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JP6194575B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
従来、各種の機器を遠隔から制御するシステムや、管理するシステムが知られている。例えば、特許文献1には、様々な種類の機器を制御するために、ホームゲートウェイを用いて、各機器の識別情報を容易に設定及び管理することが開示されている。特許文献2には、デバイス監視サーバを用いて、各種機器と共にパーソナルコンピュータを管理することが開示されている。
しかしながら、従来では、新たな種類の機器が管理対象として追加された場合、扱うデータ形式の違い等によって、対応することが困難である場合があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、新たな種類の機器が管理対象として追加された場合であっても、容易に対応可能な情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することを主な目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる情報処理装置は、種類の異なる複数の機器にネットワークで接続可能な情報処理装置であって、受信部と、第1記憶部と、変換部と、機器検索部と、を備える。受信部は、前記複数の機器の各々から、各機器に対応するデータ様式で各機器の管理情報を受信する。第1記憶部は、前記管理情報を前記複数の機器に共通する第1共通データ様式の管理情報に変換するための第1変換規則、及び、前記複数の機器の各々の前記管理情報のマスターデータであって、前記複数の機器の各々の識別情報ごとに、前記管理情報に含まれる複数の管理項目の各々と前記管理項目のデータ様式とを対応づけた前記マスターデータ、を記憶する。機器検索部は、前記機器が当該情報処理装置に接続されたときに、前記機器から前記機器の識別情報を取得し、前記識別情報または前記識別情報に対応する前記マスターデータが前記第1記憶部に記憶されていない場合に、前記機器から前記マスターデータを取得し、前記第1記憶部へ登録する。変換部は、前記第1変換規則及び前記マスターデータに基づいて、受信した前記管理情報を前記第1共通データ様式の管理情報に変換する。
本発明にかかる情報処理方法は、種類の異なる複数の機器にネットワークで接続可能な情報処理装置で実行される情報処理方法であって、前記複数の機器の各々から、各機器に対応するデータ様式で各機器の管理情報を受信するステップと、前記管理情報を前記複数の機器に共通する第1共通データ様式の管理情報に変換するための第1変換規則、及び、前記複数の機器の各々の前記管理情報のマスターデータであって、前記複数の機器の各々の識別情報ごとに、前記管理情報に含まれる複数の管理項目の各々と前記管理項目のデータ様式とを対応づけた前記マスターデータ、を記憶した第1記憶部における、前記第1変換規則及び前記マスターデータに基づいて、受信した前記管理情報を前記第1共通データ様式の管理情報に変換するステップと、前記機器が前記情報処理装置に接続されたときに、前記機器から前記機器の識別情報を取得し、前記識別情報または前記識別情報に対応する前記マスターデータが前記第1記憶部に記憶されていない場合に、前記機器から前記マスターデータを取得し、前記第1記憶部へ登録するステップと、を含む、情報処理方法である。
本発明に係るプログラムは、種類の異なる複数の機器にネットワークで接続可能なコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記複数の機器の各々から、各機器に対応するデータ様式で各機器の管理情報を受信するステップと、前記管理情報を前記複数の機器に共通する第1共通データ様式の管理情報に変換するための第1変換規則、及び、前記複数の機器の各々の前記管理情報のマスターデータであって、前記複数の機器の各々の識別情報ごとに、前記管理情報に含まれる複数の管理項目の各々と前記管理項目のデータ様式とを対応づけた前記マスターデータ、を記憶した第1記憶部における、前記第1変換規則及び前記マスターデータに基づいて、受信した前記管理情報を前記第1共通データ様式の管理情報に変換するステップと、前記機器が前記コンピュータに接続されたときに、前記機器から前記機器の識別情報を取得し、前記識別情報または前記識別情報に対応する前記マスターデータが前記第1記憶部に記憶されていない場合に、前記機器から前記マスターデータを取得し、前記第1記憶部へ登録するステップと、を前記コンピュータに実行させるプログラムである。
本発明によれば、新たな種類の機器が管理対象として追加された場合であっても、容易に対応可能である、という効果を奏する。
図1は、実施の形態1の情報処理システムのネットワーク構成図である。 図2は、実施の形態1の情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1の管理情報MDBの一例を示す説明図である。 図4は、実施の形態1の機種コードDBの一例を示す説明図である。 図5は、実施の形態1の各機器から取得した各機器のデータ様式の管理情報の一例を示す説明図である。 図6は、実施の形態1の第1変換規則の一例を示す説明図である。 図7は、実施の形態1の記憶変換処理のシーケンス図である。 図8は、実施の形態1の情報通知処理を示すシーケンス図である。 図9は、実施の形態2の情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 図10は、実施の形態2のコマンド管理MDBの一例を示す説明図である。 図11は、実施の形態2のコマンドDBの一例を示す説明図である。 図12は、実施の形態2の処理実行情報の一例を示す説明図である。 図13は、実施の形態2の機器制御処理を示すシーケンス図である。 図14は、実施の形態3の情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 図15は、各機器のデータ様式の処理履歴情報の一例の説明図である。 図16は、ログ定義DBの説明図である。 図17は、第2変換規則の説明図である。 図18は、各機器IDに対応する変換後DBの説明図である。 図19は、処理履歴の記憶処理のシーケンス図である。 図20は、履歴取得処理を示すシーケンス図である。 図21は、変換部が実行する変換処理の手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態の情報処理システムのネットワーク構成図である。本実施の形態の情報処理システムは、図1に示すように、情報処理装置100と、操作端末300と、プロジェクタ200や複合機202等の種類の異なる複数の機器と、から構成される。なお、図1では、種類の異なる複数の機器として、プロジェクタ200及び複合機202を示したが、情報処理システムは、更に異なる種類の1または複数の機器を備えた構成であってもよい。
種類の異なる機器とは、備える機能の異なる機器を示す。機能は、各機器で実行可能な処理の種類を示す。機能としては、印刷、投影、表示、等、出力対象の画像等の情報を送信する機能や、各種情報を入力する機能が挙げられる。また、機能は、データの入出力機能に限られない。例えば、ネットワークの設定等の各種設定情報の変更機能等も機能に含まれる。
図1に示すように、プロジェクタ200や複合機202等の複数の機器は、ローカルネットワーク1内に存在する。また、情報処理装置100は、パブリックネットワーク1内に存在する。端末装置300は、ローカルネットワーク2内に存在する。
そして、プロジェクタ200や複合機202等の複数種類の機器と、情報処理装置100と、はネットワークを介して接続可能である。また、プロジェクタ200や複合機202等の複数種類の機器と、操作端末300と、はネットワーク等の通信回線を介して接続可能である。また、情報処理装置100と、操作端末300と、プロジェクタ200や複合機202等の複数種類の機器と、は、ネットワークを介して接続可能である。ネットワークには、インターネットやLAN(Local Area Network)等がある。
ここで、複合機202は、コピー機能、印刷機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能の少なくともいずれか2つの機能を搭載した画像形成装置である。プロジェクタ200は、静止画像や動画像を映像としてスクリーンや壁等の投影面に投影するための画像表示機能を有する装置である。
なお、本実施の形態では、複数種類の機器として、複合機202、プロジェクタ200を例にあげているが、これらに限定されるものではない。例えば、複写機、スキャナ、印刷装置、ファクシミリ装置等の複合機以外の画像形成装置やその他の情報出力機器(例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン等の携帯端末、ビデオ会議システム等)などを複数種類の機器に含めてもよい。
操作端末300は、ユーザの処理要求対象の機器を一意に識別する機器ID(識別情報)と、該機器IDによって特定される機器の管理情報の取得要求と、を入力して情報処理装置100に送信するための端末である。操作端末300としては、例えば、PC(Personal Computer)や携帯端末等が該当するがこれに限定されるものではない。なお、操作端末300は、これらの機器IDと取得要求等の各種情報を、該操作端末300に特有のデータ様式で送信する。
操作端末300は、UI部301と、機器検索部302と、実行要求部303と、を備えている。
ユーザインタフェイス部301(以下、「UI部301」と称する)は、ユーザに対して各種画面を表示したり、ユーザからの各種操作を受け付ける。本実施の形態では、UI部301は、ユーザに対して、ユーザの処理要求対象の機器ID(識別情報)や、該機器IDによって特定される機器の管理情報の取得要求等を入力するための入力画面の表示を行うと共に、ユーザの操作指示によって機器IDや取得要求を受け付ける。
機器検索部302は、ネットワーク内にあるプロジェクタ200、複合機202等の機器を検索し、検索された機器とのアドホックなネットワーク接続を確立する。また、機器検索部302は、アドホックなネットワーク接続を確立した機器に、機器を識別するための識別情報である機器IDを要求し、当該機器IDを受信する。
実行要求部303は、機器IDを指定した取得要求(すなわち、機器IDと取得要求)を、情報処理装置100に対して送信する。
なお、プロジェクタ200、及び複合機202等の複数の各機器は、操作端末300から機器IDの要求を受信したら、自己の機器IDを操作端末300に送信する。
情報処理装置100は、情報処理システムのネットワークに接続可能な各種機器を管理する装置である。本実施の形態では、情報処理装置100は、操作端末300から、機器IDと取得要求と、を該操作端末300のデータ様式で受信する。そして、情報処理装置100は、該機器IDによって特定される機器の管理情報を、複数の機器に共通の第1共通データ様式で該操作端末300へ送信する。なお、詳細については後述する。
情報処理装置100としては、例えば、サーバ装置やワークステーションあるいはPC等のコンピュータ、複合機や複写機などの画像形成装置、プロジェクタ等の情報投影装置、携帯電話やPDA(Personal Data Assistance)あるいはタブレット端末などの携帯端末などが該当するが、これらに限定されるものではない。
