JP6221678B2 - 空調装置 - Google Patents
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Description
ていると判断される場合には、閉鎖されることがない第2吹出し口から空調風を吹出させ
るため、従来のものと比較して、確実に空調の効果を発揮することができる。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る空調装置を搭載した車両1は、外部電源から供給される電力によって充電される二次電池の電力を駆動力とする電気自動車を構成する。車両1は、充電コネクタ2と、充電回路3と、二次電池4と、駆動回路5と、駆動モータ6と、空調ユニット7と、ECU(Electronic Control Unit)8とを含んで構成される。
二次電池4は、充電回路3と並列に接続されている。二次電池4は、充電回路3から供給される電力によって充電される一方で、駆動回路5及び空調ユニット7等に電力を供給するようになっている。
駆動モータ6は、回転磁界を形成するステータと、ステータの内部に配置され、複数の永久磁石が埋め込まれているロータとを備えている。ステータは、ステータコアおよびステータコアに巻き掛けられた三相コイルを備えている。
また、ロータに埋め込まれた永久磁石が回転すると、回転磁界が形成され、この回転磁界によりステータの三相コイルに誘導電流が流れることにより、三相コイルの両端に電力が発生する。このように、駆動モータ6は、発電機としても機能するようになっている。
図2に示すように、空調ユニット7には、車室内に吹出される空気の導入口として、空調ユニット7内を車室外に連通する外気導入口10aと、空調ユニット7内を車室内に連通する内気導入口10bとが形成されている。
外気導入口10aは、車室外の空気を空調ユニット7内に導入する導入口である。内気導入口10bは、車室内の空気を空調ユニット7内に導入する導入口、すなわち車室内で循環する空気を導入させるための導入口である。
すなわち、本実施の形態において、ベント吹出し口13bは、乗員が手動で操作できるルーバ15が設けられた第1吹出し口に該当し、デフロスタ吹出し口13a及び足元排出口14cは、ルーバ15が設けられていない第2吹出し口に該当する。
吹出口切換ドア16aは、デフロスタ排出口14aを完全に開く位置と、デフロスタ排出口14aを完全に閉じる位置との間を移動できるように、空調ユニット7内に回転自在に取り付けられている。
吹出口切換ドア16aには、吹出口切換ドア16aを駆動するためのアクチュエータ17aが設けられている。アクチュエータ17aは、ECU8による制御に応じて、吹出口切換ドア16aの位置を制御するようになっている。
吹出口切換ドア16bには、吹出口切換ドア16bを駆動するためのアクチュエータ17bが設けられている。アクチュエータ17bは、ECU8による制御に応じて、吹出口切換ドア16bの位置を制御するようになっている。
エアミックスドア22には、エアミックスドア22を駆動するためのアクチュエータ27が設けられている。アクチュエータ27は、ECU8による制御に応じて、エアミックスドア22の位置を制御するようになっている。
ECU8のROMには、各種定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをECU8として機能させるためのプログラムが記憶されている。すなわち、ECU8において、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータユニットは、ECU8として機能する。
ベントモードは、ベント吹出し口13bから空調風を吹出させるモードである。フットモードは、足元吹出し口13cから空調風を吹出させるモードである。B/Lモードは、ベント吹出し口13b及び足元吹出し口13cから空調風を吹出させるモードである。D/Fモードは、デフロスタ吹出し口13a及び足元吹出し口13cから空調風を吹出させるモードである。
本実施の形態において、ベントモードは、第1吹出し口のみから空調風を吹出させる第1空調モードに該当し、B/Lモードは、少なくとも第2吹出し口から空調風を吹出させる第2空調モードに該当する。なお、フットモード又はD/Fモードが、第2空調モードに該当することとしてもよい。
例えば、ECU8、コントロールパネル54の空調スイッチによって空調ユニット7がオン状態にあるときに、車室内温度センサ51によって検出された車室内の温度と、コントロールパネル54の温度設定スイッチによって設定された温度とが等しくなるように、アクチュエータ27、PTCヒータ23及び電動コンプレッサ25を適宜制御するようになっている。
ECU8は、コントロールパネル54で選択された空調モードと、風量調節スイッチによって選択された吹出し量とに基づいて、ブロワファンモータ24の駆動電流を設定するようになっている。
