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JP6399324B1 - 塵芥収集車における映像管理システム - Google Patents

塵芥収集車における映像管理システム Download PDF

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Abstract

【課題】 不要データの過剰収集の無駄を極力省略可能な塵芥収集車の映像管理システムの提供。【解決手段】管理サーバ1は、クライアント2から映像配信要求,車輌指定情報,時間帯指定情報を受信すると、車輌指定情報で特定される塵芥収集車Cの車載通信装置5に対し、映像送信要求及び時間帯指定情報を送信する。車載通信装置5は、映像送信要求及び時間帯指定情報を受信すると、ドライブレコーダ4の映像データのうち時間帯指定情報で特定される時間帯に撮影された映像データを管理サーバ1へ送信する。管理サーバ1は、映像データ(取得録画データ)をサーバ側記憶装置1aに保存し、映像配信要求を送信したクライアント2に対し取得録画データを配信する。これにより、必要な映像データのみの収集・管理ができる。【選択図】図1

Description

本発明は、家庭ゴミなどを巡回収集する塵芥収集車において、収集作業時における現場状況を撮影した映像を管理する映像管理システムに関する。
斯かる映像管理システムに関連する従来の技術としては、特許文献1〜3に記載のものが公知である。
特許文献1には、車体上に搭載され、後方開口部を有する塵芥収容箱と、この塵芥収容箱の後方開口部に連設され、塵芥の投入口を有するとともに、この投入口から投入された塵芥を、後方開口部を経て塵芥収容箱へ積み込む塵芥積込装置を備えた塵芥投入箱とを有する塵芥収集車であって、(a)塵芥の投入口の近傍および後方を撮影する後方カメラと、(b)車体の前方を撮影する前方カメラと、(c)後方カメラの近傍に設置された後方マイクと、(d)映像を表示するモニタと、(e)映像を記録するドライブレコーダと、(f)前方カメラおよび後方カメラの映像信号が入力されるとともに、入力された映像信号をモニタおよびドライブレコーダに出力するコントロール・ボックスと、を有する塵芥収集車が記載されている。
この塵芥収集車は、前方カメラ及び後方カメラにより撮影された映像がドライブレコーダに記録されるとともに、コントロール・ボックスを通じてモニタに表示される。ドライブレコーダでは、通常広く使用されているものと同様、USBメモリ等の外部記憶装置に映像を記録することが可能となっている(特許文献1明細書〔0019〕)。この外部記憶装置をドライブレコーダから取り外して、事務所に持ち帰り、事務所のコンピュータ機器に接続して読み出す(同〔0024〕)。そして、ドライブレコーダに記録された映像は、後ほど後方カメラによる映像を塵芥収集時のトラブルや作業員の安全管理に利用することが可能となる(同〔0022〕,〔0024〕)。また、作業員の安全を確保するために、側方カメラを設置しても良い旨も記載されている(同〔0033〕)。
特許文献2には、廃棄物を収集するためのパッカー部がパワーテイクオフにより駆動される構成の廃棄物収集車両に設けられる廃棄物情報収集装置であって、パッカー部に設けられ車両側方を撮影可能なカメラ(7)と、現在位置を認識する位置認識手段(GPSアンテナ6)と、カメラによる撮影画像を記憶するための画像記憶手段(画像メモリ11)と、パワーテイクオフに切り替えるパワーテイクオフスイッチがオンされると、カメラに撮影タイミング信号を送信すると共に、そのカメラが撮影した画像および位置認識手段により認識された現在位置情報を廃棄物情報として画像記憶手段に記憶させる車載機とを備えた廃棄物情報収集装置が記載されている。
この廃棄物情報収集装置では、廃棄物を回収するために車両のパッカー部が収集場所に停車されると、カメラにより収集場所の撮影が可能となる。ここで、廃棄物の回収のために作業者によりパワーテイクオフスイッチがオンされると、車載機はカメラに収集場所に集積された廃棄物の回収直前の状態を撮影させ、その画像情報に現在位置情報を付加した状態で画像記憶手段に記憶させる。これにより、廃棄物収集場所ごとの廃棄物の排出状態を確実に撮影することができ、その位置情報から場所を特定できるようになる。これにより、廃棄物収集場所ごとの排出量を推定して比較するなどしてその地域に対するゴミの排出量を住民に客観的に認識してもらうことができ、他地域との比較上で廃棄物の低減のための意識の高揚を図ることができるようになる(特許文献2明細書〔0006〕)。
特許文献3には、各処理現場への到着後、携帯端末(携帯電話(スマートフォン)等)の撮像手段(デジタルカメラ)により取得した各廃棄物運搬車両への廃棄物の積載または荷下ろしの画像データを、撮像直後、自動画像送信手段により端末からサーバに自動送信し、かつ携帯端末の全地球測位手段(GPS等)により車両を測位する廃棄物処理管理システムが記載されている。
これにより、廃棄物の処理状況を、画像を含む複数種の情報から追跡管理でき、サーバ送信前の画像データの改ざんを防止できる。
特開2012−206817号公報 特開2007−76884号公報 国際公開2014/109061号公報
ところで、実際の塵芥収集車による巡回収集の現場では、ゴミステーション(家庭ゴミ収集場)ごとに予め定められたゴミ出しの日時以外の日時に不正にゴミ出しがされたり、ゴミステーションごとに予め定められた種類のゴミ(例えば、「燃えるゴミ」、「資源ゴミ」、「びん・カン」等)以外のゴミが不正にゴミステーションに出されたりするケースが頻繁に見受けられる。このような場合、塵芥収集業者や自治体は、定められたルール上、ゴミ回収ができず、ゴミステーションの周辺住民と塵芥収集業者や自治体との間でトラブルが生じるケースも少なくない。特に、規定時間外にゴミステーションにゴミ出しがされるケースでは、ゴミが何時出されたという事実認定を巡り問題となるケースも少なくない。
そこで、塵芥収集業者や自治体においては、収集作業時における現場状況を撮影した映像を収集管理できるようなシステムが強く求められている。特許文献1の塵芥収集車では、後方カメラで塵芥の投入口の近傍および後方を撮影し、その映像をドライブレコーダの外部記憶装置に映像を記録して事務所に持ち帰り、事務所のコンピュータ機器に接続して読み出すことで、収集作業時における現場状況の映像を収集管理できる。特許文献3の廃棄物処理管理システムでは、作業者が所持する携帯端末の撮像手段(デジタルカメラ)により、収集作業時における現場状況の画像を撮影し、これにGPSの位置情報を付加して自動画像送信手段により端末からサーバに自動送信することで、収集作業時における現場状況の映像を収集管理できる。
