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JP6120556B2 - 炭酸ガス発生装置の吹出口機構 - Google Patents

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JP6120556B2 JP2012279376A JP2012279376A JP6120556B2 JP 6120556 B2 JP6120556 B2 JP 6120556B2 JP 2012279376 A JP2012279376 A JP 2012279376A JP 2012279376 A JP2012279376 A JP 2012279376A JP 6120556 B2 JP6120556 B2 JP 6120556B2
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Description

本発明は、炭酸ガス発生装置の吹出口機構に関する。
周知の如く、二酸化炭素(CO2)は、農作物の生育(光合成)に不可欠である。殊に、冬季のハウス栽培において、ハウス内温度を下げないようハウスを密閉するので、CO2が不足する(農作物自身の光合成により)。また、CO2を増やすと生育が促進、収量が上がり、また、品質も向上することは、知られている。このCO2濃度は、大気中では、概ね300ppmであるが、作物が必要とする濃度は、1500〜2000ppmとなっている。但し、作物により、濃度は異なる(適量値は異なる)。
以上のような観点から、ハウスへのCO2供給方法は、例えば、日の出の2時間程前から、炭酸ガス発生装置を燃焼させ、日の出頃は燃焼を停止する制御である。しかし、光合成が盛んな日中の時間帯に、CO2を高濃度に保つための手段として、CO2濃度センサーによる炭酸ガス濃度管理・施用が行なわれている。例えば、燃焼時聞を短くし、かつ燃焼回数を、こまめに増す方法である。この方法による問題点は、着火時における炭酸ガス発生装置の二次燃焼板が、未燃ガスを再燃焼させるために必要な熱量を持っていないため(着火から概ね3分後には十分な熱量を持つ)、一酸化炭素(CO)が発生する。また、この炭酸ガス発生装置の燃焼停止の瞬間にもCOが発生する。その量自体は少ないために、以前なら作物の生長障害や、人体に対する障害(人的障害)は生じなかった。しかし、着火や燃焼停止回数が増すことで、COの排出量が増し、問題となっている。
そこで、このCOを、ハウス外に排出し、逆に必要とするCO2を、ハウス内に供給する装置が要求される。
この目的を達成できる炭酸ガス発生装置に関して、先行文献があるか否かを検討すると、例えば、特開2004−135639号公報と、実開平6−13438号公報、或いは実開昭51−106747号公報に記載の炭酸ガス発生装置がある。しかしながら、これらの文献は、CO2を、ハウス内に供給することに留まる構造であって、本発明が、意図するCOを、ハウス外に排出し、逆に必要とするCO2を、ハウス内に供給する装置とは云えない。
特開2004−135639号公報 実開平6−13438号公報 実開昭51−106747号公報
上記に鑑み、本発明は、作物の成長や品質向上に必要なCO2を、燃料の燃焼により発生し、作物に供給すること、また、CO2を濃度センサーで検知するか、又はタイマー等を利用し、必要に応じて、燃焼動作(燃料をポンプによってバーナーへ送り、バーナーにて缶体内へ噴霧するとともに着火・燃焼させることで、CO2を発生させる)し、このCO2を、送風機によってハウス内の空気と混合することで、CO2の温度を下げ、かつ加速された状態でハウス内に供給する。また、燃焼中(殊に着火時)においては不完全燃焼によるCOの発生を抑制するため、燃焼室内に二次燃焼板を設け、二次燃焼板を高温に保持して、未燃焼ガス、及び/又は、COを再度燃焼させる。そして、燃焼動作の終了時には、ポンプが停止して燃焼が終了後に、バーナーブロワにて燃焼室内のガスを十分に排出するとともに、送風機にて十分に燃焼室を冷却し、全ての動作を終了する。着火時に発生するCOを、ハウス外に排出し、全ての問題発生(作物の生長障害や、人的障害等)を無くし得る炭酸ガス発生装置の吹出口機構とする。(また、副次的には、燃焼動作の終了時に発生するCOを、ハウス外に排出する。)
本発明は、上記の特徴を発揮するために、下記の請求項1−6を提案する。
