JP6116058B2 - 作業工具 - Google Patents
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Description
図2〜図4に示すように、本体部103は、駆動モータ111を収容したモータハウジング105と、運動変換機構113、打撃要素115及び動力伝達機構117を収容したギアハウジング107を主体として構成されている。ギアハウジング107は、先端領域にツールホルダ137を保持するベアリング137aを支持するためのベアリング支持部107aと、ギアハウジング107の内部と外部を連通する開口部107bを有している。駆動モータ111は、本発明における「モータ」に対応する実施構成例である。また、運動変換機構113、打撃要素115及び動力伝達機構117が、本発明における「駆動機構」に対応する実施構成例である。また、本体部103が、本発明における「本体部」に対応する実施構成例である。
図4に示すように、ハンドル109は、作業者がハンマドリル101を保持するための樹脂製のメインハンドルとして形成されており、ハンドル後側部分150とハンドル前側部分155を主体として構成されている。ハンドル後側部分150は、作業者が把持するグリップ部151と、グリップ部151の前方に配置された円筒状のハウジング部152を主体として構成されている。グリップ部151は、ハウジング部152の後端部からハンマビット119の長軸方向に交差する下方に向かって延在するように設けられている。グリップ部151の先端部は、自由端として構成され、駆動モータ111に電気を供給するための電源ケーブルが設けられている。なお、ハウジング部152には、前方に突出する係合凸部153が設けられている。このグリップ部151が、本発明における「把持部」に対応する実施構成例である。
図7に示すように、補助ハンドル190は、ハンドル109の補助ハンドル装着部156に取り付けられるように構成されている。 補助ハンドル190は、把持部191と装着部195を主体として構成されている。把持部191は、グリップ部192、フランジ部193およびボルト194を備えている。グリップ部192は、樹脂製の略円筒状部材であり、作業者に把持されるように構成されている。フランジ部193は、グリップ部192の一端側に設けられおり、ボルト194が当該フランジ部193から突出するように設けられている。装着部195は、係合バンド196、ナット197およびバンド保持部198を備えている。係合バンド196は、環状に形成されたバンド状部材であり、バンド状部材の端部は、ナット197に連結されている。係合バンド196の外側には、バンド保持部198が形成されている。このバンド保持部198の中央領域には、ボルト194が貫通する貫通孔が形成されている。
以上のハンマドリル110においては、作業者がトリガ109aを引くことで、駆動モータ111が通電されて駆動される。これにより、モード切替スイッチ110で選択された駆動モードに基づいて、ハンマ作業あるいはハンマドリル作業が行われる。ハンマドリル101の作業時には、本体部103に、主としてハンマビット119の長軸方向の振動が発生する。一方、ハンドル109は、本体部103に対してハンマビット119の長軸方向に相対可能であるため、作業時に生じる振動に応じてハンドル109は、ハンマビット119の長軸方向に移動する。
以上の本実施形態においては、開口部107bがギアハウジング107の側面に形成されていたが、ギアハウジング107のベアリング保持部107aに隣接したベアリング保持部107aの後方に設けられていてもよい。また、ベアリング保持部107aに開口部107bとして規定される貫通孔が形成されていてもよい。この構成においても、開口部107bから排出された冷却風がベアリング保持部107aと補助ハンドル装着部156の間を通過する。したがって、本実施形態と同様に、ベアリング137aがギアハウジング107の外側から冷却される。また、運動変換機構113および/または動力伝達機構117に設けられているベアリングも冷却風によって冷却される。
(態様1)
請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業工具であって、
前記メインハンドルは、前記付勢部材に付勢された状態で、第1の位置と第2の位置の間を移動するように構成されており、
前記メインハンドルが前記第1の位置に位置するときの前記開口部の開口面積と、
前記メインハンドルが前記第2の位置に位置するときの前記開口部の開口面積が等しくなるように前記メインハンドルが配置されていることを特徴とする作業工具。
(態様2)
請求項1〜6および態様1のいずれか1項に記載の作業工具であって、
前記把持部は、所定の長軸方向に関して、前記本体ハウジングの前記先端工具が装着される側とは反対側に配置され、
前記補助ハンドル装着部は、前記長軸方向に関して、前記把持部より先端工具に近くなるように配置されることを特徴とする作業工具。
(態様3)
請求項1〜6および態様1,2のいずれか1項に記載の作業工具であって、
前記メインハンドルが前記本体ハウジングに対して所定の長軸方向にのみ相対移動するように、前記メインハンドルの移動を案内するガイド要素を有することを特徴とする作業工具。
(態様4)
態様3に記載の作業工具であって、
前記ガイド要素は、前記本体ハウジングと前記メインハンドルのうちの一方の構成要素に設けられ、前記長軸方向に延在する凸部と、前記本体ハウジングと前記メインハンドルのうちの他方の構成要素に設けられ、前記長軸方向に延在する凹部とを有し、
前記凸部と前記凹部が係合して摺動することで、前記メインハンドルが前記長軸方向にのみ移動するように案内されるように構成されていることを特徴とする作業工具。
(態様5)
請求項6に記載の作業工具であって、
前記補助ハンドル装着部は、前記先端工具の長軸方向に関して、前記軸受と重なる位置において、前記軸受の外側に配置されていることを特徴とする作業工具。
本実施形態の各構成要素と本発明の各構成要素の対応関係を以下の通り示す。なお、本実施形態は、本発明を実施するための形態の一例を示すものであり、本発明は、本実施形態の構成に限定されるものではない。