しかしながら、実際の塵芥収集車による巡回収集の現場では、作業者は、短時間に多くのゴミステーションを巡回して迅速にゴミ収集を行う必要がある。実際に、作業者は、ゴミステーション間を塵芥収集車と併走して走って移動しながら作業を行う場合も少なくない。そのため、特許文献3の廃棄物処理管理システムのように、一つ一つのゴミステーションを携帯端末で撮影することは、作業者の作業負担が大きく、作業時間の遅延にも繋がる。また、特許文献1のように、ドライブレコーダで撮影された映像を事務所に持ち帰り、事務所のコンピュータ機器に接続して読み出して事務所のコンピュータ機器で管理する場合、自治体から塵芥収集を委託された各塵芥収集業者は、それぞれが管理用のコンピュータ機器を導入して管理を行う必要があり、設備導入や維持管理のコスト的な負担が大きくなる。実際には、収集作業時における現場状況を撮影した映像の殆どはトラブル等とは関係しない不必要なデータとなるため、全てを収集管理するのは設備的な無駄も大きい。また、外部記憶装置を、一々、事務所に持ち帰り、事務所のコンピュータ機器に接続して読み出すという作業を行う必要があり、手間がかかるとともに管理ミス(読み出し作業を忘れるミスや、管理情報(撮影日時、場所等)の入力を誤るミス等)も生じやすい。また、塵芥収集車が事務所に帰還するまでは、必要な映像データを取り出せないため、トラブルに即応できないような場合も想定される。
そこで、本発明の目的は、収集作業時における現場状況を撮影する際に作業者の負担となることがなく、また各塵芥収集業者の設備導入や維持管理のコスト的な負担もなく容易に導入することが可能であり、また、不要なデータを過剰に収集するといった作業的な無駄も極力省略することが可能な塵芥収集車における映像管理システムを提供することにある。
本発明に係る塵芥収集車における映像管理システムの第1の構成は、一乃至複数の塵芥収集車において撮影される映像を管理する映像管理システムであって、
管理サーバと、
通信回線を介して前記管理サーバと接続された一乃至複数のクライアント・コンピュータと、
塵芥収集車に設置され、該塵芥収集車の周囲の映像を撮影する一乃至複数の車載撮影装置と、
前記塵芥収集車に設置され、前記塵芥収集車が稼働している間に、前記車載撮影装置で連続して撮影される映像データをその撮影時刻と関連づけて保存するドライブレコーダと、
前記塵芥収集車に設置され、前記管理サーバと通信回線を介してデータ通信を行う車載通信装置と、を備え、
前記管理サーバは、
サーバ側記憶装置と、
前記クライアント・コンピュータから録画映像配信要求及び車輌指定情報、並びに時間帯指定情報を受信した場合に、通信回線を介して、前記車輌指定情報によって特定される前記塵芥収集車の前記車載通信装置に対して、録画映像送信要求及び前記時間帯指定情報を送信する指定時間帯映像要求手段と、
前記録画映像送信要求に対して前記車載通信装置から送信される映像データ(以下「取得録画データ」という。)を受信し、該取得録画データを前記サーバ側記憶装置に保存する受信映像保存手段と、
前記録画映像配信要求を送信した前記クライアント・コンピュータに対して、前記取得録画データを、通信回線を介して配信する録画映像配信手段と、を備え、
前記車載通信装置は、前記管理サーバからの前記録画映像送信要求及び前記時間帯指定情報を受信すると、前記ドライブレコーダに記憶された映像データのうち、前記時間帯指定情報により特定される時間帯に撮影された映像データを取得し、取得された映像データを前記管理サーバへ送信する指定録画映像送信手段、を備えたことを特徴とする。


この構成によれば、塵芥収集車の車載撮影装置により撮影された映像は、塵芥収集車に搭載されたドライブレコーダに保存・蓄積される。クライアント・コンピュータにおいて、特定の塵芥収集車で特定の時間帯に撮影された映像データが必要な場合には、クライアント・コンピュータは、管理サーバに対して、録画映像配信要求及び車輌指定情報、並びに時間帯指定情報を送信する。管理サーバは、これらの情報を元に、車輌指定情報で特定される塵芥収集車に搭載されたドライブレコーダに保存・蓄積された映像データのうち、時間帯指定情報で特定される時間帯の映像データのみを通信回線を介して取得し、保存するとともに、クライアント・コンピュータへ配信する。これにより、クライアント・コンピュータからの要求があった映像データのみを、収集・保存管理することとなり、必要のない映像データまでも過剰に収集・保存管理するといった作業的・ハードウェア的な無駄を極力省略することが可能となる。また、ドライブレコーダから管理サーバへは、必要な映像データのみが送信されることから、通信時間・通信コストも極力抑えることが出来る。また、データ管理機関に設置される管理サーバが各クライアント・コンピュータの映像データの取得や保存といった管理を一括して行うことから、各々のクライアント・コンピュータを有する塵芥収集業者や自治体は、独自に映像データを管理するシステムを導入する必要はなく、システム導入に当たっての設備コスト的・管理コスト的な負担が小さく、容易に映像管理システムを導入することができる。また、映像データの撮影は、各塵芥収集車に固定設置された車載カメラとドライブレコーダにより、塵芥収集車のエンジン起動中は連続的に撮影されドライブレコーダに保存されるため、塵芥収集作業時において、作業者は現場状況を撮影する作業は必要ない。故に、現場状況の撮影が作業者の負担となることはない。
本発明に係る塵芥収集車における映像管理システムの第2の構成は、前記第1の構成に於いて、前記塵芥収集車には少なくとも3つの前記車載撮影装置が設置されており、
3つの前記車載撮影装置は、撮影方向を、それぞれ前記塵芥収集車の前方、後方、及び車輌の片側側方に向くように設置されていることを特徴とする。
この構成によれば、塵芥収集車の前方、後方、及び車輌の片側側方に向くように、少なくとも3つの車載撮影装置を設置することで、塵芥収集車の前方から片側側方乃至後方にかけての全方位を途切れなく撮影できるため、クライアント・コンピュータにおいて、塵芥収集車の周辺の状況を正確に把握することが出来る。
