JP6341121B2 - Oscillating machine and punch setup method - Google Patents
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Description
本発明は、揺動加工機、および、その揺動加工機が備えるパンチを段取りするパンチ段取り方法に関する。 The present invention relates to an oscillating machine and a punch setup method for preparing a punch provided in the oscillating machine.
従来、ダイに設置したワークに対しパンチにより荷重を印加し、ワークを成形加工する揺動加工機が知られている。
特許文献1に記載の揺動加工機は、ダイにワークが設置される設置面に垂直な垂直軸に対し、パンチが固定される揺動軸部材の軸が傾斜していている。この揺動加工機は、揺動軸部材の軸が垂直軸の周りを公転しつつ、揺動軸部材に固定されたパンチの加工面からワークへ荷重を印加することにより、ワークを成形加工する。
2. Description of the Related Art Conventionally, there is known an oscillating machine that applies a load to a work set on a die by a punch to form the work.
In the oscillating machine described in Patent Document 1, the axis of the oscillating shaft member to which the punch is fixed is inclined with respect to the vertical axis perpendicular to the installation surface on which the workpiece is installed on the die. This oscillating machine forms a workpiece by applying a load to the workpiece from a machining surface of a punch fixed to the oscillating shaft member while the axis of the oscillating shaft member revolves around a vertical axis. .
しかしながら、特許文献1に記載の揺動加工機は、揺動軸部材にパンチを固定する際の段取り方法が記載されていない。そのパンチの段取り方法として、例えば、ダイに設置した治具の上にパンチを載置し、その状態でダイとパンチを揺動軸部材側へ移動し、パンチを揺動軸部材に固定することが考えられる。しかし、このようにすると、ダイに治具を設置する工程、及び、パンチを段取りした後にダイから治具を取り外す工程に時間がかかることになる。 However, the swing processing machine described in Patent Document 1 does not describe a setup method for fixing the punch to the swing shaft member. As a setup method of the punch, for example, the punch is placed on a jig installed on the die, and the die and the punch are moved to the swing shaft member side in that state, and the punch is fixed to the swing shaft member. Can be considered. However, in this case, it takes time to install the jig on the die and to remove the jig from the die after setting up the punch.
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、パンチの段取りを短時間で行うことの可能な揺動加工機、及び、パンチ段取り方法を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described problems, and an object thereof is to provide an oscillating machine and a punch setup method capable of performing punch setup in a short time.
第1発明による揺動加工機は、ダイ、揺動軸部材、揺動支持体、パンチ、ガイドポスト、係止部材および押上ロッドを備える。ダイは、ワークを設置可能な設置面を有する。揺動軸部材の軸は、ダイの設置面に垂直な垂直軸に対し傾斜している。揺動支持体は、揺動軸部材の軸が垂直軸の周りを公転可能として揺動軸部材を支持する。パンチは、揺動軸部材のダイ側に設けられた凹部の内側に着脱可能に取り付けられる。ガイドポストは、揺動支持体に対し着脱可能な上ポスト、およびダイに固定される下ポストを有し、上ポストと下ポストとが垂直軸に対し平行に往復移動可能である。上ポストに設けられた係止部材は、パンチを揺動軸部材に固定する前の状態で揺動軸部材の軸とパンチの軸とを平行にしてパンチを係止可能であり、パンチを揺動軸部材に固定した状態でパンチから離れる。押上ロッドは、ダイから揺動軸部材側へ往復移動可能に設けられ、係止部材に係止されたパンチを揺動軸部材の凹部の内側へ押し上げることが可能である。
これにより、パンチを係止部材に係止した状態で押上ロッドを移動し、パンチを揺動軸部材に固定することが可能である。したがって、揺動加工機は、パンチを短時間で段取りすることができる。
The oscillating machine according to the first invention includes a die, an oscillating shaft member, an oscillating support, a punch, a guide post, a locking member, and a push-up rod. The die has an installation surface on which a workpiece can be installed. The axis of the swing shaft member is inclined with respect to a vertical axis perpendicular to the die installation surface. The swing support member supports the swing shaft member such that the shaft of the swing shaft member can revolve around a vertical axis. The punch is detachably attached to the inside of a recess provided on the die side of the swing shaft member. The guide post has an upper post that can be attached to and detached from the swinging support body, and a lower post fixed to the die, and the upper post and the lower post can reciprocate in parallel to the vertical axis. The locking member provided on the upper post can lock the punch with the axis of the swinging shaft member and the axis of the punch in parallel before the punch is fixed to the swinging shaft member. It leaves | separates from a punch in the state fixed to the moving shaft member. The push-up rod is provided so as to be able to reciprocate from the die to the swing shaft member side, and can push up the punch locked by the lock member to the inside of the recess of the swing shaft member.
