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JP6464004B2 - 測定装置、測定方法およびプログラム - Google Patents

測定装置、測定方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、測定装置、測定方法およびプログラムに関する。
近年、健康志向の高まりを受けて、ウェアラブル端末にて生体情報を測定することが普及しつつある。特に、反射型光電脈波センサを用いた腕時計型の脈拍測定装置は、測定が比較的容易であり、ユーザに不快感を与えないという利点がある。
反射型光電脈波センサは、動脈に照射した光の反射光を利用して、脈拍数を測定する。動脈中のヘモグロビンは光を吸収する性質があるため、反射光は拍動時の血管容積変化によるヘモグロビン量の変化に応じて変動する。この反射光の変動により、脈拍数を測定する。
しかし、反射型光電脈波センサは、センサと生体との接触状態や、生体内の血流の変化により、その測定波形に大きな乱れが生じる事が知られている。そのため、運動時など、被験者の体動が大きい場合は、これらの雑音を除去する処理を行う必要がある。
雑音を除去する処理は、処理演算器の大型化、および消費電力量増加に対応するためのバッテリの大型化につながり、小型化を求めるウェアラブルデバイスにとって問題が生ずる。また、生産コストも高くなる。ゆえに、測定装置の処理量を減らすことが求められる。
特許第2816944号 特許第3584143号
本発明の実施形態は、測定装置の精度を保ちつつ、処理量を抑えることを目的とする。
本発明の一態様としての測定装置は、生体の脈波信号を取得する第1信号取得部と、前記生体の体動信号を取得する第2信号取得部と、前記脈波信号と前記体動信号のそれぞれを周波数領域に変換して周波数領域信号をそれぞれ生成し、前記周波数領域信号に基づき前記生体の脈波の周波数を推定する周波数分析部と、前記脈波信号と、前記周波数に基づき、前記生体の生体情報を算出する時間領域分析部と、を備える。
第1の実施形態に係る測定装置の概略構成を示すブロック図。 脈波の一例を示す図。 脈波信号と体動信号並びに脈波信号スペクトルと体動信号スペクトルの一例を示す図。 スペクトルサブトラクションの一例を示す図。 脈拍成分抽出部による処理前と処理後の脈波信号の一例を示す図。 第1の実施形態に係る測定装置の処理結果の一例を示す図。 第1の実施形態に係る測定装置の全体処理の概略フローチャート。 脈波信号処理部による処理のフローチャート。 体動信号処理部による処理のフローチャート。 周波数領域分析部による処理のフローチャート。 時間領域分析部による処理のフローチャート。 第2の実施形態に係る測定装置の概略構成を示すブロック図。 本実施形態に係る測定装置を実現したハードウェア構成例を示すブロック図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る測定装置の概略構成を示すブロック図である。第1の実施形態に係る測定装置は、測定した生体の脈波信号から、生体情報を取得する。測定装置は、生体の一部に装着される事を想定する。
第1の実施形態に係る測定装置は、脈波信号処理部100と、体動信号処理部200と、周波数領域分析部300と、時間領域分析部400と、出力部501と、を備える。
以下、各部について説明する。
脈波信号処理部100は、生体の脈波信号を図示しないセンサから取得する。脈波信号処理部100は、脈波信号取得部101と、第1直流除去部102と、第1ノイズ除去部103と、を備える。
体動信号処理部200は、生体の体動などから生ずる測定装置自体の動きに関する信号を、図示しないセンサから取得する。体動信号処理部200は、体動信号取得部201と、第2直流除去部202と、第2ノイズ除去部203と、を備える。
周波数領域分析部300は、脈波信号と体動信号を周波数領域に変換し、前記脈波信号の周波数を算出する。周波数領域分析部300は、第1周波数領域変換部301と、第1周波数領域変換部302と、第2周波数領域変換部311と、第2周波数領域変換部312と、周波数スペクトル演算部321と、周波数ピーク検出部322と、周波数推定部323と、を備える。
時間領域分析部は、脈波信号と周波数に基づき、脈拍数などの生体情報を算出する。時間領域分析部400は、脈拍成分抽出部401と、時間ピーク検出部402と、生体情報取得部403と、を備える。
以下、各部の詳細について説明する。