本発明に係る塵芥収集車における映像管理システムの第3の構成は、前記第1又は2の構成に於いて、前記管理サーバは、前記クライアント・コンピュータからライブ映像配信要求及び車輌指定情報を受信した場合に、通信回線を介して、前記車輌指定情報によって特定される前記塵芥収集車の前記車載通信装置に対して、ライブ映像送信要求を送信するライブ映像要求手段と、
前記ライブ映像送信要求に対して前記車載通信装置から送信される映像データ(以下「取得ライブ映像データ」という。)を受信し、前記ライブ映像配信要求を送信した前記クライアント・コンピュータに対して、該取得ライブ映像データを、通信回線を介して配信するライブ映像配信手段と、を備え、
前記車載通信装置は、前記管理サーバからの前記ライブ映像送信要求を受信すると、前記車載撮影装置により現在撮影されている映像データを、前記管理サーバへ送信するライブ映像送信手段、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、クライアント・コンピュータから要求のあった場合に、指定された塵芥収集車の車載撮影装置で撮影されたライブ映像を、管理サーバを介してクライアント・コンピュータへ配信することにより、塵芥収集車において何らかのトラブルが発生した場合や、塵芥収集車の周辺の現在の状況を塵芥収集運用センタにおいて確認する必要が生じたりした場合、クライアント・コンピュータにおいて、所望の塵芥収集車で現在撮影されている周辺映像をリアルタイムで取得して、視聴し適切な対応をとることが可能となる。また、データ管理機関に設置される管理サーバが、各々のクライアント・コンピュータを有する塵芥収集業者や自治体で必要なライブ映像データの取得や配信といった管理を一括して行うことから、各々の塵芥収集業者や自治体は、独自にライブ映像データを管理するシステムを導入する必要はなく、システム導入に当たっての設備コスト的・管理コスト的な負担が小さく、容易に映像管理システムを導入することができる。
本発明に係る塵芥収集車における映像管理システムの第4の構成は、前記第1乃至3の何れか一の構成に於いて、前記塵芥収集車に設置され、全球測位衛星システムにより自車の位置を計測するGNSS受信装置と、
所定の時間毎に、前記GNSS受信装置が出力する自車の位置情報を、通信回線を介して前記管理サーバへ送信する自車位置送信手段と、を備え、
前記管理サーバは、
前記塵芥収集車の前記自車位置送信手段から送信される各時刻の当該塵芥収集車の位置情報(以下「運行軌跡情報」という。)を前記サーバ側記憶装置に保存する運行軌跡記録手段と、
前記クライアント・コンピュータから運行軌跡配信要求を受信した場合に、前記塵芥収集車の前記運行軌跡情報を地図画像上に表示した運行軌跡地図データを作成し、通信回線を介して、該運行軌跡地図データを該クライアント・コンピュータに対して配信する運行軌跡配信手段と、
前記クライアント・コンピュータから指定される、前記運行軌跡地図データ上の運行軌跡範囲の情報(以下「軌跡範囲指定情報」という。)及び車輌指定情報を受信すると、該軌跡範囲指定情報により特定される前記運行軌跡情報の範囲に対応する運行時間帯を算出する運行時間帯算出手段と、を備え、
前記指定時間帯映像要求手段は、前記運行時間帯算出手段により算出された前記運行時間帯を前記時間帯指定情報として、通信回線を介して、前記車輌指定情報によって特定される前記塵芥収集車の前記車載通信装置に対して、録画映像送信要求及び前記時間帯指定情報を送信するものであることを特徴とする。
この構成によれば、クライアント・コンピュータにおいて、特定の塵芥収集車で特定の時間帯に撮影された映像データが必要な場合には、クライアント・コンピュータは、まず管理サーバに運行軌跡配信要求を送信し、運行軌跡地図データを得る。そして、クライアント・コンピュータでは、運行軌跡地図データ上の運行軌跡範囲を特定して軌跡範囲指定情報及び車輌指定情報として管理サーバに送信する。管理サーバは、軌跡範囲指定情報及び車輌指定情報から、必要な映像データが撮影された運行時間帯を算出し、これを時間帯指定情報とし、車輌指定情報によって特定される塵芥収集車の車載通信装置に対して、録画映像送信要求及び時間帯指定情報を送信する。これにより、クライアント・コンピュータにおいて、必要な映像データの範囲の指定を容易に行うことが可能となる。
ここで、「GNSS受信装置」は、全球測位衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)により自車の位置を計測する装置であり、GPS(Global Positioning System)、GLONASS、Galileo、準天頂衛星(QZSS)等の衛星測位システムの総称である。
以上のように、本発明に係る塵芥収集車における映像管理システムによれば、クライアント・コンピュータにおいて、特定の塵芥収集車で特定の時間帯に撮影された映像データが必要な場合には、クライアント・コンピュータは、管理サーバに対して、録画映像配信要求及び車輌指定情報、並びに時間帯指定情報を送信し、管理サーバは、これらの情報を元に、車輌指定情報で特定される塵芥収集車に搭載されたドライブレコーダに保存・蓄積された映像データのうち、時間帯指定情報で特定される時間帯の映像データのみを通信回線を介して取得し、保存するとともに、クライアント・コンピュータへ配信する。これにより、クライアント・コンピュータからの要求があった映像データのみを、収集・保存管理することとなり、必要のない映像データまでも過剰に収集・保存管理するといった作業的・ハードウェア的な無駄を極力省略することが可能となる。また、ドライブレコーダから管理サーバへは、必要な映像データのみが送信されることから、通信時間・通信コストも極力抑えることが出来る。また、データ管理機関に設置される管理サーバが各クライアント・コンピュータの映像データの取得や保存といった管理を一括して行うことから、各々のクライアント・コンピュータを有する塵芥収集業者や自治体は、独自に映像データを管理するシステムを導入する必要はなく、システム導入に当たっての設備コスト的・管理コスト的な負担が小さく、容易に映像管理システムを導入することができる。また、映像データの撮影は、各塵芥収集車に固定設置された車載カメラとドライブレコーダにより、塵芥収集車のエンジン起動中は連続的に撮影されドライブレコーダに保存されるため、塵芥収集作業時において、作業者は現場状況を撮影する作業は必要ない。故に、現場状況を撮影が作業者の負担となることはない。
