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JP6386375B2 - 風力発電設備および増速機 - Google Patents

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Description

本発明は、風力発電設備、特に、風力発電設備の増速機に関する。
風力発電設備は、従来の火力や原子力を用いた発電施設と比べて、二酸化炭素等の温室効果ガスを排出しない、放射能に関する危険性が無い等、環境に優しくリスクの少ない発電方法として近年注目を集めているが、一方で発電コストが高く、安全性を確保しながらより一層のコスト削減が求められている。
風力発電設備においては、コスト削減の為に、風車の大型化が進み、また設置場所は陸上から洋上に展開されている。
風車のドライブシステム構造は、大きく分けて増速機(ギアボックス)を有するものと有しないものに分けられる。増速機を有する場合は、ロータ回転数は増速されるため、比較的小さな発電機がナセル内に搭載される。一方、増速機を有しない場合は、比較的シンプルな構造になるものの、ロータと同一回転数で発電する大型の発電機をナセル外に露出させて搭載することになる。
洋上風力発電では、主に増速機を有するタイプが主流になっており、一部では増速機の変わりに油圧式変速機を用いているものもある。
風車が大型化する際には増速機の効率が課題となる。出力の増加に伴い、損失熱の影響が無視できなくなり、冷却の為の機器やコストに影響を与える。また、損失分の余分な出力をロータに課すことになり、ロータに追加の強度が必要になる。
風力発電設備の増速機の例として、例えば、特許文献1のような技術がある。特許文献1には、「キャリアに固定された遊星ピンを回転軸とする遊星歯車が滑り軸受を介して回転するプラネタリ型遊星歯車増速機を備えている風力発電装置の軸受部給油構造であって、前記滑り軸受の潤滑が、油浴により潤滑油を供給する下部回転領域の給油と、潤滑油供給源から圧送されてくる潤滑油をノズルから噴射して供給する上部回転領域の給油とにより行われる風力発電装置の軸受部給油構造」が開示されている。
上記風力発電装置の軸受部給油構造によれば、給油方法の簡略化により部品点数を低減し、組立構造を簡略化してコストの低減が可能であるとしている。
特開2012−132333号公報
大型風車の増速機は、そのギアと軸受の潤滑を従来の油浴方式(図8A)からドライサンプ(Dry−Sump)方式(図8B)にすることで、効率を改善している。
油浴式は、図8Aに示すように、潤滑油12を増速機4の内部に保持し、内部のギア10の回転によって潤滑油12を掻き揚げて潤滑するもので、ポンプ無しで循環ができるものの、掻き揚げ損失が生じ比較的効率が悪い。
一方、図8Bに示すドライサンプ方式は増速機4の外部にオイルタンク13を設置し、必要な部位にのみ油ポンプ14で潤滑油12を供給することで、潤滑油の掻き揚げ損失を低減するものであり、効率はよいが、停電時にも必要に応じて潤滑油を供給する必要がある。
また、風車を洋上に設置する場合は、停電時の保全方法が課題となる。洋上風車の設置工事は大規模な工事となる為、事業トラブルによって長期間電源が供給されない事態もしばしば発生する。運転開始後においても、停電や海底ケーブルの損傷によっても長期間、無電源で待機する場合もあり、保全方法が課題となっている。これに対し、一般には非常用電源装置やディーゼル発電機を準備して対応している。
上記のように、風車に増速機を用いる場合、油浴式では効率が悪いという課題があり、特に、風車が大型化するのに伴い、その課題は大きくなる。ドライサンプ増速機では潤滑油を掻き上げる必要がなく、効率が良いというメリットがあるが、停電時に増速機のギアと軸受に油を供給する為のバックアップ電源を必要とする。
特許文献1の増速機の給油構造は、油浴式とドライサンプ方式の両方を兼ね備えた構造であるが、増速機内部の構造が複雑であり、コストやメンテナンス性といった点において、課題が残る。
そこで、本発明の目的は、風力発電設備において、比較的簡単な構造で油浴式とドライサンプ方式の両方のメリットを享受できる増速機を搭載することにより、コストを抑え、信頼性に優れた風力発電設備を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、風力発電設備の増速機において、比較的簡単な構造で油浴式とドライサンプ方式の両方のメリットを享受できる増速機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、風を受けて回転エネルギーへ変換するハブおよび複数のブレードからなるロータと、前記ロータの回転を増速する増速機と、前記増速機を介して伝達される回転エネルギーを電力に変換する発電機と、前記