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JP6450719B2 - 通信システム、通信端末及び通信制御方法 - Google Patents

通信システム、通信端末及び通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信端末がデータを送信するタイミングを制御可能な通信システム、管理装置、通信端末及び通信制御方法に関する。
従来、さまざまな場所に設置されたセンサーが出力するデータを、無線通信回線を介して収集するシステムが知られている。特許文献1には、制御部において、センサーがデータを送信するタイミングを指示することが可能なデータ収集システムが開示されている。
特開2012−221206号公報
無線通信網においては、長期間にわたって無線通信回線が接続された状態が継続することを防ぐために、定期的に無線通信回線を切断する処理が行われる。従来のシステムにおいては、このように無線通信回線が切断されることが想定されていなかったため、無線通信回線が切断されるタイミングでデータが送信されてしまい、一部のデータが収集できなくなってしまうという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、通信端末が送信したデータを収集できる確率を高めるための通信システム、管理装置、通信端末及び通信制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の通信システムは、通信デバイスが出力したデバイスデータを、無線通信回線を介して基地局に送信する通信端末と、前記通信端末が前記デバイスデータを送信するタイミングを管理する管理装置と、を有する通信システムであって、前記管理装置は、前記基地局が前記無線通信回線を切断するタイミングである切断タイミングを特定する特定部と、前記特定部が特定した前記切断タイミングを前記通信端末に送信する通信制御部と、を有し、前記通信端末は、前記デバイスデータを受信するデバイス通信部と、前記通信制御部が送信した前記切断タイミングを受信するネットワーク通信部と、前記ネットワーク通信部が受信した前記切断タイミング以外のタイミングで、前記デバイス通信部が受信した前記デバイスデータを、前記無線通信回線を介して送信する端末制御部と、を有する。
前記端末制御部は、前記通信端末が属する前記基地局を特定するためのセクタ情報を前記管理装置に送信し、前記通信制御部は、前記セクタ情報に基づいて特定した前記基地局における前記切断タイミングを前記通信端末に通知してもよい。
前記通信制御部は、前記基地局が前記無線通信回線を切断する切断期間をさらに通信端末に通知し、前記端末制御部は、前記切断期間以外の期間に、前記デバイス通信部が受信した前記デバイスデータを、前記無線通信回線を介して送信してもよい。
前記通信制御部は、前記無線通信回線の接続制御に用いられる接続制御情報を用いて前記切断タイミングを通知してもよい。
前記端末制御部は、前記通信制御部から通知を受けた前記切断タイミングの前の所定の期間に前記通信デバイスから受信した前記デバイスデータを送信せずに、当該デバイスデータを一時的に記憶部に保持してもよい。前記端末制御部は、前記通信端末と前記基地局との間の通信遅延時間に基づいて前記所定の期間を決定してもよい。
前記端末制御部は、前記通信デバイスから受信した前記デバイスデータの量に基づいて、前記所定の期間を決定してもよい。また、前記端末制御部は、前記通信デバイスが前記デバイスデータを送信したアプリケーションごとに異なる長さに前記所定の期間を決定してもよい。
前記端末制御部は、前記切断タイミングが終了してからランダムな時間が経過した後に、前記記憶部に保持した前記デバイスデータを送信してもよい。
本発明の第2の態様の管理装置は、通信デバイスが出力したデバイスデータを、無線通信回線を介して基地局に送信する通信端末が前記デバイスデータを送信するタイミングを管理する管理装置であって、前記基地局が前記無線通信回線を切断するタイミングである切断タイミングを特定する特定部と、前記特定部が特定した前記切断タイミングを前記通信端末に送信する通信制御部と、を有する。
本発明の第3の態様の通信端末は、通信デバイスが出力したデバイスデータを、無線通信回線を介して基地局に送信する通信端末であって、前記通信端末は、前記デバイスデータを受信するデバイス通信部と、前記基地局が前記無線通信回線を切断するタイミングである切断タイミングを特定し、特定した前記切断タイミング以外のタイミングで、前記デバイス通信部が受信した前記デバイスデータを、前記無線通信回線を介して送信する端末制御部と、を有する。
