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JP6116370B2 - カップ状容器、カップ状容器の開封方法、及びカップ状容器の密封方法 - Google Patents

カップ状容器、カップ状容器の開封方法、及びカップ状容器の密封方法 Download PDF

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Description

本発明は、カップ状容器、カップ状容器の開封方法、及びカップ状容器の密封方法に関するものである。
カップ状容器は、例えばゼリー、ヨーグルト等の食品(内容物)を収納する容器として知られており、開口がシート体によって閉塞された有底筒状の容器体を備えている。そして、使用する場合には、例えば容器体を把持しながらシート体を剥離することで、内容物を取り出すことが可能となる。ところが、シート体を剥離する開封時に、内容物の一部(内容物と共に収納されている保存液等の液体等を含む)が外部に飛散する可能性がある。
例えば、ゼリー等において、内容物とシート体との間に隙間が形成されない状態となるように内容物が満量充填されているカップ状容器については、内容物が外部へ飛散することに特に注意が必要となる。
そこで、例えば下記特許文献1に記載されているような、容器体の胴部が弾性を有する横長楕円形状に形成されているカップ状容器が知られている。このカップ状容器によれば、胴部に対して径方向内側に外力を加えて該胴部を横長楕円形状から横断面視円形状に弾性変形させることで、容器体の内部容積を増加させることが可能とされている。これにより、内容物の上面を低下させることができ、開封時における外部への飛散を抑制することが可能とされる。
特開平10−324369号公報
しかしながら、上記した従来のカップ状容器では、開封時、胴部を把持し続けて、弾性変形を維持しておく必要があるので、使い難いうえ、胴部が横長楕円形状に復元変形してしまい、内容物が飛散する場合があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、内容物の飛散をより効果的に抑制することができるカップ状容器、カップ状容器の開封方法、及びカップ状容器の密封方法を提供することである。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
(1)本発明に係るカップ状容器は、内容物が収納される有底筒状の容器体と、前記容器体の上端開口縁に形成され、該容器体の開口を閉塞するシート体が剥離可能に固着される環状のフランジと、を備え、前記容器体の底部には、容器外方に向けて反転変形可能な反転変形部が形成され、前記底部の底壁部は、外周縁部に位置する環状の接地部と、該接地部に径方向内側から連なり上方に向けて延びる立ち上がり周壁部と、該立ち上がり周壁部の上端部に連なり上方に向けて膨らむ有頂筒状の陥没筒部と、を備え、前記陥没筒部は、上方に向けて突の屈曲部を介して前記立ち上がり周壁部の上端部に連結されると共に、前記屈曲部を中心に反転変形可能とされ、前記反転変形部として機能することを特徴とする。
本発明に係るカップ状容器によれば、内容物が容器体に収納されてから開封に至るまでの間、或いは開封直前に、例えば容器体の内圧を上昇させる等して反転変形部を容器外方に向けて反転変形させることで、容器体の内部容積を増加させることができる。これにより、内容物の上面を下げることができ、開封時に内容物が飛散することを抑制することができる。特に、反転変形部は容器外方に向けて反転変形するので、一度変形するとその状態が維持される。従って、内容物の上面を下げたままの状態にしておくことができ、開封時における内容物の飛散を効果的に抑制することができる。また、例えば開封時に容器体を把持することで反転変形部を反転変形させる場合であっても、従来のものとは異なり、容器体を把持し続けて外力を加え続ける必要がないので使用し易く、利便性に優れている。
さらに、例えば容器体の内圧が上昇すると、陥没筒部が屈曲部を中心に下方に向けて(容器外方に向けて)反転変形し、それにより容器体の内部容積を増加させて、内容物の上面を下げることができる。その結果、開封時における内容物の飛散を抑制することができる。特に、陥没筒部は上方に向けて膨らんだ有頂筒状に形成されているうえ、屈曲部を介して立ち上がり周壁部の上端部に連結されているので、容器体の内圧上昇等に伴ってスムーズに反転変形し易い。従って、例えば開封直前であっても速やかに内容物の上面を下げることができ、飛散を確実に抑制できる。さらに、人目に触れ難い容器体の底壁部に形成される陥没筒部を反転変形部としているので、容器体のデザイン性が低下することを抑制することができる。
(2)上記本発明に係るカップ状容器において、前記容器体は、シート材を熱成形することで形成されたシート成形体であることが好ましい。