種類の異なる複数の機器としてのプロジェクタ200及び複合機202は、それぞれの入力機能や出力機能等の各機能を実行する。また、プロジェクタ200及び複合機202は、情報処理装置100からの要求を受けて、管理情報を情報処理装置100に送信する。
管理情報は、各機器の識別情報、各機器の使用状況に応じて変化する処理項目に対応する実績値等であり、各機器の種類や使用状況等によって異なる。管理情報の詳細についても後述する。
また、本実施の形態では、プロジェクタ200及び複合機202のいずれも入力機器と出力機器のいずれにもなり得るものとする。
図2は、情報処理装置100の機能的構成を示すブロック図である。
図2に示すように情報処理装置100は、機器管理アプリケーション102(要求受信部)、デバイス管理部104、機器検索管理部106、デバイス操作部108、記憶部110(第1記憶部)、受信部112、及びキュー114を含む構成である。
情報処理装置100は、アプリケーションプログラミングインタフェイス(Apprication Programing Interface:以下、「API」と称する。)を境界として上位の層と下位の層にわけられている。上位の層には、機器管理アプリケーション102を有する。また、情報処理装置100では、APIを境界とした下位の層に、デバイス管理部104、機器検索管理部106、デバイス操作部108、記憶部110、受信部112、及びキュー114を有する。
機器管理アプリケーション102は、操作端末300から、機器IDの指定された取得要求を受信する。ここで、本実施の形態では、上述したように、取得要求は、ユーザの処理要求対象の機器を一意に識別する機器ID(識別情報)と、該機器IDによって特定される機器の管理情報の取得要求と、を含む。
機器管理アプリケーション102は、操作端末300から受信した機器IDの指定された取得要求を、APIを利用して、デバイス管理部104に対して該取得要求に応じた処理要求を送信する。また、機器管理アプリケーション102は、該処理要求で指定された機器IDによって特定される機器に対応する管理情報であって、且つ複数の機器に共通の第1共通データ様式に変換された管理情報と、該処理要求で指定された機器IDと、を、デバイス管理部104から受信する。そして、受信した、第1共通データ様式の管理情報を、受信した機器IDによって特定される機器へ送信する。
ここで、APIは、パラメータ指定等予め定義された関数により、機器管理アプリケーション102からの取得要求等の各種要求を受信可能とする。そして、APIは、当該関数により、取得要求を受信した場合、デバイス管理部104に該取得要求で指定された機器IDの管理情報の取得を示す処理要求を行う。これによって、機器管理アプリケーション102は、APIを介して、操作端末300から受信した取得要求に応じた処理要求をデバイス管理部104に対して行う。
言い換えれば、APIおよびAPIより下位の層は、機器管理アプリケーション102に対する処理のプラットフォームとしての役割を有する。
次に、APIの詳細について説明する。本実施の形態では、取得要求の関数がAPIとして提供されている。
1)取得要求
<入力パラメータ>
機器ID
パラメータ(管理情報の取得要求含む)
<応答>
機器ID
パラメータ(第1共通データ様式の管理情報)
このため、機器管理アプリケーション102は、入力パラメータを指定した取得要求関数を呼び出すことにより、デバイス管理部104に対して、該取得要求に応じた処理要求を行う。
上述のように、情報処理装置100では、APIを境界とした下位の層に、デバイス管理部104、機器検索管理部106、デバイス操作部108、記憶部110、受信部112、及びキュー114を有する。
受信部112は、プロジェクタ200や複合機202等の各種の機器から、各機器の各々に対応するデータ様式で、各機器の管理情報を受信し、キュー114へ記憶する。受信部112は、情報処理装置100と各機器との間でデータを送受信するインターフェイスとして機能すると共に、APIとして機能する。このため、各機器は、この受信部112のAPIに対応していれば、情報処理装置100との間で管理情報等の各種データの授受が可能となる。すなわち、各機器は、情報処理装置100によって管理可能である。
なお、受信部112は、プロジェクタ200や複合機202等の各種の機器から、各機器の各々に対応するデータ様式で、各機器の管理情報を取得(pull方式)することで、該管理情報を受信してもよいし、プロジェクタ200や複合機202等の各種の機器から該管理情報を送信される(push方式)ことで、該管理情報を受信してもよい。
キュー114は、先入れ先出し方式(FIFO:First In−First Out)のキューであり、メモリ等の記憶媒体上に生成される。
このキュー114に格納された、各機器のデータ様式の管理情報は、デバイス管理部104によって所定時間毎に読み出され、記憶部110に格納される。
記憶部110は、各種データを記憶するハードディスクドライブ装置(HDD)、フラッシュメモリ等の記憶媒体である。
本実施の形態では、記憶部110は、各機器から取得した各機器のデータ様式の管理情報や、第1変換規則や、機種コードデータベース(以下、機種コードDBと称する)や、各機器の管理情報のマスターデータベース(以下、管理情報MDBと称する)等を記憶する。
管理情報MDBは、機器毎に記憶部110に登録され、各機器がネットワークを介して最初に情報処理装置100に接続されたときに登録される。図3は、管理情報MDBの一例を示す説明図である。
図3に示すように、管理情報MDBには、情報IDと、項目名と、データタイプと、単位と、最大値と、最小値と、が対応づけて登録されている。図3に示すように、情報IDは、各項目名を一意に識別する情報である。項目名は、管理項目の名前を示す。項目名は、具体的には、機器ID、製品名、機種コード、ファームウェアバージョン、等の、各機器に固有の処理項目と、利用時間、消費電力量、CO削減量、等の各機器の使用状況に応じて変化する処理項目と、の各々の管理項目の項目名を示す。すなわち、管理情報MDBは、各機器に固有の処理項目と、各機器の使用状況に応じて変化する処理項目と、の各々の情報ID、データタイプ、単位、最大値、最小値を格納する。
なお、このデータタイプ及び単位が、本実施の形態における各機器のデータ様式に相当する。なお、データ様式は、各機器に固有のデータフォーマットや各データの単位等を示し、データタイプや単位に限られない。
データタイプは、対応する機器から受信する、各処理項目に対応するデータのデータ形式を示す。単位は、各処理項目に対応するデータの単位を示す。最大値、及び最小値は、各処理項目に対応する値の最大値、及び該値の最小値を示し、後述するデバイス管理部104の処理によって適宜更新される。
この管理情報MDBは、新たな機器が情報処理装置100にネットワークを介して接続される度に記憶部110に登録される。
なお、管理情報MDBは、機器毎に記憶部110に登録されてもよいが、本実施の形態では、各機器の属する機種毎に、記憶部110に登録される場合を説明する。
図4は、機種コードDBの一例を示す説明図である。図4に示すように、機種コードDBは、各機器の属する機種の識別情報である機種コードと、各機種コードに対応する管理情報MDBを識別するための管理情報IDと、を対応づけて登録する。
図5は、各機器から取得した各機器のデータ様式の管理情報の一例を示す説明図である。各機器から取得した管理情報は、図5に示すように、情報IDと、各情報IDに対応する値と、を含んでいる。
情報IDは、図3に示す管理情報MDBにおける情報IDと同じ意味である。すなわち、各機器から取得した各機器のデータ様式の管理情報は、各機器に固有の処理項目の情報IDと該情報IDに対応する実際の値、及び各機器の使用状況に応じて変化する処理項目の情報IDと該情報IDに対応する実際の値が、各機器のデータ様式で示されたものである。
この各機器のデータ様式の管理情報は、上述したように、情報処理装置100からの管理情報取得要求等に応じて、キュー114に格納された後に、デバイス管理部104によって所定時間毎に読み出され、記憶部110に格納される。
第1変換規則は、種類の異なる複数の機器の各々のデータ様式の管理情報を、これらの複数の機器に共通するデータ様式の管理情報に変換するための変換規則を定めたものである。図6は、第1変換規則の一例を示す説明図である。図6に示すように、第1変換規則は、各処理項目の情報ID毎に、該処理項目に対応する共通のデータ形式である第1共通データ形式を示す情報と、該処理項目に対応する共通の単位である共通単位を示す情報と、を定めたものである。なお、第1変換規則は、種類の異なる複数の機器の各々のデータ様式の管理情報を、これらの複数の機器に共通する第1共通データ様式の管理情報に変換するための変換規則であればよく、図6に示す形態に限られない。
図2に戻り、デバイス管理部104は、ネットワークに接続される各機器の管理を行う。デバイス管理部104は、管理制御部120と、変換部122と、情報制御部124と、を有する。
管理制御部120は、機器管理アプリケーション102からAPIを介して、操作端末300から受け付けた機器IDを指定した取得要求に応じた処理要求を受け付ける。そして、受け付けた処理要求を、情報制御部124へ送信する。
情報制御部124は、キュー114に格納された、各機器のデータ様式の管理情報を読取り、記憶部110に格納する。また、このとき、変換部122へ第1変換要求を行う。第1変換要求は、記憶部110に記憶されている、各機器のデータ様式の管理情報を、記憶部110に記憶されている第1変換規則に基づいて、第1共通データ様式に変換することを指示する信号である。
なお、管理制御部120は、処理要求に含まれる機器IDに対応する管理情報MDBが記憶部110に格納されていなかった場合には、機器検索管理部106の後述する機器検索部116へ該機器IDの機器検索要求を送信する。後述する機器検索部116では、ネットワークに接続されている機器の各々に、管理情報MDBの取得要求を送信して、各機器から管理情報MDBを取得する(詳細後述)。そして、取得した管理情報MDBを記憶部110へ登録する。
変換部122は、所定時間毎、または情報制御部124から第1変換要求(詳細後述)がなされた場合等に、記憶部110に記憶されている、各機器のデータ様式の管理情報を、記憶部110に記憶されている第1変換規則に基づいて、第1共通データ様式に変換する。そして、変換した、第1共通データ様式の管理情報を、該機器の機器IDに対応づけて記憶部110に記憶する。
詳細には、変換部122は、記憶部110に格納されている各機器のデータ様式の管理情報を、同じ機器IDの管理情報毎に読み取る。そして、各管理情報における情報IDによって特定される処理項目の項目名を、該管理情報に含まれる機種コードまたは機器IDに対応する管理情報MDBから読み取る。そして、変換部122は、管理情報に含まれる各処理項目の値の内、機器の使用状況によって変化する処理項目(本実施の形態では、利用時間、消費電力量、CO算出量)の値の合計値を、各処理項目に対する実績値として算出する。
また、変換部122は、記憶部110に格納されている各機器のデータ様式の管理情報に含まれる、各処理項目に対応する値のデータ様式を管理情報MDBから読み取る。そして、変換部122は、各処理項目に対応する上記実績値のデータ様式を、第1変換規則によって示される対応する処理項目の第1共通データ様式(共通データ形式、共通単位等)に変換する。また、変換部122は、各機器のデータ様式の管理情報に含まれる、情報IDに対応する、機器ID等の各機器に固有の処理項目の情報IDに対応する値についても同様に、第1変換規則によって示される対応する処理項目の第1共通データ様式に変換する。