脈波信号取得部101は、生体の脈波信号を取得する。脈波とは、心臓の収縮により血液が大動脈に押し出されることで発生する血管内の圧力変化が、抹消方向に伝達する時の波動のことである。
なお、以下の説明において、脈波信号は、反射型光電脈波センサにより、拍動時の血管容積変化に伴うヘモグロビン量の変化に基づき、測定されることを想定する。
第1直流除去部102は、脈波信号に対し、直流成分の信号を除去する。反射型光電脈波センサを用いた脈波信号には、脈動により交流成分として検出される脈波信号以外に、吸収および反射された光により検出される直流成分が含まれる。直流成分は、所定の周波数帯域成分のみを通過させるハイパスフィルタなどにて、取り除くことができる。
なお、図1において、第1直流除去部102は第1ノイズ除去部の手前に図示されているが、後にあってもよい。なお、第1直流除去部102は、省略可能である。
第1ノイズ除去部103は、脈波信号に対し、予め定められた一定範囲外の信号を除去する。例えば、ヒトの正常な1分あたりの脈拍数は40から220bpm程度であるため、脈波の周波数は約0.66Hzから約3.7Hzの範囲を取る。ゆえに、第1ノイズ除去部103は、当該範囲外の周波数成分の信号をノイズとみなし除去してもよい。この例に限らず、当該範囲は任意に定めてよい。
また、第1ノイズ除去部103は、第1周波数領域変換部302が行う後述する処理にて、折り返し歪み(エイリシアシング)の発生を防ぐために、予め原因となる周波数成分の信号を取り除いてもよい。
第1ノイズ除去部103による除去は、バンドパスフィルタなどにて実現することができる。また、折り返し歪みは、ローパスフィルタにて除去することができる。
なお、第1ノイズ除去部103は、省略可能である。
体動信号取得部201は、生体の動きなどから生ずる測定装置自体の動きに関する信号を取得する。以降、この信号を体動信号と称する。生体の動きは、センサと生体との接触状態および生体内の血流状態を変化させ、測定波形に大きな乱れ(体動雑音)を生じさせる。例えば、測定装置を付けた腕を振ると、生体と測定装置のずれおよび接触圧力の変化等から生ずるノイズ、測定部位の血流変化から生ずるノイズなどが、脈波信号に含まれる。体動信号は、これらのノイズを脈波信号から除去するために用いられる。
図2は、脈波信号取得部101で測定された脈波信号の一例を示す図である。図2(A)は、安静時の脈波信号である。図2(B)は運動時の脈波信号である。脈波信号には脈波と体動雑音、またその他のノイズが含まれる。
図2(A)の脈波信号には、体動雑音はほとんど含まれておらず、脈波信号は脈波とほぼ一致する。一方、図2(B)の脈波信号は、体動雑音の影響により、乱れた波形となる。体動雑音は、脈波よりも大きいため、体動雑音が含まれる脈波信号では、脈波の波長等を測定することはできない。そのため、体動雑音を除去する必要がある。
なお、以下の説明では、体動信号は、例えば、加速度センサや角速度センサ(ジャイロセンサ)など、測定部位や測定装置自体の動きを検知するセンサにより、測定されることを想定する。
第2直流除去部202は、体動信号取得部201から取得した体動信号に対し、直流成分の信号を除去する。役割および動作は、第1直流除去部102と同様である。
第2ノイズ除去部203は、体動信号から予め定められた一定範囲外の信号を除去する。役割および動作は、第1ノイズ除去部103と同様である。
第1周波数変換部301は、脈波信号からサンプル信号を時間方向で間引くダウンサンプリングを行う。ピーク間隔を高精度に算出するには、サンプリング数は多い方が望ましい。しかし、第1周波数領域変換部302および第2周波数領域変換部312における処理負荷が高くなり、測定装置の大型化、消費電力量の増加につながる。そこで、負荷が高い周波数領域での処理を抑え、第1周波数領域変換部302および第2周波数領域変換部312の分解能を小さくするために、ダウンサンプリングを行い、精度は別の機能で担保する。ダウンサンプリングにより、第1周波数領域変換部302および第2周波数領域変換部312は、後述するFFTの処理量を抑えることができる。
第1周波数領域変換部302および第2周波数領域変換部312は、入力されたサンプリングデータに基づき、FFT(高速フーリエ変換)を行い、スペクトルを算出する。
図3は、脈波信号と体動信号並びに脈波信号のスペクトルと体動信号のスペクトルの一例を示す図である。図3(A)の上が脈波信号、下が体動信号である。図3(B)は、図3(A)の点線枠で囲まれた範囲におけるスペクトルである。図3(B)の上が脈波信号のスペクトル、下が体動信号のスペクトルである。測定された脈波信号には、体動雑音が含まれている。このデータにおける本来の脈波の周波数は2.0Hz近傍であるのだが、体動雑音により、2.3Hz近傍の周波数が最大となっている。