Thereby, it is possible to move the push-up rod in a state where the punch is locked to the locking member, and to fix the punch to the swing shaft member. Therefore, the oscillating machine can set up the punch in a short time.
第2発明は、パンチ段取り方法の発明である。パンチ段取り方法は、パンチ係止工程、挿入工程、固定工程および戻し工程を含む。
パンチ係止工程は、上ポストに設けられた係止部材にパンチを係止する。挿入工程は、ダイから揺動軸部材側へ押上ロッドを移動し、係止部材からパンチを離すと共に、揺動軸部材の凹部の内側にパンチを挿入する。固定工程は、揺動軸部材にパンチを固定する。戻し工程は、押上ロッドをダイ側へ戻す。
これにより、第2発明は、第1発明と同様に、パンチを短時間で段取りすることができる。
The second invention is an invention of a punch setup method. The punch setup method includes a punch locking process, an insertion process, a fixing process, and a returning process.
In the punch locking step, the punch is locked to a locking member provided on the upper post. In the insertion step, the push-up rod is moved from the die to the swing shaft member side to release the punch from the locking member and insert the punch inside the recess of the swing shaft member. In the fixing step, the punch is fixed to the swing shaft member. In the returning step, the push-up rod is returned to the die side.
Thereby, the 2nd invention can set up a punch in a short time like the 1st invention.
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
本発明の一実施形態を図1から図8に示す。本実施形態の揺動加工機1は、ダイ10に設置したワーク2に対しパンチ50により荷重を印加し、ワーク2を成形加工するものである。
図1および図2は、揺動加工機1がワーク2を成形加工する際の状態を示したものである。図1および図2に例示したワーク2は、円環状に形成され、中央孔3を有している。また、このワーク2は、中央孔3の外側に、ダイ10側からパンチ50側へ環状に凹む環状凹部4を有している。
なお、揺動加工機1は、ワークの形状に合わせて、ダイ10とパンチ50を異なる形状のものに変更することが可能である。これにより、揺動加工機1は、図1および図2に例示した形状のワーク2に限らず、種々の形状のワークを成形加工することができる。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
(One embodiment)
One embodiment of the present invention is shown in FIGS. The oscillating machine 1 according to the present embodiment applies a load to the
FIG. 1 and FIG. 2 show a state when the oscillating machine 1 forms the
The oscillating machine 1 can change the die 10 and the
〔揺動加工機の構成〕
まず、揺動加工機1の構成について説明する。
図1および図2に示すように、揺動加工機1は、ダイ10、位置決めロッド20、エジェクタロッド21、揺動軸部材30、揺動支持体40、パンチ50、ガイドポスト60および係止部材70等を有する。
ダイ10は、工場設備のテーブル11に固定される台座12と、その台座12からパンチ50側に延びる延伸部13とを有する。工場設備のテーブル11は、ダイ10と共に、揺動軸部材30側へ往復移動可能である。
ダイ10は、延伸部13の台座12とは反対側に、ワーク2を設置可能な設置面14を有する。設置面14は、テーブル11と平行に形成されている。ダイ10の設置面14には、ワーク2の環状凹部4の底が当接する。
[Configuration of swing processing machine]
First, the configuration of the oscillating machine 1 will be described.