本発明の第4の態様の通信制御方法は、通信デバイスが出力したデバイスデータを、通信端末が無線通信回線を介して基地局に送信するタイミングを制御する通信制御方法であって、コンピュータが、前記通信端末が使用する前記無線通信回線を提供する基地局が前記無線通信回線を切断するタイミングである切断タイミングを特定するステップと、前記コンピュータが特定した前記切断タイミングを前記通信端末に送信するステップと、前記切断タイミングの通知を受けた前記通信端末が、前記切断タイミング以外のタイミングで、前記通信デバイスから受信した前記デバイスデータを、前記無線通信回線を介して送信するステップと、を有する。
本発明によれば、通信端末が送信したデータを収集できる確率を高めることができるという効果を奏する。
実施の形態に係る通信システムの構成を示す図である。 通信システムにおけるデータの流れを模式的に示す図である。 通信端末の構成を示す図である。 データ管理装置の構成を示す図である。 切断タイミングDBの一例を示す図である。 通信端末DBの一例を示す図である。 通信システムにおける通信シーケンスを示す図である。
<第1の実施形態>
[通信システムSの構成]
図1は、実施の形態に係る通信システムSの構成を示す図である。通信システムSは、複数の通信デバイス1(図1においては通信デバイス1a,1b,1cを例示)と、通信端末2と、データ管理装置3と、データ取得装置4(図1においてはデータ取得装置4a,4b,4cを例示)とを有する。通信端末2は、通信網N1及び中継網N2を介して、複数の通信デバイス1から受信したデバイスデータをデータ管理装置3に送信することができる。
通信網N1は、携帯電話網であり、複数の基地局5(図1においては基地局5a,5b,5c)を備える。複数の基地局5のそれぞれは、例えばLTE(Long Term Evolution)におけるeNodeBである。複数の基地局5のそれぞれは、複数の通信端末2との間で無線通信回線により接続されている。通信端末2は、基地局5から提供される無線通信回線を利用して、通信デバイス1から受信したデバイスデータをデータ管理装置3に送信することができる。
中継網N2は、LTEのPGW(Packet Data Network Gateway)又はMME(Mobility Management Entity)等のEPC(Evolved Packet Core)を含むネットワークである。中継網N2には、複数の基地局5が接続される。中継網N2は、例えばインターネットを介してデータ管理装置3と接続されている。
基地局5は、長期間にわたって、データを送受信していない通信端末2が無線通信回線を占有することがないように、定期的に無線通信回線を一時的に解放する。具体的には、基地局5は、通信端末2と無線通信を開始してRRC接続(RRC Connected)状態になってから所定の時間(例えば24時間)が経過すると、RRCアイドル(RRC idle)状態に遷移する。RRCアイドル状態において、基地局5は、通信端末2が送信したデータを正常に受信することができない。そこで、通信システムSは、RRCアイドル状態においては通信端末2がデバイスデータを送信しないように制御することを特徴としている。
通信デバイス1は、例えばセンサーを有しており、センサーの出力信号に基づくデバイスデータを通信端末2に送信する。通信デバイス1は、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等のように比較的近距離での通信に適した無線通信チャネルにより通信端末2との間でデータを送受信する。
通信デバイス1は、自動販売機、車両、オフィス、工場等に設置されており、設置された場所において収集できる各種の情報を含むデバイスデータを、通信端末2を経由して、データ管理装置3に送信する。通信デバイス1が、例えば自動販売機に設置されている場合、通信デバイス1は、温度、釣銭の残量、商品の在庫、周囲の人の存在等に関する情報を収集し、収集した情報を含むデバイスデータを通信端末2に送信する。
通信デバイス1が送信するデバイスデータの容量は、スマートフォンやタブレット等の通信端末において送受信される音声や画像のデータの容量に比べて小さく、1つのデバイスデータの長さは、例えば100バイト以下である。通信デバイス1が送信するデバイスデータには、通信デバイス1ごとに割り当てられた識別情報であるデバイスIDと、収集した情報を含むデータとが含まれている。
通信端末2は、複数の通信デバイス1から複数のデバイスデータを受信する。通信端末2は、受信したデバイスデータを一時的に蓄積し、データ管理装置3から通知されたタイミングで、蓄積したデバイスデータを通信網N1に送出することにより、デバイスデータをデータ管理装置3に転送する。
データ管理装置3は、例えば、通信網N1を用いたサービスを提供する通信キャリアが管理するサーバである。データ管理装置3は、通信網N1及び中継網N2を介して、通信端末2から受信したデバイスデータをデータ取得装置4に提供する。
データ管理装置3は、通信端末2及び通信網N1を介して、複数の通信デバイス1から送信されるデバイスデータを収集する。データ管理装置3は、受信したデバイスデータをハードディスク等の記憶媒体に蓄積し、データ取得装置4(4a,4b,4c)からの要求に応じて、デバイスデータ自体、又はデバイスデータに基づいて生成した情報をデータ取得装置4に送信する。