本発明の実施例1に係る塵芥収集車における映像管理システムの構成を表す図である。 図1の映像管理システムの塵芥収集車Cにおける車載カメラ3の配置を示す図である。 図1の映像管理システムの各モジュールの具体的な機能構成を表す図である。 管理サーバ1のサーバ側記憶部1aに保存されているデータベースの構成を表すER図(IDEF1X (Integration Definition)記法による)である。 図1の映像管理システムの運行履歴情報の収集動作を表すフローチャートである。 図1の映像管理システムの、運行履歴を参照した指定時間帯映像取得動作を示すフローチャートである。 クライアント・コンピュータ2に表示される、管理サーバ1が公開するホームページ画面の例である。 図1の映像管理システムの、ライブ映像取得動作を示すフローチャートである。 クライアント・コンピュータ2に表示される、「運用車閲覧用ホームページ」の表示画面の例である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る塵芥収集車における映像管理システムの構成を表す図である。図1において、本実施例の映像管理システムは、データ・センタに設置された管理サーバ1と、塵芥収集車の運用を管理する塵芥収集業者や自治体が運営する塵芥収集運用センタに設置されたクライアント・コンピュータ2と、塵芥収集車C内に搭載された、車載カメラ3、ドライブレコーダ4、DR通信モジュール5、及び携帯端末装置6とを備えている。管理サーバ1、クライアント・コンピュータ2、DR通信モジュール5、及び携帯端末装置6は、携帯電話回線やインターネット回線等の通信回線7を介して接続されている。ここで、「データ管理センタ」とは、塵芥収集車で撮影・収集される映像データを一括して管理するための機関(データ管理の専門業者又は専門組織が運営。)である。「塵芥収集運用センタ」とは、各塵芥収集車を管理・運用する機関(塵芥収集業者や自治体が運営。)である。1つのデータ管理センタに対し、塵芥収集運用センタは複数あってもよく、また、1つの塵芥収集運用センタ内にクライアント・コンピュータ2が複数設置されていてもよい。また、塵芥収集車Cも複数台あってもよく、車載カメラ3、ドライブレコーダ4、DR通信モジュール5、携帯端末装置6及び通信回線7は、各々の塵芥収集車C内に搭載されているものとする。
管理サーバ1は、映像データを記憶・保存するためのサーバ側記憶部1aを備えている。サーバ側記憶部1aには、HDD(ハードディスク・ドライブ)等が用いられる。クライアント・コンピュータ2は、通常広く用いられているコンピュータであり、入力装置としてキーボード及びマウスやタッチパネル等を備え、表示装置としてディスプレイを備えている。
車載カメラ3は、図2に示すように、少なくとも、塵芥収集車Cの運転席、塵芥収集車Cの左舷(左側部)、及び後部の3カ所に設置される。各車載カメラ3は、視角が180度の広角カメラであり、運転席の車載カメラ3は塵芥収集車Cの前方の景観を、左舷の車載カメラ3は塵芥収集車Cの左側方の景観を、後部の車載カメラ3は塵芥収集車Cの後方の景観を撮影し、3つの車載カメラ3により塵芥収集車Cの前方から左側方を廻って後方までの全景をカバーして撮影できるようになっている。尚、本発明では車載カメラ3の数や配置はこの例に限られるものではない。
ドライブレコーダ4は、映像データの記憶媒体としてソリッドステートドライブ(SSD)やSDカード等の外部記憶装置4aを備えている。また、ドライブレコーダ4とDR通信モジュール(ドライブレコーダ附属通信モジュール)5は、一体構成されていてもよい。ドライブレコーダ4の各入力ポートには、各車載カメラ3が接続されており、塵芥収集車Cのエンジン起動中に各車載カメラ3により撮影される映像を連続的に取り込み、映像データの撮影時刻を表す撮影時刻情報を附して、外部記憶装置4aに保存する。外部記憶装置4aの容量は十分大きいものとし、各車載カメラ3が塵芥収集車Cのエンジン起動中に連続撮影する映像を少なくとも3〜7日間分録画するのに十分な容量を有しているものとする。例えば、外部記憶装置4aとしてSDカードを使用する場合には、必要容量としては、一般的には32GB〜64GB程度あれば十分である。
携帯端末装置6は、スマートフォンや携帯タブレット端末等を用いて構成することができる。携帯端末装置6は、MT通信モジュール(携帯端末附属通信モジュール)6a及びGNSSモジュール6bを備えている。MT通信モジュール6aは、携帯端末装置6において通信回線7に接続してデータの授受を行うモジュールである。GNSSモジュール6bは、全球測位衛星システムを用いて自己の位置を検出するモジュールであり、一般のスマートフォン等に実装され用いられているものと同様のものである。尚、携帯端末装置6は、必ずしも塵芥収集車Cに固定的に設置しておく必要はなく、塵芥収集車Cを運転する運転者が、運転中に所持していればよい。
図3は、図1の映像管理システムの各モジュールの具体的な機能構成を表す図である。図3において、図1と共通の部分には同符号を附してある。尚、図3では、図1の記載と重複するため、車載カメラ3等の構成の一部を省略してある。
管理サーバ1は、サーバ側記憶部1a、指定時間帯映像要求部10、受信映像保存部11、録画映像配信部12、ライブ映像要求部13、ライブ映像配信部14、運行軌跡記録部15、運行軌跡配信部16、運行時間帯算出部17を備えている。クライアント・コンピュータ2は、運行軌跡閲覧部21、軌跡範囲指定部22、映像閲覧部23、運用車指定部24を備えている。DR通信モジュール5は、指定録画映像送信部31、ライブ映像送信部32を備えている。携帯端末装置6は、自車位置送信部41を備えている。管理サーバ1及びクライアント・コンピュータ2の上記各部構成は、プログラム・モジュールとして提供され、それぞれ、管理サーバ1、クライアント・コンピュータ2においてプログラムを実行することによって機能的に実現される。尚、これらの各部構成の機能については、後述の動作説明と併せて詳述する。
図4は、管理サーバ1のサーバ側記憶部1aに保存されているデータベースの構成を表すER図である。サーバ側記憶部1aに保存されたデータベースは、各塵芥収集車(運用車)の運行履歴情報を管理する「運行履歴データベース」と、各塵芥収集車において撮影される映像データを管理する「映像管理データベース」と、ゴミステーションに関する情報を管理する「ゴミステーション・データベース」とから構成されている。尚、「ゴミステーション」とは、道路端の各所に設けられた家庭ゴミ収集場(ゴミ出し場所)のことである。尚、本発明とは直接関係ないため、図4には示していないが、各ゴミステーションにおいて収集されたゴミの数や量を管理するための「収集実績データベース」も、サーバ側記憶部1aには保存される。
