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JP6212308B2 - コミュニケーションシステム - Google Patents

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JP6212308B2
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Description

本発明は、コンピュータ及び情報処理を用いて、ユーザ間でのデータまたは情報の提供、参照、及びコミュニケーション等を支援する技術に関する。また本発明は、投資及びIR(Investor Relations;投資家向け広報)等の活動を支援する技術に関する。
例えば金融のマーケットの分野では、資金需要がある企業等は、投資してもらうため、IR活動として、当該企業の経営状況等の各種情報をIR情報として開示及び提供する。企業のIR部門の担当者は、投資家にIR情報を見てもらい認知してもらうことが必要である。特に、担当者は、複数の投資家に対してIR情報等を提供してアプローチする場合や、複数の投資家からの情報の要求や質問に対して情報の応答や回答を行う場合がある。
投資家は、投資対象を選定するため、候補となる企業のIR情報等の公開情報を参照する。投資家は、IR情報等を分析や検討しながら、企業の経営状況等を把握し、投資先の銘柄等を決定する。投資家は、企業等の組織で大口投資を行いファンド等の商品を運用する機関投資家や、個人及び一般の投資家を含む。投資家は、有望な投資先を見つけ出すため、有用なIR情報等を必要としている。特に、投資家は、複数の企業からIR情報等を収集する場合や、複数の担当者に対してIR情報等に関する質問を行う場合がある。
上記投資及びIR活動の例のように、企業等の組織に所属する人を含むユーザ間での情報のやり取り及びコミュニケーションが行われている。それを支援するための技術的な仕組みとして、Webサイトのサービス、SNS(Social Networking Service)やグループウェア等のコミュニティシステムや双方向型コミュニケーションサービス等がある。
Webサイト等で質問及び回答の情報を掲載するQ&Aシステムに関する先行技術例として、特開2004−70696号公報(特許文献1)が挙げられる。
SNSを用いたコミュニケーションに関する先行技術例として、特開2010−26602号公報(特許文献2)が挙げられる。特許文献2は、SNSやグループウェア、電子掲示板等を利用し、会員の企業の利用者が企業情報を公開して他の利用者に提供するシステムが記載されている。当該システムは、各種の企業情報を収集して識別コードと対応付けてDB(データベース)に格納し、DBの企業情報を随時更新し、最新の企業情報を一元的に管理する。
特開2004−70696号公報 特開2010−26602号公報
従来、ユーザ間での情報の提供及び参照等のやり取り及びコミュニケーションは、情報の提供側となる複数のユーザと、情報の参照側となる複数のユーザとの間において、個別のユーザ間で行われている。例えば前述の投資及びIR活動の例のように、個別の投資家と個別の企業IR担当者との間でやり取りが行われている。また投資家と企業IR担当者との間では、担当者によるIR情報等の提供と、投資家によるIR情報等の参照との観点でギャップが存在する。
一方のユーザが複数の相手のユーザに対して情報の要求や質問を行う場合、あるいは逆に情報の応答や回答を行う場合、各ユーザ間の個別のやり取りで時間及び手間を要し、作業が煩雑で、非効率である。
また上記ユーザ間の情報のやり取りは、相手に応じて異なる形式になる場合も多い。例えば複数の各々の企業及びIR担当者により提供されるIR情報等における任意開示情報は、それぞれ形式が異なり、内容には定性表現が多い。投資家は、それらの内容を都度読み取って把握し、整理しなければならないため、作業が煩雑で、非効率である。
本発明の目的は、上記投資及びIR等の活動におけるユーザ間での情報の質問及び回答を含むやり取り及びコミュニケーション等の支援に関する効率化を実現でき、その結果ユーザの活動及び業務等を効率化できる技術を提供することである。
本発明のうち代表的な実施の形態は、上記投資及びIR等の活動及び業務等に関するユーザ間のデータまたは情報のやり取り及びコミュニケーション等を支援する情報処理を行うシステムであるコミュニケーションシステムであって、以下に示す構成を有することを特徴とする。
一実施の形態のコミュニケーションシステムは、質問側となる複数の第1のユーザの端末と、回答側となる複数の第2のユーザの端末と、前記複数の第1のユーザの端末及び複数の第2のユーザの端末が通信接続されるサーバと、を備え、前記サーバは、前記第1のユーザの端末から入力された前記第2のユーザに対する質問情報を受け付ける質問部と、前記第1のユーザの質問情報に対する前記第2のユーザの端末から入力された回答情報を受け付ける回答部と、前記質問情報と前記回答情報とを用いてQ&A表を作成し、当該Q&A表の情報を含む画面を、前記質問情報を入力した第1のユーザの端末、及び前記回答情報を入力した第2のユーザの端末に提供するQ&A管理部と、を有する。
本発明のうち代表的な実施の形態によれば、上記投資及びIR等の活動におけるユーザ間での情報の質問及び回答を含むやり取り及びコミュニケーション等の支援に関する効率化を実現でき、その結果ユーザの活動及び業務等を効率化できる。
本発明の一実施の形態のコミュニケーションシステムの構成、及び要素間の情報のやり取りの例を示す図である。 一実施の形態のIR−Q&Aシステムのサーバの構成を示す図である。 一実施の形態のコミュニケーションシステムにおける要素間の処理シーケンス例を示す図である。 一実施の形態のQ&A表の構成例を示す図である。 一実施の形態のFAQ表の構成例を示す図である。 一実施の形態のコミュニケーションシステムにおける、(a)は質問例、(b)は質問通知例、(c)は質問履歴の例を示す図である。 一実施の形態のコミュニケーションシステムにおける、(a)は回答例、(b)は回答通知例、(c)は回答閲覧履歴の例を示す図である。 一実施の形態のQ&A画面の構成例を示す図である。
以下、図面に基づいて、本発明の一実施の形態のコミュニケーションシステムについて説明する。なお実施の形態を説明するための全図において同一部には原則として同一符号を付しその繰り返しの説明は省略する。
図1等に示す本実施の形態のコミュニケーションシステムは、投資及びIRに関するコミュニケーションシステムであり、IR−Q&Aシステム3として、Webサイトに構築されるQ&Aシステムを含んで構成される。本実施の形態のコミュニケーションシステムは、IR−Q&Aシステム3を介して、複数の投資家1と複数の企業IR担当者2とを結び、複数のユーザ間での投資及びIR活動に関する質問及び回答を含む情報のやり取り及びコミュニケーションを支援し、効率化及び円滑化を図る。IR−Q&Aシステム3は、IR情報等に関する質問及び回答の情報を所定の形式で一元管理し、複数のユーザによる閲覧等を可能とする。
