JP6497028B2 - 液体消費装置 - Google Patents
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Description
されていた液体容器内の液体の劣化の度合いを推定したり、異なる粘度の液体が貯留された複数種類の液体容器が装着部に装着可能である場合において、装着された液体容器の種類を特定することができる。
図1に示されるように、プリンタ10は、インクジェット記録方式に基づいて、記録用紙に対してインク滴を選択的に吐出することにより画像を記録するものである。プリンタ10(液体消費装置の一例)は、記録ヘッド21(液体消費部の一例)と、インク供給装置100と、記録ヘッド21及びインク供給装置100を接続するインクチューブ20とを備えている。インク供給装置100には、カートリッジ装着部110(装着部の一例)が設けられている。カートリッジ装着部110には、インクカートリッジ30(液体容器の一例)が装着され得る。カートリッジ装着部110には、その一面に開口112が設けられている。インクカートリッジ30は、開口112を通じてカートリッジ装着部110に挿入向き56に挿入され、或いはカートリッジ装着部110から脱抜向き55に抜き出される。
インク供給装置100は、図1に示されるように、プリンタ10に設けられている。インク供給装置100は、プリンタ10が備える記録ヘッド21にインクを供給するものである。インク供給装置100は、インクカートリッジ30を装着可能なカートリッジ装着部110を備えている。カートリッジ装着部110は、ケース101と、インクニードル102(液体抽出管の一例)と、センサ103(検出部の一例)と、装着センサ107(装着検出部の一例)と、ロッド114とを備えている。なお、図1においては、カートリッジ装着部110へのインクカートリッジ30の装着が完了した状態が示されている。カートリッジ装着部110には、図2に示されるように、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応する4つのインクカートリッジ30が収容可能である。また、インクニードル102、センサ103、装着センサ107、及びロッド114は、4つのインク
カートリッジ30それぞれに対応して、4つずつ設けられている。
ケース101には、開口112が形成されている。また、ケース101は、開口112とは反対側に位置する奥面を備えている。インクニードル102は、図1及び図2に示されるように、ケース101の奥面から脱抜向き55に突出している。インクニードル102は、ケース101の奥面において、インクカートリッジ30のインク供給部60に対面し得る位置に配置されている。インクニードル102は、内部に液体流路が形成された管状の樹脂針であって、その突出端に開口が設けられており、基端にインクチューブ20が接続されている。インクニードル102は、開口61を通じてインク供給部60に進入する。これにより、インク室36内のインクは、インク供給部60の内部空間を通じてインクニードル102に接続されたインクチューブ20に流出される。
センサ103は、図1及び図2に示されるように、インクニードル102より鉛直方向の上方において、ケース101の奥面から脱抜向き55に突出している。センサ103は、幅方向51に対向して配置された発光部104及び受光部105を備える。カートリッジ装着部110への装着が完了したインクカートリッジ30は、発光部104及び受光部105の間に配置される。換言すれば、発光部104及び受光部105は、カートリッジ装着部110への装着が完了したインクカートリッジ30を挟んで対向配置されている。
ートリッジ装着部110に装着される過程のインクカートリッジ30に対面する位置に配置されていてもよい。すなわち、センサ103は、カートリッジ装着部110に装着されたインクカートリッジ30に対面する位置に配置されていればよい。
装着センサ107は、図1及び図2に示されるように、インクニードル102より鉛直方向の上方において、ケース101の奥面に設けられている。装着センサ107は、カートリッジ装着部110内におけるインクカートリッジ30の挿入経路上の装着検出位置に配置されている。そして、装着センサ107は、装着検出位置におけるインクカートリッジ30の有無に応じた検出信号を制御部130に出力する。本実施形態においては、カートリッジ装着部110へのインクカートリッジ30の装着が完了したときのインクカートリッジ30が装着検出位置に位置するように、装着センサ107が配置されている。
