JP6470090B2 - 充電コネクター用ホルダー - Google Patents
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Description
この種の充電設備としては、ガソリンスタンドに類似した充電スタンドに設置される充電装置により行う形式と、一般家庭の電源を用いて行う形式とに大きく分けられ、いずれの形式においても、充電コネクターと充電ケーブルが用いられる。
図6に一般的な充電コネクター及び充電ケーブルの一部を示している。図6に示すように、充電コネクター9は、電動車両に設けられた充電口に差し込み、電気的に接続するためのもので、略円柱状のボディ90と、ボディ90の軸方向一端側から軸方向に沿って突出され、先端の開口面に複数極の端子を配置された円筒状の給電嵌合部91と、ボディ90の軸方向他端側から斜めに延びるグリップ92とを一体に備え、全体としてガン型に構成される。また、このボディ90の上部には略筒状のフック収納部901が形成され、その内部に、電動車両側の充電口に設けられた被係止部に係止されて、充電コネクター9と電動車両側の充電口との接続状態を保持するためのフック93が配置され、その先端がボディ90の軸方向一端側で給電嵌合部91の上部に突出される。このフック93は先端に給電嵌合部91の外周面に向けて突出する爪931を有し、このフック93の先端側が爪931の突出方向において進退自在に構成され、この爪931が常態としてバネ94の付勢力によって給電嵌合部91側に押し付けられるようになっている。そして、このフック収納部901の基端側に、フック93による押し付け状態を解除するための解除ボタン95が設けられ、ユーザーが解除ボタン95を押すと、バネ94の付勢力に抗してフック93が給電嵌合部91の外周面から離れる方向に移動し、電動車両側の充電口の被係止部と爪931との係止状態が解除されるようになっている。また、給電嵌合部91の下部には凸状部96が軸方向に向けて設けられている。このような充電コネクター9のグリップ92の下端側から充電ケーブルCが導出される。充電ケーブルCは、電力を給電するための給電ケーブルと制御信号を入出力するための通信ケーブルとからなり、その基端部は、充電装置の場合、充電装置の電源部に接続され、一般家庭の電源を用いる場合は、電源コンセントに接続できるようにプラグが装着される。
充電設備を使って、車両の車載電池を充電する場合、充電コネクター9を電動車両に設けられた充電口に差し込み、電動車両と電源とを充電コネクター9、充電ケーブルCを介して接続し、電動車両の車載電池を通電する。
この種の充電コネクター用ホルダーが例えば特許文献1などにより提案されている。
この種の充電コネクター用ホルターは、図7に示すように、充電装置の周囲他各ホルダー設置面に取付ねじSを用いて固定されるホルダーベース81と、ホルダーベース81の前面に取付ねじSにより取り付けられるホルダー本体82とを備え、全体として上下方向に長い略箱状に形成される。ホルダー本体82の上面部には充電ケーブルを掛け回すための凹部が設けられ、ホルダー本体82の前面部下部側には、充電コネクターの給電嵌合部が差し込み接続されるコネクター保持部84が略円筒状に形成されて前面部に開口され、さらに、このコネクター保持部84の上部に充電コネクターのフックが挿入される凹部85が設けられて、この凹部85の内側に充電コネクターのフックの爪が係止可能な突起851が設けられる。そして、このホルダー本体82の前面部上部側に、充電コネクターのフックと突起851との係止位置においてフックをロックして充電コネクターを錠止するための錠前86が設けられる。この場合、錠前86は、シリンダー錠が採用され、ロータに止め金が回動可能に取り付けられる。このシリンダー錠はホルダー本体82の前面部で凹部85の上方に形成された取付穴に取り付けられて、鍵穴がホルダー本体82の前面部に表出される。キーは、施錠位置においてのみ抜き差し可能である。このようにして シリンダー錠をキーの回転操作により施錠すると、止め金がホルダー本体82前面部の凹部85の突起851の上方に回動(前進)されて、ホルダー本体82に保持された充電コネクターのフックの直上でフックの起き上がりを阻止し、シリンダー錠86をキーの回転操作により解錠すると、止め金がホルダー本体82前面部の凹部85の突起851の上方から離れた位置に回動(後退)されて、ホルダー本体82に保持された充電コネクターのフックの直上を開放し、フックの起き上がりを許容するようになっている。