増速機に潤滑油を供給するオイルタンクと、を有する風力発電設備であって、前記風力発電設備は、前記増速機および前記オイルタンク間に潤滑油を循環させるオイル循環系統を備え、前記オイル循環系統は、少なくとも1系統ずつのオイル供給系統とオイル排出系統を有し、前記オイル供給系統は、潤滑油を吐出するポンプを有し、かつ、前記増速機に潤滑油を供給する第1のオイル供給系統と前記第1のオイル供給系統よりも低い位置において前記増速機に潤滑油を供給する第2のオイル供給系統を有し、停電時において、前記オイル供給系統に設けられた切替三方弁により、前記第1のオイル供給系統から前記第2のオイル供給系統に切り替わり、前記オイル排出系統は、前記増速機と前記オイルタンクの間に停電時に閉じるノーマリークローズタイプの切替弁が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、風力発電設備に搭載される増速機であって、前記増速機は、当該増速機に潤滑油を供給するオイルタンクと、前記増速機および前記オイルタンク間に潤滑油を循環させるオイル循環系統を備え、前記オイル循環系統は、少なくとも1系統ずつのオイル供給系統とオイル排出系統を有し、前記オイル供給系統は、潤滑油を吐出するポンプを有し、かつ、前記増速機に潤滑油を供給する第1のオイル供給系統と前記第1のオイル供給系統よりも低い位置において前記増速機に潤滑油を供給する第2のオイル供給系統を有し、停電時において、前記オイル供給系統に設けられた切替三方弁により、前記第1のオイル供給系統から前記第2のオイル供給系統に切り替わり、前記オイル排出系統は、前記増速機と前記オイルタンクの間に停電時に閉じるノーマリークローズタイプの切替弁が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、風力発電設備において、比較的簡単な構造で油浴式とドライサンプ方式の両方のメリットを享受できる増速機を搭載することにより、コストを抑え、信頼性に優れた風力発電設備を実現できる。
また、本発明によれば、風力発電設備の増速機において、比較的簡単な構造で油浴式とドライサンプ方式の両方のメリットを享受できる増速機を実現できる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態に係る風力発電設備の増速機の概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係る風力発電設備の増速機の概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係る風力発電設備の増速機の動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る風力発電設備の増速機の概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係る風力発電設備の増速機の概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係る風力発電設備の増速機の概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係る風力発電設備の増速機の概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係る風力発電設備の増速機の概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係る風力発電設備の増速機の概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係る風力発電設備の増速機の概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係る風力発電設備の増速機の概要を示す図である。 本発明の一実施形態に係る風力発電設備の全体概要を示す図である。 従来の風力発電設備の増速機の概要を示す図である。 従来の風力発電設備の増速機の概要を示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。なお、各図面において、同一の構成については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
先ず、図7を用いて、本実施例における風力発電設備の全体概要について説明する。本実施例においては、主にダウンウィンド型の風力発電設備の例を用いて説明するが、本発明はダウンウィンド型に限定されるものではなく、アップウィンド型の風力発電設備においても同様である。また、地上に設置される風力発電設備および洋上に設置される風力発電設備は同じ構成であるため、地上と洋上の区別なく説明する。
