JP6102170B2 - スプレーノズル用ノズルフィルタ及びスプレーノズル - Google Patents
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Description
一般に、ノズル径が大きなスプレーノズルに対しては、どちらのタイプのフィルタも適用出来るが、ノズル径が小さなスプレーノズルに対しては、ヘッダに対し小さいピッチで多数のノズルを配置することが多いため、コスト面から供給配管に配置するフィルタ独立型の採用が一般的である。
ノズル一体型のフィルタを装備したスプレーノズルとしては、例えば特許文献1に記載のものがある。このスプレーノズルは、円筒状のノズル本体の流入側に、円筒状のフィルタ管を接続した構造となっている。また、ノズル本体の後端部外径面にネジが切られている。そしてそのネジを介して、スプレーノズルは、流体供給配管にネジ止めされる。この従来例では、ノズル本体とフィルタ管とは一体的成形された構造となっている。
ここで、小径のスプレーノズルにおいては、ノズル本体のサイズが小さいため、上記構造では、流路経路をノズル口径よりも大きくとれないという問題がある。また、フィルタ長を長く取ると、内径が小さいことから流体抵抗が増加し流体の圧力を大きくする場合もある。
また第2の構造の場合には、小径の軸に対してネジを切る必要があるため、その分、厚肉に形成する必要があることから流体が通過する内径がより小径になって流体抵抗が増加してしまうと共に、ネジ加工が必要であるという課題がある。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、フィルタとしての性能を確保しつつ簡便に設けることが可能なスプレーノズル用ノズルフィルタ及びスプレーノズルを提供することを目的としている。
次に、請求項2に記載した発明は、上記複数の穴は、パンチングで開口したことを特徴とするものである。
また請求項2に係る発明によれば、パンチングで簡易に開口を形成することが可能となる。しかも、小さいピッチで開口を形成できることで開口面積を稼ぐことも出来る。
図1は、本実施形態のノズルフィルタ及びそのノズルフィルタを装着した状態のスプレーノズルを示す図である。
スプレーノズル1は、図1に示すように、内部に流体(気体、液体、粉体など)が通過する流通路が形成されている。その流通路として、先端部(噴射部)側から後端部に向かって、吐出孔3a、テーパ部3b、流路本体3c、及び流入口3dが同軸に形成されている。上記流入口3dは、ノズルフィルタ2の取付け口を構成し、その流入口3dの内径は、上記流路本体3cよりも若干大径に形成されている。
本実施形態のノズルフィルタ2は、ノズルの内径が最大6mm径以下のスプレーノズル1の場合に特に有効である。このような小径のスプレーノズルの場合には、ネジを切ってフィルタを取り付けようとすると、上述のようにノズルの流路が小径となって流体抵抗が上昇するが、そのようなことを本実施形態のノズルフィルタ2では回避可能である。
本実施形態のノズルフィルタ2は、金属製の薄板に対してパンチングによって穴開け加工を施した後に、筒状に丸めて形成したものである。ノズルフィルタ2は例えばSUS304の鋼材から構成される。また、ノズルフィルタ2を構成する板の厚さは、薄い方が内径を大きく取れるので好ましい。つまり、板の剛性が大きく取れるほど厚さを薄くできることから好ましい。このため、本実施形態では、板として鋼材を採用している。また、板としては、スプリングバックを発生するだけのバネ(弾性力)を有する材質を採用する。
まず図2(a)に示すように、長方形の板4に対してパンチング機械(不図示)で多数の穴5を開口して、パンチング板とする。なお、穴5の形状は、円形や楕円形が好ましい。スリット状では、詰まりやすいことを確認している。
次に、図2(b)のように、そのパンチング板を筒状に丸めてノズルフィルタ2とし、さらに図2(c)に示すように、後端部を潰して閉止する。潰し方は、平らに潰しても良いし、十字状に潰しても良く、封止出来れば特に問わない。
このとき、板4の弾性力(スプリングバック)によって、スプレーノズル1の流入口3dの壁面に対し、嵌め込んだノズルフィルタ2の先端部部分が所定の押付け力で当接することで、両者の接合力が増大する。流入口3dの壁面を粗面としておくことが好ましい。
通常、ノズルフィルタ2は、流体が通過する配管10内に突出した状態となるので(図1参照)、流体から圧力を受ける。そして、この圧力に対して確実に外れないように取り付ける必要がある。ここで、本実施形態では、上記圧力が5kgf以下の場合を想定している。この圧力以下であれば、支障なく使用できることを確認しているからである。
また、図5に示すように、板4の短辺の一端部側に短辺に沿って並ぶ複数の突起部7を設けておいて、その複数の突起部7を折り曲げることで、筒の後端部を封止する構造としても良い。
パンチングで複数の穴5を形成するので、穴5の数を多くつまり穴間のピッチを小さくして形成することが可能となる。しかもパンチングであるので容易に開口させることが出来る。なお、ノズル詰まり寿命は、フィルタ開口面積に比例して長くすることが出来る。
ここで、上記実施形態のノズルフィルタ2を使用した場合と、丸棒削りだしによってノズルと一体成形したフィルタ(比較例)とで、目詰まり寿命について実験したところ、同一条件において、比較例が4ヶ月で目詰まりしたが、本実施形態のフィルタでは3倍の目詰まり寿命(約1年)となっていることを確認した。
また、上記ノズルフィルタ2は、外径がスプレーノズル1の外径よりも小径となるので、ノズルピッチを大きくすることも無い。すなわち、ノズルピッチが狭い仕様に有効である。
2 ノズルフィルタ
3d 流入口
4 板
5 穴
6 突起部
7 突起部
8 キャップ
10 配管
Claims (3)
- 流体が通過する配管の壁部に形成された開口に、上記流体の流入口が形成された後端部が取り付けられると共に上記配管の外側に突出するスプレーノズルにおける、上記流体の流入口に取り付けられて上記配管の内部に突出するノズルフィルタであって、
複数の穴が開口された板を筒状に丸め、その丸めることで筒状となっている板の一端部側を上記流入口に嵌め込んで上記ノズルフィルタとし、
上記ノズルフィルタは、上記板自身の弾性力によって筒が拡径する力で上記流入口に固定され、
上記筒状に丸められた板の他端部側が、潰され若しくは折り曲げられていることで、当該他端部側が封止されていることを特徴とするスプレーノズル用ノズルフィルタ。 - 上記複数の穴は、パンチングで開口したことを特徴とする請求項1に記載したスプレーノズル用ノズルフィルタ。
- 上記請求項1又は請求項2に記載のノズルフィルタを装備したことを特徴とするスプレーノズル。
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