データ管理装置3は、通信端末2がデバイスデータを送信するタイミングを管理する。データ管理装置3は、例えば、基地局5がRRCアイドル状態になる切断タイミングを通信端末2に通知する。詳細については後述するが、データ管理装置3は、複数の基地局5が、RRC接続状態になってからRRCアイドル状態にするまでの時間、及びRRCアイドル状態を継続する期間に関する情報を取得し、取得した情報に基づいて、無線通信回線が切断されるタイミングを示す切断タイミング情報を通信端末2に通知する。
切断タイミングは、例えば、RRCアイドル状態が開始するタイミングであるが、RRCアイドル状態が開始してからRRCアイドル状態が終了するまでの期間であってもよい。このように、データ管理装置3が切断タイミングを通信端末2に通知することで、基地局5がデバイスデータを受信できない期間に通信端末2がデバイスデータを送信することを防ぐことができるので、パケットロスの発生を回避することができる。
データ取得装置4は、データ管理装置3にアクセス可能なコンピュータである。データ取得装置4は、例えば、通信デバイス1からデータ管理装置3に送信されたデータにアクセスするデータ取得者が使用するPC(Personal Computer)であり、データ取得者は、自身のPCにおいて、通信デバイス1が送信したデバイスデータの内容を閲覧することができる。
ここで、通信デバイス1が自動販売機に設置されている場合、データ取得者は、例えば自動販売機の管理会社、自動販売機の商品を製造する飲料メーカー、マーケティング情報を提供する会社等である。データ取得者は、データ管理装置3を管理する通信キャリアとの間で、所望の通信デバイス1の所望のアプリケーションが出力するデバイスデータを取得するための契約を締結している。データ管理装置3は、各データ取得者の取得者IDと、各データ取得者が選択した一以上の通信デバイス1のデバイスIDと、各データ取得者が選択した一以上のアプリケーションのアプリIDとを関連付けて記憶している。
図2は、通信システムSにおけるデータの流れを模式的に示す図である。一つの通信デバイス1は、複数の種類の情報に対応する複数のアプリケーションを実行することができる。図2に示す通信デバイス1は自動販売機に設置されており、温度アプリ11、釣銭管理アプリ12、在庫管理アプリ13及び監視アプリ14を実行することができる。
温度アプリ11は、自動販売機の内部温度を示す温度情報を送信することができる。釣銭管理アプリ12は、自動販売機の釣銭の残高を示す釣銭情報を送信することができる。在庫管理アプリ13は、自動販売機で販売されている商品の在庫数を示す在庫情報を送信することができる。監視アプリ14は、自動販売機から所定の距離内の人を検出した時間を示す人検出情報を送信することができる。
各アプリケーションが送信する情報は、データ管理装置3によって、予め登録されたデータ取得装置4に割り振られる。図2に示す例の場合、温度アプリ11が出力する温度情報は、自動販売機をメンテナンスするデータ取得者のデータ取得装置4aに送信される。釣銭管理アプリ12が出力する釣銭情報は、商品を管理するデータ取得者のデータ取得装置4bに送信される。在庫管理アプリ13が出力する在庫情報は、データ取得装置4b、及びマーケティング情報を提供するデータ取得者のデータ取得装置4cに送信される。監視アプリ14が出力する人検出情報は、データ取得装置4cに送信される。
なお、通信デバイス1が設置される場所は任意であり、例えば自動車内に設置されてもよい。通信デバイス1が自動車内に設置される場合、通信デバイス1は、ガソリン残量、バッテリー残量、走行データ(走行距離、平均速度、燃費及び急ブレーキ回数等)、位置情報及び車体の不具合情報等をデータ管理装置3に送信することができる。
[通信端末2の構成]
続いて、通信端末2の構成及び動作について説明する。
図3は、通信端末2の構成を示す図である。通信端末2は、デバイス通信部21と、ネットワーク通信部22と、記憶部23と、端末制御部24と、を有する。
デバイス通信部21は、通信デバイス1が送信したデータを受信するための無線通信インターフェースである。
ネットワーク通信部22は、例えばLTE規格に則って、通信網N1の基地局5との間でデータを送受信するための無線通信インターフェースである。ネットワーク通信部22は、例えば、通信デバイス1から受信したデータを通信網N1に送信する。また、ネットワーク通信部22は、通信網N1を介して、通信制御部332が送信した切断タイミングを示すタイミング情報を受信する。
ネットワーク通信部22は、例えば、基地局5との間でやり取りされる接続処理情報であるシグナリング情報に含まれているタイミング情報(例えば、eNodeBのInActive Timer値)を受信することにより、切断タイミングを取得する。タイミング情報には、例えば、基地局5がRRCアイドル状態に遷移する予定の時刻が含まれている。タイミング情報に、基地局5がRRCアイドル状態に遷移した後にRRCアイドル状態が継続する期間が含まれていてもよい。通信システムSは、このようにシグナリング情報を用いてタイミング情報を取得することで、効率的に切断タイミングを通信端末2に通知することができる。