本実施の形態で対象のユーザは、第1のユーザの例として投資家、第2のユーザの例として企業IR担当者とする。投資家は、企業及び担当者等により提供されるIR情報等を参照し、担当者に対してIR情報等に関する質問を行う。企業及び担当者は、投資家に対してIR情報等を公開及び提供し、投資家からの質問に対して回答を行う。
[システム構成]
図1は、本実施の形態のコミュニケーションシステムの構成、及び要素間の情報のやり取りの例を示す。本実施の形態のコミュニケーションシステムは、通信網4(図2)上において、サーバ30に対し、複数の投資家1の端末10、及び複数の企業IR担当者2の端末20が通信接続される。
サーバ30に対し、通信網4を介し、一方側には、複数の各々の投資家(例えばX1,X2,X3で示す)の端末10が接続され、他方側には、複数の各々の企業(例えばA,B,Cで示す)のIR部門の担当者(例えばY1,Y2,Y3で示す)の端末20が接続される。端末10及び端末20は、固定型や携帯型の一般的な情報処理端末装置であり、ユーザの操作に基づく情報入力手段、情報表示手段、及び情報通信手段などを備える。
サーバ30は、コミュニケーションシステム1におけるIR−Q&Aシステム3を構成する主な要素である。サーバ30は、所定のハードウェア及びソフトウェアを含むサーバ装置またはサーバシステムである。サーバ30は、ストレージ装置及び通信装置等を含んで構成されてもよい。サーバ30は、データセンタ等のサービスで構成されてもよい。
サーバ30は、Webアプリケーションサービスに基づくIR−Q&Aシステム3を構築する。IR−Q&Aシステム3は、各ユーザの端末10及び端末20からのアクセスを受け付け、Q&A情報を含む所定のWeb画面を提供し、Q&A情報を含むデータまたは情報を一元管理し、共有及び蓄積する。サーバ30は、IR−Q&Aシステム3を介して担当者によりIR情報等及び質問への回答情報を公開及び提供する機能を有する。またサーバ30は、IR−Q&Aシステム3を介して投資家によりIR情報等に関する質問情報を公開し、担当者による公開情報を参照及び取得する機能を有する。
投資家1は、企業IR担当者2側のIR情報等を参照し、企業及び担当者に対してIR情報に関する要求や質問を行うユーザである。各投資家は、端末10からWebブラウザ等を利用して、通信網4を介し、サーバ30のIR−Q&Aシステム3にアクセスし、その機能を利用する。投資家1は、企業に対して投資する機関投資家や個人投資家等である。投資家は、所属する企業、連絡先、端末10へのメールアドレス、運用ファンド等の情報を公開及び提供する。また投資家は、それらの公開情報ないしプロフィール情報を、IR−Q&Aシステム3にユーザ登録可能である。
企業IR担当者2は、投資家1側にIR情報等を提供し、投資家1側に対して情報の応答や回答を行うユーザである。各企業IR担当者は、端末20からWebブラウザ等を利用して、通信網4を介し、サーバ30のIR−Q&Aシステム3にアクセスし、その機能を利用する。企業IR担当者2は、企業のIR部門の担当者である。担当者は、企業Webサイト(図3、301)や端末20等により、企業のIR情報を公開及び提供する。また担当者は、企業Webサイトや端末20等により、所属する企業、連絡先、端末20へのメールアドレス、等の情報を公開及び提供する。更に担当者は、それらの公開情報ないしプロフィール情報を、IR−Q&Aシステム3にユーザ登録可能である。
また図示しないが、通信網4及びサーバ30に対して、外部の他のサーバ等が接続される。他のサーバ等により、企業ごとのWebサイト(図3、301)や、所定の機関のWebサイト等が提供される。各サイトは、企業のIR情報、ニュース等の各種の公開情報を提供する。IR情報は、企業及び担当者により登録される法定開示情報や任意開示情報を含む。また他のサーバは、投資家側の所属する機関、投資家、及び運用ファンド等の公開情報を提供してもよい。サーバ30及び各ユーザは、外部の他のサーバ等から上記公開情報を取得可能である。
[処理概要]
図1のコミュニケーションシステムの処理概要として、図1中の各ユーザ及び要素間での情報のやり取りの流れについて説明する。S1等は処理ステップを示す。サーバ30の制御部100は、Q&A管理部34等を備え、ユーザに対しQ&A画面などを提供する。
(S1) 投資家(例えばX1)は、端末10から、IR−Q&Aシステム3に対してアクセスし、企業のIRに関する質問要求を行う。S1の質問要求の情報は、質問相手の指定と質問内容の情報とを含む。S1等のアクセスの際、ユーザ認証を通じて、セキュアなWebサイトとして、質問等のやり取りが可能である。
S1の質問要求の際、投資家は、質問相手となる企業を指定する情報として、証券コードまたは企業名等を用いればよく、質問相手となる担当者のメールアドレス等の詳細情報を知っている必要は無い。S1及びS2を可能とするため、IR−Q&Aシステム3は、事前に証券コードや担当者メールアドレス等の情報を収集し対応表60に保持する。
またS1の際、投資家は、質問相手として、複数の企業の証券コード等を指定することで、複数の担当者に対して一斉に同じ質問をすることもできる。同様に、投資家は、複数の担当者に対して異なる質問をすることもできる。またS1で投資家が質問をした実績は履歴情報として記録される。
(S2) S1の質問要求を受けたIR−Q&Aシステム3は、当該質問要求を受けた実績及びその情報を、自動的に企業IR担当者の端末20へ通知する。そのため、サーバ30は、対応表60の参照により、投資家から指定された証券コード等に対応付けられた担当者メールアドレスを宛先として、質問通知のメールを送付する。
(S3) S2の質問通知を受けた企業IR担当者の端末20で、担当者は、S1の質問に対する回答をIR−Q&Aシステム3に対して行う。例えば担当者は、端末20からIR−Q&Aシステム3にアクセスし、画面で質問に対する回答の情報を入力する。
(S4) S3の回答を受けたIR−Q&Aシステム3は、当該担当者から回答を受けた実績及びその情報を、自動的にS1の投資家の端末10へ通知する。例えばIR−Q&Aシステム3は、投資家のメールアドレスを用いて、回答通知のメールを送付する。
(S5) S4の回答通知を受けた投資家は、端末10からIR−Q&Aシステム3にアクセスし、Q&A画面を閲覧する。サーバ30は、Q&A表51のデータに基づき、Q&A画面を提供する。これにより、投資家は、Q&A情報の中の該当の質問に対する回答情報を参照する。S5の際、Q&A画面(後述の図8)では、投資家からの同一の質問に対する複数の企業IR担当者からの回答の情報を並列した形式のQ&A表として表示する。投資家は、Q&A画面の閲覧により、複数の担当者の回答情報を比較してわかりやすく認識できる。