ロッド114は、図1及び図2に示されるように、インクニードル102より鉛直方向の上方において、ケース101の奥面から脱抜向き55に突出している。ロッド114は、ケース101の奥面において、インクカートリッジ30の大気連通口65に対面し得る位置に配置されている。インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されることにより、ロッド114は、大気連通口65を封止する封止膜65A(図5(A)参照)を突き破って、インク室36(より具体的には、第1貯留室36A)を大気に連通させる。
インクカートリッジ30は、図3に示されるように、内部にインク室36を有するフレーム31と、フレーム31に突設されたインク供給部60とを有する。このインクカートリッジ30は、インク室36に貯留されたインクをインク供給部60を通じて外部に供給する。インクカートリッジ30は、図3に示された起立状態、つまり、同図の下側の面を底面とし、同図の上側の面を上面として、カートリッジ装着部110に対して挿抜方向50に沿って挿抜される。本実施形態では、挿抜方向50は水平方向である。また、起立状態におけるインクカートリッジ30の幅方向51及び奥行き方向53もそれぞれ水平方向である。また、起立状態におけるインクカートリッジ30の高さ方向52は重力方向(鉛直方向)である。脱抜向き55及び挿入向き56は、各々が挿抜方向50に沿う向きであり、且つ互いに反対の向きである。また、挿抜方向50は、奥行き方向53に一致する。
インク供給部60は、図1及び図3に示されるように、フレーム31の前壁40から挿入向き56に突出する円筒部である。インク供給部60の先端には、開口61(液体供給口の一例)が設けられている。インク供給部60の内部空間は、開口61を通じてインクカートリッジ30の外部と連通可能である。また、インク供給部60の内部空間は、その基端側においてフレーム31の内部空間(すなわち、インク室36)に連通されている。すなわち、インク室36は、インク供給部60を通じてインクカートリッジ30の外部に連通される。但し、カートリッジ装着部110に装着される前のインク供給部60の開口61は、封止膜61A(図5(A)参照)によって閉塞されている。
成されている場合も含む。また、封止膜61Aは、インクニードル102により貫通された後にインクニードル102が封止膜61Aから引き抜かれても、自身の弾性によりインクニードル102によって形成された孔を塞ぐことが可能な弾性膜であってもよい。
前壁40には、図1及び図3に示されるように、大気連通口65が設けられている。より詳細には、大気連通口65は、インク供給部60より鉛直方向の上方において、前壁40を厚み方向(すなわち、奥行き方向53)に貫通している。また、大気連通口65は、第2壁45Bより上方に設けられている。さらに、大気連通口65は、カートリッジ装着部110のロッド114に対面し得る位置に設けられている。カートリッジ装着部110に装着される前のインクカートリッジ30において、大気連通口65は、封止膜65Aによって閉塞されている。そして、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されることにより、ロッド114によって封止膜65Aが破られ、インク室36(より具体的には、第1貯留室36A)が大気に連通される。
インク室36は、図1及び図3(B)に示されるように、隔壁45によって第1貯留室36A及び第2貯留室36Bに区画されている。インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される前において、第1貯留室36Aには、インクが貯留されている。一方、第2貯留室36Bには、インクが貯留されていてもよいし、貯留されていなくてもよい。但し、第2貯留室36Bには、第1貯留室36Aに連通されることによって、第1貯留室36Aからインクが流入可能な空間が設けられている。なお、本実施形態においては、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される前において、第2貯留室36Bにはインクが貯留されていない。本実施形態における第1貯留室36Aは、第1壁45Aより前壁40から遠い側に設けられている。換言すれば、本実施形態における第2貯留室36Bは、第1壁45Aより前壁40に近い側に設けられている。すなわち、本実施形態における第1貯留室36A及び第2貯留室36Bは、第1壁45Aを間に挟んで挿抜向き50に隣接して設けられている。
トリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体などのフッ素樹脂からなる。
