JP6442323B2 - 塗布容器 - Google Patents
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Description
本発明に係る塗布容器は、被塗布部に塗布する内容物が収容される容器本体と、前記容器本体の口部に装着され、前記容器本体内に連通する連通孔を有する中栓部材と、前記中栓部材との間に、前記連通孔を通して前記容器本体内に連通する計量室を形成するとともに、前記計量室内に連通する吐出孔が頂部に形成された計量筒部材と、前記計量室内に設けられ、先端部が前記吐出孔から外部に突出可能な塗布栓と、を備え、前記塗布栓は、前記計量室内と外部との連通を遮断し、かつ前記計量室内と前記容器本体内とを連通させる計量位置と、容器軸方向において前記計量位置よりも前記容器本体の底部側に位置するとともに、前記計量室内と前記容器本体内との連通を遮断し、かつ前記計量室内と外部とを連通させる塗布位置と、の間を容器軸方向に移動自在に配設され、前記計量筒部材の頂部は、前記塗布栓が前記塗布位置にある状態において、容器軸方向に沿う前記容器本体の底部側に向けて弾性変形可能に形成されていることを特徴とする。
その後、前記倒立姿勢等のままで塗布栓を塗布位置に移動させることで、計量室内の内容物を吐出孔を通して被塗布部に吐出することができる。
ここで、塗布栓が塗布位置にある状態において、計量筒部材の頂部を被塗布部に押し当てると、その押付力に応じて頂部が容器軸方向に弾性変形する。すると、計量室内が加圧されることで、計量室内から吐出孔に向けて流通する内容物の流量が増大する。これにより、吐出孔から吐出される内容物の流量を増大させることができる。このように、計量筒部材の頂部の押付力、つまり頂部の変形量を調整することで、吐出孔から吐出される内容物の流量を制御することができる。その結果、吐出精度の向上を図ることができる。
また、容器軸方向に弾性変位可能な計量筒部材の頂部を被塗布部に押し付けるので、塗布時において、被塗布部に及ぼされる衝撃や外力等が頂部のクッション作用により緩和されることになる。そのため、柔らかな塗布感触を得ることができるとともに、不快さや心地悪さを低減し、快適で心地よい塗布を行うことができる。
さらに塗布栓の外周面に、連通凹部が設けられているので、計量筒部材の頂部が容器軸方向に弾性変形して吐出筒が塗布栓の先端部に対して容器軸方向に摺動したとしても、計量室内を外部に安定して連通させることが可能になり、吐出精度の確実な向上を図ることができる。
図1から図3に示すように、塗布容器10は、容器本体11と、中栓部材12と、計量筒部材13と、塗布栓14と、オーバーキャップ16と、を備えている。なお、容器本体11は有底筒状に形成され、中栓部材12、計量筒部材13およびオーバーキャップ16は有頂筒状に形成されている。さらに、塗布栓14は筒状に形成されている。
受け部24は、シール筒23に連設された外筒25と、外筒25に対して径方向の内側に位置する内筒26と、外筒25及び内筒26の下端部同士を連結する連結板27と、内筒26内を閉塞する閉塞板28と、を有している。
計量筒部材13の周壁部31は、容器軸Oと同軸に配置された多段筒状に形成されている。周壁部31は、被着筒部32と、本体筒部33と、を備えていて、これらの被着筒部32および本体筒部33が、この順に小径になっている。
塗布栓14が塗布位置P2に移動すると、計量室29内の内容物が連通凹部41を通して吐出孔35内に流入して被塗布部S上(外部)に吐出される。
図10(a)に示すAは、オーバーキャップ16を取り外した直後に塗布栓14が計量位置P1に位置する状態(以下、「基準状態」という)における、連通凹部41の計量室29側の端部と、吐出孔35の内周面に設けられたシール突起35aと、の容器軸O方向の距離である。連通凹部41の計量室29側の端部が、シール突起35aを容器軸O方向に通過すると、計量室29内が連通凹部41を通して外部に連通する。
図10(a)に示すCは、基準状態における、シール部45の外筒25側の端部と、外筒25の内周面に設けられた被シール部25aと、の容器軸O方向の距離である。シール部45の外筒25側の端部が、被シール部25aを容器軸O方向に通過すると、シール部45が外筒25内に液密に嵌合される。
図10(b)に示すBは、頂部34の容器軸O方向への弾性変形の限界量である。
これらの容器軸O方向の大きさA、B、Cについて、上述したようにA+B<Cの関係を満たすように調整することで、基準状態において、仮に頂部34が限界量Bまで容器軸O方向に弾性変形したとしても、シール部45が外筒25内に液密に嵌合される前に、計量室29内が連通凹部41を通して外部に連通する。
なお本実施形態では、頂部34が弾性変形していない状態や復元変形している状態では、計量室29の内圧が低く、内容物の予期せぬ流出が阻害されている一方、頂部34が弾性変形すると、計量室29の内圧が高まり内容物が吐出し易くなる。したがって、頂部34の弾性変位および復元変位を繰り返すことで、内容物を複数回に分けて小出しにすることができる。
さらに塗布栓14の外周面に、連通凹部41が設けられているので、計量筒部材13の頂部34が容器軸O方向に弾性変形して吐出筒37が塗布栓14の先端部に対して容器軸O方向に摺動したとしても、計量室29内を外部に安定して連通させることが可能になり、吐出精度の確実な向上を図ることができる。
また、計量筒部材13の頂部34を、容器軸O方向の下方に向けて弾性変形可能に形成された他の形態に適宜変更してもよい。
11 容器本体
11a 口部
12 中栓部材
13 計量筒部材
14 塗布栓
21 連通孔
34 頂部
35 吐出孔
36 変形壁部
37 吐出筒
40 突出部
41 連通凹部
O 容器軸
P1 計量位置
P2 塗布位置
S 被塗布部
Claims (4)
- 被塗布部に塗布する内容物が収容される容器本体と、
前記容器本体の口部に装着され、前記容器本体内に連通する連通孔を有する中栓部材と、
前記中栓部材との間に、前記連通孔を通して前記容器本体内に連通する計量室を形成するとともに、前記計量室内に連通する吐出孔が頂部に形成された計量筒部材と、
前記計量室内に設けられ、先端部が前記吐出孔から外部に突出可能な塗布栓と、を備え、
前記塗布栓は、
前記計量室内と外部との連通を遮断し、かつ前記計量室内と前記容器本体内とを連通させる計量位置と、
容器軸方向において前記計量位置よりも前記容器本体の底部側に位置するとともに、前記計量室内と前記容器本体内との連通を遮断し、かつ前記計量室内と外部とを連通させる塗布位置と、の間を容器軸方向に移動自在に配設され、
前記計量筒部材の頂部は、前記塗布栓が前記塗布位置にある状態において、容器軸方向に沿う前記容器本体の底部側に向けて弾性変形可能に形成されていることを特徴とする塗布容器。 - 前記計量筒部材の頂部は、前記計量筒部材の周壁部に連設され容器軸方向に弾性変形可能な変形壁部と、前記変形壁部に立設され内部に前記吐出孔が設けられた吐出筒と、を備えていることを特徴とする請求項1記載の塗布容器。
- 前記塗布栓の先端部は、前記吐出筒内に容器軸方向に摺動自在に嵌合され、
前記塗布栓の外周面には、前記塗布栓が前記塗布位置に位置するときに前記計量室内を外部に連通させる連通凹部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の塗布容器。 - 前記吐出筒の先端部には、容器軸方向に突出する突出部が、前記吐出筒の周方向に間隔をあけて複数配置されていることを特徴とする請求項2または3に記載の塗布容器。
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