(S6) IR−Q&Aシステム3は、S5で投資家がQ&A画面の回答情報を閲覧した実績を履歴情報として記録する。例えばIR−Q&Aシステム3は、投資家による回答情報のページへのアクセスのログに基づき、回答閲覧の履歴情報を記録する。そしてIR−Q&Aシステム3は、投資家が回答情報を閲覧した実績及びその情報を、自動的に回答閲覧通知として、当該回答情報に対応付けられた企業IR担当者の端末20へメール等で通知する。S6の回答閲覧通知を受けた担当者は、投資家がQ&A画面のS3の回答情報を閲覧したことを認識できる。
IR−Q&Aシステム3は、上記質問通知(S2)や回答通知(S4)や回答閲覧通知(S6)等をすぐに送付する。これにより各ユーザはすぐに状況を把握できる。
(S7) 担当者は、適宜、端末20からIR−Q&Aシステム3へアクセスし、質問履歴を閲覧する。S7で閲覧する質問履歴の情報は、複数の投資家からの質問の情報が時系列及び質問種別などで整理及びカテゴライズされ、一元管理されている。担当者は、IR−Q&Aシステム3のWebページ画面で、整理された質問履歴の情報をまとめて閲覧できる。これにより、担当者は、従来の個別のユーザ間でのメールベースや電話ベースのやり取りよりも、履歴情報の閲覧可能性が向上し、投資家からの質問をよく把握できる。
(S8) 担当者は、S7までのやり取りに基づき、適宜、自社のIR情報に関するFAQ情報を作成し、IR−Q&Aシステム3にアップロードないし登録することができる。特に、担当者は、S7の質問履歴の情報を参照及び利用することで、有効なFAQ情報を効率的に作成することができる。サーバ30は、担当者により作成されたFAQ情報をFAQ表52として管理する。
(S9) 投資家は、適宜、IR−Q&Aシステム3にアクセスし、その画面で、S8で作成済みのFAQ情報を閲覧することができる。投資家は、Q&A情報及びFAQ情報の閲覧により、同類の質問を繰り返してしなくても済み、また他の複数の投資家が考えていることを推測でき参考になる。担当者は、FAQ情報の提供により、異なる複数の投資家から二重や三重の同一及び類似の質問を受けることを防止及び低減できる。
[IR−Q&Aシステム]
図2は、IR−Q&Aシステム3のサーバ30の構成を示す。サーバ30は、制御装置101、記憶装置102、入力装置103、出力装置104、通信I/F装置105(I/F:インタフェース)、及びバス等を有する。制御装置101は、記憶装置102のプログラム41の読み出し及び実行により、制御部100を実現する。入力装置103はキーボード等及びその入力制御処理部を含む。出力装置104はディスプレイ等及びその出力制御処理部を含む。通信I/F装置105は通信網4との通信I/F処理を行う。
制御部100は、情報収集部31、質問受付通知部32、回答受付通知部33、Q&A管理部34、FAQ管理部35、認証部71、Webサイト管理部72、履歴管理部73、画面提供部81、及び設定部82を有する。
記憶装置102は、DB50、本実施の形態のプログラム41、画面データ42、ユーザDB43、及び履歴DB44を格納する。各データは、ファイル等の手段で管理される。DB50は、対応表60、Q&A表51、FAQ表52、投資家情報61、企業担当者情報62、質問データ63、回答データ64、及び投資家履歴情報65、等のデータを記憶及び管理する。投資家履歴情報65は、質問履歴65a、回答閲覧履歴65bを含む。
認証部71は、IR−Q&Aシステム3をユーザが利用するためのユーザ登録、及び各利用時の認証処理を行う。認証部71は、ユーザ管理機能を含み、ユーザ登録の際にはユーザDB43に当該ユーザのアカウント情報を登録する。認証部71は、各ユーザが端末10や端末20からサーバ30のIR−Q&Aシステム3にアクセスした際、ユーザDB43の登録アカウント情報の参照に基づくユーザ認証処理を行う。認証成功後、IR−Q&Aシステム3は、各機能を提供する。ユーザDB43は、各ユーザのアカウント情報として、ユーザID及びパスワード等や、その他のユーザ属性情報を保持する。
Webサイト管理部72は、IR−Q&Aシステム3のユーザインタフェースとなるWebページ画面を管理及び提供し、Webページ画面へのアクセスを制御する。Webサイト管理部72は、画面提供部81の処理を用いて各Webページ画面を提供する。提供する画面は、質問入力画面、回答入力画面、Q&A画面(後述の図8)、FAQ画面等がある。IR−Q&Aシステム3は、上記ユーザ認証で管理されたセキュアなWebサイトで、ユーザ間での情報のやり取り及び共有ができる。
履歴管理部73は、各ユーザによるIR−Q&Aシステム3の機能にアクセスした際の履歴ないしログの情報を、履歴DB44に記録して管理する。履歴管理部73は、各ユーザによる各画面での項目の操作や閲覧時間などを把握することにより履歴情報をとる。履歴DB44は、投資家のアクセスの履歴情報である投資家履歴情報65を含む。履歴管理部73は、特に投資家が質問した履歴を、所定の形式の質問履歴65aとしてまとめ、担当者側へ提供する。また履歴管理部73は、投資家がQ&A表51の回答情報を閲覧した履歴を、所定の形式の回答閲覧履歴65bとしてまとめ、担当者側へ提供する。
画面提供部81は、テンプレート等の画面データ42を用いて、IR−Q&Aシステム3の各種の機能に対応したユーザインタフェースとなるWebページ画面のデータを生成し、出力装置104のうちの表示装置に表示させる処理を行う。
設定部82は、IR−Q&Aシステム3の機能に関する設定の処理を、サーバ30の管理者やユーザの操作に基づいて行う。設定部82及び管理者によりサーバ30内及びDB50内の情報を設定可能である。設定部82は、サーバ30の管理者等の操作に基づいて、Q&A表51(後述の図4)における質問項目及び回答項目の形式の設定等が可能である。各項目の形式は、例えばYes/Noの二値選択、文字列、及び数値等の型が設定可能である。また設定部82は、質問項目の整理として、類似の質問文がある場合に1つの統一された質問文に整理すること等が可能である。また設定部82は、予め用意する定型的な質問文や回答文を設定可能としてもよい。Q&A画面は、設定された定型的な質問文や回答文をユーザに提示し、ユーザにより選択して利用可能とする。
情報収集部31は、通信網4を介して、企業Webサイト301や企業IR担当者の端末20等から、企業情報及び担当者情報等の公開情報を収集し、企業担当者情報62に登録及び格納する。情報収集部31は、例えばバッチ処理により定期的に、企業Webサイト301や他のWebサイト等から、企業の企業名や証券コード等の基本情報、IR情報、担当者の情報、その他の公開情報を取得し、企業担当者情報62及び対応表60に格納する。バッチ処理は、例えば夜間などの負荷の少ない時間帯に実行される。
また情報収集部31は、企業担当者情報62の内容に変更が無いかを確認し、定期的に最新の情報を取得し、企業担当者情報62の内容を更新してもよい。また情報収集部31は、企業IR担当者側から明示的に公開情報を登録してもらうようにしてもよい。また情報収集部31は、上記企業IR担当者側の処理と同様に、投資家側から投資家に関する公開情報を収集や登録して投資家情報61に格納するようにしてもよい。
