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JP6121383B2 - 車両用ドア - Google Patents

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    • E05B81/02Power-actuated vehicle locks characterised by the type of actuators used
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Description

本発明は、リアのドアサッシュの後端部分にアウタハンドルを取り付ける構造を有する車両用ドアに関する。
従来、上述した種の車両用ドアとして、例えば特許文献1及び2に記載のものがある。特許文献1の車両用ドアは、リアのドアサッシュの後端部分の車外側にアウタハンドル(ドアハンドル)を取り付ける構造となっている。更に、アウタハンドルを取り付ける部分に、ドア用のインナパネルとアウタパネルとの2枚のパネルで閉断面を形成し、閉断面によりドアサッシュの強度及び剛性を高めている。なお、アウタハンドルを、単にハンドルとも称する。
特許文献2の車両用ドアは、アウタハンドルが、リアのドアサッシュではなく、ドア側面の上下中央付近に取り付けられている。この場合、ハンドルは次のように取り付けられる。インナパネルとアウタパネルと双方の間に、補助ブラケット(補強部材)を取り付け、その双方の後端接合部から車幅内側方向に延びるインナパネルと補助ブラケットとの途中の接合部分に、ボルト締めでハンドルを取り付ける構造となっている。
特許5047345号公報 特開2011−178279号公報
ところで、リアのドアサッシュにハンドルを取り付ける場合、窓開口部を大きく確保した状態でドアの大型化を抑制するため、ドアサッシュの後端部分(言い換えれば、車体後端部分)にハンドルを取り付けることが望ましい。この場合、ハンドルを操作するために手を入れる凹部分が必要となる。
しかし、特許文献1の車両用ドアにおいては、ドアサッシュの強度及び剛性を高めるために、ドアサッシュの後端部分に2枚のパネルで閉断面を形成している。このため、その閉断面の長さ分離間した車両前方側に、凹部分を設けてハンドルを配置する必要があるので、ドアサッシュの後端部分に近づけてハンドルを取り付けることができないという問題があった。
特許文献2の車両用ドアにおいては、インナパネルがアウタパネルとの後端接合部分から車幅内側方向に延びており、このインナパネルの延びた途中部分の補助ブラケットとの接合部分にボルト締めでハンドルを取り付けている。このため、ハンドル取付部分は、前記の後端接合部分から離れた位置となる。従って、このハンドル取付構造によって、ドアサッシュの後端部分にハンドルを取り付けようとしても、後端部分にはハンドルを取り付けることができないという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、車体後端部分にハンドル装置を取り付けることができる車両用ドアを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段として、請求項1に係る発明は、外表面を形成するドアアウタパネルの周縁部のアウタフランジと、当該ドアアウタパネルの車内側に設けられるドアインナパネルの周縁部のインナフランジとを重ね合わせて接合したドアと、前記ドアの外表面に設けられるハンドル装置と、前記ドアアウタパネル及び前記ドアインナパネルに沿って配置される補助ブラケットと、を備え、前記ドアは、ドア本体部と、当該ドア本体部の上方に設けられると共に窓開口部を形成するドアサッシュ部とを備え、前記ドアサッシュ部は、車体前方側の前部サッシュと、車体上方側の上部サッシュと、車体後方側の後部サッシュとから構成され、前記後部サッシュの後端部には、前記補助ブラケット、前記アウタフランジ及び前記インナフランジの3枚が重ね合わされて接合される重合部が設けられ、当該重合部に前記ハンドル装置が取り付けられていることを特徴とする。