As shown in FIGS. 1 and 2, the oscillating machine 1 includes a
The die 10 includes a
The die 10 has an
延伸部13の中央には、ダイ10にワーク2を位置決めするための位置決めロッド20が設けられている。また、位置決めロッド20の径外側には、ワーク2をダイ10から取り出すためのエジェクタロッド21が設けられている。位置決めロッド20とエジェクタロッド21は、いずれも、ダイ10の設置面14に対し垂直方向に往復移動可能である。
本実施形態の位置決めロッド20とエジェクタロッド21は、特許請求の範囲に記載の「押上ロッド」の一例に相当する。
なお、以下の説明において、ダイ10の設置面14の中心を含み、設置面14に対し垂直な仮想軸線を垂直軸Oと称する。
A
The
In the following description, a virtual axis that includes the center of the
揺動軸部材30は、略半球状に形成された半球部31と、その半球部31からダイ10とは反対側へ円柱状に延びる軸部32とを有する。揺動軸部材30の軸Pは、上述した垂直軸Oに対し傾斜して設けられている。揺動軸部材30の軸Pと垂直軸Oとの傾斜角をθ1とする。本実施形態では、傾斜角θ1は、例えば2°である。図1および図2の矢印Aに示すように、揺動軸部材30は、図示していない駆動源により駆動され、揺動軸部材30の軸Pとワーク2の被加工面5との交点Qを中心として、揺動軸部材30の軸Pが垂直軸Oの周りを公転するように揺動する。
The
揺動支持体40は、揺動軸部材30の半球部31に対応して椀型に凹む半球凹部41を有する。揺動支持体40は、半球凹部41の内壁により、揺動軸部材30を揺動可能に支持する。
揺動軸部材30のダイ10側には、円筒状の凹部33が設けられている。この凹部33の側壁37は、ダイ10側から軸部32側へ向けて内径が次第に小さくなるテーパ状に形成されている。
揺動軸部材30のダイ10側の端面において、凹部33の径外側には、複数個のクランプ34が設けられている。クランプ34は、パンチ50のダイ10側の端面を係止し、揺動軸部材30とパンチ50とを固定している。
The
A
A plurality of
パンチ50は、略円柱状に形成され、複数個のクランプ34により、揺動軸部材30の凹部33の内側に着脱可能に取り付けられている。パンチ50は、ダイ10側にワーク収容穴51を有する。パンチ50は、ワーク収容穴51のダイ10側の面に、ワーク2に当接する加工面52と、ワーク2の中央孔3に対応する位置にある非加工面53とを有する。なお、図2では、パンチ50に加工面52と非加工面53が形成される範囲をそれぞれ矢印α,βで示している。
The
加工面52は、テーパ状に形成されている。このテーパ角をθ2とすると、上述した傾斜角θ1とテーパ角θ2との関係は、次の式1で示される。
180°−θ1×2=θ2 ・・・(式1)
これにより、揺動軸部材30の軸Pが垂直軸Oの周りを公転する際、ワーク2の被加工面5とパンチ50の加工面52とは、周方向に順に平行となる箇所で当接する。したがって、ワーク2の被加工面5に対しパンチ50の加工面52が転写され、ワーク2の被加工面5はダイ10の設置面14に対して平行に成形加工される。
The
180 ° −θ1 × 2 = θ2 (Formula 1)
As a result, when the axis P of the
図3は、パンチ50のみを揺動軸部材30側から見た平面図である。図2及び図3に示すように、パンチ50は、略円柱状のパンチ本体57と、そのパンチ本体57の外周に4カ所のフランジ部54を有する。このフランジ部54に係止穴55が設けられている。係止穴55は、ダイ10側から揺動軸部材30側へ向けて内径が次第に小さくなるテーパ状である。
また、パンチ50は、パンチ本体57の揺動軸部材30側の面に2個のガイド穴56を有する。2個のガイド穴56は、それぞれ、パンチ50の軸Rから離れた箇所に設けられ、パンチ50の軸Rに対し平行に延びている。2個のガイド穴56は、揺動軸部材30の軸Pを挟んだ両側に、その軸Pが傾斜する方向Bに対して垂直方向に並べて設けられている。
FIG. 3 is a plan view of only the