対応表60は、サーバ30と投資家の端末10及び企業IR担当者の端末20との通信に用いるアドレス等の情報を記載する。対応表60は、企業の証券コードまたは企業名などの情報と、担当者のメールアドレス等との対応関係の情報を含む。対応表60は、端末10や端末20のIPアドレス等の情報を含んでもよい。
投資家情報61は、投資家側の公開情報を含むデータを管理する。企業担当者情報62は、企業及び担当者側の公開情報を含むデータを管理する。企業担当者情報62として管理されるデータは、情報収集部31により取得されたIR情報等を含む。サーバ30は、投資家情報61や企業担当者情報62を用いて、IR−Q&Aシステム3で公開情報を提供してもよい。これによりユーザは、IR−Q&Aシステム3で公開情報を閲覧及びダウンロード等が可能である。なお投資家情報61及び企業担当者情報62はユーザDB43に統合されてもよい。
質問データ63は、投資家により入力及び登録された各回の質問情報をDB50に保存するデータである。回答データ64は、企業IR担当者により入力及び登録された各回の回答情報をDB50内に保存するデータである。
Q&A管理部34は、質問データ63及び回答データ64等を用いて、Q&A表51を作成して管理する。Q&A管理部34は、Q&A表51のデータを用いて、Q&A情報を含む情報を表示する画面を提供する。
Q&A表51は、後述の図4のように、投資家側の質問情報と、企業IR担当者側の回答情報とを表の形式でまとめたデータである。Q&A管理部34は、Q&A表51として、ユーザごとの複数のQ&A表データ及び複数の種類のQ&A表データを管理する。Q&A表51は、複数の投資家及び複数の企業IR担当者の情報を総合した形式のQ&A表と、個別の投資家ごとのQ&A表と、個別の企業IR担当者ごとのQ&A表とを含む。
FAQ管理部35は、企業IR担当者による情報の入力に基づき、FAQ表52を作成して管理する。FAQ管理部35は、FAQ表52のデータを用いて、FAQ情報を含む情報を表示する画面を提供する。FAQ管理部35は、企業IR担当者の端末20側で作成されたFAQ情報のファイルを受信してFAQ表52として保持するのみでもよい。またFAQ管理部35は、企業IR担当者に対してFAQ作成用の画面を提供し、画面で担当者により入力された情報を用いて、FAQ表52を作成してもよい。
FAQ表52は、FAQ情報の表またはファイル等である。FAQ情報は、複数の投資家側からのよくある質問に対しての企業IR担当者側の回答情報をまとめたデータである。FAQ表52は、後述の図5のように、DBのテーブル等の形式で管理するが、Webページ等の形式としてもよい。
[処理シーケンス]
図3は、本実施の形態のコミュニケーションシステムにおける、投資家1の端末10、IR−Q&Aシステム3のサーバ30、及び企業IR担当者2の端末20といった要素間の処理シーケンス例を示す。図3は、図1中に示した例よりも詳しい処理例を示す。
(S101) IR−Q&Aシステム3のサーバ30における情報収集部31は、事前に、企業Webサイト301や担当者の端末20等から、企業のIR情報、証券コード、企業名、担当者のメールアドレス等の公開情報を収集し、企業担当者情報62及び対応表60に格納する。企業Webサイト301は、企業及び担当者により登録されたIR情報等を公開及び提供する。対応表60は、証券コードまたは企業名と、担当者のメールアドレスとの対応関係の情報を含む。
またS101では、IR−Q&Aシステム3は、投資家の端末10や他のWebサイト等から投資家のメールアドレス等の公開情報を収集し、投資家情報61及び対応表60に格納してもよい。またS101では、IR−Q&Aシステム3側からの情報収集に限らず、担当者側や投資家側からIR−Q&Aシステム3へ公開情報を登録してもらうようにしてもよい。
(S102) IR−Q&Aシステム3のサーバ30は、投資家の端末10からのアクセスに対し質問入力画面等を提供する。投資家は、端末10から質問入力画面等で、質問相手となる企業を証券コード等により指定し、質問情報を入力し、質問要求(S1)を行う。この際、サーバ30へ送信される質問要求の情報は、投資家により指定された証券コード等の情報を含む。サーバ30の質問受付通知部32は、質問要求(S1)を受けると、対応表60の参照により、当該質問要求の証券コード等に対応付けられた担当者のメールアドレスを宛先として、当該担当者の端末20へ質問通知(S2)のメールを送付する。
また質問受付通知部32は、質問入力画面で投資家から入力された質問情報を質問IDの付与と共に質問データ63に格納し、履歴管理部73の処理を用いて、投資家履歴情報65の質問履歴65aに、投資家から質問を受けた実績を表す質問履歴情報を記録する。
なおS102及びS1の際、投資家からの質問に対する回答情報が既にQ&A表51やFAQ表52として登録されている場合、質問受付通知部32は、Q&A画面の該当の回答情報へのリンク情報等を含む応答情報を投資家の端末10へ送信してもよい。
(S103) IR−Q&Aシステム3のサーバ30は、企業IR担当者に対し回答入力画面等を提供する。担当者は、質問通知(S2)に基づき、端末20から回答入力画面にアクセスし、回答情報を入力することにより、投資家からの質問に対する回答(S3)を行う。サーバ30の回答受付通知部33は、回答入力画面で担当者から入力された回答情報を回答IDの付与と共に回答データ64に格納する。回答受付通知部33は、当該回答(S3)を受けると、S1で質問した投資家の端末10に対し、対応表60の投資家のメールアドレスを宛先として、回答通知(S4)のメールを送付する。
なおS103及びS3の回答入力の際、担当者は、質問に対する回答情報を既にQ&A表やFAQ等で作成済みの場合、それらからのコピー等で入力してもよいし、作成済みの情報へのリンク情報等を入力してもよい。
(S104) Q&A管理部34は、S1及びS102の質問データ63と、S3及びS103の回答データ64と、既存のQ&A表51のデータとを用いて、最新のQ&A表51を作成する。Q&A管理部34は、画面提供部81の処理を用いて、最新のQ&A表51の情報を含むQ&A画面を提供する。投資家は、S4の通知に基づき、回答閲覧(S5)として、端末10からIR−Q&Aシステム3にアクセスし、最新のQ&A表51の情報を含むQ&A画面を閲覧する。そして投資家は、Q&A画面の最新のQ&A表51の情報の中に含まれている、自分の質問に対する企業IR担当者による回答情報を参照する。
S104の際、Q&A管理部34は、投資家に応じて提供するQ&A画面として、例えばその投資家の単位で整理したQ&A表を含むQ&A画面を作成して提供する。当該Q&A表は、その投資家による質問の項目を含み、他の投資家による質問の項目を含まず、質問相手である例えば複数の企業の担当者の回答情報を比較可能に並列で記載したものにする。上記Q&A表及び画面は、上記投資家単位のQ&A表に限らず、例えば全投資家の質問情報を総合したQ&A表及び画面を提供してもよい。