この構成によれば、ドアアウタパネル及びドアインナパネルの各フランジに補助ブラケットを合わせ、3枚重ねで接合して重合部とすることで、重合部の強度及び剛性を高めた。この重合部にハンドル装置を取り付けるので、ハンドル装置を強固に取り付けることができる。このため、ドアアウタパネル及びドアインナパネルの車体後端部の接合フランジ部分に、ハンドル装置を取り付けることができる。従って、ハンドル装置のハンドルを掴むための手入れ凹部を車体後端部に近づけて設けることができるので、車体後端部分にハンドル装置を取り付けることができる。また、ハンドル装置の手入れ凹部を後部サッシュの後端に近づけて配置できるため、後部サッシュの車体前後方向の幅を短くでき、窓開口部を大きく確保したままドアの大型化を抑制することができる。
請求項に係る発明は、請求項において、前記ドアアウタパネルの前記窓開口部側の端部は、前記重合部の近傍に設けられることを特徴とする。
この構成によれば、重合部にハンドル装置が取り付けられることから、ドアアウタパネルのハンドル装置に覆われて車外側から見えない部位を、重合部の近傍でカットすることができる。つまり、重合部の構成要素であるアウタフランジの近傍で、ドアアウタパネルをカットすることができる。このため、ハンドル装置の手入れ凹部をアウタフランジのカットした端部に近づけて配置することができる。従って、手入れ凹部を車体後端部に近づけて配置することができる。
請求項に係る発明は、請求項1又は2において、前記ドアインナパネルは、前記窓開口部を画成する窓開口フランジを備え、前記補助ブラケットは、前記窓開口フランジまで延びて当該窓開口フランジに接合されていることを特徴とする。
この構成によれば、補助ブラケットが、重合部から窓開口フランジまで延びて設けられているため、インナパネルと補助ブラケットとの間に閉断面を形成することができる。このため、窓開口フランジの剛性を、より高めることができる。
請求項に係る発明は、請求項において、前記窓開口部を開閉するドアガラスが設けられ、前記ドアガラスの後縁をガイドする窓ガイド部材が設けられ、前記窓ガイド部材は、前記窓開口フランジと前記補助ブラケットとの接合部分に取り付けられていることを特徴とする。
この構成によれば、窓ガイド部材を窓開口フランジと補助ブラケットとの接合部分に取り付けるので、窓ガイド部材の支持剛性を、より向上させることができる。
請求項に係る発明は、請求項1〜の何れか1項において、前記重合部は、前記ハンドル装置の取付部分を間に挟む両側が溶接されていることを特徴とする。
この構成によれば、補助ブラケット、ドアアウタパネル及びドアインナパネルの3枚重ねの重合部におけるハンドル装置の取付部分を間に挟む両側を溶接したので、重合部の剛性をより高めることができ、これによって、ハンドル装置の取り付け剛性を、より高めることができる。
本発明によれば、車体後端部分にハンドル装置を取り付けることができる車両用ドアを提供することができる。
本発明の実施形態に係る車両用ドアを用いた車両の側部を示す側面図である。 図1に示す車両用ドアのアウタハンドル廻りの側面図である。 図2において、ガーニッシュを取り外した状態を示す側面図である。 図2に示すA−A断面図である。 図3に示すB−B断面図である。 車内側から窓ガイド部材及びドアインナパネルを見た車体後方部分の斜視図である。
<実施形態の構成>
本発明の実施形態について、図1〜図6を参照して詳細に説明する。説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、方向を説明する場合は、車両の運転者からみた前後左右上下に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用ドアを用いた車両の側部を示す側面図、図2は、図1に示す車両用ドアのアウタハンドル廻りの側面図である。
図1に示すように、車両10は、車体10Aの側部において、前部のドア11と、後部のドア(リアドアともいう)12とを備える。リアドア12が、本実施形態の車両用ドアである。