The
図2に示すように、揺動軸部材30には、2個のガイド穴56に対応する位置に、2本のガイドピン36が固定されている。即ち、ガイド穴56とガイドピン36は、揺動軸部材30及びパンチ50の軸Rから離れた箇所に複数セット設けられている。2本のガイドピン36は、揺動軸部材30の軸Pと平行に延びており、それぞれ2個のガイド穴56に挿入可能である。なお、ガイド穴56にガイドピン36を挿入しやすくするため、ガイドピン36の先端部をテーパ状に形成してもよい。
As shown in FIG. 2, two guide pins 36 are fixed to the
図1に示すように、ガイドポスト60は、揺動支持体40に固定される上ポスト61、及び、ダイ10に固定される下ポスト62を有する。
上ポスト61は、揺動支持体40に対し着脱可能な接続部63と、パンチ50を係止する係止部材70が固定される受部64と、その受部64の下面からダイ10の台座12側へ延びるスライド部65を有する。
スライド部65と下ポスト62とは、垂直軸Oに対し平行にスライド可能である。これにより、ガイドポスト60はダイ10とパンチ50との位置ずれを防いでいる。
As shown in FIG. 1, the
The
The
パンチ50のフランジ部54に設けられた4個の係止穴55に対応して、ガイドポスト60には4個の係止部材70が設けられている。係止部材70は、受部64から揺動軸部材30側へ延びる柱状の部材である。
図4に示すように、パンチ50を揺動軸部材30に固定する前の状態で、4個の係止部材70の先端71は、パンチ50の係止穴55に嵌まる。この状態で、4個の係止部材70の段差面72は、パンチ50のフランジ部54の下面に当接する。
4個の係止部材70の段差面72は、それぞれ上ポスト61の受部64の上面からの高さが異なっている。即ち、揺動軸部材30の軸Pが傾斜する方向に位置する係止部材70の段差面72の高さは、揺動軸部材30の軸Pが傾斜する方向とは反対側に位置する係止部材70の段差面72の高さよりも低い。複数個の係止部材70の段差面72の高さの差は、揺動軸部材30の軸Pの傾斜に合わせて設定されている。これにより、4個の係止部材70は、揺動軸部材30の軸Pとパンチ50の軸Rとが平行になるようにパンチ50を係止することが可能である。
Corresponding to the four locking
As shown in FIG. 4, the
The step surfaces 72 of the four locking
一方、図1および図2に示すように、パンチ50を揺動軸部材30に固定した状態で、パンチ50のフランジ部54の下面と4個の係止部材70とは、所定の距離離れた状態となる。この所定の距離は、揺動軸部材30の軸Pが反対側に傾斜し、揺動軸部材30の軸の位置が図1のP1となったときでも、パンチ50のフランジ部54の下面と係止部材70の段差面72とが接触しない距離である。
On the other hand, as shown in FIGS. 1 and 2, the lower surface of the
〔パンチの段取り方法〕
次に、パンチ50を揺動軸部材30に固定するパンチ50段取り方法について説明する。
パンチ50段取り方法は、パンチ係止工程S1、挿入工程S2、固定工程S3および戻し工程S4が、この順に行われる。
図4に示すように、パンチ係止工程S1では、上ポスト61の接続部63と揺動支持体40とが離れた状態で、上ポスト61に設けられた係止部材70の上にパンチ50を載置する。このとき、パンチ50は、係止部材70により、パンチ50の軸Rと揺動軸部材30の軸Pとが平行になった状態で係止される。
[Punch setup method]
Next, a
In the
As shown in FIG. 4, in the punch locking step S <b> 1, the
図5の矢印Cに示すように、挿入工程S2では、先ず、テーブル11を揺動軸部材30側へ移動する。このとき、2本のガイドピン36の先端部分が、それぞれ対応する2個のガイド穴56に嵌る位置まで、テーブル11を移動する。このとき、上ポスト61の接続部63を揺動支持体40に固定する。