請求項1は、炭酸ガス発生装置の上部に設けた箱形の吹出口の下部の吸込開口(吸込開口管体)を、前記炭酸ガス発生装置の外装の上方開口に差入れ支持し、この上方開口を、前記炭酸ガス発生装置に連繋するとともに、この炭酸ガス発生装置の排出管に連通し、
前記吹出口の吹出開口(2b)の一方(ハウス内方向、2b1)は、ハウスに向かった開口するとともに、この前記吹出口の吹出開口(2b)の他方(ハウス外方向、2b2)は、ハウス外に向ったホースに連通する吹出装置であって、
前記吹出開口(2b)の一方(2b1)と、前記吹出開口(2b)の他方(2b2)の開閉を吹出口に設けた開閉弁で制御するとともに、この開閉弁を、作動機構及び駆動手段による弁構成か、又は形状記憶合金、アクチュエータによる弁構成か、更には人的手段による弁構成としたことを特徴とする炭酸ガス発生装置の吹出口機構である。
請求項2は、請求項1に記載の炭酸ガス発生装置の吹出口機構において、前記作動機構及び駆動手段による弁構成は、前記吹出口のチャンバーに設けた軸と、この軸に設けた仕切板と、前記軸を動かす機構で構成したことを特徴とする炭酸ガス発生装置の吹出口機構である。
請求項3は、請求項1に記載の炭酸ガス発生装置の吹出口機構において、前記作動機構及び駆動手段による弁構成は、前記吹出口のチャンバーに設けた軸と、この軸に設けた対のリンクと、この対のリンクの自由端にそれぞれ設けた各ダンパーと、前記軸を動かす機構で構成したことを特徴とする炭酸ガス発生装置の吹出口機構である。
請求項4は、請求項1に記載の炭酸ガス発生装置の吹出口機構において、前記形状記憶合金、アクチュエータによる弁構成は、前記吹出口のチャンバーに設けた軸と、この軸に設けた仕切板、ダンパーと、前記軸を回転する形状記憶合金、アクチュエータで構成したことを特徴とする炭酸ガス発生装置の吹出口機構である。
請求項5は、請求項1に記載の炭酸ガス発生装置の吹出口機構において、前記作動機構及び駆動手段による弁構成は、前記吹出口のチャンバーに設けた軸と、この軸に設けた仕切板、ダンパーと、前記軸を動かす機構で構成したことを特徴とする炭酸ガス発生装置の吹出口機構である。
請求項6は、請求項3に記載の炭酸ガス発生装置の吹出口機構において
前記リンクは、前記軸に設けた第一リンクと、この第一リンクの自由端に設けた第二・第三リンクと、この第二・第三リンクに設けた前記ダンパーとで構成したことを特徴とする炭酸ガス発生装置の吹出口機構である。
請求項1の発明は、炭酸ガス発生装置の吹出口を、開閉弁を介して、ハウス内方向と、ハウス外方向に開閉する構造であるので、作物の成長や品質向上に必要なCO2を、燃料の燃焼により発生し、作物に供給できること、また、CO2を濃度センサーで検知するか、又はタイマー等を利用し、必要に応じて、燃焼動作し、CO2を、送風機によってハウス内の空気と混合するとともに、缶体内に、空気取入れ孔より吸込まれたハウス内の空気は、送風機により隙間に到った後、排出管より排出された燃焼ガスと混合、かつ降温されてCO2となり、CO2は、加速された状態で、吸込開口より、吹出口に到り、CO2の温度を下げ、かつ加速された状態でハウス内に供給できる。また、燃焼中においては不完全燃焼によるCOの発生を抑制するため、燃焼室内に二次燃焼板を設け、二次燃焼板を高温に保持して、COを再度燃焼する。燃焼動作の終了時には、ポンプが停止して燃焼が終了後に、バーナーブロワにて燃焼室内のガスを十分に排出するとともに、送風機にて十分に燃焼室を冷却し、全ての動作を終了する。着火時に発生するCOを、ハウス外に排出し、全ての問題発生(作物の生長障害や、人的障害等)を無くし得る炭酸ガス発生装置の吹出口機構とする。

請求項2の発明は、作動機構及び駆動手段による弁構成を、吹出口のチャンバーに設けた軸と、軸に設けた仕切板と、軸を動かす機構で構成したので、指令で、開閉弁を確実に開閉動作でき、かつCO2を、ハウス内に、また、COを、ハウス外に排出できる。
請求項3の発明は、作動機構及び駆動手段による弁構成を、吹出口のチャンバーに設けた軸と、軸に設けた対のリンクと、対のリンクの自由端に設けた各ダンパーと、軸を動かす機構で構成したので、指令で、開閉弁を確実に開閉動作でき、かつCO2を、ハウス内に、また、COを、ハウス外に排出できる。