この充電コネクター用ホルダーはホルダーベース81が充電装置などの所定の取付位置に配置され、複数の取付ねじSをホルダーベース81の前後面に貫通されたねじ挿通部、充電装置の所定の取付位置のねじ挿通部に通してナットに締結され、このホルダーベース81上にホルダー本体82を被せ合わせ、複数の取付ねじSをホルダー本体82の前面部の例えば保持部84の周囲に貫通されたねじ挿通部から、これに対応してホルダーベース81の前後面に貫通されたねじ挿通部、充電装置の所定の取付位置のねじ挿通部を通してナットに締結され、充電装置の所定の取付位置に固定される。
そして、充電コネクターをホルダー本体82に保持するときは、充電コネクターの給電嵌合部をホルダー本体82の保持部84に挿入し押し込む。これによりフックが凹部85内に挿入されフックの爪が凹部85内の突起851に係止されて、充電コネクターがホルダー本体82に固定保持される。そして、シリンダー錠86をキーの回転操作により施錠すると、止め金により、ホルダー本体82に保持された充電コネクターのフックがロックされる。なお、充電ケーブルはホルダー本体82の上から上面部の凹部に巻き掛けておく。充電コネクターをホルダー本体82から取り外す場合は、シリンダー錠をキーの回転操作により解錠して、ホルダー本体82に保持された充電コネクターのフックの止め金によるロックを解除し、充電コネクターの解除ボタンを押下してフックと凹部85の突起851との係合を外し、充電コネクターを保持部84から引き抜けばよい。
しかしながら、この種の充電コネクター用ホルダーを、充電装置の周囲や建物、塀の壁面などのホルダー設置面に取り付ける場合、ホルダーベースをホルダー設置面に配置し、複数の取付ねじをホルダーベースの前後面に貫通されたねじ挿通部、ホルダー設置面の所定の取付位置のねじ挿通部に通してナットに締結し、このホルダーベース上にホルダー本体を被せ合わせ、複数の取付ねじをホルダー本体の例えば前面部で保持部の周囲に貫通されたねじ挿通部から、ホルダーベースの前後面に貫通されたねじ挿通部、ホルダー設置面のねじ挿通部に通してナットに締結して、ホルダー設置面に取り付けるので、取付ねじがこのホルダーの外から見えてしまい、この取付ねじを取り外せば、ホルダー本体をホルダーベースから簡単に取り外すことができ、錠前だけでは、充電コネクターがホルダー本体に保持された状態を確実にロック(施錠)することはできない、という問題がある。
また、この種の充電コネクター用ホルダーは全体が、通常、鋼材など剛性を有する金属材料により形成されるが、金属材料の場合、コストが増大するので、コストを低減するため、合成樹脂材料により形成しようとすると、強度不足が懸念される、という問題がある。
さらに、この種の充電コネクター用ホルダーでは、錠前に止め金が取り付けられ、施錠時は、止め金がホルダー本体前面部の凹部の突起の上方に回動されて、ホルダー本体に保持された充電コネクターのフックの直上でフックの起き上がりを阻止し、解錠時は、止め金がホルダー本体前面部の凹部の突起の上方から離れた位置に回動されて、ホルダー本体に保持された充電コネクターのフックの直上を開放するようになっているが、この止め金はホルダー本体内に軸支されているため、ドライバーなどの細い棒状のものを凹部に通し、ハンマーなどを使って止め金を叩けば、止め金が曲がったり軸が折れたりして止め金が破壊される恐れがあり、止め金の軸が折れてしまうと、錠前による充電コネクターの錠止の状態を保持することができない、という問題がある。
またさらに、この種の充電コネクター用ホルダーでは、ホルダー本体の前面部の保持部が略円筒状に形成され、その前後面が開口されるため、ホルダー本体内に入った水(雨水)やごみがコネクター保持部内に入り込み、この水やごみがコネクター保持部内に保持された充電コネクターの給電嵌合部の先端面に接触する恐れがある、という問題がある。
充電装置の周囲や建物、塀の壁面などのホルダー設置面に取付ねじを用いて固定されるホルダーベースと、前記ホルダーベースの前面側に取付ねじにより取り付けられ、前面部に開口され充電コネクターの給電嵌合部を保持可能なコネクター保持部、及び前面部の前記コネクター保持部の上部に開口され充電コネクターのフックを通し係止可能なフック係合部を有するホルダー本体と、前記ホルダー本体の前面部に装着され、前記ホルダー本体内で止め金が前記フック係合部に近接して前記充電コネクターのフックを押える施錠位置と前記フック係合部から離間して前記充電コネクターのフックに対する押えを解除する解錠位置との間を進退可能に作動連結され、前記止め金を前記施錠位置で施錠して前記充電コネクターを錠止する錠前とを備え、電気自動車、プラグインハイブリッドカーなどの電動車両の車載電池の充電に使用する充電コネクターを保持するのに用いる充電コネクター用ホルダーにおいて、