インク室内バルブ70は、図1に示されるように、閉塞部材71と、コイルバネ72(付勢部材の一例)とで構成される。閉塞部材71は、直径が貫通孔45Cより大きい円柱形状である。閉塞部材71は、第1貯留室36A内において、貫通孔45Cと奥行き方向53に対面する位置に配置されている。この閉塞部材71は、貫通孔45Cの周縁に密着することによって貫通孔45Cを閉塞させ、貫通孔45Cの周縁から離間することによって貫通孔45Cを開放する。コイルバネ72は、第1貯留室36Aの内部において、一端が第1貯留室36Aの挿入向き56を向く内面に当接され、他端が閉塞部材71の脱抜向き55を向く壁面に当接されている。そして、コイルバネ72は、閉塞部材71を挿入向き56に付勢する。但し、コイルバネ72は付勢部材の一例であって、板バネや樹脂バネ等であってもよい。
プリンタ10は、さらに制御部130を備える。制御部130は、図4に示されるように、CPU131、ROM132、RAM133、EEPROM134、及びASIC135を備えており、これらは内部バス137によって接続されている。ROM132には、CPU131が各種動作を制御するためのプログラムなどが格納されている。RAM133は、CPU131が上記プログラムを実行する際に用いるデータや信号等を一時的に記録する記憶領域、或いはデータ処理の作業領域として使用される。EEPROM134には、電源オフ後も保持すべき設定やフラグ等が格納される。なお、CPU131、ROM132、RAM133、EEPROM134、及びASIC135は、その一部又は全部が1つのICチップで構成されていてもよいし、複数のICチップに分かれて構成されていてもよい。
カートリッジ装着部110へのインクカートリッジ30の挿入は、カートリッジ装着部110の開口112に対して開閉するカバーが開かれてから開始される。まず、図5(A
)に示されるように、カートリッジ装着部110に挿入される過程のインクカートリッジ30は、封止膜61Aによって開口61が閉塞され、インク室内バルブ70によって貫通孔45Cが閉塞されている。また、この状態において、センサ103はハイレベル信号を制御部130に出力し、装着センサ107はローレベル信号を制御部130に出力している。
温度センサ106から出力される信号によって特定される温度が低いほど、閾値範囲の上限値及び下限値の少なくとも一方を大きくする。ステップS7の処理を実行する制御部130は、決定手段の一例である。
い場合(S23:No)、制御部130は、図7の処理を終了する。一方、画像記録指示を取得した場合(S23:Yes)、制御部130は、記録ヘッド21、給紙ローラ23、搬送ローラ対25、排出ローラ対27等を直接的及び間接的に制御することによって記録用紙に画像を記録(S24)し、図7の処理を終了する。なお、ステップS24の処理は、記録用紙1枚に対する画像記録処理が終了する時点までを一つの処理として終了してもよいし、取得した全ての画像データに対応する画像記録処理が終了した時点までを一つの処理として終了してもよい。
第1貯留室36Aから第2貯留室36Bへ移動したインクの流量は、インクの粘度によって大きく変動する。そこで、本実施形態のように、貫通孔45Cが開放されてから第2貯留室36Bのインクの液面が検出位置を上回るまでの通過時間を計測することにより、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された時点におけるインク室36内のインクの粘度を推定することができる。
よって検出する例を説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、後述する変形例2、3のように、第1貯留室36Aに貯留されたインクの液面をセンサ103によって検出してもよい。具体的には、センサ103は、貫通孔45Cが開放される前の第1貯留室36Aに貯留されたインクの液面より鉛直方向の下方に配置される。そして、制御部130は、装着センサ107からハイレベル信号が出力されてから、センサ103からハイレベル信号が出力されるまでの時間を、通過時間として計測してもよい。
れにより、粘度が大きく変化したインクを吐出することによる記録ヘッド21のトラブルを防止することができる。但し、ステップS24をスキップする処理は必須ではない。すなわち、制御部130はインク粘度の異常を報知する処理(S26)のみを実行し、記録ヘッド21を動作させるか否かはユーザの判断に委ねてもよい。なお、その際の制御部130の制御フローは、図6及び図7に示したものとは異なるが、その詳細な説明は割愛する。
るバルブ機構によって開閉されてもよい。また、大気連通口65を半透膜によって封止することにより、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される前からインク室36を大気に連通させてもよい。
