JP6399028B2 - ターボ過給機付エンジン - Google Patents
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Description
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態に係るターボ過給機付エンジンを詳細に説明する。先ずは、当該エンジンの概略構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るターボ過給機付エンジン1の斜視図、図2は、エンジン1のターボ過給機3の部分を一部破断して示す斜視図である。図1、図2及び他の図面において、前後、左右、上下の方向表示を付している。これは説明の便宜のためであり、実際の方向を必ずしも示すものではない。
図3は、ターボ過給機付エンジン1及びその周辺部品の構成と、吸気及び排気のフローとを模式的に示す図である。エンジン1は、エンジン本体10と、エンジン本体10に燃焼用の空気を導入するための吸気通路P1と、エンジン本体10で生成された燃焼ガス(排気)を排出するための排気通路P2と、これら吸気通路P1及び排気通路P2の一部を各々構成する通路を備えたターボ過給機3と、排気通路P2の下流端付近に配置された排気浄化装置70と、吸気通路P1と排気通路P2との間に配置されたEGR(Exhaust Gas Recirculation)装置80とを備えている。
続いて、本実施形態に係るターボ過給機3の内部構造について、上掲の図3と、ターボ過給機3の概略断面を示す図4とを参照して説明する。既述の通りターボ過給機3は、中速〜高速回転域動作用の大型ターボ部3Aと低速回転域動作用の小型ターボ部3Bとを備える。大型ターボ部3Aは、大タービン室33及び大コンプレッサ室34を備える。同様に、小型ターボ部3Bは、小タービン室35及び小コンプレッサ室36を備える。大タービン室33及び小タービン室35は排気通路P2に連通しており、大コンプレッサ室34及び小コンプレッサ室36は吸気通路P1に連通している。
続いて、主に図4を参照して、ターボ過給機3内における過給機内排気通路50の具体的な配置関係、通路の形状当について詳述する。まず、排気導入通路51は、上述の導入フランジ部321の端面に開口を有し、左方に延びる通路である。この排気導入通路51は、大型ターボ部3Aと小型ターボ部3Bとの間に配置されている。詳しくは、大型ターボ部3Aと小型ターボ部3Bとは上下方向に配置され、排気導入通路51はこれらターボ部3A、3Bの間の中間の高さ位置に配置されている。
次に、図5〜図7をさらに参照して、ターボ過給機3内における排気のフローを、排気バイパス弁6の動作状態と関連付けて説明する。図5は、排気バイパス弁6の一例を示す斜視図である。排気バイパス弁6は、弁本体61、保持片62及び回動軸63を備えている。弁本体61は、既述の通り排気バイパス通路57を開閉するものであり、排気バイパス通路57を閉じことが可能な形状、つまり排気バイパス通路57の下流端の開口サイズよりも大きいサイズを有している。保持片62は、弁本体61の背面に配置される矩形状の部材であり、その一端側で弁本体61を保持している。回動軸63は、大タービン軸37と略平行な方向(前後方向)に延び、保持片62の他端側に結合されている。回動軸63は、バルブアクチュエータ6Aによって、その軸回りに回動可能である。
以上説明した本実施形態に係るターボ過給機付エンジン1によれば、次のような作用効果を奏する。ターボ過給機付エンジン1は、過給機内排気通路50上において大型ターボ部3Aの上流に小型ターボ部3Bが直列に並ぶ2ステージ型のターボ過給機3を備える。ターボ過給機3は、大スクロール通路55のスクロール始点となる上流部55Uが、大タービン軸37よりもエンジン本体10に対して遠い側に配置される構造を有する。このため、排気導入通路51から上流部55Uまでの排気通路のレイアウトに余裕を持たせることができ、過給機内排気通路50を極端に湾曲させずに済む。従って、排気のフロー抵抗が小さい過給機内排気通路50を実現することができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば上記実施形態では、小型ターボ部3Bの上に大型ターボ部3Aが配置される態様を例示した。2つのターボ部3A、3Bは、上下方向に並ぶ態様に限らず、水平方向、斜め方向に並ぶ態様としても良い。また、2つのターボ部3A、3Bが本発明の条件を満たす限りにおいて、さらに他のターボ部が備えられていても良い。