(イ)前記ホルダーベースの前記ホルダー本体により覆われて隠蔽され、前記コネクター保持部に対応しない位置に形成される前記ホルダーベース側の受け部と、
(ロ)前記ホルダーベースの前記ホルダー本体により覆われて隠蔽され、前記コネクター保持部に対応しない位置、及び前記コネクター保持部に対応する位置にそれぞれ形成される前記取付ねじのための前記ホルダーベース側のねじ挿通部と、
(ハ)前記ホルダー本体の内面で前記ホルダーベース側の受け部に対応する位置に前記ホルダーベースの前面に向けて突設され、前記受け部に係合可能なホルダー本体側の係止部と、
(ニ)前記ホルダー本体の前記コネクター保持部が前記ホルダーベースの前面に当接可能に延び、前記ホルダー本体内の一端面を底部とする有底筒状に形成され、当該底部に前記ホルダーベース側のねじ挿通部に連通可能に形成される、前記取付ねじのためのホルダー本体側のねじ挿通部と、
を備え、
前記ホルダーベースは前記ホルダー設置面に設置されて、前記取付ねじが前記コネクター保持部に対応しない位置の前記ホルダーベース側のねじ挿通部に通され前記充電コネクターの設置面に締結されて固定され、
前記ホルダー本体は、前記ホルダー本体側の係止部と前記ホルダーベース側の受け部が係合され、前記取付ねじが前記ホルダー本体側のねじ挿通部から前記コネクター保持部に対応する位置の前記ホルダーベース側のねじ挿通部に通され前記充電コネクターの設置面に締結されて取り付けられる、
ことを要旨とする。
(1)ホルダーベースは剛性を有する金属材料により形成された略平面状のプレートで、当該プレートの上部側にホルダーベース側の受け部が断面略L字形に形成されて、当該プレートの前面に連続し当該プレートの幅方向に延びる水平部と、前記水平部の前端部から立ち上げられ当該プレートの幅方向に延びる垂直部とを有し、取付ねじのためのねじ挿通部は当該プレートの上下方向中間部及び下部側に穿たれ、ホルダー本体は合成樹脂材料により形成されて、前面部、上面部、左右両側面部、及び底面部を有し、全体として前記ホルダーベースの前面を当該前面の上部側の一部を除いて被着可能な後面部を開口されたケースからなり、コネクター保持部は前記前面部の下部側に形成され、フック係合部は前記前面部の前記コネクター保持部の上部に形成されて、錠前は前記前面部の前記フック係合部の上部に装着され、ホルダー本体側の係止部は剛性を有する金属材料により断面略L字形に形成されて、前記ホルダー本体の前面部の内面でかつ前記フック係合部の上部側を覆う前面部保護部と、前記ホルダー本体の上面部の内面を覆う上面部保護部とを有し、前記上面部保護部の前記ホルダーベース側の端部に前記ホルダーベース側の受け部に係合可能な係止爪が形成され、前記前面部保護部が前記ホルダー本体の前面部の内面に前記ホルダー本体の前面部に装着される前記錠前とともに取り付けられて、前記ホルダー本体の前面部及び上面部が補強される。
この場合、コネクター保持部はホルダー本体の前面部から略筒形形状に少し突出され、前記前面部の当該略筒形形状の下半部の周囲から下端部まで当該略筒形形状の前記前面部からの突出位置と略同じ位置まで肉厚に膨出されて、前記ホルダー本体の前面部下部が補強されることが望ましい。
(2)ホルダーベースの前面に、ホルダー本体内の前記施錠位置の止め金に向けて突出され、前記止め金の前記ホルダーベース方向への動きを押え規制して前記止め金を保護する剛性を有する金属材料からなる止め金保護部材を併せて備える。
また、本発明の充電コネクター用ホルダーでは、ホルダーベースは剛性を有する金属材料により形成され、ホルダー本体は合成樹脂材料により形成され、全体としてホルダーベースの前面を当該前面の上部側の一部を除いて被着可能な後面部を開口されたケースからなり、そして、ホルダー本体側の係止部が剛性を有する金属材料により断面略L字形に形成されて、ホルダー本体の前面部の内面でかつフック係合部の上部側を覆う前面部保護部と、ホルダー本体の上面部の内面を覆う上面部保護部とを有し、前面部保護部がホルダー本体の前面部の内面にホルダー本体の前面部に装着される錠前とともに取り付けられて、ホルダー本体の前面部及び上面部が補強され、さらに、コネクター保持部はホルダー本体の前面部から略筒形形状に少し突出され、前面部の当該略筒形形状の下半部の周囲から下端部までが当該略筒形形状の前面部からの突出位置と略同じ位置まで肉厚に膨出されて、ホルダー本体の前面部下部が補強されることで、少なくともホルダー本体を合成樹脂材料で形成することによりコストの低減を図ることができ、また、合成樹脂製のホルダー本体の強度不足を解消することができる。