変形例1に係る隔壁45は、図8に示されるように、前壁40及び後壁41と概ね平行であって、上壁39及び下壁42に接続されている。また、大気連通口65は、第2貯留室36Bを大気に連通させる。また、変形例1に係る閉塞部材71は、第2貯留室36B側から貫通孔45Cを閉塞する。さらに、変形例1に係る第1貯留室36Aは、大気圧以上の第1圧力に維持されている。一方、変形例1に係る第2貯留室36Bは、第1圧力より大きい第2圧力に維持されている。すなわち、第2貯留室36Bの内圧は、第1貯留室36Aの内圧より高い。
変形例2に係る隔壁45は、図9に示されるように、上壁39及び下壁42と概ね平行
であって、前壁40及び後壁41に接続される。すなわち、変形例2に係る隔壁45は、インク室36を高さ方向52に区画する。換言すれば、変形例2に係る第1貯留室36A及び第2貯留室36Bは、高さ方向52(挿入向き56に交差する方向の一例)に隣接して設けられている。インク供給部60は、第2貯留室36Bに対面する位置において、前壁40に設けられている。大気連通口65は、第1貯留室36Aに対面する位置において、前壁40に設けられている。
て、ローレベル信号からハイレベル信号に変化する。すなわち、制御部130は、センサ103から出力される検出信号がハイレベル信号からローレベル信号に変化してから、ローレベル信号からハイレベル信号に変化するまでの時間を、通過時間として計測すればよい。
変形例3に係る隔壁45は、図12及び図13に示されるように、上壁39及び下壁42と概ね平行であって、前壁40及び後壁41に接続されている。すなわち、変形例3に係る隔壁45は、インク室36を高さ方向52に区画する。換言すれば、変形例3に係る第1貯留室36A及び第2貯留室36Bは、高さ方向52に隣接して設けられている。イ
ンク供給部60は、第2貯留室36Bに対面する位置において、前壁40に設けられている。大気連通口65は、第1貯留室36Aに対面する位置において、前壁40に設けられている。
21・・・記録ヘッド
30・・・インクカートリッジ
36・・・インク室
36A・・・第1貯留室
36B・・・第2貯留室
40・・・前壁
40A・・・第1貫通孔
40B・・・第2貫通孔
40C,40D・・・封止膜
41・・・後壁
45・・・隔壁
45C,45D・・・貫通孔
60・・・インク供給部
61・・・開口
65・・・大気連通口
70・・・インク室内バルブ
71,80・・・閉塞部材
72・・・コイルバネ
75・・・半透膜
102・・・インクニードル
103・・・センサ
104・・・発光部
105・・・受光部
106・・・温度センサ
107・・・装着センサ
110・・・カートリッジ装着部
114・・・ロッド
115・・・連通管
115A・・・第1端部
115B・・・第2端部
116・・・超音波照射部
130・・・制御部
Claims (19)
- 液体が貯留された第1貯留室、上記第1貯留室に連通されることによって上記第1貯留室から液体が流入可能な第2貯留室、及び上記第1貯留室又は上記第2貯留室から液体を流出させる液体供給口を有する液体容器と、
上記液体容器が着脱可能に装着される装着部と、
上記装着部に装着された上記液体容器から上記液体供給口を通じて流出された液体を消費する液体消費部と、
上記装着部に装着された上記液体容器の上記第1貯留室及び上記第2貯留室を連通させる連通機構と、
上記連通機構によって互いに連通された上記第1貯留室から上記第2貯留室へ移動した液体の量に応じた検出信号を出力する検出部と、
制御部と、を備えており、
上記制御部は、
上記検出部から出力された検出信号に基づいて、上記第1貯留室から上記第2貯留室へ移動した液体の流量を特定し得る物理量を計測する計測手段と、
上記計測手段によって計測された上記物理量が閾値範囲に含まれるか否かを判断する判断手段と、を含み、
上記計測手段は、上記検出部から出力された検出信号に基づいて、上記第1貯留室或いは上記第2貯留室に貯留された液体の液面が、予め定められた2点間を通過するのに要する通過時間を上記物理量として計測する液体消費装置。 - 上記検出部は、上記第1貯留室に貯留された液体の液面が検出位置を下回ったことを条件として、或いは上記第2貯留室に貯留された液体の液面が検出位置を上回ったことを条件として、検出信号を出力するものであり、
上記計測手段は、上記連通機構によって上記第1貯留室及び上記第2貯留室が連通されてから、上記検出部によって検出信号が出力されるまでの時間を、上記通過時間としてとして計測する請求項1に記載の液体消費装置。 - 該液体消費装置は、上記装着部内における上記液体容器の挿入経路上の装着検出位置に設けられており、上記装着検出位置における上記液体容器の有無に応じた検出信号を出力する装着検出部を備えており、
