JP6357859B2 - 永久磁石埋め込み式回転電機 - Google Patents
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Description
T=P×ψa×Iq+P×(Ld−Lq)×Id×Iq ……(1)
上記式(1)において、Pは回転子1の極対数、ψaは固定子巻線と鎖交する磁束数、IdおよびIqは固定子巻線に流れる電流のd軸成分およびq軸成分、Ldはd軸インダクタンス、Lqはq軸インダクタンスである。ここで、d軸とは回転子1の磁極の中心を通る軸、すなわち、図11の例では回転子1の回転中心軸12から2個のスロット3および3’間のセンタブリッジ8を通過する軸である。また、q軸は、d軸から電気角90度ずれた磁極間方向の軸である。そして、上記式(1)において右辺第1項がマグネットトルクであり、右辺第2項がリラクタンストルクである。
図1は、この発明の第1実施形態である永久磁石埋め込み式回転電機の回転子1Aの1極分の構成を示す断面図である。図1では回転子1Aが中央に有する回転軸や固定子の図示は省略している。
図5は、この発明の第2実施形態である永久磁石埋め込み式回転電機の回転子1Bの1極分の構成を示す断面図である。回転子1Bは、回転子コア2Bを有する。上記第1実施形態と同様、回転子コア2Bには、1極分として、2つのスロット3および3’が形成されている。
図6は、この発明の第3実施形態である永久磁石埋め込み式回転電機の回転子1Cの1極分の構成を示す断面図である。上記第1実施形態と同様、回転子1Cの回転子コア2Cには、1極分として、2つのスロット3および3’が形成されている。そして、本実施形態における回転子コア2Cでは、1極分のスロット3および3’が一文字形状に配置されている。他の点は上記第1実施形態と同様である。本実施形態においても上記第1実施形態と同様な効果が得られる。
図7は、この発明の第4実施形態である永久磁石埋め込み式回転電機の回転子1Dの1極分の構成を示す断面図である。この回転子1Dの回転子コア2Dには、1極分として、2つのスロット3および3’が形成されている。上記第1実施形態と同様、2つのスロット3および3’は、回転軸中心を下側にして見た場合に全体としてV字形状をなしている。上記第1実施形態と異なり、本実施形態における回転子1Dは、スロット3および3’における外側空洞部3bおよび3b’を回転子1D外側に各々連通させる切り欠き部11および11’を有している。他の構成は、上記第1実施形態と同様である。本実施形態においても上記第1実施形態と同様な効果が得られる。
図8は、この発明の第5実施形態である永久磁石埋め込み式回転電機の回転子1Eの1極分の構成を示す断面図である。回転子1Eの回転子コア2Eには、1極分として、2つのスロット3および3’が形成されている。上記第2実施形態と同様、1極分のスロット3および3’は逆V字状に配置されている。そして、上記第2実施形態と異なり、本実施形態における回転子コア2Eは、スロット3および3’の外側空洞部3bおよび3b’を回転子コア2Eの外周に各々連通させる切り欠き部11および11’を有している。他の構成は上記第2実施形態と同様である。
図9は、この発明の第6実施形態である永久磁石埋め込み式回転電機の回転子1Fの1極分の構成を示す断面図である。上記第3実施形態と同様、回転子1Fの回転子コア2Fには、1極分として、2つのスロット3および3’が一文字状に配置されている。また、上記第4実施形態と同様、本実施形態における回転子コア2Fは、スロット3および3’の外側空洞部3bおよび3b’を回転子コア2Fの外周に各々連通させる切り欠き部11および11’を有している。他の構成は上記第3実施形態と同様である。本実施形態によれば、上記第3実施形態および上記第4実施形態と同様な効果が得られる。
図10は、この発明の第7実施形態である永久磁石埋め込み式回転電機の回転子1Gの1極分の構成を示す断面図である。本実施形態は、上記第5実施形態の変形例である。
Claims (4)
- 回転子の内部に、前記回転子の周方向に沿って、1極当たり2個の永久磁石を複数極埋め込んでなる永久磁石埋め込み式回転電機において、
前記回転子には、1極を構成するために、前記回転子の周方向に並んだ2個のスロットが形成され、この2個のスロットに2個の永久磁石が埋め込まれており、
前記1極を構成する2個のスロットの各々は、回転方向外側において前記回転子の外周と連通しており、当該2個のスロット間に挟まれた前記回転子の薄肉部分に臨む領域に非磁性材からなる磁石支持部材を各々収容し、かつ、前記薄肉部分から前記回転子の周方向に離れた位置に前記回転子の径方向に突出して前記永久磁石の端面に係合する突起を有し、前記磁石支持部材および前記突起により前記永久磁石を挟んで当該スロット内に位置固定してなり、前記回転子の回転中心軸を中心とする前記1極を構成する2個のスロットの内接円よりも前記回転子の外周方向に前記薄肉部分を有することを特徴とする永久磁石埋め込み式回転電機。 - 前記回転子は、隣接する極間に前記回転子の回転中心軸から離れる方向に突出したq軸突起を有することを特徴とする請求項1に記載の永久磁石埋め込み式電動機。
- 前記磁石支持部材が絶縁紙であることを特徴とする請求項1または2に記載の永久磁石埋め込み式回転電機。
- 前記磁石支持部材が樹脂であることを特徴とする請求項1または2に記載の永久磁石埋め込み式回転電機。
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JP2014098716A JP6357859B2 (ja) | 2014-05-12 | 2014-05-12 | 永久磁石埋め込み式回転電機 |
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Family Applications (1)
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