また、本発明の充電コネクター用ホルダーでは、ホルダーベースの前面に、ホルダー本体内の施錠位置の止め金に向けて突出され、止め金のホルダーベース方向への動きを押え規制して止め金を保護する剛性を有する金属材料からなる止め金保護部材を併せて備えることで、止め金及びその軸を止め金の破壊行為に対して耐える構造にして保護し、錠前による充電コネクターの錠止を確保することができる。
さらに、本発明の充電コネクター用ホルダーでは、ホルダー本体のコネクター保持部がホルダーベースの前面に当接可能に延び、ホルダー本体内の一端面を底部とする有底筒状に形成されて、ホルダー本体内でコネクター保持部が独立した空間として画成されるので、ホルダー本体の前面部のコネクター保持部のホルダー本体内での水密性を高めて、ホルダー本体内に入った水(雨水)やごみがコネクター保持部内に入り込み、この水やごみがコネクター保持部内に保持された充電コネクターの給電嵌合部の先端面に接触するのを防止することができる。
図1、図2に充電コネクター用ホルダーを示している。
図1、図2に示すように、充電コネクター用ホルダーHは、電気自動車、プラグインハイブリッドカーなどの電動車両の車載電池の充電に使用する一般的な充電コネクターを保持するのに用いるもので、充電装置の周囲や建物、塀の壁面などのホルダー設置面に取付ねじSを用いて固定されるホルダーベース10と、ホルダーベース10の前面側に取付ねじSにより取り付けられ、前面部31に開口され充電コネクターの給電嵌合部を保持可能なコネクター保持部37、及び前面部31のコネクター保持部37の上部に開口され充電コネクターのフックを通し係止可能なフック係合部36を有するホルダー本体30と、ホルダー本体30の前面部31に装着され、ホルダー本体30内で止め金55がフック係合部36に近接して充電コネクターのフックを押える施錠位置とフック係合部36から離間して充電コネクターのフックに対する押えを解除する解錠位置との間を進退可能に作動連結され、止め金55を施錠位置で施錠して充電コネクターを錠止する錠前5とを備える。
なお、この充電コネクター用ホルダーHが適用される一般的な充電コネクターの構成は概ね段落0002及び図6に記載されたとおりで、この充電コネクター用ホルダーHの説明の便宜上、必要に応じて段落0002及び図6に記載の充電コネクター9を援用する。
この場合、ホルダーベース10は、ステンレススチールからなる略平面状のプレートで、基本形状を縦に長い略長方形とし、上部及び下部が円弧状に形成され、四隅にアールが付けられる。また、このホルダーベース10は、上部側の一部P1が充電ケーブルの懸架部の一部をなし、その下部がホルダー本体の取付面P2になっている。ホルダーベース側の受け部11は、ホルダーベース10の上部側に断面略L字形に形成されて、ホルダーベース10の前面に連続しホルダーベース10の幅方向に延びる水平部111と、水平部111の前端部から立ち上げられホルダーベース10の幅方向に延びる垂直部112とを有し、ホルダーベース10の前面に溝形形状をなす。ホルダーベース側のねじ挿通部12は、ホルダーベース10とホルダー本体30との組み立て時にホルダー本体30内でコネクター保持部37の上方に当たるホルダーベース10の上下方向中間部に上下に2箇所、プレートの前面から後面に貫通して形成され、コネクター保持部37に対応するホルダーベース10の下部側に左右に2箇所、プレートの前面から後面に貫通して形成される。
また、このホルダーベース10の前面には、(ホルダーベース10とホルダー本体30との組み立て時に)ホルダー本体30内の施錠位置の止め金55に向けて突出され、止め金55のホルダーベース10方向への動きを押え規制して止め金55を保護する剛性を有する金属材料からなる止め金保護部材13を併せて備える。この場合、止め金保護部材13はステンレススチールからなる細長い板材が略ハット形に折り曲げられて形成され、止め金5の側面を押え保持するための平面状の押え部131と、押え部131の両側から略直角方向に延びる一対の支持アーム132と、各支持アーム132の端部に外側方向直角に折曲形成される一対の取付部133とを有する。この止め金保護部材13は、ホルダーベース側の受け部11の下方で上下方向中間の上下の各取付穴12の間に配置され、各取付部133がホルダーベース10の前面に溶接又はねじ止めにより固着されて、ホルダーベース10の前面から前方にかつ若干下方斜めに向けて(ホルダーベース10とホルダー本体30との組み立て時にコネクター保持部37の軸心と略平行になるように)突出される。