ハンマドリル101が、本発明の「作業工具」に対応する構成の一例である。
駆動モータ111が、本発明の「モータ」に対応する構成の一例である。
運動変換機構113が、本発明の「駆動機構」に対応する構成の一例である。
打撃要素115が、本発明の「駆動機構」に対応する構成の一例である。
動力伝達機構117が、本発明の「駆動機構」に対応する構成の一例である。
本体部103が、本発明の「本体部」に対応する構成の一例である。
モータハウジング105が、本発明の「本体部」に対応する構成の一例である。
ギアハウジング107が、本発明の「本体部」に対応する構成の一例である。
ハンドル109が、本発明の「メインハンドル」に対応する構成の一例である。
摺動ガイド106が、本発明の「ガイド要素」に対応する構成の一例である。
摺動ガイド106が、本発明の「金属製ガイド」に対応する構成の一例である。
凹部154aが、本発明の「ガイド要素」に対応する構成の一例である。
凹部154aが、本発明の「樹脂製ガイド」に対応する構成の一例である。
コイルスプリング160が、本発明の「付勢部材」に対応する構成の一例である。
当接部154cが、本発明の「規定部」に対応する構成の一例である。
グリップ部151が、本発明の「把持部」に対応する構成の一例である。
補助ハンドル装着部156が、本発明の「補助ハンドル装着部」に対応する構成の一例である。
延在部157が、本発明の「連結部」に対応する構成の一例である。
補強リング156aが、本発明の「環状部」に対応する構成の一例である。
蛇腹部材108が、本発明の「シール部材」に対応する構成の一例である。
103 本体部
105 モータハウジング
106 摺動ガイド
107 ギアハウジング
107a ベアリング保持部
107b 開口部
108 蛇腹部材
109 ハンドル
109a トリガ
110 モード切替スイッチ
111 駆動モータ
112 冷却ファン
113 運動変換機構
115 打撃要素
117 動力伝達機構
119 ハンマビット
125 中間軸
127 回転体
129 揺動リング
131 筒状ピストン
131a 空気室
133 小径ギア
135 大径ギア
137 ツールホルダ
137a ベアリング
143 ストライカ
145 インパクトボルト
150 ハンドル後側部分
151 グリップ部
152 ハウジング部
153 係合凸部
154a 凹部
154b 押圧部
154c 当接部
155 ハンドル前側部分
156 補助ハンドル装着部
156a 補強リング
157 延在部
157A 冷却風流路
158 係合凹部
159a 当接部
159b 貫通孔
160 コイルスプリング
190 補助ハンドル
191 把持部
192 グリップ部
193 フランジ部
194 ボルト
195 装着部
196 係合バンド
197 ナット
198 バンド保持部
Claims (6)
- 先端工具を駆動させて所定の作業を行う作業工具であって、
モータと、
前記モータに駆動されて先端工具を駆動する駆動機構と、
前記モータに駆動される冷却ファンと、
前記モータと前記駆動機構と前記冷却ファンを収容し、前記冷却ファンの回転によって発生する冷却風が通過する開口部を有する本体ハウジングと、
前記本体ハウジングに対して相対移動可能なメインハンドルと、
前記本体ハウジングに対して前記メインハンドルを付勢する付勢部材と、を有し、
前記メインハンドルは、前記付勢部材に付勢された状態で、前記本体ハウジングに対して相対移動することで、前記本体ハウジングから前記メインハンドルへの前記所定の作業時に生じる振動の伝達が低減されるように構成されており、
前記メインハンドルは、作業者に把持される把持部と、補助ハンドルが装着される補助ハンドル装着部と、前記把持部と前記補助ハンドル装着部を連結する連結部を有し、
前記補助ハンドル装着部は、前記駆動機構のうち、前記モータに回転される回転部材を支持する軸受に対応して配置され、
前記冷却風は、前記開口部を通じて前記本体ハウジングの外部に排出された後、前記本体ハウジングと前記補助ハンドル装着部の間を通過するように構成されており、
前記冷却風が、前記本体ハウジングの外部に排出された後、前記軸受を冷却するように構成されていることを特徴とする作業工具。 - 請求項1に記載の作業工具であって、
前記連結部は、前記本体ハウジングに沿って配置され、
前記連結部と前記本体ハウジングの間に冷却風流路が形成されており、
前記冷却風は、前記冷却風流路を通過した後、前記本体ハウジングと前記補助ハンドル装着部の間を通過して、前記軸受を冷却するように構成されていることを特徴とする作業工具。 - 請求項1または2に記載の作業工具であって、
前記本体ハウジングは、前記軸受を支持する軸受支持部を有しており、
前記軸受支持部は、金属材料で形成されており、前記本体ハウジングの外表面の少なくとも一部を形成するように配置されており、
前記冷却風は、前記軸受支持部と前記補助ハンドル装着部の間を通過するように構成されていることを特徴とする作業工具。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の作業工具であって、
前記開口部の開口面積が変化しないように前記メインハンドルが形成されていることを特徴とする作業工具。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の作業工具であって、
前記メインハンドルと前記本体ハウジングとの間に形成された隙間を塞ぐシール部材を有し、
前記シール部材は、前記本体ハウジングに対する前記メインハンドルの移動に伴って変形可能に形成されていることを特徴とする作業工具。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の作業工具であって、
前記先端工具を保持するツールホルダを有し、
前記ツールホルダは前記軸受によって回転可能に支持されるように構成されていることを特徴とする作業工具。
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