そして、変換部122は、第1共通データ様式に変換された、機器ID等の各機器に固有の処理項目の項目名及び該処理項目に対応する値と、第1共通データ様式に変換された、機器の使用状況によって変化する処理項目(本実施の形態では、利用時間、消費電力量、CO算出量)の項目名及び該処理項目に対応する値と、を含む管理情報を、該機器IDに対応する、第1共通データ様式の管理情報として、該機器IDに対応づけて記憶部110に登録する。
なお、変換部122によるこの第1共通データ様式への変換処理は、所定時間毎に行ってもよいし、情報制御部124から第1変換要求がなされたときに行ってもよいし、新たに管理情報がキュー114を介して記憶部110に登録される度に行ってもよい。本実施の形態では、新たに各機器から受信部112を介してキュー114に、各機器のデータ様式で管理情報が格納される度に、情報制御部124が、該管理情報を記憶部110へ登録すると共に、変換部122へ、第1変換要求を行うものとして説明する。このため、本実施の形態では、各機器ID毎に、最新の、第1共通データ様式の管理情報が記憶部110に格納されるものとする。
情報制御部124は、管理制御部120から処理要求を受け付ける。そして、情報制御部124は、受け付けた処理要求で指定された機器IDによって特定される機器に対応する、第1共通データ様式の管理情報を記憶部110から読み取り、管理制御部120を介して機器管理アプリケーション102へ送信する。なお、この第1共通データ様式の管理情報は、上述したように、各機器のデータ様式の管理情報が、変換部122によって複数の機器に共通する第1共通データ様式に変換されたものである。
機器管理アプリケーション102では、上述したように、デバイス管理部104から受け付けた、第1共通データ様式の管理情報を、対応する取得要求を送信した操作端末300へ送信する。
また、情報制御部124は、キュー114に格納された、各機器のデータ様式の管理情報を読取り、記憶部110に格納する。また、このとき、変換部122へ第1変換要求を行う。
機器検索管理部106は、情報処理システムにおけるネットワークに接続可能な機器の検索及び管理を行う。機器検索管理部106は、機器検索部116及び能力管理部118を備える。
機器検索部116は、所定時間毎に、ネットワークに接続された各機器に対して管理情報取得要求を送信する。また、機器検索部116は、新たにネットワークに接続された機器から、該機器の機器IDを取得し、記憶部110に格納する。また、機器検索部116は、管理制御部120から機器IDの機器検索要求を受信すると、ネットワークに接続されている機器の各々に、該機器ID及び管理情報MDBの取得要求を送信して、各機器から機器ID及び管理情報MDBを取得する。そして、取得した機器ID及び管理情報MDBを記憶部110へ登録する。
能力管理部118は、各機器から受信した、各機器のデータ様式の管理情報を保存するハードディスクドライブ装置(HDD)、フラッシュメモリ等の記憶媒体である。デバイス操作部108は、各機器に対する制御を行う。
次に、以上のように構成された本実施の形態の情報処理システム及び情報処理装置100で実行する管理処理について、具体例を挙げて説明する。
図7は、管理処理における記憶変換処理のシーケンス図である。
なお、図7は、情報処理システムのネットワークに接続された機器としてプロジェクタ200を例に挙げて説明するが、他の機器が接続された場合も同じである。
まず、プロジェクタ200の図示を省略する電源スイッチがユーザによって操作指示されることで、プロジェクタ200の装置各部に電力が供給されると、プロジェクタ200は、情報処理装置100にネットワークを介して接続された状態となる。すると、プロジェクタ200は、該プロジェクタ200の機器IDを情報処理装置100へ送信する(ステップS10)。
情報処理装置100の機器検索部116は、該機器IDを受け付けると、該機器IDをネットワークに接続された状態にある機器のIDとして記憶部110に格納する(ステップS12)。
次に、プロジェクタ200が、管理情報における各処理項目に対応する値に変化が生じた場合や、所定時間毎に、該プロジェクタ200の管理情報を該プロジェクタ200のデータ様式で情報処理装置100へ送信する(ステップS14)。該管理情報は、情報処理装置100のキュー114に登録される。
そして、情報処理装置100の情報制御部124では、所定時間毎にキュー114に登録されている各機器のデータ様式の管理情報を取得し(ステップS16、ステップS18)、記憶部110に格納する(ステップS20)。
そして、情報制御部124は、新たな管理情報を記憶部110へ格納すると、変換部122へ第1変換要求を送信する(ステップS22)。第1変換要求を受け付けた変換部122は、記憶部110に記憶されている、各機器のデータ様式の管理情報を、記憶部110に記憶されている第1変換規則に基づいて、第1共通データ様式に変換する(ステップS24、ステップS26、ステップS28)。そして、変換部122は、変換した、第1共通データ様式の管理情報を、該機器の機器IDに対応づけて記憶部110に記憶する(ステップS30)。
なお、情報処理システムにおけるネットワークに、新たな機器が接続される場合がある。この場合、情報処理装置100には、該機器に関する情報(例えば、管理情報MDB等)が全く登録されていない状態である。このため、情報処理システムでは、図7のステップS60に示す登録処理を行う。
すなわち、上記ステップS10の処理によって、ネットワークに接続されたプロジェクタ200から機器IDを受信した情報処理装置100の機器検索部116では、上記ステップS12の処理を行った後に、ステップS60の処理を行う。
まず、情報処理装置100の機器検索部116では、ステップS10で受け付けた機器IDが既に登録されているか否かを判断する、登録確認処理を行う(ステップS61)。本実施の形態では、機器検索部116は、能力管理部118にステップS10で受け付けた機器IDが登録されているか否かを判別することで、登録確認処理を行う(ステップS60A、ステップS60B)。なお、機器検索部116は、記憶部110に、ステップS10で受け付けた機器IDに対応する管理情報MDBが格納されているか否かを判断することで、登録確認処理を行ってもよい。
機器検索部116は、この登録確認処理において、ステップS10で受け付けた機器IDが既に登録されていると判断した場合には、ステップS60の登録処理を終了し、上記ステップS14へ進む。
一方、機器検索部116は、この登録確認処理において、ステップS10で受け付けた機器IDが登録されていないと判断した場合には、ステップS62へ進む。ステップS62では、機器検索部116は、管理情報MDB取得要求を、上記ステップS10で受け付けた機器IDによって特定される機器であるプロジェクタ200へ送信する(ステップS62)。
管理情報MDB取得要求を受け付けたプロジェクタ200は、管理情報MDBを情報処理装置100へ送信する(ステップS64)。管理情報MDBを受け付けた情報処理装置100の機器検索部116は、受け付けた管理情報MDBを能力管理部118へ格納する(ステップS66)。能力管理部118は、該管理情報MDBを、記憶部110へ格納する(ステップS68)。
上記ステップS61〜ステップS68の登録処理(ステップS60)によって、ネットワークに新たに接続された機器の機器IDや管理情報MDBが情報処理装置100に登録される。
次に、情報処理装置100で実行される管理処理における情報通知処理を具体的に説明する。図8は、本実施の形態の情報処理システム及び情報処理装置100で実行される情報通知処理を示すシーケンス図である。
例えば、操作端末300を携帯したユーザが、処理要求対象の機器として例えばプロジェクタ200の近くに位置していたとする。そして、操作端末300が、該プロジェクタ200の管理情報の取得を希望したとする。
このような場合に、ユーザは、処理要求対象の機器の機器IDを取得する。本実施の形態では、ユーザの操作指示によって操作端末300から処置要求対象の機器であるプロジェクタ200へ、プロジェクタ200の機器IDを要求し、当該機器IDを受信する(ステップS40、ステップS42)。
なお、該操作端末300を携帯するユーザが、処理対象の機器の機器IDを取得する方法は、このような方法に限られない。例えば、プロジェクタ200の機器IDを表示する表示画面から機器IDを目視で読み取ったり、プロジェクタ200の筐体に添付されている管理シール等の記載されている機器IDを目視で読み取ることで、機器IDを得てもよい。
次に、操作端末300は、取得した機器IDと、該機器IDによって特定される機器(ここではプロジェクタ200)の管理情報の取得要求と、を情報処理装置100へ送信する(ステップS44)。
機器IDの指定された取得要求を受信した情報処理装置100の機器管理アプリケーション102は、APIを利用して、管理制御部120に対して該取得要求に応じた処理要求を送信する(ステップS46)。
管理制御部120は、機器管理アプリケーション102からAPIを介して、操作端末300から受け付けた機器IDを指定した取得要求に応じた処理要求を受け付ける。そして、受け付けた処理要求を、情報制御部124へ送信する(ステップS48)。
情報制御部124は、管理制御部120から処理要求を受け付ける。そして、情報制御部124は、受け付けた処理要求で指定された機器IDによって特定される機器に対応する、第1共通データ様式の管理情報を記憶部110から読み取る(ステップS50、ステップS52)。そして、情報制御部124は、読み取った第1共通データ様式の管理情報を、管理制御部120を介して機器管理アプリケーション102へ送信する(ステップS54、ステップS56)。なお、この第1共通データ様式の管理情報は、上述したように、各機器のデータ様式の管理情報が、変換部122によって複数の機器に共通する第1共通データ様式に変換されたものである。
機器管理アプリケーション102では、デバイス管理部104から受け付けた第1共通データ様式の管理情報を、対応する取得要求を送信した操作端末300へ送信する(ステップS58)。
以上説明したように、本実施の形態の情報処理装置100では、変換部122が、各機器から各機器のデータ様式で受け付けた、各機器の管理情報を、記憶部110に記憶されている第1変換規則に基づいて、第1共通データ様式に変換する。
このため、各操作端末300等から各機器の管理情報の取得要求を受け付けた場合には、この第1共通データ様式の管理情報を操作端末300へ送信すればよい。このため、本実施の形態の情報処理装置100では、新たな種類の機器が管理対象として追加された場合であっても、複数の機器に共通な様式(第1共通データ様式)で、各機器の管理情報を提供することができる。
従って、本実施の形態の情報処理装置100では、新たな種類の機器が管理対象として追加された場合であっても、容易に対応することができる。
また、本実施の形態の情報処理装置100の機器管理アプリケーション102は、操作端末300から受信した機器IDの指定された取得要求を、APIを利用して、デバイス管理部104に対して該取得要求に応じた処理要求を送信する。また、機器管理アプリケーション102は、該処理要求で指定された機器IDによって特定される機器に対応する管理情報であって、且つ複数の機器に共通の第1共通データ様式に変換された管理情報と、該処理要求で指定された機器IDと、を、デバイス管理部104から受信する。そして、受信した第1共通データ様式の管理情報を、受信した機器IDによって特定される機器へ送信する。
このため、機器管理アプリケーション102は、新たなデータ様式の機器がネットワークに接続された場合であっても、該機器のデータ様式に拘らず、該機器の管理情報を操作端末300へ送信することができる。
