、従って本体部2での打ち込み動作がなされない構成となっている。このため、モード切り換えレバー7を第2モード側に切り換えた状態でグリップ部3を把持し、トリガ12に指先を引き掛けてオン操作したままで当該打ち込み工具1を持ち運ぶ場合に、誤ってコンタクトアーム6の当接部6aを他部位に当接させた場合(オンさせた場合)であっても不用意な打ち込み動作がなされることがない。
また、例示した起動装置10によれば、第2作動部14は圧縮エアのエア力でオン位置へ移動する構成であることから、例えばソレノイドアクチュエータを動力源として用いる構成に比してより大きな距離をより大きな力で確実に移動させることができ、これにより起動バルブ11のバルブステム11aを確実にオン位置に移動させることができる。
さらに、本体部2の打ち込み動作の動力源として供給された圧縮エアを分流して第2作動部14を移動させる構成であることから、供給された圧縮エアを効率よく使用して第2作動部14ひいては当該起動装置10を動作させることができる。
また、第2モードについてのみ、バッテリ32の電力を使用し、第1モードについては電力の消費がなされない構成であるので、全ての打ち込み動作について電力を消費する構成に比して電力消費を抑制することができる。
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、第2作動部14をオン位置に移動させるための駆動源として圧縮エアを用いる構成を例示したが、これに代えて電動モータとラックピニオン機構を用いる構成、あるいはソレノイドアクチュエータを用いる構成としてもよく、これらの場合には例示した電磁弁23を省略することができる。
また、第2作動部14を電磁弁23の切り換えにより作動するシリンダ部20aによりオン位置とオフ位置との間を移動させる構成としたことにより、第2作動部14の移動方向を必ずしも第1作動部13と一致させる必要はなく、異なる方向に移動させる構成としてもよい。さらに、エアパイプ22をより延長することにより、第2作動部14から離れた部位(例えばグリップ部3内)に電磁弁23を配置することでき、当該起動装置10のレイアウトについて自由度を高めることができる。グリップ部3内には、コントローラ30やバッテリ32を配置することができる。
また、打ち込み工具1として圧縮エアを駆動源とする釘打ち機を例示したが、例示した起動装置10は電動モータを駆動源とする打ち込み工具についても同様に適用することができる。
1…打ち込み工具
2…本体部
2a…ピストン、2b…ピストン上室、2c…シリンダ、2d…ドライバ
2e…ヘッドバルブ
3…グリップ部、3a…蓄圧室
4…打ち込みノーズ部
5…マガジン
6…コンタクトアーム、6a…当接部、6b…延長部、6c…検知部
7…モード切り換えレバー
8…圧縮ばね
10…起動装置
11…起動バルブ、11a…バルブステム
12…トリガ
13…第1作動部
14…第2作動部、14a…ピストン部
15…第1アイドラ
16…第2アイドラ、16a…係合縁部
17…支持軸
18…捩りばね
20…支持ブロック部
20a…シリンダ部、20aa…上室、20ab…下室
21…圧縮ばね
22…エアパイプ
23…電磁弁
25…第1オン位置検知部材
26…第2オン位置検知部材
30…コントローラ
31…モード切り換えスイッチ
32…バッテリ(電源)
33…タイマー回路
0…基準時間
1…経過時間

Claims (7)