なお、このホルダーベース10の後面にはパッキン2が被着される。このパッキン2はホルダーベース10と略同じ外形を有し、ホルダーベース10の各ねじ挿通部12に対応して4つのねじ挿通穴20が前面から後面を貫通して形成される。
この場合、ホルダー本体30は、ポリエステル系のプラスチックからなり、前面部31、上面部32、左右両側面部33,34、底面部35を備え、全体としてホルダーベース10の前面をこの前面の上部側の一部P1を除いて、すなわちホルダー本体取付面P2に被着可能に後面部を開口されたケースからなる。上面部32は充電コネクターに接続される充電ケーブルの懸架部38として左右方向中央部から左右両側に向けて漸次下方傾斜の略円弧状に形成され、かつ前面部31の上端部31Tが上面部32の高さよりも上方に延ばされて、(ホルダーベース10とホルダー本体30との組み立て時に)ホルダーベース10の上部側の一部P1とともに略凹状をなすように形成される。左右両側面部33,34はそれぞれ上部が下部よりも幅広に形成されて、前面部31の上部側がホルダーベース10から最も離れ、前面部31の上部側から下部に向けて漸次ホルダーベース10に近接する傾斜面(つまり、下向きの傾斜面)をなし、この前面部31に対し上面部32の懸架部38、前面部31のコネクター保持部37及びフック係合部36がそれぞれ直角に形成されて、これら懸架部38、コネクター保持部37及びフック係合部36がホルダーベース10側が高く前面部側31を低くして斜め(つまり、前面部31側が下向きの斜め)に形成される。
このようなホルダー本体10においてコネクター保持部37は、このホルダー本体10の前面部31の下部側に開口され、ホルダーベース10の前面に当接可能にホルダー本体30の後面部開口(面)まで延び、ホルダー本体30内の一端面(後面部側の端面)を底部とする有底円筒状に形成され、この底部に左右に2箇所、取付ねじSのためのホルダー本体側のねじ挿通部42がホルダーベース側のねじ挿通部12に連通可能に形成される。また、コネクター保持部37はホルダー本体30の前面部31から略円筒形形状に少し突出され、前面部31の当該略円筒形形状の下半部の周囲から前面部31の下端部までが当該略円筒形形状の前面部31からの突出位置と略同じ位置まで肉厚に膨出され(この部分を31Aとして示す。)、これによりホルダー本体30の前面部31下部が補強される。なお、このコネクター保持部37の内周面の下部には軸方向に向けて溝371が形成され、この溝371に充電コネクター(9)の給電嵌合部(91)の下部に設けられた凸状部(96)が係合可能になっている。
フック係合部36はこの前面部31のコネクター保持部37の上部に凹部361が形成されその奥の面の略中央に係止穴362が形成されてなり、この係止穴362の下部縁部の内側面(ホルダー本体30内部から見て係止穴362の下部縁部の内側面)が充電コネクター(9)のフック(93)の係止面となる。なお、凹部361は、充電コネクター(9)でも他の機種の充電コネクターでもボディ(90)の特にフック(93)回り、すなわちボディ(90)のフック収納部(901)の先端側が嵌合可能に係止穴362の周囲を各種機種のフック収納部(901)の先端側に対応する形状及び大きさに拡張して形成され、さらに係止穴362の縁部外側面にはボディ(90)のフック収納部(901)の先端面の形状に対応可能に浅い凹段部363が併せて形成される。また、この凹部361内で係止穴362の下部縁部の外側に、前方に向けて下方傾斜面を有する凸状部39が形成され、これが充電コネクター(9)のフック(93)を係止穴362の下部縁部の内側面に移動案内するガイド部になっている。このガイド部39の上面から係止穴362の下部縁部の内側面にかけてステンレススチールなどの金属材からなる補強板391が被着されて、充電コネクター(9)のフック(93)との係合面が補強される。
ホルダー本体側の係止部41は、ステンレススチールなどの剛性を有する金属材料により断面略L字形に形成されて、ホルダー本体30の前面部31の内面でかつフック係合部36の上部側を覆う前面部保護部411と、ホルダー本体30の上面部32の内面を覆う上面部保護部412とを有し、前面部保護部411の略中央に取付穴410が、この場合、後述する錠前5として用いるコインロック5の外筒52が挿通可能に形成され、上面部保護部412のホルダーベース10側の端部が鉤形に形成されてホルダーベース側の受け部11に係合可能な係止爪413になっている。この係止部41は前面部保護部411がホルダー本体30の前面部31の内面にホルダー本体30の前面部31に装着される錠前(コインロック)5とともに取り付けられて、ホルダー本体30の前面部31及び上面部32が補強される。