この場合には、容器体をシート材を利用した熱成形(サーモフォーミング成形)で形成できるので、効率良く製造でき生産性を高めることができる。
(3)本発明に係るカップ状容器の開封方法は、内容物が収納された有底筒状の容器体と、前記容器体の上端開口縁に形成された環状のフランジに剥離可能に固着され、前記容器体の開口を閉塞して前記内容物を密封するシート体と、を備え、前記容器体の底部には、容器外方に向けて反転変形可能な反転変形部が形成され、前記底部の底壁部は、外周縁部に位置する環状の接地部と、該接地部に径方向内側から連なり上方に向けて延びる立ち上がり周壁部と、該立ち上がり周壁部の上端部に連なり上方に向けて膨らむ有頂筒状の陥没筒部と、を備え、前記陥没筒部が、上方に向けて突の屈曲部を介して前記立ち上がり周壁部の上端部に連結されると共に、前記屈曲部を中心に反転変形可能とされ、前記反転変形部として機能するカップ状容器の開封方法であって、前記容器体の内圧を上昇させることで、前記屈曲部を中心に前記反転変形部を容器外方に向けて反転変形させる工程と、前記反転変形部が反転変形した後、前記シート体を前記フランジから剥離することで開封を行う工程と、を備えることを特徴とする。
(4)本発明に係るカップ状容器の密封方法は、内容物が収納された有底筒状の容器体と、前記容器体の上端開口縁に形成された環状のフランジに剥離可能に固着され、前記容器体の開口を閉塞して前記内容物を密封するシート体と、を備え、前記容器体の底部には、容器外方に向けて反転変形可能な反転変形部が形成され、前記底部の底壁部は、外周縁部に位置する環状の接地部と、該接地部に径方向内側から連なり上方に向けて延びる立ち上がり周壁部と、該立ち上がり周壁部の上端部に連なり上方に向けて膨らむ有頂筒状の陥没筒部と、を備え、前記陥没筒部が、上方に向けて突の屈曲部を介して前記立ち上がり周壁部の上端部に連結されると共に、前記屈曲部を中心に反転変形可能とされ、前記反転変形部として機能するカップ状容器の密封方法であって、前記屈曲部を中心に前記反転変形部が容器外方に向けて予め変形した状態で成形された前記容器体内に前記内容物を充填した後、前記屈曲部を中心に前記反転変形部を容器内方に向けて反転変形させる、或いは前記屈曲部を中心に容器外方に向けて予め変形した状態で成形された前記反転変形部を、前記屈曲部を中心に容器内方に向けて反転変形させた後、前記容器体内に前記内容物を充填する工程と、前記内容物の充填後、前記シート体を前記フランジに固着して前記容器体の開口を閉塞し、前記内容物を密封する工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、内容物の飛散をより効果的に抑制することができる。
本発明に係るカップ状容器の実施形態を示す縦半断面図である。 図1に示すカップ状容器における容器体の上面図(シート体を取り外した状態)である。 図1に示す容器体の底部側を拡大した縦断面図である。 図1に示す状態からシート体を剥離した状態を示す図である。
以下、本発明に係るカップ状容器の実施形態について図面を参照して説明する。
〔カップ状容器の構成〕
図1に示すように、本実施形態のカップ状容器1は、図示しない内容物が収納される有底筒状の容器体2と、この容器体2の開口を閉塞するシート体3と、を備えている。
なお、シート体3は、カップ状容器1を構成する必須な部材ではない。また、内容物としては、例えばゼリーやヨーグルト等の食品が挙げられるが、この場合に限定されるものではない。また、以下の説明において、内容物の上面とは、容器体2の内部に収納されている内容物そのものの上面や、内容物と共に収納される保存液等の液面をいう。
以下、容器体2の横断面の中央を通る直線を容器軸Oといい、この容器軸Oに沿ったシート体3側を上側、容器体2の底部11側を下側とする。また、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
(容器体)
容器体2は、例えば合成樹脂材料で形成されており、胴部10と底部11とで上方に開口した有底筒状に形成されている。
胴部10は、図1及び図2に示すように、横断面視六角形状に形成された胴部本体15と、胴部本体15の上端部に連設され、横断面視円形状に形成された上側部分16と、を有している。胴部本体15は、上側部分16との接続部分から下方に向かうにしたがい漸次縮径するテーパ状に形成されている。上側部分16の上端開口縁には、径方向外側に向けて突出すると共に周方向に沿って延びる環状のフランジ17が形成されている。
底部11は、図1〜図3に示すように、胴部本体15の下端開口部を閉塞し、且つ外周縁部が接地部21とされた底壁部20を備えている。この底壁部20は、接地部21に対して径方向内側から連なり上方に向けて延びる立ち上がり周壁部22と、この立ち上がり周壁部22の上端部に連なり上方に向けて膨らむ有頂筒状の陥没筒部23と、をさらに備えている。