なお、取得要求に含まれる機器IDは、1の機器IDに限られず、複数の機器IDを含んでいてもよい。取得要求が複数の機器IDを含む場合には、情報処理装置100は、操作端末300は、該取得要求に含まれる複数の機器IDの各々に対応する管理情報を、第1共通データ様式で提供することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、操作端末300が、ユーザの処理要求対象の機器を一意に識別する機器ID(識別情報)と、該機器IDによって特定される機器の管理情報の取得要求と、情報処理装置(実施の形態1では情報処理装置100)に送信する場合を説明した。本実施の形態では、操作端末300が、機器IDと、該機器IDによって特定される機器で特定の処理を実行させるための実行要求と、を情報処理装置(実施の形態1では情報処理装置100)に送信する場合を説明する。
各機器の有する機能の定義は、実施の形態1と同様である。
図9は、本実施の形態の情報処理装置1000の機能的構成を示すブロック図である。
図9に示すように、情報処理装置1000は、機器管理アプリケーション1020(実行部)、デバイス管理部1040、デバイス操作部108、記憶部1100(第1記憶部)、受信部112、キュー1140(第2記憶部)、及びAPIを含む構成である。
なお、情報処理装置1000では、APIを境界とした上位の層に、機器管理アプリケーション1020を有する。また、情報処理装置1000では、APIを境界とした下位の層に、デバイス管理部1040、デバイス操作部108、記憶部1100、受信部112、キュー1140を有する。
機器管理アプリケーション1020は、実施の形態1の機能に加えて更に、操作端末300から、機器IDの指定された実行要求を受信する。
すなわち、機器管理アプリケーション1020は、機器IDの指定された取得要求、または機器IDの指定された実行要求を操作端末300から受信する。なお、機器管理アプリケーション1020が機器IDの指定された取得要求を受信した場合の処理は、実施の形態1と同様である。
機器IDの指定された実行要求は、ユーザの処理要求対象の機器の機器ID(識別情報)と、該機器IDによって特定される機器で特定の処理を実行させるための実行要求と、を含む。
機器管理アプリケーション1020は、操作端末300から受信した機器IDの指定された実行要求について、APIを利用して、デバイス管理部1040に対して該実行要求に応じた処理要求を送信する。
ここで、本実施の形態の情報処理装置1000におけるAPIは、実施の形態1と同様に、パラメータ指定等予め定義された関数により、機器管理アプリケーション1020からの取得要求や実行要求等の各種要求を受信可能とする。そして、APIは、当該関数により、取得要求を受信した場合、デバイス管理部1040に該取得要求で指定された機器IDの管理情報の取得を示す処理要求を行う。これによって、機器管理アプリケーション1020は、APIを介して、操作端末300から受信した取得要求に応じた処理要求をデバイス管理部1040に対して行う。この処理は、実施の形態1と同様である。
本実施の形態の情報処理装置1000におけるAPIでは更に、当該関数により実行要求を受信した場合、デバイス管理部1040に該実行要求で指定された機器IDへ、該実行要求で指定された処理を実行するための処理実行情報の作成指示を示す処理要求を行う。これによって、機器管理アプリケーション1020は、APIを介して、操作端末300から受信した実行要求に応じた処理要求をデバイス管理部1040に対して行う。なお、処理実行情報の詳細は後述する。
本実施の形態では、実施の形態1で説明した取得要求の関数と共に、実行要求の関数がAPIとして提供されている。なお、取得要求の関数は実施の形態1と同じであるため説明を省略する。
2)実行要求
<入力パラメータ>
機器ID
実行対象の処理
パラメータ
このため、機器管理アプリケーション1020は、入力パラメータを指定した実行要求関数を呼び出すことにより、デバイス管理部1040に対して、該実行要求に応じた処理要求を行う。
キュー1140は、先入れ先出し方式(FIFO)のキューであり、メモリ等の記憶媒体上に生成される。キュー1140には、実施の形態1と同様に、各機器のデータ様式の管理情報が格納される。この各機器のデータ様式の管理情報は、実施の形態1と同様に、デバイス管理部1040によって所定時間毎に読み出され、記憶部1100に格納される。
本実施の形態では、更に、キュー1140には、デバイス管理部1040で作成された、処理要求で指定された実行要求に基づいて作成された処理実行情報(詳細後述)が、該処理実行情報による処理を実行する対象の機器IDに対応づけて記憶される。
ネットワークに接続されたプロジェクタ200や複合機202等の各機器は、所定時間毎にキュー1140を確認する。そして、自機器の機器IDに対応する処理実行情報がキュー1140に格納されている場合には、各機器は、自機器の機器IDに対応する処理実行情報を読取り、該処理実行情報によって示される処理を実行する。
記憶部1100は、各種データを記憶するハードディスクドライブ装置(HDD)、フラッシュメモリ等の記憶媒体である。
記憶部1100は、実施の形態1と同様に、各機器から取得した各機器のデータ様式の管理情報や、第1変換規則や、機種コードデータベース(以下、機種コードDBと称する)や、各機器の管理情報のマスターデータベース(以下、管理情報MDBと称する)等を記憶する。
また、記憶部1100は、更に、各機器のコマンド管理マスターデータベース(以下、コマンド管理MDBと称する)と、各機器のコマンドデータベース(以下、コマンドDBと称する)とを記憶する。
コマンド管理MDBは、機器毎に記憶部1100に登録され、各機器がネットワークを介して最初に情報処理装置1000に接続されたときに登録される。なお、管理情報MDBに、コマンド管理MDBの登録内容を含む形とし、管理情報MDBに含めた形で一括して記憶部1100に登録されるようにしてもよい。
図10は、コマンド管理MDBの一例を示す説明図である。図10に示すように、コマンド管理MDBには、コマンドIDと、項目名と、データタイプと、が対応づけて登録されている。図10に示すように、コマンドIDは、各機器において実行可能な各処理の各々を実行するためのコマンドを一意に特定するための識別情報である。コマンド管理MDBにおける項目名は、各コマンドIDによって特定されるコマンドのパラメータの意味を示す情報である。データタイプは、対応する機器で各処理を実行させるためのコマンドのパラメータのデータ形式やデータフォーマット等を示す情報である。
各機器における処理を実行するためのコマンドとしては、ネットワーク設定等の各種設定の変更、各種データの新たな登録、印刷実行、投影実行、画像読取り実行、等が挙げられるが、これらに限られない。
コマンドDBは、機器毎に記憶部1100に登録され、各機器がネットワークを介して最初に情報処理装置1000に接続されたときに登録される。なお、管理情報MDBに、コマンドDBの登録内容を含む形とし、管理情報MDBに含めた形で記憶部1100に登録されるようにしてもよい。
図11は、コマンドDBの一例を示す説明図である。図11に示すように、コマンドDBには、各機器で行う処理の種類と、コマンドIDと、コマンドと、が対応付けて登録されている。コマンドIDは、コマンド管理MDBのコマンドIDと同様である。該処理とは、各機器で実行可能な処理を示す。該処理としては、印刷、投影、表示、等、出力対象の画像等の情報を送信する処理や、各種情報を入力する処理が挙げられる。また、該処理は、データの入出力処理に限られない。例えば、ネットワークの設定等の各種設定情報の変更処理等も含む。すなわち、コマンドDBは、各機器で実行可能な処理ごとに、各処理を実行するためのコマンドのコマンドIDと、コマンドと、を対応づけて登録したものである。なお、さらに、コマンドに対応するパラメータを登録してもよい。
図9に戻り、デバイス管理部1040は、ネットワークに接続される各機器の管理を行う。デバイス管理部1040は、管理制御部1200と、変換部122と、情報制御部1240と、を有する。変換部122は、実施の形態1と同様である。
管理制御部1200は、機器管理アプリケーション1020からAPIを介して、操作端末300から受け付けた機器IDを指定した取得要求に応じた処理要求を受け付ける。そして、受け付けた処理要求を、情報制御部1240へ送信する。この点は、実施の形態1と同様である。
本実施の形態では、管理制御部1200は、更に、機器管理アプリケーション1020からAPIを介して、操作端末300から受け付けた機器IDを指定した実行要求に応じた処理要求を受け付ける。そして、受け付けた処理要求を、情報制御部1240へ送信する。
情報制御部1240は、管理制御部1200から処理要求を受け付ける。そして、情報制御部1240は、受け付けた処理要求が、取得要求に応じた処理要求である場合には、実施の形態1と同様に、該処理要求で指定された機器IDによって特定される機器に対応する、第1共通データ様式の管理情報を記憶部1100から読み取り、管理制御部1200を介して機器管理アプリケーション1020へ送信する。なお、受け付けた処理要求に含まれるパラメータを読み取ることで、情報制御部1240は、受け付けた処理要求が取得要求に応じた処理要求であることを判別する。
この場合、機器管理アプリケーション1020では、デバイス管理部1040から受け付けた、第1共通データ様式の管理情報を、対応する取得要求を送信した操作端末300へ送信する。
また、情報制御部1240は、実施の形態1と同様に、キュー1140に格納された、各機器のデータ様式の管理情報を読取り、記憶部1100に格納する。また、このとき、上述したように、変換部122へ第1変換要求を行う。
一方、情報制御部1240は、管理制御部1200から受け付けた処理要求が、実行要求に応じた処理要求である場合には、該処理要求で指定された実行要求に基づいて、処理実行情報を作成し、キュー1140へ記憶する。
詳細には、情報制御部1240は、作成部1242を備える。
作成部1242は、管理制御部1200から受け付けた処理要求が、実行要求に応じた処理要求である場合には、該処理要求で指定された実行要求に基づいて、処理実行情報を作成する。なお、受け付けた処理要求に含まれるパラメータを読み取ることで、作成部1242は、受け付けた処理要求が実行要求に応じた処理要求であることを判別する。
処理実行情報とは、処理要求で指定された実行対象の特定の処理を行う機能を、該処理要求で指定された機器IDの各機器で実行させるためのコマンド、及びパラメータを含む情報である。
作成部1242では、処理要求で指定された機器IDに対応する、コマンド管理MDB及びコマンドDBを記憶部1100から読み取る。このとき、処理要求で複数の機器IDが指定されている場合には、各機器IDに対応するコマンド管理MDB及びコマンドDBを記憶部1100から読み取る。
そして、作成部1242では、指定された機器ID毎に、処理要求で指定された実行対象の処理に対応するコマンドと、該コマンドのコマンドIDに対応するデータタイプと、を読取る。そして、各機器ID毎に、処理要求で指定された実行対象の処理に対応するコマンドと、処理要求で指定された該処理に対応するパラメータを、読み取った該データタイプに変換した変換後のパラメータと、を含む処理実行情報を、作成する。
作成部1242では、処理要求で指定された機器ID毎に処理実行情報を作成し、対応する機器IDに対応づけてキュー1140に格納する。なお、処理実行情報に含まれるコマンドに替えて、コマンドIDを用いてもよい。この場合には、各機器側では、コマンドIDに対応するコマンドを示す情報を予め記憶しているものとする。
