JP6495049B2 - ロック装置 - Google Patents
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Description
このタンブルシートは、通常は、フロアに設けられたストライカが進入可能な溝が形成され、ストライカが溝に進入可能なアンロック位置からストライカの溝からの離脱を禁止するロック位置まで回転可能で、アンロック位置方向に付勢されたフック,ストライカの進入軌跡を中心にフックと反対側に回転可能に設けられ、フックに係合する方向に付勢され、ロック位置に位置するフックに係合することによりフックの回転を禁止するポールを有し、フロアに設けられたストライカに対してロック/ロック解除可能なロック機構によりフロアに固定されている。
(1) キャンセル機構とポールとの距離が長くなり、キャンセル機構が巨大化する。
(2) キャンセル機構のポールを動かす部品の移動軌跡が大きくなる。
シートクッションに対して前後方向に傾動可能に設けられたシートバックを有したシートをフロアにロック/ロック解除するロック装置であって、
前記フロアに設けられたストライカが進入可能な溝が形成され、前記ストライカが前記溝に進入可能なアンロック位置から前記ストライカの前記溝からの離脱を禁止するロック位置まで回転可能で、アンロック位置方向に付勢されたフック,前記ストライカの進入軌跡を中心に前記フックと反対側に回転可能に設けられ、前記フックに係合する方向に付勢され、前記ロック位置に位置する前記フックに係合することにより前記フックの回転を禁止するポールを有し、前記フロアに設けられた前記ストライカに対してロック/ロック解除可能なロック機構と、
前記フロアの前記ストライカにロックされた前記シートの前記シートバックを前記シートクッション方向に前傾させると、前記ポールを押接して、前記ポールを前記フックと非係合にし、前記シートバックの前傾が更に進むと、前記ポールへの押接がキャンセルされるキャンセル機構とを有し、
前記キャンセル機構は、前記ポールの半径方向外周面を押接し、前記ポール、前記フックのうち前記ポール側に配置されていることを特徴とするものである。
本実施形態のロック装置が設けられたタンブルシートを図4を用いて説明する。タンブルシート1は、着座者の臀部を支持するシートクッション3と、着座者の背部を支持するシートバック5とを有している。タンブルシート1は図示しないリクライニング装置を有し、シートバック5はシートクッション3に対して前後方向に傾動可能となっている。
シートクッション3の後部には、フロアFに設けられたストライカ(図1参照)にロック/ロック解除可能なロック装置9が設けられている。よって、ロック装置9をロック解除することにより、タンブルシート1は、ヒンジ機構7を中心にフロアFに対して跳ね上げ可能となっている。
<ロック装置9>
図1−図3を用いて、ロック装置9を説明する。尚、フロアFには、ストライカ10が設けられている。
ロック機構51のベース53には、ストライカ10が進入可能な溝53aが形成されている。溝53aを挟んで一方の側にはフック55が、他方の側にはポール61がそれぞれ配置される。
次に、ポール61にも、貫通した穴61cが形成されている。ベース53には、ポール61の穴61cに対向し、ポール61の穴61cの径より若干小さな径の穴53cが形成されている。そして、ポール61の穴61cを挿通し、ベース53の穴53cに一方の端部がかしめ止めされる軸65により、ポール61はベース53に回転可能に取り付けられている。尚、軸65の他方の端部には、ポール61のベース53からの離脱を禁止するつば部65aが形成されている。
ベース53とフック55との間には、両端面が開放面となった円筒状の軸59を巻回するようにスプリング(スパイラルスプリング )69が配置される。このスプリング69の外端部はフック55に形成された突起(図示せず)に係止され、内端部はベース53に係止されている。そして、このスプリング69により、フック55はアンロック位置方向(図1において矢印UL方向)に付勢されている。
また、ベース53の溝53aには、進入するストライカ10が当接し、ストライカ10とベース53との衝撃を緩和するクッションゴム67が設けられている。
<キャンセル機構>
図1−図3を用いてキャンセル機構101を説明する。図3に示すように、本実施形態のキャンセル機構101は、ストライカ10の進入軌跡(図3にて一点鎖線t)を中心にポール61側に配置されている。
ポール61の半径方向外周面には、第2凸部61eが形成され、この第2凸部61eには、後述するシートバック5の前傾に伴うキャンセルピン113の押接により、スプリング71の付勢力に抗して、ポール61をフック55から離脱(非係合)する方向に回転させる力を受けるアンロック面(立壁面)61dが形成されている。このアンロック面61dの頂部は、ポール61の回転中心(軸65)から一番離れた半径方向外周面となっている。即ち、アンロック面61dは、ポール61の回転中心(軸65)から一番離れた半径方向外周面に形成されている。
<着座可能状態>
図4(a)に示すタンブルシート1に着座可能な状態では、ロック装置9は、図5に示す状態にある。図5において、ロック機構51のフック55はロック位置にあり、溝55aにはストライカ10が係合し、フック55の凹部55eとポール61の第1凸部61aとが係合し、フック55のアンロック位置方向への回転が禁止されている(ロック状態)。