記憶部23は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びハードディスク等の記憶媒体を有する。記憶部23は、端末制御部24が実行するプログラムを記憶している。また、記憶部23は、端末制御部24の制御に基づいて、通信デバイス1から受信したデバイスデータを、通信デバイス1のデバイスID及び通信デバイス1から受信した日時に関連付けて記憶する。
端末制御部24は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、記憶部23に記憶されたプログラムを実行することにより、各種の処理を実行する。端末制御部24は、デバイス通信部21を介して受信したデバイスデータを記憶部23に記憶させる。また、端末制御部24は、ネットワーク通信部22が受信した、基地局5がRRCアイドル状態に遷移する切断タイミング以外のタイミングで、デバイス通信部21が受信したデバイスデータを、無線通信回線を介して送信する。
具体的には、端末制御部24は、記憶部23に記憶させたデバイスデータを読み出して、読み出したデバイスデータを、データ管理装置3から通知された切断タイミング以外のタイミングでネットワーク通信部22を介して通信網N1に送出する。端末制御部24は、切断タイミングに対応する時刻から所定の期間にはデバイスデータを送信しない。ネットワーク通信部22が、RRCアイドル状態が継続する期間を示す情報を受信した場合、端末制御部24は、RRCアイドル状態に遷移する切断タイミングからRRCアイドル状態が継続する期間が終了するまでの切断期間の間、デバイスデータを送信しないで記憶部23に保持させておく。そして、端末制御部24は、切断期間以外の期間に、デバイスデータを送信する。
端末制御部24は、通信端末2が収容されている基地局5の切断タイミングを取得するために、通信端末2が属する基地局5を特定するためのセクタ情報をデータ管理装置3に送信する。端末制御部24は、通信端末2の電源が投入されて基地局5と通信できる状態になったことに応じて、又はハンドオーバーが発生して収容される基地局5が変化したことに応じてセクタ情報を送信する。端末制御部24は、セクタの境界位置でセクタ情報を頻繁に送信することを防ぐために、セクタが切り替わってから所定の期間が経過した後にセクタ情報を送信する。所定の期間は、例えば通信端末2の移動速度や移動方向に基づいて定められる期間であり、通信端末2がハンドオーバー前のセクタに戻る確率が所定の閾値以下となる期間である。
端末制御部24は、通信制御部332から通知を受けた切断タイミングの前の所定の期間に通信デバイス1から受信したデバイスデータを送信せずに、当該デバイスデータを一時的に記憶部23に保持してもよい。端末制御部24は、例えば、通信端末2と基地局5との間の通信遅延時間に基づいて、上記の所定の期間を決定する。
切断タイミングが0時0分0秒であり、通信端末2と基地局5との間の通信遅延時間が500ミリ秒であるとすると、端末制御部24は、切断タイミングの0時0分0秒の直前の500ミリ秒の間はデータを送信しない。このようにすることで、通信端末2が送信したデバイスデータが基地局5まで伝送されている間にRCCアイドル状態になり、デバイスデータが基地局5に届かないことを防止できる。
端末制御部24は、通信デバイス1から受信したデバイスデータの量に基づいて、切断タイミングの前にデバイスデータを送信しない所定の期間を決定してもよい。例えば、通信デバイス1から受信したデバイスデータの量が500バイトであり、無線通信回線の伝送速度が1Mbpsである場合、500バイトのデータの送信に500÷(1×10÷8)=4ミリ秒となる。この場合、端末制御部24は、通信遅延時間である500ミリ秒を加算して、切断タイミングの0時0分0秒の直前の504ミリ秒の間はデータを送信しない。
端末制御部24は、直接通信をしている全ての通信デバイス1から受信したデバイスデータの合計量に基づいて、切断タイミングの前にデバイスデータを送信しない所定の期間を決定してもよい。例えば、通信端末2が100台の通信デバイス1からデバイスデータを受信するものとする。この場合、各通信デバイス1が送信するデバイスデータの最大データ量が500バイトだとすると、全ての通信デバイス1から受信したデバイスデータの合計量の最大値は500×100=50Kバイトとなる。無線通信回線の伝送速度が1Mbpsである場合、50Kバイトのデータの送信に50000÷(1×10÷8)=400ミリ秒となる。この場合、端末制御部24は、通信遅延時間である500ミリ秒を加算して、切断タイミングの0時0分0秒の直前の900ミリ秒の間はデータを送信しない。