Q&A管理部34は、履歴管理部73の処理を用いて、投資家履歴情報65の回答閲覧履歴65bに、S5で投資家が上記Q&A表の回答情報を閲覧した実績を表す回答閲覧履歴情報を記録する。またQ&A管理部34は、S5の回答閲覧に基づき、回答閲覧履歴65b及び対応表60の情報を用いて、回答閲覧通知(S6)のメールを該当の担当者の端末20へ送付する。担当者は、回答閲覧通知(S6)により、質問への回答の情報を投資家が閲覧したことを認識できる。
また担当者は、質問履歴閲覧(S7)として、適宜IR−Q&Aシステム3へアクセスし、画面で自社の情報に関する投資家による質問履歴65aの情報を閲覧できる。この際、IR−Q&Aシステム3は、履歴管理部73の処理を用いて、質問履歴65aの情報を見やすいように整理した内容の質問履歴閲覧画面(後述の図6(c))を提供する。
(S105) 担当者は、FAQ作成(S8)として、適宜IR−Q&Aシステム3へアクセスし、画面でFAQ情報を入力してFAQを作成することができる。サーバ30のFAQ管理部35は、FAQ作成を支援する画面を提供し、画面で担当者により入力されたFAQ情報を用いて企業ごとのFAQ表52を作成する。
投資家は、FAQ閲覧(S9)として、適宜、IR−Q&Aシステム3へアクセスし、画面で上記企業ごとのFAQ表52の内容のFAQ情報を閲覧することができる。FAQ管理部35は、企業ごとのFAQ表52が登録されている場合、当該FAQ表52の内容の情報を含む画面を提供する。例えばQ&A画面内に、企業ごとのFAQ情報を表示するための項目を設け、投資家による操作に応じて当該企業のFAQ情報を表示する。
[Q&A表]
図4は、Q&A表51の構成例を示す。図4のQ&A表51は、投資家単位での複数企業比較の形式のQ&A表の例である。Q&A表51及びFAQ表52は、データ管理形式として例えばDBのテーブルである。図4のQ&A表51において、401の列は、質問項目及び質問文を示す。402の行は、企業の識別情報として企業名を示し、対応するIR担当者の識別情報を括弧内に示す。403に示す、行列の交差部の各セルは、401の質問に対する402の企業IR担当者による回答情報を格納する回答項目を示す。
例えば投資家X1の単位でのQ&A表51の場合、投資家X1により行われた複数の各々の質問が、401の各質問項目に格納される。そして質問項目ごとに、402の複数の各々の企業例えばA,B,C及び対応する担当者Y1,Y2,Y3により行われた回答情報が、403の各回答項目に格納される。
Q&A表51の質問項目の回答項目の形式は、例えば、Yes/Noの二値、文字列、及び数値などの形式である。各質問項目の回答項目の形式は、設定部82を通じて設定可能である。図4の例では、Q1に示す質問の回答の形式は、企業及び担当者に依らず、すべてYes/Noの二値の形式に統一されている。IR−Q&Aシステム3のQ&A管理部34は、複数の企業IR担当者の違いに依らずに、各質問項目の回答項目の形式を統一化した形式のQ&A表51を設定可能である。
Q&A管理部34は、上記例のような複数の各々の投資家の単位でのQ&A表51を作成及び管理する。またQ&A管理部34は、複数の投資家単位のQ&A表51を1つに総合した形式のQ&A表51、言い換えると複数の投資家による質問及び複数の企業IR担当者による回答情報を1つに総合した内容のQ&A表51を作成及び管理する。
総合形式のQ&A表51の場合、複数の投資家の質問を質問種別で整理及びカテゴライズした内容とする。例えば複数の投資家で質問文が異なるが類似の内容の質問である場合、1つの質問に整理される。総合形式のQ&A表51における質問の整理及びカテゴライズは、設定部82を通じて設定可能である。
また回答入力画面(後述の図7(a))で担当者により回答情報を入力する際、Q&A管理部34は、所定の統一化された形式の回答項目をユーザに提示して選択入力可能とする。これにより、Q&A表51における複数の各々の担当者による回答の形式を整理及びカテゴライズした内容とすることができる。
また質問入力画面(後述の図6(a))で投資家により質問情報を入力する際、Q&A管理部34は、所定の統一化された形式の質問項目をユーザに提示して選択入力可能とする。これにより、Q&A表51における複数の各々の投資家による質問の形式を整理及びカテゴライズした内容とすることができる。
[FAQ表]
図5は、FAQ表52の構成例を示す。FAQ表52は、企業IR担当者により作成されたFAQ(Frequently Asked Questions;よくある質問及びその回答)を格納する。図5のFAQ表52は、ある企業IR担当者単位のFAQ情報を表で管理する例を示す。FAQ管理部35は、複数の各々の企業IR担当者単位のFAQ表52を管理する。
図5のFAQ表52では、501の列は、担当者により作成した質問項目及び質問文、502の列は、担当者により作成した回答情報、503は、備考として任意の情報を格納する。501の質問情報は、担当者により直接入力されてもよいし、既存の質問情報、例えば質問履歴65aからのコピー及び編集等による入力でもよい。502の回答情報は、例えばYes/No等の任意の形式であり、担当者により自由な説明文をテキスト等の形式で入力してもよい。503の備考は、例えば自由な説明文や、関連情報へのリンクURL等が記載可能である。リンクは、例えば該当の質問や回答に係わるIR情報や参考情報を記載したWebページへのリンク等が可能である。
企業IR担当者は、Q&A表51の質問及び回答情報や投資家履歴情報65の質問履歴65a等の情報を参考に、IR−Q&Aシステム3の画面でのガイドに従い、任意にFAQ情報を作成することができる。FAQ管理部35は、企業IR担当者により画面で入力されたFAQ情報をFAQ表52として作成し、Q&A表51とFAQ表52とを関連付けて管理する。FAQ管理部35は、ユーザの選択操作等に応じて、FAQ表52の情報を含む画面を提供する。
企業IR担当者は、FAQ作成の際、Q&A表51の質問及び回答情報や、投資家履歴情報65の質問履歴65a等の情報をコピー及び編集等して利用できる。よってIR活動に慣れていない担当者であってもFAQ作成が容易である。またFAQ管理部35は、FAQ作成のためのテンプレートや参考情報を含むFAQ作成用画面を担当者に提供してもよい。担当者は、当該画面でFAQのテンプレートに情報を入力するだけでFAQ情報を容易に作成できる。上記FAQ作成用画面は、例えば既存のQ&A表51及び履歴DB44の情報に基づき、該当の企業IR担当者に係わる過去の質問及び回答の情報をリストアップした内容を表示してもよい。
[質問例]
図6は、前述の質問要求(S1)及び質問入力の際の情報の例を示す。図6(a)は質問例、図6(b)は質問通知例、図6(c)は質問履歴65aの例を示す。例えば投資家X1により企業Aの担当者Y1に対する質問を行う場合を示す。
図6(a)の質問例は、質問入力画面で投資家が質問を入力する例を示す。質問受付通知部32は、投資家に質問入力画面を提供する。質問入力画面は、例えば質問者、質問日時、質問相手、質問内容、等の項目に情報を表示する。
投資家は例えば601に示す質問相手の項目で、質問相手となる企業に対応する前述の証券コードや企業名等を指定する。この際、601では、リストボックス等で証券コードや企業名等を選択して指定でき、テキスト入力でも指定できる。また複数の質問相手を指定する場合、601等の項目で複数の証券コード等を指定すればよい。