周波数スペクトル演算部321は、第1周波数領域変換部302で得られた脈波信号スペクトルを加工し、より正しい脈波信号スペクトルに近づける。加工方法は、例えば、第1周波数領域変換部302で得られた脈波信号スペクトルから、第2周波数領域変換部312で得られた体動信号スペクトルを差し引くスペクトルサブトラクションがある。
図4は、スペクトルサブトラクションの一例を示す図である。図4(A)は脈波信号のスペクトル、図4(B)は体動信号のスペクトルを示す。図4(A)および4(B)のグラフの極大値にはバツ印が付けられており、グラフの最大値には円で囲まれたバツ印が付けられている。
図4(A)および4(B)のグラフをスペクトルサブトラクションすると、図4(C)のグラフが得られる。図4(A)では、周波数が2.3Hz近傍にある極大値が最大値であったが、図4(C)の当該極大値は、体動信号の出力値の約10dB程度、減算されていることが分かる。これにより、図4(C)の最大値は、2.0Hz近傍における極大値となる。
周波数ピーク検出部322は、スペクトルのピーク(極値)を算出する。ピークの算出は、例えば、スペクトルを周波数で微分し、微分値が0の時点を極値と判定することで求めることができる。
周波数推定部323は、脈拍信号のスペクトルから、周波数を推定する。ダウンサンプリングにより、周波数ピーク検出部が算出した極値は、複数あることが想定される。周波数推定部323は、これらの極値から脈波の周波数を推定する。推定方法は、ピークの最大値を検出結果としてもよい。また、予め過去のデータ等に基づく評価関数を生成し、評価関数からの予測値に最も近い値を、脈波の周波数としてもよい。
脈拍成分抽出部401は、周波数推定部323が算出した推定周波数を取得し、周波数領域分析部300の処理がされていない脈波に対する適応フィルタとして機能する。
適応フィルタは、フィルタの特性を決定するフィルタ係数が可変なために、通過帯域を変更することができるフィルタである。一般には、入力信号に対する出力信号をフィードバックさせて、誤差をより小さくするようにフィルタ係数を決定する。ここでは、出力信号をフィードバックさせるのではなく、脈波信号の推定周波数を、適応フィルタの参照値として用いる。フィルタ係数を求める適応アルゴリズムは、任意に定めてよい。
推定周波数は、第1周波数変換部301および第2周波数変換部311のダウンサンプリングにより精度が高くない。そのため、適応フィルタを通過することができる周波数は余裕を持たせた方がよい。
図5は、脈拍成分抽出部401による処理前と処理後の脈波信号の一例を示す図である。図5(A)は処理前の脈波信号、図5(B)は処理後の脈波信号である。図5(A)では、第1直流除去部102と第1ノイズ除去部103によるノイズ除去が行われているものの、時間領域において脈波信号のピークを判別することはできない。図5(B)では、振幅の変動はあるものの、時間領域での脈波のピークの判別が可能な状態にまでなっていることが分かる。
時間ピーク検出部402は、フィルタリング処理した脈波信号からピークを検出する。ピークは、予め定められた一定長の時間間隔(検出時間窓幅)における脈波の最大値とする。検出時間窓の幅は、予め定めておいてもよいし、周波数領域分析部300が算出した推定周波数を基づき決定してもよい。また、時間ピーク検出部402が、前回の検出結果に基づき、逐次更新してもよい。最大値は、例えば、脈波を時間で微分し、微分値が0の時点を極値とし、極値の最大値とするといった方法で求めることができる。
生体情報取得部403は、時間ピーク検出部402が算出したピークに基づき、脈波信号から脈拍数などの生体情報を算出する。生体情報取得部403は、脈拍数を、1拍ごとに逐次算出してもよい。具体的には、時間ピーク検出部402が算出したピークと、一つ前のピークとの時間間隔を求める。
脈拍数は、拍動ごとに値が異なる。このことをゆらぎと称する。自律神経解析では、脈拍、心拍のゆらぎを解析する。自律神経を失調すると、このゆらぎが無くなることが知られている。そのため、脈拍数を1拍ごとに測定し、ゆらぎを求める必要がある。
周波数領域分析部300で推定した周波数は、所定時間における平均周波数であるため、ゆらぎを把握することができないが、時間領域分析部400は、1拍ごとに脈拍数を測定できるため、ゆらぎを把握することができる。