ここで、風量調節スイッチは、例えば、0から10毎に100までの11の段数のなかから吹出し量が選択されるようになっている。すなわち、ECU8は、コントロールパネル54で選択された空調モードと、風量調節スイッチによって選択された吹出し量とに応じて、ブロワファンモータ24の回転速度(以下、単に「目標速度」という)を決定するようになっている。
Ic=二次電池4の放電電流値−各電気負荷の駆動電流値(ブロワファンモータ24を除く)・・・(式1)
ここで、二次電池4の放電電流値は、電流センサ53の検出値である。また、各電気負荷の駆動電流値は、各種コントローラから取得される。
なお、ブロアファンモータ24が、ブラシレスモータによって構成されている場合には、ECU8は、駆動電流マップに基づいてブロワファンモータ24の駆動電流を設定した後、モータ回転速度センサによって検出された回転速度(以下、単に「検出速度」という)と、目標速度とが異なる場合には、検出速度が目標速度となるように、ブロワファンモータ24の駆動電流を調整するようにしてもよい。この調整されたブロワファンモータ24の駆動電流値が、ブロワファンモータ24の駆動電流値Icとなる。
具体的には、ECU8は、タイマを有し、検出速度が目標速度となるように調整したブロワファンモータ24の駆動電流の値(以下、単に「実駆動電流値」という)Icが基本電流値Irを超えている時間Tが所定時間THtより長い場合には、空調ユニット7の効率ηが所定効率THηより低いと判断するようになっている。
このため、ECU8は、空調モードがベントモードである状態で、空調ユニット7の効率ηが所定効率THηより低いことを条件として、空調モードをベントモードからB/Lモードに切り換えるようにアクチュエータ17bを制御するようになっている。
一方、空調モードがベントモードであると判断した場合には、ECU8は、駆動電流マップに基づいたブロワファンモータ24の基本電流値Irを実駆動電流値Icが超えているか否かを判断する(ステップS3)。
一方、実駆動電流値Icが基本電流値Irを超えていると判断した場合には、タイマの計測時間が所定時間THtより長いか否かを判断する(ステップS4)。ここで、タイマの計測時間が所定時間THtより長くないと判断した場合には、ECU8は、空調モード切換動作を終了する。
一方、タイマの計測時間が所定時間THtより長いと判断した場合には、ECU8は、空調モードをベントモードからB/Lモードに切り換えるようにアクチュエータ17bを制御し(ステップS5)、空調モード切換動作を終了する。
すなわち、プレ空調が実行されている場合には、通常、車室内に乗員がいない。このため、空調モードがベントモードである状態で、ルーバ15が完全に閉じられている場合には、空調モードの切り換え又はルーバ15の開放が乗員によって行われることが期待できず、プレ空調が有効に機能しない。このため、プレ空調を実行できる車両に本発明に係る空調装置を搭載することにより、本発明に係る空調装置は、プレ空調を確実に実行させることができる。
4 二次電池
8 ECU(空調モード選択部)
9 空調装置
13a デフロスタ吹出し口(第2吹出し口)
13b ベント吹出し口(第1吹出し口)
13c 足元吹出し口(第2吹出し口)
15 ルーバ(閉鎖体)
70 空調モード選択部
Claims (1)
- 乗員が手動で操作できる閉鎖体が設けられた第1吹出し口と、
前記閉鎖体が設けられていない第2吹出し口と、が形成され、
前記第1吹出し口のみから空調風を吹出させる第1空調モードと、少なくとも第2吹出し口から前記空調風を吹出させる第2空調モードとの間で空調モードを選択させることができる車両の空調装置であって、
前記第1空調モードが選択されている状態で、前記空調装置の効率が所定効率より低いことを条件として、前記第2空調モードを選択する空調モード選択部と、
外部電源から供給される電力によって充電される二次電池と、備え、
前記空調モード選択部は、前記二次電池が充電されているときに前記空調装置を作動させるプレ空調が実行されていることを更に条件として、前記第2空調モードを選択することを特徴とする空調装置。
Priority Applications (1)
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JP2013239883A JP6221678B2 (ja) | 2013-11-20 | 2013-11-20 | 空調装置 |
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Family
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2013
- 2013-11-20 JP JP2013239883A patent/JP6221678B2/ja active Active
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