続いて、図6の矢印Dに示すように、ダイ10から揺動軸部材30側へ位置決めロッド20を移動し、係止部材70からパンチ50を離すと共に、揺動軸部材30の凹部33の内側にパンチ50を挿入する。
As shown by an arrow C in FIG. 5, in the insertion step S2, first, the table 11 is moved to the
Subsequently, as shown by an arrow D in FIG. 6, the
図7は、揺動軸部材30の凹部33にパンチ50が挿入される際のパンチ50の動きを示すものである。
図7(A)は、図5の拡大図であり、2本のガイドピン36の先端部分が、それぞれ対応する2個のガイド穴56に嵌っている。なお、この状態で、クランプ34の爪35は、油圧等により、パンチ50よりも径外側に移動している。
図7(B)に示すように、位置決めロッド20を揺動軸部材30側へ移動すると、パンチ50は位置決めロッド20に押圧され、係止部材70から離れて、揺動軸部材30の凹部33の深部へ向けて押し上げられる。このとき、位置決めロッド20の先端部は、パンチ50の加工面52に当接することなく、パンチ50の非加工面53に当接する。
揺動軸部材30の凹部33の深部へパンチ50が移動する際、ガイドピン36とガイド穴56の内壁とが摺接する。これにより、矢印Eに示すように、パンチ50は、揺動軸部材30の軸Pが傾斜している方向へスライドする。したがって、揺動軸部材30の凹部33の内壁とパンチ50との摩擦が抑制され、パンチ50は揺動軸部材30の凹部33の深部へ速やかに挿入される。
FIG. 7 shows the movement of the
FIG. 7A is an enlarged view of FIG. 5, and the tip portions of the two guide pins 36 are fitted in the corresponding two guide holes 56. In this state, the
As shown in FIG. 7B, when the
When the
続いて、図7(C)に示すように、固定工程S3では、揺動軸部材30の凹部33の深部にパンチ50が挿入されると、矢印Fに示すように、クランプ34の爪35が、油圧またはスプリング力等により、パンチ50の径方向内側へ移動し、パンチ50を固定する。
その後、戻し工程S4では、再び、位置決めロッド20をダイ10側へ戻す。これにより、パンチ50を揺動軸部材30に固定するパンチ50の段取り作業が終了する。
Subsequently, as shown in FIG. 7C, in the fixing step S3, when the
Thereafter, in the returning step S4, the
〔揺動加工機によるワークの成形方法〕
続いて、揺動加工機1によりワーク2を成形加工する方法について説明する。
図8に示すように、揺動加工機1は、ワーク2を設置する際、テーブル11と揺動軸部材30とを遠ざけて型開きした状態で、ダイ10から位置決めロッド20を所定量突出させる。この位置決めロッド20にワーク2の中央孔3を挿入することにより、ワーク2が位置決めされ、ワーク2の環状凹部4がダイ10の設置面14に設置される。
[Method of forming workpiece by swinging machine]
Next, a method for forming the
As shown in FIG. 8, when installing the
次に、図1および図2に示すように、揺動加工機1は、テーブル11と揺動軸部材30とを近づけて型締めをした後、矢印Aに示すように、揺動軸部材30の軸Pが垂直軸Oの周りを公転するように揺動軸部材30を揺動させる。これにより、パンチ50の加工面52からワーク2の被加工面5に対し、周方向に順に荷重が印加される。そのため、ワーク2の被加工面5がパンチ50の加工面52によって成形加工される。
ワーク2が成形加工された後、揺動加工機1は再び型開きし、エジェクタロッド21をダイ10からパンチ50側へ突出させる。これにより、ワーク2はダイ10から取り出される。
Next, as shown in FIGS. 1 and 2, the oscillating machine 1 closes the table 11 and the