なお、ここでは取得する生体情報を脈拍数と想定しているが、フィルタリング処理した脈波信号から算出できる生体情報であればよい。
出力部501は、算出した脈拍数などの生体情報を出力する。出力方法は、測定装置の図示しない画面に表示してもよい。また、無線通信機能を持たせ、別の通信装置などに、データ送信などによる出力を行ってもよい。
図6は、第1の実施形態に係る測定装置の処理結果の一例を示す図である。図6(A)は、胸につけた当該測定装置とは異なる測定装置による生体の心拍数を示す。図6(B)は、腕につけた当該測定装置の生体の脈拍数を示す。図6(A)では、心拍数は平均値として平滑化され、曲線で表されている。図6(B)では、1拍ごとに判定した脈拍数がプロットされている。
図6では、測定時間で測定者の行動を変化させている。開始から300秒までは、測定者は座った状態(Sitting)であり、以降300秒ごとに、歩いている状態(Walking)、早足の状態(Jogging)、走っている状態(Running)、座った状態(Sitting)と変化させている。両図を比較すると、体動の激しいRunnigなどの状態でも、ほぼ等しい値を取ることが分かる。これにより、体動雑音の影響を受ける腕型の測定装置にもかかわらず、本装置が高精度に測定できることが分かる。
次に、第1の実施形態の処理フローについて具体的に説明する。
図7は、第1の実施形態に係る測定装置の全体処理の概略フローチャートである。当該処理は、測定装置の電源起動時、またはユーザから操作開始の指示などのタイミングで開始されるものとする。
処理が開始されると、脈波信号処理部100と体動信号処理部200は別々に処理を開始する(S101AとS101B)。脈波信号処理部100からは脈波信号が、体動信号処理部200からは体動信号が出力される。
周波数領域分析部300は、脈波信号処理部100からの脈波信号と、体動信号処理部200からの体動信号の両方を取得した後に、これらの信号に基づき、脈波信号の推定周波数を算出する(S102)。時間領域分析部400は、周波数領域分析部300からの推定周波数に基づき、脈拍の周期を拍動ごとに求め、1拍あたりの脈拍数を算出する(S103)。出力部501は、時間領域分析部400が算出した脈拍数を出力する(S104)。以上が、概略処理のフローとなる。次に各部の処理の詳細を説明する。
図8は、脈波信号処理部100による処理のフローチャートである。脈波信号取得部101は、脈波信号を取得する(S201)。取得された脈波信号は、第1直流除去部102であるバンドパスフィルタ等を介して、直流成分が除去される(S202)。さらに、抽出された脈波信号は、第1ノイズ除去部103であるバンドパスフィルタ等を介して、通過可能範囲外の周波数成分が除去される(S203)。以上が、脈波信号処理部100の処理のフローとなる。
図9は、体動信号処理部200による処理のフローチャートである。体動信号取得部201は、体動信号を取得する(S301)。取得された体動信号は、脈波信号と同様に、第2直流除去部202を介して、直流成分が除去され(S302)、第2ノイズ除去部を介して、通過可能範囲外の周波数成分が除去される(S303)。以上が、体動信号処理部200の処理のフローとなる。
図10は、周波数領域処理部300による処理のフローチャートである。周波数領域処理部300は、脈波信号と体動信号の処理を別々に開始する。
第1周波数変換部301は、取得した脈波信号に対しダウンサンプリングを行う(S401A)。サンプリングする周期は、予め定められているものとする。サンプリングされた脈波信号は、第1周波数領域変換部302に送られる。
第1周波数領域変換部302は、FFTを行い、サンプリングされた脈波信号を周波数スペクトルに変換する(S402A)。サンプリングされた脈波信号は、周波数スペクトル演算部311に送られる。
第2周波数変換部311は、第1周波数変換部301と同様、取得した体動信号に対しダウンサンプリングを行う(S401B)。サンプリングする周期は、予め定められているものとする。サンプリングされた脈波信号は、第2周波数領域変換部312に送られる。
第2周波数領域変換部312は、第1周波数領域変換部302と同様、FFTを行い、サンプリングされた脈波信号を周波数スペクトルに変換する(S402B)。サンプリングされた脈波信号は、周波数スペクトル演算部311に送られる。
周波数スペクトル演算部321は、スペクトルサブトラクションにより、脈波信号の周波数スペクトルから、体動信号の周波数スペクトルを減算する(S403)。減算された脈波スペクトルは、周波数ピーク検出部322に送られる。