また投資家は例えば602に示す質問内容の項目で、質問文を入力する。この際、602では、リストボックス等で予め用意した質問文から選択して指定でき、またテキストで質問文を入力可能な場合を示す。Q&A管理部34は、既存のQ&A表51の質問文や、設定部82を通じて設定された質問文を、上記602のように提示してもよい。
質問受付通知部32は、質問入力画面での入力情報を、質問データ63及び質問履歴65aに反映する。また質問受付通知部32は、質問ごとに質問IDを付与して管理する。なお図6(a)の質問入力画面に限らず、後述の図8のQ&A画面内でQ&A表の中に質問情報を直接入力可能としてもよい。
図6(b)の質問通知例は、前述のS2のようにメールで通知する例であり、また質問内容を含んだメールを通知する例である。このメールの本文は、IRに関する質問がされた実績の通知の旨のメッセージと共に、図6(a)の質問内容情報を記載している。このメールの本文は、例えば質問ID、質問日時、質問者、質問相手、質問内容、回答入力画面アドレス等の情報を記載している。603に示す回答入力画面アドレスは、回答入力画面へのリンクURL等を記述し、担当者は、当該リンクをクリック等操作することで、後述の図7(a)のような回答入力画面へ遷移できる。
なお図6(b)のような質問内容を含まない簡易な本文による通知メールとしてもよい。その場合、詳細な質問内容については、Q&A画面や回答入力画面の閲覧の時に確認してもらう方式となる。
図6(c)の質問履歴65aの例は、投資家質問履歴画面を提供する例を示す。前述のS7の際、IR−Q&Aシステム3は、投資家質問履歴画面内に質問履歴65aの情報を所定の形式で表示する。この表示内容は、回答側の企業IR担当者単位で、複数の投資家の複数の質問を質問種別で整理した内容を含む。担当者は、図6(b)の通知に基づき、図6(c)のような投資家質問履歴画面を閲覧して投資家による質問の履歴を参照できる。
例えばQ1で示す質問では、投資家X1とX2による類似の質問を1つの質問にまとめている。質問項目内に、質問日時順に投資家X1とX2の情報を付記している。投資家ごとの質問に関する詳細については、担当者による詳細のリンクのクリック等操作により、投資家履歴情報65及び質問データ63による情報を画面に表示することで閲覧可能とする。なお図6(c)は、質問履歴65aの内容を整理して提示する例であるが、整理せずに時系列順に各質問の詳細情報の一覧を提示してもよい。
担当者は、上記質問履歴情報から、複数の投資家がどのような質問をしており、どのような情報を求めているか、また複数の投資家が同類の質問をしていること、等を認識しやすい。これにより、担当者は、投資家が求めている情報を考慮及び反映した有効な内容のFAQ情報やIR情報を効率的に作成することができる。例えば質問履歴65aの中で複数の投資家が同類の質問をしている場合、その回答が求められているので、FAQ作成に役立てることができる。
[回答例]
図7は、前述の回答(S3)及び回答入力の際の情報の例を示す。図7(a)は回答例、図7(b)は回答通知例、図7(c)は回答閲覧履歴の例を示す。例えば企業IR担当者Y1により投資家X1の質問に対する回答を行う場合を示す。
図7(a)の回答例は、回答入力画面で担当者が回答を入力する例を示す。回答受付通知部33は、担当者に回答入力画面を提供する。回答入力画面は、例えば前述の図6の質問例に対応した内容の各項目の情報を表示すると共に、回答内容、回答日時、等の項目に情報を表示する。担当者は、例えば701に示す回答内容の項目で、回答情報を入力する。701では、リストボックス等で、予め用意した回答の選択肢としてYes/Noの二値から選択して入力でき、またテキストで回答文を入力可能な場合を示す。担当者は、701の項目でYes/Noの形式で回答を入力し、またYes/Noでは回答し難い場合、テキスト形式で回答文を入力可能である。
回答受付通知部33は、回答入力画面での入力情報を、回答データ64に反映する。また回答受付通知部33は、回答ごとに回答IDを付与して管理する。なお図7(a)の回答入力画面に限らず、後述の図8のQ&A画面内で回答を直接入力可能としてもよい。
図7(b)の回答通知例は、前述のS4のようにメールで通知する例であり、また回答内容を含んだメールを通知する例である。このメールの本文は、IRに関する質問に対する回答がされた実績の通知の旨のメッセージと共に、図6(a)の質問情報、及び図7(a)の回答情報を記載している。このメールの本文は、回答情報として、回答ID、回答日時、回答内容、回答Q&A画面アドレス等の情報を記載している。投資家は、702に示す回答Q&A画面アドレスのリンクURL等のクリック等操作により、後述の図8のような回答情報を含むQ&A画面へ遷移できる。
なお図7(b)のような回答内容を含まない簡易な本文による通知メールとしてもよい。その場合、詳細な回答内容については、Q&A画面等の閲覧の時に確認してもらう方式となる。
図7(c)の回答閲覧履歴65bの例は、投資家回答閲覧履歴画面を提供する例である。前述のS6の際、回答閲覧通知のメールの送付だけでなく、このような画面を提供してもよい。担当者は、図7(b)の通知に基づき、図7(c)のような画面を閲覧し、投資家による回答の閲覧の履歴を参照できる。IR−Q&Aシステム3は、投資家回答閲覧履歴画面内に、回答閲覧履歴65bの情報を所定の形式で表示する。この表示内容は、回答側の企業IR担当者単位で、複数の投資家による回答情報の閲覧の履歴を整理した内容を含む。例えばQ1で示す質問に対するA1で示す回答について、投資家X1とX2が閲覧しており、回答項目内に回答閲覧日時順に投資家X1とX2の情報を付記している。
[Q&A画面]
図8は、前述のS5及びS104の際に提供するQ&A画面の例を示す。ユーザは、IR−Q&Aシステム3で、各種のQ&A画面から選択して閲覧が可能である。Q&A管理部34は、ユーザの識別やユーザの選択操作や設定状態等に応じて、対応する投資家単位のQ&A表51の内容を含むQ&A画面、あるいは総合形式のQ&A表51の内容を含むQ&A画面を提供する。図8のQ&A画面は、ある投資家が閲覧する際の投資家単位のQ&A表51(前述の図4)の情報を含んだQ&A画面の場合を示す。
Q&A画面では、各機能の利用のためのメニューやボタン等を表示する。ユーザは、メニューからのコマンド選択実行やボタン押下等により、各機能の利用や各画面の呼び出し表示ができる。例えば投資家は、Q&A画面で質問入力やQ&A閲覧やFAQ閲覧等が実行でき、担当者は、Q&A画面で回答入力やQ&A閲覧やFAQ作成等が実行できる。
図8のQ&A画面において、801は、Q&A表として、図4の投資家単位のQ&A表51の内容を、同様に表の形式で表示する。投資家は、801のQ&A表の閲覧により、自分の質問に対する複数の各企業IR担当者の回答情報を、比較形式で確認できる。質問項目ごとに、複数の企業及び担当者の回答情報をできるだけ統一された形式で並列に表示するので、投資家は、複数の回答の比較、把握、及び分析等がしやすい。