<タンブルシートの跳ね上げ>
タンブルシート1のリクライニング装置をロック解除し、図4(a)のような着座可能な位置にあるシートバック5を前傾させる。シートバック5の前傾に応じてケーブル107のインナケーブル107bが引かれ、スプリング115の付勢力に抗して、第1キャンセルリンク105が回転し、キャンセルピン113はポール61の第2凸部61eのアンロック面61dを押接する。このため、ポール61はフック55から離脱する方向(ポール61をフックと55と非係合となる方向)に回転し始める。
すると、フック55はスプリング69の付勢力により、アンロック位置方向に回転し、ストライカ10はフック55の溝55aから離脱可能な状態となる(ロック解除可能状態)。
タンブルシート1を跳ね上げながら、シートバック5を更に前傾させると、インナケーブル107bが更に引かれ、第1キャンセルリンク105も更に回転し、図7に示すようにキャンセルピン113はポール61の第2凸部61eのアンロック面61dに当接しながら、ポール61の回転中心より離れる方向に移動し、アンロック面61dの頂部に到達する。
(キャンセル機構作動直前)。
(1) 本実施形態のキャンセル機構101は、ストライカ10の進入軌跡tを中心にポール61側に配置されていることにより、キャンセル機構101とポール61との距離が短くなり、キャンセル機構101を小型化できる。また、キャンセル機構101のポール61を動かす部品である第1キャンセルリンク105の移動軌跡も小さくなる。
(4) ポール61のアンロック面61dは、ポール61の回転中心から一番離れた半径方向外周面に形成されていることにより、キャンセル機構は小さな力でポール61を駆動することができる。
51 ロック機構
55 フック
101 キャンセル機構
61 ポール
Claims (4)
- シートクッションに対して前後方向に傾動可能に設けられたシートバックを有したシートをフロアにロック/ロック解除するロック装置であって、
前記フロアに設けられたストライカが進入可能な溝が形成され、前記ストライカが前記溝に進入可能なアンロック位置から前記ストライカの前記溝からの離脱を禁止するロック位置まで回転可能で、アンロック位置方向に付勢されたフック,前記ストライカの進入軌跡を中心に前記フックと反対側に回転可能に設けられ、前記フックに係合する方向に付勢され、前記ロック位置に位置する前記フックに係合することにより前記フックの回転を禁止するポールを有し、前記フロアに設けられた前記ストライカに対してロック/ロック解除可能なロック機構と、
前記フロアの前記ストライカにロックされた前記シートの前記シートバックを前記シートクッション方向に前傾させると、前記ポールを押接して、前記ポールを前記フックと非係合にし、前記シートバックの前傾が更に進むと、前記ポールへの押接がキャンセルされるキャンセル機構とを有し、
前記キャンセル機構は、前記ポールの半径方向外周面を押接し、前記ポール、前記フックのうち前記ポール側に配置されていることを特徴とするロック装置。 - 前記ロック機構がロック状態の際には、
前記ロック機構のポールと前記キャンセル機構とは、当接していることを特徴とする請求項1記載のロック装置。 - 前記キャンセル機構は、前記ポールの回転中心から一番離れた半径方向外周面を押接することを特徴とする請求項1または2記載のロック装置。
- 前記ロック装置はベースとなるアタッチメントを有し、
前記キャンセル機構は、
前記シートバックと連動する第1キャンセルリンクと、前記第1キャンセルリンクと一体して回動する第2キャンセルリンクと、前記第2キャンセルリンクをロック状態の前記ポールに当接する方向に付勢するスプリングとを有し、
前記スプリングは一端を前記第2キャンセルリンクに、他端を前記アタッチメントに係止され、前記第1キャンセルリンクは前記第2キャンセルリンクを介して付勢することを特徴とする請求項3記載のロック装置。
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JP2015038492A JP6495049B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | ロック装置 |
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Family Applications (1)
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JP2015038492A Expired - Fee Related JP6495049B2 (ja) | 2015-02-27 | 2015-02-27 | ロック装置 |
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- 2015-02-27 JP JP2015038492A patent/JP6495049B2/ja not_active Expired - Fee Related
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