請求項4の発明は、形状記憶合金、アクチュエータによる弁構成を、吹出口のチャンバーに設けた軸と、軸に設けた仕切板、ダンパーと、軸を回転する形状記憶合金、アクチュエータで構成したので、開閉弁を確実に、自動的に開閉動作でき、かつCO2を、ハウス内に、また、COを、ハウス外に排出できる。
請求項5の発明は、作動機構及び駆動手段による弁構成を、吹出口のチャンバーに設けた軸と、軸に設けた仕切板、ダンパーと、軸を動かす機構で構成したので、指令で、開閉弁を確実に開閉動作でき、かつCO2を、ハウス内に、また、COを、ハウス外に排出できる。
請求項6の発明は、リンクは、軸に設けた第一リンクと、第一リンクの自由端に設けた第二・第三リンクと、第二・第三リンクに設けたダンパーとで構成したので、指令で、開閉弁を確実に開閉動作でき、かつCO2を、ハウス内に、また、COを、ハウス外に排出できる。
吹出口機構を備えた炭酸ガス発生装置の一部欠截の全体側面図 吹出口機構を備えた炭酸ガス発生装置の全体正面図 第一案の開閉弁となる仕切板であって、燃焼時の状態を示した平面模式図 第一案の開閉弁となる仕切板であって、着火直前/燃焼停止時の状態を示した平面模式図 図3−2の端面図 図3−1等に示した仕切板の斜視図 第二案の開閉弁となる対のダンパーであって、燃焼時の状態を示した平面模式図 第二案の開閉弁となる対のダンパーであって、着火直前/燃焼停止時の状態を示した平面模式図 第三案の開閉弁となるフード形式のダンパーであって、燃焼時の状態を示した平面模式図 第三案の開閉弁となるダンパーであって、着火直前/燃焼停止時の状態を示した平面模式図 図5−1等に示したダンパーの斜視図 開閉弁の仕組み(構造)が、第四案であって、形状記憶合金かアクチュエータで作動するダンパーであって、燃焼時の状態を示した側面模式図 開閉弁の仕組みが、第五案であって、スプリングで作動するダンパーであって、燃焼時の状態を示した側面模式図
図1、図2は炭酸ガス発生装置であり、この炭酸ガス発生装置を説明すると、長方形状の外装1の中心には、間隔A1を設けて燃焼室となる缶体100が設けられている。この缶体100の側面(図1において、左方向)には、バーナー101の噴射口が設けられる。また、この缶体100の上部には、上方(図1において、向かって上方向)に向かった燃焼ガスの排出管102(拡散用傘付き)が設けられる。この缶体100の下部には(図1において、向かって下方向)、送風機103が設けられている。図中104は燃料を送るポンプ、105は缶体100の下部壁板に、複数個設けた空気取入れ孔を設け、この缶体100にハウス内(外)の空気を取入れる。図中106は制御装置を示す。この制御装置106は、バーナー101、送風機103、又はポンプ104等のコントロールをする。
この炭酸ガス発生装置の上部(排出管102の上方)に箱形の吹出口2が設けられており、この吹出口2の下部の吸込開口2a(吸込開口管体)を、外装1の上方開口1aに差入れ、この上方開口1aと連繋するとともに、排出管102に連通し、また、吹出開口2bの一方2b1(ハウス内方向)は、ハウスXに向かって開口するとともに、また、他方2b2(ハウス外方向)はハウス外に開口するホース3に連通する。この吹出口2には、吹出開口2bの一方2b1と他方2b2を、交互に開閉する開閉弁が設けられる。この開閉弁には、各構造が採用できるので、以下、好ましい一例を順次説明する。
開閉弁(又は仕組み)は、例えば、図3−1〜図3−3に示した第一案と、図4−1、図4−2に示した第二案、並びに図5−1、図5−2に示した第三案と、又は図6に示した第四案と、図7に示した第五案等がある。この開閉弁の制御は、人による操作も可能である。
第一案は、半截箱形の仕切板5であり、この仕切板5を、吹出口2のケーシング200の中心に支持した軸6に枢着する。仕切板5の、例えば、下部(図3−3において、向かって下方)に第一吸込開口5aを設け、この第一吸込開口5aは、吹出口2の吸込開口2aを介して、外装1の上部開口1a(排出管102)に連通する。また、仕切板5の前面(図3−3において、向かって左方)に第一吹出開口5bを設け、この第一吹出開口5bは、吹出開口2bに連通する。また、仕切板5の上部(図3−3において、向かって上方)と、背面(図3−3において、向かって右方)に壁板を設けて弁体5cを構成する。この弁体5cで吹出開口2bを開閉する。即ち、この弁体5cの回転方向により、吹出開口2bの一方2b1と他方2b2を、交互に開閉する構造であり、所謂、吹出開口2bの他方2b2を開放し(一方2b1は閉塞)、炭酸ガス発生装置の着火時と、燃焼停止の瞬間に発生するCOを、ホース3を介して、ハウス外に排出する。