図7に示すように、本実施例における風力発電設備は、地上或いは洋上に設置されたタワー6の頂部にナセル3が設けられ、ナセル3の内部にはギアボックスすなわち増速機4、発電機5が内蔵されている。
ナセル3の一端には、ハブ2と複数のブレード1から構成されるロータが設けられている。ハブ2は回転軸により増速機4および発電機5と連結されており、複数のブレード1が風を受けてハブ2と共に回転することにより、風力を回転エネルギーに変換し、回転軸および増速機4を介して発電機5へ回転エネルギーを伝えることで、発電を行っている。
次に、図1Aおよび図1Bを用いて、本実施例における風力発電設備の増速機の構造について説明する。図1Aは、通電時、すなわち、風力発電設備が稼動するために必要な電力が供給されている時の増速機およびその周辺の状態を示している。また、図1Bは、停電時、すなわち、風力発電設備が稼動するために必要な電力が供給されていない時の増速機およびその周辺の状態を示している。
図1Aに示すように、増速機4は、ハブ2および複数のブレード1からなるロータに回転軸7を介して連結されている。回転軸7は増速機4の内部において貫通するように設けられている。
回転軸7には、増速機4の内部において、比較的大きなギア10が取り付けられている。また、増速機4に対して回転軸7が摩擦抵抗がより少ない状態で回転できるよう、増速機4と回転軸7の間には複数のベアリング8が設けられている。
また、増速機4の内部にはギア10と対になり回転する比較的小さなギア11が設けられており、このギア10とギア11のギア比により回転軸7の回転を増速させることにより、発電機へ伝達する回転数を増加させて発電効率を上げている。なお、ギア11が取り付けられる回転軸も、増速機4に対して摩擦抵抗が少なくなるよう、増速機4と回転軸の間には複数のベアリング9が設けられている。
増速機4内において、ギア10とギア11が噛合して回転する際に、摩擦により、ギア10やギア11が摩耗したり、摩擦熱が発生する。これらのギア同士の摩擦やギアとベアリング間の摩擦をできるだけ低減するため、増速機4の内部に潤滑油を供給する必要がある。
そこで、本実施例の風力発電設備では、増速機4の外部に、潤滑油12を保持するオイルタンク13が設けられている。オイルタンク13には潤滑油12を増速機4に供給するための油ポンプ14が設けられている。油ポンプ14はオイル供給路16により増速機4に接続されており、油ポンプ14により吐出されたオイルタンク13内の潤滑油12は、オイル供給路16を通って増速機4の内部に噴射され、内部のギアやベアリング等に塗布される構造となっている。
また、増速機4の底部には、内部の潤滑油をオイルタンク13に排出するオイル排出路15が設けられている。増速機4とオイルタンク13の間のオイル排出路15には、切替バルブA17が設けられている。この切替バルブA17には、通電時に弁が開き、停電時は弁を閉じる、いわゆるノーマリークローズタイプのバルブを用いる。
油ポンプ14は、停電時に油ポンプ14に電力を供給するバックアップ電源19に接続されており、停電時においても、暫くの間はオイルタンク13内の潤滑油12を増速機4に供給し続けることができる。このバックアップ電源には、無停電電源(UPS:Uninterruptible−Power−Supply)等を用いる。
オイルタンク13には、潤滑油12の量を検出するセンサである液面計18が設けられており、この液面計18により検出した潤滑油12の液面の高さに応じて、油ポンプ14の稼動を制御する構造となっている。
図1Aに示すように、本実施例における風力発電設備では、通電時にはオイルタンク13内の潤滑油12が油ポンプ14によりオイル供給路16に吐出される。オイル供給路16を介して増速機4に供給された潤滑油は増速機4の内部に向かって噴出し、増速機4の内部のギアやベアリングに塗布される。また、増速機4の底部に設けられたオイル排出路15の切替バルブA17にも電源が供給されるため、切替バルブA17は開状態となり、増速機4の底部に落下した潤滑油は、オイル排出路15からオイルタンク13に排出される。
つまり、本実施例の風力発電設備の増速機は、上記で説明したように、通電時においては、ドライサンプ方式として稼動する。
一方、停電時においては、図1Bに示すように、オイル排出路15の切替バルブA17に電力が供給されなくなるため、切替バルブA17は閉状態となる。
油ポンプ14はバックアップ電源19に接続されているため油ポンプ14は稼動を継続し、オイルタンク13から増速機4への潤滑油12の供給は継続される。オイル排出路15の切替バルブA17は閉となるため、増速機4の底部に溜まった潤滑油12はオイルタンク13に排出されることなく、増速機4内に溜まっていく。
その結果、一定量以上になるとギア10の一部が潤滑油12に浸漬されるようになり、油浴式として稼動するようになる。
