JP6232308B2 - チャネル選択装置、チャネル選択システム及びチャネル選択方法 - Google Patents
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Description
前記取得部は、前記所定のアクセスポイントの電波強度をさらに取得し、前記電波強度選択部は、前記他のアクセスポイントのそれぞれについて、前記取得部が取得した前記他のアクセスポイントの電波強度のうち、前記端末で同時に測定された前記所定のアクセスポイントの電波強度から当該他のアクセスポイントの電波強度を減算したときの値が最小となる電波強度を選択してもよい。
前記電波強度選択部は、複数のチャネルのそれぞれについて、前記所定のアクセスポイントの電波強度と同時に測定された前記他のアクセスポイントのうち、前記所定のアクセスポイントの電波強度から前記他のアクセスポイントの電波強度を減算したときの値が最小となる前記他のアクセスポイントの電波強度を選択してもよい。
前記電波強度選択部は、現時点から所定期間以内に取得された前記電波強度を選択してもよい。
<第1の実施形態>
[チャネル選択システムSの構成]
図1は、第1の実施形態に係るチャネル選択システムS及び当該チャネル選択システムSの外部環境を示す図である。チャネル選択システムSは、インターネット等のネットワークNを介して複数の外部サーバ3に接続されている。チャネル選択システムSは、端末1と、チャネル選択装置として機能する所定のアクセスポイント2とを備える。
図3は、第1の実施形態に係る端末1の機能構成図である。
端末1は、入力部11と、表示部12と、無線部13と、記憶部14と、制御部15とを備える。
続いて、アクセスポイント2の機能構成について説明する。図4は、第1の実施形態に係るアクセスポイント2の機能構成図である。アクセスポイント2は、無線部21と、通信部22と、記憶部23と、制御部24とを備える。
通信部22は、有線により外部機器と通信を行う。具体的には、通信部22は、ネットワークNを介して外部サーバ3と通信を行う。
続いて、アクセスポイント2によってチャネルを選択するまでの処理の流れについて説明する。図8は、第1実施形態に係るアクセスポイント2において、チャネルを選択するまでの処理の流れを示すフローチャートである。ここで、記憶部23には、取得部241によって電波強度情報が記憶されているものとする。
続いて、電波強度選択部242は、複数の他のアクセスポイント5のそれぞれについて、電波強度情報から取得した電波強度のうち、最も高い電波強度を選択する(S2)。
続いて、チャネル選択部245は、算出された複数のチャネルそれぞれの干渉度に基づいて、アクセスポイント2のチャネルを選択する(S5)。
以上のとおり、第1の実施形態に係るチャネル選択システムSのアクセスポイント2は、取得部241により、アクセスポイント2の通信可能エリアにおいて端末1が測定した、他のアクセスポイント5の電波強度と、他のアクセスポイント5が使用するチャネルとを含む電波強度情報を端末1から取得し、電波強度推定部243により、チャネルの周波数間隔による電波干渉の影響度に基づいて、複数のチャネルのそれぞれに対応する他のアクセスポイント5それぞれの電波強度を推定し、算出部244により、複数のチャネルのそれぞれについて、推定した他のアクセスポイント5それぞれの電波強度に基づいてアクセスポイント2が発する電波に対する干渉度を算出し、チャネル選択部245により、算出された複数のチャネルそれぞれの干渉度に基づいて、アクセスポイント2のチャネルを選択する。
[アクセスポイント2の電波強度から減算したときの値が最も小さい電波強度を選択する]
続いて、第2の実施形態について説明する。第1実施形態では、他のアクセスポイント5の電波強度にのみ着目し、アクセスポイント2に対する影響が相対的に強い電波強度を選択した。すなわち、電波強度選択部242は、他のアクセスポイント5のそれぞれについて、他のアクセスポイント5の電波強度のうち、最も高い電波強度を選択する。
チャネル選択部245は、複数のチャネルそれぞれの干渉度を示す値(CIR−RSSI_0)が最も高いチャネルを選択する。
続いて、アクセスポイント2によってチャネルを選択するまでの処理の流れについて説明する。図10は、第2実施形態に係るアクセスポイント2において、チャネルを選択するまでの処理の流れを示すフローチャートである。ここで、記憶部23には、取得部241によって電波強度情報が記憶されているものとする。