上記計測手段は、上記装着検出部によって上記液体容器が上記装着検出位置に存在することを示す検出信号が出力されてから、上記検出部によって検出信号が出力されるまでの時間を、上記通過時間として計測する請求項2に記載の液体消費装置。 - 上記液体容器は、
上記装着部に対する上記液体容器の挿入向きの前側に位置し、上記液体供給口が形成された前壁と、
上記挿入向きに隣接する上記第1貯留室及び上記第2貯留室を区画すると共に、上記液体供給口を通り且つ上記挿入向きと逆向きの脱抜向きに延びる仮想線上に貫通孔が形成された隔壁と、
上記隔壁より上記前壁から遠い側に設けられた上記第1貯留室と、
上記隔壁より上記前壁に近い側に設けられた上記第2貯留室と、
上記第1貯留室側から上記貫通孔を閉塞させる閉塞部材と、
上記閉塞部材を上記挿入向きに付勢する付勢部材と、を有しており、
上記連通機構は、上記液体供給口に対面する位置において上記装着部の奥面から上記脱抜向きに突出し且つその突出端に設けられた開口と上記液体消費部とを連通させる液体流路が内部に形成された液体抽出管であって、上記装着部に装着された上記液体容器の上記
液体供給口を通って、上記閉塞部材を上記付勢部材の付勢力に抗して上記脱抜向きに押圧する請求項3に記載の液体消費装置。 - 上記液体容器は、
上記装着部に対する上記液体容器の挿入向きの前側に位置し、上記液体供給口が形成された前壁と、
上記挿入向きに隣接する上記第1貯留室及び上記第2貯留室を区画すると共に、上記液体供給口を通り且つ上記挿入向きと逆向きの脱抜向きに延びる仮想線上に貫通孔が形成された隔壁と、
上記隔壁より上記前壁から遠い側に設けられた上記第1貯留室と、
上記隔壁より上記前壁に近い側に設けられた上記第2貯留室と、
上記貫通孔の周縁に密着して、当該貫通孔を閉塞させる薄膜と、を有しており、
上記連通機構は、上記液体供給口に対面する位置において上記装着部の奥面から上記脱抜向きに突出し且つその突出端に設けられた開口と上記液体消費部とを連通させる液体流路が内部に形成された液体抽出管であって、上記装着部に装着された上記液体容器の上記液体供給口を通って、上記薄膜を貫通する請求項3に記載の液体消費装置。 - 上記液体容器は、
上記装着部に対する上記液体容器の挿入向きの前側に位置し、上記液体供給口、上記第1貯留室に連通する第1貫通孔、及び上記第2貯留室に連通する第2貫通孔が形成された前壁と、
上記液体容器の内部において上記前壁に連結されており、上記挿入向きに交差する方向において隣接する上記第1貯留室及び第2貯留室を区画する隔壁と、
上記第1貫通孔を閉塞させる第1閉塞部材と、
上記第2貫通孔を閉塞させる第2閉塞部材と、を有しており、
上記連通機構は、各々の先端が外部に開口され且つ相互に連通された第1端部及び第2端部を有する連通管であって、
上記第1端部は、上記第1貫通孔に対面する位置において上記装着部の奥面から上記挿入向きと逆向きの脱抜向きに突出しており、上記第1閉塞部材による閉塞を解除して、上記装着部に装着された上記液体容器の上記第1貫通孔を通じて上記第1貯留室に進入し、
上記第2端部は、上記第2貫通孔に対面する位置において上記装着部の奥面から上記脱抜向きに突出しており、上記第2閉塞部材による閉塞を解除して、上記装着部に装着された上記液体容器の上記第2貫通孔を通じて上記第2貯留室に進入する請求項3に記載の液体消費装置。 - 該液体消費装置は、上記液体供給口に対面する位置において上記装着部の奥面から上記脱抜向きに突出し且つその突出端に設けられた開口と上記液体消費部とを連通させる液体流路が内部に形成された液体抽出管を備えており、
上記液体供給口は、上記第1貫通孔及び上記第2貫通孔より鉛直方向の下方において、上記前壁に形成されている請求項6に記載の液体消費装置。 - 上記液体容器は、
大気圧以上の第1圧力に維持された上記第1貯留室と、
上記第1圧力より大きい第2圧力に維持された上記第2貯留室と、
上記装着部に対する上記液体容器の挿入向きの前側に位置し、上記第2貯留室を大気に連通させる大気連通口が形成された前壁と、
上記第1貯留室及び上記第2貯留室を区画すると共に、上記第1貯留室及び上記第2貯留室を連通させる貫通孔が形成された隔壁と、
上記第1貯留室及び上記第2貯留室の圧力差によって上記第2貯留室側から上記貫通孔の周縁に密着して、当該貫通孔を閉塞させる閉塞部材と、を有しており、