図12は、処理実行情報の一例を示す説明図である。図12に示すように、処理実行情報は、コマンドIDと、パラメータと、を含む。なお、上述したように、コマンドIDに替えてコマンドを用いてもよい。
ネットワークに接続されたプロジェクタ200や複合機202等の各機器は、所定時間毎にキュー1140を確認する。そして、自機器の機器IDに対応する処理実行情報がキュー1140に格納されている場合には、各機器は、自機器の機器IDに対応する処理実行情報を読取り、該処理実行情報によって示される処理を実行する。
次に、以上のように構成された本実施の形態の情報処理装置1000で実行する管理処理について、具体例を挙げて説明する。
なお、管理処理における記憶変換処理については、実施の形態1と同様である(図7参照)。異なる点は、管理情報MDBの登録処理時に、機器からコマンド管理MDB及びコマンドDBについても受信して記憶部1100に登録する点である。
また、管理処理における情報通知処理についても、実施の形態1と同様である(図8参照)。
以下では、情報処理装置1000で実行する管理処理における、機器制御処理を説明する。図13は、本実施の形態の情報処理システム及び情報処理装置1000で実行される機器制御処理を示すシーケンス図である。
例えば、操作端末300を携帯したユーザが、1または複数の機器の各々について、特定の処理の実行要求を希望したとする。
このような場合に、ユーザは、処理要求対象の機器の機器IDを取得する。本実施の形態では、例えば、ユーザの操作指示によって操作端末300から処置要求対象の機器であるプロジェクタ200へ、プロジェクタ200の機器IDを要求し、当該機器IDを受信する(ステップS80、ステップS82)。
なお、該操作端末300を携帯するユーザが、処理対象の機器の機器IDを取得する方法は、実施の形態1と同様に、このような方法に限られない。
次に、操作端末300は、処理対象の機器IDと、該機器IDによって特定される機器(ここではプロジェクタ200)で特定の処理を実行させるための実行要求と、を情報処理装置1000へ送信する(ステップS84)。
機器IDの指定された実行要求を受信した情報処理装置1000の機器管理アプリケーション1020は、APIを利用して、管理制御部1200に対して該実行要求に応じた処理要求を送信する(ステップS86)。
管理制御部1200は、機器管理アプリケーション1020からAPIを介して、操作端末300から受け付けた機器IDを指定した実行要求に応じた処理要求を受け付ける。そして、受け付けた実行要求を、情報制御部1240へ送信する(ステップS88)。
情報制御部1240の作成部1242は、管理制御部1200から処理要求を受け付ける。そして、情報制御部1240は、受け付けた処理要求で指定された機器ID毎に、各機器IDに対応する、処理要求で指定された機能に対応するコマンド、及び該コマンドのコマンドIDに対応するデータタイプを、記憶部1100から読み取る(ステップS90、S92)。
そして、作成部1242は、指定された各機器ID毎に、処理要求で指定された実行対象の機能に対応するコマンドまたはコマンドIDと、該コマンドIDに対応するデータタイプに変換した、該処理要求で指定された該機能に対応するパラメータと、を含む処理実行情報を、作成する(ステップS94)。
次に、作成部1242は、作成した処理実行情報を、対応する機器IDに対応づけてキュー1140に格納する(ステップS96)。
ネットワークに接続された各機器は、所定時間毎に、キュー1140から処理実行情報を読み取る読取り処理を実行する(ステップS400)。
詳細には、まず、各機器として、例えばプロジェクタ200は、該プロジェクタ200の機器IDに対応する処理実行情報をキュー1140から読み取る(ステップS402、ステップS404)。なお、該機器IDに対応する処理実行情報がキュー1140に格納Sされていない場合には、ステップS400の読取処理を終了する。
そして、プロジェクタ200は、読み取った処理実行情報に含まれるコマンドに従って、各処理を実行する(ステップS406)。
このため、例えば、操作端末300から、実行要求として、情報処理システムに接続された複数の機器IDと、各機器IDの機器に対してネットワーク設定をあるパラメータに変更する処理を実行させるための実行要求と、が情報処理装置100に送信されたとする。
この場合、情報処理装置100では、該実行要求で指定された各機器IDによって特定される機器において、ネットワーク設定を該実行要求で指定されたパラメータに変更するためのコマンド(またはコマンドID)及びパラメータを含む処理実行情報を作成し、キュー1140に記憶することとなる。そして、ネットワークに接続された各機器では、キュー1140に記憶された自機器の機器IDに対応する処理実行情報に含まれるコマンドに従って処理を実行することで、ネットワーク設定を該実行要求で指定されたパラメータに変更する。
以上説明したように、本実施の形態の情報処理装置1000では、操作端末300から受け付けた処理要求が実行要求である場合には、作成部1242が、該処理要求で指定された実行要求に基づいて、処理実行情報を作成する。処理実行情報とは、処理要求で指定された実行対象の機能を、該処理要求で指定された機器IDの各機器で実行させるためのコマンド(またはコマンドID)、及びパラメータを含む情報である。また、各コマンド及びパラメータは、各機器IDによって特定される各機器で実行可能なコマンドであり、且つ各機器のデータ様式となっている。
このため、ネットワークに接続された各機器は、情報処理装置1000のキュー1140へアクセスし、キュー1140に格納されている各機器に対応する処理実行情報によって示される処理を実行することで、ユーザによって指定された処理を実行することができる。
従って、本実施の形態の情報処理装置1000では、新たな種類の機器が管理対象として追加された場合であっても、容易に対応することができる。
(実施の形態3)
実施の形態1では、操作端末300が、ユーザの処理要求対象の機器を一意に識別する機器ID(識別情報)と、該機器IDによって特定される機器の管理情報の取得要求と、情報処理装置(実施の形態1では情報処理装置100)に送信する場合を説明した。本実施の形態では、操作端末300が、履歴取得要求を情報処理装置(実施の形態1では情報処理装置100)に送信する場合を説明する。
各機器の有する機能の定義は、実施の形態1と同様である。
図14は、本実施の形態の情報処理装置100Aの機能的構成を示すブロック図である。
図14に示すように、情報処理装置100Aは、機器管理アプリケーション102A(実行部)、デバイス管理部104A、デバイス操作部108、記憶部110A(第1記憶部)、受信部112A、キュー114A、及びAPIを含む構成である。
なお、情報処理装置100Aでは、APIを境界とした上位の層に、機器管理アプリケーション102Aを有する。また、情報処理装置100Aでは、APIを境界とした下位の層に、デバイス管理部104A、デバイス操作部108、記憶部1100、受信部112A、キュー114Aを有する。デバイス操作部108及び機器検索管理部106は、実施の形態1と同様である。
機器管理アプリケーション102Aは、実施の形態1の機能に加えて更に、操作端末300から、履歴取得要求を受信する。すなわち、機器管理アプリケーション102Aは、機器IDの指定された取得要求、または履歴取得要求を受信する。
なお、機器管理アプリケーション102Aは、実施の形態2と同様に、操作端末300から機器IDの指定された実行要求を操作端末300から更に受信してもよい。なお、機器管理アプリケーション102Aが機器IDの指定された取得要求を受信した場合の処理は、実施の形態1と同様である。また、機器管理アプリケーション102Aが、機器IDの指定された実行要求を受信した場合の処理は、実施の形態2と同様である。
なお、情報処理装置100Aに接続可能な各機器では、処理履歴情報が作成される。各機器で作成される処理履歴情報は、複数の処理の履歴を含む。処理には、特定のファイルの取得や、各機器で実行可能な処理(印刷処理、表示処理、エラー復旧処理等)等があるが、これらに限られない。
履歴取得要求は、各機器の処理履歴情報の取得要求である。本実施の形態では、履歴取得要求は、各機器における処理履歴情報の内、特定の処理の履歴に含まれる、特定の項目の処理結果の取得要求である場合を説明する。
履歴取得要求は、具体的には、取得対象の処理を特定する特定情報と、取得対象の項目の識別情報(以下、項目名と称する場合がある)と、該項目名によって特定される項目に対応する記録内容の取得要求と、を含む。特定情報は、取得対象の処理を特定可能な情報であればよい。
機器管理アプリケーション102Aは、履歴取得要求について、APIを利用して、デバイス管理部104Aに対して該実行要求に応じた処理要求を送信する。
ここで、本実施の形態の情報処理装置100AにおけるAPIは、実施の形態1と同様に、パラメータ指定等予め定義された関数により、機器管理アプリケーション102Aからの履歴取得要求や、取得要求や、実行要求等の各種要求を受信可能とする。
APIは、当該関数により取得要求を受信した場合、デバイス管理部104Aに該取得要求で指定された機器IDの管理情報の取得を示す処理要求を行う。これによって、機器管理アプリケーション102Aは、APIを介して、操作端末300から受信した取得要求に応じた処理要求をデバイス管理部104Aに対して行う。この処理は、実施の形態1と同様である。
また、APIは、当該関数により実行要求を受信した場合、デバイス管理部104Aに該実行要求で指定された機器IDへ、該実行要求で指定された処理を実行するための処理実行情報の作成指示を示す処理要求を行う。これによって、機器管理アプリケーション102Aは、APIを介して、操作端末300から受信した実行要求に応じた処理要求をデバイス管理部104Aに対して行う。この処理は、実施の形態2と同様である。
また、APIは、当該関数により履歴取得要求を受信した場合、各機器から収集した処理履歴情報における、デバイス管理部104Aに該履歴取得要求に応じた履歴処理要求を行う。これによって、機器管理アプリケーション102Aは、APIを介して、操作端末300から受信した履歴取得要求に応じた履歴処理要求をデバイス管理部104Aに対して行う。
本実施の形態では、実施の形態1で説明した取得要求の関数、及び実施の形態2で説明した実行要求の関数と共に、履歴取得要求の関数がAPIとして提供されている。なお、取得要求の関数は実施の形態1と同じであり、実行要求の関数は実施の形態2と同じであるため説明を省略する。
3)履歴取得要求
<入力パラメータ>
取得対象の処理を特定する特定情報
取得対象の項目の識別情報(項目名)
パラメータ(各機器から収集した処理履歴情報における、該特定情報によって特定される処理の履歴に含まれる、該項目名によって特定される項目に対応する記録内容の取得要求を含む)
<応答>
取得対象の処理の特定情報
取得対象の項目の識別情報(項目名)
パラメータ(第2共通データ様式の記録内容)
このため、機器管理アプリケーション102Aは、入力パラメータを指定した履歴取得要求関数を呼び出すことにより、デバイス管理部104Aに対して、該履歴取得要求に応じた履歴処理要求を行う。
キュー114Aは、先入れ先出し方式(FIFO)のキューであり、メモリ等の記憶媒体上に生成される。キュー114Aには、実施の形態1と同様に、各機器のデータ様式の管理情報が格納される。この各機器のデータ様式の管理情報は、実施の形態1と同様に、デバイス管理部104Aによって所定時間毎に読み出され、記憶部110Aに格納される。