接地部21は、立ち上がり周壁部22に連結される内周形状が平面視円形状とされ、且つ胴部本体15の下端部に連結される外周形状が胴部本体15の形状に倣って六角形状に形成されている。立ち上がり周壁部22は、接地部21との連結部分から上方に向かうにしたがい漸次縮径する円筒状に形成されている。
陥没筒部23は、陥没周壁部23aと、該陥没周壁部23aの上端部に連結された頂壁23bと、で有頂筒状に形成されている。陥没周壁部23aは、上方に向けて突の屈曲部25を介して立ち上がり周壁部22の上端部に連結されており、屈曲部25との連結部分から上方に向かうにしたがい漸次縮径し、上端部が頂壁23bの外周縁部に連結されている。
このように構成された陥没筒部23は、屈曲部25を中心として下方に向けて(容器外方に向けて)反転変形可能とされている。つまり、陥没筒部23は容器外方に向けて反転変形可能な反転変形部として機能し、例えば容器体2の内圧上昇に伴って反転変形する。
なお、陥没筒部23の形状は上記した場合に限定されるものではなく、例えば頂壁23bを具備せずに、上方にカップ状やドーム状(半球状)に膨らむ形状であっても良い。
(シート体)
上記シート体3は、図1に示すように、例えば合成樹脂の単層或いは積層シート、又は金属薄膜層と合成樹脂層とが積層された積層シート等であり、容器体2におけるフランジ17の上面に対して剥離可能に固着されている。これにより、容器体2の開口を閉塞し、内容物を密封している。
なお、固着方法としては、例えば圧着、熱溶着や接着等の方法等が挙げられるが、剥離可能に固着できれば、いずれの方法に限定されるものではない。
〔カップ状容器の作用〕
次に、上述したように構成されたカップ状容器1の作用について説明する。
このカップ状容器1によれば、例えば容器体2を把持しながら、図4に示すように、シート体3をフランジ17から剥離させることで開封を行うことができ、内容物を取り出すことが可能となるが、この開封時、シート体3を剥離する前に容器体2の胴部10を径方向内側に押圧して、容器体2の内圧を高めることで内容物の上面を下げることが可能となる。
具体的には、容器体2の内圧を上昇させると、図3に示すように、反転変形部である陥没筒部23を、屈曲部25を中心に下方に向けて反転変形させることができ、それにより容器体2の内部容積を増加させて内容物の上面を下げることができる。その結果、開封時における内容物の飛散を抑制することができる。
特に、陥没筒部23は、容器外方である下方に向けて反転変形するので、図4に示すように、一度変形するとその状態が維持される。従って、内容物の上面を下げたままの状態にしておくことができ、開封時における内容物の飛散を効果的に抑制することができる。また、従来のものとは異なり、容器体2を把持し続けて外力を加え続ける必要がないので、使用し易く、利便性に優れている。
さらに、陥没筒部23は上方に向けて膨らんだ有頂筒状に形成されているうえ、上方に向けて突の屈曲部25を介して立ち上がり周壁部22の上端部に連結されているので、容器体2の内圧上昇に伴ってスムーズに反転変形し易い。従って、シート体3を剥離する直前であっても、速やかに内容物の上面を下げることができ、飛散を確実に抑制することができる。
加えて、人目に触れ難い容器体2の底壁部20に形成される陥没筒部23を反転変形部としているので、容器体2のデザイン性が低下することを抑制することができる。
なお、反転変形時、陥没筒部23が接地部21よりも下方に突出しないように形成しても構わないし、接地部21よりも下方に突出するように形成しても構わない。
ところで、上記の説明では、開封時において、シート体3を剥離する直前に容器体2の胴部10を径方向内側に押圧することで容器体2の内圧を高め、それにより陥没筒部23を反転変形させて内容物の上面を下げる場合を例にして説明したが、この場合に限定されるものではない。即ち、内容物が容器体2に収納されてから開封に至るまでの間に反転変形させても構わない。
内容物が容器体2に収納されてから開封に至るまでの間に反転変形させる場合としては、例えば、容器体2への内容物(所定温度に加熱された状態)の充填時以降、充填圧力や内容物の温度、重量等を利用して陥没筒部23を反転変形させても構わない。また、加熱殺菌工程における容器体2の内圧上昇や、出荷前に容器体2を外方から押圧する工程等によって陥没筒部23を反転変形させても構わない。これらの場合には、内容物の上面を下げた状態で出荷することができ、その後の開封時に、同様に内容物の飛散を抑制することができる。
さらに、陥没筒部23を図4に示す状態で成形した後、内容物を充填する前、または充填後に陥没筒部23を図1に示す状態に反転変形させ、その後に内容物が充填された容器体2をシート体3で封止してもよい。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、容器体2の底壁部20に形成された陥没筒部23を反転変形部とした場合を例に挙げて説明したが、陥没筒部23に代えて、容器体2の胴部10に反転変形部を形成しても構わないし、陥没筒部23と共に容器体2の胴部10に反転変形部を形成しても構わない。