運行履歴データベースは、各携帯端末装置6に関する情報を管理する「携帯端末テーブル」、各塵芥収集車Cに関する情報を管理する「運用車テーブル」、各事業者(塵芥収集業者や自治体等)に関する情報を管理する「事業者テーブル」、及び各塵芥収集車Cの運行履歴を管理する「運行履歴テーブル」を有する。また、映像管理データベースは、各塵芥収集車において撮影された映像に関する情報を管理する「映像管理テーブル」を有する。ゴミステーション・データベースは、ゴミステーションの名称、位置、住所に関する情報を管理する「ゴミステーション・テーブル」、及び各ゴミステーションを経由してゴミ収集を行う収集コースに関する情報を管理する「収集コース・テーブル」を有する。これらの各テーブルは、図4に示したように関係づけられている。また、各テーブルにおける各フィールドに格納される情報の内容は、図4に示した通りである。
以上のように構成された本実施例の映像管理システムについて、以下その動作を説明する。
(1)運行履歴情報の収集
塵芥収集を行っている際には、塵芥収集車Cに搭載されている携帯端末装置6は、GNSSモジュール6bにより自己の位置を検出し、MT通信モジュール6aによって、定期的に自己の位置情報を管理サーバ1へと送信する。管理サーバ1は、各携帯端末装置6から送られてくる位置情報をサーバ側記憶部1a内の運行履歴データベースに逐次保存する。図5は、実施例1の映像管理システムの運行履歴情報の収集動作を表すフローチャートである。
まず、各塵芥収集車Cに搭載された携帯端末装置6は、携帯端末装置6に内蔵された時計により、予め定められた位置計測時刻になるまで待機する(S101,S102)。ここで、「位置計測時刻」とは、GNSSモジュール6bによって現在位置を計測する時刻をいい、例えば、1分間隔,30秒間隔等のように予め設定されている。
位置計測時刻に達すると、携帯端末装置6の自車位置送信部41は、GNSSモジュール6bが出力する自車の位置情報(経緯度情報)を取得し(S103)、現在時刻(位置計測時刻)及び携帯端末装置6の端末IDを付加した運行履歴フレーム情報として、通信回線7を介して管理サーバ1へ送信し(S104)、前記ステップS101へ戻る。
管理サーバ1の運行軌跡記録部15は、携帯端末装置6から通信回線7を介して送られてくる運行履歴フレーム情報を受信すると(S201)、該運行履歴フレーム情報から携帯端末装置6の端末ID,位置計測時刻,及び位置情報を取り出す。そして、該端末IDの携帯端末装置6が搭載された塵芥収集車Cの運用車IDを、サーバ側記憶部1a内の運行履歴データベースから索出し、(運用車ID,位置計測時刻,位置情報)からなる運行履歴データ・セットを、運行履歴データベースの運行履歴テーブルへ保存する(S202)。
(2)指定時間帯映像の取得
次に、塵芥収集運用センタのクライアント・コンピュータ2において、オペレータ(クライアント・コンピュータ2の操作に従事する者)が指定した時間帯の録画映像(以下「指定時間帯映像」という。)を取得する際のシステム動作について説明する。本実施例では、指定時間帯映像の取得動作は、
(a)運行履歴を参照した指定時間帯映像の取得
(b)ライブ映像の取得
の2通りがあり、以下、それぞれの場合について説明する。
(2.1)運行履歴を参照した指定時間帯映像の取得
塵芥収集運用センタでは、ゴミの収集漏れやその他のトラブル等に関する市民からの問い合わせの対応を行っている。問い合わせがあった場合、塵芥収集運用センタの職員は、問い合わせがあった事項について事実確認を行うため、塵芥収集時点における問い合わせがあった場所の映像を確認する必要が生じる。このような場合に、以下の運行履歴を参照した指定時間帯映像取得が実施される。
図6は、図1の映像管理システムの、運行履歴を参照した指定時間帯映像取得動作を示すフローチャートである。まず、塵芥収集運用センタのクライアント・コンピュータ2において、オペレータにより、管理サーバ1が公開するホームページにアクセスする操作が行われ、当該ホームページから、オペレータの操作により、クライアント・コンピュータ2と管理サーバ1の間でログイン処理が行われる(S301,S401)。ログインの後、図7(a)のような、ホームページ・メインメニュー画面が表示される。
次に、塵芥収集運用センタのオペレータのマウス操作により、録画映像配信ボタン51がクリック(選択)されると、図7(b)のような映像データの取得動作の選択用ホームページ画面(映像配信メニュー画面)が表示される。図7(b)の映像配信メニュー画面に於いて、オペレータのマウス又はタッチパネルの操作により、運行履歴参照ボタン52がクリック又はタップ(選択)されると、クライアント・コンピュータ2の運行軌跡閲覧部21は、管理サーバ1に対して「運行履歴閲覧要求」を送信する(S302)。
管理サーバ1の運行軌跡配信部16は、クライアント・コンピュータ2から送られてくる「運行履歴閲覧要求」を受信すると(S402)、該クライアント・コンピュータ2に対して図7(c)に示したような、「運行履歴閲覧用ホームページ」を配信する(S403)。クライアント・コンピュータ2の運行軌跡閲覧部21は、管理サーバ1から送られてくる「運行履歴閲覧用ホームページ」を受信し(S303)、クライアント・コンピュータ2のディスプレイに表示する(S304)。
図7(c)において、「運行履歴閲覧用ホームページ」は、右側に運行軌跡を地図上に示す地図表示領域61が設けられ、左側に、検索入力領域62,コースリスト表示領域63,ステーションリスト表示領域64が縦列して設けられている。検索入力領域62は、管理サーバ1に蓄積された運行軌跡データの中から、オペレータが閲覧したい映像に関する運行軌跡データを検索するための検索条件・検索指示を入力する領域である。コースリスト表示領域63は、塵芥収集車(運用車)のコースリスト(塵芥収集のための巡回コースのリスト)を表示・選択する領域である。ステーションリスト表示領域64は、コースリスト表示領域63において選択された巡回コースのステーションリスト(巡回コース上のゴミステーションのリスト)を表示・選択する領域である。オペレータは、コースリスト表示領域63やステーションリスト表示領域64において、特定の巡回コースやゴミステーションをマウス(又はタッチパネル)でクリック(又はタップ)(選択)することにより、所望の巡回コースやゴミステーションを選択することができる。