また、端末制御部24は、通信デバイス1がデバイスデータを送信したアプリケーションごとに異なる長さに所定の期間を決定してもよい。例えば、端末制御部24は、比較的多くのデータを出力する画像関連アプリケーションが出力したデバイスデータを通信デバイス1から受信した場合、切断タイミングの直前の第1期間にデバイスデータを送信しない。端末制御部24は、比較的少ないデータを出力するアプリケーションが出力したデバイスデータを通信デバイス1から受信した場合、切断タイミングの直前の第1期間よりも短い第2期間にデバイスデータを送信しない。このようにすることで、端末制御部24は、デバイス通信部21が受信したデバイスデータを出力したアプリケーションに応じて適切なタイミングでデバイスデータを送信できるので、できるだけ早くデバイスデータを送信しつつ、送信したデータが送信先に届かないという問題の発生を防ぐことができる。
端末制御部24は、切断タイミングが終了してからランダムな時間が経過した後に、記憶部23に保持したデバイスデータを送信してもよい。例えば、端末制御部24は、通信端末2の通信端末IDに基づいて乱数を発生し、切断タイミングが終了してから、発生した乱数に対応する時間が経過した後にデバイスデータを送信する。このようにすることで、多数の通信端末2に通知された切断タイミングが同じタイミングである場合であっても、切断タイミングが終了した後に、多数の通信端末2がRRC接続状態に移行するための情報を同時に送信することを回避することができる。
[データ管理装置3の構成]
図4は、データ管理装置3の構成を示す図である。データ管理装置3は、通信部31と、記憶部32と、制御部33とを有する。制御部33は、記憶部32に記憶されたプログラムを実行することにより、特定部331、通信制御部332、要求受付部333及び記憶制御部334として機能する。
通信部31は、第1通信部311及び第2通信部312を有する。第1通信部311は、中継網N2を介して通信端末2との間でデータを送受信するための通信インターフェースであり、例えば携帯電話網の終端インターフェースを有する。第1通信部311は、携帯電話網の終端装置と接続するためのLAN(Local Area Network)インターフェースを有してもよい。
第2通信部312は、中継網N2を介してデータ取得装置4との間でデータを送受信するための通信インターフェースを有する。第2通信部312は、例えばLANインターフェースである。
記憶部32は、ROM、RAM及びハードディスク等の記憶媒体を有する。記憶部32は、特定部331が切断タイミングを特定する際に参照する切断タイミングDBを記憶している。
図5は、切断タイミングDBの一例を示す図である。切断タイミングDBにおいては、基地局5の識別情報(以下、基地局IDという)と、それぞれの基地局5が収容している通信端末2の識別情報である通信端末IDと、各通信端末2と接続された無線通信回線をRRCアイドル状態に遷移する時刻と、RRCアイドル状態が継続する時間と、が関連付けられている。RRCアイドル遷移時刻は、通信端末2が基地局5との間で通信を開始した時刻から、基地局5ごとに定められた所定の時間(例えば24時間)が経過した時刻である。
また、記憶部32は、通信端末IDと、それぞれの通信端末2が基地局5を介することなく直接通信可能な通信デバイス1の識別情報であるデバイスIDとが関連付けられた通信端末データベース(以下、通信端末DBという)を記憶している。
図6は、通信端末DBの一例を示す図である。通信端末DBにおいては、通信端末IDに関連付けて、通信端末2が通信可能な通信デバイス1が実行可能なアプリケーションの識別情報であるアプリIDと、それぞれのアプリケーションが1回のデータ送信時に送信する送信データ量とを記憶している。
図6に示す例において、通信端末IDが9001の通信端末2は、デバイスIDが1001の通信デバイス1a及びデバイスIDが1002の通信デバイス1bが出力するデータを受信することを示している。通信デバイス1aは、送信データ量が10バイトであるアプリIDがa51のアプリケーション、及び送信データ量が20バイトであるアプリIDがa52のアプリケーションを実行することができる。通信デバイス1bは、送信データ量が10バイトであるアプリIDがa51のアプリケーション、及び送信データ量が45バイトであるアプリIDがa53のアプリケーションを実行することができる。
また、記憶部32は、通信端末2から受信した複数の通信デバイス1が送信したデータを、通信デバイス1のデバイスIDに関連付けて記憶する。さらに、記憶部32は、データ取得装置4を介してデータ管理装置3にアクセスするデータ取得者の取得者IDと、データ取得者がデータを取得する対象として登録した通信デバイス1及びアプリケーションのデバイスID及びアプリIDとが関連付けられたデータ提供用データベース(以下、データ提供用DBという)を記憶していてもよい。
制御部33は、例えばCPUであり、記憶部32に記憶されたプログラムを実行することにより、各通信端末2に通知する切断タイミングを特定し、特定した切断タイミングを通信端末2に通知する。