After the
本実施形態の揺動加工機1は、次の作用効果を奏する。
(1)本実施形態では、上ポスト61に設けられた係止部材70は、パンチ50を揺動軸部材30に固定する前の状態で、揺動軸部材30の軸Pとパンチ50の軸Rとが平行となるようにパンチ50を係止する。また、この係止部材70は、パンチ50を揺動軸部材30に固定した状態でパンチ50から離れる。
これにより、パンチ50を係止部材70に係止した状態で位置決めロッド20を揺動軸部材30側へ移動し、パンチ50を揺動軸部材30に固定することが可能である。また、パンチ50を揺動軸部材30に固定した際には、係止部材70とパンチ50が離れるので、揺動加工機1は、係止部材70をガイドポスト60から取り外すことなく、揺動軸部材30を揺動回転し、ワーク2の加工を行うことが可能である。したがって、揺動加工機1は、短時間でパンチ50を段取りすることができる。
The oscillating machine 1 of the present embodiment has the following operational effects.
(1) In this embodiment, the locking
Accordingly, it is possible to move the
(2)本実施形態では、位置決めロッド20により、係止部材70に係止されたパンチ50を揺動軸部材30の凹部33の内側へ押し上げる。
これにより、揺動加工機1が備える位置決めロッド20を用いてパンチ50の段取りを行うことが可能である。したがって、揺動加工機1の構成が複雑になることなく、製造コストを低減することができる。
(2) In this embodiment, the
Thereby, it is possible to set up the
(3)本実施形態では、位置決めロッド20は、揺動軸部材30の凹部33の内側へパンチ50を押し上げる際、パンチ50の非加工面53に当接する。
これにより、パンチ50の段取りの際、位置決めロッド20の上昇に伴って揺動軸部材30の軸Pの傾斜方向へパンチ50がスライドするとき、位置決めロッド20とパンチ50との摩擦によりパンチ50の加工面52が傷つくことを防ぐことができる。
(3) In this embodiment, the
Thus, when the
(5)本実施形態では、ガイドピン36は、揺動軸部材30から揺動軸部材30の軸Pと平行に延びる。パンチ50には、ガイドピン36が挿入可能なガイド穴56が設けられる。
これにより、パンチ50の段取りの際、ガイド穴56の内壁とガイドピン36とが摺接し、パンチ50は、揺動軸部材30が傾斜する方向へスライドする。これにより、揺動軸部材30の凹部33の内壁とパンチ50との摩擦が抑制されるので、揺動軸部材30の凹部33の深部へパンチ50を速やかに挿入することができる。
(5) In the present embodiment, the
Thereby, when the
(6)本実施形態では、ガイドピン36及びガイド穴56は、揺動軸部材30の軸Pまたはパンチ50の軸Rから離れた箇所に複数セット設けられる。
これにより、揺動軸部材30とパンチ50との相対回転位相を定めることが可能である。
また、ガイドピン36とガイド穴56は、揺動軸部材30の軸Pまたはパンチ50の軸Rから離れた位置に複数セット設けられるので、揺動加工機1がワーク2の加工を行う際、ガイドピン36とガイド穴56に印加される応力を低減することができる。
(6) In the present embodiment, a plurality of sets of guide pins 36 and guide
Thereby, it is possible to determine the relative rotational phase between the
Further, since a plurality of sets of guide pins 36 and guide
本実施形態の揺動加工機1のパンチ50段取り方法は、次の作用効果を奏する。
(7)本実施形態では、パンチ係止工程S1で、上ポスト61に設けられた係止部材70にパンチ50を係止する。挿入工程S2では、ダイ10から揺動軸部材30側へ位置決めロッド20を移動し、係止部材70からパンチ50を離すと共に、揺動軸部材30の凹部33の内側にパンチ50を挿入する。