ここで、図1Bに示すように、オイルタンク13には潤滑油12の液面を検出する液面計18が設けられている。オイルタンク13内の潤滑油12の液面が所定以下になった場合、すなわち、オイルタンク13内の潤滑油12の量が所定以下になった場合、油ポンプ14を停止し、潤滑油12が必要以上に増速機4内に供給されるのを防いでいる。
図2に、液面計18により油ポンプ14の稼動を制御するフローチャートを示す。先ず、停電が発生した場合、オイル排出路15の切替バルブA17を閉にする。(弁の閉路(自動))
次に、液面計18により、オイルタンク13(油タンク)内の潤滑油12の液面を検出し、液面が所定以上であるか否かを判定する。
潤滑油の液面が所定以上であると判定した場合、油ポンプ14を起動し、オイルタンク13から増速機4内部への潤滑油12の供給を継続する。一方、潤滑油の液面が所定以下であると判断した場合、油ポンプ14を停止し、オイルタンク13から増速機4内部への潤滑油12の供給を停止する。以降、液面計18によるオイルタンク13内の潤滑油の液面のモニタ、および所定の液面に対する実際の液面位置の判定を繰り返し、上記の油ポンプ14の稼動および停止を制御する。
以上説明したように、本実施例における風力発電設備は、通電時、すなわち風力発電設備が稼働するために必要な電力が供給されている時、増速機はドライサンプ方式として稼動する。増速機は、増速機の外部にオイルタンクと油ポンプを有するが、増速機の油排出口に無電源で閉じる弁を設ける。
また、停電時、すなわち風力発電設備が稼働するために必要な電力が供給されていない時、増速機は油浴式として機能する。オイルタンク内の潤滑油を増速機内部に必要量移した際に、一部のギアが油に浸かる。なお、増速機4は、上昇した油面まで十分なシール性を有する構造となっている。
停電時、油ポンプはバックアップ電源で運転し、増速機内部に必要な油量が保持されるまで油を供給する。油量の管理は液面計で行い、増速機から弁のリークにより油タンクに油が戻り、増速機内の油量が不足した場合は、油ポンプを再び作動させる間欠運転を行う。
本実施例における風力発電設備によれば、油浴式とドライサンプ方式の両方のメリットを享受でき、デメリットを相殺できる。すなわち、通常時(通電時)はドライサンプ式の増速機として使用するため、高効率である。また、停電時は油浴式として機能させるため、非常用電源すなわちバックアップ電源の容量を小さくできる。
上記のシステムは、ハード的には切替バルブA17が追加されるのみで、システム全体の信頼度低下もほとんどない。
従って、比較的簡単な構造で、設備コストを抑え、信頼性に優れた風力発電設備を実現することができる。
図3Aおよび図3Bを用いて、実施例2における風力発電設備の増速機の構造について説明する。図3Aは、通電時、すなわち、風力発電設備が稼動するために必要な電力が供給されている時の増速機およびその周辺の状態を示している。また、図3Bは、停電時、すなわち、風力発電設備が稼動するために必要な電力が供給されていない時の増速機およびその周辺の状態を示している。
実施例2における風力発電設備は、潤滑油12の液面を検出する液面計18が増速機4の内部に設けられている点において、実施例1の風力発電設備とは異なっている。
実施例1では、図1Aおよび図1Bに示すように、液面計18がオイルタンク13に設けられているのに対し、実施例2では、図3Aおよび図3Bに示すように、増速機4の内部に設けられている。この増速機4の内部の液面計18を用いて、実施例1で説明したような油ポンプ14の稼動を制御する。
一般的に、増速機4には、内部の潤滑油の量をモニタするために液面計のようなセンサが設けられている場合が多い。そこで、実施例2においては、予め増速機4の内部に設けられている液面計18から液面の検出信号を油ポンプ14の稼動の制御に用いることで、液面計を追加で設ける必要がなく、増速機をより簡単な構造とすることができる。
また、液面計18をオイルタンク13に設けると、油ポンプ14の吸込みを正確に監視することができるが、増速機4の内部やケーシングに設けると、増速機4のギア10の浸り具合をより正確に監視することができる。
なお、オイルタンク13および増速機4の内部の両方に液面計18を設け、油ポンプ14の稼動の制御に用いてもよいことは言うまでもない。
図4Aおよび図4Bを用いて、実施例3における風力発電設備の増速機の構造について説明する。図4Aは、通電時、すなわち、風力発電設備が稼動するために必要な電力が供給されている時の増速機およびその周辺の状態を示している。また、図4Bは、停電時、すなわち、風力発電設備が稼動するために必要な電力が供給されていない時の増速機およびその周辺の状態を示している。
実施例3における風力発電設備は、停電時に電力を供給するバックアップ電源に替えて、増速機4内のギア10の回転から得られる駆動力或いは電力を油ポンプ14に供給する点において、実施例1の風力発電設備とは異なっている。