リアドア12は、車体10Aの後部のドア開ロ部15(破線)に開閉自在に取付けられている。リアドア12は、ドア本体部21と、このドア本体部21の上方に設けられ、ドアガラス22が組み込まれる窓開口部29を形成するドアサッシュ部(ドア枠)23と、ドアサッシュ部23の後端部にガーニッシュ26を介して取り付けられるアウタハンドル25とを備える。なお、ガーニッシュ26及びアウタハンドル25で、請求項記載のハンドル装置が構成される。
ドアサッシュ部23は、ドア開ロ部15の上辺に沿って延びる上部サッシュ23aと、上部サッシュ23aの車体前方部とドア本体部21の上下間に接合され、ドアサッシュ部23の前部が構成される前部サッシュ23bと、上部サッシュ23aの車体後方部とドア本体部21の上下間に接合され、ドアサッシュ部23の後部が構成される後部サッシュ23cとから構成されている。
図2に示すように、後部サッシュ23cには、アウタハンドル25を揺動自在に支持するパネル状のガーニッシュ26(図5参照)が配設されている。ガーニッシュ26におけるアウタハンドル25の車体後方側には、アウタハンドル25を操作するために凹んだ手入れ凹部26pが形成されている。
ガーニッシュ26を取り外した状態を図3に示す。また、図2に示すA−A断面図を図4に示す。
図3に示すように、車外側にはリアドア12の外表面を形成するドアアウタパネル31が設けられている。図4に示すように、ドアアウタパネル31の車内側にはドアインナパネル32が設けられている。ドアアウタパネル31及びドアインナパネル32は、金属材料からなる板部材に対して例えばプレス加工を施すことにより形成されている。
一般的には、リアドア12は、ドアアウタパネル31の周縁部のアウタフランジ31aと、ドアインナパネル32の周縁部のインナフランジ32aとを重ね合わせて接合して構成される。
本実施形態では、図4に示すように、ドアアウタパネル31とドアインナパネル32との間に沿って、板状の補助ブラケット33を介在し、アウタフランジ31aとインナフランジ32aとで補助ブラケット33の後端部33aを挟み、3枚を重ね合わせて接合してある。補助ブラケット33は、金属材料による板状の補強部材である。
その3枚を重ね合わせて接合する場合、アウタフランジ31aの後端部をU字状に折り曲げ、補助ブラケット33を介したインナフランジ32aの後端を包み込むヘミング加工でインナフランジ32aの後端部に接合してある。なお、その3枚の接合は、ヘミング加工に限定されず、スポット溶接、シーム溶接、レーザ溶接等や、接着構造であってもよい。
アウタフランジ31a、インナフランジ32a及び補助ブラケット33の後端部33aの3枚が重ね合わせられて接合された部分を重合部34という。また、ドアインナパネル32の後部付近の車内側には、ドア開ロ部15に沿って取り付けられる断面概略円環状のドアシール36が配置されている。
図3に示すように、後部サッシュ23cと上部サッシュ23aとの境界部分と、ドア本体部21との上下間には、柱状の窓ガイド部材28が固定されている。窓ガイド部材28の車体前方側は窓開口部29となっており、窓開口部29にドアガラス22(図1参照)が配置される。
後部サッシュ23cのドアアウタパネル31は、後部サッシュ23c、窓ガイド部材28及びドア本体部21で囲まれて開口する開口部31bを備え、この開口部31bから補助ブラケット33が車外側に露出している。また、補助ブラケット33の複数の開口部33b,33cからドアインナパネル32が車外側に露出している。開口部31bの後端側のドアアウタパネル31が表出している重合部34には、ガーニッシュ26の取付穴34aが形成されている。
取付穴34aは、図4に示すように、重合部34を貫通する穴であり、ガーニッシュ26の取付ボルト37が車内側から車外側へ向かって挿通される。ガーニッシュ26の後端部は、車幅内側方向に肉厚に突き出ており、この肉厚部分に、断面ハット形状の穴26aが設けられている。穴26aは、その断面ハット形状において鍔状に窪む凹部26bを有する。穴26aの底面はガーニッシュ26の取付時には車幅内側方向を向き、この底面には、環状に突起した突起部26cが設けられている。