また、キュー114Aには、デバイス管理部104Aで作成された、処理要求で指定された実行要求に基づいて作成された処理実行情報が、該処理実行情報による処理を実行する対象の機器IDに対応づけて記憶される。この処理実行情報は、実施の形態2と同様であるため、詳細な説明を省略する。
本実施の形態では、更に、キュー114Aには、各機器のデータ様式の処理履歴情報が格納される。この各機器のデータ様式の処理履歴情報は、デバイス管理部104Aによって所定時間毎に読み出され、記憶部110Aに格納される。
なお、キュー114Aに格納された、上記各機器のデータ様式の管理情報や、上記各機器のデータ様式の処理履歴情報は、デバイス管理部104Aが各情報を用いて各種処理を実行するときに読み出され、記憶部110Aに格納される形態であってもよい。
ネットワークに接続されたプロジェクタ200や複合機202等の各機器は、各機器で処理履歴情報が更新される度に、各機器のデータ様式の更新後の処理履歴情報を情報処理装置100Aへ送信する。各機器から各機器のデータ様式の処理履歴情報を受け付けた情報処理装置100Aでは、受け付けた処理履歴情報をキュー114Aへ格納する。
なお、各機器は、各機器で処理履歴情報が更新されたときに、更新された処理の履歴のみを情報処理装置100Aへ送信してもよい。
各機器は、実施の形態2と同様に、所定時間毎にキュー114Aを確認する。そして、自機器の機器IDに対応する処理実行情報がキュー114Aに格納されている場合には、各機器は、自機器の機器IDに対応する処理実行情報を読取り、該処理実行情報によって示される処理を実行する。
記憶部110Aは、各種データを記憶するハードディスクドライブ装置、フラッシュメモリ等の記憶媒体である。
記憶部110Aは、実施の形態1と同様に、各機器から取得した各機器のデータ様式の管理情報や、第1変換規則や、機種コードDBや、各機器の管理情報MDB等を記憶する。また、記憶部110Aは、実施の形態2と同様に、各機器のコマンド管理MDBと、各機器のコマンドDBとを記憶する。
また、本実施の形態では、記憶部110Aは、更に、各機器から取得した各機器のデータ様式の処理履歴情報、ログ定義データベース(以下、ログ定義DBと称する)、変換後データベース(以下、変換後DBと称する)、及び第2変換規則等を更に記憶する。
図15は、各機器のデータ様式の処理履歴情報の一例の説明図である。なお、図15には、処理履歴情報に含まれる、ある特定の処理として、各機器が情報処理装置100A上にあるデータ「/sample/data/1」を取得する処理を行ったときの、処理の履歴を示した。また、本実施の形態では、機器が、複合機、TV会議用端末、及びおプロジェクタである場合を例に挙げて説明するが、これらに限られない。なお、各機器のデータ様式の処理履歴情報には、1つの処理の履歴のみではなく、複数の処理の履歴が含まれていてもよいが、図15には、一例を示した。
図15(A)は、複合機のデータ様式で示された処理履歴情報の一例の説明図である。図15(B)は、プロジェクタのデータ様式で示された処理履歴情報の一例の説明図である。図15(C)は、テレビ(TV)会議用端末のデータ様式で示された処理履歴情報の一例の説明図である。
なお、これらの機器履歴情報は、機器IDに対応づけて記憶部110Aに記憶される。具体的には、例えば、図15(A)に示す処理履歴情報は、機器ID“MFP1”(複合機を示す)に対応づけて記憶されている。また、図15(B)に示す処理履歴情報は、機器ID“プロジェクタ1”(プロジェクタを示す)に対応づけて記憶されている。同様に、図15(C)に示す処理履歴情報は、機器ID“TV会議用端末1”(TV会議用端末を示す)に対応づけて記憶されている。
処理履歴情報は、上述したように、各機器で実行した処理の履歴を示す情報である。処理履歴情報は、予め機器毎(または機種毎)に定められた定義(スキーマ)に応じた項目に対応する記録内容を、該定義によって定められた記載方式(データフォーマット、単位等)で、実行した処理毎に記載した情報である。すなわち、処理履歴情報における各機器のデータ様式とは、機器毎に定められた項目名、項目名によって特定される項目に対応する記録内容の記載方式を示す。すなわち、処理履歴情報は、各機器または各機種に応じたデータ様式であり、互いに異なる場合がある。
処理履歴情報に記録される項目には、処理日時、処理状態(ステータス)、処理方法、処理内容(データ格納場所)、処理結果、処理時間等があるが、これらに限られない。また、各項目に対応する記録内容のフォーマットや単位には、機器毎に、任意のフォーマットが定められている。なお、本実施の形態では、項目の1例である「処理内容」を、取得対象の処理を特定する特定情報として用いる場合を説明する。
図15(A)は、複合機で記録する該複合機のデータ様式の処理履歴情報の一例を示す。図15(B)は、プロジェクタで記録する該プロジェクタのデータ様式の処理履歴情報の一例を示す。図15(C)は、TV会議用端末で記録する該TV会議用端末のデータ様式の処理履歴情報の一例を示す。
図15(A)、図15(B)、図15(C)に示すように、各機器が情報処理装置100A上にあるデータ「/sample/data/1」を取得した場合に、各機器で記録する処理履歴情報のデータ様式は、互いに異なるデータ様式となる。
具体的には、図15(A)、図15(B)、図15(C)に示すように、項目名の定義、及び項目名によって特定される項目に対応する記録内容(フォーマットや単位等)が異なる。例えば、図15(A)に示す処理履歴情報では、情報処理装置100A上にあるデータ「/sample/data/1」の取得に要した処理時間をマイクロ秒で示している。図15(A)に示す例では、「3098.832」マイクロ秒である。なお、図15(A)に示す例では、該処理時間の項目名は付与せず、処理の履歴の末尾に処理時間を示す形式となっている。
一方、図15(B)に示す処理履歴情報では、情報処理装置100A上にあるデータ「/sample/data/1」の取得に要した処理時間をミリ秒で示している。図15(B)に示す例では、「4.075」ミリ秒である。また、本実施の形態では、プロジェクタでは、処理時間を示す項目の項目名を「total_runtime」としている。同様に、図15(C)に示す処理履歴情報では、情報処理装置100A上にあるデータ「/sample/data/1」の取得に要した処理時間をミリ秒で示している。図15(C)に示す例では、「3.999」ミリ秒である。また、本実施の形態では、TV会議用端末では、処理時間を示す項目の項目名を「total=」で示している。
図16(A)は、ログ定義DBの説明図である。図16(A)に示すように、ログ定義DBは、機器IDと、処理履歴情報の定義(ログの定義と称する場合がある)と、を対応づけたテーブルである。
図16(B)は、複合機のログの定義の一例の説明図である。図16(C)は、プロジェクタのログの定義の一例の説明図である。図16(D)は、TV会議用端末のログの定義の一例の説明図である。
ログの定義とは、対応する機器IDのログの定義(スキーマ)を示す。本実施の形態では、ログの定義は、対応する機器IDによって特定される機器の処理履歴情報のデータ構造を示す。具体的には、ログの定義は、対応する機器IDによって特定される機器の、処理履歴情報として記録する項目の項目名や、各項目名によって特定される項目に対応する記録内容のデータ形式や単位等を、処理履歴情報に記録する順に定義したものである。
図17は、第2変換規則の一例を示す説明図である。
第2変換規則は、種類の異なる複数の機器の各々の処理履歴情報のデータ様式を、これらの複数の機器に共通するデータ様式としての第2共通データ様式に変換するための変換規則を定めたものである。
図17に示すように、第2変換規則は、共通項目名と、機器IDと、機器毎のデータ様式の処理履歴情報における対応する項目名と、を対応づけたテーブルである。
例えば、図17に示すように、本実施の形態では、第2変換規則において、処理時間を示す共通項目名として「totalTime」を定めている。また、第2変換規則では、この共通項目名「totalTime」に対応する、各機器の処理履歴情報における対応する項目名として、機器ID“MFP1”については「ResponseTime」、機器ID“プロジェクタ1”については「total_runtime」、機器ID“TV会議用端末1”については「total」を対応づけている。第2変換規則は、同様にして、処理履歴情報に含まれる他の項目についても、共通項目名と、機器IDと、機器毎のデータ様式の処理履歴情報における対応する項目名と、を対応づけている。
なお、第2変換規則は、種類の異なる複数の機器の各々の処理履歴情報のデータ様式を、第2共通データ様式に変換するための変換規則を定めたものであればよく、図17に示す形態に限られない。また、第2変換規則は、予め情報処理装置100A側で作成し、記憶部110Aに記憶しておけばよい。
図14に戻り、デバイス管理部104Aは、ネットワークに接続される各機器の管理を行う。デバイス管理部104は、管理制御部120Aと、変換部122Aと、情報制御部124Aと、を有する。
管理制御部120Aは、機器管理アプリケーション102からAPIを介して、操作端末300から受け付けた機器IDを指定した取得要求に応じた処理要求を受け付ける。そして、受け付けた処理要求を、情報制御部124へ送信する。この処理は、実施の形態1の管理制御部120と同様である。また、管理制御部120Aは、実施の形態1の管理制御部120と同様に、処理要求に含まれる機器IDに対応する管理情報MDBが記憶部110に格納されていなかった場合には、機器検索管理部106の機器検索部116へ該機器IDの機器検索要求を送信する。
本実施の形態では、管理制御部120Aは、更に、機器管理アプリケーション102AからAPIを介して、操作端末300から受け付けた履歴取得要求に応じた処理要求を受け付ける。そして、管理制御部120Aは、受け付けた処理要求を、情報制御部124Aへ送信する。
情報制御部124Aは、キュー114Aに格納された、各機器のデータ様式の処理履歴情報を読取り、記憶部110Aに格納する。また、情報制御部124Aは、新たな処理履歴情報を記憶部110Aへ格納すると、変換部122Aへ変換後DB作成要求(詳細後述)を送信する。また、情報制御部124Aは、管理制御部120Aから履歴処理要求を受け付けると、変換部122Aへ第2変換要求を行う。
第2変換要求は、各機器のデータ様式の処理履歴情報を、第2変換規則に基づいて、第2共通データ様式に変換することを指示する情報である。
本実施の形態では、第2変換要求は、操作端末300から受け付けた履歴取得要求に応じた履歴処理要求に含まれる、取得対象の処理を特定する特定情報と、取得対象の項目の識別情報(項目名)と、該項目名によって特定される項目に対応する記録内容の取得要求とを含む。
変換部122Aは、情報制御部124Aから変更後DB作成要求、及び第2変換要求を受け付ける。
変換部122Aは、変更後DB作成処理、及び変換処理を実行する。
まず、変更後DB作成処理について説明する。変換部122Aは、所定時間毎、または、情報制御部124Aから変換後DB作成要求を受け付けると、変換後DB作成処理を実行する。変換後DB作成処理は、機器毎の変換後DBを作成する処理である。変換後DBは、各機器のデータ様式の処理履歴情報に含まれる各項目に対応する記録内容を、該各機器の処理履歴情報のデータ様式で定義されている項目名に対応づけたテーブルである。
詳細には、まず、変換部122Aは、記憶部110Aに記憶されている、各機器IDに対応するログ定義DBと、各機器IDに対応する各機器のデータ様式の処理履歴情報と、を読取る。