なお、胴部10に反転変形部を形成する場合には、例えば胴部本体15の少なくとも一部に、径方向外側に向けて反転変形するように形成すれば良い。但し、上述したように、人目に触れ難い底部11に設けることがデザイン性の観点上、好ましい。
また、上記実施形態では、容器体2の胴部本体15を横断面視六角形状としたが、この形状に限定されるものではなく、例えば六角形状以外の多角形状でも構わないし、横断面視円形状や楕円形状等でも構わない。
また、容器体2としては、合成樹脂製のシート材を熱成形(サーモフォーミング成型)することで形成されたシート成形体としても構わない。この場合には、サーモフォーミング成型で容器体2を効率良く製造できるので、カップ状容器1の生産性を高めることができる。
1…カップ状容器
2…容器体
10…容器体の胴部
11…容器体の底部
17…フランジ
20…底壁部
21…接地部
22…立ち上がり周壁部
23…陥没筒部(反転変形部)
25…屈曲部

Claims (4)

  1. 内容物が収納される有底筒状の容器体と、
    前記容器体の上端開口縁に形成され、該容器体の開口を閉塞するシート体が剥離可能に固着される環状のフランジと、を備え、
    前記容器体の底部には、容器外方に向けて反転変形可能な反転変形部が形成され、
    前記底部の底壁部は、
    外周縁部に位置する環状の接地部と、
    該接地部に径方向内側から連なり上方に向けて延びる立ち上がり周壁部と、
    該立ち上がり周壁部の上端部に連なり上方に向けて膨らむ有頂筒状の陥没筒部と、を備え、
    前記陥没筒部は、上方に向けて突の屈曲部を介して前記立ち上がり周壁部の上端部に連結されると共に、前記屈曲部を中心に反転変形可能とされ、前記反転変形部として機能することを特徴とするカップ状容器。
  2. 請求項1に記載のカップ状容器において、
    前記容器体は、シート材を熱成形することで形成されたシート成形体であることを特徴とするカップ状容器。
  3. 内容物が収納された有底筒状の容器体と、前記容器体の上端開口縁に形成された環状のフランジに剥離可能に固着され、前記容器体の開口を閉塞して前記内容物を密封するシート体と、を備え、
    前記容器体の底部には、容器外方に向けて反転変形可能な反転変形部が形成され、
    前記底部の底壁部は、外周縁部に位置する環状の接地部と、該接地部に径方向内側から連なり上方に向けて延びる立ち上がり周壁部と、該立ち上がり周壁部の上端部に連なり上方に向けて膨らむ有頂筒状の陥没筒部と、を備え、
    前記陥没筒部が、上方に向けて突の屈曲部を介して前記立ち上がり周壁部の上端部に連結されると共に、前記屈曲部を中心に反転変形可能とされ、前記反転変形部として機能するカップ状容器の開封方法であって、
    前記容器体の内圧を上昇させることで、前記屈曲部を中心に前記反転変形部を容器外方に向けて反転変形させる工程と、
    前記反転変形部が反転変形した後、前記シート体を前記フランジから剥離することで開封を行う工程と、を備えることを特徴とするカップ状容器の開封方法。
  4. 内容物が収納された有底筒状の容器体と、前記容器体の上端開口縁に形成された環状のフランジに剥離可能に固着され、前記容器体の開口を閉塞して前記内容物を密封するシート体と、を備え、
    前記容器体の底部には、容器外方に向けて反転変形可能な反転変形部が形成され、
    前記底部の底壁部は、外周縁部に位置する環状の接地部と、該接地部に径方向内側から連なり上方に向けて延びる立ち上がり周壁部と、該立ち上がり周壁部の上端部に連なり上方に向けて膨らむ有頂筒状の陥没筒部と、を備え、
    前記陥没筒部が、上方に向けて突の屈曲部を介して前記立ち上がり周壁部の上端部に連結されると共に、前記屈曲部を中心に反転変形可能とされ、前記反転変形部として機能するカップ状容器の密封方法であって、
    前記屈曲部を中心に前記反転変形部が容器外方に向けて予め変形した状態で成形された前記容器体内に前記内容物を充填した後、前記屈曲部を中心に前記反転変形部を容器内方に向けて反転変形させる、或いは前記屈曲部を中心に容器外方に向けて予め変形した状態で成形された前記反転変形部を、前記屈曲部を中心に容器内方に向けて反転変形させた後、前記容器体内に前記内容物を充填する工程と、
    前記内容物の充填後、前記シート体を前記フランジに固着して前記容器体の開口を閉塞し、前記内容物を密封する工程と、を備えることを特徴とするカップ状容器の密封方法。
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