周波数ピーク検出部322は、予め定められた手法により、ピークを算出する(S404)。算出したピークは複数あってもよい。算出結果は、周波数推定部323に送られる。
周波数推定部323は、予め定められた手法により、脈波の周波数を推定する(S405)。以上が、周波数領域処理部300の処理のフローとなる。
図11は、時間領域分析部400による処理のフローチャートである。
脈拍成分抽出部401は、脈波信号処理部100からの脈波信号に対し、周波数領域分析部300からの推定周波数に基づき、フィルタリングを行う(S501)。適応フィルタのアルゴリズムは予め定められているものとする。フィルタリングされた脈波信号は、時間ピーク検出部402に送られる。
時間ピーク検出部402は、フィルタリング処理した脈波信号からピークを検出する(S502)。ピーク検出方法は予め定められているものとする。算出されたピークに関する情報は、生体情報取得部403に送られる。
生体情報取得部403は、ピークに関する情報または脈波信号に基づき、生体情報を算出する(S503)。算出する生体情報は、予め定められているものとする。算出する生体情報は、複数でもよい。以上が、時間領域分析部400の処理のフローとなる。
以上のように、第1の実施形態によれば、分解能が小さい周波数領域処理を補助的に用いた時間領域処理を行うことにより、処理負荷の軽減と、高精度な脈波の算出を両立させることができる。これにより、測定装置の軽量化および省電力化を図ることができる。また、拍動ごとに1拍あたりの脈拍数を算出することができるため、測定データを自律神経解析などの他の解析にも活用することができる。
(第2の実施形態)
図12は、第2の実施形態に係る測定装置の概略構成を示すブロック図である。第2の実施形態に係る測定装置は、第1の実施形態に対し、新たに第3信号処理部600が追加されたものである。
以下、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態と重複する説明は省略する。
第3信号処理部600は、脈波信号処理部100が処理する脈波信号(第1脈波信号)とは異なる脈波信号(第2脈波信号)に関する処理を行う。
第1脈波信号を測定した測定装置と、第2脈波信号を測定した装置は異なっていてもよいし、同じでもよい。測定装置が同じ場合は、測定方法などが異なることにより、測定信号が異なればよい。例えば、脈波信号を測定する反射型光電脈波センサが、赤色の光を受信して第1脈波信号を測定した場合に、第2脈波信号は、赤色以外の光を受信して測定された信号であればよい。
第3信号処理部600は、第3信号取得部601と、第3直流除去部602と、第3ノイズ除去部603を備える。第3信号処理部600の内部の各部の機能は、脈波信号処理部100内部の対応する各部の機能と同一であるため、省略する。第3信号取得部601は、脈波信号処理部100の脈波信号取得部101と、第3直流除去部602は、第1直流除去部102と、第3ノイズ除去部603は第1ノイズ除去部103と対応する。
第3信号処理部600により加工された第2脈波信号は、第1脈波信号同様に、周波数領域分析部300と時間領域分析部400に送られ、第1の実施形態同様に、処理される。これにより、第1脈波信号に基づく生体情報と、第2脈波信号に基づく生体情報の2つを得ることができる。得られた2つの生体情報を比較することで、新たな測定情報を提供することでもできる。
生体情報取得部403は、第1脈波信号に基づく生体情報と、第2脈波信号に基づく生体情報を個別に算出してもよい。または、2つの生体情報の比較に基づく情報を算出してもよい。
なお、第2脈波信号は、周波数領域分析部300に送らずに、第1脈波信号の推定情報に基づく脈拍成分抽出部401のフィルタリングを受けてもよい。第1脈波信号と第2脈波信号の周波数が大幅に異なる場合以外は、問題が生じる可能性は低いからである。
第2の実施形態における処理のフローチャートは、脈波信号処理部100および当該内部の各部の処理が、それぞれ第3信号処理部600および当該内部の各部に置き換えたものであるため、省略する。
なお、上記の第2の実施形態は、新たに第3信号処理部600を備えた形態であるが、さらに第4から第n(nは5以上の整数)の信号処理部を備えてもよい。その場合も、第4から第nの信号処理部の各部の機能および動作は、第3信号処理部600と同じである。