特定部331は、例えば、通信端末2から、通信端末2が属する基地局5を特定するためのセクタ情報を受信したことに応じて、基地局5に、通信端末2との間でRRC接続状態に遷移した時刻を要求する。特定部331は、セクタ情報を送信した通信端末2がRRC接続状態に遷移した時刻を基地局5から取得すると、取得した時刻に、基地局5がRRCアイドル状態に遷移させるまでの時間を加算することにより、次に通信端末2との間でRRCアイドル状態に遷移する時刻を特定する。特定部331は、特定したRRCアイドル遷移時刻を切断タイミングDBに登録するとともに、通信制御部332に通知する。特定部331は、通信端末2に対応するRRCアイドル継続時間を基地局5からさらに取得し、取得したRRCアイドル継続時間を切断タイミングDBに登録するとともに、通信制御部332に通知してもよい。
通信制御部332は、通信端末2との間のデータの送受信を制御する。例えば、通信制御部332は、特定部331から通知された、セクタ情報を送信した通信端末2と通信する基地局5におけるRRCアイドル遷移時刻を通信端末2に通知する。通信制御部332は、基地局5が、セクタ情報を送信した通信端末2との間の無線通信回線を切断する期間をさらに通信端末2に通知してもよい。通信制御部332は、例えば、無線通信回線の接続制御に用いられるシグナリング情報を用いて、切断タイミングや切断期間を通知する。通信制御部332は、通信端末2に対して、通信網N1のゲートウェイのアドレスであるAPN(Access Point Name)をさらに通知することにより、通信端末2からのデータの受信を開始する。
要求受付部333は、データ取得装置4から、データを取得する対象の通信デバイス1及びアプリケーションを選択する要求を受け付ける。要求受付部333は、第2通信部312を介して、データ管理装置3がデータを収集する対象となっている通信デバイス1及びアプリケーションの一覧をデータ取得装置4に送信する。
データ取得者が、データ取得装置4を介して表示される通信デバイス1及びアプリケーションの一覧から、データを取得したい通信デバイス1及びアプリケーションを選択すると、データ取得装置4は、選択された通信デバイス1及びアプリケーションを特定するための情報(例えば、デバイスID及びアプリID)、並びに取得者IDを含むデータ取得要求をデータ管理装置3に送信する。要求受付部333は、データ取得装置4からデータ取得要求を受信すると、データ取得要求に含まれる取得者ID、デバイスID及びアプリIDを記憶制御部334に通知することにより、記憶部32内のデータ提供用DBに登録する。
要求受付部333は、データ取得装置4からデータを取得するための要求を受け付けた場合に、通信網N1を介して受信した、記憶部32に記憶されたデータ提供用DBを参照して、要求が示すアプリケーションが送信したデータを、データ取得装置4に送信することにより提供する。データ提供用DBにおいては、データ取得要求を送信したデータ取得装置4に対応する取得者IDと、取得者IDのデータ取得装置4にデータを提供する対象となる通信デバイスのデバイスIDが関連付けられている。データ提供用DBにおいては、取得者IDのデータ取得装置4にデータを提供する対象となるアプリケーションのアプリIDがさらに関連付けられていてもよい。
要求受付部333は、複数のデータ取得装置4から、同一の通信デバイス1が実行する同一のアプリケーションを選択する要求を受け付けてもよい。通信制御部332は、要求受付部333が複数のデータ取得装置4から、同一の通信デバイス1が実行する同一のアプリケーションを選択する要求を受け付けた場合に、通信網N1を介して受信したデータのうち、要求が示すアプリケーションが送信したデータを、複数のデータ取得装置4に提供する。
記憶制御部334は、特定部331、通信制御部332及び要求受付部333からの指示に基づいて、記憶部32にデータを書き込んだり、記憶部32に記憶されたデータを読み出したりする。例えば、記憶制御部334は、通信制御部332が通信端末2から受信したデバイスデータを、デバイスID及びアプリIDに関連付けて記憶部32に記憶させる。
[通信シーケンス]
図7は、通信システムSにおける通信シーケンスを示す図である。
まず、通信端末2の端末制御部24は、通信端末2の電源が投入されたりハンドオーバーが発生したりして、新たな基地局5との通信が開始したかどうかを監視する(S11)。通信端末2の端末制御部24は、新たな基地局5との通信が開始したと判定した場合(S11においてYES)、基地局5のセクタを特定し(S12)、特定したセクタに関する情報として、例えば基地局IDをデータ管理装置3に送信する。
データ管理装置3においては、特定部331が、通信端末2との間でRRC接続状態になった時刻を基地局5から取得し、取得した情報に基づいて切断タイミングを特定する(S13)。通信制御部332は、特定部331が特定した切断タイミングを通信端末2に送信する。