これにより、揺動加工機1は、パンチ50を短時間で段取りすることができる。
The
(7) In this embodiment, the
Thereby, the oscillating machine 1 can set up the
(比較例)
ここで、比較例の揺動加工機100について説明する。
図9は、比較例の揺動加工機100のパンチ50を段取りする際の状態を示している。比較例の揺動加工機100は、ダイ10の台座12の上に治具90を設置し、その治具90の上にパンチ50を載置している。治具90により、パンチ50の軸Rは、揺動軸部材30の軸Pと平行に設置されている。
この状態で、テーブル11と揺動軸部材30側とを近づけると、パンチ50は揺動軸部材30の凹部33に嵌まり込む。その状態で、クランプ34により揺動軸部材30にパンチ50を固定した後、再度、テーブル11と揺動軸部材30側とを遠ざける。そして、治具90をダイ10の台座12から取り外す。
(Comparative example)
Here, the
FIG. 9 shows a state when the
In this state, when the table 11 and the swinging
このように、比較例の揺動加工機100は、パンチ50を段取りする際、ダイ10に治具90を設置する工程、及び、パンチ50を段取りした後にダイ10から治具90を取り外す工程が必要となる。したがって、比較例の揺動加工機100は、上述した本発明の一実施形態の揺動加工機1に比べて、パンチ50の段取りに時間がかかることになる。
As described above, the
(他の実施形態)
(1)上述した実施形態では、揺動加工機1は、位置決めロッド20を用いてパンチ50を揺動軸部材30の凹部33へ押し上げた。これに対し、他の実施形態では、揺動加工機1は、エジェクタロッド21を用いてパンチ50を揺動軸部材30の凹部33の内側へ押し上げてもよい。
(2)また、他の実施形態では、揺動加工機1は、ダイ10の設置面14を用いてパンチ50を揺動軸部材30の凹部33の内側へ押し上げてもよい。
(Other embodiments)
(1) In the embodiment described above, the oscillating machine 1 uses the
(2) In another embodiment, the oscillating machine 1 may push the
(3)上述した実施形態では、揺動加工機1は、揺動軸部材30にガイドピン36を設け、パンチ50にガイド穴56を設けた。これに対し、他の実施形態では、揺動加工機1は、揺動軸部材30にガイド穴56を設け、パンチ50にガイドピン36を設けてもよい。
(4)また、他の実施形態では、揺動加工機1は、ガイドピン36とガイド穴56を備えていなくてもよい。その場合、揺動軸部材30の凹部33の内壁によりパンチ50を案内することが可能である。
このように、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
(3) In the above-described embodiment, the rocking machine 1 is provided with the
(4) Further, in another embodiment, the oscillating machine 1 may not include the
Thus, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be implemented in various forms without departing from the spirit of the invention.
1 ・・・揺動加工機
10・・・ダイ
30・・・揺動軸部材
40・・・揺動支持体
33・・・凹部
50・・・パンチ
60・・・ガイドポスト
70・・・係止部材
20・・・位置決めロッド(押上ロッド)
21・・・エジェクタロッド(押上ロッド)
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ...