地図表示領域61には、コースリスト表示領域63において選択された巡回コース(図7(c)においてグレー表示された巡回コース)が、地図上に点線などの軌跡線として表示される。ステーションリスト表示領域64において、特定のゴミステーションを選択した場合には、地図表示領域61に選択されたゴミステーションを中心とする周辺地図が表示される。地図表示領域61に表示される地図は、広くインターネット上で提供・利用されている地図と同様に、マウス操作やタッチパネル操作により、表示範囲の移動や拡大・縮小を自由に行うことが出来る。また、コースリスト表示領域63に表示された巡回コース上にカーソルを移動(カーソルオーバー)させることで、図7(c)に示したように、カーソルの位置における巡回コース上の指定点情報(指定点の場所、通過時刻、ゴミ区分、巡回コース、運用車に関する情報)が、吹き出しボックス内にポップアップ表示される。オペレータは、この吹き出しボックス内のテキストにより、場所や運用車の通過時間を確認することができる。そして、確認後、そのカーソル位置でマウスをダブルクリック(又はタッチパネルをダブルタップ)することにより、閲覧したい映像が撮影された巡回コース、運用車、コース上の位置を指定することができる。尚、これらの「運行履歴閲覧用ホームページ」の操作の際の表示変更動作や必要なデータの抽出・送信動作に関しては、管理サーバ1の運行軌跡配信部16によって行われる。
図7(c)の「運行履歴閲覧用ホームページ」において、オペレータにより閲覧したい映像が撮影された巡回コース、運用車及び通過時刻が指定されると(S305)、クライアント・コンピュータ2の軌跡範囲指定部22は、指定された巡回コース上の位置を「軌跡範囲指定情報」とする。また、オペレータにより指定された運用車の情報を「車輌指定情報」とする。そして、軌跡範囲指定部22は、これらの「時間帯指定情報」及び「車輌指定情報」を、録画映像の配信を要求するための「録画映像配信要求」とともに、管理サーバ1へ送信する(S306)。
管理サーバ1において、クライアント・コンピュータ2から送られてくる「録画映像配信要求」、「軌跡範囲指定情報」及び「車輌指定情報」を受信すると(S404)、まず、運行時間帯算出部17は、運行履歴データベースの運行履歴テーブル(図4(a)参照)を参照して、「軌跡範囲指定情報」により指定される巡回コース上の位置における、運用車の通過時刻を計算し、算出された通過時刻の前後の一定の時間範囲を「時間帯指定情報」として算出する(S405)。次いで、指定時間帯映像要求部10は、「車輌指定情報」によって特定される塵芥収集車C(以下「特定塵芥収集車」という。)のDR通信モジュール5に対して、算出された「時間帯指定情報」を、録画映像の送信を要求する「録画映像送信要求」とともに送信する(S406)。
特定塵芥収集車のDR通信モジュール5において、管理サーバ1から送られてくる「録画映像送信要求」及び「時間帯指定情報」を受信すると(S501)、指定録画映像送信部31は、ドライブレコーダ4の外部記憶装置4aに記憶された映像データのうち、「時間帯指定情報」により特定される時間帯に撮影された映像データを抽出する(S502)。そして、抽出された映像データを管理サーバ1へ送信する(S503)。尚、特定塵芥収集車のドライブレコーダ4では、複数の車載カメラ3(前部、側部、後部の車載カメラ3)で撮影された映像データが保存されているので、其々の車載カメラ3で撮影された映像データが管理サーバ1へ送信される。
管理サーバ1において、先に送信した「録画映像送信要求」に対し、特定塵芥収集車のDR通信モジュール5から送られてくる映像データ(以下「取得録画データ」という。)を受信すると(S407)、受信映像保存部11は、該取得録画データをサーバ側記憶部1aに映像ファイルとして保存するとともに、該映像ファイルを映像管理データベースの映像管理テーブルへ登録する(図4(b)参照)(S408)。この登録の際、「運用車ID」は「車輌指定情報」により特定される特定塵芥収集車の運用車ID、「映像開始時刻」及び「映像終了時刻」は「時間帯指定情報」により特定される開始時刻及び終了時刻が登録される。次いで、録画映像配信部12は、ステップS306で「録画映像配信要求」を送信したクライアント・コンピュータ2に対して、取得録画データを、通信回線7を介して配信する(S409)。ここで、取得録画データの配信は、クライアント・コンピュータ2からの指示に従って、ストリーミング配信又はダウンロード配信によって行われる。
クライアント・コンピュータ2において、管理サーバ1から配信された取得録画データを受信すると、映像閲覧部23は、図7(d)に示したように、取得録画データを再生してディスプレイ上に表示する(S307)。尚、取得録画データは、複数の車載カメラ3(前部、側部、後部の車載カメラ3)で撮影された映像であるため、図7(d)に示したように、複数の区劃に分けて、其々の車載カメラ3で撮影された映像が再生される。
以上のようにして、塵芥収集運用センタのオペレータから要求のあった映像データのみを、各塵芥収集車Cに搭載されたドライブレコーダ4から、要求に応じて通信回線を通して取り出し、塵芥収集運用センタへ配信することにより、必要のない映像データまでも過剰に収集・管理するといった作業的・ハードウェア的な無駄を極力省略することが可能となる。また、ドライブレコーダ4から管理サーバ1へは、必要な映像データのみが送信されることから、通信時間・通信コストも極力抑えることが出来る。また、データ・センタが各塵芥収集運用センタの映像データの取得や保存といった管理を一括して行うことから、各々の塵芥収集運用センタは、独自に映像データを管理するシステムを導入する必要はなく、システム導入に当たっての設備コスト的・管理コスト的な負担が小さく、容易に映像管理システムを導入することができる。また、映像データの撮影は、各塵芥収集車に固定設置された車載カメラ3とドライブレコーダ4により、塵芥収集車Cのエンジン起動中は連続的に撮影され外部記憶装置4aに保存されるため、塵芥収集作業時において、作業者は現場状況を撮影する作業は必要ない。故に、現場状況の撮影が作業者の負担となることはない。
(2.2)ライブ映像の取得
次に、塵芥収集運用センタのクライアント・コンピュータ2において、塵芥収集車Cで撮影されるライブ映像の映像データを取得する場合の動作について説明する。図8は、図1の映像管理システムの、ライブ映像取得動作を示すフローチャートである。図8において、ログイン処理(S301,S401)から図7(b)の映像配信メニュー画面を表示するまでの動作は、図6の場合と同様である。