続いて、電波強度選択部242は、他のアクセスポイント5のそれぞれについて、所定のアクセスポイント2の電波強度から当該他のアクセスポイント5の電波強度を減算したときの値が最小となる電波強度を選択する(S12)。
S13からS15までの処理は、第1実施形態のS3からS5までの処理と同様であるので説明を省略する。
以上、第2の実施形態の電波強度選択部242は、他のアクセスポイント5のそれぞれについて、取得部241が取得した他のアクセスポイント5の電波強度のうち、端末1で同時に測定されたアクセスポイント2の電波強度に対して当該他のアクセスポイント5の電波強度を減算したときの値が最小となる電波強度を選択し、選択した電波強度に基づいて算出した干渉度を用いてチャネルを選択する。このようにすることで、アクセスポイント2は、アクセスポイント2の電波強度に対して複数の他のアクセスポイント5の電波強度が最も強いそれぞれの地点において安定して通信をすることができるチャネルを選択することができる。
[複数のチャネルのそれぞれについて、チャネルに対する影響が相対的に高い他のアクセスポイントの電波強度を選択する]
続いて、第3の実施形態について説明する。アクセスポイント2に設定するチャネルの選択は、(1)式により算出した「CIR−RSSI_0」をチャネル毎に比較することで行う。ここで、電波干渉の影響度は、チャネルの周波数間隔により大きく異なるため、他のアクセスポイント5に設定されたチャネルによって、アクセスポイント2に対する影響が大きく異なる。
チャネル選択部245は、複数のチャネルそれぞれの干渉度を示す値(CIR−RSSI_0)が最も高いチャネルを選択する。
続いて、アクセスポイント2によってチャネルを選択するまでの処理の流れについて説明する。図12は、第3実施形態に係るアクセスポイント2において、チャネルを選択するまでの処理の流れを示すフローチャートである。ここで、記憶部23には、取得部241によって電波強度情報が記憶されているものとする。
続いて、電波強度選択部242は、チャネルを1つ選択し(S22)、選択したチャネルに対する電波強度が最も高い他のアクセスポイント5の電波強度を選択する(S23)。続いて、電波強度推定部243は、残りの他のアクセスポイント5の電波強度を推定する(S24)。
算出部244は、推定した電波強度に基づいて選択したチャネルの干渉度を算出する(S25)。
チャネル選択部245は、複数のチャネルそれぞれの干渉度を示す値(CIR−RSSI_0)が最も高いチャネルを選択する(S27)。
以上、第3の実施形態の電波強度選択部242は、複数のチャネルのそれぞれについて、チャネルに対する電波強度が最も高い他のアクセスポイント5の電波強度を選択し、選択された電波強度と同時に測定されたアクセスポイント2の電波強度に対応する他のアクセスポイント5の電波強度、及びチャネルの周波数間隔による電波干渉の影響度に基づいて、チャネルにおける他のアクセスポイント5それぞれの電波強度を推定する。このようにすることで、アクセスポイント2は、複数のチャネルのそれぞれについて、最も干渉が起こりやすい地点の干渉度を算出し、当該干渉度に基づいて最適なチャネルを選択することができる。
Claims (11)
- 所定のアクセスポイントとして機能するチャネル選択装置であって、
外部装置からコンテンツを取得し、当該コンテンツを端末に送信する送信部と、
前記所定のアクセスポイントの通信可能エリアにおいて前記端末が測定した、前記所定のアクセスポイントとは異なる他のアクセスポイントの電波強度と、前記他のアクセスポイントが使用するチャネルとを含む電波強度情報を前記端末から取得する取得部と、
前記他のアクセスポイントのそれぞれについて、前記取得部が取得した前記他のアクセスポイントの電波強度のうち、前記所定のアクセスポイントに対する影響が相対的に強い電波強度を選択する電波強度選択部と、
前記チャネルの周波数間隔による電波干渉の影響度、及び前記他のアクセスポイントのそれぞれについて選択された前記電波強度に基づいて、複数のチャネルのそれぞれに対応する前記他のアクセスポイントそれぞれの前記電波強度を推定する電波強度推定部と、
前記複数のチャネルのそれぞれについて、推定した前記他のアクセスポイントそれぞれの前記電波強度に基づいて前記所定のアクセスポイントが発する電波に対する干渉度を算出する算出部と、
算出された前記複数のチャネルそれぞれの前記干渉度に基づいて、前記所定のアクセスポイントのチャネルを選択するチャネル選択部と、
を備える、チャネル選択装置。 - 前記電波強度選択部は、前記他のアクセスポイントのそれぞれについて、前記取得部が取得した前記他のアクセスポイントの電波強度のうち、最も高い電波強度を選択する、