穴26aには、取付ボルト37に螺合されるナット部材27が組合せられている。ナット部材27は、一端部の外周が突出した鍔部27aを有する断面ハット形状を成し、鍔部27aの端面が突起部26cに当接している。このように、鍔部27aが穴26cの凹部26bに嵌まって、ナット部材27がガーニッシュ26に回転不能に組み付けられている。
このような構成により、ナット部材27のネジ穴を重合部34の取付穴34aに合わせて、取付ボルト37を重合部34の反対側の面から取付穴34aに挿通する。この挿通した取付ボルト37を、ナット部材27に螺合することにより、ガーニッシュ26の後端側をドアアウタパネル31に固定することができる。
また、重合部34は、図3に示すように、ドアアウタパネル31の取付穴34aを挟んだ×印P1,P2で示す上下側(両側)の箇所がスポット溶接等で溶接されている。従って、3枚が重ね合わせられた重合部34が、より丈夫な構造となっている。また、図4に示すように、ドアアウタパネル31の窓開口部29(図3参照)側の端部を、重合部34の近傍に設けることにより、手入れ凹部26pを車体後端部に近づけて配置している。更に説明すると、重合部34からドアインナパネル32及び補助ブラケット33は車幅内側方向に凹状及び凸状に膨出しながら延びており、重合部34の近傍の凹状部分の車内側にドアシール36が配置されている。前記のドアアウタパネル31の端部は、そのドアシール36の車幅方向の位置に配置されている。
次に、図5に図3に示すB−B断面図を示す。図5に示すように、補助ブラケット33とドアインナパネル32は、車体後方の重合部34から車体前方側へ延びる前方部分が、窓ガイド部材28に固定されて突き出るパネル取付部38に係合されている。この係合の様子を図6に示す。図6は車内側から窓ガイド部材28及びドアインナパネル32を見た車体後方部分の斜視図である。ドアインナパネル32は、窓ガイド部材28まで延び、窓開口部29を画成する窓開口フランジ32bを備える。ドアインナパネル32の車外側の補助ブラケット33も、図5に示すように、その端部33eが窓開口フランジ32bの位置まで延びて、窓開口フランジ32bに接合されている。
ドアインナパネル32には、図6に示すように、窓開口フランジ32bの上下途中部分から斜め下方へ向かって切欠いた切欠き部32cが形成されている。補助ブラケット33にも同様に、図5に示すように切欠き部33fが形成されている。各切欠き部32c,33fに、パネル取付部38が係合される。
図5に示すように、パネル取付部38が固定された窓ガイド部材28は、断面コ字形状となっており、この内側にランチャンネル37が組み込まれている。ランチャンネル37は、窓ガイド部材28に上下に沿って設けられ、ドアガラス22をスライド可能に支持する。また、ドアインナパネル32及び補助ブラケット33のパネル取付部38への係合部分は、シール部材39で水や埃等が侵入しないようにシールされている。シール部材39には、エプトシールやスポンジシール等が用いられる。
シール部材39は、窓ガイド部材28に上下方向に沿って設けられている。窓ガイド部材28のシール部材39取付側と反対側の車外側にも、シール部材41が固定されている。シール部材41は、窓ガイド部材28に上下方向に沿って設けられている。ガーニッシュ26の先端部の車幅内側方向には、突出部26eが突き出ており、この突出部26eがシール部材41に固定されている。シール部材41は、突出部26eと組合されて、ガーニッシュ26の車体前方側の先端部と窓ガイド部材28との間から内部に、水や埃等が侵入しないようにシールする。なお、ガーニッシュ26の先端部は、図3に示す後部サッシュ23cの外面に露出したドアインナパネル32の取付穴32hと、補助ブラケット33の取付穴33hとに図示せぬボルトを用いて取り付けられている。
図5に示すように、ガーニッシュ26の後端部の車幅内側方向にも、突出部26fが突き出ており、この突出部26fがシール部材42に固定されている。シール部材42は、重合部34の前方側に組み付けられて、突出部26fとの組合せにより、ガーニッシュ26の後端部と重合部34との間から内部に、水や埃等が侵入しないようにシールする。