そして、変換部122Aは、機器ID毎に、変換後DBを作成する。詳細には、変換部122Aは、機器ID毎に、ログ定義DBに示される項目名を読取る。そして、変換部122Aは、読取った項目名と、各機器のデータ様式の処理履歴情報における該項目名によって特定される項目に対応する記録内容と、を対応づけることで、各機器IDに対応する変換後DBを作成する。
図18は、各機器IDに対応する変換後DBの一例を示す説明図である。図18(A)は、機器ID“MFP1”に対応する変換後DBの一例を示す説明図である。図18(B)は、機器ID“プロジェクタ1”に対応する変換後DBの一例を示す説明図である。図18(C)は、機器ID“TV会議用端末1”に対応する変換後DBの一例を示す模式図である。
同様に、変換部122Aは、例えば、図15(A)に示す、機器ID“MFP1”に対応する処理履歴情報に示される、各項目に対応する記録内容と、図16(A)に示す、機器ID“MFP1”に対応するログの定義における該記録内容に対応する項目名と、を対応づけることで、図18(A)に示す変換後DBを作成する。
変換部122Aは、例えば、図15(B)に示す、機器ID“プロジェクタ1”に対応する処理履歴情報に示される、各項目に対応する記録内容と、図16(B)に示す、機器ID“プロジェクタ1”に対応するログの定義に示される対応する項目名と、を対応づけることで、図18(B)に示す変換後DBを作成する。
同様に、変換部122Aは、例えば、図15(C)に示す、機器ID“TV会議用端末1”に対応する処理履歴情報に示される、各項目に対応する記録内容と、図16(C)に示す、機器ID“TV会議用端末1”に対応するログの定義に示される対応する項目名と、を対応づけることで、図18(C)に示す変換後DBを作成する。
図14に戻り、次に、変換処理について説明する。
変換部122Aは、第2変換要求を受け付けると、変換処理を実行する。変換処理は、第2変換要求と第2変換規則に基づいて、各機器のデータ様式の処理履歴情報を、各機器に共通する第2共通データ様式に変換する処理である。
本実施の形態では、変換部122Aは、まず、各機器のデータ様式の処理履歴情報における、第2変換要求で指定された特定情報によって特定される処理の履歴を読取る。そして、変換部122Aは、読取った各機器の処理の履歴に含まれる、第2変換要求で指定された項目名によって特定される項目に対応する記録内容を読取る。この処理によって、変換部122Aは、データ様式の異なる各機器の処理履歴情報から、第2変換要求によって指定された特定の処理の記録内容を読取る。そして、変換部122Aは、読取った記録内容を含む処理履歴情報を、複数の機器に共通する第2共通データ様式の処理履歴情報として情報制御部124Aへ送信する。
詳細には、まず、変換部122Aは、第2変換要求で指定された特定情報によって特定される処理の履歴を抽出する。
例えば、第2変換要求で指定された特定情報が「URI:/sample/data/1」であったとする。この場合、変換部122Aは、まず、該特定情報に含まれる項目名「URI」に対応する共通項目名を、第2変換規則(図17参照)から読取る。なお、特定情報に含まれる項目名が共通項目名として第2変換規則に定められている場合には、該共通項目名を読取る。本実施の形態では、変換部122Aは、例えば、共通項目名として「URI」を読取る。
そして、変換部122Aは、読取った共通項目名に対応する、機器毎の項目名を、第2変換規則から読取る。
具体的には、変換部122Aは、共通項目名「URI」に対応する各機器IDの項目名として、機器ID“MFP1”については「Location」、機器ID“プロジェクタ1”については「path」、機器ID“TV会議用端末1”については「URI」を読取る。
次に、変換部122Aは、各機器IDに対応する変換後DBの内、第2変換要求で指定された特定情報によって特定された共通項目名「URI」に対応する各機器IDの項目名と、該特定情報に含まれる記録内容「/sample/data/1」と、を含む変換後DBを読取る。これによって、変換部122Aは、第2変換要求で指定された特定情報によって特定される処理の履歴を抽出する。
本実施の形態では、変換部122Aは、機器ID“MFP1”については、共通項目名「URI」に対応する項目名「Location」と、記録内容「/sample/data/1」と、を含む変換後DBを読取る(図18(A)参照)。
また、変換部122Aは、機器ID“プロジェクタ1”については、共通項目名「URI」に対応する項目名「path」と、記録内容「/sample/data/1」と、を含む変換後DBを読取る(図18(B)参照)。
また、変換部122Aは、機器ID“TV会議用端末1”については、共通項目名「URI」に対応する項目名「URI」と、記録内容「/sample/data/1」と、を含む変換後DBを読取る(図18(C)参照)。
次に、変換部122Aは、第2変換要求で指定された特定情報によって特定される処理の履歴から、該第2変換要求で指定された、取得対象の項目の項目名に対応する記録内容を読取る。
詳細には、変換部122Aは、第2変換要求で指定された、取得対象の項目の項目名「totalTime」に対応する共通項目名を、第2変換規則(図17参照)から読取る。なお、第2変換要求で指定された項目名が共通項目名として第2変換規則に定められている場合には、該共通項目名を読取る。本実施の形態では、変換部122Aは、第2変換要求で指定された、取得対象の項目の項目名「totalTime」に対応する共通項目名として「totalTime」を読取る。
そして、変換部122Aは、読取った共通項目名に対応する、各機器における項目名を第2変換規則(図17参照)から読み取る。
具体的には、変換部122Aは、共通項目名「totalTime」に対応する各機器IDの項目名として、機器ID“MFP1”については項目名「ResponseTime」、機器ID“プロジェクタ1”については項目名「total_runtime」、機器ID“TV会議用端末1”については項目名「total」を読取る。
次に、変換部122Aは、読取った各機器における項目名に対応する記録内容を、変換後DBから読み取る。
具体的には、変換部122Aは、機器ID“MFP1”に対応する図18(A)に示す変換後DBから、項目名「ResponseTime」に対応する記録内容である「3098.832」を読取る。また、変換部122Aは、機器ID“プロジェクタ1”に対応する図18(B)に示す変換後DBから、項目名「total_runtime」に対応する記録内容である「4.075」を読取る。また、変換部122Aは、機器ID“TV会議用端末1”に対応する図18(C)に示す変換後DBから、項目名「total」に対応する記録内容である「3.999」を読取る。
そして、変換部122Aは、取得対象の記録内容の単位が異なる場合には、単位を揃える。単位が異なるか否かは、取得した記録内容の項目名に対応する単位を、各機器IDに対応するログの定義(図16参照)を読取ることによって判断すればよい。
そして、変換部122Aは、第2変換要求で指定された特定情報と、取得対象の項目の識別情報と、上記読取った記録内容と、該記録内容に対応する機器の機器IDと、を、含む情報を、第2共通データ様式の処理履歴情報として、情報制御部124Aへ送信する。
このように、変換部122Aは、第2変換規則に基づいて、機器毎のデータ様式の処理履歴情報から、第2変換要求で指定された取得対象の項目の項目名に対応する記録内容を抽出することで、複数の機器に共通する第2共通データ様式の処理履歴情報を作成し、情報制御部124Aへ送信する。
情報制御部124Aは、変換部122Aへ第2変換要求を行った後に、変換部122Aから第2共通データ様式の処理履歴情報を受け付けると、受け付けた第2共通データ様式の処理履歴情報を管理制御部120Aへ送信する。
管理制御部120Aは、第2共通データ様式の処理履歴情報を機器管理アプリケーション102Aへ送信する。機器管理アプリケーション102Aでは、デバイス管理部104Aから受け付けた、第2共通データ様式の処理履歴情報を、対応する履歴取得要求を送信した操作端末300へ送信する。
次に、以上のように構成された本実施の形態の情報処理システム及び情報処理装置100Aで実行する管理処理について、具体例を挙げて説明する。
図19は、処理履歴の記憶処理のシーケンス図である。
なお、図19は、情報処理システムのネットワークに接続された機器としてプロジェクタ200を例に挙げて説明するが、他の機器が接続された場合も同じである。
まず、プロジェクタ200の図示を省略する電源スイッチがユーザによって操作指示されることで、プロジェクタ200の装置各部に電力が供給されると、プロジェクタ200は、情報処理装置100Aにネットワークを介して接続された状態となる。すると、プロジェクタ200は、該プロジェクタ200Aの機器IDを情報処理装置100へ送信する(ステップS200)。
情報処理装置10Aの機器検索部116は、該機器IDを受け付けると、該機器IDをネットワークに接続された状態にある機器のIDとして記憶部110Aに格納する(ステップS202)。この処理は、実施の形態1と同様である。
次に、プロジェクタ200が、所定時間毎、または、処理履歴情報を更新する度に、処理履歴情報を、プロジェクタ200のデータ様式で情報処理装置100Aへ送信する(ステップS204)。該処理履歴情報は、情報処理装置100Aのキュー114Aに登録される。
そして、情報処理装置100のAの情報制御部124Aでは、所定時間毎にキュー114Aに登録されている各機器のデータ様式の処理履歴情報を取得し(ステップS206、ステップS208)、記憶部110Aに格納する(ステップS210)。
そして、情報制御部124Aは、新たな処理履歴情報を記憶部110Aへ格納すると、変換部122Aへ変換後DB作成要求を送信する(ステップS212)。
変換後DB作成要求を受け付けた変換部122Aは、記憶部110Aに記憶されている、各機器IDに対応するログ定義DBと、各機器IDに対応する各機器のデータ様式の処理履歴情報と、を読取る(ステップS214、ステップS216)。
そして、変換部122Aは、機器ID毎に、変換後DBを作成する(ステップS218)。そして、作成した変換後DBを、機器IDに対応づけて記憶部110Aに記憶する(ステップS220)。
次に、情報処理装置100Aで実行される、履歴情報通知処理を具体的に説明する。図20は、本実施の形態の情報処理システム及び情報処理装置100Aで実行される履歴取得処理を示すシーケンス図である。
例えば、ユーザによる操作指示によって操作端末300から情報処理装置100Aへ、履歴取得要求を送信したとする(ステップS304)。情報処理装置100Aの機器管理アプリケーション102Aは、APIを利用して、管理制御部120Aに対して該履歴取得要求に応じた履歴処理要求を送信する(ステップS306)。
管理制御部120Aは、機器管理アプリケーション102AからAPIを介して、操作端末300から受け付けた履歴処理要求に応じた履歴処理要求を受け付ける。そして、受け付けた履歴処理要求を、情報制御部124Aへ送信する(ステップS308)。
情報制御部124Aは、管理制御部120Aから履歴処理要求を受け付ける。そして、情報制御部124Aは、受け付けた履歴処理要求に応じた第2変換要求を、変換部122Aへ送信する(ステップS310)。
第2変換要求を受け付けた変換部122Aは、記憶部110Aに記憶されている第2変換規則や、各機器IDに対応する変換後DBや、各機器IDに対応するログの定義を読取り(ステップS312、ステップS314)、変換処理を実行する(ステップS316)。