そして、錠前5はコインロックが採用され、ホルダー本体30の前面部31のフック係合部36の上部内面側に装着される。コインロック5はピンタンブラー形式のシリンダー錠で、前面に鍵穴50を有する内筒51と、前部周縁部にフランジ521が張り出され、外周面にねじを有する外筒52とからなり、止め金53が内筒51の後部に内筒51の軸心に対して直角方向所定の角度に向けて取り付けられる。このコインロック5は、ホルダー本体30の前面部31のフック係合部36の上部に形成された取付穴311に既述のホルダー本体側の係止部41とともに取り付けられる。この場合、コインロック5が鍵穴50を前方に向けて前面部31の取付穴311に挿着され、外筒52のフランジ521が前面部31の取付穴311の周縁部に係止された状態から、ホルダー本体30内で、係止部41が前面部保持部411の取付穴410に外筒52が通され前面部保護部411が前面部31の内面に沿って、上面部保護部412が上面部32の内面に沿って配置され、この状態でコインロック5の外筒52にナット53が螺着され前面部31の内面に係止部41の前面部保護部411と共締めされて取り付けられる。このようにしてコインロック5の鍵穴50にキー54(図4参照)を差し込み、左に90度回転させることにより、止め金55がフック係合部36に近接して充電コネクター(9)のフック(93)を上から押える施錠位置に回動し、この状態からキー54を右に90度回転させることにより、止め金55がフック係合部36から離間して充電コネクター(9)のフック(93)に対する押えを解除する解錠位置に回動するようになっている。このキー54は、施錠位置においてのみ抜き差し可能である。
まず、ホルダーベース10をホルダー設置面にパッキン2を介して取付ねじSにより取り付け固定する。この場合、ホルダーベース10をホルダー設置面に配置し、取付ねじSをホルダーベース10の前面から2箇所の各ねじ挿通部12、パッキン2の各ねじ挿通穴20に通し、ホルダー設置面のナットに締結して、ホルダー設置面に固定する。次いで、このホルダーベース10上にホルダー本体30を取り付ける。この場合、ホルダーベース10上のホルダー本体取付面P2にホルダー本体30を合わせ、既述のとおり、ホルダー本体30側の係止部41(係止爪413)をホルダーベース側の受け部11に係合させて、取付ねじSをホルダー本体側のねじ挿通部42、ホルダーベース側のねじ挿通部12に通しホルダー設置面のナットに締結して、ホルダー本体30をホルダー設置面上のホルダーベース10に固定する。
また、この充電コネクター用ホルダーHは、ホルダー本体30が合成樹脂材料により形成されているが、剛性を有する金属材料からなるホルダー本体側の係止部41の前面部保護部411がホルダー本体30の前面部31の内面でかつフック係合部36の上部側を覆い、上面部保護部412がホルダー本体30の上面部32の内面を覆うので、ホルダー本体30の前面部31及び上面部32が補強され、さらに、前面部31のコネクター保持部37の下半部の周囲から前面部31の下端部までが肉厚に膨出されて補強されているので、ホルダー本体31が合成樹脂材料により形成されていても、合成樹脂材料による強度不足は特に問題にならない。
そして、充電コネクターHの使用に際して、充電コネクター9をホルダー本体30から取り外す場合は、コインロック5の鍵穴50にキー54を差し込み、キー54を右に90度回転すると、止め金55が解錠位置に回動されて、止め金55がフック係合部36から離間して充電コネクター9のフック93に対する押えが解除され、充電コネクター9が解錠されるので、充電コネクター9の解除ボタン95を押下することでフック93とフック係合部36の係止穴362の下部縁部との係合が外れるので、この状態で充電コネクター9をコネクター保持部37から引き抜き、懸架部38から充電ケーブルCを引き上げればよい。