<実施形態の効果>
以上説明したように、本実施形態の車両用ドアは、外表面を形成するドアアウタパネル31の周縁部のアウタフランジ31aと、ドアアウタパネル31の車内側に設けられるドアインナパネル32の周縁部のインナフランジ32aとを重ね合わせて接合したドア(リアドア)12と、ドア12の外表面に設けられるハンドル装置としてのガーニッシュ26及びアウタハンドル25と、ドアアウタパネル31及びドアインナパネル32に沿って配置される補助ブラケット33とを備える。そして、補助ブラケット33、アウタフランジ31a及びインナフランジ32aの3枚が重ね合わされて接合される重合部34を備え、ガーニッシュ26を、重合部34に取り付けて構成した。
この構成によれば、ドアアウタパネル31及びドアインナパネル32の各フランジ31a,32aに補助ブラケット33を合わせ、3枚重ねで接合して重合部34とすることで、重合部34の強度及び剛性を高めた。この重合部34にガーニッシュ26を取り付けるので、アウタハンドル25を強固に取り付けることができる。このため、ドアアウタパネル31及びドアインナパネル32の車体後端部の接合フランジ31a,32a部分に、ガーニッシュ26を介してアウタハンドル25を取り付けることができる。従って、ガーニッシュ26のアウタハンドル25を掴むための手入れ凹部26pを車体後端部に近づけて設けることができるので、車体後端部分にガーニッシュ26を介してアウタハンドル25を取り付けることができる。
上述したドア12は、ドア本体部21と、当該ドア本体部21の上方に設けられると共に窓開口部29を形成するドアサッシュ部23とを備え、ドアサッシュ部23は、車体前方側の前部サッシュ23bと、車体上方側の上部サッシュ23aと、車体後方側の後部サッシュ23cとから構成されている。後部サッシュ23cの後端部には、重合部34が設けられ、当該重合部34にガーニッシュ26を介してアウタハンドル25が取り付けられている。
この構成によれば、ガーニッシュ26の手入れ凹部26pを後部サッシュ23cの後端に近づけて配置できるため、後部サッシュ23cの車体前後方向の幅を短くでき、窓開口部29を大きく確保したままドア12の大型化を抑制することができる。
上述したドアアウタパネル31の窓開口部側の端部は、重合部34の近傍に設けられることを特徴とする。
この構成によれば、重合部34にハンドル装置が取り付けられることから、ドアアウタパネル31のハンドル装置に覆われて車外側から見えない部位を、重合部34の近傍でカットすることができる。つまり、重合部34の構成要素であるアウタフランジ31aの近傍で、ドアアウタパネル31をカットすることができる。このため、ハンドル装置の手入れ凹部をアウタフランジ31aのカットした端部に近づけて配置することができる。従って、手入れ凹部を車体後端部に近づけて配置することができる。
上述したドアインナパネル32は、窓開口部29を画成する窓開口フランジ32bを備え、補助ブラケット33は、窓開口フランジ32bまで延びて当該窓開口フランジ32bに接合されている。
この構成によれば、補助ブラケット33が、重合部34から窓開口フランジ32bまで延びて設けられているため、インナパネルと補助ブラケット33との間に閉断面を形成することができる。このため、窓開口フランジ32bの剛性を、より高めることができる。
上述した窓開口部29を開閉するドアガラス22が設けられ、ドアガラス22の後縁をガイドする窓ガイド部材28が設けられ、窓ガイド部材28は、窓開口フランジ32bと補助ブラケット33との接合部分に取り付けられている。
この構成によれば、窓ガイド部材28を窓開口フランジ32bと補助ブラケット33との接合部分に取り付けるので、窓ガイド部材28の支持剛性を、より向上させることができる。
上述した重合部34は、アウタハンドル25を支持するガーニッシュ26の取付部分を間に挟む両側が溶接されている。