  1. トリガのオン操作とコンタクトアームのオン操作の双方がなされたことを条件に本体部の打ち込み動作がなされる打ち込み工具であって、
    圧縮エアを打ち込み動作の動力源とし、前記本体部に対する圧縮エアの給排気状態を切り換える起動バルブを備えており、
    前記コンタクトアームに一体に設けられて該起動バルブをオンさせるオン位置とオフさせるオフ位置との間を移動する第1作動部と、該第1作動部とは独立して前記起動バルブをオンさせるオン位置とオフさせるオフ位置との間を移動する第2作動部を備え、
    前記コンタクトアームのオン操作後に前記トリガのオン操作がなされた場合にのみ前記本体部の打ち込み動作がなされる第1モードと、
    前記トリガ若しくは前記コンタクトアームのオン操作の先後とは無関係に前記本体部の打ち込み動作がなされる第2モードを切り換え可能であり、
    前記第2モードにおいてのみ、前記トリガ若しくは前記コンタクトアームの一方のオン操作と他方のオン操作との時間差が予め設定した基準時間以内である場合に前記本体部の打ち込み動作がなされるタイマー制御がなされ、
    前記第1作動部は前記第1モードと前記第2モードの双方において前記起動バルブをオンオフさせる機能を有し、前記第2作動部は前記第2モードでのみ前記起動バルブをオンオフさせる機能を有する構成とした打ち込み工具。
  2. 請求項記載の打ち込み工具であって、前記第2作動部は、電磁弁の切り換えにより供給される圧縮エアを動力源として前記オン位置に移動する構成とした打ち込み工具。
  3. 請求項記載の打ち込み工具であって、前記電磁弁の切り換えにより前記第2作動部に供給される圧縮エアを、前記本体部に供給する圧縮エアを蓄圧するための蓄圧室から分流させる構成とした打ち込み工具。
  4. 請求項の何れか1項に記載した打ち込み工具であって、前記トリガに相対移動可能に設けられた第1及び第2アイドラを備え、前記第1アイドラは前記第1作動部のオン位置への移動により押されてオン位置に移動し、前記第2アイドラは前記第2作動部のオン位置への移動により押されてオン位置に移動し、前記第1アイドラがオン位置に移動すると前記第2アイドラが一体でオン位置に移動し、該第2アイドラは前記第1アイドラとは独立して単独でオン位置に移動可能に設けられており、該第2アイドラに前記起動バルブのバルブステムが係合されて、該第2アイドラのオン位置への移動により該バルブステムがオン位置に移動して前記本体部に圧縮エアが給気される構成とした打ち込み工具。
  5. 請求項の何れか1項に記載した打ち込み工具であって、前記コンタクトアームのオン位置を検知する第1オン位置検知部材と、前記トリガのオン位置を検知する第2オン位置検知部材を備えた打ち込み工具。
  6. 請求項に記載した打ち込み工具であって、前記第1及び第2オン位置検知部材により得られる前記コンタクトアームと前記トリガの位置情報及び該両者のオン操作の時間差に基づいて前記電磁弁のオンオフ制御を行うコントローラを備えた打ち込み工具。
  7. 請求項記載の打ち込み工具であって、第1モードと第2モードを切り換えるモード切り換えレバーを備え、該モード切り換えレバーを前記第2モードに切り換えた状態においてのみ、前記コントローラは電力供給を受けて、前記コンタクトアームと前記トリガの位置情報及び該両者のオン操作の時間差に基づいて前記電磁弁のオンオフ制御を行う構成とした打ち込み工具。

JP2015060770A 2015-03-24 2015-03-24 打ち込み工具 Active JP6408944B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015060770A JP6408944B2 (ja) 2015-03-24 2015-03-24 打ち込み工具
PCT/JP2016/059004 WO2016152862A1 (ja) 2015-03-24 2016-03-22 打ち込み工具
US15/553,149 US10518397B2 (en) 2015-03-24 2016-03-22 Driving tool

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015060770A JP6408944B2 (ja) 2015-03-24 2015-03-24 打ち込み工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016179526A JP2016179526A (ja) 2016-10-13
JP6408944B2 true JP6408944B2 (ja) 2018-10-17

Family

ID=56978463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015060770A Active JP6408944B2 (ja) 2015-03-24 2015-03-24 打ち込み工具

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10518397B2 (ja)
JP (1) JP6408944B2 (ja)
WO (1) WO2016152862A1 (ja)