また、吹出開口2bの一方2b1を開放し(他方2b2は閉塞)、その炭酸ガス発生装置の燃焼時において、生成されたCO2を、ハウス内に供給する。前記一方2b1の閉塞は、COのハウス内への誤った送風を無くす(停止動作である)。また、前記他方2b2の閉塞は、CO2のハウス外への誤った送風を無くす(停止動作である)。尚、軸6は、モータ7等の駆動手段、後述する、アクチュエータ、又はスプリング人的手段(軸を回転する機構)で回転(動く)する。このモータ7は自動・手動制御で行い、また、遠隔操作等も可能である。
第二案は、対のダンパー8、9であり、このダンパー8、9を、吹出口2のケーシング200の中心に支持した軸6に軸止した、後述するリンク機構に設ける。このリンク機構は、軸6に枢着した第一リンク10と、この第一リンク10の両端に枢支した対の第二・第三リンク11、12と、この第二・第三リンク11、12に設けた軸11a、12aで構成する。尚、この軸11a、12aは、ケーシング200に支持される。図示の如く、ダンパー8、9の基端は、第二・第三リンク11、12の先端(軸11a、12aが設けられた側)に枢着される。従って、第一リンク10が回転することで、第二・第三リンク11、12が、それぞれ軸11a、12aを基点として、図4−1に示した、ダンパー8が、略90°の矢視方向(X1)に可動した際には、図示の如く、ダンパー8が、吹出開口2bの他方2b2を閉塞するとともに、ダンパー9が、吹出開口2bの一方2b1を開放した状態で、CO2をハウス内に供給する(炭酸ガス発生装置の燃焼時を示している)。また、図4−2に示した、ダンパー9が、略90°の矢視方向(X2)に可動した際には、図示の如く、ダンパー9が、吹出開口2bの一方2b1を閉塞するとともに、ダンパー8が、吹出開口2bの他方2b2を開放した状態で、COは、ホース3を介してハウス外に排出する(炭酸ガス発生装置の着火時と、燃焼停止時を示している)。このダンパー8、9の可動により、吹出開口2bの一方2b1と他方2b2を、交互に開閉する構造であり、この開閉により、CO2の供給と停止を、また、COの排出と停止を図る。図中13はケーシング200の他方2b2の内方に設けた立設板で、タンパー8が閉塞時に当たり、吹出開口2bを閉塞する。その他は、前述の例に準ずる。
第三案は、インレットシャツタ―方式のダンパー15であり、このダンパー15は、フード150と、このフード150と相似形の底板151で構成する。このダンパー15の回転基点は、軸6に固定する。従って、軸6が回転することで、ダンパー15は、図5−1と図5−2において、左右方向に可動する。図5−1においては、左方向に可動し、吹出開口2bの他方2b2を閉塞し、吹出開口2bの一方2b1を開口した状態で、CO2をハウス内に供給する(炭酸ガス発生装置の燃焼時を示している)。また、図5−2においては、右方向に可動し、吹出開口2bの一方2b1を閉塞し、吹出開口2bの他方2b2を開口した状態で、COは、ホース3を介してハウス外に排出する(炭酸ガス発生装置の着火時と、燃焼停止時を示している)。このダンパー15の可動により、吹出開口2bの一方2b1と他方2b2を、交互に開閉する構造であり、この開閉により、CO2の供給と停止を、また、COの排出と停止を図る。その他は、前述の例に準ずる。
第四案は、第一案〜第三案で提示したモータ7に替り、形状記憶合金、アクチュエータ等の自動可動・復帰手段16により制御する構造を示している。尚、仕切板5、ダンパー8、9、15の構造は同じとする。
第五案は、第一案〜第三案で提示したモータ7に替り、スプリング等の自動可動・復帰手段17により制御する構造を示している。尚、仕切板5、ダンパー8、9、15の構造は同じとする。
この外装1を流れる空気C、燃焼ガスD、並びにCOとCO2等の流れを説明すると、バーナー101をONすると、その火炎Bが缶体100に噴射され、この缶体100内において燃焼ガスDが生成される燃焼時においては、缶体100内に、空気取入れ孔105より吸込まれたハウス内の空気Xは、送風機103により隙間A1に到った後、排出管102より排出された燃焼ガスDと混合、かつ降温されてCO2となり、このCO2は、加速された状態で、吸込開口2aより、吹出口2に到る。このようにして、吹出口2に到ると、吹出開口2bの一方2b1より、ハウス内に供給する。この燃焼中においては不完全燃焼によるCOの発生を抑制するため、燃焼室内に、図示しない、高温に保持された二次燃焼板を設けて、この未燃ガスを再度燃焼させる。燃焼動作の終了時には、ポンプ104が停止して燃焼が終わったあとに、バーナー101をOFFし、図示しない、バーナーブロワを利用して、燃焼室内のガスを十分に排出するとともに、送風機103で缶体100等(燃焼室)を冷却してから、全ての動作が終了する。
