JP6455314B2 - 回転検出装置 - Google Patents
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Description
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本発明に係る回転検出装置は、例えば車両のトランスミッションを構成する動力伝達用歯車の回転数を検出するために用いられるものである。
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分について説明する。図6に示されるように、第1棒磁石222のうちの第1磁極221とは反対側の第1端部225が、第1磁極221よりも太く形成されている。同様に、第2棒磁石224のうちの第2磁極223とは反対側の第2端部226が、第2磁極223よりも太く形成されている。
本実施形態では、第2実施形態と異なる部分について説明する。図7に示されるように、第1棒磁石222のうちの第1磁極221から第2磁極223までの仮想直線213に平行な長さを第1長さ(L1)と定義する。また、第1棒磁石222のうちの第1磁極221とは反対側の第1端部225から第2棒磁石224のうちの第2磁極223とは反対側の第2端部226までの仮想直線213に平行な長さを第2長さ(L2)と定義する。
本実施形態では、第1〜第3実施形態と異なる部分について説明する。図8に示されるように、バイアス磁石220は、U字型磁石として構成されている。すなわち、第1磁極221が一方の端部として構成されていると共に、第2磁極223が他方の端部として構成されている。
本実施形態では、第1〜第4実施形態と異なる部分について説明する。図9に示されるように、本実施形態では、バイアス磁石220は、第2磁極223が第1磁極221よりも回転体100の外周部110側に位置するように構成されている。なお、このような各磁極221、223の位置関係は、上記各実施形態で示されたどのタイプのバイアス磁石220でも言える。
(第6実施形態)
本実施形態では、上記各実施形態と異なる部分について説明する。図10に示されるように、センサチップ230は、第1センサチップ231と第2センサチップ232とを有している。第1センサチップ231は第1磁気抵抗素子253を有し、第2センサチップ232は第2磁気抵抗素子254を有している。
上記各実施形態で示された回転検出装置200の構成は一例であり、上記で示した構成に限定されることなく、本発明を実現できる他の構成とすることもできる。例えば、各磁極221、223は仮想直線213が通過するように配置されていれば良いので、収容軸212に平行に配置されている必要は無い。各磁極221、223が収容軸212に対して傾けられていても良い。
212 収容軸
213 仮想直線
214 垂直面
220 バイアス磁石
221、223 磁極
230 センサチップ
241 一面
242 中心位置
250 磁気抵抗素子
Claims (7)
- 第1磁極(221)と、前記第1磁極(221)から一定の間隔を持って配置されていると共に前記第1磁極(221)とは逆の磁性の第2磁極(223)と、を有し、回転体(100)の外周部(110)から離間して配置されるバイアス磁石(220)と、
一面(241)と、前記一面(241)に形成されていると共に前記回転体(100)の回転に伴って変化する磁界に応じて抵抗値が変化する磁気抵抗素子(250)と、を有するセンサチップ(230)と、
一方向に延びる収容部(211)を有し、前記収容部(211)に前記バイアス磁石(220)及び前記センサチップ(230)を収容したケース(210)と、
を備え、
前記収容部(211)の前記一方向に平行な軸を収容軸(212)と定義すると共に、前記収容軸(212)に垂直な直線を仮想直線(213)と定義すると、前記第1磁極(221)及び前記第2磁極(223)は前記仮想直線(213)が通過するように配置されており、
前記仮想直線(213)に垂直な面を垂直面(214)と定義すると、前記センサチップ(230)の前記一面(241)が前記垂直面(214)に対して傾けられており、かつ、前記仮想直線(213)に垂直な垂直方向において前記一面(241)の中心位置(242)が前記仮想直線(213)のうち前記第1磁極(221)と前記第2磁極(223)との中央位置から前記第1磁極(221)及び前記第2磁極(223)のうちのいずれか一方に近づいて配置されていることを特徴とする回転検出装置。 - 前記バイアス磁石(220)は、前記第1磁極(221)を有する第1棒磁石(222)と、前記第2磁極(223)を有する第2棒磁石(224)と、を有して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転検出装置。
- 前記第1棒磁石(222)のうちの前記第1磁極(221)とは反対側の第1端部(225)と、前記第2棒磁石(224)のうちの前記第2磁極(223)とは反対側の第2端部(226)と、が接触していることを特徴とする請求項2に記載の回転検出装置。
- 前記第1棒磁石(222)のうちの前記第1磁極(221)から前記第2磁極(223)までの前記仮想直線(213)に平行な長さを第1長さと定義し、
前記第1棒磁石(222)のうちの前記第1磁極(221)とは反対側の第1端部(225)から前記第2棒磁石(224)のうちの前記第2磁極(223)とは反対側の第2端部(226)までの前記仮想直線(213)に平行な長さを第2長さと定義すると、
前記第1棒磁石(222)及び前記第2棒磁石(224)は、前記第2長さが前記第1長さよりも短くなるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の回転検出装置。 - 前記バイアス磁石(220)は、前記第1磁極(221)が一方の端部として構成されていると共に、前記第2磁極(223)が他方の端部として構成されたU字型磁石であることを特徴とする請求項1に記載の回転検出装置。
- 前記バイアス磁石(220)は、前記第1磁極(221)及び前記第2磁極(223)のうちいずれか一方が他方よりも前記回転体(100)の前記外周部(110)側に位置するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つの記載の回転検出装置。
- 前記センサチップ(230)は、第1磁気抵抗素子(253)が形成された第1センサチップ(231)と、第2磁気抵抗素子(254)が形成された第2センサチップ(232)とを有しており、
前記第1磁気抵抗素子(253)及び前記第1磁極(221)は、前記収容軸(212)を中心として前記第2磁気抵抗素子(254)及び前記第2磁極(223)に対して線対称に配置されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の回転検出装置。
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