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6720634B2 (ja) * 2016-03-29 2020-07-08 マックス株式会社 手持ち工具
WO2018119074A1 (en) * 2016-12-22 2018-06-28 Senco Brands, Inc. Fastener driving tool with driver position sensors
JP6833565B2 (ja) * 2017-03-01 2021-02-24 株式会社マキタ 打ち込み工具
JP6824781B2 (ja) * 2017-03-01 2021-02-03 株式会社マキタ 打ち込み工具
JP6950424B2 (ja) 2017-09-29 2021-10-13 マックス株式会社 打込み工具
JP7043771B2 (ja) 2017-09-29 2022-03-30 マックス株式会社 打込み工具
JP6950423B2 (ja) 2017-09-29 2021-10-13 マックス株式会社 打込み工具
TWI759578B (zh) * 2018-02-19 2022-04-01 日商工機控股股份有限公司 釘打機
WO2019168075A1 (ja) 2018-03-01 2019-09-06 マックス株式会社 流体ダンパ及び打込み工具
JP7114934B2 (ja) * 2018-03-01 2022-08-09 マックス株式会社 空気圧工具
US11607785B2 (en) 2018-03-01 2023-03-21 Max Co., Ltd. Fastener-driving tool
WO2019168076A1 (ja) 2018-03-01 2019-09-06 マックス株式会社 流体ダンパ及び打込み工具
US11065749B2 (en) 2018-03-26 2021-07-20 Tti (Macao Commercial Offshore) Limited Powered fastener driver
CN111936272A (zh) * 2018-03-29 2020-11-13 工机控股株式会社 打入机
EP3785859A4 (en) * 2018-04-26 2021-06-23 Koki Holdings Co., Ltd. DRIVE MACHINE
JP7537281B2 (ja) * 2018-06-05 2024-08-21 工機ホールディングス株式会社 打込機
TW202007497A (zh) * 2018-08-06 2020-02-16 日商工機控股股份有限公司 釘打機
JPWO2020044951A1 (ja) * 2018-08-31 2021-08-10 工機ホールディングス株式会社 打込機
US11420312B2 (en) * 2018-12-03 2022-08-23 Black & Decker Inc. Fastener driving tool trigger assembly
ES2978451T3 (es) * 2018-12-12 2024-09-12 Bea Gmbh Clavadora neumática con equipo de seguridad
US11130221B2 (en) 2019-01-31 2021-09-28 Milwaukee Electric Tool Corporation Powered fastener driver
JP7263831B2 (ja) * 2019-02-22 2023-04-25 マックス株式会社 空気圧式工具
EP3698925B1 (en) * 2019-02-22 2021-10-06 Max Co., Ltd. Pneumatic tool
JPWO2020179305A1 (ja) * 2019-03-01 2021-12-23 工機ホールディングス株式会社 打込機
JP7435312B2 (ja) * 2020-06-30 2024-02-21 マックス株式会社 空気圧工具
JP7463883B2 (ja) * 2020-06-30 2024-04-09 マックス株式会社 空気圧工具
CN115464603A (zh) * 2021-06-10 2022-12-13 株式会社牧田 旋转冲击工具

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4298072A (en) * 1979-08-31 1981-11-03 Senco Products, Inc. Control arrangement for electro-mechanical tool
JP2727960B2 (ja) * 1994-02-28 1998-03-18 マックス株式会社 釘打機の起動装置
JPH09507172A (ja) * 1994-10-21 1997-07-22 センコ プロダクツ、インコーポレーテッド 圧縮空気駆動のファスナ打込機/その電子制御システム
JP3287172B2 (ja) * 1995-04-05 2002-05-27 マックス株式会社 釘打ち機のトリガ装置
JPH09109058A (ja) 1995-10-13 1997-04-28 Makita Corp 打込み工具の動作切換え機構
US7810688B2 (en) * 2007-12-21 2010-10-12 De Poan Pneumatic Corp. Nail gun switch mechanism
JP5589804B2 (ja) * 2010-11-30 2014-09-17 日立工機株式会社 打込機
US9550288B2 (en) * 2012-10-22 2017-01-24 Illinois Tool Works Inc. Fastener-driving tool including a reversion trigger
JP2014091196A (ja) 2012-11-05 2014-05-19 Makita Corp 打ち込み工具
DE102013106657A1 (de) * 2013-06-25 2015-01-08 Illinois Tool Works Inc. Eintreibwerkzeug zum Eintreiben von Befestigungsmitteln in ein Werkstück

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016152862A1 (ja) 2016-09-29
US20180117748A1 (en) 2018-05-03
US10518397B2 (en) 2019-12-31
JP2016179526A (ja) 2016-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6408944B2 (ja) 打ち込み工具
CN110382168B (zh) 打入工具
JP6833565B2 (ja) 打ち込み工具
JP6950423B2 (ja) 打込み工具
JP2012187640A (ja) 打込み工具
JP5280674B2 (ja) 手持ち式打ち込み装置
WO2013161909A1 (ja) 打込み工具
US11571793B2 (en) Driving tool
JP5055817B2 (ja) 打込み工具におけるコンタクト機構
CN109803794B (zh) 具有单次和接触触发的气动钉枪
JP2002346946A (ja) 釘打機における連続打ちと単発打ちの切換え機構
JP2002346946A5 (ja)
JP6969671B2 (ja) 打込機
JP3825866B2 (ja) 固着具打込機のトリガ装置
JP7263832B2 (ja) 空気圧式工具
JP4461638B2 (ja) タッカーにおける空打ち防止機構
CN111727106A (zh) 打入机
JP5259498B2 (ja) 打ち込み工具
JP4082356B2 (ja) 釘打機の起動装置
JP3344457B2 (ja) 釘打機における連続打ちと単発打ちの切換え機構
JP2006198722A (ja) 空打ち防止機能を有する固着具打込機
JP2012148347A (ja) 打込み工具
JP2005193345A (ja) 釘打機の起動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180710

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180918

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6408944

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250