実施例1では、図1Aおよび図1Bに示すように、停電時に電力を供給するバックアップ電源19が油ポンプ14に接続されているのに対し、実施例3では、図4Aおよび図4Bに示すように、増速機4内のギア10の回転から得られる駆動力或いは電力を駆動力伝達系統20を介して油ポンプ14に供給している。つまり、風力発電設備の回転エネルギーの一部を利用して油ポンプ14を稼動させている。
ここで、ギア10の回転から油ポンプ14を駆動させる駆動力或いは電力を得る方法としては、例えば、ギア10と噛合する新たなギアを設け、そのギアの回転を駆動力伝達系統20を介して油ポンプ14に伝達し、油ポンプ14を稼働する方法が考えられる。この場合、油ポンプ14は、回転を利用して機械的に潤滑油12を吐出する機械式ポンプを用いる。
また、ギア10と噛合する小型の発電機を増速機4の内部に設け、この小型の発電機により得た電力を駆動力伝達系統20を介して油ポンプ14に伝達し、油ポンプ14を稼働することもできる。
実施例3の構成により、UPSのようなバックアップ電源を設けることなく、停電時においても、油ポンプ14を稼働させることができる。
図5Aおよび図5Bを用いて、実施例4における風力発電設備の増速機の構造について説明する。図5Aは、通電時、すなわち、風力発電設備が稼動するために必要な電力が供給されている時の増速機およびその周辺の状態を示している。また、図5Bは、停電時、すなわち、風力発電設備が稼動するために必要な電力が供給されていない時の増速機およびその周辺の状態を示している。
実施例4における風力発電設備は、オイルタンク13から増速機4へ潤滑油12を供給するオイル供給系統が、オイル供給路16とオイル供給路22の2系統になっている点において、実施例1の風力発電設備とは異なっている。また、オイル供給系統には、三方弁である切替バルブB21が設けられている点においても、実施例1とは異なる。
図5Aに示すように、通電時、すなわち、風力発電設備が稼動するために必要な電力が供給されている時、切替バルブB21は、潤滑油12がオイル供給路16へ流れる方向に開いている。この時、オイル供給路22には潤滑油12は流れない。なお、このオイル供給路16は増速機4の上部側に潤滑油12を供給できるよう増速機4の上面に接続されている。
一方、図5Bに示すように、停電時、すなわち、風力発電設備が稼動するために必要な電力が供給されていない時、切替バルブB21は、潤滑油12がオイル供給路22へ流れる方向に開く。この時、オイル供給路16には潤滑油12は流れない。このオイル供給路22は、オイル供給路16よりも低い位置で増速機4に接続されている。
上記のように、実施例4における風力発電設備は、通電時および停電時のオイル供給路の変更が可能な構造になっている。停電時において、増速機4への潤滑油12の供給路の高さを低くすることで、油ポンプ14のポンプ揚程が低くなり、より少ない電力或いはエネルギーで潤滑油の供給ができ、停電時のポンプ電源容量すなわちバックアップ電源容量を低減することが可能となる。
なお、油ポンプ14の負荷を低減する方法としては、本実施例のようにオイル供給路をより低い位置にする方法以外にも、例えば、オイル供給路の配管径を太くして配管抵抗を少なくする方法やオイル供給路の経路を可能な限り短くする方法等も有効である。
図6Aおよび図6Bを用いて、実施例5における風力発電設備の増速機の構造について説明する。図6Aは、通電時、すなわち、風力発電設備が稼動するために必要な電力が供給されている時の増速機およびその周辺の状態を示している。また、図6Bは、停電時、すなわち、風力発電設備が稼動するために必要な電力が供給されていない時の増速機およびその周辺の状態を示している。
実施例5における風力発電設備は、オイルタンク13から増速機4へ潤滑油12を供給する供給系統において、増速機4よりも高い位置に、潤滑油12を一時的に滞留させることが可能な中間オイルタンク23が設けられている点において、実施例1の風力発電設備とは異なっている。
増速機4への潤滑油供給系統に中間オイルタンク23を設けることにより、図6Bに示すように、停電時、潤滑油12を増速機4よりも高い位置に一時的に滞留させることが可能になる。中間オイルタンク23に溜まった潤滑油12は、重力により増速機4内部へ供給される。
実施例5のような風力発電設備の構造とすることで、停電時に油ポンプ14に電力を供給するバックアップ電源19の容量を小型化することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…ブレード、2…ハブ、3…ナセル、4…増速機(ギアボックス)、5…発電機、6…タワー、7…回転軸、8,9…ベアリング、10,11…ギア、12…潤滑油、13…オイルタンク、14…油ポンプ、15…オイル排出路、16,22…オイル供給路、17…切替バルブA、18…液面計、19…バックアップ電源(UPS)、20…駆動力伝達系統、21…切替バルブB(三方弁)、23…中間オイルタンク。