その後、通信デバイス1は、収集した情報を送信するタイミングになると(S14においてYES)、送信データを生成して(S15)、通信端末2に対して送信データを送信する。通信端末2の端末制御部24は、送信データを受信すると、受信した送信データを記憶部23に蓄積する(S16)。
続いて、通信端末2の端末制御部24は、現在時刻が切断タイミングに対して所定の範囲内の時刻であるか否かを監視する(S17)。通信端末2の端末制御部24は、現在時刻が切断タイミングと異なる時刻であると判定すると(S17においてNO)、記憶部23に蓄積していた送信データをデータ管理装置3に送信する。データ管理装置3の通信制御部332は、データを受信すると、受信したデータを通信端末IDに関連付けて記憶部32内のデータ提供用DBに登録する。ステップS17において、端末制御部24は、現在時刻が切断タイミングに対応する時刻であると判定すると、送信データを送信することなく待機する。
[通信システムSによる効果]
以上説明したように、通信システムSにおいては、データ管理装置3が、通信端末2と基地局5との間がRRCアイドル状態に遷移する切断タイミングを特定し、特定した切断タイミングを通信端末2に通知する。通信端末2では、通知された切断タイミング以外のタイミングで、通信デバイス1から受信したデバイスデータを送信する。このようにすることで、通信端末2が送信したデータを含むパケットの消失(パケットロス)が発生することを防止できるので、通信端末2が送信したデータをデータ管理装置3が収集できる確率を高めることができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態においては、データ管理装置3が基地局5の切断タイミングを特定したのに対して、第2の実施形態においては、通信端末2が基地局5の切断タイミングを特定する点で第1の実施形態と異なる。
第2の実施形態に係る通信端末2の端末制御部24は、基地局5が無線通信回線を切断するタイミングである切断タイミングを特定し、特定した切断タイミング以外のタイミングで、デバイス通信部21が受信したデバイスデータを、無線通信回線を介して送信する。通信端末2は、以下の手順により、切断タイミングを特定し、切断タイミング以外のタイミングでデバイスデータを送信する。
端末制御部24は、例えば、RCC接続状態が長時間にわたって継続した場合に基地局5がRRCアイドル状態に遷移させるまでの時間を基地局5から取得し、取得した時間を記憶部23に記憶させておく。そして、端末制御部24は、通信端末2の電源が投入されて基地局5との間で初めてRRC接続状態になった時刻に、記憶部23に記憶させたRRCアイドル状態に遷移させるまでの時間を加算することにより、RRCアイドル状態に遷移する時刻を切断タイミングとして推定する。端末制御部24は、推定した切断タイミングに基づいて、第1の実施形態と同様の処理を実行し、切断タイミング以外の時間においてデバイスデータを送信する。
第1の実施形態と同様に、端末制御部24は、切断タイミングの前の所定の期間に通信デバイス1から受信したデバイスデータを送信せずに、当該デバイスデータを一時的に記憶部23に保持し、切断タイミングが終了してRRC接続状態になった後に、保持したデバイスデータを送信してもよい。また、端末制御部24は、通信端末2と基地局5との間の通信遅延時間に基づいて所定の期間を決定してもよい。また、端末制御部24は、通信デバイス1から受信したデバイスデータの量に基づいて、所定の期間を決定してもよい。さらに、端末制御部24は、通信デバイス1がデバイスデータを送信したアプリケーションごとに異なる長さに所定の期間を決定してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1 通信デバイス
2 通信端末
3 データ管理装置
21 デバイス通信部
22 ネットワーク通信部
23 記憶部
24 端末制御部
31 通信部
311 第1通信部
312 第2通信部
32 記憶部
33 制御部
331 特定部
332 通信制御部
333 要求受付部
334 記憶制御部

Claims (9)

  1. 通信デバイスが出力したデバイスデータを、無線通信回線を介して基地局に送信する通信端末と、前記通信端末が前記デバイスデータを送信するタイミングを管理する管理装置と、を有する通信システムであって、
    前記管理装置は、
    前記基地局が前記無線通信回線を切断するタイミングである切断タイミングを特定する特定部と、
    前記特定部が特定した前記切断タイミングを前記通信端末に送信する通信制御部と、
    を有し、
    前記通信端末は、
    前記デバイスデータを受信するデバイス通信部と、
    前記通信制御部が送信した前記切断タイミングを受信するネットワーク通信部と、
    前記ネットワーク通信部が受信した前記切断タイミング以外のタイミングで、前記デバイス通信部が受信した前記デバイスデータを、前記無線通信回線を介して送信する端末制御部と、
    を有し、