10 エンジン本体
3 ターボ過給機
3A 大型ターボ部
3B 小型ターボ部
31 大型ターボハウジング
32 小型ターボハウジング
33T 大タービン(第1タービン)
35T 小タービン(第2タービン)
37 大タービン軸(第1タービン軸)
38 小タービン軸(第2タービン軸)
50 過給機内排気通路
50B Y字型の分岐通路
51 排気導入通路(導入通路)
52 連絡通路
53 小スクロール通路(第2スクロール通路)
53U 上流部(第2上流部)
54 ターボ間通路
55 大スクロール通路(第1スクロール通路)
55U 上流部(第1上流部)
56 排出通路
57 排気バイパス通路(バイパス通路)
6 排気バイパス弁
61 弁本体
63 回動軸
P1 吸気通路
P2 排気通路
Claims (4)
- エンジン本体と、
前記エンジン本体に隣接して配置され、前記エンジン本体から排気が供給される排気通路を有し、前記エンジン本体へ導入される吸気を過給するターボ過給機と、を備え、
前記ターボ過給機は、
第1タービン軸を有する第1タービンを含み、前記エンジン本体の中速から高速回転域で主に動作する大型ターボ部と、
前記排気通路において前記大型ターボ部の上流側に配置され、第2タービン軸を有する第2タービンを含み、前記エンジン本体の低速回転域で主に動作する小型ターボ部と、を含み、
前記排気通路は、
前記エンジン本体側から排気を受け入れる導入通路と、
前記第1タービンへ向けて排気を導く第1スクロール通路と、
前記第2タービンと前記第1スクロール通路の第1上流部とを繋ぐターボ間通路と、
前記導入通路に連通する第2上流部を有し、前記第2タービンへ向けて排気を導く第2スクロール通路と、
前記第2スクロール通路及び前記ターボ間通路をバイパスして、前記導入通路と前記第1上流部とを繋ぐバイパス通路と、を含み、
前記エンジン本体に対して、前記第1上流部が前記第1タービン軸よりも遠い側に配置されると共に、前記ターボ間通路が前記バイパス通路よりも遠い側に配置され、
前記バイパス通路の下流端と前記ターボ間通路の下流端とは、前記第1タービン軸と直交する一の断面内に含まれる位置関係において、前記第1上流部に合流するものであって、前記バイパス通路の下流端は、前記ターボ間通路の下流端よりも前記エンジン本体に対して近い側に配置されている、ターボ過給機付エンジン。 - 請求項1に記載のターボ過給機付エンジンにおいて、
前記バイパス通路に配置され、該バイパス通路を開閉するバイパス弁をさらに備え、
前記バイパス弁は、前記バイパス通路を閉じることが可能な形状を有する弁本体と、前記弁本体を片持ち支持する回動軸とを含み、前記回動軸が軸回りに回動されることで、前記弁本体が前記バイパス通路を閉じる姿勢と、前記バイパス通路を開放する姿勢との間で姿勢変更し、
前記回動軸は、
前記第1タービン軸と略平行な方向に延び、
前記第1タービン軸と直交する断面において、前記バイパス通路の、前記エンジン本体に対して近い側の側方に配置されている、ターボ過給機付エンジン。 - 請求項1又は2に記載のターボ過給機付エンジンにおいて、
前記第1上流部及び前記第2上流部は、それぞれ前記エンジン本体に対して、前記第1タービン軸、第2タービン軸よりも遠い側に配置され、
前記第1タービンは前記第1タービン軸回りに所定の第1回転方向へ回転する一方、前記第2タービンは前記第2タービン軸回りに前記第1回転方向とは反対の第2回転方向へ回転する、ターボ過給機付エンジン。 - 請求項3に記載のターボ過給機付エンジンにおいて、
前記第1スクロール通路と前記第2スクロール通路とは、前記第1上流部と前記第2上流部とが互いに向き合うように配置され、
前記導入通路は、前記大型ターボ部と前記小型ターボ部との間に配置され、
前記導入通路と前記第1上流部及び前記第2上流部との間には、これらを繋ぐY字型の分岐通路が配置され、
前記分岐通路の、前記導入通路と前記第1上流部とを繋ぐ通路が、前記バイパス通路である、ターボ過給機付エンジン。
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