クライアント・コンピュータ2においてライブ映像の取得を行う場合には、オペレータは、図7(b)の映像配信メニュー画面において、マウス又はタッチパネルの操作により、ライブボタン53をクリック又はタップ(選択)する。ライブボタン53が選択されると、クライアント・コンピュータ2の運行軌跡閲覧部21は、管理サーバ1に対して「ライブ映像閲覧要求」を送信する(S320)。
管理サーバ1のライブ映像要求部13は、クライアント・コンピュータ2から送られてくる「ライブ映像閲覧要求」を受信すると(SS421)、該クライアント・コンピュータ2に対して図9に示したような、「運用車閲覧用ホームページ」を配信する(S422)。クライアント・コンピュータ2の運行軌跡閲覧部21は、管理サーバ1から送られてくる「運用車閲覧用ホームページ」を受信し(S321)、クライアント・コンピュータ2のディスプレイに表示する(S322)。
図9において、「運用車閲覧用ホームページ」は、右側に現在運行中の運用車を地図上に示す地図表示領域61が設けられ、左側に、検索入力領域62,コースリスト表示領域63,運用車リスト表示領域65が縦列して設けられている。検索入力領域62及びコースリスト表示領域63は、図7(c)と同様である。運用車リスト表示領域65は、現在運行中の塵芥収集車(運用車)のリストを表示・選択する領域である。地図表示領域61には、地図上に、現在運行中の各塵芥収集車(運用車)の位置及び進行方向が、トラックの形のアイコン(以下「運用車アイコン」という。)で表示されている。オペレータは、コースリスト表示領域63や運用車リスト表示領域65において、特定の巡回コースや運用車をマウス(又はタッチパネル)でクリック(又はタップ)(選択)することにより、所望の巡回コースや運用車を選択することができる。地図表示領域61には、コースリスト表示領域63において選択された巡回コース(図7(c)においてグレー表示された巡回コース)が、地図上に点線などの軌跡線として表示される。運用車リスト表示領域65において、特定の運用車を選択した場合には、地図表示領域61に選択された運用車を中心とする周辺地図が表示される。地図表示領域61に表示される地図は、図7(c)の場合と同様に、マウス操作やタッチパネル操作により、表示範囲の移動や拡大・縮小を自由に行うことが出来る。また、地図上に表示された運用車アイコン上にカーソルを移動(カーソルオーバー)させることで、図9に示したように、カーソルの位置における運用車の情報(運用車の位置、ゴミ区分、巡回コース、運用車に関する情報)が、吹き出しボックス内にポップアップ表示される。オペレータは、この吹き出しボックス内のテキストにより、選択すべき運用車を確認することができる。そして、確認後、そのカーソル位置でマウスをダブルクリック(又はタッチパネルをダブルタップ)することにより、ライブ映像を閲覧したい運用車を指定することができる。尚、これらの「運用車閲覧用ホームページ」の操作の際の表示変更動作や必要なデータの抽出・送信動作に関しては、管理サーバ1のライブ映像要求部13によって行われる。各運用車の現在位置の情報は、運行履歴データベースの運行履歴テーブルから取得される。
図9の「運用車閲覧用ホームページ」において、オペレータによりライブ映像を閲覧したい運用車が指定されると(S323)、クライアント・コンピュータ2の運用車指定部24は、指定された運用車を「車輌指定情報」とし、ライブ映像の配信を要求するための「ライブ映像配信要求」とともに、管理サーバ1へ送信する(S324)。
管理サーバ1において、クライアント・コンピュータ2から送られてくる「ライブ映像配信要求」、及び「車輌指定情報」を受信すると(S422)、ライブ映像要求部13は、通信回線7を介して、当該「車輌指定情報」によって特定される塵芥収集車C(以下「特定塵芥収集車」という。)のDR通信モジュール5に対して、「ライブ映像送信要求」を送信する(S423)。
特定塵芥収集車のDR通信モジュール5において、管理サーバ1から送られてくる「ライブ映像送信要求」を受信すると(S520)、ライブ映像送信部32は、管理サーバ1に対して、各車載カメラ3(前部、側部、後部の車載カメラ3)で撮影されたライブ映像データの送信を開始する(S521)。
管理サーバ1のライブ映像配信部14は、先に送信した「ライブ映像送信要求」に対し、特定塵芥収集車のDR通信モジュール5から送られてくるライブ映像データを受信すると(S424)、ステップS324で「ライブ映像配信要求」を送信したクライアント・コンピュータ2に対して、ライブ映像データを、通信回線7を介してストリーミング配信する(S425)。クライアント・コンピュータ2において、管理サーバ1から配信されたライブ映像データを受信すると、映像閲覧部23は、図7(d)に示したように、取得録画データを再生してディスプレイ上に表示する(S325)。このライブ映像の配信は、クライアント・コンピュータ2のオペレータが中止指示を出すまで続けて行われる。
ライブ映像の配信を中止する場合、クライアント・コンピュータ2のオペレータは、マウス又はタッチパネルの操作により、図7(d)の映像再生画面において、動画停止ボタン72をクリック又はタップ(選択)する。動画停止ボタン72が選択されると、映像閲覧部23は、管理サーバ1に対して、「ライブ映像配信中止要求」を送信する(S327)。管理サーバ1のライブ映像配信部14は、「ライブ映像配信中止要求」を受信すると、ライブ映像データのストリーミング配信を停止するとともに(S426)、特定塵芥収集車のDR通信モジュール5に対して「ライブ映像配信中止要求」を送信する(S427)。特定塵芥収集車のDR通信モジュール5は、「ライブ映像配信中止要求」を受信すると、ライブ映像データの送信を中止する(S522)。
以上のように、塵芥収集運用センタのオペレータから要求のあった場合に、指定された塵芥収集車Cの車載カメラ3で撮影されたライブ映像を、管理サーバ1を介してストリーミング配信することにより、塵芥収集車Cにおいて何らかのトラブルが発生した場合や、塵芥収集車Cの周辺の現在の状況を塵芥収集運用センタにおいて確認する必要が生じたりした場合(例えば、塵芥収集車Cの周辺で交通事故が発生して塵芥収集車Cが渋滞に巻き込まれ、塵芥収集車Cの周辺状況を塵芥収集運用センタで確認する必要が生じた場合など)、塵芥収集運用センタのクライアント・コンピュータ2において、所望の塵芥収集車Cで現在撮影されている周辺映像をリアルタイムで取得して、視聴し適切な対応をとることが可能となる。また、前述したように、データ・センタが各塵芥収集運用センタで必要なライブ映像データの取得や配信といった管理を一括して行うことから、各々の塵芥収集運用センタは、独自にライブ映像データを管理するシステムを導入する必要はなく、システム導入に当たっての設備コスト的・管理コスト的な負担が小さく、容易に映像管理システムを導入することができる。