そして、変換部122Aは、変換処理によって作成した、複数の機器に共通する第2共通データ様式の処理履歴情報を、情報制御部124Aへ送信する(ステップS318)。
情報制御部124Aは、変換部122Aから、第2共通データ様式の処理履歴情報を受け付けると、管理制御部120Aへ送信する(ステップS320)。管理制御部120Aは、第2共通データ様式の処理履歴情報を機器管理アプリケーション102Aへ送信する(ステップS322)。機器管理アプリケーション102Aでは、デバイス管理部104Aから受け付けた、第2共通データ様式の処理履歴情報を、対応する履歴取得要求を送信した操作端末300へ送信する(ステップS324)。
次に、ステップS316の変換処理について説明する。
図21は、変換部122Aが実行する変換処理の手順を示すフローチャートである。
まず、変換部122Aは、第2変換規則を読取る(ステップS400)。
次に、変換部122Aは、第2変換要求によって指定された特定情報に対応する、各機器のデータ様式の履歴情報における項目名を読取る(ステップS402)。詳細には、変換部122Aは、第2変換要求によって指定された特定情報に含まれる項目名に対応する共通項目名を、第2変換規則から読取る。そして、変換部122Aは、読取った共通項目名に対応する、機器毎の項目名を、第2変換規則から読取る。
次に、変換部122Aは、各機器IDに対応する各機器のデータ様式の処理履歴情報から、第2変換要求で指定された特定情報によって特定される処理の履歴を抽出する(ステップS404)。
次に、変換部122Aは、第2変換要求で指定された特定情報によって特定される処理の履歴から、該第2変換要求で指定された、取得対象の項目の項目名に対応する記録内容を読取る(ステップS406)。
次に、変換部122Aは、ステップS406で読取った記録内容の単位が異なる場合には、単位を揃える(ステップS408)。
そして、本ルーチンを終了する。
ステップS400〜ステップS408の処理を実行することによって、変換部122Aは、第2変換規則に基づいて、機器毎のデータ様式の処理履歴情報から、第2変換要求で指定された取得対象の項目の項目名に対応する記録内容を抽出することで、複数の機器に共通する第2共通データ様式の処理履歴情報を作成する。
以上説明したように、本実施の形態の情報処理装置100Aでは、変換部122Aが、第2変換規則に基づいて、機器毎のデータ様式の処理履歴情報から、第2変換要求で指定された取得対象の項目の項目名に対応する記録内容を抽出することで、複数の機器に共通する第2共通データ様式の処理履歴情報を作成する。第2変換規則は、種類の異なる複数の機器の各々の処理履歴情報のデータ様式を、これらの複数の機器に共通するデータ様式としての第2共通データ様式に変換するための変換規則である。
従って、本実施の形態の情報処理装置100Aでは、上記実施の形態1の加えて、各機器のデータ様式の処理履歴情報を、これらのデータ様式の差異を吸収して処理することができる。
また、第2変換規則は、共通項目名と、機器IDと、機器毎のデータ様式の処理履歴情報における対応する項目名と、を対応づけたテーブルである。このため、情報処理装置100Aでは、第2変換規則によって、各機器のデータ様式の処理履歴情報に含まれる項目の項目名を、同じ意味を有する共通項目名と対応づけて管理することができる。このため、データ様式の異なる複数種類の処理履歴情報を、一括して管理することができる。
実施の形態1〜実施の形態3の情報処理装置は、CPUなどの制御装置と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置などの外部記憶装置と、ディスプレイ装置などの表示装置と、キーボードやマウスなどの入力装置を備えたハードウェア構成となっている。
実施の形態1〜実施の形態3の情報処理装置や情報処理システムで実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施の形態1〜実施の形態3の情報処理装置や情報処理システムで実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施の形態1〜実施の形態3で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、実施の形態1〜実施の形態3の情報処理装置や情報処理システムで実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
実施の形態1〜実施の形態3の情報処理装置や情報処理システムで実行されるプログラムは、上述した各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から各プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、主記憶装置上に生成されるようになっている。
100、1000、100A 情報処理装置
102、1020、102A 機器管理アプリケーション
110、1100、110A 記憶部
112、112A 受信部
114、1140、114A キュー
122、122A 変換部
124、1240、124A 情報制御部
1242 作成部
特許第4185661号公報 特開2004−171277号公報

Claims (8)

  1. 種類の異なる複数の機器にネットワークで接続可能な情報処理装置であって、
    前記複数の機器の各々から、各機器に対応するデータ様式で各機器の管理情報を受信する受信部と、
    前記管理情報を前記複数の機器に共通する第1共通データ様式の管理情報に変換するための第1変換規則、及び、前記複数の機器の各々の前記管理情報のマスターデータであって、前記複数の機器の各々の識別情報ごとに、前記管理情報に含まれる複数の管理項目の各々と前記管理項目のデータ様式とを対応づけた前記マスターデータ、を記憶した第1記憶部と、
    前記機器が当該情報処理装置に接続されたときに、前記機器から前記機器の識別情報を取得し、前記識別情報または前記識別情報に対応する前記マスターデータが前記第1記憶部に記憶されていない場合に、前記機器から前記マスターデータを取得し、前記第1記憶部へ登録する機器検索部と、
    前記第1変換規則及び前記マスターデータに基づいて、受信した前記管理情報を前記第1共通データ様式の管理情報に変換する変換部と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記受信部は、前記複数の機器の各々から、各機器に対応するデータ様式で、各機器の前記識別情報及び前記管理項目に対応する実績値を含む前記管理情報を受信し、
    前記変換部は、受信した前記実績値を含む管理情報を、前記機器の識別情報、前記マスターデータ、及び前記第1変換規則に基づいて、前記第1共通データ様式の管理情報に変換する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. ネットワークに接続された操作端末から、前記複数の機器のいずれかの前記識別情報を含む、前記管理情報の取得要求を受信する要求受信部と、
    受信した前記識別情報によって特定される前記機器に対応する前記第1共通データ様式の管理情報を、前記操作端末に送信する情報制御部と、
    を更に備えた、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1記憶部は、ネットワークに接続対象の前記複数の機器毎に、前記機器の識別情報、前記機器で各処理を実行するためのコマンド、及び該コマンドの実行に必要なパラメータを対応づけて更に記憶し、
    ネットワークに接続された操作端末から、前記複数の機器のいずれかの前記識別情報と、該識別情報によって特定される前記機器で特定の処理を実行させるための実行要求と、を受信する要求受信部と、
    前記実行要求に基づいて、該実行要求で指定された前記識別情報及び処理に対応するコマンドと、該コマンドの実行に必要なパラメータと、を含む処理実行情報を作成し、作成した該処理実行情報を該識別情報に対応づけて第2記憶部に記憶する情報制御部と、
    を更に備えた、請求項1または請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記情報制御部に対する処理要求を受信可能な、予め定めた関数により定義されたアプリケーションプログラムインターフェースを更に備え、
    前記要求受信部は、前記アプリケーションプログラムインターフェースを介して前記処理要求を行う、請求項3または請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記受信部は、前記複数の機器の各々から、各機器に対応するデータ様式で各機器の処理履歴情報を更に受信し、
    前記第1記憶部は、前記処理履歴情報を前記複数の機器に共通する第2共通データ様式の処理履歴情報に変換するための第2変換規則を更に記憶し、
    前記変換部は、前記第2変換規則に基づいて、受信した前記処理履歴情報を前記第2共通データ様式の処理履歴情報に変換する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 種類の異なる複数の機器にネットワークで接続可能な情報処理装置で実行される情報処理方法であって、
    前記複数の機器の各々から、各機器に対応するデータ様式で各機器の管理情報を受信するステップと、
    前記管理情報を前記複数の機器に共通する第1共通データ様式の管理情報に変換するための第1変換規則、及び、前記複数の機器の各々の前記管理情報のマスターデータであって、前記複数の機器の各々の識別情報ごとに、前記管理情報に含まれる複数の管理項目の各々と前記管理項目のデータ様式とを対応づけた前記マスターデータ、を記憶した第1記憶部における、前記第1変換規則及び前記マスターデータに基づいて、受信した前記管理情報を前記第1共通データ様式の管理情報に変換するステップと、
    前記機器が前記情報処理装置に接続されたときに、前記機器から前記機器の識別情報を取得し、前記識別情報または前記識別情報に対応する前記マスターデータが前記第1記憶部に記憶されていない場合に、前記機器から前記マスターデータを取得し、前記第1記憶部へ登録するステップと、
    を含む、情報処理方法。
  8. 種類の異なる複数の機器にネットワークで接続可能なコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記複数の機器の各々から、各機器に対応するデータ様式で各機器の管理情報を受信するステップと、
    前記管理情報を前記複数の機器に共通する第1共通データ様式の管理情報に変換するための第1変換規則、及び、前記複数の機器の各々の前記管理情報のマスターデータであって、前記複数の機器の各々の識別情報ごとに、前記管理情報に含まれる複数の管理項目の各々と前記管理項目のデータ様式とを対応づけた前記マスターデータ、を記憶した第1記憶部における、前記第1変換規則及び前記マスターデータに基づいて、受信した前記管理情報を前記第1共通データ様式の管理情報に変換するステップと、
    前記機器が前記コンピュータに接続されたときに、前記機器から前記機器の識別情報を取得し、前記識別情報または前記識別情報に対応する前記マスターデータが前記第1記憶部に記憶されていない場合に、前記機器から前記マスターデータを取得し、前記第1記憶部へ登録するステップと、
    を前記コンピュータに実行させるプログラム。
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