また801のQ&A表の中の各回答項目の中には、Yes/No等の所定の形式の回答情報に限らず、詳細な回答文のテキスト情報を表示してもよいし、リンクの記述によりその情報や他の情報へ遷移可能としてもよい。
802は、企業別情報として、801のQ&A表における企業及び担当者ごとの他の情報を表示及び操作するための項目を示す。802の項目は、例えば、企業ごとのWebサイトへのリンクURL、企業のIR情報へのリンクURL、及び企業のFAQ情報へのリンクURL等を必要に応じて記載する。担当者は、回答入力の際に、あるいは設定部82を通じて、802の項目に情報を入力及び設定可能である。
例えば投資家は、企業A及び担当者Y1の回答情報に併せて、他の情報を参照したい場合、802における対応する803の項目を参照し、クリック等操作により、「サイト」、「IR情報」、「FAQ」等の各情報を参照可能である。803の項目では、「サイト」から、企業AのWebサイトに遷移して閲覧可能である。「IR情報」からは、例えば企業AのWebサイトに登録されているIR情報のWebページや、サーバ30で取得済みの企業AのIR情報のPDFファイル等を、閲覧やダウンロードが可能である。
「FAQ」からは、企業Aにより作成されたFAQ情報を画面で閲覧可能である。「FAQ」の操作の場合、FAQ管理部35は、図8のQ&A画面内、または別の遷移するFAQ画面内に、該当の企業Aに関する図5のようなFAQ表52に基づくFAQ情報を表示する。FAQ画面では、FAQ情報の内容、及び備考のリンクからIR情報等を参照可能である。
また前述の総合形式のQ&A表を含むQ&A画面を提供する場合、Q&A管理部34は、Q&A画面内に、同様に、総合形式のQ&A表の情報を表示する。即ち、複数の投資家による質問及び複数の担当者による回答が整理した形で表示される。これにより、投資家は、自分の質問及びそれに対する回答情報だけでなく、他の投資家による質問及びそれに対する回答情報をわかりやすく参照でき、投資の参考にできる。
Q&A画面は、投資家側だけでなく、担当者側も同様に閲覧が可能である。その場合、Q&A管理部34は、担当者用のQ&A画面を提供する。担当者用のQ&A画面は、自社及び自分の回答情報とそれに係わる質問情報とを含む企業IR担当者単位のQ&A表による画面としてもよいし、他社を含む複数の企業IR担当者の回答情報及びそれに係わる質問情報を総合したQ&A表による画面としてもよい。
またQ&A表51及びQ&A画面において、複数の投資家による質問の形式や、複数の担当者による回答の形式を統一化することが難しい場合、統一化できない個別の情報については、テキスト等のデータとして保持してもよい。そしてQ&A管理部34は、Q&A画面等を提供する際、上記保持しておいた個別の質問または回答の情報を、他の統一化された形式の情報、例えばYes/Noの二値の情報と並列で表示する。これにより、複数の投資家による質問情報や、複数の担当者による回答情報を、ユーザができるだけ比較して見やすいように提示する。
その他、Q&A画面等の中には、投資家情報61及び企業担当者情報62を用いて、投資家の公開情報、企業及び担当者の公開情報、例えば担当者メールアドレス等を併せて表示してもよい。これにより、投資家と担当者との間での情報のやり取りを円滑化できる。
上記のように、投資家は、Q&A画面で、企業ごとの回答情報、FAQ情報、及びIR情報等を容易に及びわかりやすく参照及び取得することができる。また担当者は、Q&A画面で、投資家ごとの質問情報、及びそれに対する回答情報等をわかりやすく参照及び確認することができる。
[公開情報]
本実施の形態で対象として扱う公開情報として以下がある。公開情報は、質問情報及び回答情報、IR情報、その他の情報を含む。IR情報は、法定開示情報、任意開示情報、企業の株式の情報、経営状況や財務状況等を表すデータ、企業の評価及び信用に係わるレポート、等の各種のデータまたは情報がある。その他の情報は、企業及び業界等のニュース、事業広告や告知情報、等がある。
法定開示情報は、財務諸表、有価証券報告書、及び決算短信など、企業による開示が法定されている情報である。これらの情報は、金融庁のEDINETや東京証券取引所のTDnet(登録商標)等の電子情報開示サービス等から、XBRL(eXtensible Business Reporting Language)形式等のファイルとしても取得できる。
任意開示情報は、企業がIR活動として任意に開示する情報であり、決算説明資料、中期経営計画、CSR(Corporate Social Responsibility)またはESG(環境、社会、ガバナンス)報告書、その他の非財務情報、等がある。非財務情報は、例えば成長性、リスク、ESG等に関する情報であり、投資家が分析等に利用可能で長期投資に有用な情報である。任意開示情報は、従来、各企業で独自の形式で公開されている。本実施の形態では、任意開示情報は、担当者により作成されて端末20や企業Webサイト301等に保持される情報、あるいはIR−Q&Aシステム3に登録される情報を含む。
[効果等]
以上説明したように、本実施の形態のコミュニケーションシステムによれば、IR−Q&Aシステム3を介して、複数の投資家と複数の企業IR担当者とを結び、Q&A情報等を一元管理して画面で提供する。これによりユーザ間での質問及び回答を含むやり取り及びコミュニケーション等を効率化し、情報の提供側と受け取り側のユーザにおける従来のギャップを解消または低減する。その結果、投資家による投資、及び企業IR担当者によるIRの活動及び業務等を効率化できる。
投資家は、Q&Aの方式で、複数の各企業及び担当者に対してIRに関する質問やIR情報等の要求を容易にできる。投資家は、Q&A情報等の閲覧により、複数の各企業及び担当者からのIR情報及び回答情報をわかりやすく参照及び取得できる。投資家は、複数の各企業及び担当者との間で個別に回答情報等のやり取りを行う手間が削減される。投資家は、投資先の選定等に係わる業務の効率を向上できる。投資家は、投資に必要な情報が入手しやすくなり、有望な投資先を見出しやすくなる。
企業及び担当者は、Q&Aの方式で、複数の各投資家に対してIR情報等や回答情報、FAQ情報等を容易に公開及び提供できる。担当者は、Q&A情報及び投資家履歴情報等の閲覧により、複数の各投資家からの質問情報をわかりやすく参照できる。担当者は、複数の投資家との間で個別に質問を受けて回答情報等をやり取りする手間が削減される。担当者は、IR情報及び回答情報の提供に係わる業務の効率を向上できる。担当者は、有効なQ&A回答及びFAQ情報を少ない手間で提供でき、IR活動の質を向上できる。
企業IR担当者は、知名度が高くない中小型銘柄企業の場合、IR活動に慣れていない場合、IR活動に手間やコストをかけられない場合等でも、本コミュニケーションシステムを通じて、複数の投資家とのIR情報等のやり取りがしやすくなる。