また、この充電コネクター用ホルダーHでは、ホルダーベース10は剛性を有する金属材料により形成され、ホルダー本体30は合成樹脂材料により形成され、全体としてホルダーベース10の前面を当該前面の上部側の一部を除いて被着可能な後面部を開口されたケースからなり、そして、ホルダー本体側の係止部41が剛性を有する金属材料により断面略L字形に形成されて、ホルダー本体30の前面部31の内面でかつフック係合部36の上部側を覆う前面部保護部411と、ホルダー本体30の上面部32の内面を覆う上面部保護部412とを有し、前面部保護部411がホルダー本体30の前面部31の内面にホルダー本体30の前面部31に装着される錠前(コインロック)5とともに取り付けられて、ホルダー本体30の前面部31及び上面部32が補強され、さらに、コネクター保持部37はホルダー本体30の前面部31から略円筒形形状に少し突出され、前面部31の当該略円筒形形状の下半部の周囲から下端部までが当該略円筒形形状の前面部31からの突出位置と略同じ位置まで肉厚に膨出されて、ホルダー本体30の前面部31下部が補強されるので、ホルダー本体30を合成樹脂材料により形成したことにより、コストを大幅に低減することができ、他面で、合成樹脂製のホルダー本体30要部の補強により、ホルダー本体30を合成樹脂製にしたことによる強度不足を解消することができる。
また、この充電コネクター用ホルダーHでは、ホルダーベース10の前面に、ホルダー本体30内の施錠位置の止め金55に向けて突出し、止め金55のホルダーベース10方向への動きを押え規制して止め金55を保護する剛性を有する金属材料からなる止め金保護部材13を併せて設けたので、止め金55及びその軸を止め金55の破壊行為に対して耐える構造にして保護し、コインロック5による充電コネクターの錠止を確保することができる。
さらに、この充電コネクター用ホルダーHでは、ホルダー本体30のコネクター保持部37がホルダーベース10の前面に当接可能に延び、ホルダー本体30内の一端面を底部とする有底円筒状に形成されて、ホルダー本体30内でコネクター保持部37が独立した空間として画成されるので、ホルダー本体30の前面部31のコネクター保持部37のホルダー本体30内での水密性を高めて、ホルダー本体30内に入った水(雨水)やごみがコネクター保持部37内に入り込み、この水やごみがコネクター保持部37内に保持された充電コネクターの給電嵌合部の先端面に接触するのを防止することができる。
図5に錠前5にダイヤル錠を採用した場合を例示している。図5に示すように、ダイヤル錠5は、ホルダー本体30の前面部31にホルダー本体30内の係止部41とともにナット53により共締めされて取り付けられる。このようにして前面部31上のダイヤル錠5のつまみ56を左右方向一方向に所定の角度(例えば左に60度)回転することにより、止め金55がフック係合部36に近接して充電コネクター9のフック93を押える施錠位置に回転し、これがつまみ56前面のダイヤル57を設定番号以外の番号にシャッフルすることにより施錠される。また、ダイヤル57を設定番号に合わせればダイヤル錠5は解錠され、つまみ56を左右方向他方向に所定の角度(例えば右に60度)回転させることにより、止め金55がフック係合部56から離間して充電コネクター9のフック93に対する押えが解除されるようになっている。錠前5以外の各部の構成は上記実施の形態と同様である。このようにしても上記実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。
S 取付ねじ
10 ホルダーベース
P1 上部側の一部(懸架部の一部)
P2 ホルダー本体の取付面
11 ホルダーベース側の受け部
111 水平部
112 垂直部
12 ホルダーベース側のねじ挿通部
13 止め金保護部材
131 押え部
132 支持アーム
133 取付部
2 パッキン
20 ねじ挿通穴
30 ホルダー本体
31 前面部
310 水抜き穴
311 取付穴
32 上面部
33 左側面部
34 右側面部
35 底面部
350 水抜き穴
36 フック係合部
361 凹部
362 係止穴
363 凹段部
37 コネクター保持部
371 溝
38 懸架部
39 ガイド部(凸状部)
391 補強板
41 ホルダー本体側の係止部
410 取付穴
411 前面部保護部
412 上面部保護部
413 係止爪
42 ホルダー本体側のねじ挿通部
5 錠前(コインロック、ダイヤル錠)
50 鍵穴
51 内筒
52 外筒
521 フランジ
53 ナット
54 キー
55 止め金
56 つまみ
57 ダイヤル
9 充電コネクター
90 ホディ
901 フック収納部
91 給電嵌合部
92 グリップ
93 フック
931 爪
94 バネ
95 解除ボタン
96 凸状部
C ケーブル
Claims (4)