21 ... Ejector rod (push-up rod)
Claims (7)
前記ダイの設置面に垂直な垂直軸(O)に対し、軸(P)が傾斜する揺動軸部材(30)と、
前記揺動軸部材の軸が前記垂直軸の周りを公転可能として前記揺動軸部材を支持する揺動支持体(40)と、
前記揺動軸部材の前記ダイ側に設けられた凹部(33)の内側に着脱可能に取り付けられるパンチ(50)と、
前記揺動支持体に対し着脱可能な上ポスト(61)、および前記ダイに固定される下ポスト(62)を有し、前記上ポストと前記下ポストとが前記垂直軸に対し平行に往復移動可能なガイドポスト(60)と、
前記上ポストに設けられ、前記パンチを前記揺動軸部材に固定する前の状態で前記揺動軸部材の軸と前記パンチの軸(R)とを平行にして前記パンチを係止可能であり、前記パンチを前記揺動軸部材に固定した状態で前記パンチから離れる係止部材(70)と、
前記ダイから前記揺動軸部材側へ往復移動可能に設けられ、前記係止部材に係止された前記パンチを前記揺動軸部材の前記凹部の内側へ押し上げることの可能な押上ロッド(20,21)と、を備えることを特徴とする揺動加工機。 A die (10) having an installation surface (14) on which a workpiece (2) can be installed;
An oscillating shaft member (30) whose axis (P) is inclined with respect to a vertical axis (O) perpendicular to the installation surface of the die;
A swing support (40) for supporting the swing shaft member such that the shaft of the swing shaft member can revolve around the vertical axis;
A punch (50) removably attached to the inside of a recess (33) provided on the die side of the swing shaft member;
It has an upper post (61) that can be attached to and detached from the swing support and a lower post (62) fixed to the die, and the upper post and the lower post reciprocate in parallel with the vertical axis. Possible guide posts (60);
Provided on the upper post, the punch can be locked with the axis of the swing shaft member and the axis of the punch (R) in parallel before fixing the punch to the swing shaft member. A locking member (70) that is separated from the punch in a state where the punch is fixed to the swing shaft member;
A push-up rod (20, provided so as to be reciprocally movable from the die to the swing shaft member side) and capable of pushing up the punch locked to the lock member to the inside of the recess of the swing shaft member 21).
前記押上ロッドは、前記パンチを前記揺動軸部材の前記凹部の内側へ押し上げる際、前記パンチの前記非加工面に当接することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の揺動加工機。 The punch has a processed surface (52) that comes into contact with the work during the forming of the work, and a non-processed surface (53) that does not come into contact with the work,
The said push-up rod contacts the said non-processed surface of the said punch, when pushing up the said punch inside the said recessed part of the said rocking | fluctuation shaft member. Oscillating machine.
前記揺動軸部材または前記パンチの他方に設けられ、前記ガイドピンが挿入可能なガイド穴(56)と、を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の揺動加工機。 A guide pin (36) fixed to one of the swing shaft member or the punch and extending parallel to the axis of the swing shaft member;
The swing according to any one of claims 1 to 4, further comprising a guide hole (56) provided in the other of the swing shaft member or the punch and into which the guide pin can be inserted. Processing machine.
前記係止部材に前記パンチを係止するパンチ係止工程(S1)と、
前記ダイから前記揺動軸部材側へ前記押上ロッドを移動し、前記係止部材から前記パンチを離すと共に、前記揺動軸部材の前記凹部の内側に前記パンチを挿入する挿入工程(S2)と、
前記揺動軸部材に前記パンチを固定する固定工程(S3)と、
前記押上ロッドを前記ダイ側へ戻す戻し工程(S4)と、を含むことを特徴とするパンチ段取り方法。 A punch setup method for fixing the punch to the inside of the recess of the swing shaft member provided in the swing processing machine according to claim 1,
A punch locking step (S1) for locking the punch to the locking member;
An insertion step (S2) of moving the push-up rod from the die to the swing shaft member side, separating the punch from the locking member, and inserting the punch inside the recess of the swing shaft member; ,
A fixing step (S3) for fixing the punch to the swing shaft member;
And a step of returning the push-up rod back to the die side (S4).
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