尚、本実施例に於いては、クライアント・コンピュータ2から管理サーバ1に対して「録画映像配信要求」を出す際に、クライアント・コンピュータ2は「録画映像配信要求」とともに「軌跡範囲指定情報」及び「車輌指定情報」を送信し、管理サーバ1において、「軌跡範囲指定情報」及び「車輌指定情報」から、取得する録画映像の撮影時間帯を特定する「時間帯指定情報」を算出する構成とした。しかし、クライアント・コンピュータ2の側で「時間帯指定情報」を特定して、「録画映像配信要求」とともに「時間帯指定情報」及び「車輌指定情報」を送信するように構成してもよい。
1 管理サーバ
1a サーバ側記憶部
2 クライアント・コンピュータ
3 車載カメラ
4 ドライブレコーダ
4a 外部記憶装置
5 DR通信モジュール
6 携帯端末装置
6a MT通信モジュール
6b GNSSモジュール
7 通信回線
C 塵芥収集車
10 指定時間帯映像要求部
11 受信映像保存部
12 録画映像配信部
13 ライブ映像要求部
14 ライブ映像配信部
15 運行軌跡記録部
16 運行軌跡配信部
17 運行時間帯算出部
21 運行軌跡閲覧部
22 軌跡範囲指定部
23 映像閲覧部
24 運用車指定部
31 指定録画映像送信部
32 ライブ映像送信部
41 自車位置送信部

Claims (3)

  1. 一乃至複数の塵芥収集車において撮影される映像を管理する映像管理システムであって、
    管理サーバと、
    通信回線を介して前記管理サーバと接続された一乃至複数のクライアント・コンピュータと、
    塵芥収集車に設置され、該塵芥収集車の周囲の映像を撮影する一乃至複数の車載撮影装置と、
    前記塵芥収集車に設置され、前記塵芥収集車が稼働している間に、前記車載撮影装置で連続して撮影される映像データをその撮影時刻と関連づけて保存するドライブレコーダと、
    前記塵芥収集車に設置され、前記管理サーバと通信回線を介してデータ通信を行う車載通信装置と、
    前記塵芥収集車に設置され、全球測位衛星システムにより自車の位置を計測するGNSS受信装置と、
    所定の時間毎に、前記GNSS受信装置が出力する自車の位置情報を、通信回線を介して前記管理サーバへ送信する自車位置送信手段と、を備え、
    前記管理サーバは、
    サーバ側記憶装置と、
    前記クライアント・コンピュータから録画映像配信要求及び車輌指定情報、並びに時間帯指定情報を受信した場合に、通信回線を介して、前記車輌指定情報によって特定される前記塵芥収集車の前記車載通信装置に対して、録画映像送信要求及び前記時間帯指定情報を送信する指定時間帯映像要求手段と、
    前記録画映像送信要求に対して前記車載通信装置から送信される映像データ(以下「取得録画データ」という。)を受信し、該取得録画データを前記サーバ側記憶装置に保存する受信映像保存手段と、
    前記録画映像配信要求を送信した前記クライアント・コンピュータに対して、前記取得録画データを、通信回線を介して配信する録画映像配信手段と、を備え、
    前記車載通信装置は、前記管理サーバからの前記録画映像送信要求及び前記時間帯指定情報を受信すると、前記ドライブレコーダに記憶された映像データのうち、前記時間帯指定情報により特定される時間帯に撮影された映像データを取得し、取得された映像データを前記管理サーバへ送信する指定録画映像送信手段、を備え
    さらに、前記管理サーバは、
    前記塵芥収集車の前記自車位置送信手段から送信される各時刻の当該塵芥収集車の位置情報(以下「運行軌跡情報」という。)を前記サーバ側記憶装置に保存する運行軌跡記録手段と、
    前記クライアント・コンピュータから塵芥収集車の巡回コース又はゴミステーションを特定する情報を含む運行軌跡配信要求を受信した場合に、
    特定された巡回コース又はゴミステーションを中心とする周辺地図上に前記塵芥収集車の前記運行軌跡情報を表示した運行軌跡地図データを作成し、通信回線を介して、該運行軌跡地図データを該クライアント・コンピュータに対して配信する運行軌跡配信手段と、
    前記クライアント・コンピュータから指定される、前記運行軌跡地図データ上の運行軌跡範囲の情報(以下「軌跡範囲指定情報」という。)及び車輌指定情報を受信すると、該軌跡範囲指定情報により特定される前記運行軌跡情報の範囲に対応する運行時間帯を算出する運行時間帯算出手段と、を備え、
    前記指定時間帯映像要求手段は、前記運行時間帯算出手段により算出された前記運行時間帯を前記時間帯指定情報として、通信回線を介して、前記車輌指定情報によって特定される前記塵芥収集車の前記車載通信装置に対して、録画映像送信要求及び前記時間帯指定情報を送信するものであることを特徴とする映像管理システム。
  2. 前記塵芥収集車には少なくとも3つの前記車載撮影装置が設置されており、
    3つの前記車載撮影装置は、撮影方向を、それぞれ前記塵芥収集車の前方、後方、及び車輌の片側側方に向くように設置されていることを特徴とする請求項1記載の映像管理システム。
  3. 前記管理サーバは、
    前記クライアント・コンピュータからライブ映像配信要求及び車輌指定情報を受信した場合に、通信回線を介して、前記車輌指定情報によって特定される前記塵芥収集車の前記車載通信装置に対して、ライブ映像送信要求を送信するライブ映像要求手段と、
    前記ライブ映像送信要求に対して前記車載通信装置から送信される映像データ(以下「取得ライブ映像データ」という。)を受信し、前記ライブ映像配信要求を送信した前記クライアント・コンピュータに対して、該取得ライブ映像データを、通信回線を介して配信するライブ映像配信手段と、を備え、
    前記車載通信装置は、前記管理サーバからの前記ライブ映像送信要求を受信すると、前記車載撮影装置により現在撮影されている映像データを、前記管理サーバへ送信するライブ映像送信手段、を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の映像管理システム。
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