以上のように、第2の実施形態によれば、センサまたは測定方法等の異なる2種類の生体情報を取得することができ、取得した生体情報を比較した結果に基づき、新たな測定情報を提供することができる。また、第3信号処理部600と同様の構成の第4から第nの信号処理部を用いることで、複数種の生体情報を取得し、取得した複数種の生体情報を比較することで新たな測定情報を提供することができる。さらに、複数の信号処理部の出力の平均をとることで、測定精度を高めることも可能である。
また、上記に説明した実施形態における各処理は、ソフトウェア(プログラム)によって実現することが可能である。よって、上記に説明した実施形態における測定装置は、例えば、汎用のコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用い、コンピュータ装置に搭載されたプロセッサにプログラムを実行させることにより実現することが可能である。
図13は、本実施形態に係る測定装置を実現したハードウェア構成例を示すブロック図である。測定装置は、プロセッサ701、主記憶装置702、補助記憶装置703、デバイスインタフェース704、ネットワークインタフェース705、入力装置706、出力装置707を備え、これらがバス708を介して接続されたコンピュータ装置として実現できる。
プロセッサ701が、補助記憶装置703からプログラムを読み出して、主記憶装置702に展開して、実行することで、脈波信号処理部100と、体動信号処理部200と、周波数領域分析部300と、時間領域分析部400の機能を実現することができる。
本実施形態の測定装置は、当該測定装置で実行されるプログラムをコンピュータ装置に予めインストールすることで実現してもよいし、プログラムをCD−ROMなどの記憶媒体に記憶して、あるいはネットワークを介して配布して、コンピュータ装置に適宜インストールすることで実現してもよい。
主記憶装置702は、プロセッサ701が実行する命令、および各種データ等を一時的に記憶するメモリ装置であり、DRAM等の揮発性メモリでも、MRAM等の不揮発性メモリでもよい。補助記憶装置703は、プログラムやデータ等を永続的に記憶する記憶装置であり、例えば、フラッシュメモリ等がある。
デバイスインタフェース704は、出力結果などを記録する外部記憶媒体と接続するUSBなどのインタフェースである。外部記憶媒体は、HDD、CD−R、CD−RW、DVD−RAM、DVD−R、SAN(Storage Area Network)等の任意の記録媒体でよい。また、デバイスインタフェース704を介して、図示しない反射型光電脈波センサなどの脈波を測定するセンサ、加速度センサや角速度センサ(ジャイロセンサ)など加速度を測定するセンサなどと接続されていてもよい。
ネットワークインタフェース504は、無線LANなどのネットワークに接続するためのインタフェースである。出力部501は、ネットワークインタフェース504を介して、出力結果などを他の通信装置に送信してもよい。
ユーザは、入力装置706から測定開始などの情報を入力してもよい。また出力装置708は、画像を表示する表示装置でもよい。
上記に、本発明の一実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 脈波信号処理部
101 脈波信号取得部
102 第1直流除去部
103 第1ノイズ除去部
200 体動信号処理部
201 体動信号取得部
202 第2直流除去部
203 第2ノイズ除去部
300 周波数領域分析部
301 第1周波数変換部
302 第1周波数領域変換部
311 第2周波数変換部
312 第2周波数領域変換部
321 周波数スペクトル演算部
322 周波数ピーク検出部
323 周波数推定部
400 時間領域分析部
401 脈拍成分抽出部
402 時間ピーク検出部
403 生体情報取得部
501 出力部
600 第3信号処理部
601 第3信号取得部
602 第3直流除去部
603 第3ノイズ除去部
701 プロセッサ
702 主記憶装置
703 補助記憶装置
704 デバイスインタフェース
705 ネットワークインタフェース
706 入力装置
707 出力装置
708 バス

Claims (10)

  1. 生体の脈波を時間領域で示す時間領域脈波信号を取得する第1信号取得部と、
    前記生体の体動を時間領域で示す時間領域体動信号を取得する第2信号取得部と、
    前記時間領域脈波信号と前記時間領域体動信号のそれぞれを周波数領域に変換して周波数領域脈波信号と周波数領域体動信号をそれぞれ生成し、前記周波数領域脈波信号と周波数領域体動信号に基づき前記生体の脈波の周波数を推定する周波数領域分析部と、