    前記端末制御部は、前記通信端末と前記基地局との間の通信遅延時間に基づいて所定の期間を決定し、前記通信制御部から通知を受けた前記切断タイミングの前の当該所定の期間に前記通信デバイスから受信した前記デバイスデータを送信せずに、当該デバイスデータを一時的に記憶部に保持する、通信システム。
  2. 通信デバイスが出力したデバイスデータを、無線通信回線を介して基地局に送信する通信端末と、前記通信端末が前記デバイスデータを送信するタイミングを管理する管理装置と、を有する通信システムであって、
    前記管理装置は、
    前記基地局が前記無線通信回線を切断するタイミングである切断タイミングを特定する特定部と、
    前記特定部が特定した前記切断タイミングを前記通信端末に送信する通信制御部と、
    を有し、
    前記通信端末は、
    前記デバイスデータを受信するデバイス通信部と、
    前記通信制御部が送信した前記切断タイミングを受信するネットワーク通信部と、
    前記ネットワーク通信部が受信した前記切断タイミング以外のタイミングで、前記デバイス通信部が受信した前記デバイスデータを、前記無線通信回線を介して送信する端末制御部と、
    を有し、
    前記端末制御部は、前記通信デバイスから受信した前記デバイスデータの量に基づいて、所定の期間を決定し、前記通信制御部から通知を受けた前記切断タイミングの前の当該所定の期間に前記通信デバイスから受信した前記デバイスデータを送信せずに、当該デバイスデータを一時的に記憶部に保持する、通信システム。
  3. 前記端末制御部は、前記通信端末が属する前記基地局を特定するためのセクタ情報を前記管理装置に送信し、
    前記通信制御部は、前記セクタ情報に基づいて特定した前記基地局における前記切断タイミングを前記通信端末に通知する、
    請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記通信制御部は、前記基地局が前記無線通信回線を切断する切断期間をさらに通信端末に通知し、
    前記端末制御部は、前記切断期間以外の期間に、前記デバイス通信部が受信した前記デバイスデータを、前記無線通信回線を介して送信する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の通信システム。
  5. 前記通信制御部は、前記無線通信回線の接続制御に用いられる接続制御情報を用いて前記切断タイミングを通知する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の通信システム。
  6. 前記端末制御部は、前記通信デバイスが前記デバイスデータを送信したアプリケーションごとに異なる長さに前記所定の期間を決定する、
    請求項1又は2に記載の通信システム。
  7. 前記端末制御部は、前記切断タイミングが終了してからランダムな時間が経過した後に、前記記憶部に保持した前記デバイスデータを送信する、
    請求項1、2又は6に記載の通信システム。
  8. 通信デバイスが出力したデバイスデータを、無線通信回線を介して基地局に送信する通信端末であって、
    前記通信端末は、
    前記デバイスデータを受信するデバイス通信部と、
    前記基地局が前記無線通信回線を切断するタイミングである切断タイミングを特定し、特定した前記切断タイミング以外のタイミングで、前記デバイス通信部が受信した前記デバイスデータを、前記無線通信回線を介して送信する端末制御部と、
    を有し、
    前記端末制御部は、前記通信端末と前記基地局との間の通信遅延時間に基づいて所定の期間を決定し、前記切断タイミングの前の当該所定の期間に前記通信デバイスから受信した前記デバイスデータを送信せずに、当該デバイスデータを一時的に記憶部に保持する、通信端末。
  9. 通信デバイスが出力したデバイスデータを、通信端末が無線通信回線を介して基地局に送信するタイミングを制御する通信制御方法であって、
    コンピュータが、前記通信端末が使用する前記無線通信回線を提供する基地局が前記無線通信回線を切断するタイミングである切断タイミングを特定するステップと、
    前記コンピュータが特定した前記切断タイミングを前記通信端末に送信するステップと、
    前記切断タイミングの通知を受けた前記通信端末が、前記切断タイミング以外のタイミングで、前記通信デバイスから受信した前記デバイスデータを、前記無線通信回線を介して送信するステップと、
    を有し、
    前記デバイスデータを送信するステップでは、前記通信端末と前記基地局との間の通信遅延時間に基づいて所定の期間を決定し、前記切断タイミングの前の当該所定の期間に前記通信デバイスから受信した前記デバイスデータを送信せずに、当該デバイスデータを一時的に記憶部に保持する、通信制御方法。
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