投資家及び担当者の双方のユーザは、IR−Q&Aシステム3を通じて、有効な相手のユーザを見出しやすい。例えば、投資家は、有望な投資先となる企業及び担当者を見出しやすい。企業IR担当者は、有望な投資家を見出しやすい。
またIR−Q&Aシステム3は、複数の質問者による質問情報や、複数の回答者による回答情報を、同じ形式に統一して提示し、同類の内容を整理及びカテゴライズして提示する。これにより、各ユーザは、比較や分析がしやすく、作業の効率を向上できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
実施の形態の変形例として以下が挙げられる。まず情報の提供側及び受け取り側のユーザの種類として、金融のマーケットの分野における投資家及び企業IR担当者の2種類のみに限らず、他の種類のユーザ、及び3種類以上のユーザに適用可能である。例えばセルサイド・アナリスト等も同様に適用可能である。また上記分野に限らず、例えばBtoBの分野における企業等の組織間の情報のやり取りの基盤としても適用可能である。
IR−Q&Aシステム3は、Webサイト管理部72によるWebページ画面を提供することに限らず、SNS等のコミュニティシステムないし双方向型コミュニケーションサービス等を用いて実現されてもよい。
IR−Q&Aシステム3は、質問ID、質問日時、回答ID、回答日時、等を管理しているので、例えば質問に対する回答が所定期間経過してもなされていないのであれば、それを検知して、その旨を通知してもよい。これにより回答忘れ等を低減できる。
IR−Q&Aシステム3は、複数の投資家の質問情報と、複数の企業IR担当者の回答情報との間において、特定のユーザ間でのみ情報を共有や閲覧が可能なように制御してもよい。例えば、IR−Q&Aシステム3は、前述のQ&A画面を提供する際、複数の投資家の質問情報や複数の企業IR担当者の回答情報のうち、一部のユーザに係わる情報のみを表示する。例えば、IR−Q&Aシステム3は、ユーザ登録や設定部82の設定を通じて、上記表示する対象となる特定のユーザを設定する。これにより、例えばコネクションを有する投資家と企業IR担当者との間で、Q&A情報を共有及び閲覧可能とする。
本発明は、企業等の組織間での情報の質問及び回答を含むやり取りを行う業務等に利用可能である。
1…投資家、2…企業IR担当者、3…IR−Q&Aシステム、4…通信網、10…端末、20…端末、30…サーバ、31…情報収集部、32…質問受付通知部、33…回答受付通知部、34…Q&A管理部、35…FAQ管理部、41…プログラム、42…画面データ、43…ユーザDB、44…履歴DB、50…DB、51…Q&A表、52…FAQ表、60…対応表、61…投資家情報、62…企業担当者情報、63…質問データ、64…回答データ、65…投資家履歴情報、65a…質問履歴、65b…回答閲覧履歴、71…認証部、72…Webサイト管理部、73…履歴管理部、81…画面提供部、82…設定部、100…制御部。

Claims (5)

  1. IR情報に関する質問を行う投資家であって、質問側となる複数の第1のユーザの端末と、前記IR情報に関する質問に対する回答を行う、企業のIR部門の担当者であって、回答側となる複数の第2のユーザの端末と、前記複数の第1のユーザの端末及び複数の第2のユーザの端末が通信接続されるサーバと、を備え、
    前記サーバは、
    前記複数の第1のユーザ及び複数の第2のユーザの情報を管理し、
    前記第1のユーザの端末から入力された前記第2のユーザに対する質問情報を受け付ける質問部と、
    前記第1のユーザの質問情報に対する前記第2のユーザの端末から入力された回答情報を受け付ける回答部と、
    前記質問情報と前記回答情報とを用いてQ&A表を作成し、当該Q&A表の情報を含む画面を、前記質問情報を入力した第1のユーザの端末、及び前記回答情報を入力した第2のユーザの端末に提供するQ&A管理部と、
    を有し、
    前記Q&A管理部は、
    前記Q&A表として、前記第1のユーザごとに、前記第1のユーザによる1つ以上の各々の質問に対して前記複数の第2のユーザによる複数の各々の回答情報が比較可能なように形式が統一された第1のQ&A表を作成し、前記第1のQ&A表の情報を含む画面を、前記質問情報を入力した前記第1のユーザの端末に提供し、
    前記Q&A表として、前記第2のユーザごとに、前記複数の第1のユーザによる複数の各々の質問情報の形式が統一された第2のQ&A表を作成し、前記第2のQ&A表の情報を含む画面を、前記回答情報を入力した前記第2のユーザの端末に提供し、
    前記Q&A表として、前記複数の第1のユーザの前記第1のQ&A表を1つに総合した形式で、前記複数の第1のユーザによる複数の質問情報を質問種別に応じて整理及びカテゴライズした複数の質問項目と、それに対する前記複数の第2のユーザによる複数の回答項目と、を含んだ第3のQ&A表を作成し、前記第3のQ&A表の情報を含む画面を、前記第1のユーザの端末及び第2のユーザの端末に提供する、
    コミュニケーションシステム。
  2. 請求項1記載のコミュニケーションシステムにおいて、
    前記サーバは、前記第2のユーザの端末から入力された情報を用いてFAQ表を作成し、当該FAQ表の情報を含む画面を前記第1のユーザの端末に提供するFAQ管理部を有する、コミュニケーションシステム。
  3. 請求項1記載のコミュニケーションシステムにおいて、
    前記サーバは、第1の履歴管理部を有し、
    前記第1の履歴管理部は、前記第1のユーザの端末から質問情報が入力された実績を示す質問履歴情報を管理し、前記質問履歴情報を含む画面を、前記回答情報を入力した第2のユーザの端末へ提供する、または、前記質問履歴情報を、前記回答情報を入力した第2のユーザの端末へ通知する、コミュニケーションシステム。
  4. 請求項1記載のコミュニケーションシステムにおいて、
    前記サーバは、第2の履歴管理部を有し、
    前記第2の履歴管理部は、前記第1のユーザの端末による前記Q&A表またはそのうちの回答情報を閲覧した実績を示す回答閲覧履歴情報を管理し、前記回答閲覧履歴情報を、前記回答情報を入力した第2のユーザの端末へ通知する、または、前記回答閲覧履歴情報を含む画面を、前記回答情報を入力した第2のユーザの端末へ提供する、コミュニケーションシステム。
  5. 請求項1記載のコミュニケーションシステムにおいて、
    前記サーバは、
    前記第2のユーザの端末または前記第2のユーザが所属する組織のWebサーバから公開情報を収集し、前記第2のユーザまたは組織のIDと、前記第2のユーザの端末へのアドレスとの対応関係の情報を作成する情報収集部を有し、
    前記質問部は、前記第1のユーザの端末からの質問情報を受け付けた場合、前記対応関係の情報を用いて、前記第2のユーザの端末へ通知し、
    前記回答部は、前記第2のユーザの端末からの回答情報を受け付けた場合、前記対応関係の情報を用いて、前記第1のユーザの端末へ通知する、コミュニケーションシステム。
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