この構成によれば、補助ブラケット33、ドアアウタパネル31及びドアインナパネル32の3枚重ねの重合部34においてガーニッシュ26の取付部分を間に挟む両側を溶接したので、重合部34の剛性をより高めることができる。これによって、アウタハンドル25を支持するガーニッシュ26の取り付け剛性を、より高めることができる。
<変形例>
上記実施形態では、図5に示すように、ドアアウタパネル31とドアインナパネル32との間に補助ブラケット33を介在させ、3枚の後端部を重ね合わせ接合して重合部34を形成した。この他、補助ブラケット33をドアインナパネル32の車内側に沿わせて配置し、補助ブラケット33、ドアインナパネル32及びドアアウタパネル31の3枚を重ね合わせ接合して重合部を形成してもよい。また、補助ブラケット33をドアアウタパネル31の車外側に配置して接合してもよい。この場合、補助ブラケット33は、ガーニッシュ26で覆われるので、車外側からは見えない状態となる。
10 車両
10A 車体
11 前部のドア
12 後部のドア(車両用ドア)
15 ドア開ロ部
21 ドア本体部
22 ドアガラス
29 窓開口部
26 ガーニッシュ
25 アウタハンドル
23 ドアサッシュ部
23a 上部サッシュ
23b 前部サッシュ
23c 後部サッシュ
25 アウタハンドル
26 ガーニッシュ
26a 穴
26b 凹部
26c 突起部
26p 手入れ凹部
27 ナット部材
27a 鍔部
28 窓ガイド部材
29 窓開口部
31 ドアアウタパネル
32 ドアインナパネル
31a アウタフランジ
31b 開口部
32 ドアインナパネル
32a インナフランジ
32b 窓開口フランジ
33 補助ブラケット
33a 補助ブラケットの後端部
33b,33c 開口部
34a ガーニッシュの取付穴
36 ドアシール
37 取付ボルト
38 パネル取付部
39,41,42 シール部材

Claims (5)

  1. 外表面を形成するドアアウタパネルの周縁部のアウタフランジと、当該ドアアウタパネルの車内側に設けられるドアインナパネルの周縁部のインナフランジとを重ね合わせて接合したドアと、
    前記ドアの外表面に設けられるハンドル装置と、
    前記ドアアウタパネル及び前記ドアインナパネルに沿って配置される補助ブラケットと、
    を備え、
    前記ドアは、ドア本体部と、当該ドア本体部の上方に設けられると共に窓開口部を形成するドアサッシュ部とを備え、
    前記ドアサッシュ部は、車体前方側の前部サッシュと、車体上方側の上部サッシュと、車体後方側の後部サッシュとから構成され、
    前記後部サッシュの後端部には、前記補助ブラケット、前記アウタフランジ及び前記インナフランジの3枚が重ね合わされて接合される重合部が設けられ、当該重合部に前記ハンドル装置が取り付けられている
    ことを特徴とする車両用ドア。
  2. 前記ドアアウタパネルの前記窓開口部側の端部は、前記重合部の近傍に設けられる
    ことを特徴とする請求項記載の車両用ドア。
  3. 前記ドアインナパネルは、前記窓開口部を画成する窓開口フランジを備え、
    前記補助ブラケットは、前記窓開口フランジまで延びて当該窓開口フランジに接合されている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ドア。
  4. 前記窓開口部を開閉するドアガラスが設けられ、
    前記ドアガラスの後縁をガイドする窓ガイド部材が設けられ、
    前記窓ガイド部材は、前記窓開口フランジと前記補助ブラケットとの接合部分に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項に記載の車両用ドア。
  5. 前記重合部は、前記ハンドル装置の取付部分を間に挟む両側が溶接されている
    ことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の車両用ドア。
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