上記連通機構は、上記大気連通口に対面する位置において上記装着部の奥面から上記挿入向きと逆向きの脱抜向きに突出するロッドであって、上記装着部に装着された上記液体容器の上記大気連通口を開放する請求項3に記載の液体消費装置。 - 上記検出部は、上記装着部に装着された上記液体容器の上記検出位置を挟んで対向配置された発光部及び受光部を備えており、上記発光部から出力された光が上記受光部で受光されたことを条件として検出信号を出力するものであり、
上記第1貯留室或いは上記第2貯留室に貯留された液体は、上記発光部から出力された光を遮光し、
上記検出部に対面する位置において上記第1貯留室或いは上記第2貯留室を区画する区画壁は、上記発光部から出力された光を透過させる請求項2から8のいずれかに記載の液体消費装置。 - 上記液体容器は、
上記第1貯留室及び上記第2貯留室を区画すると共に、上記第1貯留室及び上記第2貯留室を連通させる貫通孔が形成された隔壁と、
上記貫通孔を閉塞部材を閉塞させる閉塞部材と、を有しており、
上記連通機構は、上記制御部から破壊信号を取得したことを条件として、上記閉塞部材を破壊するものであり、
上記計測手段は、破壊信号が出力されてから、上記検出部によって検出信号が出力されるまでの時間を、上記通過時間として計測する請求項1に記載の液体消費装置。 - 上記連通機構は、熱を加えることによって上記閉塞部材を破壊する請求項10に記載の液体消費装置。
- 上記連通機構は、超音波を加えることによって上記閉塞部材を破壊する請求項10に記載の液体消費装置。
- 上記第1貯留室及び上記第2貯留室を区画する隔壁には、上記第1貯留室及び上記第2貯留室を連通させる貫通孔が形成されており、且つ上記貫通孔を覆う位置において上記隔壁の少なくとも一方の面に気体透過膜が密着しており、
上記貫通孔の上記第1貯留室側の端部は、上記第1貯留室に貯留された液体の液面より鉛直方向の上方に位置している請求項1から12のいずれかに記載の液体消費装置。 - 上記第1貯留室を区画する上記液体容器の外壁には、上記第1貯留室を大気に連通させる大気連通口が形成されている請求項1から13のいずれかに記載の液体消費装置。
- 該液体消費装置は、温度に応じた信号を出力する温度検出部を備えており、
上記制御部は、上記温度検出部から出力される信号に基づいて、上記閾値範囲を決定する決定手段を含む請求項1から14のいずれかに記載の液体消費装置。 - 上記制御部は、上記通過時間が上記閾値範囲を外れたと上記判断手段によって判断されたことを条件として、上記液体容器に関する情報を報知する報知手段を含む請求項1から15のいずれかに記載の液体消費装置。
- 上記制御部は、上記通過時間が上記閾値範囲を外れたと上記判断手段によって判断されたことを条件として、上記液体消費部による液体の消費を規制する規制手段を含む請求項1から16のいずれかに記載の液体消費装置。
- 上記液体容器は、液体であるインクが貯留されたインクカートリッジであり、
上記液体消費部は、
インクが吐出されるノズルと、
駆動されることによって上記ノズルにインクを吐出させるアクチュエータと、を備えており、
上記制御部は、上記通過時間が上記閾値範囲に含まれる場合と、上記通過時間が上記閾値範囲から外れた場合とで、上記ノズルから吐出されるインク量が略同一となるように、上記アクチュエータに印加する駆動電圧を調整する駆動制御手段を含む請求項1から16のいずれかに記載の液体消費装置。 - 液体が貯留された第1貯留室、上記第1貯留室に連通されることによって上記第1貯留室から液体が流入可能な第2貯留室、及び上記第1貯留室又は上記第2貯留室から液体を流出させる液体供給口を有する液体容器と、
上記液体容器が着脱可能に装着される装着部と、
上記装着部に装着された上記液体容器から上記液体供給口を通じて流出された液体を消費する液体消費部と、
上記装着部に装着された上記液体容器の上記第1貯留室及び上記第2貯留室を連通させる連通機構と、
上記連通機構によって互いに連通された上記第1貯留室から上記第2貯留室へ移動した液体の量に応じた検出信号を出力する検出部と、
制御部と、を備えており、
上記制御部は、
上記検出部から出力された検出信号に基づいて、上記第1貯留室から上記第2貯留室へ移動した液体の流量を特定し得る物理量を計測する計測手段と、
上記計測手段によって計測された上記物理量が閾値範囲に含まれるか否かを判断する判断手段と、を含み、
上記第1貯留室及び上記第2貯留室を区画する隔壁には、上記第1貯留室及び上記第2貯留室を連通させる貫通孔が形成されており、且つ上記貫通孔を覆う位置において上記隔壁の少なくとも一方の面に気体透過膜が密着しており、
上記貫通孔の上記第1貯留室側の端部は、上記第1貯留室に貯留された液体の液面より鉛直方向の上方に位置している液体消費装置。
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