請求項1に記載のチャネル選択装置。 - 前記取得部は、前記所定のアクセスポイントの電波強度をさらに取得し、
前記電波強度選択部は、前記他のアクセスポイントのそれぞれについて、前記取得部が取得した前記他のアクセスポイントの電波強度のうち、前記端末で同時に測定された前記所定のアクセスポイントの電波強度から当該他のアクセスポイントの電波強度を減算したときの値が最小となる電波強度を選択する、
請求項1又は2に記載のチャネル選択装置。 - 所定のアクセスポイントとして機能するチャネル選択装置であって、
外部装置からコンテンツを取得し、当該コンテンツを端末に送信する送信部と、
前記所定のアクセスポイントの通信可能エリアにおいて前記端末が測定した、前記所定のアクセスポイントの電波強度と、前記所定のアクセスポイントとは異なる他のアクセスポイントの電波強度と、前記他のアクセスポイントが使用するチャネルとを含む電波強度情報を前記端末から取得する取得部と、
複数のチャネルのそれぞれについて、前記チャネルに対する影響が相対的に高い前記他のアクセスポイントの電波強度を選択する電波強度選択部と、
前記複数のチャネルのそれぞれについて、選択された前記電波強度と同時に測定された前記所定のアクセスポイントの前記電波強度に対応する前記他のアクセスポイントの電波強度、及び前記チャネルの周波数間隔による電波干渉の影響度に基づいて、前記チャネルにおける前記他のアクセスポイントそれぞれの前記電波強度を推定する電波強度推定部と、
前記複数のチャネルのそれぞれについて、推定した前記他のアクセスポイントそれぞれの前記電波強度に基づいて前記所定のアクセスポイントが発する電波に対する干渉度を算出する算出部と、
算出された前記複数のチャネルそれぞれの前記干渉度に基づいて、前記所定のアクセスポイントのチャネルを選択するチャネル選択部と、
を備える、チャネル選択装置。 - 前記電波強度選択部は、複数のチャネルのそれぞれについて、前記チャネルに対する電波強度が最も高い前記他のアクセスポイントの電波強度を選択する、
請求項4に記載のチャネル選択装置。 - 前記電波強度選択部は、複数のチャネルのそれぞれについて、前記所定のアクセスポイントの電波強度と同時に測定された前記他のアクセスポイントのうち、前記所定のアクセスポイントの電波強度から前記他のアクセスポイントの電波強度を減算したときの値が最小となる前記他のアクセスポイントの電波強度を選択する、
請求項4又は5に記載のチャネル選択装置。 - 前記電波強度選択部は、現時点から所定期間以内に取得された前記電波強度を選択する、
請求項1から6のいずれか1項に記載のチャネル選択装置。 - 所定のアクセスポイントとして機能するチャネル選択装置と端末とを備えるチャネル選択システムであって、
前記端末は、
前記所定のアクセスポイントからコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
前記所定のアクセスポイントの通信可能エリアにおいて、前記所定のアクセスポイントとは異なる他のアクセスポイントの電波強度と、前記他のアクセスポイントが使用するチャネルとを測定する測定部と、
前記他のアクセスポイントの電波強度と、前記他のアクセスポイントが使用するチャネルとを含む電波強度情報を前記チャネル選択装置に送信する送信部とを有し、
前記チャネル選択装置は、
外部装置からコンテンツを取得し、当該コンテンツを前記端末に送信するコンテンツ送信部と、
前記端末から前記電波強度情報を取得する取得部と、
前記他のアクセスポイントのそれぞれについて、前記取得部が取得した前記他のアクセスポイントの電波強度のうち、前記所定のアクセスポイントに対する影響が相対的に強い電波強度を選択する電波強度選択部と、
前記チャネルの周波数間隔による電波干渉の影響度、及び前記他のアクセスポイントのそれぞれについて選択された前記電波強度に基づいて、複数のチャネルのそれぞれに対応する前記他のアクセスポイントそれぞれの前記電波強度を推定する電波強度推定部と、
前記複数のチャネルのそれぞれについて、推定した前記他のアクセスポイントそれぞれの前記電波強度に基づいて前記所定のアクセスポイントが発する電波に対する干渉度を算出する算出部と、
算出された前記複数のチャネルそれぞれの前記干渉度に基づいて、前記所定のアクセスポイントのチャネルを選択するチャネル選択部とを有する、
チャネル選択システム。 - 所定のアクセスポイントとして機能するチャネル選択装置と端末とを備えるチャネル選択システムであって、
前記端末は、
前記所定のアクセスポイントからコンテンツを取得するコンテンツ取得部と、