Claims (12)

  1. 風を受けて回転エネルギーへ変換するハブおよび複数のブレードからなるロータと、
    前記ロータの回転を増速する増速機と、
    前記増速機を介して伝達される回転エネルギーを電力に変換する発電機と、
    前記増速機に潤滑油を供給するオイルタンクと、を有する風力発電設備であって、
    前記風力発電設備は、前記増速機および前記オイルタンク間に潤滑油を循環させるオイル循環系統を備え、
    前記オイル循環系統は、少なくとも1系統ずつのオイル供給系統とオイル排出系統を有し、
    前記オイル供給系統は、潤滑油を吐出するポンプを有し、かつ、前記増速機に潤滑油を供給する第1のオイル供給系統と前記第1のオイル供給系統よりも低い位置において前記増速機に潤滑油を供給する第2のオイル供給系統を有し、
    停電時において、前記オイル供給系統に設けられた切替三方弁により、前記第1のオイル供給系統から前記第2のオイル供給系統に切り替わり、
    前記オイル排出系統は、前記増速機と前記オイルタンクの間に停電時に閉じるノーマリークローズタイプの切替弁が設けられていることを特徴とする風力発電設備。
  2. 前記オイルタンクは、当該オイルタンク内の潤滑油の量を検出するセンサを備え、
    停電時に、前記センサにより検出した潤滑油の量に応じて、前記ポンプの稼動を制御することを特徴とする請求項1に記載の風力発電設備。
  3. 前記増速機は、当該増速機内の潤滑油の量を検出するセンサを備え、
    停電時に、前記センサにより検出した潤滑油の量に応じて、前記ポンプの稼動を制御することを特徴とする請求項1に記載の風力発電設備。
  4. 前記風力発電設備は、停電時に電力を供給するバックアップ電源を備え、
    前記ポンプは、停電時において、前記バックアップ電源から電力を供給されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の風力発電設備。
  5. 前記ポンプは、少なくとも停電時において、前記風力発電設備の前記回転エネルギーの一部を利用して稼動することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の風力発電設備。
  6. 前記オイル供給系統は、前記増速機よりも高い位置に、潤滑油を一時的に滞留させる中間オイルタンクを備えることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の風力発電設備。
  7. 風力発電設備に搭載される増速機であって、
    前記増速機は、当該増速機に潤滑油を供給するオイルタンクと、
    前記増速機および前記オイルタンク間に潤滑油を循環させるオイル循環系統を備え、
    前記オイル循環系統は、少なくとも1系統ずつのオイル供給系統とオイル排出系統を有し、
    前記オイル供給系統は、潤滑油を吐出するポンプを有し、かつ、前記増速機に潤滑油を供給する第1のオイル供給系統と前記第1のオイル供給系統よりも低い位置において前記増速機に潤滑油を供給する第2のオイル供給系統を有し、
    停電時において、前記オイル供給系統に設けられた切替三方弁により、前記第1のオイル供給系統から前記第2のオイル供給系統に切り替わり、
    前記オイル排出系統は、前記増速機と前記オイルタンクの間に停電時に閉じるノーマリークローズタイプの切替弁が設けられていることを特徴とする増速機。
  8. 前記オイルタンクは、当該オイルタンク内の潤滑油の量を検出するセンサを備え、
    停電時に、前記センサにより検出した潤滑油の量に応じて、前記ポンプの稼動を制御することを特徴とする請求項に記載の増速機。
  9. 前記増速機は、当該増速機内の潤滑油の量を検出するセンサを備え、
    停電時に、前記センサにより検出した潤滑油の量に応じて、前記ポンプの稼動を制御することを特徴とする請求項に記載の増速機。
  10. 前記ポンプは、停電時において、バックアップ電源から電力を供給されることを特徴とする請求項からのいずれかに記載の増速機。
  11. 前記ポンプは、少なくとも停電時において、前記増速機が搭載される風力発電設備に発生する回転エネルギーの一部を利用して稼動することを特徴とする請求項からのいずれかに記載の増速機。
  12. 前記オイル供給系統は、前記増速機よりも高い位置に、潤滑油を一時的に滞留させる中間オイルタンクを備えることを特徴とする請求項から11のいずれかに記載の増速機。
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