また、炭酸ガス発生装置の着火時においては、缶体100内、及び/又は、二次燃焼板が十分に温まっていないことから、COが発生する。このCOは、前述と同様に、加速された状態で、吸込開口2aより、吹出口2に到る。このようにして、吹出口2に到ると、吹出開口2bの他方2b2より、ホース3を経由してハウス外に排出される。
前述した各構造は、本発明の好ましい一例の説明である。従って、本発明は上述した各実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨の範囲において構成の一部を変更する構造とか、同じ特徴と効果を達成できる構造、等は、本発明の範疇である。
1 外装
1a 上方開口
100 缶体
101 バーナー
102 排出管
103 送風機
104 ポンプ
105 空気取入れ孔
106 制御装置
2 吹出口
2a 吸込開口
2b 吹出開口
2b1 一方
2b2 他方
3 ホース
5 仕切板
5a 第一吸込開口
5b 第一吹出開口
5c 弁体
6 軸
7 モータ
8 ダンパー
9 ダンパー
10 第一リンク
11 第二リンク
11a 軸
12 第三リンク
12a 軸
13 立設板
15 ダンパー
150 フード
151 底板
16 自動可動・復帰手段
17 自動可動・復帰手段
A1 間隔
B 火炎
C 空気
D 燃焼ガス
X1 矢視方向
X2 矢視方向

Claims (6)

  1. 炭酸ガス発生装置の上部に設けた箱形の吹出口の下部の吸込開口(吸込開口管体)を、前記炭酸ガス発生装置の外装の上方開口に差入れ支持し、この上方開口を、前記炭酸ガス発生装置に連繋するとともに、この炭酸ガス発生装置の排出管に連通し、
    前記吹出口の吹出開口(2b)の一方(ハウス内方向、2b1)は、ハウスに向かった開口するとともに、この前記吹出口の吹出開口(2b)の他方(ハウス外方向、2b2)は、ハウス外に向ったホースに連通する吹出装置であって、
    前記吹出開口(2b)の一方(2b1)と、前記吹出開口(2b)の他方(2b2)の開閉を吹出口に設けた開閉弁で制御するとともに、この開閉弁を、作動機構及び駆動手段による弁構成か、又は形状記憶合金、アクチュエータによる弁構成か、更には人的手段による弁構成としたことを特徴とする炭酸ガス発生装置の吹出口機構。
  2. 請求項1に記載の炭酸ガス発生装置の吹出口機構において、前記作動機構及び駆動手段による弁構成は、前記吹出口のチャンバーに設けた軸と、この軸に設けた仕切板と、前記軸を動かす機構で構成したことを特徴とする炭酸ガス発生装置の吹出口機構。
  3. 請求項1に記載の炭酸ガス発生装置の吹出口機構において、前記作動機構及び駆動手段による弁構成は、前記吹出口のチャンバーに設けた軸と、この軸に設けた対のリンクと、この対のリンクの自由端にそれぞれ設けた各ダンパーと、前記軸を動かす機構で構成したことを特徴とする炭酸ガス発生装置の吹出口機構。
  4. 請求項1に記載の炭酸ガス発生装置の吹出口機構において、前記形状記憶合金、アクチュエータによる弁構成は、前記吹出口のチャンバーに設けた軸と、この軸に設けた仕切板、ダンパーと、前記軸を回転する形状記憶合金、アクチュエータで構成したことを特徴とする炭酸ガス発生装置の吹出口機構。
  5. 請求項1に記載の炭酸ガス発生装置の吹出口機構において、前記作動機構及び駆動手段による弁構成は、前記吹出口のチャンバーに設けた軸と、この軸に設けた仕切板、ダンパーと、前記軸を動かす機構で構成したことを特徴とする炭酸ガス発生装置の吹出口機構。
  6. 請求項3に記載の炭酸ガス発生装置の吹出口機構において
    前記リンクは、前記軸に設けた第一リンクと、この第一リンクの自由端に設けた第二・第三リンクと、この第二・第三リンクに設けた前記ダンパーとで構成したことを特徴とする炭酸ガス発生装置の吹出口機構。
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