前記所定のアクセスポイントの通信可能エリアにおいて、前記所定のアクセスポイントの電波強度と、前記所定のアクセスポイントとは異なる他のアクセスポイントの電波強度と、前記他のアクセスポイントが使用するチャネルとを測定する測定部と、
前記他のアクセスポイントの電波強度と、前記他のアクセスポイントが使用するチャネルとを含む電波強度情報を前記チャネル選択装置に送信する送信部とを有し、
前記チャネル選択装置は、
外部装置からコンテンツを取得し、当該コンテンツを前記端末に送信するコンテンツ送信部と、
前記端末から前記電波強度情報を取得する取得部と、
複数のチャネルのそれぞれについて、前記チャネルに対する影響が相対的に高い前記他のアクセスポイントの電波強度を選択する電波強度選択部と、
前記複数のチャネルのそれぞれについて、選択された前記電波強度と同時に測定された前記所定のアクセスポイントの前記電波強度に対応する前記他のアクセスポイントの電波強度、及び前記チャネルの周波数間隔による電波干渉の影響度に基づいて、前記チャネルにおける前記他のアクセスポイントそれぞれの前記電波強度を推定する電波強度推定部と、
前記複数のチャネルのそれぞれについて、推定した前記他のアクセスポイントそれぞれの前記電波強度に基づいて前記所定のアクセスポイントが発する電波に対する干渉度を算出する算出部と、
算出された前記複数のチャネルそれぞれの前記干渉度に基づいて、前記所定のアクセスポイントのチャネルを選択するチャネル選択部とを有する、
チャネル選択システム。 - 所定のアクセスポイントが実行する、
外部装置からコンテンツを取得し、当該コンテンツを端末に送信するステップと、
前記所定のアクセスポイントの通信可能エリアにおいて前記端末が測定した、前記所定のアクセスポイントとは異なる他のアクセスポイントの電波強度と、前記他のアクセスポイントが使用するチャネルとを含む電波強度情報を前記端末から取得するステップと、
前記他のアクセスポイントのそれぞれについて、前記取得するステップにおいて取得された前記電波強度情報が示す前記他のアクセスポイントの電波強度のうち、前記所定のアクセスポイントに対する影響が相対的に強い電波強度を選択するステップと、
前記チャネルの周波数間隔による電波干渉の影響度、及び前記他のアクセスポイントのそれぞれについて選択された前記電波強度に基づいて、複数のチャネルのそれぞれに対応する前記他のアクセスポイントそれぞれの前記電波強度を推定するステップと、
前記複数のチャネルのそれぞれについて、推定した前記他のアクセスポイントそれぞれの前記電波強度に基づいて前記所定のアクセスポイントが発する電波に対する干渉度を算出するステップと、
算出された前記複数のチャネルそれぞれの前記干渉度に基づいて、前記所定のアクセスポイントのチャネルを選択するステップと、
を備える、チャネル選択方法。 - 所定のアクセスポイントが実行する、
外部装置からコンテンツを取得し、当該コンテンツを端末に送信するステップと、
前記所定のアクセスポイントの通信可能エリアにおいて前記端末が測定した、前記所定のアクセスポイントの電波強度と、前記所定のアクセスポイントとは異なる他のアクセスポイントの電波強度と、前記他のアクセスポイントが使用するチャネルとを含む電波強度情報を前記端末から取得するステップと、
複数のチャネルのそれぞれについて、前記チャネルに対する影響が相対的に高い前記他のアクセスポイントの電波強度を選択するステップと、
前記複数のチャネルのそれぞれについて、選択された前記電波強度と同時に測定された前記所定のアクセスポイントの前記電波強度に対応する前記他のアクセスポイントの電波強度、及び前記チャネルの周波数間隔による電波干渉の影響度に基づいて、前記チャネルにおける前記他のアクセスポイントそれぞれの前記電波強度を推定するステップと、
前記複数のチャネルのそれぞれについて、推定した前記他のアクセスポイントそれぞれの前記電波強度に基づいて前記所定のアクセスポイントが発する電波に対する干渉度を算出するステップと、
算出された前記複数のチャネルそれぞれの前記干渉度に基づいて、前記所定のアクセスポイントのチャネルを選択するステップと、
を備える、チャネル選択方法。
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JP2014024285A JP6232308B2 (ja) | 2014-02-12 | 2014-02-12 | チャネル選択装置、チャネル選択システム及びチャネル選択方法 |
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