- 充電装置の周囲や建物、塀の壁面などのホルダー設置面に取付ねじを用いて固定されるホルダーベースと、前記ホルダーベースの前面側に取付ねじにより取り付けられ、前面部に開口され充電コネクターの給電嵌合部を保持可能なコネクター保持部、及び前面部の前記コネクター保持部の上部に開口され充電コネクターのフックを通し係止可能なフック係合部を有するホルダー本体と、前記ホルダー本体の前面部に装着され、前記ホルダー本体内で止め金が前記フック係合部に近接して前記充電コネクターのフックを押える施錠位置と前記フック係合部から離間して前記充電コネクターのフックに対する押えを解除する解錠位置との間を進退可能に作動連結され、前記止め金を前記施錠位置で施錠して前記充電コネクターを錠止する錠前とを備え、電気自動車、プラグインハイブリッドカーなどの電動車両の車載電池の充電に使用する充電コネクターを保持するのに用いる充電コネクター用ホルダーにおいて、
前記ホルダーベースの前記ホルダー本体により覆われて隠蔽され、前記コネクター保持部に対応しない位置に形成される前記ホルダーベース側の受け部と、
前記ホルダーベースの前記ホルダー本体により覆われて隠蔽され、前記コネクター保持部に対応しない位置、及び前記コネクター保持部に対応する位置にそれぞれ形成される前記取付ねじのための前記ホルダーベース側のねじ挿通部と、
前記ホルダー本体の内面で前記ホルダーベース側の受け部に対応する位置に前記ホルダーベースの前面に向けて突設され、前記受け部に係合可能なホルダー本体側の係止部と、
前記ホルダー本体の前記コネクター保持部が前記ホルダーベースの前面に当接可能に延び、前記ホルダー本体内の一端面を底部とする有底筒状に形成され、当該底部に前記ホルダーベース側のねじ挿通部に連通可能に形成される、前記取付ねじのためのホルダー本体側のねじ挿通部と、
を備え、
前記ホルダーベースは前記ホルダー設置面に設置されて、前記取付ねじが前記コネクター保持部に対応しない位置の前記ホルダーベース側のねじ挿通部に通され前記充電コネクターの設置面に締結されて固定され、
前記ホルダー本体は、前記ホルダー本体側の係止部と前記ホルダーベース側の受け部が係合され、前記取付ねじが前記ホルダー本体側のねじ挿通部から前記コネクター保持部に対応する位置の前記ホルダーベース側のねじ挿通部に通され前記充電コネクターの設置面に締結されて取り付けられる、
ことを特徴とする充電コネクター用ホルダー。 - ホルダーベースは剛性を有する金属材料により形成された略平面状のプレートで、当該プレートの上部側にホルダーベース側の受け部が断面略L字形に形成されて、当該プレートの前面に連続し当該プレートの幅方向に延びる水平部と、前記水平部の前端部から立ち上げられ当該プレートの幅方向に延びる垂直部とを有し、取付ねじのためのねじ挿通部は当該プレートの上下方向中間部及び下部側に穿たれ、ホルダー本体は合成樹脂材料により形成されて、前面部、上面部、左右両側面部、及び底面部を有し、全体として前記ホルダーベースの前面を当該前面の上部側の一部を除いて被着可能な後面部を開口されたケースからなり、コネクター保持部は前記前面部の下部側に形成され、フック係合部は前記前面部の前記コネクター保持部の上部に形成されて、錠前は前記前面部の前記フック係合部の上部に装着され、ホルダー本体側の係止部は剛性を有する金属材料により断面略L字形に形成されて、前記ホルダー本体の前面部の内面でかつ前記フック係合部の上部側を覆う前面部保護部と、前記ホルダー本体の上面部の内面を覆う上面部保護部とを有し、前記上面部保護部の前記ホルダーベース側の端部に前記ホルダーベース側の受け部に係合可能な係止爪が形成され、前記前面部保護部が前記ホルダー本体の前面部の内面に前記ホルダー本体の前面部に装着される前記錠前とともに取り付けられて、前記ホルダー本体の前面部及び上面部が補強される請求項1に記載の充電コネクター用ホルダー。
- コネクター保持部はホルダー本体の前面部から略筒形形状に少し突出され、前記前面部の当該略筒形形状の下半部の周囲から下端部まで当該略筒形形状の前記前面部からの突出位置と略同じ位置まで肉厚に膨出されて、前記ホルダー本体の前面部下部が補強される請求項2に記載の充電コネクター用ホルダー。
- ホルダーベースの前面に、ホルダー本体内の前記施錠位置の止め金に向けて突出され、前記止め金の前記ホルダーベース方向への動きを押え規制して前記止め金を保護する剛性を有する金属材料からなる止め金保護部材を併せて備える請求項1乃至3のいずれかに記載の充電コネクター用ホルダー。
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