    前記時間領域脈波信号と、前記生体の脈波の周波数に基づき、前記生体の生体情報を算出する時間領域分析部と、
    を備える測定装置。
  2. 前記周波数領域分析部は、
    前記時間領域脈波信号をダウンサンプリングし、ダウンサンプリング後の信号を周波数領域に変換することにより、前記周波数領域脈波信号を取得する第1変換部と、
    前記時間領域体動信号をダウンサンプリングし、ダウンサンプリング後の信号を周波数領域に変換することにより、前記周波数領域体動信号を取得する第2変換部と、
    前記周波数領域脈波信号を、前記周波数領域体動信号に基づき加工し、周波数領域加工信号を取得する周波数スペクトル演算部と、
    前記周波数領域加工信号周波数領域でのピークを検出する周波数ピーク検出部と、
    前記周波数領域でのピークの位置に基づき前記生体の脈波の周波数を推定する周波数推定部と、
    を備える
    請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記時間領域分析部は、前記生体の脈波の周波数に基づき前記時間領域脈波信号をフィルタリングし、フィルタリング後の信号に基づき、前記生体の生体情報を算出する
    請求項1または2に記載の測定装置。
  4. 前記時間領域分析部は、
    前記生体の脈波の周波数に基づき、前記時間領域脈波信号をフィルタリングする脈拍成分抽出部と、
    前記脈拍成分抽出部によりフィルタリングされた信号の時間領域でのピークを検出する時間ピーク検出部と、
    前記時間ピーク検出部により検出された、前記時間領域でのピークの位置に基づき、前記生体の前記生体情報を取得する生体情報取得部
    を備える請求項1ないし3のいずれか一項に記載の測定装置。
  5. 前記生体情報は心拍数に関する情報である
    請求項1ないし4のいずれか一項に記載の測定装置。
  6. 前記時間領域脈波信号から、予め定められた周波数の信号を除去する第1ノイズ除去部と、
    前記時間領域体動信号から、予め定められた周波数の信号を除去する第2ノイズ除去部と、
    をさらに備える請求項1ないし5のいずれか一項に記載の測定装置。
  7. 前記時間領域脈波信号から、直流成分の信号を除去する第1直流除去部と、
    前記時間領域体動信号から、直流成分の信号を除去する第2直流除去部と、
    をさらに備える請求項1ないし6のいずれか一項に記載の測定装置。
  8. 前記時間領域脈波信号を取得する第3〜第n(nは3以上の整数)の信号取得部をさらに備え、
    前記時間領域分析部は、前記第1信号取得部で取得された前記時間領域脈波信号と、前記生体の脈波の周波数と、前記第3〜第nの信号取得部で取得された前記時間領域脈波信号とに基づき、前記生体の生体情報を算出する
    請求項1ないし7のいずれか一項に記載の測定装置。
  9. 生体の脈波を時間領域で示す時間領域脈波信号を取得する第1信号取得ステップと、
    前記生体の体動を時間領域で示す時間領域体動信号を取得する第2信号取得ステップと、
    前記時間領域脈波信号と前記時間領域体動信号のそれぞれを周波数領域に変換して周波数領域脈波信号と周波数領域体動信号をそれぞれ生成し、前記周波数領域脈波信号と周波数領域体動信号に基づき前記生体の脈波の周波数を推定する周波数分析ステップと、
    前記時間領域脈波信号と、前記生体の脈波の周波数に基づき、前記生体の生体情報を算出する時間領域分析ステップと、
    をコンピュータが実行する測定方法。
  10. 生体の脈波を時間領域で示す時間領域脈波信号を取得する第1信号取得ステップと、
    前記生体の体動を時間領域で示す時間領域体動信号を取得する第2信号取得ステップと、
    前記時間領域脈波信号と前記時間領域体動信号のそれぞれを周波数領域に変換して周波数領域脈波信号と周波数領域体動信号をそれぞれ生成し、前記周波数領域脈波信号と周波数領域体動信号に基づき前記生体の脈波の周波数を推定する周波数分析ステップと、
    前記時間領域脈波信号と、前記生体の脈波の周波数に基づき、前記生体の生体情報を算出する時間領域分析ステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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